以前なら普通の日であるはずがとんでもないトラブルに巻き込まれるかも知れない状況を考えておこう

昨日は、天気も悪くなく、さすがに蒸し暑い一日ではあったものの、私の身の回りではごくごく当り前の日常生活を送っていました。が、一部の人にとってはとんでもない日になっただろうと思います。実際に不具合を実感した方は多くいたと思いますが、日常の足として欠かすことのできない電車に乗るためのシステムに不具合が出たのです。

JR東日本では昨日午前0時過ぎから、クレジットカードを使ってのきっぷの購入(駅構内)や、えきねっとの利用、さらにスマホのモバイルSuicaでグリーン券の購入ができなくなったり、スマホでクレジットカードからのチャージができなくなるなど、キャッシュレスでのきっぷの購入に関するトラブルが午後1時頃といいますから、約12時間続いたというわけです。

今回のトラブルの原因は、サーバーのあるところで電源工事を行なう際に、誤って電源を遮断してしまったため、システムが復旧されるまでに時間がかかったということです。個人のパソコンであればうまく起動しなくなったら別にあるハードから起動させて作業をすぐに行なうこともできると思うのですが、今回のトラブルを見ると、一ヶ所で駄目になってしまうと、これだけ利用者に影響が出るくらいのトラブルになってしまうのかと思います。JR東日本では今後、Suicaだけでなくクレジットカードのタッチ決済でも電車に乗れるようにするというニュースをこのブログでもお知らせしたことがあります。今回のトラブルがそうしたシステム変更に関わってはいないと思うのですが、どんな素晴らしいシステムであっても人が操作する点においては災害とかではなく突然使えなくなるということは当然起こり得ます。そうしたヒューマンエラーを見越しての対策を考えておかないと、途方に暮れてしまうことも考えて出掛けることは大切ではないかと思います。

たまたま昨日、ネットで昼食のお弁当をテイクアウト注文し、こちらで指定して出掛けたのですが、ちょっとまったりしていたら出来上がりの時間に近づいてしまい、あわてて出掛けたのは良いのですが、あわてていつも持っていく財布などが入ったバッグを忘れてしまいました。財布には運転免許証も入っているので車で出掛ける場合にはいったん戻らなくてはならないのですが、お店は自転車で十分に行けるところにあったので、スマホだけ持って出てしまいました。

ちなみに、決済はお店で電子マネー決済にしていたので、スマホだけ持っていれば大丈夫なのですが、もし何らかのトラブルがあったら、お店で支払うことができないということも十分に考えられるでしょう。今後もしスマホが運転免許証の代わりになったりしたら、ますますスマホ一つだけで外出しても何ら不自体しない社会になっていくと思うのですが、そうした便利な社会の恩恵を受けながらも、いざそうしたシステムが使えなくなった時の事も考えておくことも大事ではないかという気がします。

今回のSuicaのトラブルは時間とともにできる事が変わっていったようですが、まず大事なことは自分が電車に乗ろうと思った時に、全くモバイルSuicaが使えないのか、セブンイレブンなどにあるセブン銀行のATMでも現金チャージができるので、現金でチャージすればスマホの中に入っている残高を使ってバスや電車に乗れるのか、何ができて何ができないのかを把握することが大切でしょう。

ちなみに、普通列車のグリーン券については私は住んでいる地域がJR東海のエリアなので、例えば沼津~宇都宮・高崎間でグリーン車に乗車できるグリーン券を利用することがあるのですが、この範囲のグリーン券はSuicaからの購入は通常時でもエリアをまたいでしまうためできません。そのため、出発前に駅のみどりの窓口で普通列車のグリーン券(紙のきっぷ)のみを購入するのですが、もしまた同じようなトラブルが起きてグリーン券をスマホから購入することができなくなった場合には、駅で現金で購入することができるのかどうか、確かめてみるのも良いかも知れません。

私の生活パターンでは電車で移動するのはお出掛けする時だけなので、今回のトラブルの内容については今後の情報についても注目し、もし自分が出掛けた時に同じようなトラブルになった場合に備えようと思います。

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