USB-C端子に高出力のPD出力の付いたソーラーパネルを最初に手に入れるとかなり応用が効く

正直言って何も考えずにソーラーパネルやポータブル電源を増やしてきてしまいましたが、ポータブル電源を購入するタイミングでほぼ同時に購入したELECAENTAの120Wソーラーパネルが色々自分にとって使えることを感じているので、今回は私が最近気に入っている機能について紹介していきます。皆さんのソーラーパネル選びの参考になれば幸いです。

私の持っている比較的少容量のポータブル電源を短時間で充電するのに、やはり100Wクラスのソーラーパネルを手に入れようと、安いものを買ったのですが、そのスペックの中に、他のソーラーパネルと違う特徴がありました。本体にはUSB-AとCの端子があるのですが、C端子はPD対応で最大45Wあります。それより以前に購入した同じような折りたたみのソーラーパネルは同じくAとCのUSB端子があるものの、PD対応はなく出力は最大18W程度とかなり違います。
実は現在、ポータブル電源以外にソーラーパネルから充電を色々と行なっています。バッテリーが高出力の充電に対応していると、この最大45Wで使えるということになると、モバイルバッテリーをより短時間で充電することができます。

以前購入した100Whの容量がありACコンセントも使えるAnkerの小型ポータブル電源(写真左側)はPD対応で45Wの汎用アダプターが付いてきたのですが、ちゃんと日がパネルに当たれば、120Wのパネルで45W出力をするのはそれほど難しいことではないでしょう。実際、このソーラーパネルでAnkerのポータブル電源をPD充電したところ、他のソーラーパネルで試した時とは明らかに早く充電が進みました。カタログスペックでは45WのACアダプターで3時間で満充電できるそうですが、ほぼ空の状態で晴天が続いている状況だと、3時間かからずに満充電にすることができました。

こうなってくると、モバイルバッテリーでもPD対応でそれなりの高出力で充電できるものがあれば、直接ソーラーパネルで充電でき、かなり早く充電できるということになります。私の場合は古いモバイルバッテリーも複数あってそれぞれ使い続けているので、とりあえずAnkerのポータブル電源をPD経由でソーラーパネルから充電し、他のモバイルバッテリーをAnkerのものに繋いで充電し、そうした満充電になったモバイルバッテリーでスマホやタブレットを充電すれば、今あるポータブル電源は比較的高出力な家電専用に使って、こまごましたものは小さなバッテリーを使うといったような棲み分けができます。

私の場合はたまたまソーラーパネルを介して小さなモバイルバッテリーを充電しやすいバッテリーを持っていたということもありますが、今売っていたり今後売られてくるモバイルバッテリーは、小さくても容量が多く、充電も高出力でPD対応というものが増えると思いますので、そこまでポータブル電源を買わなくても、安いモバイルバッテリーをソーラー充電することで日常的に使えるだけでなく、災害時のスマホ関連の充電もスムーズに行くのではないかと思います。

ポータブル電源については、もし災害が起こったことを考えた場合、調理家電やストーブ、扇風機や冷蔵庫などの生活そのものに関連した家電に投入したいと思っています。そのうち冷蔵庫については、消費電力の少ないものを新たに増やすことも考えていますが、どちらにしてもこうした家電はモバイルバッテリーでは動かないので、やはりポータブル電源を使いたくなります。その際に、ポータブル電源を同時にスマホの充電にも使ってしまうと、家電の使える時間が少なくなってしまいます。それを今持っているモバイルバッテリーで代用できるのならば、その方が良いと思います。

そんなわけで、今後ポータブル電源用にソーラーパネルを購入しようと思っている場合には、ちゃんとスペックを見て、PD出力がきちんと出るものを買うことをおすすめします。そうすれば、PD対応のモバイルバッテリーを直接充電できるだけでなく、一日に複数のモバイルバッテリーを効率良く満タンにできるようになります。その際、PD対応のケーブルも必要になると思いますが、100W対応のものもしっかり準備することをおすすめします。


カテゴリー: ソーラー自家発電 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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