CPU能力の低いモバイルパソコンの出発前の設定について

昨日は自宅でなく外出先からブログを書こうと思って出掛ける時には持って出ているASUAのTransBook T90chiを出して使おうとしたら、つい外での設定を忘れてドツボにはまってしまいました(^^;)。

出先のテーブルで、現在も台風の影響で公衆Wi-Fiの利用料が無料になっていたことから、ついパソコンを起動してすぐネットに繋いでしまったのですが、たまたまパソコンの更新の状態に入ってしまったらしく(持ち出す前にどうやら更新ファイルはダウンロードされていたらしい)、作業をしようとファイルを開こうとしても貧弱なCPUのため全くクリックしても反応しなくなり、そこで再起動をかけてしまったのが運のツキでした。

動作的にはその後にシステムが更新される流れになり(^^;)、写真のように全面青色の画面になって延々と「コンピューターの電源を切らないでください状態」が30分以上続いてしまったので、もはや作業をするどころではなくなってしまいました。幸い、このパソコンはスマホやタブレットを充電するのと同じモバイルバッテリーでの充電が可能だということと、そのまま全ての更新が終わるまでの時間があったので何とか途中で中断するという最悪な結果を迎えることなく外でシステムの更新が完了したのですが、結局外では何もできないまま帰ってきてしまいました。

何の設定もしないでネットに接続したモバイル環境で作業を続けるためにはシステム更新をバックグラウンドで行なっていても作業できるくらいのCPUパワーのあるパソコンを使えばいいのですが、さすがに手持ちで一番持ち運びしやすいTransBook T90chiの仕様でもあるので、今後旅行に行くような場合は、やっておかなければならない設定が必要だということで、今回はあくまで私の備忘録的な話になりますが、同様にモバイルパソコンを持って出掛けられる方がいたら参考にしていただければ幸いです(Windows10 Ver1903以降の機能ですので、これから説明することを実行する前にこのアップデートは済ませておきましょう)。

Windowsキーを押すと出てくるメニューで「設定」を選ぶと「Windowsの設定」の画面が出てきますが、その中から右下にある「更新とセキュリティ」を選ぶと「WindowsUpdate」の項目が出てきます。何もいじっていない場合、すぐ下に「更新を七日間停止」というところをクリックすると、7日間以内の旅行なら自動的に7日間は更新されなくなるというわけです。設定をすればこの日数は変えることができますので、必要に応じて変えてもいいですが、旅行から帰ったら更新停止を解除すればいいわけです。

特に自宅ではWi-Fiで常時接続で使っている場合、今回の私のケースのように、いざ使おうと思った状態で全く作業にならないということは起こり得るので、出先でのパソコンを使った作業をされる頻度が多い方は、この設定でまずは更新をストップさせてからパソコンを使うようにすればいいわけです。

特に旅行でパソコンを使って作業するような環境を考えると、隙間の時間を使ってさっとブログを更新したいとか、そこそこ切羽詰まっているようなことに私の場合はなっていることが多いです。そんな中で今回紹介したようなシステムの更新が起きてしまったら、もはや強制的に電源を切るしかなく、そこでのマシントラブルが心配になります。旅先でそんな事になるなら、多少はセキュリティの更新を後回しにしても、更新を停止する方が心の安定が保てるような感じがします。とりあえずは外出してそこでパソコンを使用することがわかっている場合には、更新を停止する設定にして出掛けるようにしたいと思います。


カテゴリー: モバイル関連コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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