月別アーカイブ: 2022年5月

mineoの「マイそく」のウィークポイントは外で昼休みに動画配信が見られないこと

現在、私はmineoの最大1.5Mbpsで一日の中の23時間利用することができる「マイそく」を契約しているのですが、唯一のウィークポイントが一般的なお昼休みの時間(平日のPM0時~1時まで)が何と最大32kbpsまでスピードを絞られてしまうということです。逆に言うと平日お昼にネット利用をしなければいいのですが、昨日などはお昼に動画配信を見たいと思う場面があり、全てを我慢するのはあまり良くないような気がします。

というのも、無料インターネットテレビ放送の「AbemaTV」が連日大谷翔平選手が出場するMLBのエンゼルス戦の無料生中継を行なっているのです。AbemaTVはスマホにアプリを入れればすぐに放送が楽しめるので、昨日はそのおかげで大谷翔平選手が打った2本のホームランの決定的瞬間を見ることができた人も少なくないはずです。

しかし、mineoの「マイそく」一回線だけで何とかしようと思っている方は、平日お昼のほとんどのデータ通信料の発生するコンテンツ自体を見られないということになります。MLBのシーズンは秋まで続き、大谷選手が昨年並みに怪我をせずにシーズンを通してホームランを打ちまくり、投げては三振を量産するような活躍を見せるなら、やはりこの「マイそく」における「通信できない時間」を埋めるための方法について考えてみても良いのではないかと思います。

まず考えたのは、お昼休みに外に出て食事をする場合、公衆Wi-Fiを利用できる場所を選んで、モバイルデータ通信の代用にWi-Fiを使うという方法です。docomoやauが運営するWi-Fiは非契約者にも利用することができるようになっているので、そうしたアクセスポイントを狙うか、お店独自でWi-Fiのサービスを行なっているところにお昼に居るようにするかということをしっかり考えれば、「マイそく」にとっては魔の時間を回避することは可能でしょう。屋外でも安定してWi-Fiに接続できるスポットを知っていて、そこで過ごせるなら、それで十分かも知れません。

ちなみに、スマホでAbemaTVの配信動画を見る場合、画面下にある「マイページ」を選び、そこにあるアプリの設定から「通信節約モード」(モバイル回線時のデータ通信量を1GBあたり約10時間使える)にすると、1時間では約100MBのデータ量消費となるでしょう。毎日見たい試合が行なわれているわけではないと思うので、月あたり最大10回から15回くらいは見ると考えても、月1GBから1.5GBの高速クーポンがある回線を別に持っていれば、「マイそく」の平日昼間をカバーすることも可能でしょう。具体的には月3GBの容量がある回線を別に契約しても良いですし、au回線を使え昼間にも速度低下の心配が少ないと思われるpovo2.0のように必要な時に高速クーポンをトッピングするような使い方をして、お手持ちのスマホを2回線同時使用できるようにすることで(必要に応じて買い換えが必要になりますが)、「マイそく」の弱点をカバーすることはできるのではないでしょうか。

povo2.0以外で安く平日昼間に使える、IIJmioのeSIMによるデータ専用プランは基本2GBで月440円(現在3GBに増量中)とか、月290円の日本通信の「合理的290プラン」(eSIMでも通常のSIMでも契約可)で、こちらはデータ専用ではなく電話の利用も可能です。プランに付いてくる基本の1GBを使い切ったら追加1GBを220円で行なうことで1GB290円、2GB510円で使うパターンもあります。

ただ、MVNOの場合やはり平日昼間の速度低下が心配になる方もいるかも知れませんが、AbemaTVの「通信節約モード」はUQモバイルの「くりこしプランS」(低速時は最大300kbps)で試してみたところ、途切れずに放送中の動画の利用が可能でした。ですから、平日昼間のスピードが300kbpsくらい出ているならば、そこまで心配することもないような気もするのですが、実際に試したわけではないため、他サイトで実際に平日昼間のスピードについて言及しているサイトの情報を参考にすることもおすすめします。

基本的には、毎日見るわけではないが、見られるなら見たいという方であれば基本月0円運用のpovo2.0併用がおすすめになるでしょうし、これから本格的なシーズンに入るMLBを、大谷選手だけでなく他の選手が出ている試合も見たいというなら、最初から月2~3GBの高速データが利用できるところを選んで2回線運用するというのが対策と言えるのではないでしょうか。楽天モバイルの回線は1GB未満なら0円ですが、1GB超だと一気に月額が上がってしまいますので、その点は十分考えた上で回線契約を考えるようにしましょう。


電池や電源利用のグッズの他に違うアプローチで同じ機能のものを災害用に用意すべきか

ロシアとウクライナの戦争が続き、その影響は日本でも軽視できないものになってきました。エネルギーを生産できない日本では、今後も長らく電気代・ガス代は上がっていくだろうと思うのですが、昨日などは沖縄で緊急地震速報が出て地震が台湾付近で起こったようで、もしそんな状況の中で災害が起きて断水・停電したような場合はどうするべきなのか、さらに考える必要があるように思います。

一般的には大きな災害に遭遇した場合、避難所で生活するという風に考えがちですが、基本的には自宅が使えるなら、あえて避難所で多くの人の目にさらされながら生活をするよりも、自宅で生活を続けた方がストレスも少なくなるのではないかと思います。ここでは、自宅が大きな被害を受けず、自宅で避難生活をする場合について、何が必要なのかを考えていきたいと思います。

自宅で避難生活をするためのポイントですが、やはり問題になるのは飲料水と非常用トイレの備えは地域や天候に関係なくどこにいても必要になるだろうと思います。自宅の場合にはトイレは使えないものの(水洗で一回ごとに流すなど)、便座に大きなビニール袋をかぶせて下水の方に汚物を流さないようにして、一回ごとに携帯用トイレを使って「凝固」「消臭」をして処理する(携帯トイレで処理したものは一般的には燃えるゴミとして出すことになります)ようになるでしょう。その際、凝固剤は水を加えて固めるようになるので、もし用意できればペットボトルにセットしておしりを洗うことのできる手動ウォシュレットは、本来の利用方法の他、汚物に水をかけて凝固剤と反応させることもできるので、ぜひ今のうちに揃えておくことをおすすめします。災害の時だけではなく、海外旅行や車中泊の旅で温水洗浄便座がない場合でも役に立ちますので。このように、断水が解除され再びトイレが使えるようになるまでのトイレ問題をきちんとまずは考えるべきですが、その他にも考えなければいけないことがあります。

それは、季節的な問題でこれからの季節であれば夏の暑さ、さらに冬の寒さをどうするかということになります。夏の場合、私の自宅は玄関と窓を全て開ければかなり風が通って涼しくなりますが、そうすると隣家から自宅が丸見えになるだけでなく、外からいきなり人が入ってくることになると危険ですので(特に就寝時)、ある程度は自分で涼しくする工夫が必要になるでしょう。ここ数年はUSBで充電できる扇風機がはやりましたが、私の場合はDCモーター採用の扇風機を使っているので、小さ目のポータブルバッテリーでもソーラーパネルを使って充電しながら使い続けられれば、最悪寝る時の暑苦しさは何とかなるかなと思いつつ、うちわや扇子など、電気を使わないで風を送ることができるグッズも並行して用意しておくことが大事だと思います。

これは、明かりを考える上でも同じような事が言えるのではないかと思います。私自身、車中泊で使う明かりということでずっとおすすめしてきたのはLEDを使ったランタンや懐中電灯を、充電してくりかえし使えるエネループを入れて使うことでした。これだと火事の心配はなく、予備のエネループをこまめに充電しておけば、かなり長期に停電したとしても少なくとも明かりという点で困ることはないと思います。

ただ、電池を利用するLEDにはいつ来るかわからない電池切れの恐れがあり、さらに状況によって欲しい機能を提供してくれない場合があります。LEDは省電力を実現してくれるため、電球のように光ってはいても、それ自身はほとんど熱を発生ません。安全面ではそれで良いのですが、冬に罹災した場合には明かり自体が熱源にならないため、温かいものを別に用意する必要があります。そういう意味では、灯油やパラフィンオイルを燃やして明りにするオイルランタンというのは、冬で灯油ストーブを使っているご家庭であればわざわざ用意しなくても自宅にある灯油を燃料として使え、少量でも長時間部屋の中を照らし続けることができます。さらに、小さな火であっても外側に少量の熱を出すので、閉め切れば外の風を防ぎ、そこまで夜間の気温が下がらない地域であれば、オイルランタンを照明だけでなくプチ暖房器具としても使う道が見えてきます。

災害時に電気が使えるポータブルバッテリーや大き目のソーラーパネルについては高額なため誰もが用意できないという問題もあります。すでに持っている方については、バッテリーが連日使えれば良いのですが、太陽が顔を出さず、毎日十分にバッテリーを充電できない日が続いた場合には、ポータブルバッテリーはできるだけスマホ充電のみに使い、他のものについては非電化の機器を使うことも考えておいた方がいいと思います。扇子やオイルランタンというのは、今では趣味の道具という風に考えている方もいるのではないかと思いますが、この他にも電気を使わなくても調理や湯わかしができる道具なども、多少は用意しておく方が良いでしょう。ただ、木や紙などを燃やして燃料にしようと考えている方は、そうして自宅にある鍋釜を使うと煤が付きまくりになってしまうので、必要に応じてカセットコンロ(キャンプ用のカセットガスが使えるバーナーなども)を使えるようにしておくなどの対策が必要になるでしょう。

実は、携帯トイレやビニール袋、手動ウォシュレット、各種キャンプ用品などの防災用グッズは、色んな100円ショップを回れば意外と用意されている場合が多いのです。どうしても100円ショップで見付からないものや100円ショップだと割高になるものは他のお店で買うしかありませんが、100円ショップで揃うものは、日々のちょっとしたスキマ時間を使って事前にリストを作っておき、見掛けたらリストを消し込むような形で揃えていくのが個人的にはおすすめです。


マスクは一体いつ外せば良いのか?自分の経験をふまえて考える

お隣の韓国では、屋外でのマスク着用の義務が解除されたことがニュースになりました。新型コロナ感染者数については、ここ数日日本中で増えていますが、これは検査数が上がったことからのもので、連休中に感染者数が下がったからと言って、完全に大丈夫だとは思えないのが実情です。ただ、不織布マスクを付け続けるにもコストがかかりますし、果たしていつまでつけ続けなければならないのか、自分なりに考えてみました。

まず、私自身の事を言いますが、冬にインフルエンザの心配をすれば良い頃は、実はインフルエンザの予防接種もしませんでした。冬場のマスクも全くすることなく生活していたのですが、ある出来事によってマスク派に鞍替えしました。

といってもコロナとは関係なく、やはりインフルエンザの事なのですが、その年はたまたまインフルエンザの予防接種をしたこともあって、職場には必要な人向けに不織布マスクが用意されていたのですが、それには全く手を付けず、ノーマスクで動いていたのですが、たまたまインフルエンザにかかった同僚が出た直後、急に体調がおかしくなり、かかりつけの医者へ行ったら、インフルエンザにかかっていることを告げられました。

当時は今のように、インフルエンザにかかった場合、いつまで休むのかというような取り決めもなく、熱が下がったからすぐに出勤しようとして止められたり、かなりストレスを感じる自宅での闘病生活となりました。しっかり予防接種を受けてもインフルエンザには感染してしまうことがわかったので、私はその時点から不織布マスクを付けて生活するようになり、そのうちに新型コロナの感染爆発が始まったことで、マスクだけでなく手洗いをお出掛け前と後にするようにしたり、無意識に感染予防の行動をしているのですが、コロナはともかく、ここ3年は風邪についてもそうですが、全くインフルエンザに感染するような事は私の周辺では聞いたことがないくらいの変化があったことも事実です。

今後しばらくは季節に関係なく毎日マスクをすることは私自身続けると思いますが、新型コロナの感染者数がインフルエンザと同様に冬の時期に集中し、予防接種もインフルエンザと混合で実施されるようになれば、春から秋の声を聞くまではしないでも良いのではないかと思いますが、そこまで行きつくのはまだ当分先のことでしょう。

幸いなことに、不織布マスクについては、ダイソーへ行けば30枚(約一ヶ月/一人分)110円で現在は安定して購入することができるので、その分の支出は別のものを我慢したりちょっとした節約でも何とかすることは可能だろうと思います。まだまだ終わりは見えない状況ではありますが、感染症対策を怠ることなく、皆さん健康であってくれればと思っています。


小銭の口座預け入れ手数料について考えることでスムーズな電子マネーへの移行へ繋がるのでは

昨日、ゴールデンウィーク終わりに地元のレストランのお弁当をテイクアウトしたのですが、全国チェーンのお店でなくても全てスマホからの予約で完結するようになっていました。今回私が試したのは、LINEのトーク機能を使っての予約方法で、これはこれで専用アプリをお店の種類ごとに増やさなくても良いということで、街の食堂でこうした予約方法が利用可能になるなら、かなり便利になるのではないかと思いました。

ただ、お弁当を受け取りに行った際、すでにお弁当を取りに来ている他のお客さんがいて、その人のためにお弁当受け取りの列が伸びてしまっていたことは残念でした。というのも、レジ前で細かいお金を時間を掛けて払っていた人たちは、代表して買いに来たのだろうと思うのですが、事前に一人一人から細かいお金をもらい、支払いをほぼそうして受け取った硬貨でしようとしているらしく、注文金額を確認した上でわずかな紙幣とともに大量の硬貨を数えるのに時間がかかり、さらにお店の人も受け取った硬貨を確認するのに時間がかかっていたのでした。

お店側では、厳密に言うと硬貨の総数20枚までしか受取義務はないと法律で決まっています。今回のケースも、お店側で断ればお客側もそこまで多くの硬貨を出せないのですが、お店側があえて拒否しない場合は問題ありません。この件について、国民生活センターのホームページには、対策として以下のような事が書いてありました。

「硬貨がたくさんたまってしまったら、銀行や郵便局に持って行き、いったん自分の口座に預貯金する形でまとめておくのも一つの方法です。」

未だにこんな対策をそのままの形で載せていることにはびっくりですが、もしその内容を受けて大量の硬貨を銀行や郵便局(ゆうちょ銀行)に持って行き、自分の口座に預け入れた場合、現状ではかなりの手数料を銀行にもっていかれてしまいます。もはや銀行は、両替商のような事を善意でやるだけの経営的な体力は無くなっているということなのですが、今後、さらに硬貨の大量預入に手数料を取る事が知られるようになっていくとどうなるか、それはむしろ電子マネーの普及にも良い影響を与えないのではないでしょうか。

というのも、私の自宅でもそうですが、昔から使わずにためておいた小銭を今までそのままにしてしまっていわゆる「タンス預金」している人が少なからずいるのではないかと思います。特に1円とか5円とかの低額硬貨については、銀行口座にまとめて預け入れると逆に持ち出しになってしまうことになります。

今のところこうした硬貨の入金についての例外はないと思うので、現状では銀行によって異なる手数料を調べ、一日の入金枚数で多くの硬貨を無料で入金できるところへ行って、それを何回も繰り返すことでしか手数料を逃れる方法は考えられません。ただそれだと、個人のお宅は良いものの、募金や賽銭はどうなのか、今後は募金や賽銭も硬貨での受付は否定されるような世知辛い世の中になっていくのではないかということも考えられます。

今回、弁当のテイクアウトの支払いは電子マネーを使って一切紙幣も硬貨も出さないで支払いましたが、今後電子マネーが今のままの状況で主流な取り引きに使われるようになったら、お店の方でもお釣りとして大量の硬貨を用意する必要もなく、法律を持ち出して20枚を限度として硬貨を使えなくなるような事になると、多くの場所に硬貨の形で眠っているタンス預金は今後もずっと世に出ることなく世間に出回ることもなくなってしまうことが予想されます。

現金から電子マネーに今後の利用の流れを作りたいなら、どこかの銀行でもいいし、ショッピングセンターなどの場所を使ってもいいのですが、どこかが窓口になって大量の死蔵硬貨を手数料無料で電子マネーに交換するくらいのことをやった方が一気に状況は変わると思うのですが。大量のクーポンを撒くよりも、効果は絶大なような私には思えます。現在は携帯電話の大手キャリアが電子マネーの主導権を取ろうと様々な競争をしていますが、もしそうした中の一つが他社に先んじてそうした取組みを実行してくれれば、電子マネーの主導権争いにも変化が出るのではないでしょうか。少なくとも私は、そのようなサービスをしてくれるところがあれば、一気に家にある硬貨を電子マネーに変え、その後もその電子マネーをメインに使いたいと思います。


もし日本が海外諸国から経済制裁を受けたら国内のスマホ市場はどんなことになってしまうか

私たちは普段通りの生活をしている中であまり感じることはないのですが、日本の国産のものだけを買って生活することは実に難しいということは言えると思います。さすがにまだお米は国産のものがスーパーで買えますが、他の食材については国産にこだわると一気に値が上がってしまうものもあります。

今後もし日本が国際紛争に巻き込まれてしまった場合、現在ロシアとの貿易が止まっているだけでも大変なのに、海外からの輸入にほとんど依存しているものが手に入らなくなってしまうので、今まで通りの生活を続けることは難しくなってしまうでしょう。今回は、そうした影響について、モバイル機器関連についてどうなってしまうのかを考えてみたいと思います。

現在、日本国内で大手キャリアが販売しているスマホとしては国内メーカー(ソニー・NEC・富士通・シャープ・京セラなど)はそれなりにあるものの、どうしてもお高めになってしまうので、安くてそれなりに性能の良い海外メーカーのスマホが無くなってしまうとどうなってしまうのか不安になってしまいます。具体的には中国の華為・Xiaomi・OPPO、韓国のサムソン、台湾のASUSなどのコスパの良いスマホが手に入らなくなったら、自分的にはかなりストレスになるような気がします。

日本の場合はアメリカとは仲が良いのでiPhoneやモトローラのスマホは普通に買えるとは思いますが、国内メーカーを含め、スマホの部品は全て同じ国で作られているわけではなく、国際紛争に巻き込まれることで通常時と比べて国内に入ってくる数が少なくなれば、価格は上がっていくことになるのかも知れません。そうなると、個人の思惑とは関係なく、新品でスマホが買えない人も出てくるかも知れず、中古を当り前のように使うような事にもなりかねません。

こんな事を考えるきっかけになったのは、2022年5月現在のロシアのスマホ事情についてのニュースを聞いたからです。ロシアは中国と同じ方向を向いていて、政府同士は協力し合っているような印象を受けますが、ロシアでスマホを販売している中国メーカーのうち、アメリカからの追加制裁を受けることを嫌ったメーカーがロシアから撤退する状況があるという話があるそうです。正直なところ、私自身はロシア企業の作ったスマホというものを見たことも聞いたこともないので、今後ロシアのスマホユーザーは、国内販売されるスマホについてはかなり購入するのに大変な思いをするのではないかと思います。

裏ルートでiPhoneを購入して使うには、かなりお金がかかるでしょうし、政府が国民への監視の目を強める中で、なかなかiPhoneを使い続ける事自体もストレスになってしまうでしょう。実際のところ、ロシアがどのくらいキャッシュレス化やIDカードのスマホ運用化を行なっているかはわかりませんが、今後の事を考えると、かなりの痛手を通信関連で負うことは間違いないのではないかと思います。

ロシアは大国で、今後においてもお腹を満たすだけの食料を自給することは可能で、西側諸国の経済制裁が生きていくこと自体についての直接の痛手を受けることはないかも知れませんが、私たち日本で生活する人たちも、世界のあらゆるところから品物を輸入したり、海外の企業で作られたものを日常的に使っているわけで、世界との関係を切ってしまうということになると、一気に今まで当り前だったことができなくなり、その精神的なストレスはかなりのものになるのではないかと思います。

逆に、今の日本では通信費や通信機器については工夫をすればかなり安く利用でき、ネットさえつながっていれば情報における格差は少ないと思いますが、そうした状況も、国内の企業の頑張りだけでなく、世界のあらゆる地域からの関係の中で保たれているものもあるわけです。一時の感情で戦争への道をたどる前に、非戦という考えのもとで話し合うようにしないと、その先にはかなりのストレスを感じる生活が待っているかも知れません。


支払いをする前にきちんとその内容を確認しないと「ポイ活」の成果も一気に吹き飛ぶ

この連休中に、帰省してきた友人をむかえ、2時間ほど軽く飲み会をすることになりました。すでに皆3回の新型コロナの予防接種を済ませており、久しぶりに顔を合わせることになりました。ただ、名残惜しいものの早めに切り上げることを考えながら、安く飲み放題を提供しているチェーンの居酒屋さんに、飲み放題だけの予約を入れました。

そうして事前に予約を入れた場合、金額そのものが安かったり、支払いを電子マネーで行なうことでポイント還元があったりするので、今回幹事役を引き受けました。当日はかなりお客さんが来ていて、注文してもなかなか店員さんが来てくれない状況になって当初は慌てたのですが、その辺は現在の飲食店の傾向に沿ったものであることがわかってきました。

現在の飲食店の状況というのは、いつまたコロナが再燃する可能性が無いとは言えない中、飲食店はできるだけ少ない人数でお店の運営ができるような形で、一気に注文の方法が機械化されました。今回は関係ありませんが、ファミリーレストランでは空いたお皿を持ち帰ってくれるロボットがあるので、ほぼ店員さんとやり取りをしなくても注文はタブレットで済ませ、会計の内容もタブレットで確認することも簡単にできます。

今回の居酒屋さんも、最初の注文以降は全てタブレットでの注文だったのですが、お酒を飲んでほろ酔い気分になりつつ、途中の注文の様子を見ていたら、少々おかしいところに気付きました。

というのも、そのお店のタブレットでは、注文の都度会計が変わり、現在いくら食べたり飲んだりしているかだけではなく、割り勘にすると一人あたりいくらかかるかというところまで出てくるのですが、飲み放題を付けているのにも関わらず、飲み物代が注文として加算されており、これでは飲み放題料金分を今まで飲んだ分の飲み物料金に加えて請求されるようになってしまっていたのでした。

たまたまその事に気付いたから良かったものの、かなり注文してわけがわからなくなっている場合には、そのまま出た料金で精算してしまう可能性もありました。私は店員さんを呼んで飲み放題なのにこれまで注文した飲み物代が加算されていることをタブレットを見せながら伝えると、すぐに会計を計算しなおしてくれ、普通に予約するよりは多少の割安感を出せたので、幹事として何とか面目を施したのですが、それに気付かず高い料金を皆に出させてしまったら、何のためにネットで事前予約をしたのかすらわからなくなるので、その後何事もなく済んでホッとしました。

もちろん、同じお店で飲んで同じような事が頻繁に起きているとは考えられないので、今回の私のケースというのはある意味レアなケースである可能性もあるのですが、端末で注文できるようなところだと、実際の支払金額を確認することは可能なので、不明な点についてはきちんと店員さんに聞いて、その疑問を解決した上で楽しく飲みたいものです。改めて思うのは、技術は進歩したとしてもそれを扱う人間はやはり間違うこともあると思うので、自分を守るという意味でもしっかり金額を確認することは大事です。ポイントが付いてお得だと思っても、そうした確認を怠ったためにポイントゲット分より多額のお金を余分に支払っていたということは無いようにしたいものです。


まさに浦島太郎の世界だった東名高速道路日本坂PA上り線のリニューアル

このブログでは度々紹介していた、東名高速道路の日本坂PA上り内にある、焼津のお魚を楽しめる「焼津さかな工房」について、新型コロナで全く出掛けることができず、ようやく先日になって買い物の帰りに訪れてみたのですが、まさかの「焼津さかな工房」および、今まで広い焼津の海産物を売っていたスペースを使って新たなテナントに変わっていることにちょっとショックを受けています。

写真のように、2022年1月から豚丼メインで養老乃瀧が運営する「豚肉専門 高速特急トントン」と、全国チェーンのカレー専門店「100時間カレー」が同じスペースで営業をしています。座席も多くなり、肉やカレー好きな人には確かに良いとは思いますが、新鮮な焼津のトロカツオのお刺身や、マグロを使ってのステーキやカツも定食のメニューにあった「焼津さかな工房」が消滅したのは正直言って悲しいですね。

元々、焼津港に近い日本坂PAは大きなSAやハイウェイオアシスのような施設に人が集まる中で、通り過ぎられてしまう宿命があったように思います。お昼時に行ってもスムーズに座ることができるという点は、裏を返せば集客が通常期間でも厳しいということも言えたかも知れません。そうした状況の中で新型コロナの流行によって県またぎの移動が自粛される中、経営が厳しくなってしまったという事は想像できるのですが。

それでも、多くの交通機関では「通過するだけの県」という認識をする人も多い、静岡県としては、車の移動中のちょっとした休憩時間であっても、その地域の名物の中で最高のものを提供する場所でサービスエリアはあってほしいのですが、それ以上に経済的な効率の方を向かざるを得ない今の社会の状況が恨めしくもあります。

高速道路を利用される方は、上りならもう少し走って富士川SA(道の駅富士川楽座が併設)まで行って食べれば良いのではと思う人もいるかも知れませんが、やはり焼津港と田子の浦港とは同じ静岡県であっても違いますし、最近は漁協のカツオ横流し事件でかなり印象が悪くなったものの、やはり焼津へ行ったらカツオやサバを高速道路を降りなくてもしっかり食べられるような場所はあって欲しかったですし、それが地方のSAPAの魅力なのではないかと思います。

こうなってくると、全国にあまたある地のものを売っている古めのSAPAも、売上げが思うように上がらなければ、その地域とは関係ないような新しいテナントに入れ替わり、結果として旅行に出掛けても通過するだけではその土地の名物は食べられなくなるような状況が来てしまうんだろうなと思います。

こうしたことは、私が思ったところで変わることはないでしょうが、最初に書いた通り多くの静岡県を通過するだけの人たちは、その土地ではどんな食べ物が美味しいのか、そんなことは全くわからないままただ通過されてしまうだけになってしまうでしょう。地元民であれば代替施設については色々と考えられますが、そうでなく私自身が遠方に車で出掛けた時にはそうした名物があることも知らずに通過になってしまうのは何か残念な気がします。


国内主要な宅配業者への会員登録およびアプリ導入をしておくと便利なこと

ソフトバンクモバイルのデータ通信専用3GBプランに加入したことにより、ソフトバンク経済圏のお得なパターンが利用できるようになり、今まではAmazonに頼ることが多かった購入パターンが一部変わってくる可能性もあります。ただ、Amazonには先日書きました通りHubロッカーが利用できるメリットがあるので、例えばHubロッカーに入らない荷物や設定にHubロッカーがない商品については価格を比較しながら別のところで注文を考えることも出てくるかなと思います。

そんな中で、PayPay残高払いを使用してPayPayモール内の商品購入を試みてみたのですが、価格については初回利用クーポンとPayPayポイントの還元を考えると、クーポン利用の恩恵もあって他の通販サイトよりお得に購入することができました。

ただ、これは大型のショッピングモールとは言え、各業者に直接商品の購入を申し込み、業者から直接発送してもらう事になるので、お店や商品によって送料が変わってきます。当然、送料と合わせた決済額との比較になるのですが、今回注文したお店は送料を無料にしてくれる代わりに配送業者を選ぶことができないようになっていました。これは、安く通販で物品を購入するにはある程度仕方がないところでしょう。

ちなみに、今回の注文の場合は配送業者だけでなく配達時間を選ぶこともできませんでした。業者の方々の立場としては、本来しっかりと取りたい配送料を自社で負担するための苦渋の選択だと思いますので、それ自体について不満はありません。逆に、注文するこちら側のちょっとした工夫によって、こうしたディメリットを解消することは可能です。

私は現在、日本郵便・ヤマト運輸・佐川急便の会員登録をしていますが、これらの会社が配信を担当された場合、メールやLINEでの通知が配達前に届き、そこから配達時間の指定や受取場所の変更が可能になる場合があります。もし注文をした業者の方が発送が終了した際に荷物の問い合わせ番号を知らせてくれれば、そこから辿って指定できる場合もあります。

今回の場合も、業者が配送業者に荷物を渡し、届け先である私の自宅が登録された時点でお届け予定のメールが来ました。そのメールのリンクから、自由に受け取る日と時間を変えることができたので、必ず家にいる時間を指定し、無事に荷物を受け取ることができました。この辺は全く連携していないものの、ユーザー側から手続きをすることで、荷物の運び方をコントロールできるようになるわけです。上記で紹介した業者以外から荷物が運ばれてきた場合にはコントロールできないものの、ネット通販の配達はこの辺を抑えておけばまず問題はないと思いますので、宅配業者への登録を事前にやっておくことをおすすめします。


正直な話国内旅行で人のいない所へ分け入っていくなら複数キャリアの用意は必要か

知床で起きた観光船の事故の報道の中で、実際の事故原因には関係ないかも知れませんが、事故を起こした船では会社への連絡のための業務無線が利用できないため、携帯電話で通信することで運行の許可が出ていたものの、事故の際、船長の契約していたキャリアでは通信を行なうことができず、乗客の携帯電話を借りて連絡をしていたという話がもち上がっています。

最初この話をテレビのニュースで聞いた時には、具体的なキャリアについての言及は無かったのですが、後追いの報道などを確認したところ、auやソフトバンクは航路の殆どで圏外かつながりにくい状態にあり、docomoだけが航路上の大半でつながったという関係者の証言があります。そう考えると、船長およびスタッフ個人の携帯電話でなく、会社が連絡用にdocomoの電波を拾う携帯電話を用意していれば、少なくとも船長が乗客に携帯電話を借りることなく連絡を入れることができたのではないかと思います。

海上での携帯電話利用については、今回の事故で注目される前からも、docomoの海上エリアの優位性ということは言われています。釣り船に乗る人たちは実感としてdocomoが繋がりやすいと感じる方もいるのではないでしょうか。私自身も正直なところ、携帯各社でエリア充実度は違うものの、山間部や海上など、人のいない場所でも比較的繋がりやすいのがdocomoだと思っているので、在はdocomo回線の通話のできる回線として「OCNモバイルONE」と主にデータ通信用として「mineo」でdocomo回線を利用しています。

複数のキャリアにはそれぞれのサービスが有り、人によってはdocomoよりも他のキャリアを選ぶ人がいてもそれは仕方のないことだろうと思います。ただ、今回のように業務無線の代わりに携帯電話を使用するような事を行なっているのに、従業員の手元にdocomo契約の携帯電話がないというのは、それだけでもかなり杜撰な話です。

料金的にも、docomoの回線を借りて運用しているMVNOのSIMを利用していれば同じdocomoのエリアを使えるので、無線代わりに使うのであれば、「OCNモバイルONE」の一番安い月500MBプラン(月額550円)に「OCNでんわ」の完全かけ放題(月額1,430円)を付けるか、月ごとに掛けた番号のトップ3への通話を定額にするトップ3かけ放題(月額935円)を付けて運用すれば、月額は1,970円/月(完全かけ放題)か、さらに安くということであれば1,475円(トップ3かけ放題)で無線の代替とまではいきませんが、そこまで経費を掛けずに料金を気にせずに携帯電話で定時連絡をすることのできる、会社持ちの携帯電話を維持できたはずです。

翻って、そこまで定時連絡をする必要がなく、メインで使っている回線が圏外になった際など非常の場合だけ使うような場合は、かけ放題を外しても良いですし、単に回線を持つだけなら日本通信や、今月に新しいサービスを始めるHISモバイルの月額290円のプランも視野に入ってきます。この場合の月額550円や290円はお守り的な感じであると思いますが、ずっとこんな状況が続くとも限りません。

というのも、docomoになるのかauかソフトバンクか、はたまた楽天になるかはわかりませんが、地上における基地局でなく、上空に通信衛星を飛ばして普段使っている携帯端末の利用を前提にして(ここが重要)、国内であればどこにいてもつながることを目指した取り組みを目指しているという事があります。もし今後、他社に長んじて衛星携帯電話のサービスを始めるキャリアが出てきたら、今のdocomoよりも安定してどこでも繋がるシステムをユーザーに提供できることになるので、ユーザーの契約移行というものも起こってくるのではないかと思います。

ただ、どんなに技術が進歩したとしても、物理的・ソフト的なトラブルとは無縁ではないと思いますので、全国を移動してどこでも繋がるようにしたいと思っている方は、できれば3キャリアないし4キャリアの回線をキープして、もしメイン回線がつながらない場合に2回ないし3回(楽天モバイルを含める場合)トライできる環境を作っておくということは大切だと思います。ちなみに、月1GBまでのデータ利用であれば楽天モバイルは月額0円ですし、auの場合はpovo2.0なら月額0円で回線を利用できます(定期的にトッピングがないと自動解約)。ソフトバンクの場合は他社並みとはいかず、データ通信最大200kbpsのロケットモバイルの「神プラン」が月額438円で維持できますが、電話用とデータ用とでキャリアを分けるような事をすれば、2回線でも1回線より安く使える場合もありますので、特に日本のいろんな所に車で出掛けたり、フェリーに乗って移動することがそれなりにある方は自分の使っている回線以外の契約について考えても良いのではないでしょうか。


Amazon通販の送り先に「Hubロッカー」の設定があれば優先的にロッカー受取りにしたい理由

昨日のブログで紹介したスマートバンド充電用のケーブルは本当に翌日到着しました。おかげで、スマートバンドの充電を切らすことなく新しいケーブルで現在充電ができるようになっています。

ちなみに、今回の充電ケーブルについては自宅に送ってもらうのではなく、と言ってコンビニや宅配業者の営業所留め(郵便の場合は郵便局留め)でもなく、Amazonが独自に設置している「Hubロッカー」を指定して配達を依頼しました。私は、発送方法の中でHubロッカーが選べる場合は必ず選ぶようにしています。配送業者と品物の関係で全ての場合で受け取ることができないのは残念ではありますが、今回は改めてHubロッカーを受け取り場所にするメリットについて考えてみます。

まず、Hubロッカーだけでなく各宅配業者の用意するロッカーやコンビニエンスストアで受け取りを指定することでも、自宅外で荷物を受け取ることができます。あえて自宅で受け取らないようにする理由には色々あると思いますが、私の場合はたとえ時間指定をしてもその間のいつ荷物が届くかわからないので、ちょっと外に出ている時にやってきて戻ったら不在票が入っていたとか、運悪くトイレやお風呂に入っている時にやってくるかも知れないので、それが気になってストレスになるような事がいやなのであえて自宅に届く設定にしない事が多いです。

多くの自宅外受取の方法がある中で、私がなぜHubロッカーにこだわるかと言うと、Hubロッカーに届く時だけ荷物に貼ってあるラベルの内容が違うことにその原因があるのです。どういう事かと言うと、最初から荷物に貼ってあるラベル内の住所は、私の自宅のものではなく、ロッカーが置かれている住所が書かれているのです。

荷物はダンボールに入って届くことが多いですが、家にダンボールをためこんでおくとじゃまになるだけでなく家庭の中での害虫が住み付くこともあるので、できる限り早くリサイクルに出したいところですが、その際忘れるとやっかいなのが、自宅の場所や電話番号まで記載されたラベルを剥がしたり、中を見られないように黒塗りしたりする手間が掛かります。

しかし、Hubロッカーに届いた荷物のラベルには自宅を特定されるようにはなっていません。最初からロッカーの所在地の住所がラベルに印刷されていて、荷物の配達を委託された業者は、ラベルの表示を確認の上ロッカーに荷物を収めれば配達完了となります。ロッカーの開閉は注文者のメールアドレスに届いたキーを入力したりバーコードを読ますことで開くので、本人確認のサインや、自分の住所を提示することも不要です。

さらに、人によっては自宅の住所を誰にも知られたくないと思う方もいるでしょう。ヤフーオークションやメルカリなどでは、取引相手に自分の住所名前、電話番号を知られたくない人も多いため、配達直前になるまで配達先の住所はわからないようになっていたとしても、配達する人や仕分けをする人にはわかってしまいます。

私自身は性悪説を声高々に叫ぼうとは思いませんが、配送の途中で住所を知った人がその情報を漏洩する可能性は0ではありません。特に女性の方や世間的に名前が売れている方は常に自分の住んでいる所を知られたくないと思う方も多いでしょう。そうした危険を未然に防ぐためにも、自宅の他に事務所などを持たない個人でできる対策として、自宅の住所がラベルに記載されないHubロッカーの利用は、単に自宅外で受け取れるメリットだけではなく、個人のプライバシーを守るためにも活用できることがおわかりになると思います。こうした取り組みは、ぜひAmazon以外のネット通販でも行なって欲しいと思いますし、ロッカーでの受け取りができる荷物の種類が増えてくれることを今後は願っています。