人生何があるかわからないからこそ「楽天モバイル」「povo2.0」契約キープの勧め

一昨日、年末から年始にかけて主に生活困窮者に対しての食品や衣料品などを配布する会場にテレビカメラが取材し、そこにやって来る人に話を聞いているところを見ることができました。昔も今も、山谷などの日雇い労働者の街では年末から年始にかけては仕事がなくなるため越冬のための炊き出しが出ていますが、そうした日雇い労働者の方々は高齢化の波が押し寄せているのですが、最近では20~30代の方々も仕事や住むところを無くしてしまいこうした支援に頼っている現状が改めてわかりました。

やはりこういった状況になった背景には新型コロナ感染症の広がりによる飲食業や宿泊業などで働いていた人が人員整理に遭うようなケースも少なからずあるようです。インタビューに答えていた30代の方はホテルに勤務していて、昨年の年越し時期には友人と自宅で温かいものを食べていたと言いますが、収入源を絶たれてしまったことで住んでいた場所を追われることになり、取材時には公園で寝泊まりするホームレスになっているということでした。先日の首都圏の雪でどうなってしまったのだろうかと、他人事ながら心配になります。

こうした路上生活から抜け出すためには改めて働き口を得る必要があるのですが、家がないと住所が持てないので就職には不利になり、その方は携帯電話の料金を滞納したことで通話や通信が使えない状況になっていたそうで、そうなると外界と連絡を取る手段すらも無くなってしまっていわゆる「負の連鎖」に陥って路上生活が長期化するような事にもなってしまいます。

かくいう私も、状況が変わればいつそんな生活に追い込まれてしまうかわからないようなところまで考えなくてはいけないと思っています。安定した収入があって何とか今は暮らせていても、それが無くなった場合の家での生活や電話は続けられるのか? という現実をしっかりと考えることは大切です。

ただし、もし私の収入源が絶たれてしまった場合でも、何とか通話と通信については毎月の費用の負担なく維持することは実は可能になっています。というのも、私が今契約している通信回線のうち、「楽天モバイル」は月1GBまでは無料で使え、「povo2.0」にいたっては通話のできる回線が半年ごとのトッピングを付ける条件で、固定費0円で維持することができるからです。

最悪の事は考えたくありませんが、もし通信費に全くお金を掛けられないほど生活が追い詰められた場合、楽天モバイルは基本使わずに、「povo2.0」の方の低速(実測で60kbps程度)のデータ通信で最低限のメールやSNSで連絡を付け、電話がかかって来た場合には受けることもできます。もしSIMカードを2枚差せる楽天モバイル対応のスマホがあれば、両方のSIMカードを入れながら、通信は「povo2.0」で行なうことで、楽天モバイルの方の電話番号から無料通話を行なうことも可能です。そうすれば、何とか電話でこちらからアクションを起こすこともできますし、最悪の状況から抜け出すことのできる可能性は増えるでしょう。

こうした契約は、生活が追いつめられてきてからすると、SIMカードなどを送ってもらうにしても送付先がなくなってしまうため、まさかそんな事はないだろうとは思わないで、いざという時に通信費を全てカットしても連絡先と連絡手段は使えるようにするため、今あるものを有効に活用することは全く問題ないと思いますし、もしかしたらそうした判断が最悪の状況になった自分を救ってくれるかも知れません。

私自身、過去に山谷のドキュメンタリーをテレビで見て、まさか自分はこんな風にはならないだろうと思っていましたが、私よりも仕事を探す意味では有利であるはずの20代の方々も生活に困窮するような状況がやってくることは見通せませんでした。今後の社会を考えると、何が起こってもおかしくない状況は続くと思いますので、何があってもスマホを使った通信・通話は維持できるように、月々の負担が無くても維持できる通信回線の契約を考えてみることをおすすめします。


カテゴリー: モバイル関連コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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人生何があるかわからないからこそ「楽天モバイル」「povo2.0」契約キープの勧め」への2件のフィードバック

  1. ケータイオタク

    POVO2.0と楽天モバイルは無料で維持できますが、それで飛びつく人は肝心な時に契約解除になっていて使えないと言う気がします。
    POVO2.0は180日間有料トッピングを使わないと解約になるし、楽天モバイルは気が付くと1GB超えていて980円発生してしまうと言う事もありますね。
    ただデュアルSIMでPOVO2.0と楽天モバイルの組み合わせでデータはPOVO2.0と設定しておき、通話はrakutenLinkを使うと言う方法なら少なくとも楽天モバイルは無料で維持が可能ですね。問題はクレジットカードは必須だと思うのでその維持が出来るかどうか。
    低価格ならOCNモバイルは口座振替やデビットカードに対応しているようですね。
    OCNモバイルと楽天モバイルのデュアルSIMも低価格で有用性が高いと思います。
    0.5GBで550円。通話はrakutenLinkを使って通話定額、OCNモバイルはアドレスも付与される。OCNモバイルでプラスメッセージ対応、楽天モバイルでSMS無料です。
    有効な銀行口座を一つは確保しておくことも大事ですね。

  2. てら 投稿作成者

    ケータイオタクさん コメントありがとうございました。表題の楽天モバイルとpovo2.0だとエリアの関係もあるので、Docomo回線では入りやすく安く、さらには端末購入もしやすいOCNモバイルONEも視野に入れた用意は必要かも知れません。

    今回はかなり極端な想定で書いていますが、普通の生活の中でも極力通信費を削りたいような場合、基本料金が安いプランというのは継続していてもそこまで家計の負担にはならないので、いざという時のために入れるうちに入っておくことは意外に大切なような気がします。生活の全てをお上に頼れない中で、生活のための自衛の一つの策として、まさに災害時の準備と同じようにライフラインとも言える通信維持についてもっと多くの人が考えて欲しいですね。

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