「桔梗信玄餅」の桔梗屋でまさかの「つめ放題」ができた理由

リニア見学センターでの体験終了後、時間は15時を過ぎていましたが、そこから中央自動車道に乗って行けば、甲府市の手前にある「桔梗信玄餅」で有名な桔梗屋さんの工場に30分くらいで着くことがわかりました。営業時間はネットで調べたら16時半までということだったので、すぐに車に乗り込み、中央道から桔梗屋工場を目指すことにしました。

過去にもこのブログで紹介させていただいたことがありましたが、テレビなどで紹介される際に必ず出てくるのが、ほとんど賞味期限のない「桔梗信玄餅」をビニール袋に詰め放題で220円(消費税込)という破格の企画です。以前訪れた際にはゴールデンウィークだったためか、早朝6時から整理券が配られ、当日の予定分が無くなれば一部のバスツアーなど団体客以外はできない(つまり、飛び込みでつめ放題を行なうことは不可能に近い?)という頭がありましたが、それはそれとして工場隣接のアウトレットショップで買い物ができればという軽い気持ちで何とか16時前に工場に到着しました。

お店に入る前に「工場見学入口」という扉を見たら、見学のための入場は16時までいいということだったので、とにかく中に入って桔梗信玄餅や信玄棒というお菓子を作っているところを見学しました。中央道がスムーズに進んだために何とか間に合って本当に良かったです。

一通り回って時間はもはや16時を過ぎていて、営業終了の16時半が迫っていましたが、構内の駐車場には大型バスが2台ほど停まっており、つめ放題のお客さんもかなりいました。その時は恐らくバスツアー参加者限定の詰め放題が行なわれていると思ったのですが、よく見るとお店の方が「今日はまだ詰め放題できますよ」と言ってお客さんを呼び込んでいる声が聞こえて我が耳を疑いました。すると、入口のところにこんな掲示がされていたのです。

作り過ぎたため在庫があるうちは整理券がなくても詰め放題を実施する日もあるのだということを今回初めて知りました。もしかしたら作ったものの台風の被害によって営業できない卸先が出てきたのかなとも思いますが、写真のような掲示物が用意されているところからみると、工場の稼働状況によっては詰め放題に突然行っても可能という日もあるようだということがわかり、そのまま素通りして帰らなくて良かったとしみじみ思いました(^^)。

今回私自身は詰め放題には参加せず、同行者が私の分まで詰めてくれましたが(一人平均10個くらいということで、私もやってしまうと当日まで限定の賞味期限という桔梗信玄餅を食べ切れなくなるため(^^;))、時間がかかった割には平均と同じくらいまでしか詰めることができなかったようです。もうすぐ閉店というような時間でしたが、写真のように最後まで大勢のお客さんがつめ放題に挑戦していました。

ちなみに、利用する場合にはお金は後払いで、詰め終わり結んだ後にレジで袋が破れていないか判定され、破れていた場合はもう一度やり直しになるそうです。どちらにしても220円で小学生でも詰め込めるという10個入れることができれば、それでも一個22円で食べられることになり大変お得です(ちなみに、箱入10個入りの価格は1,711円です)。今回の私が遭遇したように、たまたま行ったその日が工場で桔梗信玄餅を作り過ぎた日かも知れませんので、近くを観光で通った方も、念のため立ち寄ってみるということもいいかと思います。ちなみに私の翌朝の朝食は桔梗信玄餅となってしまいましたが(^^;)、車中泊の旅の中ではあればあったでけっこう食べてしまい、一食分の食費が浮くということもあるので、やはり詰め放題はできるならやっても面白いのではないかと思います。


カテゴリー: 地域情報・イベント | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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