月別アーカイブ: 2012年4月

THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス) GTX HAT NN80800

 まだ朝夕の冷え込みは厳しいですが、こちらでは桜の花の満開の時期も過ぎ、日中の日差しがかなりきつくなってきました。いくら車中泊の旅とはいえ、いい景色を見掛けたら車から降り、積極的に出歩いてみたいものであります。また、先日のような暴風雨に見舞われることもそうはないと思いますが、雨の中外に出なければならなくなることもあるかも知れません。旅の空でどんな天候に見舞われるかというのは、予報を事前に確認することで回避可能とは言え、予想外な過酷な状況になってしまうことも考えつつ準備をしたいものです。

 これから暖かくなっていき、日差しが強くなるにつれ、外出中に気になるのは熱中症になってしまう事です。そんな中、買おうと思いつつなかなか買えなかったものに紐付きの帽子があります。単なる紐付きの帽子ならそれこそ100円ショップでも麦わら帽子のようなものは売っているのですが、暴風雨で傘が役に立たなくなった時や、両手を空けて作業をしなければならない時のために雨の中でも使える撥水加工のされた帽子が欲しいと思っていたのでした。具体的に言うとゴアテックスが使われた帽子が安く買えればいいなと思っていたのですが、たまたま行きつけの登山用品ショップのセールの案内を受けて出掛けてみたら、特価品のコーナーにこの帽子があり、40パーセントオフとのことでした。さらにショップの割引クーポンがあったので、さらに安く買えることがわかり、買うなら今しかないということで今回ノースフェイスのレインハットを購入しました。

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 写真の帽子のデザインについてはいろいろ御意見もあると思いますが(^^;)、実用的という事で言えばつばが広く日差しをさえぎり、突然の雨に出くわしても水をはじき、素材のため頭が蒸れることもなく、全天候型の帽子としてはこうした形になってしまうのだろうと思います。その辺はいわゆる実用品としての使い勝手が優れていれば私としては納得できるので、意外と気に入ってたりします(^^)。

 帽子をかぶるシチュエーションとして、日差しの強い中で長時間外にいるという場合だけでなく、車での旅行ではどうしても車の故障というリスクが伴います。車外に出て作業するにも天候によっては大変です。直射日光の当たる時だけでなく、暴風雨の中であっても、レインウェアと併用することで雨を避けながら作業することもできるでしょう。風が強い時にはきちんと紐を締めて使えば風に帽子がさらわれることはありません。そうでなくても車からしばらく離れ周辺や街中を散策する際でも、日差しが強かったりにわか雨の可能性がありそうだったら車に常備しておけば気軽に持って行けます。

 人によっては髪の毛がぺったんこになってしまうということで、帽子そのものを使いたくないと思われる方もいるかも知れません。私も日常的にそれほど帽子を使うということはないのですが、日常生活ではない旅の特殊な状況の中、熱中症にならないよう夏の日差しを避けて活動するには、日傘よりも両手がフリーになる帽子の方が私は安心できます。帽子にはサイズがあるため、実際に店頭でかぶってみないで通販で買うと失敗することもあるかも知れませんが、私の場合Mではきつく、LでちょうどよかったのでLを購入しました(LLは特価品ということでありませんでした(;_;))。ただ、ひも付きの帽子を選ぶなら、多少大きくても風で飛んで行ってしまうことはありませんので、少し大きめでも大丈夫でしょう。これから旅先で積極的に歩き回ろうと思われている方はまず帽子から選んでみるのもいいかも知れませんよ(^^)。


2-2 携帯電話会社と契約して購入したGalaxy Tab

 私が今メインで使っている通信端末は、NTTdocomoが販売し、韓国のサムソンが製造するGalaxy Tabなのですが、この端末を購入したきっかけはドコモの端末無料キャンペーンにありました。

 当時はスマートフォンと比べ、大きめのタブレット端末というのはあまり人気がなく、ドコモが相当販売キャンペーンを行なっていたにも関わらず、その売上は低迷していたように思います。そこで、端末をほとんど只で売り、しかも他社からの乗り換え組に対してはショップポイントや商品券などのバラ巻きを行なっていました。たまたま私のところに、月8円で休眠させていたソフトバンクの契約があったので、これ幸いと乗り換えたことで端末を手に入れたわけです。

 現在もそうですが、携帯電話会社と契約して通信端末を手に入れる場合、料金プランをどう考えるかによってその後の使い方も変わってきます。おそらく大多数の方は携帯電話会社がすすめるままにデータ定額の料金と基本料をめいっぱい払われると思うのですが、それだとこの端末でしかネットが使えなくなるのでそうした使い方をせず、SIMカードは通話用の別の端末に入れ、最低限の基本使用料しか払っていません。私の場合は端末代の月々の負担がないので、思い切って毎月の通信料をぎりぎりまで切り詰めることが可能でした。端末を月割で購入してしまった場合は、様々なオプション契約を解約してしまうと相殺されていた端末料金の負担が新たに出てくる場合があります。したがって、私のように端末だけ入手して安い通信料のSIMカードと入れ替えて使おうと思っている場合は(現状でこういった用途で考えると、NTTdocomoの提供する端末に限定されます)、端末の購入金額がいくらになるのかの確認が大事です。他社からの移行という条件ならこうした問題がクリアできる場合がありますので、同じ会社で機種変更や買い増しを考えるより他社の動向を気にしながら購入のタイミングをはかる方がいいように思います。

 そんなめんどくさいことをしてまで携帯電話会社での契約で端末を入手するメリットは、会社ごと独自に行なわれている補償サービスがあります。月々の料金はかかるものの、故障や水没など、中古購入では修理そのものを諦めざるを得ないような場合でも、安い料金で修理及び代替端末を提供してもらえます。私の場合、こうした補償サービスを契約せず、毎月の支払額を抑える方法もあったのですが、あえて補償サービスは付けるとにしています。故障が怖いということももちろんあるのですが、もう一つの理由があります。私の使っているGalaxy Tabは、電池が本体に内蔵されていてユーザーレベルで交換ができないということがあるのです。

 このブログでは改めて中古の白ロムを購入しての運用についても紹介していくつもりですが、iPhoneやiPadもそうですが、電池内蔵型の端末については電池の寿命がきたらその後の対応に違いが出てきます。私としては、中古で買う場合は自分で電池交換ができるものに限定しようと思っています。その場合、電池そのものを注文すればそのコストだけで使い続けられますのでいいのですが、電池内蔵型端末については携帯電話販売店の窓口を通して、それぞれのサービスセンター送りになりますので、最低限回線契約を継続しておき、必要に応じて補償サービスに入っておくことで安心して使えるというわけです。

 購入の契約をしたからには2年の継続利用をしないと解約時に追加料金が出るということもあり、契約して新たな端末を入手しようと考えておられる方は、欲しい端末を2年使い続けることができるかということもしっかり考えておくことが大事です。その辺さえ納得でき、契約する際に入らされた様々なオプションを解除する手間を厭わなければ、回線とともに端末を持つ事はそれなりのメリットは出てくるでしょう。

 なお、NTTdocomo以外の会社で通信端末を購入する場合、日本通信やIIJmioの提供する格安のSIMカードを直接端末に挿入して使うことはできません。その場合は3G通信を切ってWi-Fi接続にして、格安SIMを差して使える無線ルータの導入などが新たに必要になってきますので、その点にも十分考慮した上で導入するかどうか決めるようにしましょう。


桜まつりへ行って来ました

 車中泊の旅ではなくて申し訳ありませんが、昨日は日帰りで桜を見に行って来ました。この時期の桜といえば料理などを持ち込んでの花見を楽しまれる方も多いと思いますが、私の場合はカメラを片手に印象的な場面に出合いたいと大井川の上流にある川根周辺に行って来たのでした。

 ご存知の方も多いと思いますが、ここを走っている大井川鉄道は蒸気機関車の動態保存を行なっているだけでなく、首都圏で走っていた懐かしい車両をそのまま使って運行されています。桜まつりの行なわれている家山駅あたりでは観光バスがかなり入っていて、川沿いに植えられた見事な桜並木を見るのはもちろんのこと、特別にあのブルートレインの「さくら」のヘッドマークを付けた蒸気機関車を写真に収めようとしている方々であふれかえっていました。

 残念ながら私が行った時には蒸気機関車は通り過ぎた後で(;_;)、写真は撮れなかったのですが、代わりに以前南海電鉄で使われていた車両を撮影してきました。

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 この時期は桜の名所ではどこでも多くの人が詰めかけているでしょうが、写真撮影をメインに考えるなら、ポジション取りをするためにも車中泊前提で行くというのが基本でしょう。今回は全く事前の計画なく出掛けてしまったので大した写真も撮る事なく帰って来てしまいましたが(^^;)、適当に行ってもそこそこ楽しめ、駐車場も河川敷に充実しているこの地域の桜まつりはけっこうお勧めです。今年はぎりぎり間に合いませんでしたが、来週開通する新東名からだと、今の東名高速から行くよりもかなり楽に現地まで到着できるようになります。周辺のSAで仮眠して早朝から会場へ入るのもいいでしょう。桜まつり会場からもう少し川を上った所には湯量豊富で露天風呂から蒸気機関車が見える川根温泉もあったりするので、機会があればぜひ車中泊の旅で訪れてみてはいかがでしょうか。


LAWSON Wi-Fi アンドロイドアプリでの接続開始レポート

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 昨日になって、ようやくアンドロイドOSの入ったスマートフォンとタブレット端末に入れておいたLAWSONのアプリのアップデート通知が来ました。アプリの説明には詳しく書かれていませんでしたが、ネットに繋いだ状態でアプリを起動させると(ネットに繋がっていない状態ではアプリそのものが起動しません)、写真のように無事LAWSON Wi-Fiの状態について表示する部分が増えていました。アプリそのものには接続するためのボタンなどは付いていなかったので、ワクワクしながら近くのローソンへ行ってきました(^^)。

 今回試した端末は、通話専用で月額費用千円以下にしているドコモのSIMを入れ、3G通信を切ってWi-Fiのみで運用している日本通信のIDEOSと、そもそも3G通信がなくWi-Fiでしかネットに繋がらないNECのLifeTouch Noteで試してみました。

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 接続するための下準備としてWi-FiはONにしておき、改めてローソンアプリを起動すると、すでにアプリに入力しておいたPONTAのID番号などを自動的に読み込み、写真のように接続が完了します。OKをタップするとそのままアプリが起動しますので、その中にあるメニューをクリックしてクーポンを取得したり、リンク先のネットに繋がるだけでなく、別にブラウザを開いてネット接続やgmailの受信も問題なくできます。

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 さし当たって気になったのが接続スピードであったので、スピードテストをやってみたところ、写真のような結果が出ました。他の店舗でも試したところ、だいたいADSL程度のスピードは出ている印象です。店舗内だけでなく、駐車場内でも店に近いところでは問題なくネット接続が可能です。

 ただ、複数の店舗を渡り歩いてネット接続する場合は、その都度ログインが必要になりますので、店を出る際にいったんアプリを終了させる必要が出てきます。アプリ自体のメニューから終了させるか、ランチャーソフトなどで一旦アプリを終了させてから店から離れましょう。アプリを起動したまま移動して、新しい店舗に入っても前の店舗の状態が残ったままではネット接続できませんので注意してください。

 私はこのシステムは実に画期的だと思うのですが、実のところ多くの方はこのシステムを活用するまでには至らないかも知れません。というのも、アンドロイド端末を持ちローソンのアプリを入れている人たちというのは、そのほとんどがインターネットについて、携帯電話会社が提供するデータ通信か、データ通信契約をスマートフォンでしている人限定に開放されている無線LAN通信をすでに享受しているからです。

 私のようにスマートフォンは持っていても、白ロムで携帯電話会社との契約がない場合だったり、契約はしていても高いデータ通信料金を払いたくないために基本料金のみの契約では携帯電話会社が運営する無線LANサービスは使えません。そうした事は十分に承知しているとしても、外でスマートフォンを使っていると、契約していないと使えない無線LANアクセスポイントの表示がどんどん入ってきまして(^^;)、こういうアクセスポイントが使えたらなと思っていたところに、ローソンのこのサービスが出てきたのでした。あえて縛りのある長期契約を選ばず、自由に複数の端末(白ロムやWi-Fi専用端末)でネット接続したい方はまずはPONTA会員になるところから始めましょう。

 全国で展開されるローソンのサービスは、車中泊の旅でもかなり便利に使えそうな感じがします。都市部ではまず問題なくネット接続できるでしょうし、山間部では唯一のネット接続手段になる可能性もあります。今から心配することでもないかも知れませんが、Wi-Fi接続のために長時間店内や周辺に居座るなどのマナーの問題でサービス自体が改悪されてしまわないように気を付けながら今後の旅先では有難く使わせていただきたいと思っています。


モンベル 浮くっしょん

車に乗っている状況で、車ごと流されてしまうなんてことは東日本大震災における津波の映像を見るまでは、私は考えることがありませんでした。しかし、冷静に考えてみると車に乗っていて水没してしまう危険性というのは地震以外にも結構あるのですね。

車自体が海や川に飛び込んでしまう場合もあるでしょうが、高架下で渋滞していて、ゲリラ豪雨に見舞われたような場合に一気に水かさがまして車が水没してしまう可能性だってあります。そんな場合に備えて窓ガラスを叩き割るハンマーは用意しているものの、そこから安全に脱出するためにはもう一工夫必要になります。

今回紹介するモンベルのライフジャケット「浮くっしょん」は人気商品で、オンラインショップでは品切れの状態ですが、昨日用事のついでに近くのモンベルショップで確認したところかろうじて大人用のものが1つ残っていたので、ちょっと考えたあげくゴールデンウィークのお出かけ用にカバーと一緒に1セット購入してしまいました(^^;)。

ライフジャケットの種類としては、空気を入れて膨らませるようなタイプではないのでパンクの心配はありません。また、災害をそうていして作られたものらしく、写真のように非常時のために名前を書いておける名札および、大きな音で鳴るホイッスルが付属しています。

さらに、説明書がなくても装着の仕方がわかるように使い方がライフジャケット自体に図で描かれており、事前に何回か身に着けておけばまず間違えることがありません。ライフジャケットの値段というのはそれこそピンからキリまでありますが、私の場合は車の中で邪魔にならずに入れておきたいと思っていたので、以前からこの商品が気になっていました。別売りのコットン製カバーを装着すると、下の写真のようになるのがこのライフジャケットの最大の特徴です。

下にあるのが普通のサイズの座布団ですが、カバーを付けたライフジャケットは製品名どおりクッションのように扱うことができます。その素材からか体重をかけてもほとんど沈み込まないので、車の中で使っても便利そうです。

この写真のように車の中でお尻に敷くクッションのように使ってもいいですが、意外とよさそうなのは、運転するシートの腰にあたる部分に置き、長時間の運転による腰の負担を軽減する効果がありそうな気がします。また、車外に出て休憩する際にも地面からの冷たさをシャットアウトしてくれるので、汚れ防止のためにシートと一緒に使えばかなりよさそうですし、ライフジャケットとしての利用を普段は全く考えないまま旅行の際には便利に使えるようなグッズではないかと思います。

持っているだけで安心してしまうようなこうしたライフジャケットですが、もちろんこれを着用して必ず命が助かるわけではないことは自分でも承知しています。背泳ぎのような格好で漂うような正しい使い方をしていても、瓦礫に巻き込まれてしまう危険性は大きく、そうしたことがないにしても投げ出された場所の水温が極端に低いような状態ではずっと水に浸かっていると低体温症になる危険性があります。それでも、ライフジャケットがない状態で水の中に投げ出されてしまった場合は姿勢を保つだけでも体力を消費するようになってしまうので、安全に漂いながら助かる手段を冷静に判断するためにもこういったものがあるとないとでは全然違うと言えるでしょう。

実は当初、こうしたものを用意するのに比較的に安価に売っている釣具屋さんにあるようなものを買って、天井にネットを張って頭の上に置いておこうかと思っていたのですが、購入してみてクッションとしての使い勝手は車中泊用としても十分使える手ごたえを感じました(^^)。家族で車中泊の旅をされる方は人数分必要になってしまう場合が多く、出費的にも痛いかも知れませんが、海や川のレジャーでも使えるということもありますので、今回紹介したモンベルのものに限らず、車へのライフジャケットの設置を検討してみてもいいのではないでしょうか。



LAWSON Wi-Fiのサービス開始状況

 公式ページのプレスリリースの案内では3月中にサービス開始するはずだったLAWSON Wi-Fiですが、これを書いている4月初めの状況によると準備が遅れているようですね。

 ただ、近所のローソンの無線LAN設備の有無を確認しに行ったところ、「LAWSON Wi-Fi」というアクセスポイントを店内で確認し、接続もできました。そのままネットを利用するためにブラウザを立ち上げたところ、以下のような表示が出てきました。

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 恐らくスマートフォン以外の端末で接続してもこれと同じ表示が出て、そこからはつながらないようになっているようです。とりあえずアンドロイド端末向けのアプリがアップデートされるまでは今のような状況が続くと思われます。ただ、これで完全に近所でのローソンのネット環境が整っていることはわかりましたので、アプリがアップデートされたらすぐに接続の確認ができそうです。

 あと、電波の強さについては店内では最強でしたが、店舗外に出た場合はどうしても弱くなります。例えば店舗内の駐車場に車を停めて、車内でこのアクセスポイントを利用してインターネットできるかというのは現状では使えると断言できない状態です。まあ、もともとアプリを使ってその日のお買い得品のクーポンを出して店内で買い物してもらおうという意図があってのサービスですから、ネットのただ乗りをできるだけ避けたいというのは理解できます。

 何にしても実際にアクセスできるようになるまでのお楽しみということになるのでしょうか。少なくとも今月末のゴールデンウイークには間に合うように対応していただきたいものです。


最悪の想定で対策する事の意味

 昨日は夕方前あたりからこちらでも風・雨ともに強くなり、心なしか家も揺れるほどのものすごい天気でした。まだ東北地方の方や北海道では更に発達した低気圧の影響で大きな被害が起こる可能性がありますので、十分に警戒して下さい。

 昨日、特に強風に関する対策として、昨年の台風直撃の際の様子を頭に浮かべながら物を飛ばしたりしないように片付けをしました。幸いな事に今回の天候は昨年よりもひどくはなかったので、結果として問題は起こりませんでしたが、それも私の今までの経験の中では最悪の、昨年の経験があったればこそと言えるでしょう。いたる所で農業用のハウスが壊れ、トタン屋根やかなり重いと思われる看板がやすやすと空に舞い上がっていくのを見てしまった身としては、その光景を基に対策を立てられるという事でちゃんとした準備ができ、ある程度冷静に状況を見る事ができました。

 そういう意味では、ニュースで出ている南海トラフが動く地震による津波の予想というのは最悪の予想をまず発表している点ですばらしい情報の出し方だと思いますね。世の中には津波の高さが20メートルを超えるなど、信じていない人もいるかも知れませんが、地震が来たらすぐに20メートル超の津波が来る事を想定して避難計画を立てている人と、そんな極端な数字はあり得ないと思いながら逃げようとする人と間にはもしかしたら生死を分けるかも知れないぐらいの差が出てきてしまうかも知れません。

 色々と準備をし、避難しても多くの場合は単なる徒労に終わるだけかも知れません。しかしそれでも、万が一の事を思いながら続ける事が大事だと私は思います。きちんとした準備をし、いざという時のための心構えさえできていれば、普段の生活でそれほど災害の事を気にする事もなでしょうし、実際に起こってしまったら腹をくくって対処にあたる事になるでしょう。事前の準備がしっかりしていれば、人は何となく落ち着くものです。災害は来ないに越したことはありませんが、自宅や生活圏内で災害が起こってしまった場合の最悪の想定を考える事から災害対策を始めてみてはいかがでしょうか。


回避可能な災害もある

 ここ最近のニュースでは私の住む静岡県が東南海地震に襲われたら、軒並み津波の高さが10メートルを超え、浜岡原子力発電所のそばでは21メートルという高さまで押し寄せて来るという最悪の状況での予想がされています。

 しかも恐ろしいのは、昨年の東日本大震災の際の津波のように多少第一波がやって来るまでの時間の余裕がなく、地震発生から2分でやって来る事も想定しておかなければならないという事でしょう。これでは、地震発生時に自分のいた場所によっては全くどうしようもないという事も考えられるわけで、そういう時の事も考えて、車の中に救命胴衣でも入れておこうかと本気で考えなければならないかも知れませんね。

 さて、このように起きてしまったら腹をくくらなければしょうがない災害もあるとは言え、中には自分の心掛けしだいで回避可能な災害というのも存在します。例えば、大雨や台風の際に田んぼの様子を見に行って行方不明になってしまう場合などです。田んぼやお米も大事であることは理解できますが、何よりも命が大事であるという事は日本で生活している人の共通認識としてとらえ、ぜひとも周辺でそんな人が屋内から出て行こうとしたら皆で止めていただきたいと思います。

 この文を書いているのは4月3日の未明ですが、これから日本中で天候が悪くなり突風や雷も鳴る台風並みの大荒れの状態になるという予報が出ています。気象庁も用がなければ外に出ない方がいいという異例の警戒情報を出しています。

 本日仕事などでどうしても外へ出たり、車の運転をしなくてはいけないような方もおられるだろうとは思いますが、進めるか迷った場合は、安全を第一にまずは自分の身の危険を回避するようにしましょう。また、テレビ・ラジオ・ネットなどで情報を入手し、低気圧の通過する時間には十分気を付けて行動するようにしてください。また、暴風による停電というのも地域によっては起こるかも知れませんので、明かりやラジオと電池の用意もどうぞお忘れなく。


車で出掛ける後押しを

 予想通りというか、4月1日からの東北方面の高速道路の無料措置が終了しました。この事実はほとんど話題になることはなく、同時期に起こっているガソリン価格の上昇とあいまって、自家用車での旅行自体を自粛する動きが起こるのではないかということが言われています。

 そうはいっても、昨年のゴールデンウィークに高速千円が終了したにも関わらず、とんでもない渋滞に巻き込まれたという苦い経験がありますので、大型連休については近場の行楽地については混雑がなくなることないでしょう。そう考えるとますます出掛けようと思う意欲がなくなってくる人もいるかも知れませんが、こうした状況も車中泊をからめて日程を組むことで多少緩和させることは可能でしょう。

 こういった方法はあくまで私たち旅に出る側からのアプローチで、多くの方が考えていることでしょうが、そこまで積極的に旅に行きたいという人というのは今後も増えていくのでしょうか。このまま旅に出るコストや渋滞や混雑で出先で受けるストレスが上がっていくようになると、せいぜい一泊ぐらいの旅に出るのが普通になるか、そもそも旅に出ないで自宅で過ごしたり、近場のショッピングセンターで楽しむような休日の方が一般的になることも十分あり得ます。

 日本という小さな国の中で人がそれほど動かないということになると、特定の場所だけに人が集中するようになり、首都圏から行くのに時間がかかる地方の観光地が成り立たなくなることもこれからの状況次第によっては十分考えられることです。つまりは人の少ない地方が切り捨てられるということにもなるのですが、本来高速道路の無料化というのは交通による地域格差をなくすために考えられた一つの方法だったのではないかと私は思います。現状では国の財政危機によって高速道路の無料化の芽はなくなってしまいましたが、それに変わる案を出さないと、ますます地方は寂れてしまうのではないでしょうか。特に東北地方の観光地にとっては死活問題にもなりかねません。

 東北における高速道路の無料に変わるだけの直接的な対応策というのはすぐには私にも思い浮かびませんが、個人や小規模な所での努力だけでは限りがあるようにも思います。皆で知恵を出し合いつつ、多くの人が遠出するような形で旅立てる後押しというものを被災地復興という意味からも、行政の側からぜひお願いしたいところですね。


普段から気を付けたい車の整備

 今乗っているワゴンRは2台目なのですが、前のワゴンRからトラブルというほどの事でもないのですが、同じところで整備不良になるのが少々気になっています。しかも、その整備不良は普通に乗っているとなかなか気付かないものなので始末が悪いのです。

 昨日、たまたま運転中に後ろに大型トラックが停まり、そこに映った自分の車の後ろの部分を見、右側のブレーキランプが点灯していないことに気付きました。こういうことは本当に前の車でもあり、電球の線が切れている場合もありましたが接触不良で点灯しないこともあったりしたので、とにかく車を安全なところに停車させて電球を外してみたら、切れていました(^^;)。

 電球自体はカー用品ショップで数百円で買えるものなので、すぐに代わりの品を用意すればいいのですが、交換しないでそのまま走っていて警察に見咎められると、当然ながら整備不良ということで注意が入ります。車を使っていてすぐにはわからないものならば注意のみで済むかも知れませんが、明らかに整備不良がわかっていて乗り続けてるのがわかってしまったら何らかのペナルティを受けてしまうでしょう。実際、以前別の車でブレーキランプの切れたのに気付かず、パトカーに停止を求められたことがあります。その時は気付かなかったということを正直に話したら、すぐ電球を交換してくださいという注意のみで済みました。

 ちなみに、私のワゴンRのブレーキランプの交換は、ドライバーかスパナでハッチを開けたところにあるビスを外せば簡単に外ワクを外せ、電球のところに到達できるのですが、車によってはなかなか外れなかったり、特別な工具が必要になる場合もあり得ます。旅行に出る前には予備のライトを持っておくということはもちろんですが、事前に自分で電球を交換できるのか確かめておくことも大事なのではないかと思います。その際、自分ではどうにもならないと思ったら、しっかりとロードサービスには入っておきましょう。ロードサービスの種類によっては作業料のみ無料で、消耗品については負担を求められることもありますので替えの電球を自分で交換できなくても用意しておくことは無駄ではありません。それと、車中泊のため荷物を押し込んでしまっていると、肝心の工具がなかなか取り出せない所に入ってしまっているという事もありえますので、最低限の工具はすぐに取り出せるような所に出しておくのもお忘れなく(^^)。