何とか注文していた大型双眼鏡が到着して車中泊の楽しみがさらに広がる予感

以前このブログで紹介していた、Comet Scan 15×70という7センチクラスの双眼鏡としては破格の品が無事に届きました。

早速箱を開けて大きさを見てみると、確かに大きいです(比較用のスマホはoppo Reno9A)。ただ、地上の景色を見ている中での操作感は悪くなく、ピントリングにも重さを感じませんでした。重量はそこそこあるものの、そこまで重いという風には思いませんでした。ただ手持ちではブレるので、寝転がって見るなどの工夫は必要ですが、このセットには何と双眼鏡を三脚と接続するアダプターが標準で付いてきます。

アダプターを使って手持ちの三脚に固定した写真ですが、15倍くらいなら微動装置はなくても大丈夫そうな感じはします。一般的な望遠鏡の場合、そのまま覗くと上下左右が反対になって見えるので、それを頭の中で一旦整理して目的の天体に向ける必要がありますが、双眼鏡の場合にはプリズムが最初から入っていて、自分の目で見たままのものが見えるようになっているので、スマホの星空アプリで大体の星の位置を把握した上で星空散歩を楽しめば、肉眼では見えない星も見えるので、空を眺めるのが楽しくなります。

こうした機材は、まさに車中泊の旅では日常とは違った体験をするための一つの道具として活きてきます。今後車中泊を楽しみたい場合には、車中泊する場所を空が開けて光害のない場所にして、その空に双眼鏡や望遠鏡を向ければ、家では体験できない多くの星を自分の目で見ることができるようになるでしょう。

こうした機材について、特に天体望遠鏡を購入した場合、最初のうちは盛り上がっているので組み立ててベランダに出したり近くの公園に行って星を見ることもあるとは思いますが、組立・仕舞いに時間と手間がかかるものというのは、ちょっとした興味の分散によって使わなくなってしまう場合があります。いわゆる「入門用」とされるお子さん用の望遠鏡セットは、良い製品であっても、なかなか持ち出せないのでは、よほど星空のきれいな地域に住んでいなければ、天空の魅力を感じることができないまま望遠鏡はお蔵入りになってしまうかも知れません。

そういう意味では、こうした双眼鏡は、例えば近所で火事があったような場合でも取り出して簡単にその様子を場所から動かずに見ることもできます。車中泊旅でもとりあえず車の中に双眼鏡と三脚のセットを入れておけば、夜眠れない時にはスマホのアプリでだいたいの星の位置を把握して向けるだけでも楽しめると思います。月などが出ていればなおさら見ごたえがありますし、昼間でも見たままの像を見られるということになると、バードウォッチングの用途にも使えます。そういう意味で、車中泊の旅を楽しむためのグッズとしては、安い時に買えてラッキーでした。

カテゴリー: 車中泊のための道具考 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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