近所のスーパーの棚から安いお米が消えてしまう状況に立ち合ってみて思ったこと

一昨日、買い物を頼まれて仕事帰りにいつも行くスーパーに行ってきました。頼まれたのは無洗米でないお米(5kg)だったのですが、今まで体験してこなかったような体験をしてしまいました。

なぜそんな事になったのか今だにわからないのですが、スーパーの米がならんでいる筈の棚に米が殆どなかったのです。それでも無洗米は少し置いてありましたが、普通のお米は全くなく、スーパーのプライベートブランドのお米が少し残っていただけで、その価格は2千5百円(税込)くらいでした。はっきり言ってプライベートブランドとしては安くないという印象でした。

いつもは、1,800円くらいの安くて味もそこまで悪くないお米が置いてあるお店なので、今回の買い物もそのお店に行ったのですが、もはや安いお米どころか全てのお米が売り切れ状態なのには本当に驚きました。

その後、別の大きなスーパーに行ったところ、そちらには材庫が多くありました。ただ、安いというわけには行かず、それでも前のスーパーで見掛けたものよりも比較的安くておいしそうなお米を買ってきたものの、今後も同じような事が続くのかと本気で心配してしまうような体験でした。

以前、テレビのニュースで安いお米がないという情報を見た事があったのですが、一部では量を減らして価格を維持するために5kgではなく4kgのパックが新たに作られているという話も聞いていました。実際、チョコレートの原料価格が上がっていることから、製品の値上げor内容量の減少が起きていることは知っていたのですが、もしかして主食であるお米にもそんな状況が来るのかと心配になってしまったことは事実です。

糖質制限の食事をされている方はあえてお米は食べないという人もいるかも知れませんが、人が生きていくためには食事が必要で、その中でも一番コストが低く食事できるのがお米であるのではと私は思っています。専用の炊飯器が国内であれば多くの家庭にあり、もし災害が起きたような場合でも、カセットコンロに鍋をのせて炊いたりできます。私の場合はメスティンや軍式飯盒を持っているので、アルコールストーブで自動炊飯することもできます。我が家では日々消費するものですので、急に大きな災害が起きても知らない間に食料を備蓄しているという感じになります。

パンの場合はなかなか日本では水分の少ないパンを主食として食べる習慣が少なく、小麦自体を調理して食べるというのも大変ですので、今は多くのご家庭ではお米を買って家で炊いて食べている数が私の住む地域でも増えているのか? という感じがしますね。

普段、材庫豊富な食料品店を利用しているとなかなか気付きませんが、何か一つイレギュラーな事があると、今まで当り前のように棚に置いてあるものが急に手に入らなくなってしまうこともあるのだと改めて思いました。それは、断水が起こった直後にペットボトルに入った水が消えたのと同じような感じがしました。

今回の経験を受け、改めて日本の米に関するニュースを色々と読んでみましたが、米自体が無くなるのではなく、一部の銘柄のお米が不足していて、そのあおりで不足している印象があるような感じではあります。それでも、かつてのデマによるトイレットペーパーの買い占め騒動のように、ちょっとしたきっかけでお店からお米が消えてしまう可能性も今後出てくるのではとも思ってしまいます。

先にも書いたように、常温である程度の保存が効き、水と燃料さえあれば食べられる携帯食・非常食としてお米は私にとって無くては困るものなので、うまくローテーションしながら安い時にちゃんと買っておくことの大切さを再認識したという今回の経験でした。

カテゴリー: ノンジャンルコラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA