通話・スマホデータ・モバイルノート別の安くて快適なデータ通信とは?

すでに2021年9月も下旬に入りましたが、私が確認した限りでは(22日夕方現在)今だにauのpovo2.0の申込は行なわれていないようです。感じとしては週明けがすぐ金曜日になってしまうので、翌週になってしまうような気もしますが、今のところは当初から考えていた「通話をpovo2.0に」というプランは崩していません。

通話は通話専用ということで、スペックが高くないガラケーからの乗り替え用に用意されていると思われるauのスマホに入れる予定にしていますが、現在データ通信利用で使っているスマホについては、現在UQモバイルのくりこしプランSを何とかやりくりしながら使っていたものの、今回の通話用SIMの乗り換えによって多少毎月の通信費が浮くので、UQモバイルは変えないもののプランのグレードアップ(SからMへの変更)を考えています。

今年はahamoを始めとして色んなプランが出てきましたが、国内利用がほとんどで、スマホで動画を見るくらいの使い方であれば、使える高速クーポンが20GB/月と決まっている月3千円前後のプランよりも、中速で使い放題のUQのくりこしプランMが圧倒的にお得だと思います。

この手のプランは低速制限で最大1Mbpsというスペックではありますが、実質の速度ではUQのMプラン以上では大体1.5Mbpsは十分に出るという感じでありまして、私の場合車で出掛ける場合に、スマホを専用ホルダーに固定してシガーソケットから充電しながら走ることが多いのですが、高速クーポンを使い切った後に最大1Mbpsになるのではなく、高速と低速の切り替えが自分でできるUQであれば、とりあえず低速で色々なサイトやサービスを使ってみて、どうしてもその遅さに耐えられなければ高速に一時的に切り替えるような形で十分な感じです。しかも後述のmineoのように1.5Mbpsで使用していても、一日のデータを使い過ぎてスピードを制限される可能性はまずないと言ってもいいと思います。ロングドライブができるようになったら、テレビの同時配信や映画などのコンテンツを流し続けてもスマホぐらいの画面の大きさであれば、UQの低速でも十分見続けられます。

しかも車載のテレビと違って、山間部で電波が届きにくくなり映像が乱れるような場合でも、auのLTEの電波を受信できれば、画質はそれなりに見続けることができます。この辺は、radikoが実用的に使えるようになった時にも、通常では全く聞けなくなる電車内でのラジオ聴取が問題なく使えることに、スマホの威力というものを感じたことがありましたが、車の場合はもしスマホが圏外になっても電波が入るところまで移動することができれば、BS以外テレビが見られないような場所でも、ネット配信のテレビ同時配信の番組を見ることは可能になると思います。そのために、やはりデータ残量を気にしないでも使える、UQモバイルのくりこしプランMというのは、国内で使うならahamoやLINEMOよりも使い勝手が良いと私は思います。

ただ、1.5Mbpsという低速だと使いづらい場面というのもやはりあります。私はオンラインゲームはやらないので、その点は除外して考えると、やはり大量のデータをダウンロードしなければならない場合が問題になってきます。ちなみに、UQモバイルのくりこしプランMの高速データ量は15GB/月で、翌月までの繰り越しが効きますが、それでも足りない場合もあるかも知れません。
そのために私が用意しているのが、mineoのデータ専用SIMに「パケット放題オプション」を付けたSIMです。ちなみに、私の契約しているプランは1GB/月という(翌月繰り越しはあります)最低のプランなのですが、現在は持ち運びできる2in1のWindowsノートに入れています。

こちらの方はUQモバイルとは違い、オプションを付けて低速1.5Mbpsにしてつないでも、3日で10GBを超えると最大200kbpsに大幅スピードダウンしてしまいます。そう考えるとやはりスマホで使うのはUQモバイルの方が色々考える必要がないのでmineoはおすすめしませんが、mineoの場合は、このブログで何回も書いていますが、平日のお昼(午後12時から1時までのデータ通信を利用しないと宣言してその通り実行する日数によって、翌月のデータ通信の優遇があります。

具体的には月10日の宣言実行で毎日午後11時から翌日午前7時までは高速でいくら使っても制限のない「夜間フリー」の権利を受けられます。さらに、月20回の宣言実行をすると、他のユーザーとの兼ね合いはあるものの(多くのユーザーが同じ日に申請した場合に人数制限で利用できない場合がある模様)、自分の好きな時から24時間高速通信を優先的に使える(パケットの消費はあるので注意)「プレミアム1DAYパス」をもらえます。povo2.0で一回330円でトッピングできる24時間制限なくデータ通信がサービスとは少々違いますが、使わないて貯めておいたり、同じmineoユーザーにプレゼントすることもできます。

私自身はmineoは解約せずにLTEの使えるノートパソコンに入れっぱなしにして、比較的長い旅に出た先でWindowsのアップデートがあった場合、夜間や早朝の時間を利用してアップデータをダウンロードしたり、確実に携帯電話の圏外である場所へ行くような場合には、現地で映画などの動画ファイルをダウンロードして利用するような事も漠然と考えています。

今後、楽天モバイルのエリアが広がりauと同等のエリアになった時には改めて今の構成をどうするかを考えると思いますが、これで通話をpovo2.0にしたら、本当に無駄がなくそれぞれのプランを使い回すことができるようになると思います。今までは複数の回線を持っていても高速クーポンや無料通話を使わずに無駄にしたことが結構あったのですが、この構成ではどれもそれぞれ使う機会は増えるので、早くpovo2.0の申込みをして、UQのプランを変えて来月からばりばり使いたいところなのですが、auの方の発表がないのが気がかりですね。最近は自宅で使っている楽天モバイルについて、Wi-Fi経由でスマホを使っていると、何かパケ詰まりのような現象に陥ってしまうので(詳細は不明ですがネットでは自分と同じような経験をされているのでは? と思える書き込みを見ました)、それなら自宅でもスマホではWi-Fiにせず、UQの使える低速に切り替えて使えば、そうしたことも気にならなくなるでしょう。

これで、自宅でも外でもストレスなく必要な時にネットへのアクセスができる環境が整ったような気がします。実際にこうした環境に身を置いて、理想と現実は食い違うのかということも気になりますが、以上の回線はいつでも乗り換え可能なので、いざとなればどうとでもなると思いますので、まずはサービス開始を待ちたいと思いますが、皆様の参考になれば幸いです。


カテゴリー: モバイル活用ガイド | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

通話・スマホデータ・モバイルノート別の安くて快適なデータ通信とは?」への2件のフィードバック

  1. 匿名

    プレミアム1DAYパス誤解されてますよ。
    使い放題ではなく速度の速い(実際速いかどうかは置いといて)専用帯域が利用できます。当然通信容量も消費します。

  2. てら 投稿作成者

    コメントありがとうございます。利用する場合混雑時間帯の通信速度の優遇用(バケットは消費)という風に考えればいいのですね。基本的には夜間フリーをタイマーを付けて自分で意識しなくても利用できるようにしているのですが、私の場合UQと併用しているので、UQの高速分を消費してしまった際に使う可能性を残していきたいと思います。

コメントを残す