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日本通信の「Wスマートプラン」はシニアにぴったり?

NTTドコモから原価に近い状態で回線を借りることで、音声通話を使う人にとっては興味深いプランを出している(ドコモ回線のデータ通信とプレフィックス通話でないかけ放題の「合理的かけほプラン」が税別2,480円)日本通信が、そこまで電話はしない人でも面白そうなプランを出してきました。

それが表題の「Wスマートプラン」でネーミングはデータ容量をスマートに切り替えることができるということと、ユーザーの健康状態をモニタリングして健康的でスマートな体型に変わりたいと願うユーザーにとっても興味深いプランになっています。

というのも、一日の歩数や食事の内容、体重などのデータからAIによるアドバイスがもらえるというFiNCのアプリ「FiNC Plus」(月額480円)の利用料金が基本プランに入っていて、月間のデータ通信の最低3GBと、プレフィックス通話でないドコモの回線をそのまま使った無料通話が70分間(例によって0570から始まる番号への通話は無料対象にはならないのでご注意)付き、さらに月間70分の通話を超えた分については、通常の半額である30秒10円で課金されるようになって、料金は月額1,580円(税別)となっています。ドコモのらくらくスマートフォンにこのSIMを入れて使えば、ドコモプランよりも安く便利に使うことができそうなので、中古のらくらくスマートフォンに合わせて親世代に使ってもらうというのも有りかも知れません。

ちなみに、現在私がガラホに入れて使っている5分定額のかけ放題で、データ通信ができないSIMの月額料金は1,200円です(旧プラン)。現状でドコモのケータイプランで5分定額を使う場合は基本料金が1,200円で、5分定額はオプション料700円が加算され1,900円(税抜)となり、利用できるデータ通信料は100MB(!)しかありませんので、かけ放題や無料通話が欲しい場合は日本通信のプランにドコモのガラホを使うのがいいだろうと思います。私の場合、最近は自分から長時間電話する場合は楽天linkアプリを使っての無制限かけ放題を使うので、メイン番号の電話はほぼ受けるだけになっています。電話番号を知っている人に掛ける際にはまずはメイン番号で掛け、長くなりそうだったら楽天の番号からかけ直すというパターンですが、状況によってはメイン番号で掛けて5分で切れない状況になることも考えられるでしょう。

その場合、月70分の無料通話分があるのは有難いですし、もし無料通話分を使い切ってしまっても、通話料が半額というのは嬉しいですね。同社の通話かけ放題のプランは2,480円ですが、そのプラントの差額は900円です。通話料が半額になるので1分20円ということになると、45分/月超過して(トータルでは115分)月額が2,480円になります。毎月ここまで電話することは私の場合あまり考えられないので、基本料金が安い方が年間トータルでは電話料金がかからないということになるでしょう。

5分間の定額といっても一回の電話にかかる通話時間は5分以内にほとんどが収まります。総務省が2020年6月19日に発表した、2018年度(2018年4月1日-2019年3月31日)における固定電話や携帯電話などによる音声通信の利用状況に関する調査結果の中の「1通信あたり通信時間」の2018年のデータでは、携帯電話の場合平均が2分44秒でした。つまり、一回3分以内でその際の通話料金はこのプランでは無料通話分で23回発信できるということになります。

基本的には0570番号へは絶対通話しないことを守りつつ、込み入った話をしたり企業や役所などへの問い合わせの電話を楽天モバイル経由で電話するようにすれば、ほぼ通話に関しては問題なく基本料の中で収まるような気がします。
また、このプランでは最低3GBから「上限設定」のデータ量を決められるので毎月の利用パケットに応じた上限金額を設定できます。ちなみに3GB超過分の追加料金は1GBあたり250円です。

私の場合はとりあえずこのプランを契約する場合には今使っているドコモのガラホに入れて使おうと思っているので、データ上限は最低の月3GBでも十分過ぎるほどです。ただ、日本通信のホームページによると、ドコモの端末では使えるとは書いてあるものの、動作確認の取れている端末の中にガラホが入っていないのが気にかかるのですが(^^;)。問題なくこのSIMをガラホで使えるようになると仮定した場合、これでいざという時にはガラホからテザリングをしてパソコンや他のタブレットなども使うこともできますし、ガラホのみでのインターネット接続が可能になるのはかなりグレードアップするような感じになります。

あとは、健康管理用の「FiNC Plus」がどのくらい使えるかということになるでしょうが、ガラホでこのプランを運用する場合、FiNCアプリはガラホにインストール出来ないので、SIMをセットしていないスマホでも「FiNC Plus」が使えるかどうかが個人的にはこのプランを使う前提で考えるか考えないかのカギになると思います。この部分がネックになるのでガラホでの使用を勧めないのか? とも思いますが、この点については日本通信の方に問い合わせを行ないましたので、回答が来ましたら追記という形で紹介させていただくつもりです。

(追記)

日本通信から早速返信が来ましたのでその内容を紹介します。結論から言うと、「FiNC Plus」は日本通信SIMが入っていないスマホで使うのも有りだということです。ですから、ガラホにSIMを入れて、二台持ちのスマホの方で「FiNC Plus」を使ったり、家族内で70分無料通話とデータ通信のみ使う人と、「FiNC Plus」のみを使うというようなこともできそうです。


将来の事故が起こる可能性を考えた判断も

高齢ドライバーが免許を返納する事が増えた原因になったとも言われる、東京・池袋での自動車が暴走まがいの走りをし、歩行者が複数犠牲になった事故について、裁判の流れがニュースで報じられその内容が話題になっています。

というのも、事故当初は加害者側が自分の運転に問題があるような事を言っていたと(これは警察経由による情報)いう事件報道があったものの、裁判では加害運転者がそうした証言を否定し、乗っていた車の欠陥ではないかと自身の無罪を主張したことで、多くのリアクションが出てきているようです。

ご家族をこの事故で失くしてしまったご遺族の方にとっては、最愛の家族を失くした悲しみや苦しみ、そして怒りをどこに向けていいのかということで今回の運転手の証言には怒りや戸惑いとともにやるさなさを感じてしまうところではないかと思います。同様に、小さいお子さんをお持ちの方にとっては、いつこうした事故に自分の身内が巻き込まれないとも限らないので、今後の裁判の結果がどうなるのかということについて関心を持たれている方も多いと思います。

私自身も車を運転しているので、いつ事故の加害者になってしまうかわからない中で車を運転しています。もし今回の裁判で今回の運転者の証言が嘘であって、高齢ドライバーの判断力や反射的に危険を回避する能力の欠如が事故に結び付いた事が証明されれば、今以上に高齢ドライバーが運転を続けることに対しての社会の風当りが強くなるでしょうし、今後高齢ドライバーでも自動車自身によるアシストによって悲劇的な事故を防ぐような車の開発を待つ形で車に乗り続けるかどうかの判断が迫られるのではないかと思います。

ただ、裁判の流れによって加害者側の主張が通り無罪になる確率は0%ではありません。日本の場合は起訴された時点で有罪の可能性が99%と言われているので、残りの1%の可能性を無視するわけにもいきません。過去には今回の事故とは違いますが、本当は自動車に重大な欠陥があったのにその事実がかくされたことによって、起訴された運転手が粘り強く自動車の欠陥を見付け出し、その結果無罪を勝ち取った人もいます。

ただ、その場合は検察が主張する車両関連の情報について、反論し自説を明らかにするための証拠が必要になります。普通に考えると簡単に今までの流れをひっくり返すことは大変難しい状況があるのですが、それでも裁判が終わるまでは憶測に基づいて軽々しく語ることは避けた方がいいと思います。

まさか日本の大手メーカーがこれほどひどい事故を引き起こす車の欠陥を隠すとは今までの報道を見る限りは考えにくいですが、個人的に思うには、普通のドライバーなら全く問題がなくても、高齢ドライバー特有の動きによって運転を誤るかも知れない、少しでも改善の余地があるような不安な点が車の構造だけでなく装備の中にあるとしたら、加害者をどうこうというよりも、同じ不安点をなぞるような形で同様の事故が起こらないようにしてほしいということはあります。

もちろん、そのようなわずかな不安点が出てくることも現状ではなかなか考えられないとは思います。ただアメリカでは車のマットの不具合でアクセルが回ってしまって死亡事故が起きるという、普通ではちょっと考えられないような事も起こっていますし、個人(加害者)や企業の体面というよりも、今後同様の事故を生まないような形で事故を未然に防ぐという観点から、今後の裁判が進んでいってくれることを個人的には希望します。


楽天モバイルのエリア計画と今後のプラン組み合わせ

楽天モバイルのホームページに有るエリアについての表示が変わりました。すでにエリアになっている「現在」の他に、「2020年10月末」「2020年12月末」「2021年春以降」のエリア表示を切り替えて見られるようになりました。
注目の私の自宅付近は一番最後で具体的な記載のない「2021年春以降」のエリアになっていてがっくり来ましたが(^^;)、現状でも月額2,980円を使ってパートナーエリアで制限時最大1Mbps出るなら十分外出先で使え、自宅ネットが使えなくなった場合のバックアップ回線になると思うので、とにかく楽天のオリジナルエリアが固定回線の代わりになるのかを確かめるまでは楽天モバイルの契約は続けるつもりです。

取らぬ狸の皮算用的に今まで考えていたのは、楽天モバイル回線を自宅のADSL回線の代わりに常用し、メインのモバイル回線をUQかワイモバイルの通話かけ放題付きのデータ定額プランにして、自宅および外出時のインターネットを全て無線化するというものでした。しかしこのペースでは2021年3月末日までには自宅がエリアに入らない可能性もあります。幸いまだADSLのサービス自体は終了まで時間があるので、今年4月から一年で楽天モバイルの無料試用期間が終わっても、楽天モバイルのパートナーエリアのau回線をモバイル利用で使い、通話に使っている回線をどうするかが問題になってきました。

何しろ今のドコモ本家で契約している通話用プランは旧プランの2年縛りがあるものなので、ひとまず更新料のかからないプランに入り直しておかないと、途中解約扱いで解約料金が発生するようになってしまいます。ドコモの方で、せめて古いプランでも解約料金については現行プランに合わせて欲しいですが、そうならないのなら残念ながら今の契約を見直すしかないわけですね。

もちろん、ドコモからストレートにUQモバイルやワイモバイルのプランに変えるというパターンは有りだと思います。楽天モバイルのパートナーエリアとかぶらないように、低速制限時に最大1Mbpsでなく最大300kbpsにする代わりに基本料金が安いプランで凌ぐ(今まではUQモバイルだけの特徴でしたが、最近になってワイモバイルも同じ300kbpsに10月14日から改正しUQモバイルに合わせることを発表しました)ぎ、楽天エリアが実用になったら家のネットは楽天のSIMで利用し、外出用に低速でも最大1Mbps出るUQやワイモバイルのプラン変更というパターンは有りでしょう。

そう考えると、ドコモ回線の現状でのメリットはエリアの広さということはあるものの、改めて他の2キャリアとの差が際立ってきている感じがします。ちなみに、通話関連の費用については、楽天モバイルの国内通話料無料を主に使うなら、あえてUQもワイモバイルもかけ放題無制限にする必要はありません。楽天のバックアップ用途と考えれば、通話定額自体が必要ないので(どうしても通話したい時は30秒20円の通話料を払った方がトータル的に安くなるので)、単に料金面から言うとUQモバイルの方が私には合っているかも知れません。

また、逆に今利用している楽天モバイルの回線を来年3月に解約するつもりで、メイン通話用の番号の契約については新たに楽天モバイルの回線にMNPし、来年4月以降にサブ回線のデータ専用プランを別に契約するというパターンもありでしょう。この場合は楽天モバイルのもう一つの特徴である、国内通話およびSMSが無制限という状況を生かしまくることができます。二台のスマホを使って、楽天モバイルとドコモ系のMVNOのSIMを使い分ければ、楽天モバイルのエリア外になった場合でも、ドコモ系のSIMを入れたスマホにRakuten Linkアプリを入れておけば、ドコモのSIMでも楽天回線でMNPした番号で発信も可能になります。固定電話から楽天SIMにかかってきた着信については楽天SIMが差さった方のスマホに着信しますので、2台持ちで対応可能です。もし楽天のエリア外で固定電話から電話がかかってきた場合は、着信通知のみですがRakuten Linkの入った非楽天回線のSIMが入ったスマホの方で着信通知のリアルタイム受信が可能なので、「電波の状況が悪くて……」とこちらからコールバックすれば問題ないでしょう。

どちらにしても、今後の楽天モバイルのエリア展開によって状況は変わってきますね。あまりにも楽天モバイルの4G展開が遅れ、自宅から使えるのはパートナーエリアという状況が長く続くようなら、ADSLの代わりに別のモバイルルーターを使ったデータ専用プランを検討することも考えます。もう一つ考えるべきなのは、果たしてドコモがUQやワイモバイルのようにサブブランド事業に参入するかどうか、さらにはその中であくまで他社と横並びのプランを出すだけなのか、ユーザーを総取りするための戦略的なプランを出してくるかということです。

ネットでの声を見ると楽天モバイルはドコモのサブブランド事業参入で相当苦しくなるという分析をしている人もいますが、楽天の通話・SMS定額というプランにまでドコモが手を付けるとなると、かつて大手キャリアがPHSのウィルコムを潰したような状況が再現されることもあるでしょう。ただそれでユーザーが将来的に幸せになれるかどうかという問題もあります。個人的には今のところ、大手に挑戦する楽天を軸に使っていきたいとは考えています。まずは楽天モバイル関係者の方には、宣言したエリア開通の時期を守ってサービスを展開していただきたいです。その計画が崩れると、冗談ではなく他の大手キャリアのどこかにエリアが吸収されてしまう楽天モバイルにとっては最悪のシナリオが現実のものになってしまうかも知れません。今後のモバイル通信の多様化維持のためにも楽天モバイルには頑張って欲しいものですが。


教科書のデジタル化を実現するためには

政府の新たな構想が数々上がっている中で、ハンコの省略に続いて出てきたデジタル化への提案が「教科書のデジタル化」でした。

私自身はなるべく物を増やしたくない(溜め込まない)という観点から、自宅にできるだけ紙の本を置くことを止め、パソコンやタブレットを使っての電子本の利用を模索しています。もうすぐ始まるアマゾンプライム会員限定のセールの目玉商品でアマゾン専売のタブレットが販売される予定ですが、価格が安く漫画もカラーで楽しめる8インチタブレットが手に入れば、まさにブックリーダーとして十分実用になるだろうと期待しています。

amazonのタブレットということで、Kindle本についてはすでに持っている専用端末(白黒で電子ペーパー)との使い分けも考えていて、長期間災害が続けば現状ではタブレットはすぐに電池が無くなるので、電子ペーパーの端末の方が便利に使えると思いますが、全ての事を電子端末で置き換えられるかということも考え、電子データを紙に印刷するような事も必要があれば行なっていこうと思っています。

現在、来年の年賀状印刷用にプリンタを物色しているのですが、年一回の年賀状印刷のために高いお金を出してプリンタとインクを揃えるのも莫迦らしくて、あえて必要に応じてデータのプリントアウトをして生活を豊かにしたり作業を効率化しようともしています。具体的には、例えば旅行に出る前にガイドブックを買うのではなく、インターネットで色々調べた内容をパソコンでまとめ、それをプリントアウトして持って行くようにすれば、自分の頭の中で考えたことを常に見ながら旅を楽しめます。レシートの裏に走り書きというよりも、ちゃんと印刷したもので持っておけばどこかへ無くしてしまうことも少なくなりそうですし、旅先でいちいちスマホを使って調べる手間も減らすことができるでしょう。さらに、いらなくなったらゴミとして処分する事や、野外活動の中でなら焚き付けにすることもできます(^^;)。

昔、旅に文庫本を持って行き、明かりや暖を取るための非常手段としている人の話を読んだことがあります。紙を燃やす事自体、地球温暖化の波に逆行するのではないか? という風にも思いますが、私自身が印刷して利用する量自体は、いわゆる「旅のしおり」程度のものなのでそこまで多くはありません。データを紙に印刷して出力するという事は、それこそ災害時で停電し、電子機器が全く使えなくなった状況でも読めるということなので、いくらデジタル化が進んだ社会であっても紙の文化というものを全く無くしてしまうような流れにはなって欲しくないとも思っています。

そこで、話を戻して教科書のデジタル化について真面目に考えてみますと、単に教科書のデジタル化ありきではなく、学生・生徒に持たすハードの仕様をどうするかという方が問題になるような気がします。

教科書という常に学習で使うものをデジタル化するなら、タブレットのような目が疲れそうな液晶画面ではなく、学内で充電しなくても使える(学校内の電力設備は貧弱なため)僅かな電力でも動く電子ペーパー端末の方がいいでしょう。しかし、今の電子ペーパーでは教科書用に使うにはスペックが足りないのではないかとも思います。そこで企業にお願いして、充電を忘れても使え、災害時でも入手しやすい単三電池2本(エネループでの代用も可(^^))ぐらいでも長時間使え、さらにカラー表示にも対応するような製品で、当然小学生あたりから使わせるなら防水・防塵・耐ショック性能のあるA4版くらいの大きさのある端末が欲しいところです。さらに、そこまで強度を考えても、小さな子は必ず想定外の使い方をして端末を壊すケースもあると思うので、その対策(代替機を出すための保険など)の端末を使うための制度についても一考の余地があります。

このくらいのハードとそれを使うあらゆるケースを想定した事務仕事は、学校の先生だけに任せておいてはさらなるオーバーワークを生むだけので、学校にデジタル端末専門の職員を置くなどする必要も議論の余地はあるでしょう。これらの対策が十分に練られ、ハードがしっかりと供給できるなら、個人的には教科書のデジタル化も十分ありだと思います。さらにできれば辞書類も端末に入れてしまえば、小学生のランドセルは専用端末とノートだけになるのでかなり軽くなるでしょう。問題は技術が現状でそこまでの製品を出せるまで来ているかということになるかと思うのですが、そこまで考えて政府が「教科書のデジタル化」をぶち上げているのか、今後の発表に期待したいと思います。ついでにそんな端末が安く手に入るようなら一般人にも安く販売していただきたいです(^^;)。


携帯料金が下がってもNTTの寡占が進んだ未来は通話料金で苦しむことも

このブログでは、携帯電話の無料通話や通話かけ放題の適用外となる「0570」から始まる企業や行政への通話に注意を促してきました。しかし、大きな企業の問い合わせ先には堂々と0570から始まる番号が書かれていたり、特に私が静岡市民としてひどいと思うのが、新型コロナ相談ダイヤルが0570から始まる電話番号に一本化されていることです。

テレビコマーシャルでは、60才以上の方なら24時間掛け放題で0円(実際はちょっと違いますが定額で安く掛けられるので、ここではその点には触れません(^^;))というシニア専用スマホを使うプランを紹介しているのですが、この電話を手に入れ、普通にどの通話(当然海外への発信は別料金ということはわかるでしょうが)も長電話してもスマホ料金は定額だと安心している人がいたとしたら、これは本当に危険です。

0570から始まる電話の怖いところは、一旦つながってしまい、この電話が有料であるというアナウンスが流れている時点から課金が始まり、通常のコールセンターを経由するような問い合わせの場合、長く待たないとつながらない事もありますので、実際の問い合わせはそれほどしていなくても、アナウンスが流れた時点から電話を切るまでの時間が適用されます。

例えばNTTコミュニケーションズのナビダイヤルの場合、携帯電話からの平日昼間(企業・役所関連の問い合わせはこの時間帯になると思いますので)料金は3分90円だそうで(^^;)、30分なら900円がいつもの通信料金に加えて翌月請求が来るようになるわけです。

これは、政府の目標とする「携帯料金を下げる」という観点で考えると、たとえデータ通信の料金が下がり、かけ放題を付けていても0570から始まる電話番号に掛けなければならない状況が続くなら、0570番号の事を知らない無知なユーザーの料金アップは避けられない状況になるということです。

そうなると、気になるのが改めてNTTがドコモを子会社化し、NTTコミュニケーションズなどの関連会社の取り込みもするということになると、いっそう0570から始まる電話をユーザーに掛けさせて(つまり今までフリーダイヤルや固定電話の番号で案内を受けていたところにも変更を促すような流れになったことを考えています)、ドコモの料金が下がる分の埋め合わせをするのではないかと考えてしまうところもあります。つまり「実質携帯料金は今のまま」ということが大手の寡占が成った未来に起こっているかも知れないということです。

個人的には政府が本当に携帯電話ユーザーの通信費を下げ、日々の生活費に余裕を生み出し、経済を回していきたいと考えるなら、大手電話会社が提供する0570から始まる電話番号への通話料について見直すか、携帯電話の無料通話およびかけ放題(5分・10分以内のかけ放題も含む)でも利用できるように携帯電話会社に働きかけるべきだと思います。

現在は固定電話より携帯電話のみを使っている人も多く、携帯電話の通話料金は全国一律なので(さらに言うと固定電話もIP化すれば全国一律料金にできると思います)、企業・役所への問い合わせに固定電話の番号を併記することでユーザーが無駄に通話料を追加で払うことを防ぐような取り組みもあっていいと思います。少なくとも携帯電話料金を下げるということは現政権の必ず達成すべき政策であることは確かなので、データ料金だけではなく通話料金についても過大な請求でトラブルに今後ならないよう、きっちりと大手キャリアを動かしていただきたいものですが。


マーカーペンも「詰め替え」でエコ生活

最近になってマーカーペンでメモを取る機会が増えました。車中泊の旅用に車の中や、いざという災害時に目立つ字をどこでも書けるように、マーカーペンはそれまでも常備していたのですが、現在使っているのは水性顔料インクを使った三菱鉛筆の「プロッキー」がお気に入りです。

かつてはマーカーペンと言えば「マジックインキ」でしたが、一本で太字と細字の軸が使い分けられるゼブラの「マッキー(ハイマッキー)」を当初は多く使うようになったものの、油性インクでどこでも書けるのはいいのですが、独特の匂いが気になるだけでなく、机の上に紙を置いて強く書くと裏写りして消すに消せず大変なことになるので、「裏写りしない」という水性顔料インクのプロッキーに落ち着いたわけです。インクの種類は染料と顔料がありますが、顔料の方が定着すれば水にも強く、紙に書く点においては油性をあえて使う理由は自分には感じられませんでした。

たまに使う分にはインク切れになったら改めて買い直すのが普通ではありますが、先日この種のマーカーであれば大きな文具屋さんに行けば詰め替え用のカートリッジがあるのではないかと言うので、近所の大きなお店に行ってみたら本当にプロッキー用の「詰め替え用インク」が売っていました。

元々「プロッキー」と言ってもピンと来ない方のために、お店の中にあった製品版のプロッキーとともに写真を撮ってきました。インクがかすれてきたらこのパッケージから詰め替え用インクを出し、中味を入れ替えるとすぐに濃い色で書くことができます。価格は定価ベースで一本70円(税抜)と、新しいプロッキーを買うより安く購入できます。

本体の芯がへたってきたら替芯も太字・細字用とも用意されているようですが、そこまでするかどうかは今後の状況を見て考えようと思います。ともあれ100円ショップで本体を買うより安く本体を使い続けることができ、さらにゴミの減量にもなるので、今回すでに買っておいて詰替え用インクを交換したタイミングで新しいものを買い、それまで保管していたところにストックすることにしました。

車の旅の中では、例えば急に車の調子が悪くなり、応援を呼びに行く時にその場を離れなければならなくなった場合「故障中」という状況を外から来た人に伝えたり、もしその場に駐車したことによって何らかの不具合が生じた場合に備え、こちらの連絡先を書いて外から見えるようにして車から離れた方がいいと思うのですが、その際にボールペンで書くよりは太字のマーカーがあればそちらの方を使うのがより認識性が良くなります。また、大きな災害に遭い、長期の車中泊による避難をしなければならなくなった場合、マーカーを使い過ぎてインク切れになることもあるかも知れません。その際、同じものを二本置いていてもいいとは思いますが、二本置くとどちらのマーカーの方がインク残量が少ないかわからないということもあるので、使う場所ごとにマーカーと詰め替えインクのセットを置いておくというのも良いかも知れませんね。

ネットではこの詰め替えインクは10本セットが単体買いより安く売られていたりしますが、まとめ買いの場合はどこにしまったか忘れてしまい、必要な本数を買った方がコスト的に安くなったりもするので、常にマーカーを使って頻繁にインク交換をする人以外は単体でその都度買って補充した方がいいのではないかと個人的には思います(補充した後はしばらくインクの心配をする必要がないので)。

今回は私の使っている「プロッキー」の詰め替えインクについての紹介でしたが、先述のマッキーにはつめ替えのできる油性の「ハイマッキーケア詰替タイプ」および、プロッキーと同じ水性顔料インク使用の「紙用マッキー」でも詰替えが可能です。さらに、マーカーでも蛍光ペンについても種類によっては替カートリッジが使える製品もあります。芯の耐久性は使い方によっても変わってくるとは思いますが、今後はボールペンの芯だけではなくマーカーもできる限り使い倒す方向で使っていきたいと思っています。


車内で「radiko」ならエリアフリーに意味がある

テレビがインターネットに押されて地方局の経営が厳しいという話を聞きますが、それよりももっと大変なのは地方にあるAM(中波)による放送を行なっているラジオ局の経営の問題でしょう。それは単に広告収入だけの問題ではなく、老朽化したAMの送信設備の更新をどうするのかという放送の根元に関わる問題も抱えているのです。

AM波は一つの送信局のカバーエリアが広いのが特徴で、夜になると電波が良く飛び、状況によっては地方ローカル局の放送を遠方でも聞くことができます。そうした特性から過去には性能のいいラジオを売って全国のラジオ局のベリカードを集めるBCLという趣味がありました。

ただ、今は高性能なラジオを使わなくても全国の民放ラジオや主要都市のNHKをインターネット経由で聞くことができるようになっています。動画と違ってラジオは一般的なMVNOの低速と言われる200kbpsくらいのスピードでも途切れずに聞くことができるので、先日紹介したmineoの最低プランだけでもデータ消費の心配をせずにずっと流しっぱなしにしても大丈夫なくらいです。

ただ、これもスマホを持っていれば便利に使えるものの、多くのユーザーは普通のラジオでローカル局の放送を聞いており、もし現在のAM局が今のままAM放送を続けられるだけの設備投資ができず、FMのみの放送に変わってしまったとしたら、少なくない数のラジオでは今までの地方ローカルAM局が聞こえなくなることが考えられます。それは、FMの周波数が90MHz以上のところにAM局が電波を出しているためです。改めてご自宅にラジオをお持ちの方はFMの周波数をどこまで受信できるのか確かめてみて下さい。今後新しくラジオを購入する場合「FMワイドバンド対応」のラジオを購入されることをおすすめします。

しかし、AMにはAMのいいところもあります。サービスエリアが狭かったり、山間部をエリアにしないのなら費用を掛けずに最低限の送信設備を管理すればいいですが、少なくとも携帯電話と同じくらいの人口カバー率を確保するためには、多くの中継局が必要になります。こうした設備投資の額には地域差があり、北海道と沖縄では相当変わってくることはおわかりでしょう。高出力のAM送信設備を維持して広いエリアをカバーするか、小さなFM用の基地局を細かに配備してAM局から撤退するのか、地方局では様々なレベルで選択を迫られるようになるでしょう。

さて、ここからはラジオリスナーとしての立場で書きますが、今までは車の中ではカーラジオを聞いてきましたが、地域によってAM放送が無くなるようなところもあることを考えると、安定して車内でラジオを聞くためには、カーラジオではなくスマホから「radiko」や「らじる☆らじる」を利用するということです。radikoにはGPSなどを使った現在位置を利用した判定機能があり、実際のラジオの電波が届いていなくても、携帯電話の電波が届いていればその地方のラジオ局をインターネット経由で聞くことができます。さらに走る車では安定してスマホのバッテリーを充電できるので、直接スマホをカーオーディオにつないでもいいですし、カーオーディオがなかったり古い車でスマホとつながらないような場合には、Bluetoothスピーカーを使ってもいいでしょう。ただ、車を使って長距離移動をする場合に気を付けたいことがあります。

NHKはともかく、民放の場合は先に書いたように、地域判定機能によってそのエリアを出てしまうと今まで聞いていた放送局が聞こえなくなってしまうということが起こります。ラジオ放送を聞く場合にはそこまでシビアに考えなくても良かったのですが、ドライブ中に安定してradikoを聞き続けるためには、現在地に左右されないで全国の放送局をリアルタイムに聞ける「ラジコプレミアム」のエリアフリー機能を使うのが便利です。

この機能は有料ではありますが、例えば隣県の観光地へ行く場合、出発時から地元局でなく目的地のある放送局に合わせていると、休日などは観光イベントの行なわれている場所から中継があれば、その内容を聞いて面白そうだったら目的地を変えるなんてことも可能です。地方局の番組が面白くなければ、地元局や関東ローカルのラジオを旅の間ずっと聞き続けることも可能です。

ドライバーが運転しながら動画やテレビ放送を見るということは、安全面を考えるといいことではありませんし、電波が届かない昼間でも私のいる静岡から移動しながらではほぼ聞くことが不可能な沖縄の民放局を聞けるというのは改めて考えるとすごいことです(北海道の放送局は電波の状況によってはカーラジオから聞こえることもありますが(^^;))。今後車を使って長旅を考えている方は、ぜひラジコプレミアムの加入を考えてみてはいかがでしょうか。


mineoの新アプリで使える高速データ量を増やす?

現在、メインスマホの中にSIMカードを入れて使っているのがmineoなのですが、月500MBの最低料金プラン(月額700円)に安く様々なサービスを使うにはぎりぎりの低速500kbpsとスピードを底上げするパケット放題オプション(月額350円)を使っているので、低速に固定して使っても月額1,050円(税抜)で普通のスマホ利用ではほとんどこまったことがありません。

また、高速クーポンを翌月分まで繰り越すことができるので、どうしても高速通信をしたい時に(最大500kbpsではアプリが動かないような場合など)限定で高速に切り替えるくらいのやり方では十分使えます。最大500kbpsだと動画は見られるものと見られないものがありますが、その辺だけは我慢が必要です。

しかしながらmineoは通常のクーポンの他にアプリからの操作を地道に続けるとさらにポテンシャルが上がるというのが売りで、一番利用が集中する土日祝日を除く平日の午後0時から1時までにパケット通信を使わないことをあらかじめ宣言し、宣言通りデータ通信をほとんど行なわければ宣言通り達成した日数に応じて高速クーポンがもらえたり、前の月に基準をクリアすると、翌月の夜11時から翌朝7時までの高速クーポンをフリーで使えるようになったり、一日フリーでデータが使える権利を得たりできる「ゆずるね。」というチャレンジサービスを行なっています。

最近になってさらに、アプリのバージョンアップによって、高速クーポン付与のパターンが増えました。昔からその種のサービスはあったとは思うのですが、動画のCMを見終わると一回につき1MBの高速クーポンが付与されるというものです。ただ一日にクーポン増量になるのは15回(つまり15MB/日)という制限がありますが、律儀に毎日15回CMをWi-Fi接続や高速通信を切った低速で(高速通信でCMを見てももらえるクーポンより多くの容量を消費するので)行なえば、これだけでも450MB前後の高速クーポンをゲットできます。

もちろん、一番使いたい時期である平日昼の通信を止め、アプリを毎日起動してちまちまと操作することは大変ですが、暇さえあればスマホに向かっていて、何とかして安くて快適な環境を作りたいと考えている人にとってはmineoの中速プランを契約し、ちまちま高速クーポンを貯め、さらにWi-Fiを実用的に利用するためにドコモのIDを作ってドコモのWi-Fiをちゃっかり利用するというパターンが一番いいかも知れません。

ちなみに、私の契約している最安プランはデータ専用SIMの価格ですが、au回線のAプランの場合はSMSのオプション料金が発生しないので二段階認証が必要なサービスもオプション料金を払わなくても単体で使え、さらにmineoが行なっているIP電話の「LaLa Call」を併用すると月額利用料の100円分の通話料金が割引かれるので、ちょっとした発信・通話くらいしかせず、他はLINE通話で済ますなら(通話品質は通常より落ちますが)こういう手段もあります。

現在、携帯キャリア3社が通信料金を下げるということが注目されているものの、通話をほとんどしない人にとっては音声通話込みの料金はそれだけで高いと感じるかも知れず、使い方に癖がありマメなアプリ使用が必要なものの、今回紹介したMVNOのmineoの料金と比べても安いと思える価格を大手キャリアが出せるのか? という風にも思います。同考えても大手キャリアがデータ専用のSIMを出して「携帯料金を下げた」と言うことはないと思いますので(^^;)、現状で今のスマホの通信費を下げようと思っている方で、ここまで説明した毎日の行動をマメにこなせそうだという方は、考える余地はあるかも知れません。


2020アマゾンプライムセールの狙い目は?

アマゾンプライム会員でない方にはわからない点があるかも知れませんが、今年は10月13日(火)および14日(水)の2日間にわたってネット通販大手Amazonのセールが行なわれます。

つい先日、私のいる静岡市で長年営業していた静岡マルイが閉店の意向であるということがニュースになったのですが、その原因の一つに挙げられるのがAmazonをはじめとしたネット通販の台頭だということは間違いなく、こうしたネット通販が伸びていく傾向は私たちの暮らしにとっていいのか悪いのかという事はあるにしても、入ってくるお金が決まっていたり昨今の新型コロナ騒動で賃金やボーナスがカットされる人にとっては、同じものならできるだけ安く買いたいと思うのは人情です。ただそうはいっても、ここでは細かいお買い得情報を出すのが目的ではありません。

というのも、ここ数年はプライムセールで狙っている品物はamazonが出している端末類で、当然amazonのサービスに特化している分Google Playが使えないなどかなりの制限があるのですが、その辺を割り切って使えば、おうち時間だけでなくモバイルシーンでもかなり利用価値があると思っています。そんな中で今年のプライムセールの事前告知で出てきたのが、「【Newモデル】Fire HD 8 タブレット ブラック (8インチHDディスプレイ) 」という8インチタブレットです。

現在、amazonのFireタブレットはこの下のランクの7インチのものを使っているのですが、動画関連ではTVerは使えないものの、You TubeもAbema TVも、GyaoやDAZNもアプリをインストールして使うことができます。

新モデルはタブレット自体をスマートスピーカーとして使うこともできるので、「アレクサ」と呼び掛けるだけで画面の表示も合わせて操作することができますし、別のスマホにAlexaアプリを入れ、その中の「スキル」からradikoを連携させると、Fireタレットに話し掛けるだけで全国の民放ラジオを切り替えて聞くとができるようになります。ここのところ自宅でラジオを聞く場合はFireタブレットに話し掛けて聞くことが多くなっています。

しかし現在使っている7インチのタブレットにはモノラルのスピーカーしか付いていないので、曲がりなりにもステレオスピーカーを搭載する新しい8インチのFireタブレットは欲しいものの一つだったのですが、プライムセールで扱いがあれば現在の価格より相当安く買えることはわかっていたので、あえて今まで待っていました(^^)。

現在はスマホのみを持ち歩くようにしているのですが、その際不満になるのが動画をそれなりの音質で見たり、音楽やラジオをちゃんと聞きたいということだったのですが、このタブレットを持ち出せばその点については十分満足できるだろうと思います。

もちろん、ちゃんとしたタブレットを買えばいいのでしょうが、普通の8インチのAndroidタブレットはどう安くなっても現行品は2万円以上しますし、そこまでタブレットにお金を出したくはなかったので、今回の機会は生かしたいですね。

不安なのは、私と同じ事を考えた人から一気に注文が入り品切れか納品まで数ヶ月待たされるような状況になる事ですが、あとはどのくらい安くなるかです。一番安いワイヤレス充電の付かないタイプの定価は9,980円ですが、半額くらいになったらこれは持ち運び可能なタブレットとしては破格で、漫画専用のブックリーダー、動画と音楽(ラジオ)を楽しみ、あとはスマートスピーカーとして使うだけでも十分元は取れるのではないかと思っています。


日中の車のトラブルでも無理は禁物

あまり運命ということは信じない方なのですが、このブログでかつて、前々回タイヤを交換してすぐにパンクしてしまったことを書いた内容があったのですが、昨日、先月末にタイヤ交換したばかりのタイヤをパンクさせてしまいました(^^;)。本当にこんな事はあるのですね。

少なくとも自宅の駐車場から車を出す時には見て普通の状態でしたし、走っていても違和感を持つこともなかったので、買い物で出掛けたスーパーに車を停める際にパンクをしたのだろうと思うのですが、最近は色んな人がいるので、意図的にパンクさせられたのか? ということもつい考えてしまいました。

ちなみに、よくあるパンクさせられてしまった車のタイヤというのは、側面に穴を開けられることがありそうで、もしそんな感じでパンクさせられてしまった場合、これは買ったばかりのタイヤをまた買わなければならないのかと一気に気分がどんよりとしてしまいましたが、本当に幸いなことに、そのスーパーから100mちょっとのところに先日タイヤ交換をしたタイヤショップがあったので、タイヤにダメージをこれ以上与えないように気を付けながらとにかく自走で車をショップまで移動させ、様子を見ていただきました。

こうしたトラブルの場合、予約などは取りようもなく、他のお客さんもいたのでしばし待たされましたが、見ていただいた限りそこまでタイヤにダメージはなく、さらにパンクの原因もビスを踏んでしまったことによるものだったそうで(これで当分そのスーパーには車で行きずらくなります(^^;))、何とかパンク修理で対応できることになりました。

私の場合の価格は一箇所の修理で3千円プラス税で収まりました。その内容はタイヤショップに直接持ち込んだことで、通常のタイヤのように溝を減らしてもパンクしたタイヤと他のタイヤとの利用に影響がない完全修理(外側からの簡易修理だと溝の減りとともに修理箇所も摩耗するので、内面から修理した方が費用がかかるものの溝が減っても修理箇所に影響なく長く使える)を入店して一時間以内で行なっていただいたので(タイヤの状況によっては修理ができなかったり、他のタイヤより早く交換が必要になるケースもあるそうです)、今回は多少お金がかかったものの原状復帰ができて良かったです。というか、本当にタイヤショップのすぐそばでパンクをしてしまったことが不幸中の幸いだったと言えます。

基本的には今回の私の取った「自走」というのはおすすめできる方法ではありません。私の場合は前回もタイヤ交換すぐの新品もどきのタイヤで、しかもタイヤショップまで極端に近かかったので走ろうという気になりましたが、多少走らないとタイヤショップまで行けないような場合、さらにある程度使い込んだタイヤがパンクした場合、私のようには行かない可能性があります。

もしそんな状態でパンクしてしまった場合は、同じ市内であってもロードサービスを呼ぶことをおすすめします。私の場合はJAFの会員なので、入っている損害保険の事故・故障ダイヤルからJAFの作業員の方を指名して呼んでもらうことになると思います。

到着までの時間はかかりますが、現場に来てもらった作業員の方にタイヤの状況を見てもらって、修理可能か不可能かの判断をしてもらった上でレッカー移動をしてもらった方が(その際に車を持って行く連絡をタイヤショップにしておけばなおスムーズになります)いいでしょう。一応、JAFでもパンクの簡易修理を行なってくれる場合もありますが、その後も同じタイヤで車に長く乗るなら、最初から完全修理を行なえる専門店に直行の方が安心でしょう。

もし夕方から夜にかけてパンクした場合は、まさに先日私の経験したケースと重なり、スペアタイヤをJAFの作業員の方にしてもらい、改めて自走してタイヤショップに修理をしに行くというのがパンクしたタイヤを長く使い続けたい場合には基本になるでしょう。

ちなみに、スペアタイヤのない車に常備されている空気と修理剤を入れる方式のキットで応急処置をしてからお店に持ち込んだ場合、少なくともタイヤを外して内部の清掃をしてからの修理になるので時間もお金もかかりますし、修理剤の成分が残ってしまった場合には完全修理が難しいケースもあるようですので、深夜でロードサービスにもつながらないような場合で、最悪タイヤを廃棄する気持ちで行なうものなのかなと思ったりします。また、パンク修理剤を使ってしまうと、新たにパンクした時の備えのために新たに修理剤の購入が必要になりますので、あくまで自走できずロードサービスも呼べない場合の「最後の砦」として考え、ロードサービスの有効活用をすることもパンクをした場合には考えてみた方がいいのではないでしょうか。