ヤマト運輸が小型荷物の配達を委託していた3万人との契約を2024年度末までに完全終了で起こる影響

以前アナウンスされていた、配達状況を見ることができるものの宅配便のように時間指定はできず、基本は郵便受けに投函される小型の荷物について、ヤマト運輸は専門に雇っていた約3万人いた委託配達員との契約を2024年度末までに終了することが正式に決定したようです。その後の対応は、ネコポスやメール便などの荷物は日本郵便に委託されるということです。

確かに電子メールやSNSの一般化とともに、郵便物は減少し続けている中で日本郵政としては業績アップが見込め、ヤマト運輸としては、事業の整理を行なうことができるということで双方にとってメリットのある決定なのかも知れませんが、利用者の方から見ると、サービスレベルがどうなるか不透明な点が多すぎます。

私のところで言うと、こちらから出すのではなくメルカリで受け取る場合にネコポスが対象になっていることが結構在るのですが、自宅の郵便受けは書類関係は普通に入るのですが、厚みのある荷物は入らないため配達員の方が直接手渡しをしてくれる場合が多いのですが、問題なのは宅急便のように時間指定ができないので、今のままだとずっと家にいないと早く受け取ることができない状況が増えるということです。これは、配達をされている側としても、わざわざ対面で渡さなければならないとなると仕事量が増えますし、不在の場合には再配達が必要なので、新たに委託を受けた日本郵便の側としても大変なことは容易に類推することができます。

個人的には、先日時間指定をして配達を待っていた荷物を、急用で少し家を空けた時に配達に来られたようで、無念の再配達になってしまいました。ネットショッピングで注文した時にはほとんど家で待っていられる環境であっても、イレギュラーな場面というものは訪れるので、配達する人の労力を軽減するために、いよいよ自宅でも宅配ボックスを設置することも考えないとも思えます。宅配便の場合は高額な品物の場合、他人に荷物を取られてしまうと大きな損害になりますが、郵便受けに入らないからと自宅訪問してもらうのはやはり心苦しいですし、時間指定ができず、いつ配達されるのかわらならい、小さ目の荷物については「置き配」でも大丈夫かな? と思います。

今回の変更でヤマト運輸に出されたものを含む荷物を不在時にも受け取る方法について調べていたら、「OKKIPA」という専用の宅配ボックスなら、事前に郵便局に届け(依頼書)を出さなくても利用可能とのことです。小さく折りたたんで設置できるため、他人への邪魔になりません(集合住宅の場合は大きな宅配ボックスは通行の邪魔になる可能性もあります)。とりあえず、これを第一候補として、自宅に邪魔なならずに置くことのできる宅配ボックスについて、他社製品についても調べ、来年4月までには何らかの答えを出すつもりです。


カテゴリー: ノンジャンルコラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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