月別アーカイブ: 2018年5月

全銀協のシステム稼動時間拡大のサービス提供で何が変わるか

地方を中心に銀行や郵便局では平日でも休みにしたり午後からは他の業務をするために窓口が閉じてしまうような事を認める方向であるなど、今後の金融機関の利用者側にとってはあまりいい話が聞けませんが、今回紹介する全国銀行協会(全銀協)のシステム稼働時間拡大についてのニュースを見ると、これはそれなりに便利になりそうです。

というのも、今の銀行・信用金庫で振込をする場合、平日の朝8時半から午後3時半までに振り込まないと当日中の手続きにならず、機械で振込をした場合にも翌日以降の営業日まで着金を待たなければなりません。特にゴールデンウィークの直前に振り込んだ場合(午後3時半以降)、連休明けまで振り込まれないわけですから連休の行楽費として使おうと思っていたお金の入金が遅れたら連休の予定にも影響しかねないところです。

それを2018年10月9日の午後からは、最終的には24時間365日にわたって振り込んだお金を即日入金するような形で拡大サービスを行なうように変わるという発表がありました。

実際にどのくらいの銀行・信用金庫ができるのかというと、2018年4月現在では全国で505の金融機関がサービス開始より参加するとのことです。この中にない銀行には、都市銀行のみずほ銀行、地方銀行の静岡銀行があるのですが、これらの銀行はたまたま自行の基幹システムを移行中であるとのことなので、サービス開始には間に合わないものの、今後はその他の未参加のところも追随するのではないかと見られています。

具体的な参加する銀行は、「全国銀行資金決済ネットワーク」のホームページにある「対外発表」のページから確認することができますが、時間の経過とともにそのページも更新されるか消される可能性もありますので、全国銀行資金決済ネットワークそのものへのリンクを貼らせていただくことにします

http://www.zengin-net.jp/

ただ、注意して欲しいこともあります。まだ全行一致で同じシステムに参加するわけではなく、10月からサービスを拡大する金融機関の多くは平日の取扱い時間を延長し、午後6時まで伸ばすところがほとんどになるそうです。505行のうち数十行は夜間・早朝・土日祝日にも広げるところまあるそうなのですが、問題なのが銀行によって使える時間が違う場合、たとえ深夜に送金したとしても、送る相手先がそこまでサービスを拡大していなかった場合は今までと同じく翌営業日の朝8時半以降でないと入金されないので、その事を知らないとトラブルになる可能性があります。窓口に行ける方は直接聞いてもいいですが、上記リンクをはじめとする各々の銀行のホームページからも調べられるようになると思いますので、10月以降は自分が振り込む先の銀行がどの時間まで対応できるのか、逆に自分が使う銀行はどうかということを確認しておきましょう。

まずは、10月9日から、当日まで入金要の案件がある場合、会社で休憩を取って3時半までに送金を済ませなくても、17時終業の会社なら仕事終わりの振込でも間に合うことになるのでそれなりに便利にはなります。でもこのシステムが完成すれば、銀行によっては午後11時59分でも何とかなるわけで、その時間延長で助かる人も増えるのではないでしょうか。ただし、現在も日付の変わるぎりぎりまで入金できるコンビニ用の振込票を使っての入金すら忘れてしまって期限に間に合わないような事も結構ありますので、このぎりぎりまで入金して反映可能という状況は、本当にいざという時のためのものだという風に考えた方がいいような気がします。

今後の事を考えると、こうしたサービスを有効活用するためには銀行に行かなくてもその場で振込手続きができるネット銀行および普通の銀行でもインターネットバンキングが使えるか使えないかで変わってくるような気がします。基本的にはネットバンクでの決済はATMのある場所まで行かなくてもいいわけですから、日中は全く銀行に行けないような人であっても、帰宅してごはんを食べてお風呂に入った後に振込を行なうなんてことも普通にでき、相手も翌日にはもう銀行でお金を引き出せるようにできるわけです。普通に全銀協に加盟している金融機関内で全て24時間365日のネットワークが完成してくれれば、通販の支払いに使ってもクレジットカード並に発送してもらえるようになるでしょうし、安易にクレジットカードを使わなくても済みそうで、その点でも期待しています。


小田原~新宿ルート 土日祝日と平日との違い

先日車中泊ありの東京行きの一つの方法として、小田原から西にお住まいの方に役立つかもしれない車で小田原駅周辺に駐車して小田急で新宿から東京方面に行くというパターンをレポートしましたが、今回図らずも平日に東京駅近くに用ができてしまったので、同じ経路をたどって今回は日帰りで行ってきました。ただ、ちょっと勝手が違ったところもありましたので、今回はそんな事も含めて紹介しようと思います。

前回は土曜日の出発で銀座で午後2時からという予定の元出発しました。今回も時間的には同じようなものだったので、だいたい小田原駅10時くらいに到着してそこから電車と言う風に考えていました。カーナビで調べると高速道路を使わない場合でも所要時間はおよそ2時間といったところですが、途中の渋滞は平日の方が発生する可能性もありますし、休憩の時間も考慮するとおよそ3時間とみて、午前7時に出発ということになりました。

案の定沼津近辺でかなり込み合ったこともあって、見立て通り休憩をして3時間くらいというのが正確な時間配分だったと思います。ただ、小田原市街地に付いてからあてが外れることがありました。

というのもすでにおわかりの方もいるかと思いますが、前回午前10時前には余裕で停められた一日500円の駐車場は見事にすべてふさがっていました。ここで問題になったのはその他の駐車場については全く考えていなかったことで、駅周辺をぐるぐる回りながら、一日定額の駐車場を探すもののなかなか見つかりません。やはりみなさん同じ事を考えているようで、一日600円という駐車場の看板が見えたのでそこに入ったら、この料金は駐車場の番号によって料金が変わっていまして、すでに1日600円の区画には車が停まってしまっていました。ただ幸いだったのは他の区画でも1日800円だったことで、何とか駐車場に車をスムーズに停めることができました。

この金額はそれでも安い方で、もう少し駅に近づくと1日900円とか1000円とかの駐車場もありました。ただ、看板だけ見ると5時間限定の料金だったり12時間打ち切りでその値段だったりするので、やはり事前に調べておくことが必要であるとしみじみ感じました。ただ、平日でも入庫から24時間の料金が500円→600円→800円→900円の4つくらいのプランを調べておけば午前中の利用なら何とかなるような気がします。

そうして小田原駅に向かったのですが、実は今回の小田急の乗車券はなにしろ東京に行くこと自体が急でしたし、しかも今出ている小田急の株主回数券は期限が今月末までのものということで、静岡の金券ショップではことごとく「予定数終了で売り切れ」扱いになってしまってました。ただ、静岡の金券ショップではこの回数券はあまりで回っていないからかそんなに安くは買えませんので(700円台くらい)、別にモバイルSuicaに乗車券分のお金をチャージして使えばいいと思って出発前にSuicaにチャージしていたのですが、小田原駅前にあった金券ショップの券売機には株主優待券のセットが大量にあり、片道に使う回数券一枚が550円で売っていたのには正直びっくりしました。

ごらんのように、小田原から新宿まで行く場合、乗車券は880円するのに(現金で購入した場合)、片道だけで330円も安く行け、ロマンスカーにも特急券を買い足すだけで使えるのですからもちろん往復分を買いました。Suicaにチャージしたのはいつかまた使う危害があるだろうということで、今回はそのまま残すことにしました。もし静岡の金券ショップで回数券を購入できていたら逆に悔やんだでしょうが、今回は小田原での駐車料金の差額を乗車券片道分だけで一部カバーできたという事になりました。

行きはすぐに急行が出発するところだったのでロマンスカーには乗りませんでしたが、帰りは用事が終わったときには何とかロマンスカーが動いているようだったので新宿の券売機で特急券(890円)だけを購入し、小田原までの車中1時間あまりを満喫しました。というか、このブログの最初からの文章はロマンスカーの中で書いています。さすがにクロスシートの急行列車の中ではスマホを使うくらいしかできないので、時間をうまく使うためにはどちらか一方ではロマンスカーを使いたいものです。

小田原からの帰り道を紹介する前に大切なことが一つあります。今回の私の場合、停めようと思っていた駐車場が満車だったので適当に見つけたところに停めたのですが、車を離れる前にきちんと場所の把握をしておかないと、それこそ自分がどこの駐車場に車を停めたのかわからなくなってしまうことも起こりかねません。

地図が読めずいつもカーナビアプリのお世話になっている方は、駅に向かう前に駐車場の位置を地図アプリ上でマークするなどしておきましょう。不幸にもガラケーしか持っていないような方は、少なくとも駐車場の看板にある連絡先や、駐車場から自分が歩いてきた道のりを写真に収めるなどして、車を停めた場所をたどれるようにしましょう。よほどの土地勘がある人なら別ですが、明るいうちに出発して日が暮れたら町は全く違う様子になってしまいますので、町名表示や信号に出ている交差点の名前などをメモにとっておくことも有効です。こうしたことは、車を停めて観光地を回るときにも役に立ちます。どうしても不安な方は、駐車場付近に町の地図があればもらうなり看板を写真に撮っておくなりして、自分の車の存在を常に明らかにした上で動くように心がけてください。

こうして無事に小田原の駐車場に置いた車まで戻り、そのまま帰宅の途についたわけですが、最近のガソリンが高いことを差し引いても、東京までずっと高速にのって車で行くよりも楽に行け、なおかつお金もかからない手段として、たとえ駐車場代が800円とか900円であっても十分安く行けて満足です。もっと早くに出て、行きの途中に箱根で少々の観光をしてもよかったかなと思いましたが、出かけた日は箱根近辺はひどい霧の天候だったので、こちらの方も結果オーライだったと思います。

今回の私のように、小田原への到着時間がそれなりに読める方は高速料金を通しで払って東京に行くよりも、乗車券と特急券、そして駐車代を払って気分を変えつつ往復できればその方が楽しいと思います。ただその前に、小田原駅周辺の駐車場事情に精通された上での出発をおすすめいたします。


「風景印」と「ご当地フォルムカード」との組み合わせが面白い

週末に車で旅に出る方には今回の知識はそれほど役に立たないかも知れませんが、最近は連絡をほとんどメールや電話で済ましてしまう中、各地方の郵便局ではその土地土地の特徴を出した「ご当地フォルムカード」(税込185円)なるものが売っています。これはご当地の名物などが印刷された定形外のハガキのようなもので、出すには120円分の切手を貼ることが必要になります。

一枚単体でもそれなりにするのに、普通に売っている観光絵ハガキの方がいいのではと思う方もいるかとは思いますが、地方の郵便局でしか地方のカードは買えないもので、さらにその土地の事がすぐにわかるイラストが描かれているということもあり、収集されていてプレミア価格が付くこともあると言いますので、日本中をくまなく車で回ろうと思っている方は、日本一周の記念として未使用のまま集めるのもいいでしょうし、郵便局の中にはその場所の名物をそのまま消印にした「風景印」というものも用意されているので、あくまでコレクションというなら自宅に送ってみたりすることもできます。

その場所へ行った記念ということでは、車の場合は道の駅や観光施設のスタンプを集めるという方法もありますが、地方の郵便局の風景印を集めるという楽しまれ方をしていた方もいらっしゃいまして、さらに「ご当地フォルムカード」を組み合わせることによって、よりその土地に出掛けた思い出を残しておけるということもあります。また、お土産としてフォルムカードのセットを買ってくるというのも、私郵便局の回し物ではありませんが、嵩張らないでいつでも使えるという意味では面白いものではないかと思います。

ここまで色々書きましたが具体的にどんなものかイメージがわかない方もいると思いますので、ここでは公益財法人 日本郵趣協会のホームページに有るご当地フォルムカードのページをリンクさせていただきます。

http://yushu.or.jp/tanoshimi/use/use01.html

最初にも書きましたが、多くのフォルムカードの場合、定形外のハガキ扱いになるので、普通のハガキのつもりで62円の切手を貼っても料金不足になってしまいます。出す時には120円の切手を貼って出すように気を付けましょう。


ホテル予約は諦めないことが肝心

来月にちょっとまとまった日程を取って旅に出る予定なのですが、先月その内容が決まってからホテルや交通機関など様々な予約をしたのですが、2ヶ月以上時間はあったのに一つだけ予約が取れなかったのが中部国際空港に隣接するホテルでした。

そのホテルは知っている人なら知っていると思うのですが東横インで、中部国際空港からすぐなので早朝便に対応でき、公式サイトから予約すると、ホテルの経営する駐車場が10日間(実際には240時間)無料(240時間を過ぎた場合は一泊1,000円)で使えるという車と飛行機を組み合わせたい場合には大変ありがたいホテルです。今回は中部国際空港から飛行機に乗るために利用しようとしたのですが、どうもそのホテルの口コミを見ると海外から日本にやってくる団体客がかなり抑えているようで、2ヶ月ほど前に予約しようとしたら本当にどの日もどの部屋も空きがありませんでした。

ちなみに空港が経営する駐車場はホテルの駐車場より少し一日分の駐車料金が高く一泊1,500円なので、車を空港そばに置いて旅立つ旅行の期間が長くなれば長くなるほど、あえてホテルに泊まって駐車場を利用した方がお得になる形になっています。

そうしたメリットを使いたいのに、海外からの団体予約の煽りを食ってホテルの予約ができず、仕方がないのでこのホテルの駐車場に停めながら前日夜に駐車場に入ってその日は車中泊でもしようかと計画を変えるしかないかなと思っていました。具体的にはフライトの前日夜に駐車場に入って車中泊し、翌日の早朝のフライトを利用し、帰りも予定では深夜着の航空券を入手してあるので、翌朝まで仮眠を取って帰ろうというプランです。

しかし、ホテルの利用がないと一日1,000円の駐車料金がかかるので、特に帰りが夜になるので、その日に車中泊をすると1,000円余分に駐車料金が発生することになります。ホテルに泊まれればそんなことまで考えなくてもいいのですが、ちょっと悩ましいところです。もう一つの方法として考えたのが、一日利用の料金が更に安い周辺の駐車場を利用して、連泊の駐車場代を浮かせるということでしたが、行きは何とか名鉄の駅の周辺の駐車場に停められれば早朝の便に間に合うものの、帰りは空港に着いた後にはすでに電車は終わっている時間の便を取ってしまったので、安い駐車場に停める場合には到着ロビーで野宿という最近なかなかそんな機会のない体験になってしまうのかと、最悪のパターンも考えたのですが、諦めない事がホテル予約でも肝心なことが今回はしみじみ感じました。

というのも、2ヶ月前には全く空きがなかったホテルのシングルルームが昨日見たところ△印の若干空き有りになっていたので速攻で部屋を取ることができたのです。部屋を確保した後に改めて予約サイトを見たら、その後はまた全ての部屋が埋まってしまっていました。まさかこんな形で部屋が取れるとは思いませんでしたが、すんでのところで部屋をゲットすることができ、最悪のパターンは何とか避けることができそうです。

それだけでなく、もし飛行機や天候のトラブルで予定の日に帰って来られなくなったとしても行きに駐車場に入れてしまえばそこから240時間は駐車したまま置いていても追加料金は発生しないので安心ですし、空港からすぐに出発しなくても車内でしばらく仮眠を取ることをしても追加料金を払わなくて済みます。

今回の旅は中部国際空港出発から3泊4日の日程を組んでいるので、トラブルがなく帰ってこられても空港近くの駐車場に入れると4千円から5千円の料金がかかり、遠めの駐車場に入れ空港までは電車移動にすると駐車料金と電車代の合計は3千円くらいで収まる可能性はあるものの、到着ロビーでの野宿をどうするかという問題が残ります。そういう意味で、今回何とかホテルの部屋が取れたことで、いろんなトラブルが起こったとしても何とかなるという見通しが付きました。

ホテルの部屋というのはある一定期間まではキャンセル料金を取りませんので、例えば格安航空のチケットが取れたら泊まるという感じで予約をすることも可能です。ちなみに今回利用するホテルでは宿泊日の7日前になると10%のキャンセル料がかかり、前日まで段階を分けてキャンセル料金が違ってきます。私自身もそのことを頭に入れつつも宿泊したい日のぎりぎりまで公式ホームページをチェックして急に空きが出ることを期待していたのですが、今回ははからずもかなり早い段階で空室が出たので一気に押さえました。

こうしたキャンセル料金が発生するタイミングで再チャレンジするというのは電車の切符などではよく試したことがありましたが、最近ここまで予約が取れないホテルというものはなかったので、こうした手法はむしろキャンセル料がかからない時期があるホテル予約でこそ生きてくるのではないかとも思えます。皆さんも、最後まで希望を捨てずにこまめに予約サイトをチェックしながらよりよい旅のできるようにまめにホテルサイトもチェックしてみて下さい。


現場から逃げない対応が結局は自分の身を救う

私達の見るテレビなどで、過去でも現代でも様々な交通事故のニュースがマスコミで取り上げられてきましたが、全国放送その多くが単なる事故レベルで留まっていないという傾向があります。

例えば、今年に入ってからの報道ではコンビニから急に飛び出してきた子どもを自転車ではねてしまい、アルバイトの時間に間に合わないからとすぐにその場からいなくなってしまった男性が全国のテレビニュースでその姿を晒されてしまい、結局は逃げ切れませんでした。昨日のニュースでも、酒気帯び運転の疑いのある大阪府警の警部補が、信号を無視したことでパトカーに追われ、そこで止まって単なる酒気帯び運転で終わっていればいいものの、パトカーの追跡を振り切ろうと逃げている中で歩道の柵に衝突する単独事故を起こし、これも全国のニュースで報道されることとなってしまいました。

後者のケースは現役の警部補が酒気帯び運転および信号無視ということで、その場から逃げなくても新聞ネタになってしまったかも知れませんが、同じ捕まるにしてもパトカーから逃げて更に事故を起こすというのはこの方のその後の人生にも関わってきます。十分に反省して一度だけの出来心として判断してくれるような人も逃げなければいたと思いますが、警察を辞めて再就職したいと思っても、こうした状況を知ってしまえばかなり心象的には悪くなり、結局は自分で自分の首を締めるような行動をしたということになってしまいます。

個人的には事故を起こしたことも、逆に追突されたことも、さらにちょっとした気の緩みで警察から行政指導を受けたこともありますが、確かにそうしたことがあると時間に余裕がなかった時には相手に迷惑を掛けてしまう時があり、何とかしたいと思うこともありました。

しかし、今の世の中は自分が電話を持っていれば何とかその時の状況を相手側に伝えることができます。私ではないですが、かなり重大な事故を起こしてしまった人から、警察に身柄を拘束されているような状態でも電話での連絡を受けられたその方の親族の方がいまして、その方に聞いたところそんな状態でも保険会社さんや身内には連絡できたとのことです。自分で連絡できない場合は電話した方に連絡を頼んでもいいですし、重大な事故であれば後からおわびの連絡をすれば、当日時間通りに来られなかった事についても、わかっていただけるはずです。

時間に間に合わなかったり、もし酒気帯びで免許停止になると、迎えに来てくれる身内や知人がいない場合、その後はどうなるのかと考える気持ちもわかります。ただ、運転代行業に連絡をすれば自宅まで車も人も送り届けてもらえます。ただJAFのようなロードサービスで、事故も故障もない飲酒運転で車が動かせない場合の利用はできない可能性が高いのでその点は注意しましょう。

そうした事は現場での対応できちんとしていれば対応策は見付かるはずですし、何より現場できちんとした対応を取ることが大切であることは、ここまでのテレビなどで報道された例を見なくてもおわかりでしょう。それでも、こんな事を書いている私でさえも、「何とかしてなかったことにしたい」という心の動きはあります。事際に過去に事故が軽微だと許してもらったり、警察から警告だけで済んだというような経験を持っている人については、あの時のように行かないだろうかという気持ちが湧いてきてもおかしくありません。

しかしながら、最近では一部の自治体において自転車のための保険加入を義務化する流れがあったりするような時代です。子どもがちょっと転んだくらいで……といった話は相手の親御さんには通用しないと思った方がいいでしょう。今では自動車保険でもネット加入の方も多いですし、相手側がそうしたネット加入の場合は当時者同士示談でなんていう方法もまず使えないと思って対処する覚悟はしておくことに越したことはありません。

連休明けの中、つい気が緩んで車の運転で失敗してしまう事も全くないとは言えませんし、事故は自分がどんなに気を付けていても起こり、他の人が検挙されなくてもたまたま自分の行動を警察に見られていれば、法律に則って対応することが必要になるということを改めて噛みしめることが大事です。逃げ切れると思う人間の心はその後の悲惨な状況を見ないのですが、なぜテレビや新聞でその種の事件が報道されるのかを考えれば、その場から逃げることは実に割に合わないと思うでしょう。


ゴールデンウィーク中のラジオから情報を得たい!

このゴールデンウィーク中は近場へ行って買い物のついでに観光らしいことをしたぐらいでしたが、やはり大型連休というのは道は混んでいるわ有名な観光名所には人が集まってくるわで、必ずしもその場所へ行こうと思っていれば別ですが、何か面白いところはないかぐらいに考えている人にとっては場所の選定に苦しみます。ただ今回は、お金もかからずに時間がつぶせる隣町の公園で初夏のバラが咲いている中、富士山をバックに写真を撮ってきたくらいです。

今回のような連休中、長い渋滞で車の中でどう過ごすかということを考えた場合、気軽にできることはラジオを聞くということでしょう。高速道路に乗りっぱなしの場合ある意味逃げ場がないということもあり、現在のラジオは渋滞の予想される時期には一つのテーマに沿った長時間の番組を用意していて、その内容が自分の好みに合えば、かえって車の中でラジオを聞いている時間が長くなるほど番組を聞き続けられるわけで、それはそれで嬉しいと思う方もいるでしょう。代表的な番組はNHKラジオの「今日は一日◯◯三昧」(◯◯の中にテーマが入ります)で、今年のゴールデンウィーク後半は以下の内容で放送されました。

・2018年5月3日(木・祝) 今日は一日“秋元康ソング”三昧2018
・2018年5月4日(金・祝) 今日は一日”アナログ・レコード”三昧
・2018年5月5日(土・祝) 今日は一日“家族三世代NHKキッズソング”三昧 2018

もちろんゴールデンウィーク前半や、お盆や年末年始に主にこの番組が放送されるので、すでに長距離移動のお供に利用している方も少なくないでしょう。ただ、これはあくまで車の中でラジオを聞き続けるしかない人に向けての対策と一つとしてNHKが出してきた一つの答ではあるものの、他の方法で連休のドライブに役立つプログラムはあるはずです。ここではそんな事を考えてみます。

まず、今回日帰りで出掛けた静岡県内のエリアをカバーする静岡放送のケースについて紹介します。私の出掛けた4日と5日は、一部番組とタイアップしたイベントとのコラボ企画が通常の番組内で現地からのレポートとして放送されていたのですが、静岡県は東西に長い県なので、その時に静岡県内のどこにいるかで、すぐに放送されているイベントのところまで行けるならラジオを聞いていて良かったということになるのかも知れませんが、全く違う場所で聞いていた場合、県外から観光目的で来た人にとってはあまり役に立たない内容になってしまうというのが残念でした。

過去に私が県外へ出掛けていた時に、やはりその時の現在地と近いところのイベントの様子を伝えてくれていると現地での行動の参考になります。人が集まっているのか、目玉企画には間に合うのか、現地の駐車場事情はどうかとか、細かく伝えてくれればくれるほど役に立ちます。もちろん、ラジオリスナーは様々でいろんな要望が放送局には来るとは思うのですが、ネットではなかなか調べられないような情報をラジオからリアルタイムで聞いた上で動けるようなイベントや観光名所の紹介も連休中のラジオでやっていただければ嬉しいです。

それで思い出したのが、前に善光寺の御開帳の時に長野県に出掛けたら、何と周辺駐車場の状況まで交通情報とともに伝えてくれたのには驚きました。御開帳は七年に一度の大きな行事なので、こうしたことも当然あるのでしょう。個人的には週末ごとには無理でも、ゴールデンウィークやお盆の時期に自社が必ずしも協賛しないイベントであっても各地区に中継設備のある機材を持ったレポーターが複数の地方イベントをレポートしてくれれば、近くにいて今から訪れても大丈夫なものでしたら、予定を変更して行ってみたくなるかも知れませんし、少なくとも当日の面白いイベント情報が民放ラジオを聞くだけでわかれば、高速を降りたら民放ラジオに選局し直して聞きながらお出掛け先を選ぶような放送の活用もできるのですが。


コンビニアイスコーヒーは端末も冷やす

6月に日本は梅雨に入るというものの、これから徐々に夏に向かって気候が変わってきます。そうなると困るのが、直射日光が車に入ってくると車の中の温度が半端なく上がるということです。

この手の実験はJAFのサイトを見ると多くのデータが出てきますが、何の対策もしないまま車を一定の時間離れるとダッシュボード上の温度が70°以上、車内温度も50°以上になることが報告されています。

これが、サンシェード装着や窓開けをしても車内温度は40°台までしか下がらないので、車内でスマホやタブレット端末を使う場合の本体の熱さ対策というのが重要になる所以です。

私の場合、車に内蔵されているカーナビが古いので、今は7インチタブレットをダッシュボードに固定してカーナビとして使っているのですが、先日ついに恐れていた事が起こってしまいました。

あまりに本体が熱くなったため、本体を冷やして下さいという警告が出てきたのです。一応熱をためやすいカバーを外し、直接光が端末に当たらないように工夫はしているのですが、それでもこれだけ熱くなってしまうのですから、やはりこれからの季節において対策は立てておきたいところです。今回はそういった対策物は何も持って来ていなかったので、途中でコンビニに寄って飲み終えたアイスコーヒーに残った氷を使うことにしました。

車を停めて日の当たらないパネルの部分に端末を置き、写真のように飲み終えた氷入りのカップを端末に当ててしばらく冷やしたところ、何とか警告表示が消えるくらいまで本体の熱を下げることができました。

今後は、このような事も想定して小さめの保冷剤を複数個用意してスマホの温度上昇に備えたいですが、そんな天気の日には人間の方も水分を欲するところもありますから、こうした飲んだ後のカップの有効活用の方法として緊急避難的に使うことも今後は出てくるかも知れません。


ETC周遊割引を利用できればなおよし!お土産を安く買うには

あまりにゴールデンウィークに自宅に居続けるのも苦痛になるので(^^;)、せめて旅行気分を味わうために新東名の静岡サービスエリア上下に行ってきました。ここのところ中がどう変わっているかはわからなかったので上下のサービスエリアを1回りしてみて、改めてお土産についての品物についても変化があるように思います。

それこそ昔は定番のおまんじゅうなどのお菓子があり、そういったものを買って行くパターンが多かったように思いますが、今ではおみやげというよりも日々の献立の助けとなる食品が結構多かったのが印象的でした。特に静岡サービスエリアでコーナーを設けて売られていたものは時期的に新茶は外せませんが、それ以上に売場を作っていたものに「缶詰」がありました。

確かに静岡県の缶詰生産量は多く、有名なメーカーでも「はごろもフーズ」「いなば食品」「ホテイフーズ」があり、さらに小さなメーカーも加えるとかなりの数の業者がおいしくて見るだけでも楽しいパッケージの缶詰を作っています。ただ、お土産としてサービスエリアのお土産コーナーに置いてある缶詰の価格を見ると、いつも買うツナの缶詰の価格と比べるとちょっと高すぎるのではないか? と思わせる価格になっているのが気になりました。

これは、缶詰を「お土産として」買うか、「食品として」買うかによって考え方が違ってくるとは思うのですが、日々地元でスーパーの棚を見ていると、ここで敢えて買わなくても、どうしても欲しい缶詰があればスーパーをはしごしてできるだけ安く買う方がいいなと思うわけです。

観光地やサービスエリア、空港のお土産コーナーの売値と、スーパーでの売値があまりに違うと驚いたのは沖縄でのことで、それ以降お菓子の類でも大型スーパーを回ってお得用の定番お菓子を買って帰るのが普通になりました。そうしたことが静岡県における缶詰についても言えるのではないかと思います。

これを書いている現在は行なわれていませんが、かつて新東名が通った時には静岡県内でかなり広いフリー周遊区間を設けたETC車専用の高速道路周遊パスというものが高速道路会社のホームページから申し込むことができ、往復の通行料金が安くなるだけでなく、周遊区間内でなら乗り降り自由というメリットを生かして高速道路から降りての観光も自在にできるものがあれば、積極的に地元のスーパーに立ち寄ってその土地のお土産になりそうなものを探してみるのも面白いと思います。そうでなくても目的地で降りた先で探してもいいですし、途中下車になることを覚悟して高速道路を降りてしまうのも行きあたりばったりの旅では十分ありという人もいるでしょう。

ちなみに、静岡のサービスエリアには必ずあり、主に関東でかなりコマーシャルを打って認知度のあると思われるお菓子「こっこ」がありますが、実はこの製造元は東名静岡インターの近くにあるので、あえてサービスエリアで購入しないで、製造元を訪ねてみると、ちょっといいことがあるかも知れません(^^)。

http://www.cocco-cocco.jp/coccoan/
(こっこ庵 ホームページ)

私は会社の回し者ではありませんが(^^;)、品物によっては安く買えるものがあったりするので、立ち寄る時間があるなら、同じく静岡インターのすぐそばにある「炭焼きレストランさわやか」とともに訪れてみるのもいいでしょう。しかし、お昼時に「炭焼きレストランさわやか」に突入するのは自殺行為に等しいほど県内外からのお客さんでごったがえすので、遅い朝食か早い昼食という感じで開店直後に突入するのがおすすめです。

http://www.genkotsu-hb.com/shop/shops/shop020.html
(さわやか 静岡インター店)


天気の悪い連休初日は時間のかかるPCアップデート

ゴールデンウィークも後半のスタートになりましたが昨日の朝は私の住む静岡では大雨でした。お昼前には雨が上がり、比較的涼しい日になりましたが、天気予報では本日にかけて突然の雨に注意が必要ということと、ゴールデンウィーク明けに旅行を計画していることから、それほどの計画は立てていなかったのですが、昨日つい一台のWindows10のパソコンの大型アップデートに手を出してしまったことで、ほぼ一日中複数台あるWindowsパソコンの大型アップデート(Windows 10 バージョン 1803 の機能更新プログラム)をしておりました。

その中で一番やっかいだったのがメモリ2GB、本体内のeMMCが32GBしかないモバイルパソコンで、使うソフトをできるだけ絞ってもアップデートファイルを本体内に保存できないくらいの残り容量しかありません。案の上、途中でアップデートが止まり、外部記録装置を使ったアップデートをシステムから勧められたのですが、その内容がちょっと違っていて一瞬自分の動きが止まってしまいました。

以前の大きなアップデートの時には全てのアップデートファイルをUSBメモリにダウンロードすることが可能だったのですが、今回はなぜか本体内の記録媒体にも1.2GBほど空きを増やさないとアップデートが進まないことがわかりました。過去のアップデータはとっくに削除していますし、キャッシュファイルや不要なファイルをぎりぎりまで削ってもまだ800MBほど容量が足りないということになってしまい、泣く泣く必要なので入れていたAcrobat Readerと他の一時的に使っていないソフトをアンインストールしてようやくアップデートの作業が再開できました。

それにしても、このままWindows10が肥大化したらどうなるのだろうかと少々悲観的に考えてしまったのですが、今回のアップデートが終わり、一時ファイルなど今回ダウンロードしたアップデートファイルを全て削除したら、なぜか空き容量が3GBくらい増えていました。そこで改めてその前にアンインストールしたソフトを入れ直したのですが、それでも前よりは空き容量が増えていたので、ようやくほっとしました。今はそうして新らしくしたOSでこの文章も書いているのですが、今のところ大きな問題も起こすことなく使えているので、この連休中に作業をしてしまって本当によかったです。

というのも、一部のアップデートファイルがUSBメモリーに入っている関係からか、相当使えるまでに時間がかかってしまい、昼から始めて夕方になってようやく全ての作業が終了したという感じになってしまいました。全てのアップデートファイルを本体のメモリの中にダウンロードできる他のパソコンはそこまで時間がかかりませんでしたが、特にeMMCが32GBのモバイルノートを使っている方は、事前にUSBメモリを用意するとともに、アップデート作業を終えるまでに相当時間がかかることをかくごしなければならないでしょう。

その点から言っても今年のようにいまいち天気が悪そうで自宅での時間が取れそうなゴールデンウィークは、その時間を利用してたまったアップロードを手持ちのパソコンやタブレット端末で行なうのがいいのではないかと思います。

また、そういったパソコンがない方であっても、今は使っていないものの何か機会があれば使おうと思っているスマホについては、電源のチェックだけでなく膨大なアプリの更新をするだけでも結構骨が折れますので、自宅でテレビを見ながらでも最新の状態に戻すようなこともやっておくといざという時に便利だと思います。天気が悪くて遊びに行けなくても、こうした作業はいつかはやらなくてはならず、使おうと思っていた端末がうまく使えなくなることも防ぐことができますので、これも一つのゴールデンウィークの使い方として考えておくのもいいと思います。


新生銀行のATM手数料有料化はもはや自然な流れか

昨日付の新生銀行の発表で、「新生ステップアッププログラム」の改定が告知されました。今までは「プラチナ」「ゴールド」「スタンダード」の全てのステージで対応するコンビニATMでの入出金の手数料が24時間無料だったのが、2018年10月7日より、「スタンダード」ステージの口座については全ての入出金(24時間)の手数料が108円(税込)に改定されることになったそうです。税込価格ということからおわかりの通り、消費税と連動することになりますので10%に消費税が上がれば一回の手数料が110円になることも予想されます。

もちろん、ゴールドやプラチナのステージで保持している方は今までと同じように使える場合も多いと思いますが、個人的にはいよいよこの時が来たかという感じが強くなりました。車中泊での旅を含め日本国内に移動してどうしても現金が欲しいというような場合、たとえそれが夜中でもセブン銀行のATMがあれば、新生銀行の口座をいざという時のお財布代わりにして現金を持たずに旅ができたのですが、10月からはそういった事はできなくなるわけですから、今後ゴールドやプラチナにステージを上げようとは思わない方については、代替の銀行口座の調達が不回避になるでしょう。

もちろん、全日100円+税という手数料は日曜祝日や深夜に現金を出さざるを得ない場合にはまだ安い手数料であるので、そのまま使うというパターンもありかなとは思います。個人的に今回の新生銀行の判断について考えてみると、やはりゼロ金利政策によってかなり手数料の負担が厳しい状況にあったと思われます。今後、土日祝日や深夜に手数料を払いたくない場合は、全くの手数料が無料のところを探すというよりも、新生銀行に限らず一定の条件をクリアして月に何回か入出金および他行振込が無料で行なえるプログラムの中で、自分のライフスタイルに合って無理をしなくても手数料無料になるような銀行を選ぶか、週末や深夜には現金を出さない生活(まだ都市銀行・地方銀行では平日昼間の手数料は無料なので)に変えていくかを考えてみることをおすすめします。

具体的には銀行の口座から直接引き落とすことができるデビットカードや、後払いのクレジットカード、さらに最近ではおサイフケータイでなくてもスマホから使えるQRコードをかざすことで使える電子マネーも出てきていますので、旅行先で深夜の買い物をする場合は電子マネーの使える店舗で買い物をするというような旅行先での対応策も考えられますが、こうしたキャッシュレス決済ができるのは、いわゆる大手のチェーンやコンビニ・スーパーということになってしまうため、今後の事を考えると個人商店のレベルであっても会計の手段として電子マネーが使えるかということが今まで以上に大切になってくると思われます。

過去の事を考えると、全国津々浦々を旅行する中で現金をどんな地方都市や田舎でも引き出すためには郵便局のキャッシュカードを持って出ることで、都市銀行のように大きな町でも支店があるとは限らないキャッシュカードを持ち歩くよりも便利に使えたことを思い出しますが、今後このゆうちょ銀行もかなりATM関係の手数料の負担は厳しいと思いますので、日々のお金の出し入れに使う銀行とは別に、電子マネーも使えないような緊急時に備えるという点では月に2回とか3回のATM取引手数料無料の条件でも、それなりにまさかの時には役に立つものになると思いますので、個人的には電子マネーとネット銀行のセットで用意しておくことをおすすめしたいと思います。

そして、私の場合は各種のサービスの現金の受け取り先として新生銀行を指定しているケースがあるので、早いうちに銀行の変更を行ない、手数料が無料のうちにきっちり1,000円以上になるように新生銀行にお金を振り込んで、ATM手数料が有料になる前にきっちりと残高を0円にしようと思っています。こうした事はつい後回しにしていると忘れてしまいかねず、うっかりしているうちに一気に10月がやってきてしまいますので、新生銀行をネット銀行のメインに使っている方で常に現金引出手数料がかかるのを良しとしない場合には、早めの移行計画を実行しましょう。