月別アーカイブ: 2022年1月

NUROモバイルの「NEOプラン」にアップロードフリーの「あげ放題」機能が追加

先日、外出時に友人に添付ファイルを付けたメールを送ろうとした時、そのままではGmailでは送れない事に気付きました。Gmailでは25MB以上の添付ファイルについてはそのまま送ることができず、圧縮してもサイズが大きくなってしまう場合には、別の送り方を考える必要があることに改めて気付きました。

その場合には、いったんクラウドにファイルをアップして、そのURLをメールの中に書き、先方にはそのリンクから改めてダウンロードしてもらうという、ちょっとめんどくさい仕様になるものの、例えば相手が外出先でメールを読んだ場合に大量のデータを強制的にダウンロードさせなくて済むというメリットもあります。

ただし、その時には自宅でなく外出先からの作業だったため、肝心のアップロードの速度が全く出なかったので結局外出時にはメールを出すことができず、自宅に帰ってから改めてファイルをアップロードして、同時にそのアップ先のURLを記載したメールを送ることができました。

私の場合は人に大きなファイルを送るということがそこまで頻繁ではないのですが、今回送ったのがまとめた画像ファイルだったこともあり、そうした用途で頻繁にファイルのやり取りをするような場合には、使っている回線のスピードについては下りだけではなくアップロードする際の上りのスピードおよび、自分が使っている高速クーポンの容量についての事も考えながら回線を選びたいという方もいると思います。

先日のニュースで、NUROモバイルの月額2,699円で高速クーポンが月間20GBの「NEOプラン」の新たな機能として、ファイルをアップロードする際の上りの回線利用について上り通信のデータ容量が消費されなくなる「あげ放題」という機能が付いたことが明らかになりました。

普通、高速クーポンの利用ということではファイルのダウンロードや動画視聴という目的で使う方が多いかと思いますが、当り前に大き目のファイルをやり取りする場合には、動画を見るなどして高速クーポンを使ってしまうと、肝心な時に高速でファイルのアップロードがスムーズに行なえないという問題があったわけですが、今回の私の場合もうまく今使っているSIMカードではファイルがアップロードできなかったので、もし今後テレワーク関連で旅行や移動中にもファイルのやり取りをすることが大事になってきた場合には、こうした特徴を持つSIMというものも必要になってくる場合があるのかな? という感じはなくもありません。

また、複数のSIMカードを利用して基本的には動画を見る用として低速でも1Mbpsでそれなりに快適に動画が見られるSIMを下り用にし、別のSIMを上り専用にして必要に応じて利用(足りなくなれば追加容量の安いところで購入も考える)という風にして、もし常用する回線で高速容量を使い切ってしまった場合の予備にするという方法も当然あります。ただその場合にはきちんと今使っている高速通信について把握して置かなければなりませんので、下りで制限容量を使い切っても最大1Mbpsが出るとされるNEOプランは、外出先でもファイル送信を多くするリモートワークのような使い方によっては、オールインワンのSIM利用ということで考えると、肝心の回線の品質がどうかという感じはあるものの、カタログ値的には悪くない選択肢になってくるのかも知れません。


感染症が軽く済むものだとしても地域や社会の対応が変わるまでは無謀な動きは避けた方が無難

南アフリカで新型コロナウイルスのオミクロン株に感染した患者が出た時から、今までより重症化しにくいのでは? という見解がテレビなどで語られ、それは日本で患者数が増えても同じように言われることが多くなりました。

こうした見解はもっともだと言われる部分もあるものの、その事が多くの人に認知され、それが常識とならなければ、まだ今の日本ではそうした情報に踊らされ、今までの風邪やインフルエンザと同じような対応を取ることは難しいと思わざるを得ません。

これは、私が以前インフルエンザに感染した時に感じたことですが、受診したお医者さんに、家で寝ている時に仕事を休むことは仕方ないものの、いつになったら仕事に復帰できるのかと質問したら、何とも言えないと言われてしまいました。症状は収まっても完治したと断言することは難しい部分があるので、再び仕事に戻るまでには現状を報告した後で職場の方の判断を仰いだ上で復帰したということがありました。

今の場合は感染した本人や濃厚接触者について、細かな隔離日数が定められているようですが、恐らくどこの職場でもそうした事を受けて、出社しても良いのか自宅療養になるのかの判断をされると思います。

たとえ、普通の風邪くらいの症状で、熱がすぐに治まったとしても一定の日数を経過する前に職場復帰をしてしまったら、自分が感染源になって職場全体に感染を広げてしまうのではないか(風邪と比べるとワクチン接種をしていても誰も免疫を持っていないので可能性は否定できない)という風にも思えてしまいます。

私自身医療についてはそれほど知識はありませんし、やはりかかりつけ医からの情報をしっかりととらえ、3回目の接種の案内を受ければ接種を受けるつもりでいます。それは、正直な話、先に書いたインフルエンザにかかった時の苦しさを忘れていないので、単純に苦しい思いをしたくないですし、それが新型コロナでもインフルエンザでもない、普通の風邪であっても、かかりたくないという思いが強いからと言うことになります。

今後の事を考えると、できるだけ早く今回の新たなオミクロン株に対しての研究が進み、今行なわれている隔離政策を変え、できるだけ社会への影響を最少限に留めながら、ウイルスとの共生を図っていって欲しいと思います。しかし、新しい感染症ウイルスの正体が解明されないうちは、やはりいかにして身の回りで感染者を出さないようにするかということが大切なような気がします。

ここで改めて、アルコール消毒や手洗いの徹底および、体力的に無理をしたり睡眠時間を削ったりして免疫力を弱めるような行動は慎むという基本的な事から実行していくことの大切さをかみしめたいと思います。まだ社会制度が変わらないうちに、私たちのライフラインを支えている人たちの中で感染が広がってしまったとしたら、社会自体の停滞が本格化してしまう恐れがあります。医療の力や政治の力も大切ではありますが、まずは一人一人の自衛という面にももう一度注目してみたいと個人的には思っています。


改めて必要性を感じる「外でも自宅と変わらない作業環境」の構築

オミクロン株の影響で一気に新型コロナウイルスに感染する人が増える中、今のところ感染の波は家族や職場までには及んでいないものの、やはり自分や周辺の人が感染した場合の対応が気になります。

自分が濃厚接触者と判定された場合、自宅から出ないで様子を見るような感じであれば現状と変わらず、多少生活に不便な点はありますが、買い物についてはネットスーパーのサービスを使って「置き配」を利用するようにすれば、何とか通常の生活をしながら元の生活に戻ることができるような事は想像できます。ただもし自分が入院したり、宿泊施設で缶詰になるような状況になったら、一気に環境が変わってストレスになってしまうのではないか? という感じもあります。

これはあくまで私の場合ですが、とりあえず移動した先にネット環境があり(自分でモバイルルーターなどを持って行くことを含め)、電源が用意されていれば、リモートで色々な事をすることも(このブログの更新も)できるので、何とかなると思っているのですが、そのためには色々な用意が必要になってきます。

先日の日帰り旅では、10.1インチの2in1ノート(WindowsOS)を持って行ったのですが、旅の前半では全く出せる状況ではなかったものの、帰りの電車の中で出して、本来なら自宅に帰ってやる金銭管理やブログ、必要があれば届いたメールへの返信を帰りの電車の中で済ませることによって、自宅に付いたらパソコンを開くことなくとっととお風呂に入って休むことができるようになるので、ちょっとしたお出掛けでもスマホだけでなくパソコンも持ち出したくなります。

今後、ホテルでの療養(隔離)に自分が引っかかってしまった場合は、以前Androidスマホの画面をテレビに映そうとして購入したものの、そもそもAndroidスマホに対応していないと言われて全く使っていなかったHDMIアダプターが私のWindowsノートで使えることがわかったので、このケーブルや、USBに接続するキーボードを合わせて持って行けば、移動先にテレビが設置されている場合には、その画面を使ってのパソコンからの作業ができるだけでなく、専用の機器を使わなくても動画配信をテレビの画面に表示させることもできます。このくらいのことができれば、私にはそこそこ十分なので、できるだけコンパクトに一連の機材をまとめて用意しておくようなことは考えています。

この2年、買い物以外についての外出を控え、会食や旅行することもできない状況が続く中で、何とか生活をして来られたのも、テレビやラジオ、インターネットというメディアがあり、それを使うことでそれまで外出することで得られていた部分との隙間を埋めることができていたからだと思います。今後のオミクロン株の拡大により、私の住む場所での状況がどう変わるかはわかりませんが、どんな状況になってもこのブログは続けられるような持ち歩きのできるネット利用環境をさらに備えるために、色々と考えていきたいです。


人生何があるかわからないからこそ「楽天モバイル」「povo2.0」契約キープの勧め

一昨日、年末から年始にかけて主に生活困窮者に対しての食品や衣料品などを配布する会場にテレビカメラが取材し、そこにやって来る人に話を聞いているところを見ることができました。昔も今も、山谷などの日雇い労働者の街では年末から年始にかけては仕事がなくなるため越冬のための炊き出しが出ていますが、そうした日雇い労働者の方々は高齢化の波が押し寄せているのですが、最近では20~30代の方々も仕事や住むところを無くしてしまいこうした支援に頼っている現状が改めてわかりました。

やはりこういった状況になった背景には新型コロナ感染症の広がりによる飲食業や宿泊業などで働いていた人が人員整理に遭うようなケースも少なからずあるようです。インタビューに答えていた30代の方はホテルに勤務していて、昨年の年越し時期には友人と自宅で温かいものを食べていたと言いますが、収入源を絶たれてしまったことで住んでいた場所を追われることになり、取材時には公園で寝泊まりするホームレスになっているということでした。先日の首都圏の雪でどうなってしまったのだろうかと、他人事ながら心配になります。

こうした路上生活から抜け出すためには改めて働き口を得る必要があるのですが、家がないと住所が持てないので就職には不利になり、その方は携帯電話の料金を滞納したことで通話や通信が使えない状況になっていたそうで、そうなると外界と連絡を取る手段すらも無くなってしまっていわゆる「負の連鎖」に陥って路上生活が長期化するような事にもなってしまいます。

かくいう私も、状況が変わればいつそんな生活に追い込まれてしまうかわからないようなところまで考えなくてはいけないと思っています。安定した収入があって何とか今は暮らせていても、それが無くなった場合の家での生活や電話は続けられるのか? という現実をしっかりと考えることは大切です。

ただし、もし私の収入源が絶たれてしまった場合でも、何とか通話と通信については毎月の費用の負担なく維持することは実は可能になっています。というのも、私が今契約している通信回線のうち、「楽天モバイル」は月1GBまでは無料で使え、「povo2.0」にいたっては通話のできる回線が半年ごとのトッピングを付ける条件で、固定費0円で維持することができるからです。

最悪の事は考えたくありませんが、もし通信費に全くお金を掛けられないほど生活が追い詰められた場合、楽天モバイルは基本使わずに、「povo2.0」の方の低速(実測で60kbps程度)のデータ通信で最低限のメールやSNSで連絡を付け、電話がかかって来た場合には受けることもできます。もしSIMカードを2枚差せる楽天モバイル対応のスマホがあれば、両方のSIMカードを入れながら、通信は「povo2.0」で行なうことで、楽天モバイルの方の電話番号から無料通話を行なうことも可能です。そうすれば、何とか電話でこちらからアクションを起こすこともできますし、最悪の状況から抜け出すことのできる可能性は増えるでしょう。

こうした契約は、生活が追いつめられてきてからすると、SIMカードなどを送ってもらうにしても送付先がなくなってしまうため、まさかそんな事はないだろうとは思わないで、いざという時に通信費を全てカットしても連絡先と連絡手段は使えるようにするため、今あるものを有効に活用することは全く問題ないと思いますし、もしかしたらそうした判断が最悪の状況になった自分を救ってくれるかも知れません。

私自身、過去に山谷のドキュメンタリーをテレビで見て、まさか自分はこんな風にはならないだろうと思っていましたが、私よりも仕事を探す意味では有利であるはずの20代の方々も生活に困窮するような状況がやってくることは見通せませんでした。今後の社会を考えると、何が起こってもおかしくない状況は続くと思いますので、何があってもスマホを使った通信・通話は維持できるように、月々の負担が無くても維持できる通信回線の契約を考えてみることをおすすめします。


長く使っているボトルが漏れ出した場合「買い替え」か「部品交換」かの判断基準

自宅では持ち歩く真空断熱ボトルの他に、ポット代わりに1リットル前後の大容量のボトルをポット代わりに使っています。真空断熱をうたったポットはメーカーから出ているのですが、高性能のボトルを使った方が、前日の夕方に熱湯を入れれば翌日の朝から昼にかけてもお茶が飲めるくらいの性能を持っているので、個人的にはポットタイプのものより大きめの水筒タイプ(コップが付いているもの)のものの方が良いと思います。

加えて、そうしたお湯を入れるために用途を絞ることで、面倒な本体および中フタのお手入れも簡単になります。今使っているものは象印の1.3Lのものを主に使っているのですが、ずんぐりむっくりの形はポットとして使うには問題なく、さらに注ぐ時にも便利なハンドルが付いている象印のSF-CB13-ARというかつてのモデルではありますが、今でも保温性能については高く便利に使っています。

ただ、このボトルを使っていて問題になることは、パッキンが寿命を迎えていて、しっかりと閉めておいても傾けると漏れてきたり、注いでいても結構漏れることです。自宅で使っているのである程度は我慢できるのですが、さすがに本体を倒して床が濡れることもあるので、何とかしようと二つのパターンを考えました。

実は、今使っているボトルと同じサイズで同じデザインのボトルは象印で継続販売されていまして、その型番はSF-CC13-XAとなっています。ちなみにアマゾンでの最安値はこれを書いている現在2,571円とそれほど高くはなく、買い替えてもいいかと思ったのですが、今便利に使っていて困っているのは中フタユニットだけなので、その部品だけ代えれば今のまま本体ごと捨てずに使うことは可能なのです。

ここで問題になるのは、その部品の価格ですが、今回調べたら定価が1,320円ということで、残念ながらアマゾンでは定価に上のせした価格の業者しか扱っていませんでしたので、定価でさらに送料無料のヨドバシカメラ通販で購入することにしました。これで、費用的にも安上がりな上、捨てるのはプラスチックの中ふた部品(旧)だけで済むので、今後もしばらく安心して使えるようになるのではないでしょうか。

しみじみ思うのですが、私たちは日々飲み物を飲むのにペットボトルを利用し、大量のゴミを出しています。自宅ではほぼ茶葉を使った緑茶か、コーヒーを頂くのでほとんどペットボトルゴミは出さないのですが、近くのイトーヨーカドーでは多くのペットボトルを処理するごとにポイントが貯まる機械が置いてあり、ポイントを貯めるためか、大きな袋に相当にたまったペットボトルを処理している人が結構います。

確かに、ゴミとして出さないで再利用されるようなサイクルを作るのも良いと思うのですが、そもそもペットボトルのゴミ自体を出さない生活をやっている人に対して、何らかのメリットを見出せるような事もあっていいのではないかと思うのですが。そんな点からも、真空断熱ボトルは、部品を気軽に購入できる価格設定であったり、今回購入した中フタのように全てを取り替えるのではなく、分解しやすくしてゴムのパッキン部分だけを安く買えるようにして欲しいと個人的には思っています。


銀行に両替機が置かれていないのはキャッシュレス化を推進するもののキャッシュレス化したら困るものもある

自分の最近の現金の使い方としては、基本クレジットや電子マネーを利用してしまうこともあって、ほぼ千円札しか財布の中に入れていません。盗難防止という観点でも大金を財布に入れなくても、全国どこのコンビニでも現金がなくても買い物はできるということからの行動なのですが、昨年末の仲間うちでの飲み会の会計をやった関係で、友人の持っていた一万円札を押し付けられ、年明けにどこかで両替をしようと思って、出掛けたついでに近くの信用金庫に飛び込んだのですが、以前には当り前にあった「両替機」は店舗にありませんでした。

以前、他の信用金庫では、両替機はあるもののお店で使えるキャッシュカードを挿入して預金者であることを確認しないと両替が出来ないというシステムのところもありましたが、今回訪れたお店では複数回ったうちに、以前両替機が置いてあったスペースから機械が消えていて、別のチラシなどが置かれているところもあり、改めて今の低金利で銀行のサービスが縮小されていることと、キャッシュレス時代における現金の扱われ方の悲哀というものを一緒に感じることになりました。

そうなると、両替機がない店舗では、自分の口座にいったん現金を預け入れて、改めて両替した状態で引き出すしかないかなと、自分の口座のある銀行に行ったら、そこにはちゃんと両替機がありました。ちなみに、一回につき49枚までの両替は無料でできるようになっていました。

今の時代、わざわざ両替をするために銀行へ行かなくても、お店へ行って買い物をすれば、ちゃんとお釣りをくれることはわかっているのですが、やはり商売をしている人たちが多量の両替をするために手数料を払っている(?)場合もあるかと思うと、今のキャッシュレス時代には、あえて万札を持つ必要はないと思っているので、自分で両替をするためには事前に両替機のある銀行へ行くか、ATMで自分の口座出し入れをするか、それとも別の意味で必要に迫られて両替機が置いてあるパチンコ店やゲームセンターに行くか(^^;)という選択になってしまうかも知れません。ただ、パチンコやゲームの支払いがキャッシュレスになってしまったら、極端な話自分の自己資金がなくてもゲームを続けられるようになり、依存症になって破滅するようなパターンが増えることになってしまうでしょう。

今後日本でできるかどうかわかりませんが、カジノについても現金以外での決済ができるようにするのか? という事は気になりますね。世の中がキャッシュレス化するとは言っても、各種ギャンブルについてはまだ現金で有限に遊ぶようにしないと、多くの不幸が起こってしまうため、ささやかな庶民の楽しみが地獄へ直結してしまう可能性もあるのですね。ギャンブルで作った借金が払えなくなっても基本的には自己破産はできないと聞いたことがありますし、せめてギャンブルだけは手持ちの現金の中で決めた額だけで勝負するなど、熱くならないように気を付けたいものです。


ネットで調べられる事には限界があると改めて気付いた時にはもう遅い?

私自身もそうなのですが、わからない事があるとパソコンやスマホを使って調べることでその場で解決するような行動を取ることが少なからずあります。普通に話していて瞬時に調べることは難しいですが、メールのやりとりやSNSでのやり取りをやっている中でなら、あたかも自分が知っているようにネットでの情報を頼りにあたかも自分が色々な事を知っているように振る舞うことも可能ではあります。ただ、そうやって付け焼き刃的に身に付けた知識というのはあまり自分で身に付いているとは言えず、その場しのぎということがあるのですが。

私の場合は、それでも毎日ブログを書くためにネット以外のメディアにも注目しながらネタを得ているのですが、それでもなかなか自分だけの力では答えを出すことが難しい事に直面することもあります。

一番大変なのは、様々な方向からネット検索をしても、ヒットしなかったり情報が薄くて役に立たない場合です。過去には、特定の事を調べようと検索ワードを入れたら、過去に自分が書いたブログのページがヒットしてしまったこともあります。こうなると自宅から出ないともはやお手上げということになってしまいます。

今は、なかなか外に出掛けられないのでさらに難しい状況になっていますが、やはり自分でネット以上の事を調べるには、図書館の利用が欠かせません。例えばネットで内容が詳しく載っていなくても、目的に合いそうな参考文献が何であるかわかった場合には、新品・中古に関わらずアマゾンや他の古本屋さんのページから購入して届けてもらって調べることはできます。ただ、そうした本が稀少本の場合にはいわゆる高価な古書となっている場合があるので、その本が図書館で読めないか探した上で、図書館の資料を閲覧するか、取り寄せてもらって読むことは可能です。

ただ、こうした事は自分にそれなりの知識があり、調べたい内容の参考文献は何か? ということがわかっていないとどうにもならないということはありますね。そういう場合はどうするかということになりますが、そこは自分だけではどうにもならないということを自覚した上で、「知っていそうな人に質問してみる」という形での方法しか取れないこともあります。

そんな場合、「知っていそうな人」はどうやって見付けるのか? ということがまたまた問題になるでしょう。それこそ、ネットに依存しないで人付き合いをしている中で限られたジャンルではなく広範囲のお付き合いをしながら作っていく人間関係が大切になるということになってきます。私の場合、今でこそネット依存のような感じの生活を行なっていますが、インターネットがない時に交際範囲を広げ、それこそ今では年賀状でしか連絡を取っていないようなつながりはわずかながら保っています。

実はたまたま知人から私ではお手上げだと思われるネットでも検索することができない事についての質問を受けたのですが、それでもできる限りの答えは出してあげようとネット検索しているうちに、とあるキーワードから最近全く会っていないながらその事についてのヒントを貰えそうな人がいることを思い出し、改めて手紙を書くことにしました。メールやSNSで連絡が付けば良いのですが、以前その方のアドレスに連絡しても全く連絡が返ってこなかったことを思い出し、何か参考文献でもあればと聞いてみるつもりになりました。

こんな事ができるのも、ネット以外で知り合い、毎年年賀状のやり取りができているからこその事だろうと思います。今、中高性のSNSや動画視聴を中心にしたネット依存が問題になっていますが、世の中で起こっている全ての事がネットで調べられるわけではないというのは昔の事だけではなく、未来においても同じ事が起こる可能性を考えれば、やはりネットを介さない人との浅い付き合いというものも全くしないのではなく、せめて名刺交換や年賀状でのお付き合いは無駄ではないということを今回実感しました。

電子メールのアドレスを知らず、当然LINEのIDも知らず、かろうじて電話番号がわかれば直接電話するか、携帯電話ならショートメールや+メッセージで連絡することはできますが、それが全滅する可能性もあるので、住所の情報も無駄にしないで毎年更新しておくことがもしもの時には役に立つこともあるかも知れません。

ネット万能と言われる時代だからこそ、ネット以外の方法を使った交流や出会いを求めて経験を積むのも悪くはないと思います。それこそ、旅に出て現地の方々と交流するような事も大事ではないかと思います。ここのところ新型コロナウイルスのオミクロン株感染者が増えており、また旅行や移動の自粛を考えなければならない状況ではありますが、コロナ後に旅行すること自体を止めるような事は、できれば避けてもらいたいと個人的には思います。ある程度自由に出掛けられる時期にネット中心の生活をしていると、本来なら出会えるはずの人に出会う機会を失なってしまう事にもなりかねません。そんな事を考えながらコロナ後の生活についても考えていきたいものです。


雪の降る冬のキャンプは事前に現地の状況と天気予報を確認の上危なければ撤収を

昨年末に起こった兵庫県宍粟市の氷ノ山での遭難事故で、取り残されていたと見られる男性の遺体が車の中から発見されたというニュースがありました。今回のグループは冬キャンプを行なうために出掛けたものの道に迷い、積もった雪で身動きが取れなくなったことが遭難の原因かと思われます。さらに現場付近は携帯電話の電波もつながりにくい所だったようで、悪天候で雪が降り積もる中で事態は最悪の方向に向かってしまったことが想像できます。

今回車の中で見付かった男性は、下山することを諦めて、車中泊をしようと試みたのではないかとニュースでは紹介されていますが、車自体が雪で埋もれてしまうと、もしエンジンを掛けてヒーターを使おうとした場合、排気ガスが車内に充満し、一酸化炭素中毒になってしまう危険性があります。少なくとも常に車の回りに積もった雪をどける必要も出てくると思いますが、寒さでドアが凍りつき、開かなくなってしまうようなこともあるので、雪が積もった場合の車中泊というのは細心の注意が必要になると思います。私など、雪のない冬のキャンプなら、虫も出ないし人も来ないし、焚き火をすれば暖も取れますし、悪くはないと思いますが、雪が降る場合にはちょっと怖いので自分では行こうとは思いません。

過去には、降雪とともに吹く風によって起こる地吹雪によって、晴れている時なら簡単に帰ることができる自宅に帰ることができず、自宅の数十センチ手前で力尽きたという事故を紹介したことがありましたが、それくらい怖いのが「ホワイトアウト」という現象なのです。

私自身は自分一人で雪の降る中を車中泊に出掛けることはなく、というか今住んでいる場所が一年を通じて全く雪と縁のない場所であるので、少なくとも雪国の怖さを知る人と一緒に出掛けたことはあります。それは、キャンプではなく天体現象の観察のために向かったのですが、七輪で暖を取りながら外で観測することが基本だったので現地での天気は雲がかかっていれば中止にしたので、雪の恐怖はなかったものの、夜でも氷点下20度くらいまで下がったことにより、車に戻ろうとしたところドアが凍りついて開かないという状況を身を持って体験することができました。

その時には七輪に掛けていたヤカンのお湯をドアにかけることでドアを開け、帰る時には七輪を消火してからしばらく車で持って行けるまで冷まさなければならず、撤収するにも時間がかかったことを覚えています。ただ、私の経験は周辺に雪は残っていても視界は良好でしたので、その点は大丈夫だったのですが、もし天候が急変したらすぐに撤収しないと、車で帰るにしても道すらわからなくなってしまうでしょう。

今回遭難された方はどのくらいのキャンプ経験があって、その中で冬山でのキャンプについてもその恐ろしさを十分にわかった上で出掛けたのか? という疑問は出てきてしまいます。デイキャンプの予定であったとしても、それなりの食料や雪山対応の寝袋(暖房が使えなくなった時に備える)やスコップ(テントや車の周辺の雪をどけるため)は持って行くべきであり、当然ながら車中泊をする場合にはアイドリングは避けて、さらに緊急時の連絡が付く場所を選定するか、携帯電話のエリア内であったとしても山中では繋がりにくくなることは当然起こり得るので、できれば携帯電話でなくアマチュア無線の無線機を持って行くなどの備えはしっかりしていないと自分の命を守れないのではないかと思ったりもします。

今後、次第に観光でキャンプをする人が増えてくるようだと、できるだけ人の行かないところを目指すあまり、危険な区域に突入するような形で進んでしまう人もいるかも知れません。晴れていればそこまで問題にならなくても、ちょっとした天候の変化が自身の運命を左右することもあるので、やはり安全を第一にして低気圧の接近するような場合には予定を中止するくらいの慎重さはあっても良いのではないかと思います。皆様もこうした遭難事故を軽く考えず、慎重な行動を心掛けましょう。


テレビ同時配信における課題は多くのアクセス集中に対応できるかということ

お正月はお笑いかスポーツかという感じでテレビを見ながら過ごす方も少なくないと思います。昨日は箱根駅伝を見ながら、サッカーの高校選手権へと移行していましたが、実は箱根駅伝中継のあおりを食うような形で、現在勝ち進んでいる静岡県代表の静岡学園高校の試合を地上波でリアルタイム視聴することができませんでした。

ただ、今年は民放の見逃し配信をサポートするTVerから、高校選手権全試合の同時配信が行なわれることになっていて、その様子に期待していたのですが、その期待は裏切られました。

結局のところ、サイトが重くてまともに動画(生配信のもの)が見ることができませんでした。これは、ネット掲示板の書き込みを見ていたことでわかりましたが、普通の方だと自宅のインターネット接続がうまくいっていないのかと思ってしまうかも知れません。

当然ながら、多くのサイトでは集中するアクセスに耐えることができずに繋がりにくい状況になることはそれなりにあります。ただ、テレビの同時配信というものは、ネットで見ている事をあまり意識することなく大画面テレビをインターネットに接続して見ている方も多いと思うので、このような事が頻繁に起こってしまうと、同時配信という試み自体にも悪い影響が出てくるのではないかと思うのです。

今回の場合は、そこまで日本中の人たちが高校サッカーに注目していなかったと思うのですが、それなりに多くのアクセスが殺到しただけで公的なサービスの同時配信が使えなくなってしまうということになると、通常の地上波放送で緊急を要する情報が流された場合、特に外にいてテレビが見られないような場合、相当なアクセスが来ると思うので、そこで高速で接続していても同時配信が見られないような事になってしまったら、社会にも大きな影響を及ぼすのではないかと思ってしまいます。

テレビの同時配信がそんなものだ(多少のアクセス集中で普通に見られなくなる)と思われた場合、ネット配信の仕組みそのものが揺らいでしまう可能性も出てきてしまいます。なにぶんにもおおかたのアクセス予想を超えたアクセスがあるというのは良くあることですが、せめてその場合には動画が開かないのはアクセス集中のためで、画質を落とせば何とか止まらずに再生できるように対応が可能になるとかのアナウンスぐらいは専用アプリからできるような仕組みを作って欲しいですね。

そうでなければ、有料でアクセスできる人数を絞るようなことをしないとネットでスポーツを見ることが難しくなり、それこそDAZNがあれば(DAZNが高校選手権の中継をすれば)良いという風にもなりかねません。

今後、モバイルインターネットが5Gに徐々になっていく中で、普通画質くらいならある程度のアクセスがあっても止まらないで再生に耐えられるようになれば良いのですが。昨年は全国で比較的大きな地震もあり、さらに富士山の具合も気になるので、今のうちにテレビの同時配信で相当数のアクセスが有ることを見越したシステム構築をお願いしたいですね。


UKではナローボートで生活する人々が増加中? 船中泊で気ままな旅も良いが日本では?

相変わらず年始はテレビの前に座って動かないような状況が続いていますが、ロンドンでは時速6kmくらいしか出ないかつては運河を移動していた「ナローボート」の登録が増えているそうです。この船は免許もいらず操縦も簡単で、現在は多くの船が生活できるスペースを組むように改造され、運河で停泊しながらテレワークする人もいたり、私が見たテレビニュースではリバプールからロンドンまで移動しながらやってきた人に取材していました。

船上生活というのは、大雨の時が心配になったり、川が凍結したら身動きが取れなくなるので、どうなるのかという感じではありますが、そもそも高速移動することを放棄し、ゆったりと(名前の通り船の中はかなり狭いようですが)船で移動しながら生活できる選択がある事は、日本から比べると羨ましいと思いますね。

色々調べてみると、UKではこのナローボートを特定の場所に係留してその場所で生活する方と、今回テレビで紹介されていたような、運河を移動しながら生活する方がいると言います。前者の場合はきちんと定住の許可を届け出て税金も払います。郵便なども係留地にあるポストに届くのだそう。旅行用のナローボートの方がそうした係留のための費用は少なくて済みますが、居住用、旅行用などそれぞれの目的に即した係留権が必要になったり、ライセンスが必要になるということです。ただそうした手続きさえできれば、船を我が家として自宅ごと移動できる生活というのは一度やってみたいものです。

現在の日本で移動しながら生活をするような事を考えると、やはりキャンピングカーを使っての旅ということしか思い付きませんが、日本の場合はどこでも気軽に車を停めて車中泊することについての風当りは強く、公共の駐車場や道の駅でも車中泊をあえて禁止にしているところもありますので、緊急避難的に車中泊をしなければならない状況を除くと、なかなか長期にキャンピングカーで移動しながら生活をするというのは難しい部分もあります。

せめて、格安で停められる車中泊スペースがいつでもスマホから利用予約することができて、車中泊ライフが一般化すれば嬉しいのですが、最近はキャンプブームもあり、オールシーズンいつでも利用できて空きがあるような状況も考えずらいので、今後も日本では車中泊旅をする場合には色々と旅先でトラブルにならないような車中泊の仕方について考えることも必要です。

はっきり言って、単に夜に体を休めるだけなら、問題なく車中泊が可能なキャンプ場を予約して宿泊するよりも、最近では車利用に優しい、ナイトパックも充実している郊外型の個室付きのネットカフェをスマホで予約した上で利用した方が、シャワーもフリードリンクもあり、ネット利用やスマホ・パソコンの充電もできる上にキャンプ場のように事前予約が必要でなく(直前でもネットで空きを見付けてそこまで移動すれば良い)、利用金額も恐らく安く済むのではないかと思います。

車中泊を商売にしようと試行している動きについてはこちらでも把握していますが、少なくともネットカフェより高くては私にはそこまでして利用する気も起きませんし、逆に「店内設備利用可の上で車内での休息用」として、共用設備のみの利用(個有スペースは利用しない)で寝たり休憩する際には外に出て車中で行なうようなルールで、郊外型のネットカフェが新たな料金を作ってくれればいいのになと思います。ネットカフェ側では新たな設備を整えることなく、ユーザー側からしても個室が満室でも利用することができるので、いつでも利用可能になり、大変便利なような気がしますので、それが日本の車中泊のスタンダードになるのではないか? という気もします。

ナローボートの話から一気に世知辛い話になってしまいましたが、ネットカフェを効果的に使った車移動の旅というのは、カーナビアプリやネットカフェの提供するアプリからでも簡単に検索できますので、感染症の恐怖が無くなった時にはぜひ試してみたい旅の方法ではないかと思います。