10年以上の2年縛りからようやく脱出 ドコモ3G契約をUQモバイルへ移行

昨日は、ここまでモバイル関連について色々書いてきた中で記念すべき日となりました。と書くとかなり大げさかも知れませんが、2021年1月末がかつてメインで長いこと契約していたDDIポケット→Willcomから、Y!mobileが業務を引き継いできたPHSのサービス終了した時でもあり、長く様々なモバイル通信のサービスを使ってきた身としては、感無量というところです。

具体的に何をしたかと言うと、10年超保持してきたドコモの3Gプラン(通話専用もほとんど使わず)をUQモバイルにMNPの手続きを行ないました。これで契約する全てのプランが「2年縛りなし」になったわけです。これで、いつでも身軽に移行可能になり、通信業者で不満な点が出たり、個人的に納得できない対応があった場合、さらに今後画期的なプランがどこかから出てきた場合に躊躇なく電話番号を保持した状況のまま移行が可能になりました。

今までのドコモに残していたプランは、月額税抜980円で最大4,000円分の通話料を繰り越せる無料通話付のものだったのですが、楽天が0~980~1980~2980円の料金でSMSと国内通話無料のプランを出してきた今となっては、これ以上契約を塩漬けしておいても意味がないだろうと思いました。そして、ドコモのホームページから手続きをしようとしたところ、ウェブ上からの手続きができない事に気が付きました。

実は4Gと違って3Gプランの場合はドコモのマイページからMNP予約番号の発行ができない仕様になっていたのでした。仕方なくページの指示に従って、サービスセンターに電話したものの、とにかく電話がつながりません。ようやくオペレーターにつながったと思ったら、MNP予約番号発行に至る前の、各種手続きごとに保留ボタンを押され、そこでも待たされることになりました。色々あって全ての手続きが終了するまでに30分近くかかってしまったのですが、更新月関連で本当に解約料金が今の時点でかからないのか(一応、ドコモからのハガキで更新月であることは確認済)ということだけは念を押して手続きを進めることができました。

最終的に、オペレーターの方から直接口頭で10桁のMNP予約番号と有効期限を教えてもらうことになり、間違えないよう再度電話で確認しながら番号と有効期限をメモし、電話を切った後ですぐにUQモバイルの契約申込に進みました。

UQモバイルのスマホプランではau以外の回線からのMNPでSIMのみ契約の場合、キャッシュバック1万円を受けられます。ドコモのMNP手数料が2,200円で、UQの新規登録手数料が3,300円だと、その分を差し引いても後日登録した口座に1万円が入ってくるのはなかなか嬉しいキャンペーンですね。今回はSIMカードのみの契約ですが、同時にスマホ購入した方がキャッシュバック額以上の割引が受けられるので、スマホの買い替えを考えている場合にはそちらを選んだ方がいいと思いますが、複数回線を動かすことで手数料もかかることからシンプルにキャッシュバックの方を選びました。

契約ぷらんについてですが、UQモバイルではあえて、繰り越しプランでは一番月額が安い「くりこしプランS」(月額税抜1,480円)を申込みました。こちらのプランは月3GBの高速クーポンを翌月まで最大6GB分繰り越し可能です。さらに、専用アプリから高速と低速の切り替えが可能で、Sプランの場合は低速時の最高速は300kbpsに留まります。Mプラン(月額税抜2,480円)にすると月15GBと低速時1Mbpsにグレードアップできますが、今回UQモバイルのくりこしプランにしたことで、当月中にプラン変更を申込むと翌月から月ごとのプラン変更が可能なので、ずっと月1,480円をキープするかはわかりません。

今のところほとんど自宅でのネット利用しかしないので、ちょっとした買い物に近場に出る場合には主に低速300kbpsでもradikoや音楽配信サービスは問題なく使えると思うので、うまく利用状況に合わせたプラン変更をしていきたいと思っています。もしちょっとした際のスマホ利用でも低速時のスピードが気になる場合には基本料1,000円をプラスしてMプランにしてももいいですし、まずは常時300kbpsで何ができて何ができないのかということをSIMが到着してからじっくり調べたいと思っています。

また、UQ申込時にauIDとauPayの申込もしたのですが、実はauIDで登録してauPayアプリをインストールすると、au契約者でなくても、auの提供するWi-Fiサービスがスタンダードモードで利用できるというメリットがあるのです。ちなみに、スタンダードモードとはau Wi-Fiアクセスアプリを使って、au Wi-Fiスポットを1台のみ利用できるというモードなのですが、お金を掛けずにauのWi-Fiサービスが使えるのは魅力的です。すでにドコモのWi-Fiサービスも開放されていて、無料でdポイント会員になれば利用できるものの、ドコモサービスでは使えない場所があるのが残念だったのです。特にガスト等(au系Wi-Fiを設置)のファミリーレストランで使えるのは嬉しいですね。今は外食自体を自粛していますが、今回改めてauIDを取得したのを機に、au Wi-Fiアクセスアプリを使ってコロナが終息したら朝食や昼食を食べながらauのWi-Fiを使ってみたいと思っています。

UQモバイルの申込は、ドコモから発行してもらったMNP予約番号・有効期限と個人情報をウェブ上から入力すれば手続きは仮完了になりますが、さらに本人確認書類(私の場合は運転免許証)をアップロードして完了になります。そうして改めてUQモバイルからの申込確認のメールを待って正式に契約完了になるのですが、かなりスムーズに手続きが完了しました。

ドコモの方のMNP手続だけは時間はかかりましたが、全て自宅からの手続きが可能でした。ドコモのSIMについてもオペレーターの方に聞いてみたのですが、基本ドコモショップに返却をお願いしたいが、今のような状況なのでそのままでも構わないとのこと。こちらの方は出掛けた際にも近くのドコモショップに返してこようと思っていますが、全て自宅内で完結するので、多くの人にもショップよりネット・電話での手続きをおすすめします。この後にするのは、現在契約しているデータ専用のmineoの解約ですが、こちらの方もauSIMなのでSIMの返却不要で、Web上での解約が簡単にできるので、UQモバイルが開通したらmineoの方の手続きも今月中に行なうことで、とりあえずの手続きは完了します。全ての手続きが完了すると、私の回線状況は以下の通りになります。

1.日本通信「合理的かけほプラン」(ガラホでの通話専用・もしもの時のデータ通信)
2.UQモバイル「くりこしプラン」(主にスマホでのデータ通信用・楽天のサブ回線)
3.Rakuten UN-LIMIT(自宅でのネット用)

今回は、Rakuten UN-LIMITの登場→ドコモがahamoで対抗・他大手キャリアも追随→Rakuten UN-LIMIT VIで0円運用も可能という流れの中で、現状で自分に合ったプランを選択できたと思います。今後は、楽天のエリア拡充の状況や大手キャリアの楽天対抗プランに何が出てくるかによって乗り換えおよび複数回線の統合を考えたいですが、一連の流れにいたるまでだいたい一年かかったので、4月に楽天回線をさらに増やしつつ、その使い勝手が変わらないような新しプランが出てこないか、状況をじっくり見ていきたいと思います。


カテゴリー: モバイル関連コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す