LAWSON Wi-Fi アンドロイドアプリでの接続開始レポート

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 昨日になって、ようやくアンドロイドOSの入ったスマートフォンとタブレット端末に入れておいたLAWSONのアプリのアップデート通知が来ました。アプリの説明には詳しく書かれていませんでしたが、ネットに繋いだ状態でアプリを起動させると(ネットに繋がっていない状態ではアプリそのものが起動しません)、写真のように無事LAWSON Wi-Fiの状態について表示する部分が増えていました。アプリそのものには接続するためのボタンなどは付いていなかったので、ワクワクしながら近くのローソンへ行ってきました(^^)。

 今回試した端末は、通話専用で月額費用千円以下にしているドコモのSIMを入れ、3G通信を切ってWi-Fiのみで運用している日本通信のIDEOSと、そもそも3G通信がなくWi-Fiでしかネットに繋がらないNECのLifeTouch Noteで試してみました。

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 接続するための下準備としてWi-FiはONにしておき、改めてローソンアプリを起動すると、すでにアプリに入力しておいたPONTAのID番号などを自動的に読み込み、写真のように接続が完了します。OKをタップするとそのままアプリが起動しますので、その中にあるメニューをクリックしてクーポンを取得したり、リンク先のネットに繋がるだけでなく、別にブラウザを開いてネット接続やgmailの受信も問題なくできます。

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 さし当たって気になったのが接続スピードであったので、スピードテストをやってみたところ、写真のような結果が出ました。他の店舗でも試したところ、だいたいADSL程度のスピードは出ている印象です。店舗内だけでなく、駐車場内でも店に近いところでは問題なくネット接続が可能です。

 ただ、複数の店舗を渡り歩いてネット接続する場合は、その都度ログインが必要になりますので、店を出る際にいったんアプリを終了させる必要が出てきます。アプリ自体のメニューから終了させるか、ランチャーソフトなどで一旦アプリを終了させてから店から離れましょう。アプリを起動したまま移動して、新しい店舗に入っても前の店舗の状態が残ったままではネット接続できませんので注意してください。

 私はこのシステムは実に画期的だと思うのですが、実のところ多くの方はこのシステムを活用するまでには至らないかも知れません。というのも、アンドロイド端末を持ちローソンのアプリを入れている人たちというのは、そのほとんどがインターネットについて、携帯電話会社が提供するデータ通信か、データ通信契約をスマートフォンでしている人限定に開放されている無線LAN通信をすでに享受しているからです。

 私のようにスマートフォンは持っていても、白ロムで携帯電話会社との契約がない場合だったり、契約はしていても高いデータ通信料金を払いたくないために基本料金のみの契約では携帯電話会社が運営する無線LANサービスは使えません。そうした事は十分に承知しているとしても、外でスマートフォンを使っていると、契約していないと使えない無線LANアクセスポイントの表示がどんどん入ってきまして(^^;)、こういうアクセスポイントが使えたらなと思っていたところに、ローソンのこのサービスが出てきたのでした。あえて縛りのある長期契約を選ばず、自由に複数の端末(白ロムやWi-Fi専用端末)でネット接続したい方はまずはPONTA会員になるところから始めましょう。

 全国で展開されるローソンのサービスは、車中泊の旅でもかなり便利に使えそうな感じがします。都市部ではまず問題なくネット接続できるでしょうし、山間部では唯一のネット接続手段になる可能性もあります。今から心配することでもないかも知れませんが、Wi-Fi接続のために長時間店内や周辺に居座るなどのマナーの問題でサービス自体が改悪されてしまわないように気を付けながら今後の旅先では有難く使わせていただきたいと思っています。


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