月別アーカイブ: 2015年5月

ぎりぎり日帰りの旅(5)これもデフレの影響か? 「道の駅R290とちお」の大混雑

 今回利用したルートは、今回紹介するところまでは以前に逆コースで回ったことがありました。燕市の青空市開催時間よりかなり早く現地に入る予定で、しかも前日車中泊して早朝から新潟に入ったことで、朝の6時からでも開いているお店のある栃尾市の豆腐屋さんを回り、名物のジャンボ油揚げとおぼろ豆腐をおみやげに買った上で燕市へ乗り込んだのでした。

 その際、一つ残念なことがあって、ジャンボ油揚げは買えたものの揚げたてのものを現地でいただくことができませんでした。その時行った豆腐屋さんは揚げたてのものは予約分がほとんどだと言われ、実際に揚げたてを食べるなら道の駅の屋台の方がいいよと言われたものの、当然朝の6時過ぎでは道の駅自体が開いていません。なので泣く泣くアツアツの油揚げを諦めたのですが、今回は燕三条地場産業振興センターを出発したのが午後2時過ぎだったので道の駅の営業時間には十分間に合います。

 当然あえて高速道路を使わなくても余裕なので、カーナビの目的地を「道の駅R290とちお」に設定し、一時間かからずに到着しました、途中の道は全く混んでいなかったので余裕だと思ったのですが、そんなに甘くはありませんでした。

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 道の駅の駐車場は満車状態で、さらに揚げたての油揚げを売っているスタンドは長蛇の列になっています。写真の列が今回いろんなところを回った中で一番長い行列でした(^^;)。油揚げはまるまる一本分で、油揚げだけだと250円、ネギと鰹節のトッピングがあると300円でした(他にキムチに漬けたものもありました)。カウンターには醤油と一味唐辛子が用意してあるのでこれらをかけていただくのですが、何しろ一本一本揚げてから切ってネギと鰹節をかけるのでなかなか列が進みません。それでも20分くらい待ってようやく自分の番になりました。

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 こんな感じでいい具合に揚がっているものを一気にいただきました。厚揚げではなく油揚げなので見てくれほどハードではなく、一気にいただきましたがとてもおいしかったです。そうして店内の売店でおみやげを買いましたが、油揚げだけでない食事がしたい場合には店内に食事処がありますので、そちらの方を利用した方がいいかも知れません。私はここではおやつ代わりに油揚げをいただこうと思っていたのでこれで終了しましたが、どちらにしても、安くておみやげにもいい(たたし賞味期限が短いので注意)、これだけの多くの人が油揚げを目当てに集まるのもわかるような気がしました。同じ新潟でもカニのような高級感はありませんが、同じようなジャンボ油揚げというのは他の地方では見たことがない人が多いでしょう。安くてもおいしく、毛色の変わったものをという事で、しかも油揚げなら普段の生活の中でも使います。近隣から多くの人が集まり繁盛するのは今の時代を考えると当然なのかも知れませんね。


ぎりぎり日帰りの旅(4)燕三条地場産業振興センターのイベントと買い物

 今回の旅では自宅を出てから目的地に着くまでの道案内はスマートフォンに入れたカーナビアプリのみでやっていました。目的地の電話番号を入力すれば自動的に導いてくれるのは本当に有難いものです。今回訪れた燕三条地場産業振興センターの駐車場に入るにはとりたてて案内看板が見付からず、カーナビアプリの案内が大変役に立ちました。

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 駐車場は結構な混み具合でしたが、駐車料金が無料というのは有難いですね。人の流れを追いながらイベントの会場にたどり着きましたが、入口から臨時の金物市が行なわれていたり、ステンレスのスプーン磨きを体験できるコーナーもあり、興味深いものが多かったです。ただ、金物市で売られているものはいいものというよりもお得な日用品というのが主なようで、一通り見て回ったもののあえて購入するものはなく、さらに奥にある常設販売所の方に入りました。

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 こちらのフロアーはイベントなど関係なく、一年中地元の製品が展示され、一部の品物については、燕製品販売促進事業の対象店舗になっているということで、「ふるさと割」のマークがある品については2割引きが適用されて購入することができるようになっています(税込1,080円以上の一部製品が対象)。こちらの方も多くの人が訪れていまして、スプーンやフォークだけでなくステンレスやチタンの箸があったり、タンブラーやぐい呑、鍋各種や急須など予算がなくても何かしら買って帰っこられるのはいいですね。

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 さらに、この地域でキャンプ用品を売っているメーカーというと「snow peak」が有名で本社がテレビでも良く取り上げられていますが、同じキャンプ用品メーカーの「UNIFLAME」の展示スペースがここには設けられています。個人的にはリーズナブルな値段で面白い品物が多いUNIFLAMEの製品はsnow peakより多く持っていると思います。キャンプ用品の全てがここで揃うのではありませんが、車中泊の旅にもこれらの製品は役に立つことは多いと思いますので、お出掛けの際はこちらのコーナーもチェックされることをおすすめします。

 そんなこんなで安い金属製品を購入し、レジでお会計をする際にネットでプリントしたアンケートを出したところ、今でも対応してくれるということで、リーフの形のティースプーンの3本セットをいただきました(^^)。それほど高いものではないとは思いますが、こうして地元の製品をプレゼントしてくれるというのは嬉しいものです。イベント会場ではB級グルメの燕餃子などの販売もありましたが、実は次に予定しているところも同じB級グルメで有名なところなのです。一通り買い物をして十分満足できたので、この時点で今回の旅はほとんど目的を達成したと思えます。これからは時間に縛られず、行けたら行くという感じておまけみたいなものですが、あえて高速には乗らないで次の目的地に向けて再ひ出発することになりました。


ぎりぎり日帰りの旅(3)渋滞の原因と対策を探りながら走る

 当日のお昼前に小布施PAを出発し、日本海を目指して北上中に、道路情報に不安を煽るような表示が出てきました。目的の三条燕IC手前で渋滞が発生しているとのこと。故障した車のためとのことでしたが、このまま順調に走ってしまうと、まず渋滞に巻き込まれることになってしまいます。

 ただ、地方の高速道というのは東名などと比べてインターごとに交通情報のラジオが整備されているのでは無いようで、試しに市街地付近で1620kHzの交通情報に合わせてみたところ、流れてきたのは高速道路情報ではなく、平行して走る国道の情報でした。長野県内の情報も私が走っていた時間には善光寺周辺の情報しかラジオからは流れてきませんでしたし、情報不足の感は否めません。そうなると、頼りになるのは実際にサービスエリアで提供されているものしかないわけで、とりあえずはということで、サービスエリアで道路情報を入手してみることにしました。

 継続した渋滞情報を注目する場合、時間の経過とともに渋滞の列が伸びているかそうでないかということに注目してみることが大事です。交通集中による渋滞の場合、時間とともに長くなる可能性があるので、休憩をしないでなるべく早く渋滞を抜ける算段をした方がいいと思いますが、事故や故障車による渋滞の場合、最初は時間とともに渋滞は長くなりますが、渋滞の原因である車を何とかできればすぐに解消する傾向があります。問題の渋滞はサービスエリアで確認した時には最初に入ってきた情報よりも渋滞の長さが短くなってきていて、これならもう少し休憩を取りながら進めば渋滞自体がなくなるのではないかと思いながらゆっくりめに進むことにしました。

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 それで、日本海側に到達したということもあり、上の写真にある日本海を一望できる雄大な展望台がある北陸自動車道の米山SAで少しゆったりめの休憩を取りました。ちょっと前に食事をしてきたので、利用客の多くが購入していたこのサービスエリアの名物「サバサンド」が食べられなかったのは残念でしたが、だいたい30分弱時間を遅らせて進んだら、目論見通り渋滞は消えていました(^^)。目指すイベントが行なわれているところは、インターから降りてすぐのところにあり、何とか大きな渋滞に巻き込まれることなく午後1時頃に到着を果たしました。


ぎりぎり日帰りの旅(2)渋滞を避ける新潟までのルートとお昼ごはん

 高速道路を使って静岡から新潟を目指すために、まずは東名高速から新東名に入りましたが、ゴールデンウィークでなければ、東名高速を厚木まで進み、圏央道から関越自動車道を目指すのが一番早く簡単だと思いますが、そのルートだと渋滞の名所を何度も通過しなければらならなくなります。そうした渋滞の名所を回避するためには、2通りの方法があるのですが、それは新東名を新清水で降りて、国道52号線を通って中部横断道の増穂インターまで下道で行き、そこから中央道長野道経由で新潟に入るルートと、新富士で降りて下道を中央道の河口湖インターまで走り、そこから圏央道経由で関越道に入るルートです。

 ゴールデンウィークでなければ河口湖インターから入る方が楽でいいのですが、首都圏から関越道に抜けるルートは多くの車が走るためどうなるかわかりませんので、首都圏の車が入ってくる余地のない中部横断道のコースを今回は選択しました。さすがに新清水のインター出口は混雑しましたが、それ以降の国道52号線はスムーズに進み、増穂インターから双葉ジャンクションを抜け、八ヶ岳パーキングエリアで最初の休憩に入ります。下道を行く場合はトイレ休憩をする所が限られるので、高速道路に乗るとほっとします。

 とりあえず、目的地に到着するまでは2時間間隔で休憩を取りながら効率的に進むことを心掛けましたが、道路状況を確認するのにラジオが役に立ちました。高速道路脇に主要なラジオ局の周波数が表示されているので、山梨の山梨放送、長野の信越放送という風に聞く放送局を変えていったのですが、面白かったのは信越放送の善光寺参拝に特化した交通情報および周辺駐車場の混雑情報が1時間ごとに流されていることでした。今年は7年に一度という善光寺の御開帳が5月末まで行なわれているので、周辺の駐車場からシャトルバスを使ってのパークアンドライドが行なわれていました(ゴールデンウィークおよび土曜日曜のみ)。駐車場料金は無料で、シャトルバスの料金は一人往復大人400円、小学生200円かかるそうですが、その負担だけで車は駐車場に置いたまま長野市内を一日観光できるなら結構安いのではないかと思います。今回は日程の都合で長野は通り過ぎましたが、午前中に到着するように出られれば、割と快適に長野市内の観光ができそうですね。

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 長野インターまでは善光寺参りの車の影響が考えられたので休まずに進み、結局休憩を取ったのは小布施PAでした。ここはハイウェイオアシスが併設され、道の駅と繋がっている広大な施設ですが、ここでは早めの昼食を取りました。というのも、小布施といえば栗ですが、ここの食事処ではパックに入った栗おこわ(410円)や、同じ栗おこわと温かいミニとろろそばのセットが640円(恐らくこの値段だったと思いますが10円単位で違っているかも知れません)とリーズナブルに提供されています。単なる栗おこわよりも信州名物のおそばも付いているとあって、そばとのセットを食堂で頼みましたが、その場で食べられないくらい席が埋まっていたり、食事をしてしまって今は食べられないような場合は単品の栗おこわが安くておすすめです。


ぎりぎり日帰りの旅(1)旅の目的地について

 2015年のゴールデンウィークにどこかに行こうと考えていた時に、できるだけ渋滞を避け、しかもそれほど混んでいない場所をとかなり都合のいい行程をと思ったのができるだけ首都圏を通らずに行ける所をピンポイントでつないでいこうというものでした。

 さらに、ETC搭載車に適用される土曜休日1,000円が終了した後、しばらくは土曜休日半額料金が適用されていたものが、国庫による補助がなくなり三割引と逆に二割ほど通行料が高くなってしまったため、高速道にずっと乗りっぱなしで目的地に行くのではなく、下道もうまく活用しながら交通費も抑えて行きたいとかなり欲張った旅になってしまいました。こうした旅行を成功させるためのカギは、体に無理をしないでできるだけ早い時間に出発するということでした。

 出発日は天気も良かった5月3日、朝の6時過ぎに自宅をスタートすることができました。静岡インターから高速道路に乗り、途中の日本平パーキングエリアで朝食を買って、清水ジャンクションから新東名に入ります。ここで、一つの判断をしなければなりません。とりあえずの目標は、日本海側まで出ることで、恐らく金沢は北陸新幹線が開通したことでゴールデンウィークは相当にぎわっていることが予想されたため、逆方向の新潟を目指します。新潟のどこを目指すかというと、このブログでも折に触れて紹介しているステンレス水筒や金属加工製品で有名な新潟県三条市にある「燕三条地場産業振興センター」に行ってゴールデンウィークに開催されている小規模なイベントを見ながら面白いものがあったら買ってこようという算段です。たまたまネットで調べていたら、この物産館は駐車場代も無料で、物産館内の磁場産品コーナーで買い物をした際にインターネットから印刷したアンケート用紙を提出すると、粗品程度ではありますがプレゼントをいただける(県外からのETC利用者が土曜休日に訪問した場合のプレゼントです)ことがわかり、行ってみようという気になりました。以前燕市には秋につばめ物流センター行なわれている「燕青空即売会」に行ったことがありました。そこではかなり安くいろんな製品が売られていますが、中には地元産でないものも混じっているので、今回出掛ける物産館では安心して地元産の品を買えるというのも背中を押された理由の一つでした。

 ただ、交通状況や天候の悪化によりたどり着くことが難しい場合のことも考えて、他のプランも考えています。幸いにして今回は無事に新潟までたどり着くことができましたので、これからしばらく今回の旅の報告にお付き合いいただけたらと思います。


2015年ゴールデンウィークの車中泊の傾向を見る

 今回紹介する2015年ゴールデンウィークにおける車中泊の傾向というのは、あくまで私が見た主に高速道路のサービスエリアや道の駅での事なので、全ての傾向には合わないとは思います。それでも、いわゆるゴールデンウィークの期間にできるだけ遠方へ移動することを考えた場合、どうしても移動の途中に仮眠するような形での車中泊のスタイルを取る人が増えてしまうのは仕方のないことでしょう。

 今回私が出掛けたのが午前6時過ぎぐらいの時間だったので、高速道路に乗って入った最初の日本平パーキングエリア上りでは思い切り車中泊をしている人たちでごったがえしている状況を目にしました。今改めて思い出してみると、日中の混雑している状況と同じくらい売店やトイレの前のスペースが車中泊とおぼしき車で占領されていました。車の種類はキャンピングカーは思ったほど少なく、普通車や軽自動車の遠方から来たと思われる車が思いの外多かったのは、やはりゴールデンウィークという特殊性があったのかも知れませんね。

 パーキングエリアでは朝食のパンを買おうと思って立ち寄ったのですが、何とか1台空いているスペースを見付けて駐車できましたが、回りが車中泊らしい車ばかりだったので大きい音を立てて起こさないように、結構気を使いました。そうして用事を済ませてパーキングエリアを出たのですが、建物から遠い普通車の駐車スペースががらがらなのにはちょっとびっくりしました。私が同じ条件で車中泊をする場所を決める場合は、車の出入りが激しい場所よりも車の出入りが少ない場所を選びます。駐車場所が広大で、防犯上の死角になる様なところは逆に危険でおすすめはできませんが、ゴールデンウィークのサービスエリアやパーキングエリアなら24時間車の出入りはあるので、そこまで考えずに眠りを妨げられる可能性の少ないところに停めるのがセオリーかと思ったのですが、実際のところはまず目に付くところに停めてしまうという傾向があったのかなと思えます。

 もちろん、車中泊のための駐車場所を決めるのは個人の自由で、こちらからとやかく言う必要はないわけですし、もしかしたら私のように考えている旅慣れた人たちによってすでにいい場所は早い時間から占領されていて、私が到着した早朝よりさらに早い時間に出発していた車が多かったため空いていたのかも知れません。そういった可能性も考えた上でひとつ思うのは、普段時期の駐車場管理では必要ありませんが、ゴールデンウィークやお盆の高速道路では、その時だけ車中泊をする車が増えることには違いがありませんので、深夜に出入りする車の駐車場所を確保するためにも仮眠用のスペースに誘導するような形が取れないかなということです。最近の新しいサービスエリアでは、駐車エリアが小さく区切られていて場所を分けることすら難しい作りになっているので、広い大型車の入るスペースの一部分だけでも(主に観光バスが入るようなスペースがあれば、夜間から早朝にかけては転用が可能なのではと思うのですが)仮眠エリアができれば、夜中に休憩のために入ってくる車が駐車場所を探してウロウロすることもある程度避けられるのではないかと思います。まあ、いかに高速道路のサービスエリアでの車中泊というのは公式に認められているわけでないので、こうした意見自体が不謹慎なのかも知れませんが、今回の旅を振り返って思ったのは、日中の混雑するサービスエリアであっても、誘導員がいるので駐車することにストレスはありませんでしたが、そうした人がいない深夜から早朝の時間については駐車場所を見付けること自体にストレスがたまり、下手をすると事故になる危険も出てくるということです。一度高速道路を利用するユーザーの行動について調べていただいて、ここまで書いてきたことがある程度裏付けできるようでしたら、なるべく実勢に即した形での柔軟性を持った運用を行なっていただきたいものです。


旅行出発前の体調管理はまず睡眠時間の確保

 2015年のゴールデンウィークは後半に天気が悪くなるような予報だったので、前半にどこかへ行こうと思っていたのですが、5月に入っての連休の初日に久しぶりに地元に帰ってきた方の飲み会が入ってしまったので、初日から動くことができなくなってしまいました。

 前日が飲み会でなかったら、夜から出掛けて車中泊をしてということもできたのですが、それは運命のめぐり合わせと諦めて、飲み会の方はほどほどの時間で切り上げて翌日からの出発に備えました。

 いつもの状態だと寝付くまでに時間がかかったり、長い夜を無駄に起きてしまっていたのが、ある程度の酩酊状態になっていたので結果普段より早く布団に入ることができ、すぐに寝入ることができたと思います。睡眠時間のほうも普段より多く取れ、早朝から動き出したにも関わらず、いわゆる眠気との戦いもないまま無事に帰ってくることができました。詳しい旅の様子などは改めて報告したいと思いますが、朝の6時過ぎに出発して、自宅に帰ったのは深夜12時を回っていました。道路状況によりさらに到着が遅れるような場合は車中泊も考えたものの、運転を続ける気力も結構あったので、もし予定が延びて、深夜から早朝にならないと帰れないようなことになっていたとしても、今回は休憩の都度10分か15分の仮眠ぐらいで済ませてそのまま走っていたかも知れません。

 今回の旅から帰ってきて改めて思ったのは、長距離移動を伴う車旅に出る前には、やはり睡眠時間をしっかり取って朝に出る方がいいかなということです。短期決戦で翌朝に間に合わせたいというような場合はとりあえず出発してしまっても構わないと思いますが、ある程度長期の車中泊の旅を計画する場合は、できるだけ日中に走って夜にはしっかり睡眠時間を確保するためにも前の日には十分睡眠を取ることが大事だとしみじみ思いました。とすると、車中泊をする場合にも、それが連日続くようになると、いかに車の中でリラックスをし、睡眠時間を確保できるような環境を作るかというのが大事になってくるでしょう。


東名日本坂PA上り 焼津小川港水揚げ 駿河湾深層水仕立ての「焼き鯖寿司」

 以前このブログで紹介させていただいたことがあったかも知れませんが、静岡県焼津市にある小川港は鯖で有名で、年に1回11月に開かれる「小川港さば祭り」は、炭火で焼いた鯖を限定ながら無料で試食できるので、朝から多くの人が押し寄せます。

 一般的に焼き鯖といえば羽田空港の空弁を連想しがちですが、地元びいきだと揶揄されたとしても、なかなかこちらの鯖もおいしいです。このブログでは何度も紹介している東名高速道路・日本坂パーキングエリア上りの「焼津さかな工房」で売られているしめ鯖はオレンジが添えられていて大好きなのですが、先日何と1つ500円の「しめ鯖寿司」を買おうとゴールデンウイーク中に出掛けたところ、しめ鯖寿司の代わりに売られていたのが今回紹介する「焼き鯖寿司」でした。

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 ちなみに、1個の値段は税込み850円と高いですがその分量も多く、少食の人にはちょっと多いほどです。普通に考えると、これだけのクオリティならこの値段も納得かなという感じです。焼き鯖とご飯の間には大葉が引かれ、ペースト状になった梅が付いているので、あえてお醤油を付けなくても(パッケージには当然お醤油とガリが付いていますが)十分においしくいただけます。

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 さらに、焼津で産業用に提供されているミネラルが豊富な海洋深層水を使っているというのもパッケージには表示されています。焼津の海洋深層水は一括管理されているので、品質の良さをうたうことにもなるのでしょうが、私には残念ながら海洋深層水を使っていることについての味の差についてはわかりかねます(^^;)。その点はご容赦を。

 ちなみに、私がこの焼き鯖寿司を購入したのは午前11時頃でしたが、刺身用マグロやしめさばが置かれている保冷ケースの上に鎮座しています。この鯖目当てに来る人も少なくないと思いますので、午後になると早めに売り切れが予想されます。その味を試したい方は時間を調整してまだ十分在庫があるうちに訪れるのがいいかと思います。


静岡県焼津の新名物となるか? 「オオグソクムシせんべい」を試食する

 先月行なわれたニコニコ動画に関するイベントで先行販売され、それなりにインパクトを持って報道された深海生物「オオグソクムシ」を練りこんだせんべいがゴールデンウィーク開始とともに静岡県内で販売されています。焼津さかなセンターの売店や、焼津周辺の東名・新東名のサービスエリアには置いてあるようです。私はほとんど常連化しつつある東名高速の日本坂パーキングエリア上りの売店(海産物のコーナーではない方)で購入しました。

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 ちなみに、売店のレイアウトはこんな風になっていて、売り出す気満々ながら、観光客はこのインパクトあるディスプレイを気にする風でもなく(^^;)、意外と売れていませんでしたが、認知度が上がればそれなりに売れていくのではないかと思います。

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 パッケージはこんな感じで、焼津で深海魚を獲っている長兼丸という漁師さんの名前があります。テレビのバラエティで深海魚を獲るロケには必ずといっていいほど出てくるのでおなじみの方もいるかも知れませんが、地元静岡のテレビでもかなり出てくる方です。深海魚を地元の名物として売り出していく中で注目したのがこのオオグソクムシなのだそうで、味は海老に似ていることからおせんべいの形にしての販売になったとのことです。

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 オオグソクムシ自体が白いので、見てくれは普通の塩せんべいにしか見えませんが、食べてみて最初に感じたのも塩気が多いなということでした。その分、海老のような味をしたオオグソクムシの味が薄まっているのかも知れませんが、それもあまりにも奇妙な見てくれのオオグソクムシを食べるという感覚を何とかしたいと思ったからなのか、私にはわかりません(^^;)。でも、知らないで食べたらえびせんの一種としか思えないでしょうね。

 さて、このおせんべいが新しい静岡名物として広まっていくかということは、単にオオグソクムシが認知されるかによってではなく、焼津で深海魚が多く獲れる場所だということも知ってもらうためにも有効だと思います。全国を旅していると、海の幸を提供してくれるところは沢山ありますが、どうしてもその地方の独自色のないものになりがちです。例えば、静岡に住んでいる私が旅先で名物だからと、普段新鮮なものを食べ慣れているマグロやカツオをふんだんに使った名物を出されたとしても、あまり有難みを感じないわけです。そういう意味でも、全国でも珍しい深海生物を使ったおみやげが静岡県内を通り過ぎる人たちにとって魅力的なお土産になりえるのかということは興味があります。今後、オオグソクムシに続く新たな深海生物を使った名物が出てくるきっかけになるかも知れませんし。ちなみに、写真の大きさのおせんべいが12枚入って1,620円(税込み)です。興味のある方はぜひ一度チャレンジしてみてください。


ICレコーダーの意外な使い方

 普段持ち歩くバッグの中味について、大きめのバックパックと小さくまとまったボディバックの中に入れているものは、ちょっとした違いを意図的に考えて決めています。

 というのも、どうしても充電池を使わざるを得ないもの以外については、大きめバッグには単三の充電池を使うものを入れ、小さめのバッグには単四の充電池を使うものという風に入れ分けています。単三と単四は電池自体の大きさも違い、それら電池を使う機器の大きさにも違いが出てくるからです。

 結果、それほど大きくないバッグにもいろんなものが入って便利なのですが、唯一残念なのが、単四のみを充電できるような小型の充電器がなかなか見付からないことです。単三電池を充電できるものというのはそれなりに見付かるのですが、やはりというか、単三単四兼用になっているのが多いので、大きさもそれなりになってしまいます。そこで考えたのが、今あるさまざまな機器の中で、充電もできるものを追加すればいいのではないかと思い付きました。それが以前購入していた単四電池(エネループ対応)1本で動くICレコーダーでした。

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 最近のICレコーダーは内蔵の充電池にしているものも多いですが、単四1本で動くものはこのようにUSB端子を備えていて、パソコンやUSB出力のACアダプターから単四電池を充電できるようになっているものがあります(接続時の本体操作の方法で、充電ではなくAC電源でレコーダーそのものを動かしたり、ファイルのやり取りをパソコンとすることもできます)。電池を1本ずつしか充電できないということはありますが、単四電池を3本使うスピーカーを使う場合は手間がかかりますが、容量の少ない単四電池は充電時間も少なめなので、これでも何かと役に立つように思います。

 ICレコーダーのそもそもの使い方においても、旅の記録として音声やその場の雰囲気を残したり、音楽プレーヤーとして使ったりと結構な利用価値があるので、かばんの中味は増えますができることは確実に増えます。いざという時にはUSB出力を持つモバイルバッテリーからも単四電池を充電できるようになるので、今後は単四電池を使用する小物を増やしながら、よりコンパクトにいざという時の備えをしようかなと思っています。