月別アーカイブ: 2021年2月

決して宿代を節約するための手段ではない MIHO氏の車中泊スタイルと期待されるキャンピングベース車

テレビ朝日系列で放送されている「ノブナカなんなん?」という番組があり、主にMCの方々が「なんなん?」と思える女性に密着したVTRを流しているのですが、先日の放送は車中泊仕様に改造したハイエースベースのキャンピングカーを運転して全国を車中泊しながら回っているYouTuberのMIHO氏に密着していました。

女性の一人旅ということで、安全のためにしっかりとした車選びをされているようで、900万円で購入したというハイエースの内部も紹介してくれていました。その内部というのは正に「走る家」と呼ぶこともできるくらい充実していて、大き目のベッドにリビング、当然トイレ付きでシンク、そして冷蔵庫もありました(ただし調理機具は電子レンジはあったものの、鍋はカセットコンロを利用していました)。

その中で一番びっくりしたのは、家庭用(6畳用)のエアコンが付いていて、オールシーズンで車内で快適に生活できるようになっていたことです。電子レンジやエアコンは、屋根に設置したソーラーパネルで賄うということでしたが、もちろんAC電源付きのオートキャンプ場から電源を使っての利用や、バッテリーの充電もしないとなかなか好きな時には使えないような気がするのですが。

それ以外にも車内のポータブルトイレの処理や、お風呂の問題(日帰り入浴施設を利用するので問題なしということでしたが)、いくら自由とは言え、自宅に帰らずにずっと車中泊旅をするのは大変です。ただ、それ以上にYouTuberということで仕事の場所を選ばないことから、人生の時間の多くを一つの場所に留まらないで日本国中を回っていられるのは羨ましいですね。

彼女の場合、私のように車中泊用の車に900万円も掛けるということが信じられないと思う人もいるかも知れませんが、やはりそこには未だに「女性の一人旅」というのにハードルが高い事情があると思います。私自身が車中泊をする場合には、さすがに全ての窓に目隠しはしますが、夜にトイレに行きたくなった場合には普通に降りて公衆トイレを使用します。女性が一人旅をしているのでは? と思われた場合、一番危険なのは人の出入のない駐車場であってもきちんとロックされた車から降りて外に出る時であり、少なくとも女性の方で気ままな車中泊を楽しみたい場合には、少なくとも車内にポータブルトイレを設置し、夜が明けるまでは一人で外に出なくても大丈夫なだけの装備の整った車を用意する必要が出てきます。

私が驚いた家庭用エアコンを車内に設置してある点についても、特に夏などは車中泊にとっては難しい季節で、暑いからと言って窓を開けたまま寝てしまうと、その隙間から覗かれたり侵入を許してしまう可能性も出てきます。さらに、ハイエースの場合はトラックに居住スペースを付けたキャンピングカーとは違い、ベッドやリビングから直接運転席に移動できるので、本当にまずい場合は外の雰囲気を察したらすぐその場から逃げることもできるというメリットもあります。

MIHO氏の活動が話題になり、様々な動画関連の仕事を受注し、テレビにも取材されるというのは、女性であるという事も珍しがられるということもあるのかも知れませんが、同じように好きな時に好きな所へ出掛けるようなライフスタイルを実践したいと考える女性の方は少なくないと思います。キャンプもそうですが、芸人のヒロシさんやバイキング西村さんが牽引した部分はあるにせよ、やはり女子のキャンプブームがあって様々な経済効果が出たことも事実です。

私自身はそうしたブームにのっかるような形でそのおこぼれに預かれないかとついよこしまな事を考えてしまいますが(^^;)、今後の車中泊用キャンピングカーのベース車となる車を、日本の自動車メーカーには出して欲しいものです。今興味があるのは、三菱自動車のPHEVで、ガソリンを使って発電機を動かし、それを走行のためだけでなく車内に持ち込んだ1500Wまでの家電製品を使うことができるというのが、車中泊車のベース車として最適ではないかと思います。

恐らくMIHO氏の車中泊仕様ハイエースの場合、車両価格に占める電源関連の費用がかなりのものになると想像されるので、その分をメーカーの標準装備で賄え、さらに全国にあまたある電気自動車用の充電スタンドを利用できるということができれば、それはかなり大きなポイントです。こうしたPHEVで、コンセントからの給電以外に暖房・冷房を車のエアコンを動かすことで居住空間をまかなえるなら、バンタイプのベース車を出してくれれば、カスタムするには電気についてはソーラーパネルに依存することもなくなるので、トイレ・シンク・ベッドとテーブルくらいの加工だけで済むことになります。

一人での生活空間であれば、ハイエースほど広くなくてもいいと思うので、500万円くらいでPHEVのキャンピングカーがあれば、自由に車中泊生活を楽しみたいと思う人(男女問わず)にかなり売れるのではないでしょうか。今の世の中は、インターネットについては大手キャリアの無制限プランを契約すれば、何しろネットが使えるエリアを探して移動すればいいので、テレビの電波が届かなくてもネットが繋がれば十分生活や仕事は可能になると思います。

新型コロナウイルスと共生する生活スタイルとして、人と会わずに車内に引きこもるキャンピングカーでの移動というのは奨励されるべき行動パターンともなるでしょうし、レンタカーではなく、自分だけで使える車内空間を安く快適に持ちたいと思う方は多いと思います。多くの需要があって売れれば価格は下がるわけですから、今後の自動車メーカーのこうしたニーズの掘り起こしには大いに期待したいところです。


車中泊旅にも流行できる発電システムを注文 100Wソーラーパネルとポータブル電源

たまたまネットを見ていたら、Amazonで評価がないのが気がかりですが、折りたたみ式で小さくなるタイプのソーラーパネルが安く購入できるものを見付けました。割引とクーポンを使うとだいたい1万3千円くらいになるので、ついポチってしまいました。一応、「サクラチェッカー」というサイトを見たものの、レビューがない製品ということで分析不可ということでしたが、購入して失敗する可能性もあるので、到着して自分で製品内容を確かめるまでは製品名は伏せさせていただきます。ちなみに、有名な価格調査サイトでも紹介されていたので、興味のある方は探してみて下さい。

ソーラーパネルは、USB出力の付いた20Wクラスのものは持っているのですが、これはバックパックにセットしてモバイルバッテリーを充電するくらいの性能なので、現在持っているACコンセントの使えるポータブルバッテリーの充電は残念ながらできません。いつかは100Wクラスでポータブル電源も充電できるタイプで、さらに折りたたんで持ち運べるタイプのソーラーパネルを欲しいなと思っていたのです。

購入の決め手となったのは、ソーラパネルの商品紹介の写真に私の持っているポータブルバッテリーが出ていて、付属するケーブルで直接充電することができそうだとわかったからです。その他にもUSB端子からの充電もできるようなので、自宅のベランダに広げて充電することも可能になると思うので、もし停電した場合でもポータブルバッテリーやモバイルバッテリーに充電して使うこともできると思います。

さらに自分でコツコツ集めていたタブレットの中にはテレビのフルセグチューナーおよび、クレードルにテレビアンテナ端子があるものを持っているので、停電時でも地上波テレビなら何とか電源を供給して見ることができるのではないかと思います(アンテナは自宅からのアンテナ線を繋ぎます)。さらに、インターネットについても楽天モバイルの基地局が生きていれば何とかモバイルバッテリーから電力を供給し、普通にネットが使えますし、手持ちのパソコンの中にはモバイルバッテリーからの充電が可能なものもありますので、まずネット関連で不自由することはなくなると思います。

もちろん電子レンジや冷蔵庫・洗濯機のような大型家電はポータブルバッテリーでは動きませんので、保冷剤を入れたクーラーボックスに冷蔵庫の中のものを移したり、洗濯物は手洗いする必要はありますが、その辺は仕方ないでしょう。ソーラーパネルからポータブルバッテリーに充電できれば、災害時に車をアイドリングさせてシガーソケットからスマホやモバイルバッテリーを充電しなくても、まずポータブルバッテリーやモバイルバッテリーにソーラーパネルから一気に充電しておけば、全て自宅の中で電気については完結してしまいます。

もちろん、この新型コロナウイルス関連の自粛期間が終了すれば、短期滞在型の車の旅でも天候が良ければポータブルバッテリーを走行充電ではなく、ソーラーパネルから充電しながらの旅をすることもできます。その場合、やはりソーラーパネルは折りたたんで小さくして持ち運べるタイプの方が旅に持って行きやすく、使わなくてもじゃまになる可能性も少ないでしょう。

私の場合、本格的に全ての電気をソーラーパネルから賄おうとは思いませんが、いざという時に使えるという意味では100Wクラスのポータブル電源の充電ができるソーラーパネルというのは、災害時にもレジャーにも使える分、持っていても邪魔にはならないように思います。商品が到着したら、改めて紹介できればと思いますが、外れ製品に当たったらと思うと、その点が少々気がかりです(^^;)。


楽天LINKをインストールした楽天SIMを入れないスマホで公衆電話から着信できるか?

現在、私はRakuten UN-LIMITで契約したSIMカードをモバイルルーターに入れて自宅用のネット回線として使っているのですが、スマホにはUQモバイルのSIMを入れ、さらに楽天モバイルでの無料通話ができるアプリ「楽天LINK」をインストールし、楽天のSIMカードを入れていなくても「楽天LINK」でログインすることによって通話が可能になっています。

ただし昨年までは携帯電話からは着信しても固定電話からの着信ができず、アプリから電話がかかってきた事の通知(不在通知の形で)が来るだけなので、番号通知で掛けてきてくれていればコールバックで対応可能なものの、番号通知をしないで掛けて来る人の電話は受けられないということになっていました。

ただ、年明けの2021年1月7日から、固定電話からでも楽天SIMが入っていないスマホ(楽天LINKアプリが入っていてログインしていることが条件です)に着信するようになったという情報がネット上で見受けられたので、遅まきながら本当に着信するのかということを調べてみました。

といっても、自宅の固定電話はADSL解約とともに外してしまったので、通常回線での検証はできません。それでも、固定電話と同じ有線回線を使っている公衆電話からなら同様の結果が出るのではないかと思い、実際に公衆電話からかかってくる可能性もあるので、公衆電話から楽天SIMが入っていないスマホに入っている楽天LINKの番号に電話をしたらどうなるのか? ということを公衆電話側の挙動とともに、確かめてみることにしました。

ただ、今さらですが自宅から近くで果たしてどこに公衆電話があるのか? ということはにわかにはわからないというのが正直なところです。そこで利用したのが、私のいるNTT西日本エリアでの公衆電話設置場所を地図上から調べられるサイトの存在です。ここでは国内のどこでも利用できるように、NTT東日本および西日本管内で探すことができるサイトを紹介します。なお、設置している場所の環境によっては、利用できない場合がありますので、あくまで目安として利用されるのが良いと思います。

・NTT東日本 公衆電話設置場所検索
https://publictelephone.ntt-east.co.jp/ptd/map/
・NTT西日本 公衆電話設置場所検索
https://www.ntt-west.co.jp/ptd/map/

ともかく、この検索結果で当たりをつけて近くの公衆電話に行き、10円玉を入れて楽天SIMが入っていないものの楽天LINKアプリからの発着信ができるスマホの楽天からもらった電話番号に電話を掛けてみました。すると、私の状況では公衆電話からは話し中のツーツー音が鳴り続け、スマホの方には楽天LINKアプリの方に「非通知設定」での着信通知のみが入り着信はしないという、従来と変わらない結果になってしまいました。

今回入手した情報がガセだったのかどうかは、現状では使える固定電話がないので確認することはできませんが、少なくとも公衆電話からの発信については着信しないことがわかったので、相手に番号を教える時にはちゃんと公衆電話からの発信には「公衆電話」と表示されて着信する、ドコモ音声回線の番号の方を周知させる方が無難であると思いました。

また、IP電話では試さなかったのですが(今の状況であえて050から始まるIP電話を契約している人は少数派だろうと思ったので)、アプリのLINEから国内の固定・携帯電話に動画広告を事前に見ることで、1回につき1~5分の無料通話が可能(回数制限あり)な「LINE OUT」を使った場合はどうなのかということも確かめてみました。

この場合は、「LINE OUT」が電話回線を使っていることもあるのか、普通に着信しました。ただし番号通知には「非通知設定」(通知不可能ではなかった)と表示されます。果たしてLINE OUTにどのくらいの知名度があってどれくらいの人が普通に使っているのかはわかりませんが、2021年2月現在の楽天LINKの着信状況はこんな感じだということで、この4月のバージョンアップとともに状況が変わるか、そもそも楽天SIMをスマホに入れないと楽天LINKが使えないようになるかというパターンも考えられますので慎重に経過を観察することにします。

ただ、普通に楽天SIM(eSIMを含む)をスマホに入れて楽天モバイルのサービスを使っていれば、こんな事を考えずとも、物理的な楽天SIMが入っているわけですから固定・公衆電話から着信するのは当り前です。私のように一回線の契約でデータ通信と通話定額を違うハードで分けて使おうとする場合は、以上のような不具合点があることを了承して使うのがいいと思います。

この実験を終っての帰り道、別の電話ボックスの前を通ったら、私とは違って公衆電話を使ってどこかに電話しているであろう人が電話ボックスにいるのを発見しました。さすがに携帯電話を持たないで公衆電話頼みの生活をしている人は少ないと思いますが、もし携帯電話・スマホの電池が切れてしまって、SOSを公衆電話から発信しなければならない状況というものは考えておいた方が良いかも知れません。この実験をする前に念のためと自分の財布の中を探したらたまたま10円玉が入っていない事に気付き、別に自宅にあった10円玉を持って出掛けたのですが、以前100円玉携帯の必要性をこのブログで書いたことがありましたが、100円と10円は硬貨の形でどこかに忍ばせた上で出掛けることも大切だと改めて思った次第です。


持つことがステイタスなのか実用的なものを安く使うのか iPhoneとAndroidの利用比率について

先日のニュースで、厚生労働省が国民にインストールをお願いし、そのアプリを導入することで新型コロナウイルスの早期発見が期待できる「新型コロナウイルス 接触確認アプリcocoa」のうち、Androidスマホ用のアプリが2020年9月から接触確認ができなくなっているというとんでもない状況が厚生労働大臣から明らかにされました。

現在、熱っぽくて味覚障害の感覚があったとしても、保健所に連絡して検査すら受けられるかわからない状態です。そんな中で、せめて接触確認アプリから接触の可能性を通知されれば、連絡用の電話番号の案内もあるようですし、それなりに対応はしてもらえるだろうと思って導入していたのに、今まで電池の消耗を気にしながら入れて、毎日確認していた自分は何をしていたんだと思います。そして、ある程度前からこの不具合について一部で指摘があったにも関わらず、今までその事を認めて来なかった事についても厚生労働省の罪は重いのではないかと思います。

さらに、その事を伝えるニュースの中で、今回不具合があるとされたAndroidスマホにインストールされたアプリを利用しているのは「全体の三割」だということです。これは、全体の三割なのだから、トータルで見れば影響は少ないということを言いたいのかも知れませんが、「Androidスマホ以外」というのはiPhoneの事ですから、少なくとも接触確認アプリを入れている人の中でのスマホの利用比率というのは、iPhoneが七割でAndroidが三割ということになります。

まず、これからの事を書くことについて誤解はしていただくないのですが、現在の日本ではアメリカの会社であるAppleが唯一製造販売するiPhoneが全体の七割あるというのは、何か違うのではないか? と思うのです。というのも、スマホの価格という点において、多くの企業が様々なスマホを作っていて、高級スマホからスタンダードスマホ、さらに相当に安い価格帯のスマホまであるAndroidに比べると、iPhoneのラインナップはAndroidに比べてそこまで買いやすい価格であるとは言えないと思います。

それなのに、自分でスマホを買わずに親の負担で使っている学生から、シニアに至るまで、それなりにiPhoneが普及している現状があるので、今回のようにiPhoneに接触確認アプリを入れているのが全体の七割というような事になっているのだろうとも思います。個人的にはiOSは使いやすくセキュリティもAndroidと比べて高く、さらに同じ端末でバージョンアップに長く対応してくれているので、Androidより長く使えるという点でiPhoneは優れていると思います。しかし、そのためにもしかしたら毎月の通信費以上の費用を端末購入に割いているというのが今の日本のスマホ市場の現状ではないかと思います。

ちなみに、iPhoneの中でもスタンダードタイプのiPhone SEだと64GB(外部カード使用不可)ではアップルストアでのシムフリー版の価格が44,800円(税抜)です。これを二年の割賦販売で購入すると、税金は除いても1,867円(小数点以下四捨五入の場合)/月の費用が通信料金の他にかかってしまいます。さらに高性能なiPhoneを選べば、さらに通信費に上乗せされるわけで、今の人たちはそんなに皆金銭的に余裕があるのかな? と不思議に思ってしまいます。

Androidについては本当にピンからキリまであるのですが、定価でも2万円から3万円くらいあれば、スタンダードモデル以上のスマホが手に入る現状があります。私自身は2万円弱で買ったスマホをメインに使っていますが全く問題なく使えていますし、主にメール・ウェブ・LINE・通話くらいしか使わない人なら、無理をしてiPhoneを購入するよりも別の道があります。1万~2万くらいで収まるSIMフリーのAndroidスマホを一括購入し、2年くらいで同程度の価格のスマホに買い換える方がお財布への負担は少ないですし、うまく通信会社のキャンペーンを使ってさらに本体価格を安く購入することもできておすすめだと思うのですが。

ブランドイメージだけでiPhoneを使っている人が、今の日本では多いと思うのですが、一括で購入するなら高性能なiPhoneでもいいと思うものの、高額なiPhoneを分割で購入すると、生活の変化によって支払いが滞るような事も可能性としてはあります。現状および将来の状況に不安がある方は、安いAndroidスマホを一括購入し、実用的に使いつつスマホ価格の差額を別の事に使う方がその分の費用を他に回せる分いいと思うのですが。せめてiPhoneとAndroidの比率を半分くらいにすることができれば、さらにAndroidスマホが安く買えるかも知れません。

特に日本の政府や企業を応援するなら日本のメーカーが出しているスマホを購入した方が良いということになるわけですし、政府も通信に口をはさむなら、いくら同盟国とは言え、アメリカに儲けさせるiPhoneを日本のスマホの主流にするよりも、国策で日本国内で使い勝手が良く安い、日本製スマホの普及を目指していくというのも有りなのではないでしょうか。それこそガラホタイプで簡単にキャッシュレス機能が使え、証明書の機能も使える国産ガラホが出れば、いわゆるスマホ移行に苦労している人を救えるのではないかと思うのですが。


日本通信とNTTdocomoとの間で「音声通話卸役務」の料金設定合意 合理的かけほプランは残るか?

現在、楽天モバイルの新規加入者が一気に増えているとのことです。これは、新たに出したプランで、データ使用量に沿った料金設定となったことと、月1GB未満だと0円でも契約維持が可能なだけでなく、専用アプリ「楽天LINK」を使った音声通話についてはデータ使用量にカウントされないままかけ放題(0570から始まる番号など例外あり)という、音声通話に関しても考えられたプランであるということもあると思います。

私自身、楽天LINKを介した通話も使っていますが、私の環境ではネットの一部で言われているような通話が聞こえにくかったりするようなこともなく、ほぼ従来の音声通話のように利用できています。ただ、楽天LINKを使っての通話というのはあくまでIP電話の形になるので、状況によっては聞こえにくくなることもあるのかも知れません。

安くてお得な楽天モバイルの楽天LINKアプリを使った電話ではありますが、どの端末でもすんなりと使えるものではありません。楽天の方で楽天LINKアプリの動作を保証している機種以外ではスムーズに使えないこともあるので、汎用性という意味では少し心配です。逆に言うと、現在の楽天モバイルに加入する際には楽天が提供する楽天LINKが使えるスマホを同時購入して使うようにすればいいのですが、eSIMのみ対応という機種がメインであるなど、色んな端末でかけ放題を使うのは難しい場合もあるのではないでしょうか。

私の場合は楽天LINKでの通話は、楽天加入時に同時購入したスマホで使える状態にした上で、さらにどんな古い端末や、専用アプリのインストールができないガラホでも使えるように、通常の携帯電話の音声回線での「かけ放題」が使えるプランの中で一番安い、日本通信の「合理的かけほプラン」を契約しています。

この契約はかなり急いだのですが、なぜかと言うと私が日本通信と契約した時にはまだMVNOである日本通信とNTTdocomoとの「音声通話卸役務」についての話し合いがまとまっていなかったからです。最悪交渉が決裂した場合には現状の料金では日本通信は「合理的かけほプラン」を提供することができなくなり、プラン自体がなくなるだけでなく、元々交渉が合意する前提でプランを提供している日本通信自体の存在すら危うくなるのではないかと心配していたのです。

2021年2月2日のニュースで、同2月1日付で日本通信とNTTdocomoが合意したという発表がありました。この合意によって、ドコモは日本通信に対し、総務大臣の裁定日(2020年6月30日)にさかのぼって、新たな料金で音声通話卸役務を提供することになります。ちなみに、「合理的かけほプラン」のサービス開始日は2020年7月15日で、プランの料金設定はこの値下げ分を見越してのものなので、何とかこれで日本通信は一息ついたということになります。

ちなみに、「合理的かけほプラン」は、最低料金の2,480円で維持する場合、月/3GBのデータ通信(繰り越し不可)が付き、音声通話は例外はあるものの24時間ドコモの携帯電話回線を使ってかけ放題になります。

ちなみに、先日申し込んだUQモバイルの「くりこしプラン」に付くかけ放題オプションもauの携帯電話回線を使って専用アプリのいらないかけ放題サービスで、日本通信のかけ放題とほぼ同じですが、かけ放題のオプション料金だけで1,700円かかるので、最安の「くりこしプランS」にかけ放題を付けた場合、1,700円+1,480円で3,180円とちょっと高くなります。また、日本通信の場合はドコモエリアなのでその点でも心強くあります(あくまで個人の感想です)。

私の場合はそれまでは2年縛りで、さらにSIMカードをガラケー・ガラホで使うこと前提で月2,200円と日本通信より安かったのですが、もしガラホ以外のスマホに入れて通電させてしまった場合、その月の料金が500円アップして2,500円かかるという罠もありました。日本通信の「合理的かけほプラン」はスマホでもガラホ・ガラケーでも自由に端末の切り替えができ、しかもそれなりにデータ通信もできるということで、メインの通話回線として十分なポテンシャルを誇ります。

最初に紹介した楽天LINKによるかけ放題については、もし全ての携帯電話の電波が大きな災害による停電で使えなくなった場合でも、どこかでWi-Fiが使えれば発信可能というメリットもあるので、いざという時のサブ回線として同時に保持しておくことの意味は十分にありますが、大手に挑戦するという意味では、楽天とともにMVNOとして生き残ろうとしている日本通信をはじめとした小規模の会社を応援したいという点もあるので、日本通信にはドコモの料金を見据えたさらなる動きを期待しながらメイン通話回線として使わせていただこうと思います。


10年以上の2年縛りからようやく脱出 ドコモ3G契約をUQモバイルへ移行

昨日は、ここまでモバイル関連について色々書いてきた中で記念すべき日となりました。と書くとかなり大げさかも知れませんが、2021年1月末がかつてメインで長いこと契約していたDDIポケット→Willcomから、Y!mobileが業務を引き継いできたPHSのサービス終了した時でもあり、長く様々なモバイル通信のサービスを使ってきた身としては、感無量というところです。

具体的に何をしたかと言うと、10年超保持してきたドコモの3Gプラン(通話専用もほとんど使わず)をUQモバイルにMNPの手続きを行ないました。これで契約する全てのプランが「2年縛りなし」になったわけです。これで、いつでも身軽に移行可能になり、通信業者で不満な点が出たり、個人的に納得できない対応があった場合、さらに今後画期的なプランがどこかから出てきた場合に躊躇なく電話番号を保持した状況のまま移行が可能になりました。

今までのドコモに残していたプランは、月額税抜980円で最大4,000円分の通話料を繰り越せる無料通話付のものだったのですが、楽天が0~980~1980~2980円の料金でSMSと国内通話無料のプランを出してきた今となっては、これ以上契約を塩漬けしておいても意味がないだろうと思いました。そして、ドコモのホームページから手続きをしようとしたところ、ウェブ上からの手続きができない事に気が付きました。

実は4Gと違って3Gプランの場合はドコモのマイページからMNP予約番号の発行ができない仕様になっていたのでした。仕方なくページの指示に従って、サービスセンターに電話したものの、とにかく電話がつながりません。ようやくオペレーターにつながったと思ったら、MNP予約番号発行に至る前の、各種手続きごとに保留ボタンを押され、そこでも待たされることになりました。色々あって全ての手続きが終了するまでに30分近くかかってしまったのですが、更新月関連で本当に解約料金が今の時点でかからないのか(一応、ドコモからのハガキで更新月であることは確認済)ということだけは念を押して手続きを進めることができました。

最終的に、オペレーターの方から直接口頭で10桁のMNP予約番号と有効期限を教えてもらうことになり、間違えないよう再度電話で確認しながら番号と有効期限をメモし、電話を切った後ですぐにUQモバイルの契約申込に進みました。

UQモバイルのスマホプランではau以外の回線からのMNPでSIMのみ契約の場合、キャッシュバック1万円を受けられます。ドコモのMNP手数料が2,200円で、UQの新規登録手数料が3,300円だと、その分を差し引いても後日登録した口座に1万円が入ってくるのはなかなか嬉しいキャンペーンですね。今回はSIMカードのみの契約ですが、同時にスマホ購入した方がキャッシュバック額以上の割引が受けられるので、スマホの買い替えを考えている場合にはそちらを選んだ方がいいと思いますが、複数回線を動かすことで手数料もかかることからシンプルにキャッシュバックの方を選びました。

契約ぷらんについてですが、UQモバイルではあえて、繰り越しプランでは一番月額が安い「くりこしプランS」(月額税抜1,480円)を申込みました。こちらのプランは月3GBの高速クーポンを翌月まで最大6GB分繰り越し可能です。さらに、専用アプリから高速と低速の切り替えが可能で、Sプランの場合は低速時の最高速は300kbpsに留まります。Mプラン(月額税抜2,480円)にすると月15GBと低速時1Mbpsにグレードアップできますが、今回UQモバイルのくりこしプランにしたことで、当月中にプラン変更を申込むと翌月から月ごとのプラン変更が可能なので、ずっと月1,480円をキープするかはわかりません。

今のところほとんど自宅でのネット利用しかしないので、ちょっとした買い物に近場に出る場合には主に低速300kbpsでもradikoや音楽配信サービスは問題なく使えると思うので、うまく利用状況に合わせたプラン変更をしていきたいと思っています。もしちょっとした際のスマホ利用でも低速時のスピードが気になる場合には基本料1,000円をプラスしてMプランにしてももいいですし、まずは常時300kbpsで何ができて何ができないのかということをSIMが到着してからじっくり調べたいと思っています。

また、UQ申込時にauIDとauPayの申込もしたのですが、実はauIDで登録してauPayアプリをインストールすると、au契約者でなくても、auの提供するWi-Fiサービスがスタンダードモードで利用できるというメリットがあるのです。ちなみに、スタンダードモードとはau Wi-Fiアクセスアプリを使って、au Wi-Fiスポットを1台のみ利用できるというモードなのですが、お金を掛けずにauのWi-Fiサービスが使えるのは魅力的です。すでにドコモのWi-Fiサービスも開放されていて、無料でdポイント会員になれば利用できるものの、ドコモサービスでは使えない場所があるのが残念だったのです。特にガスト等(au系Wi-Fiを設置)のファミリーレストランで使えるのは嬉しいですね。今は外食自体を自粛していますが、今回改めてauIDを取得したのを機に、au Wi-Fiアクセスアプリを使ってコロナが終息したら朝食や昼食を食べながらauのWi-Fiを使ってみたいと思っています。

UQモバイルの申込は、ドコモから発行してもらったMNP予約番号・有効期限と個人情報をウェブ上から入力すれば手続きは仮完了になりますが、さらに本人確認書類(私の場合は運転免許証)をアップロードして完了になります。そうして改めてUQモバイルからの申込確認のメールを待って正式に契約完了になるのですが、かなりスムーズに手続きが完了しました。

ドコモの方のMNP手続だけは時間はかかりましたが、全て自宅からの手続きが可能でした。ドコモのSIMについてもオペレーターの方に聞いてみたのですが、基本ドコモショップに返却をお願いしたいが、今のような状況なのでそのままでも構わないとのこと。こちらの方は出掛けた際にも近くのドコモショップに返してこようと思っていますが、全て自宅内で完結するので、多くの人にもショップよりネット・電話での手続きをおすすめします。この後にするのは、現在契約しているデータ専用のmineoの解約ですが、こちらの方もauSIMなのでSIMの返却不要で、Web上での解約が簡単にできるので、UQモバイルが開通したらmineoの方の手続きも今月中に行なうことで、とりあえずの手続きは完了します。全ての手続きが完了すると、私の回線状況は以下の通りになります。

1.日本通信「合理的かけほプラン」(ガラホでの通話専用・もしもの時のデータ通信)
2.UQモバイル「くりこしプラン」(主にスマホでのデータ通信用・楽天のサブ回線)
3.Rakuten UN-LIMIT(自宅でのネット用)

今回は、Rakuten UN-LIMITの登場→ドコモがahamoで対抗・他大手キャリアも追随→Rakuten UN-LIMIT VIで0円運用も可能という流れの中で、現状で自分に合ったプランを選択できたと思います。今後は、楽天のエリア拡充の状況や大手キャリアの楽天対抗プランに何が出てくるかによって乗り換えおよび複数回線の統合を考えたいですが、一連の流れにいたるまでだいたい一年かかったので、4月に楽天回線をさらに増やしつつ、その使い勝手が変わらないような新しプランが出てこないか、状況をじっくり見ていきたいと思います。


OCNモバイルONEで始まった通話無制限サービスの意義と日本通信プランとの差

世間では感染者数が減ってきたとは言っても、まだまだ自分が新型コロナウィルスに感染する恐れがある中で生活しなければならない状況は続いています。幸いにもまだ自分の家族や職場での感染者は出ていないのですが、もしどこからか家族の誰かがウィルスをもらってしまい、家の中での共同生活をどうするかというのもひどく現実味を帯びてきています。

実際に同居の家族が感染した場合、同じ家の中であっても連絡は直接の会話ではなく電話を使った方が良いというような話を聞くと、やはり携帯電話の通話定額オプションは、現在の騒ぎが収まるまではできればかけ放題で入っておいた方がいいという感じを強くします。そういう意味では先日4月からの料金改定の発表があった楽天モバイルの場合、楽天LINK対応スマホであれば、かなり安いコストで通話定額が実現するので、複数回線持ちでも電話専用にすれば980円/月以内で収まるというのは、トランシーバー代わりに持ってもいいレベルです。しかもこのプランは、家族内だけでなく他の携帯・固定電話とも制限なく電話できるので、病院や保健所・役所(0570から始まる電話番号を除く)にもじっくり相談できます。

そうした流れに沿った形で出てきたのが、NTTコミュニケーションズが運営するMVNO・OCNモバイルONEが打ち出してきた、専用アプリ「OCNでんわ」を使って従来の10分まで定額に加えて「完全かけ放題」オプションを税抜1,300円で提供することになったようです。大手キャリアや大手のサブブランドのかけ放題の場合、専用アプリからでないかけ放題というメリットはありますが、かけ放題を実現するためのオプション料金は1,700円というのが相場でした。

ちなみに、OCNモバイルONEの場合、データ量1GBのプランだと税抜1,180円で維持できるので、これにOCNでんわのかけ放題オプションを付けた場合には2,480円(税抜)となります。この金額というのは私が契約しているかけ放題が基本である日本通信の「合理的かけほプラン」の高速データ使用量が最低の3GBまでの場合と同じですが、OCNモバイルONEの場合は今回のプラン新設により、かけ放題オプションを付けて申し込んだ場合、今でもかなり安い各種スマホが更に安く買えるというキャンペーンが行なわれているようです(2021年2月1日現在)。具体的にはgoo Simsellerで「AQUOS sense4」が9800円、「Redmi Note9S」が1円というあたりが、かけ放題オプションを付けるとお得に購入できる機種です。

単にプランだけを比較すると、専用のアプリ「OCNでんわ」が必要ないので、ガラホにSIMを入れても使い放題になるドコモ回線をそのまま使っている上に、高速クーポンが3GBもある日本通信のプランの方がインパクトがありますが、それこそ毎月のデータ通信量が1GB未満であれば、まずはOCNモバイルONEに加入してスマホを安く手に入れ、違約金が出なくなった時期に改めて日本通信の方に移行するのが一番よさそうです。

ただ、日本通信のプランは過去にここで書いたように、ドコモからの回線レンタル料金が下がることを見越して見切り発車してしまったプランだけに、日本通信とドコモの交渉が決裂してしまった場合、プラン自体がどうなってしまうかわかりません。既契約者にプラン継続使用を許してくれるなら早く日本通信の方に入っておいた方がいいと思いますが、そこまで日本通信に余裕がなくなったら、私の契約も移行せざるを得なくなってしまうかも知れません。

とりあえず、そうした最悪のシナリオが現実のものになった場合でも、ドコモエリアで専用アプリではありますがそれなりの音質で使えるOCNモバイルONEの新オプションの登場は実に有難いもので、素直に嬉しいです。できれば、同じようなプレフィックス電話の仕組みを利用した専用アプリからの通話定額を行なっている大手でも電話のかけ放題オプションを新設してくれると、今あるプランのオプションとして加入できる人が増えるようになると思います。

スマホでは今までデータ通信が主で、通話についてはLINE電話で十分と思っている方は少なくないと思いますが、なかなかLINE電話の音質に慣れていない人がLINE電話を使うと、頻繁に連絡をしようとしても通話中にストレスが溜まるケースも出てくるのではないかと思われます。せめて専用アプリから発信するIP電話のかけ放題という選択肢があれば、新型コロナウィルスに感染してしまった家族間の連絡用としても有難く、料金の心配をしないでコミュニケーションが取れます。ぜひ、期間限定でも良いので国内の通信業者さんには考えていただきたいと思いますね。


ミニマムコンロのゴトクが100円ショップで手に入る ダイソー「燃料用五徳」

一人用のミニマム調理に使うコンロは、Amazonで購入したエスビットのポケットストーブおよび、その内容をそのまんまパクったかのような中国産の折りたたみストーブを一つ用意しているのですが、私が揃えたミニマムキットには小型のアルコールストーブを2つ確保していて、一つはポケットストーブもどきの中に入れています。

最初は、アルコールストーブはアルコールを継ぎ足して使えないため(爆発するように燃焼するため注意!)、二つのアルコールストーブを入れ替えて使おうと思っていたのですが、かさばらないアルコールストーブが使えるコンロがあればいいなと思っていたところ、ダイソーの100円商品の中に私のニーズにぴったりと合ったものが見付かってしまったのです。それが、三枚の金属板を組み合わせて使う「燃料用五徳」でした。

すでに、同じ100円ショップのセリアが先行する形で金属板三枚を組み合わせるトランギアのアルコールストーブ用の五徳は出ていて、ダイソーやキャンドウでも売られています。しかし大きさはそれなりにあって、固型燃料やトランギアより小さいアルコールストーブだと鍋までの距離が遠くなったり、持ち運ぶためには多少かさばったりするのでセリアのものは買ったもののミニマムキットには入れていませんでした。

今回購入した「燃料用五徳」は、パッケージ写真のように従来品と比べて一回り小さく、トランギアのメスティンと比べても一回り小さいダイソーの500円メスティンの中に収納することができます。ちなみに、先日紹介したセリアの鉄板よりも一枚の大きさが小さいので、鉄板の袋に一緒に収納できるので、今回私のミニマムキットに加えることが決定しました。

実際に組んでみると、セットの中で一番小さいベルモントの250ml深型シェラカップ取っ手付きが安定して載ります。ポケットストーブよりもこちらの方がメインで使いたくなるくらいの使いやすさという感じがします。

さらに、この「燃料用五徳」を2セット使うと、トーテムポールのように足を差し込んで二階建てのようにして使うことができます。私の持っているアルコールストーブは小さいので、セリアで購入した金属製皿をセットすることで、地面やテーブルなどに直置きしたくない場合は、写真のようにして使うことで置いた場所やアルコールストーブ自体のダメージを軽減することができます。
このセットは小さいので、用意している風防があれば、2つのアルコールストーブを同時に使うことも可能です。片方でご飯を炊きながら、もう一つの方でおかずを作るといったこともできるかと思います。こうなると予備にもう一つ同じ小型のアルコールストーブを買ってしまおうかなと思ってしまうくらいです。

限られたスペースの中に押し込んだ調理のミニマムセットの可能性がどんどん広がっていくのは、多くの時間を家の中で過ごさなくてはならない中では、お家時間の楽しみが増えて個人的には嬉しいですが、それにしても専用のキャンプグッズ以外に100円ショップで売っているキャンプグッズがここまでできるということが驚きです。

もちろん、全てのグッズを100円ショップで売っているもので揃えたら、セットの内容も大きくなってしまいます。ただ、同じダイソーでは取っ手付きではあるものの、200円のミニフライパンはもう少しで買ってしまうところだったのですが、さすがに取っ手付きはかさばるので我慢したものの、車でお出掛けをした場合、一人用の焼き物をする場合にはかなり便利に使えると思います。家庭用としてはしょぼくても、ソロキャンプ用グッズと考えると、かなり購買欲を刺激するものが100円ショップには相当あります。

写真は、燃料用五徳の上に載せたセリア鉄板用に購入した、リフター代わりの一品です(セリア版ミニ鉄板にはキャンドウの製品のようにミニリフターが付いていなかったので)。これはキャンプ用品ではなく塗装などを剥ぎ取るスクレーパーで、工具コーナーに売っています。本来の用途ではありませんが、外出先で使う場合には鉄板にこびりついた汚れをこれで削ぎ落とすこともでき、安定して鉄板をコンロから上げて移動することができるので(持ち手が木製なので熱にも強い?)、とりあえずこのスクレーバーもミニマムキットに加えて、コロナが終息したら車中泊の旅の途中で使えるように色々試してみたいと思っています。