昨年から機会あるごとに100円ショップのキャンドウへ行き、バーベキュー用のミニ鉄板を探していたのですが、当初は「売り切れ入荷未定」という表示がされていたものが、最近ではそうした表示も取り外されているようで、もはやキャンドウはこれ以上はミニ鉄板を売る気がないのか? と思っていたところ、同じ供給先(エコー金属?)で作っていると思われるミニ鉄板が同じ100円ショップのセリアで売っているという情報を入手しました。
セリアは小規模店がよく行くショッピングセンターの中に入っているのですが、ちょくちょくチェックはしていたものの、そのようなものは見たことが無く、やはり地方都市だと入荷されないのかと思いつつ、今回比較的大きなお店に行ってみたところ、何としっかりと入荷していたので税込110円で購入しました。
双方持っている方の情報によると、厚さが1ミリほどセリアの方が厚いのですが、キャンドウのミニ鉄板に付いているリフターが付いていません。しかしリフターは別のもので代用可能なので、多少でも厚い方が鉄板が冷めにくくていいかなと思います。
購入した後は、実際の調理で使えるような準備が必要です。写真のように購入当初はサビ防止の塗装がされているかと思うので、まず鉄板を中性洗剤を使って洗います。パッケージの説明ではその後に油を塗って空焼きをすることが勧められています。
私の場合は空焼きをしつつ、家にあった落としてしまって使えなくなった白菜の葉っぱを炒めます。そうするとだんだん鉄板は、それだけでもかなり使い込んだようにいい焼き色に変わってくるのです。
そうして鉄板を冷ましたら更に油を塗り、油が鉄板に馴染んでくれば次からは自分が食べるものを焼くのに使えるようになります。空焼きは自宅のガスコンロを弱火にして行ないましたが、今後は私の作ったミニマムセットの中にあるポケットストーブに乗せてアルコールストーブを熱源にして使えそうです。
写真のようにサイズ的にもポケットストーブにジャストフィットし、鉄板の重さもあってかなり安定します。アルコールストーブの場合、人にとって有害が物質を出して燃えるメチルアルコールが主成分の燃料用アルコールを使っているだけに、焼き網を使って物を焼くのは控えたいところです。鉄板の面積は小さいので、焼くにしても多くのものを一度に焼くことはできませんが、一人用の少量のお肉を焼くくらいなら、十分楽しめそうです。また、自宅内で火事に注意しながら一人焼肉を楽しむという自宅内レジャーにはまさにうってつけのグッズではないかと思います。
キャンドウのミニ鉄板が手に入らなかったのは残念ですが、全国的にはセリアの店舗の方が多くありますし、私のようにキャンドウの鉄板がどうしても手に入らないと嘆いている方は、ぜひお近くのセリアを覗いてみて下さい。そして、自宅で試される場合には火事には十分注意して試してくださいね。