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ナルゲン キッチン広口 1.0l ボトル

 熱中症が心配になる季節、そろそろ水分補給のために麦茶を連日用意したくなってきました。昨年麦茶作りに活躍したのがナルゲンのポリボトル1リットルで、水から麦茶を作る際に冷蔵庫で横向きに入れても中味がこぼれることがないのが気に入っています。しかも売っている水出し用のティーバックはたいがい1リットル用なので、無造作にボトルに水と麦茶の素を入れれば簡単に作ることができます。

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 今年も昨年のボトルをそのまま使う気だったのですが、新しくナルゲンがキッチン用に作っているボトルを買い足しました。サイズ的には全く同じ大きさの1リットルのボトルなのですが、まずは本体の価格の安さ(定価で税抜1,000円)が気に入りました。従来のものと比べて「キッチン」の文字が入っていますが、その違いは2つあります。まずは目盛りが打っていないことと、キャップが本体にくっついていないことです。

 キャップが本体とストラップで繋がっていて離れないということは、屋外ではキャップをなくさないためには便利ですが、毎日麦茶を作った後に洗う時に少々面倒に思うこともあります。それに、できれば外出時の水汲み用にナルゲンボトルは車載しておきたかったので、キッチン用とは言いながら大きさも同じで値段が安いこの無地のボトルがすっかり気に入ってしまったのでした。

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 シールを剥がしてしまうと全く何も文字が入らないので、人によっては本当に食品用かと思われるかも知れませんが、使ってみると本当に便利です。かなりラフに扱っても割れることもなく、きちんとキャップを閉めれば漏れることもありません。キッチン用ボトルのシリーズにはもう少し長い1.5リットルのぼとるもありますが、その製品ならパスタケースとしても使えそうですし、ナルゲンのキッチン用ボトルのシリーズは日用品としてもなかなか使い勝手がいいのでサイズ違いのボトルも手に入れてみたいなと思わせるものです。取り扱い店舗が限られているということがネックではありますが、単なる水入れから食品入れ、はたまた熱湯を入れて湯たんぽ代わりにも使え、災害用品自体をこのボトル内に入るようにパッキングしておき、これ一本でいざという時に対応するような形のセットを作ることも面白いでしょう。とりあえずはこのボトルを使って今年の夏を乗り切ろうと思っています。


タイガー魔法瓶 スープカップ MCC-B038

 季節の変わり目には色んな所で冬に売られていたもののワゴンセールがあり、楽しみの一つになっています。いわゆる冬用の暖房器具については購入しても一年間しまって置かなければなりませんが、今回紹介する保温ができるスープカップというのは、夏であっても結構利用価値があると思うので、今まで買おうと思っていても高額で買えなかったものがないか探すことが結構あるのですね。

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 今回購入したのはタイガー魔法瓶の出したスープカップですが、円筒形でなく、広い口から奥に行くにつれて狭くなるカップのような感じなのが大きな特徴です。また、写真にあるようにフタの中に収納があり、その部分に組み立て式のスプーンがセットされています。このコンセプトはなかなかうれしいもので、あれば結構便利に使えるでしょう。

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 このスープカップの形状の問題として、平置きすると安定感に欠けるところがあるかも知れないので、バッグの中で倒れてしまったりする心配があります。ただ私の車の中で使う場合は、この形状が逆にドリンクホルダーに入るようになっているので、むしろ全体的に太くてドリンクホルダーに入らない同種の製品よりもいい感じです。

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 また、口の部分が大きいので洗いやすくて中のものを取り出しやすいということで、スープ類だけに使うのはもったいないような感じがします。

 旅先のスーパーやコンビニなどで十分に冷えたサラダやフルーツを購入したら、中味をこのスープカップに入れて運べば、クーラーボックスを使わずに冷たさを保ったままいただけますし、外側の蓋のスプーンを収納するスペースにフルーツをつまむなら爪楊枝などを入れておけばみんなで楽しめます。また、冷たいざる豆腐を入れて外で食べるとか、いろいろ考えるだけでも楽しいですね。

 今回購入したものは箱なしということで、ネットでの実勢価格からさらに5割引くらいの格安で購入できたのですが(^^;)、先日紹介したサーモスのフードコンテナーJBK-250とは違い380mlと結構な量が入りますので、液体にこだわらず、旅先で見付けたこれはというものをとりあえず入れてみるのも楽しいかも知れません。ちなみに、スターバックスでコーヒーを頼む場合の容量は、ショート(240ml)、トール(350ml)となりますので、ショートサイズでいいならサーモスのフードコンテナー、トールサイズを頼む場合はこちらのものと分けて使うのもいいかも知れません。マグボトルと違って口が広く洗いやすいというのが旅先では使いやすいと思うので、旅先で調理まではしないものの飲み物以外のものも温度を保って食したいと思っている方は、もし近所のホームセンターなどでこの種のスープカップがディスカウントされていたら旅行用に確保しておくのも悪くはないと思います。


サーモス 真空断熱フードコンテナー JBK-250

 私がこのブログを始めたくらいに、飲み物でなくスープなどを入れて持ち運ぶためのフードコンテナーがサーモスから発売され、早めに購入して活用してきました。その後、国内の他のメーカーも追随し、魅力ある製品も出てきていたのですが、容量など最初に買ったサーモスのものとかぶる事が多く、なかなか新しいものを買うまでには至りませんでした。

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 今回、また同じくサーモスのフードコンテナーを買ってしまったのですが、今回購入したものはスリムタイプで容量が250mlと少ないのがポイントでした。たまたま季節の変わりめのバーゲンセールで赤色のものが残っており、消費税の増税後の方が安く買えてしまいました。

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 中を分解してみると、以前のフードコンテナーと違って、内フタと外フタが完全に分離するようになっていて、上に乗せただけの内フタの上から外フタをねじ込むことで漏れを防ぐようになっています。初めて見た時には少々とまどいましたが、外フタがしっかりねじ込まれているかに気を付ければ、トラブルも起こりにくそうです。

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 スリムで小さい形状は、給湯器にセットしても使えるようになるでしょう。比較のために、象印の200mlの真空マグを並べてみましたが、この象印のマグは問題なく給湯器にセットできるものです。写真では見にくいかも知れませんが、若干サーモスのフードコンテナーの方が背が低いので、そのまま給湯器にセットすることができるということになります。

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 また、本体がスリム化したことにより、私が使っているホンダ・フィットのドリンクホルダーに問題なくおさめることができます。このフードコンテナーは水筒代わりにも使えますが、例えば粉末・フリーズドライの味噌汁やスーブをお湯と一緒に入れて持ち運んだり、無印良品やファミリーマートにある「ミニラーメン」を作って食べたりと、旅先でお湯が手に入れば一人用のものとしてはかなり便利に使えそうです。

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 というわけで、早速無印良品の「ミニラーメン」を買ってきました(^^;)。消費税8%になって、税込み価格は4つ入って120円でしたが、ちょっとした空腹を抑えるには十分でしょう。

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 本体がスリムタイプなのでそのまま中に入れることはできませんので、半分に割って入れます。全てうまく中に入ったので、ここにお湯を注ぐのですが、ミニラーメンのパッケージには約200mlで3分とありました。ラーメン自体の重さが30gということなので、容量250mlのこの容器では、ラーメン全体を浸すくらいにお湯を注いで試してみました。

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 結果、私の味覚ではありますがおいしくいただくことができました(写真では麺が水を吸っているため入れたお湯が少ないように見えます)。ミニラーメンだけではなく、一人用のスープの場合、一人前200mlくらいのお湯を注ぐタイプのものが多いので、このフードコンテナーで十分でしょう。口を付けた段階で塩辛さを感じたら、追加してお湯を入れればそれぞれの方の口に合うようにいただけると思います。旅先のコンビニで購入できるものを使って、車内空間で簡単にいただける温かいものを持ち運べるのは便利ですので、旅行する際に一つ持っていくといいかも知れません。


自動車の運転中にも便利な キャメルバック ポディウムボトル

 消費税の上がる前に何を買うべきか考えた時、欲しいものの中でも価格が安定していてめったに値引きしないものということになると、私の場合は必然的にキャンプ関連のブランド品になってしまいます。これまでさまざまなボトル・水筒を購入してきましたが、今まであえて購入してこなかったサイクリング用のボトルを見に近くのモンベルショップへ行ったら、たまたまアウトレット品で売られていたのが今回紹介するキャメルバック ポディウムボトルです。私の購入したものはボトル部分がポリプロピレンのものですが、千円でお釣りがくるくらいの値段で買うことができました。

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 このボトルの最大の特徴は、写真のようにボトルを転がすように置いても口で吸ったりボトルの側面を押さなければ中の水は出てこないということです。これは、車の中で使う場合でも常に立てておかなくても良くなるわけで、例えば助手席に放り投げておいても大丈夫です。

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 さらにボトルを軽く持った上体でさかさまにしてみましたが、これでも水は出てきません。ただこの状態でボトルを押したり、口で吸い込むと一定量ですが一気に水が出てくるので注意しましょう。慣れないうちは水を飲むのにどこまでボトルを押したらいいのかと思いましたが、私の場合は軽く口で吸うだけでも十分でした。

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 吸い口の部分は回転するようになっていて、目盛りを「LOCKOUT」の方にあわせるとボトルを押しても口で吸っても水が出てこないようになっています。でも、車内で使う分にはあえて「LOCKOUT」に合わせないほうが、手に持ってすぐに中味を飲むことができますので、信号待ちの間に口に含んで発車時に助手席に投げるような感じで使えば、必要な時に必要な分だけ水分補給できるので、常温の飲み物で運転中の水分補給をしようと思っている方には便利なボトルだと思います。今回使ってみて、自転車やスポーツの際のみに使うのは勿体無いのではないかと思いました。飲むときにいちいちフタを開けたり閉めたりする必要がないボトルの便利さをぜひ多くのドライバーの方々に知っていただければと思います。今の主流は多少保温も可能な二重構造のチルボトルのほうが一般的で、店頭ではこの形のボトルは見かけることは少なくなっているかも知れませんので、その点はご容赦ください。


貝印 ぺちゃんこコップ&くすり入れ

 シリコンでできたさまざまなグッズはつい面白いものがあると買ってしまうのですが、ここのところ、あまり同じようなものを増やすのも無駄が多いと思ってちょっと我慢していました(^^;)。しかし、今回紹介するシリコンの折りたたみコップは、表題の通りフタの部分に薬を入れることができるスペースが付いています。

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 常備薬をいつでも自分のコップで飲みたいと思っている方にとっては便利なものですが、薬を入れるだけでは勿体無いわけで、工夫によっては細かくて失くしてしまいそうなものをこのスペースに入れて持ち運ぶという方法で使うこともできます。

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 このスペースの使い方の一つとして考えるのは、いつ寿命が切れて交換時期が来るかわからないボタン電池でも入れておくというパターンです。以前はPDAのメモリ保存のためにボタン電池は常にストックしていたのですが、使う頻度は当時より少なくなったとは言え、今でも使っている活動量計はボタン電池で動いていて、電池切れになったらすぐにストックしておいたものと交換したいのですが、こうした製品の電池寿命を把握するのは結構難しいので、常によくわかる場所にしまっておきたいと思っています。その点、このスペースはコップとセットになっているということからわかりやすく、いざという時にあわてずに済みます。また、モバイル端末間のデータ移動のため、写真のようにマイクロSDカードを入れておくにもいいスペースではないかと思います(通常のSDカードは入りません)。他にもアイデア一つで様々な小物をコップと一緒に持ち運ぶ手段として使えますね。

 今回この製品は近所の100円ショップで見付けました。商品名で検索をかけたところ、どうやら100円ショップ用に卸している問屋さんのページがヒットしたりしていて、全国的にも100円ショップでの取り扱いが多いのかも知れません。この種のコップはさまざまなメーカーが同じようなものを出していますが、今回紹介したピルケースにもなるコンセプトの製品は初めて見ました。これから折りたたみのコップを持とうと思っている方はお近くの100円ショップあたりで探してみるのもいいと思います。


旅先でもナルゲンボトルで麦茶を作ろう

 先日、とある医療関係者と話す機会がありまして、日常的な水分補給にお茶と水道水を使っていると言うと、水道水は体の中をうすめるだけだから、色付きのお茶の方が良く、簡単に作ることができる麦茶がおすすめだという事を言われました。スポーツドリンクは日に一本くらいならいいが、糖分が高いので何本も自動販売機で買い続けるのはさすがに良くないとのこと。これは日常の生活の中でというよりも、旅行中に休憩してついつい何本もスポーツドリンクのペットボトルを買ってしまいがちな自分への戒めとして聞きました。

 もし旅先で水分補給をするなら、2リットルの麦茶のペットボトルを購入し、小分けしながら飲む方がいいかも知れません。お茶は確かにいいものの、カフェインが入っているので夜飲むと人によっては疲れていても寝られないような事になってしまうとさらに疲れは蓄積してしまうので大変危険です。改めてノンカフェインの麦茶というのは体にやさしいものであると思いますね。

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 ただ、日常的にペットボトルを買うのもお金がかかりますし、ゴミも増えてしまいます。そこで、水出しの紙パックになった麦茶を購入しましたが、私が買ったのは52袋入りで198円でした(^^;)。以前にも書きましたが私の住んでいる地域の水道水はカルキ臭さもそれほど感じないので、これを使い水分補給用に麦茶を作ることにしました。

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 そして容器に使ったのが透明なナルゲンボトル1リットルです。今回購入した麦茶パックも1リットル用になっているので、このボトルに1パック入れればいいので楽です。

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 そして、ネットを見ていて使えるのではないかという技が、そのままパックをボトルに入れないで、一度お湯に浸すことによって煮出した時の香ばしさがある程度出るということで試してみました。結果それなりに香ばしさが付いた麦茶ができたように思います。一応こうした過程を挟まずにそのままボトルに入れて水出ししたものも作ってみましたが、水出しのみの方はかなりすっきりして飲みやすくなっています。煮出した麦茶の味を知っている人にとっては物足りないかも知れませんが、この辺は好みということで、興味ある方はお試しください(^^)。

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 こうして蒸らしたパックをボトルの中に入れます。ボトルが透明なので、どれくらい抽出されたか目視できるのが透明なボトルのいいところです。というわけで、麦茶を作るためにナルゲンボトルを購入しようと思われる方は、透明の1リットルタイプをおすすめします。ナルゲンボトルは蓋もきっちり閉まるので寝かせて冷蔵庫に保管しても中の麦茶は漏れません。頑丈なので落としてもまず割れませんし、安心して使えるのが市販のペットボトルとの違いです。ボトルのまま自分一人で飲むならこれ一つでもいいでしょうが、家族で飲まれる方は複数用意してローテーションした方が飲み残しもなくおいしい麦茶をいつでも飲める環境が作れます。

 旅先でも水が調達できるなら、紙パックの麦茶を持っていってナルゲンボトルで作りながら移動するのがお金もかからずいいですね。必要に応じて小さめのボトルに移し替えながら、時間をかけて1リットルを飲み切るようにすれば脱水症状に陥る危険性は軽減されると思いますので、車内にスペースがあれば事前に安く購入できる2リットルのミネラルウォーターのペットボトル何本か用意して麦茶用に使うというのもいいかも知れません。


ペットボトル キャップの違いにも注意

 夏の水分補給用のボトルとして、ペットボトルの空き容器を使おうと思い立ち、改めたいろいろなボトルをさがしてみました。今、もっとも一般的で扱いやすいのは500mlのボトルだと思いますが、ラッパ飲みのようにして飲んでいると、私の場合では一日持ちません。

 それ以上の量のペットボトルということになると、さすがに1.5リットルや2リットルというのは持ち歩くには大きすぎます。スーパーの売り場をいろいろ見ていくと、1リットルのものの中には、高さは500mlのペットボトルと同じくらいの全体的に太いボトルもありますが、持ち歩くには少々かさばります。

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 そんな中、見付けたのが写真のミネラルウォーター「エビアン」の750mlのボトルでした。これも高さは500mlのボトルと同じくらいで、その分全体が太くなっています。それでも、何とか片手で持てるぐらいの太さなので、500mlでは少々心もとないと思われる方は、こうしたボトルを再利用されると専用ボトルよりもコスト安で水分補給用のボトルを確保できるでしょう。

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 ただ、同じペットボトルとは言え、国産のペットボトルとエビアンのペットボトルには微妙な違いがあります。それが写真のキャップの部分なのですね。個人的には100円ショップで売っているようなペットボトルのフタの代わりに使うグッズをこのボトルでも使えたらいいなと思っていたのですが、それらの品々はエビアンのボトルでは使えません。ストローを差して少しずつ水分補給をしたかったのですが、その場合は国産のボトルで500ml以上のものを改めて探すしかなさそうです。ただ、キャップなどは変えずにそのまま使うなら750mlという容量は結構魅力的なので、粉末のスポーツドリンクを水と混ぜたものを今シーズンいっぱいという割り切りで導入するのも一つの考え方です。

 あくまで私の場合ですが、一般的に売られているボトルに味が付いた飲み物を入れてしまい、飲み終えた後の洗浄を怠ると、どうしてもわずかに残る以前入れていた飲み物の匂いが気になってしまいます。お茶やコーヒー、麦茶のようなものの場合は、専用ボトルとして使い分ければいいのですが、スポーツドリンクというのは夏の時期だけということになるので、専用ボトルとしてキープするよりも、ペットボトルの再利用の方が私には向いているかなとも思えます。これからますます暑くなり、熱中症になる危険も増しますので、ペットボトルを再利用した水分補給の方法についてもいろいろ考えていこうかなと思っています。


ナルゲン イージーシッパー

 熱中症が心配になる夏季には、カラフルな水筒・ボトルがいろんなショップに並びます。そうしたボトルについ食指が動きかけますが、同じようなボトルを結構持っているため(^^;)、やみくもにボトルを増やしてもしょうがないので、今あるボトルを有効活用するためのアクセサリーを購入してきました。

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 写真の「イージーシッパー」は、ナルゲンの1リットルボトル広口タイプ専用の飲み口です。500mlのものには付かないそうなので購入の際には注意しましょう。元々ナルゲンボトルは口が広いために水くみ用で購入したのですが、常温の水を飲むためにはこの水筒には決定的な問題があります。それは水を入れやすいという特徴とは反対に、直接ナルゲンボトルに口を付けて水を飲む場合にこぼしやすいというものです。

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 イージーシッパーを写真のようにボトルの中に装着することによって、水の出が抑えられて随分飲みやすくなります。ただそれではナルゲンボトルの特徴である給水のしやすさが無くなってしまうと思われるかも知れませんが、写真のように蛇口から出てくる水を通すだけの飲み口の大きさはあるので、これを装着しても水を入れるのにそれほど不具合は感じませんでした。この口からあふれるほどの給水をする場合があれば、イージーシッパーを外せばいいわけで、このように取り外しができる飲み口が専用品であるというのは便利です。

 毎日水筒を持ち歩きたいと思っている方は、水筒の洗いやすさや乾かしやすさといったメンテナンスのしやすさというものも気にかけると思います。その点この広口のナルゲンボトルは、お手入れも簡単で口の狭い水筒と比べても早く乾き、さらにスケルトンになっているので、中の水滴まで確認できます。

 季節が夏に近づくにつれ、熱中症対策のためスポーツドリンクを入れるようなこともあるかも知れません。その場合、このナルゲンボトルには目盛りがあるので、だいたいボトルの半分くらいの量を入れ、倍に薄めることで糖分を取り過ぎることを防げます。さらに常温でいただいた方が体を冷やさないので体にはやさしいでしょう。このボトルを購入した時には水筒代わりに使うことは想定していなかったのですが、たった一つの部品を増やすことによって使い勝手がこれほど変わるとは予想外でした。今後は水タンク用とは別にイージーシッパーを付けた飲用にもう一つボトルの数を増やそうかなとも考えています。


旅に持ち出すボトル2013夏

 季節が夏に向けて行く中で、車の旅で用意する水筒やボトル類というのはかなり変わってくるようにも思います。私の場合ですが寒い時期には保温性のあるステンレス真空ボトルのみでもいいという感じでしたが、車を運転中、ちょっと停まった時に気軽に飲めるものという事になると熱いものをそのままというのは危険です。

 私が持っているステンレス真空ボトルの中には、夏用に飲み口を変えることによって冷たい飲み物を直接ボトルからいただけるものもありますが、体調管理という面からは冷えた飲み物を飲み過ぎるというのはお腹を壊したり免疫力を弱めてしまう事にもなりかねないので、過度の摂取は避けたいところです。また、のどが渇いていると言って、大量に摂取しすぎるのも旅先での体調急変の元になるので、できればさけたいですね。という事で、梅雨の季節から真夏にかけて、水分補給及びさまざまな用途で使う事の多い私の現在のラインナップについて紹介させていただきたいと思います。

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 この写真の中で、車に常備しているのは右のSIGGボトルを除いた2本です。左の象印のステンレス真空ボトルは1リットルの容量があり、熱湯を出発時に入れていけば2泊3日くらいの旅ならその温かさは相当保てます。実用的に使えるカップがあるので、インスタントコーヒーなどをこれだけで楽しむことができるのも常備する理由です。

 真ん中のナルゲンボトルも1リットルのもので、カバーをかけていますが透明なボトルです。旅先で水を汲む場合にはこの口の大きさは有難いですし、湯たんぽとして使う場合でも直接やかんのお湯が入れられます。ただ、口が大きいという事で中味をこぼしやすいという問題があるので、飲む場合はここから移して飲む事が多いです。

 そして右のSIGGボトルですが、私の夏には定番のものになっています。まだ肌寒い時期には200mlの直接飲めるステンレス真空ボトルにお茶などを入れ、車を停めて飲む事が多いのですが、熱中症が心配される天候の場合、普通の水をSIGGボトルの中に入れ、喉が渇かなくても少量ずつ口に水を含んで水分補給をします。写真のボトルのキャップは、一気に飲めないような形になっている「アクティブボトルキャップ」です。SIGGではボトルとセットになった製品の他、ボトルキャップのみでの販売も行なっています。キャップのみ購入して、他のボトルにも付けられれば、その方が経済的かも知れませんね。容量については写真のものより少ないもの多いものも同じSIGGボトルで揃えていますので、その日の気温など、状況に応じてボトルの容量を変えるという形になると思います。

 ただ、単なる水分補給なら使い古しのペットボトルに100円ショップで売っているようなキャップを使う事で再利用するという方法もありますが、最初からしっかり洗った空のペットボトルに水を入れる場合はともかく、旅行中に購入した水以外のペットボトル入り飲料のボトルを転用する場合は注意しましょう。中が完全に洗浄できていないと、雑菌がボトルの中で繁殖する恐れもありますのでその点には注意しましょう。

 これを書いている2013年5月現在、日差しが強くなったというだけでなく、湿度も高いという事で、熱中症になる可能性も日々出てきましたので、お気に入りのボトルを用意しながら、きちんと水分補給をするようにしたいものです。


タカラトミー スマート飯 MEGA powerful men

 先日、ゴールデンウィークの渋滞が予想される中、できるだけ渋滞にはまるまえに距離を稼いでおきたいという状況がありました。車を運転していて止むを得ず停めなくてはならない場合というのは、睡魔に襲われた時はもちろんですが、トイレ休憩や食事の時があります。ただ、このうち食事をするための休憩というのは食べる場所にもよりますが渋滞の高速道路のサービスエリアで食べようとするとレストランや軽食コーナーすらも行列ができている場合もあり、その分タイムロスが起こってしまいます。出発当日のお昼くらいは自宅から用意していく方が食事のタイムロスを減らせると思いますが、同乗者はともかく、運転者はおにぎりを持って行っても手が汚れてハンドルを汚すような事になってしまい、車内で食べるという事が難しいというところもあると思います。

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 今回は手を汚さないで片手で食べられるランチボックス、タカラトミーの「スマート飯 MEGA powerful men」を紹介します。以前新聞記事で紹介されているのを見て気になっていたのですがたまたま昨日、とある家電量販店のおもちゃ売り場のワゴンセールの中で割引されたものを見付けたので色違いを2つ買ってきてしまいました。

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 一応おもちゃという扱いになるのでしょうが、緑が男性用でピンクが女性用を意識したぱっけーじになっています。中味は同じものの、自分でピンクのものを使うのかとも思いましたが(^^;)、洗う時にごっちゃにならなくていいのではないかと思います。

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 とりあえず緑の方を分解してみました。筒の部分に両側から蓋をするようになっているのですが、片方の蓋はさらに分解して小さい収納スペースになっているので、必要に応じて何か詰められるようになっています。

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 今回は、ご飯にまぜておむすびにするものを使って実際にランチを作ってみることにしました。写真のご飯はお茶碗に山盛りになってしまっていて、全てのごはんはこの中には入りません。普通によそった茶碗一杯分といったところです。

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 混ぜ込んだご飯を筒型容器を開いたものに写真のように詰めていきます。すり切り状態になるまでしっかりとつめれば、これ一つでそれなりにお腹にたまるようになると思います。

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 筒型容器を閉じ、細長いパーツを押し込むようにして底の部分に蓋します。その上でもう一方の蓋でご飯を押し込んで完成です。

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 食べる時には先に押し込んだ蓋の下を回すと、まるで口紅やスティックのりのようにまとまったごはんがせり出してくるので、その部分をめがけてかぶりつくのです(^^;)。これで、手が汚れずにランチを食べられるわけです。この容器を使うもう一つのメリットとして、全部食べなくても、途中でまた蓋をすれば続きから同じように食べられるというのがあります。すぐに食べられて片付けもやりやすいという事は、ドライブ中の時間短縮用のお弁当箱として最適ではないかと思うのですが。

 ただ、直接かぶりつくタイプのランチボックスという事で、本体のプラスチックの部分を直接かんでしまったりすると、人によってはプラスチック臭か気になったり、歯にぶつかる違和感を感じたりして、使えないと感じる方もそれなりにいるように思います。その点をクリアできる方ならば、旅行や仕事でできるだけ食事は短時間で済ませ、その分移動距離を稼ぎたいという方には魅力ある品に映るかも知れません。

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 今回私が購入したのがおもちゃが並んでいる売り場だったという事で、もし私と同じように興味があるもののホームセンターのランチボックス売り場で見つからないと思っている方は、タカラトミーの同種の製品と同じようにおもちゃ売り場に並んでいる可能性がありますので、そちらの方も探してみて下さい。個人的には全体的におもちゃ的なのかちゃちで、細いパーツは簡単に折れてしまいそうで心配なのですが、これからは旅行に出る際におにぎりの代わりに持っていこうかと算段しています。一本では物足りない場合は写真のように二本連結して持っていけるというのも有難いですね。