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「実質○○円」表記とは?

 消費税率の引き上げまであとわずかという所になってきました。この機に高いものを買ってしまおうと思っておられる方も多いと思いますが、高いものを買う時ほど慎重な判断が大切ではないかと個人的には思っています。そうした消費税率のアップを目前に控え、最近は携帯電話やスマートフォンの価格表示だけでなく、安売りサイトの表記にも「実質」という言葉が目立つようになってきました。携帯電話の方は2年間の総支払額を比較しての実質表示なのでトータルの支払い金額は変わらない(2年間使い続けることが確実なら)ですが、安売サイトの表示の場合、表示通りに受け取ってしまっていいのかわからない場合も出てきます。

 先日、普通に4万円弱で売っているWindowsタブレットが実質29,800円と紹介されているサイトがあり、期待して見たところ、そのサイトでの売価は最安値より高い4万円強でした。なぜそのサイトで実質29,800円になるのかというと、そのショッピングサイトで使えるポイントが1万ポイント以上あり(1ポイント=1円換算)、それで実質の金額を出しているとのこと。ポイントというのは金券ではなく、主催するサイトの方でポイントの換算率を変えられてしまえばすぐに価値は減ってしまう危険性も持っています。また、ポイントを使おうにも、欲しい品物がなかったり、あっても他のサイトより高かったりしたら、実質的なポイントの価値は変化してしまうでしょう。

 消費税が8%からさらに10%に上がっていく中、小売業者やショッピングサイトでは直接値引きをするのではなく、ポイントで還元するケースが今後はさらに増えていくことが予想されます。スーパーマーケットのように必ずそのお店で購入するようなところなら現金と変わらないような感覚でポイントを使える場合もありますが、日頃あまり使っていないところでもらうポイントがあっても、果たしてそのポイントを有効に使えるのかどうかを考えた上で飛びつく慎重さがあった方がいいと思いますね(^^)。例えば、今回のような場合、消耗品の類や、前から欲しかった別のものが同じショッピングサイトで割と安値で扱われているのが確認できれば、最初の「実質○○円」という表記が意味を持ってくるのではないかと思います。


カーナビより人を信じよう

 以前にもこのブログで注意のようなことをカーナビについて書いたことがありましたが、今回は自分で書いておいてカーナビの罠にはまってしまいました(^^;)。

 というのも、一般的なカーナビの場合、高速やバイパスを並走する一般道を走っていてもあたかも有料道路を走っているような表示がされてしまうことがありますが、そんな感じで並走する違う道に入ってしまったのでした。

 その時は事前に電話で出掛ける先の家に電話をしていて、家までの道はすれ違いのできないほど細い道だと聞いていたので、カーナビも指しているしとつい山に登るハイキングコースに入ってしまいました(^^;)。しっかりルートに乗っていたので間違っているとは思えなかったのです。幸いにして私の車は小回りのきく軽自動車だったということと、何とかすれ違いのできる場所で車を停めて改めて目的のお宅に電話したので致命的なはまり方にはならず、無事に方向転換して一本手前の正しい道に入ることができました。

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 今回はまった時の天候は晴れで、視界も良好だったため、安全に待避所で切り返しをして元来た道を帰ってこられましたが、大雨だったらと思うといかに近場であるとは言え下手をしたら身動きが取れなくなるかも知れませんでした。さらに普通車だったら切りかえしができないので、バックで延々と下がらなければならなかったでしょう。それでも、退避場所から反転して下りるために足場の悪い所に入ったので、写真のように若干タイヤが汚れてしまいました(^^;)。今回の事で改めて思ったのは、そのまま行くのが不安になったらカーナビを信頼して進まず、ロードマップなどでその先を確認してから進む方がいいという事です。特に風雨が強まった中では山に入ること自体が危険なので、安全に進める道を道付けるまでは進まないのが無難でしょう。車の種類によっては入ってしまったら終わりという道もあるかも知れません。特に天候が悪くなった場合の判断は、過剰にカーナビを信じることで墓穴を掘ることもあるという事を教わったような気がします。私のような失敗をしないようにここを読まれている方も十分にお気を付け下さい。


一眼レフデジタルカメラ PENTAX K-50

 以前、このブログで欲しいものと書きながら今だに購入できていないのが、レンズ交換可能なPENTAXの一眼レフカメラK-30でした。このブログで紹介させていただいたように、次から次へと車中泊用品を買いまくっていたことがその原因だったのですが、PENTAXはそうしている間にも、新たな機種を投入してきました。それがK-50というカメラです。

 モデル的にはK-30より下のエントリークラスという事ですが、誇りと水濡れに強い防塵防滴はそのままですし、単三電池が使える機能は引き続き搭載しています。また、他の機能についてもそれほど大きな違いはありません。その中でも違うところは付属品やキットレンズの違いが主なものであるようです。

 具体的には、K-30は専用のリチウムイオン電池と充電機が付属していたのですが、K-50の方はリチウムイオン電池は付属せず、代わりに単三電池用のホルダーが付いています。このホルダーには単三電池を4本入れて使うようになっています。つまり、単三のエネループをすでにまとまった数持っている方は、K-50を購入した方が追加で単三用ホルダーを買わなくてもいいというメリットがあるという事でしょう。

 また、PENTAXは防塵防滴機能を際だたせるためか、販売するレンズキットにおいても全てのレンズに簡易防滴機能を付けてきました。K-30のレンズキットでは「DA 18-135mm F3.5-5.6 ED 」のレンズにしか簡易防滴が付いていなかったのですが、K-50は「DA L 18-55mm F3.5-5.6 AL WR」と「DA L 50-200mm F4-5.6 ED WR」(K-30のダブルズームキット付属のものはこれとは違い、望遠レンズはDA L 55-300mmF4-5.8 ED になりますので注意)という新しいレンズがキットレンズとして用意されています。個人的には旅先での撮影の場合、望遠より広角が欲しいのでこれらキットレンズでは根本的な不満はあるものの、標準レンズキットでもダブルズームキットでも、ちょっとした雨くらいなら撮影を続けられるようになったのは嬉しいですね。

 ただ、製品の性質上、コストカットのため削られたところも多く、このカメラだけですべてをまかなえるというわけではありません。しかし車でどこへでも出掛けられる旅の場合、単三電池4本で使えるというところに大きなポイントがあります。車のシガーソケットからニッケル水素電池を充電するセットを揃えたり、このブログで何度も紹介している太陽光バネルで充電できるセットを併用すれば、専用のリチウムイオン電池よりも安く、他の車中泊用の品物と共通で使える電池を増やすことにもなり、それは結局旅行中の電池の心配をしなくて済むことにもつながります。さらにカメラ自身の特徴として、海や急な雨になったような天候でも安心して使えるので、今まではカメラを持ち出すのに躊躇する状況でも写真を撮影する楽しみが増えるのではないかと思います。

 これを書いている2013年6月現在の売り出しの価格を見たら、レンズキット7万強、ダブルズームキットでも8万強といったところでした。私もすぐにというわけにはいきませんが、もう少し価格が落ちついてきたらかなり購入意欲をそそられるのではないかと思います。現行機のK-30とともに、K-50の価格動向からも目が離せませんね(^^)。



車中泊の環境作りと車体構造の関係

 先日、たまたま軽のワンボックスタイプの車に乗る方に車を見せてもらう機会がありました。ダイハツハイゼットの乗用タイプで、車中泊用にするにはぴったりの車だと思います。

 車の中を見せてもらいながら後部座席を折りたたんでその空間を確認していて気になったのが、この車には工具やジャッキ、スペアタイヤはどこにあるのかという事でした。人の車を勝手にそこまで調べるわけにもいかないので(^^;)、助手席コンソールボックスにある説明書を見ようとボックスを開けさせていただきましたが、工具の方は説明書と一緒にポックスの中にありました。普通車の場合は後ろの荷台の下に全部入っていてわかりやすいのですが、ワンボックスタイプの車の場合、何しろエンジンの位置すら違うので、はっきり言ってこの種の車を使っていない私にとってはお手上げです。説明書をじっくり読んでいったら、何とかそのありかを見付ける事ができました。

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 私が見たハイゼットの場合、ジャッキは後部座席の下のスペースにあり、荷物満載の状態でなくても取り出すのは結構大変な感じのところにありました。スペアタイヤの方は車内にはなく、車の底の部分に付けられています。こうした装着の仕方なら車の中の荷物を出さずにスペアタイヤを取り出す事ができるので良さそうですが、タイヤ交換の場合はジャッキで上げるにしても車の下にもぐってタイヤを取り外さなければならず、事前にシミュレーションしておかないといきなり交換というのは難しいように感じました。

 あとこれは基本のトラブルですが、バッテリー上がりの際に、わざわざ荷物をどけないとバッテリーのある部分にアクセスできないように車中泊用のセッティングをしていると、いざという時にあたふたするだろうなと正直思いました。その点、ボンネットを開けるとすぐに点検ができる普通の軽自動車の方が楽でいいですね。

 もちろん、昔のように未舗装道路を進まなければならないような状況というのは現在の旅行ではよほど辺鄙な場所まで行かないとありませんし、いざという時にはロードサービスを頼めば時間はかかるもののやってきてくれます。これも昔のようにロードサービスに連絡するため歩いて公衆電話を探さなくても大丈夫になりましたし、そういうところでは本当にいい時代になったと思います(^^)。

 しかし、自分で何とかなるトラブルならば自分でやった方が旅行の際のタイムロスは最少限にできますし、車載工具を使ってのトラブル脱出方法くらいは自分でできるよう車載スペースのレイアウトを考えるべきではないでしょうか。ちなみに、私の今乗っている車の工具およびスペアタイヤが収納されているスペースは、後部荷台の下になるので、いざという時には後ろに置いてある荷物をうまく積み上げてすぐにタイヤと工具を取り出せるように心掛けています。

 こういうところまで考えていくと、単純に軽のワンボックスが最高であるとも言い切れなくなるところがあって、改めて自分の生活の中で車との付き合い方を見直しながら総合的に判断することも大切だと思いますね。


Windows サポート終了後の選択肢

 すでにニュースになっているのでご存知の方も多いかと思いますが、現代の日本のパーソナルコンピュータの中でもまだまだ使われているWindows XPのサポートが1年以内に終了するということで、サポート終了以降どうするかということが論議されています。今使われているパソコンがWindows XPの場合、サポートが終了したらいったいどうなるのか気にされている方もおられると思いますので、簡単に説明してみます。

 サポートが終了すると、よくあるウィンドウズの更新というものが実行されなくなります。マイクロソフト社は、悪意を持った第三者が個人のパソコンに侵入できないように対策ファイルを定期的に提供していますが、そうしたサポートがされなくなるとどうなるのかというと、Windows XPを使い続ける人がインターネットに常時接続していると、将来明らかになった侵入経路を使ってXP搭載のパソコンに進入することが簡単にできるようになってしまいます。こうしたことを家に例えて言うと、今まではたとえ雨漏りが起きてもその都度穴をふさぐ行為を即時行ってきたのが、穴をふさぐのを放棄することで常に雨が降れば家の中が水びたしになってしまうような状況になるということでしょうか。パソコン自体が水びたしになって使えなくなることはありませんが(^^;)、恐らく将来は「Windows XPへの侵入の仕方」などというノウハウが出回ってくるようになるかも知れませんので、いわゆるハッカーと呼ばれる人だけではなく、ごくごく一般の人でも他人のパソコンに侵入して他人のパソコンの中味を盗み見ることができる状況になる可能性が高いです。そうした人の中には侵入したパソコンの中のデータを抜きさったり(あらゆるサービスのパスワードを盗み出すことで、メールの内容を自由に見られたり、インターネットバンキングで勝手に預金を下ろされる可能性もあります)、進入したパソコンを踏み台にして迷惑メールをばら撒いたり、勝手に電子掲示板を使い、パソコンの持ち主のIPアドレスで自分のパソコンからでは発言したくないような内容の発言をしたりるのに使われてしまうかも知れません。

 もちろん、サポートがしっかりしている現状の環境でもウィルスやパソコンをのっとられる危険性はありますが、サポートがあるうちは設定さえしておけば自動的に対策を講じてくれます。それができなくなるとなると、私でしたらXP搭載のパソコンはインターネットに常時接続させておく用途ではとても使えなくなるほど危険なものになってしまいます。

 今のところ、自宅には2台のWindows XP搭載のパソコンがありますが、現在はほとんど起動させることはなく、Windows7搭載のノートパソコンをメインに使っていますので問題はないのですが、今まで説明してきたことを知らないままインターネットに接続したパソコンを使い続ける人が多くいた場合、今よりも多くのスパムメールなどが出回ってくることにもなるわけで、やはり影響は出ます。現状での対策はパソコンの買い替えしかないということで、そうなるとオフィス関連のソフトも一緒に買い替えということになればかなりの出費を余儀なくされ、喜ぶのはマイクロソフト社だけということにもなるんですよね(^^;)。

 この問題はWindows XPで終わりかというとそうではなくて、マイクロソフト社は現在Windows8という基本ソフトを出していますので、近い将来には今私が使っているWindows7のサポートもいつかは終了することは目に見えています。そこでまた新たなパソコンに買い換える選択を迫られるということになるのです。

 ユーザーの選択肢というのはそれほど多くはなく、マイクロソフトの誘導に乗って新たなパソコンおよびオフィスソフトを買い続けるか、マイクロソフトから決別し、新たな基本ソフトを選ぶかです。ただ、仕事でパソコンを使っている方の中にはウィンドウズやオフィスソフト前提でやられている方も多いと思うので、その辺をどうするかでしょうね。私の場合は昨今のスマートフォンやタブレット端末普及のおかげで、相当の部分がiPadやNexus 7などのタブレット端末でもできるようになっているので、googleがパソコン用の基本ソフトを出してくれたらそちらの方に乗り換えるなんてのも選択肢の一つとして本気で考えなくてはいけなくなるかも知れませんね。


関西近辺お手軽グルメの旅 その2 善通寺市 長田in香の香 釜あげうどん

 まず最初にお断りしておきますが、年始に四国香川県へうどんを食べに行くというのはあまりおすすめできるものではありません。全国から多くの観光客が行く有名店の多くが正月の三が日は定休日になっていますので、まず行くべきお店が相当限られてしまいます。

 さらに問題なのは、今回の旅は車ではなく電車での旅だと言うことです。事前の調査で年始の早い日付から営業している店は少なからずあったものの、とても公共交通機関だけでは回れないことは調べるまでもなく明らかでした。そんな中私が出掛けたのは、1月2日に通常営業している有名店で、善通寺のそば金蔵寺駅から歩いて行くことのできる釜あげうどんで有名な、「長田in香の香」です。ネット上の口コミサイトで2013年の年始営業を確認して予定を組んだこともあり、かなり前に金蔵寺駅に着いてしまいました。

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 お店は四国八十八カ所の札所である金蔵寺からすぐのところにあるので、まずはお参りをということで境内を散策してからお店に向かいました。私が着いたのは開店15分前くらいでしたが私より前に車で来ている人はいたものの、寒いので車の中で待っている人がちらほらいました。しかしこちらとしては待避する場所もなかったのでそのままの流れで先頭に並んでしまいました(^^;)。そのあとで結構な人がぞろぞろとやってきて、かなりの行列になったのではないでしょうか。

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 お店に入るとまずは注文を取られます。私はお店で一番注文する人が多いという「釜あげうどん大(350)円」を注文し、できあがったうどんと交換してもらえる1番の木札をもらいました。つけだれになるだしは大人気ということもあって、一人一杯でお願いしますという掲示がお店に出されています。お代わりをしたり、ひとつのうどんを二人で食べる時にはだし代として100円追加になるとのこと。開店すぐということで、私が席に着いたときにはだしはまだなく、しばらくして作りたての温かいだしがとっくりに入って私の座ったカウンター席にやってきて(テーブル席もあります)、わくわくしながらうどんがゆで上がるのを待ちました。

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 やはり最初に並んだだけのことはあり、一番最初に待ちに待った釜揚げうどんがやってきました。うどんには程よいもちもち感があって、温かいだしに本当に良く合います。ホテルの朝食をキャンセルしてやってきたこともあって一心不乱に口に運んでいたら、あっという間に完食してしまいました。そのまま店を出るのは勿体無かったので、うどんの器に残ったゆで汁をこちらも残っただしの中に入れ、つゆを全部のみ干して完了です。味の感想を考える間もなく食べ終わってしまったような印象ですが、特に冬の寒い時期には体も暖まって大変満足しました。おみやげに日持ちのする半生のうどんを購入し(2人前だし付きが400円)、今後はじっくりと食べてみようと思っています。。本当は四国内にとどまりもう二三軒食べに行きたいところだったのですが、時間の関係で残念ながらこの一杯で四国を後にしました。今度は有名店が開店している時期に車で行って、さまざまな看板うどんに再チャレンジしてみたいですね。


防水でBluetoothが付いた WILLCOM HONEY BEE 5

 PHSのウィルコムの通話専用端末で、Bluetoothを搭載したスマートフォンなどの子機として使えるSOCIUSは今もそこそこ人気があるようですが、今回紹介するHONEY BEE 5の登場で、その座は完全に逆転するはずです。というのも、SOCIUSと同様にBluetooth搭載の上、待望の防水機能およびウェブブラウザ(Flash Java搭載)も使え、カメラも付いています。

 電話機単体でネットができるといっても、ウィルコムの電話機からの利用については携帯サイトも使えない狭い画面でのネットしかできないので、電話機をパソコンとUSB接続してモデムとして使う方が良さそうではあるのですが、通信を目いっぱいすると通話定額を付けていてもさらに3千円弱かかってしまいますし、カメラが付くことで持ち込みを制限される場所もあるでしょう。それでもやはり防水機能というのは魅力的です。というのも、メインの待ちうけがPHSでなく携帯電話会社のスマートフォンの場合、もしお持ちのスマートフォンが防水対応でなかったら、HONEY BEE 5以外の端末を水が入ってこないようなケースに入れて持ち運べば、通話関連は全て防水機能のある子機でやってくれますので、水の進入しにくいケースをセットにすれば普通は全ての機材が濡れてしまうところを回避したまま通話ができるというわけです。水濡れが怖いような場合は極端な話、ビニール袋の中にでもスマートフォンなどを入れてバッグの奥深くにしまっておけば、水の中に落とすようなことさえしなければ安心してどの電話も受けられるようになるわけです。

 さらに嬉しいのは、SOCIUSではできなかったBluetoothで親機としてヘッドセットやハンズフリー機器とリンクできるということがあります。コードレスのイヤホンマイクは状況によっては必要な場合があり、特に運転中に電話が掛かってきたときにもこれで安心です。

 以前のウィルコムの電話機で防水仕様のものもなかったわけではないのですが、他の携帯電話会社と比べると防水端末のラインアップが弱いのが残念なところでした。ただちょっと気になるところがあって、充電のためにACアダプターが付属するとあるのですが、これまでのHONEY BEEシリーズのように充電のためにコードをつなぐようだと、コードを付けるところのカバーがだんだん取れてきて防水機能が損なわれる可能性が出てきてしまいます。今私が使っている防水携帯ではそういうことを見越して卓上ホルダを同時に取り寄せたのですが、そういったオプションか、他の携帯電話会社でやっているように充電台に置くだけで充電可能な仕様であってくれるとうれしいのですが。ちなみに、今私が使っているSOCIUSの充電用microUSB端子のカバーはすでに取れてしまってありません(;_;)。

 さらに言うと、私の場合もう一つの問題があって、今使っているSOCIUSの電話機残債があと1年残っているんですね(^^;)。しかしSOCIUSから1年でこうした機種が出てきたことを考えると、Bluetoothによる他の電話の子機として使えるのがデフォルトとなるのかどうかというが気にかかります。もし何も進展がなかったとしたらそのままHONY BEE 5に機種変更すればいいので、多少は気が楽にはなりましたが。


越後製菓 醤油せんべい 保存缶

 これまでこのブログでさまざまな災害時にそのまま食べられる保存食を紹介させていただいてきましたが、お菓子系の保存缶はどれも疲れを取るためか甘いものばかりで、多少のどが渇いてもしょっぱいものが欲しいというニーズに応えられるものはありませんでした。

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 しかし、ようやくというか越後製菓から5年間の賞味期限を持つ醤油せんべい缶が出ていたのでとりあえず500円出して買ってきました。内容は2枚1袋のものが6袋入っていて、一缶のカロリーは374kcalとなっています。ただし、いくらせんべいが好きだからといってこの保存缶を中心に非常食をまとめた場合、その塩辛さからかなり水が欲しくなると思いますので注意が必要です。同じようなせんべいの保存缶ということで言えば、亀田製菓の「鬼太鼓」(限定販売)があります。こちらは缶とアルミパックの二種類があり、缶は5年ですがアルミパックは4年となっています。ただ、越後製菓のものと比べて容量がほぼ倍になっているので、価格面で高いのと容器も大きいことから、比較的容量の少ない越後製菓の方を購入した次第です。

 個人的には別の非常食を中心にして、甘いものはこれ以上食べたくないと思った際にアクセントを付けるために、この醤油せんべいをまぎれこませておくというのがおすすめかも知れません。個人的には一袋の量がさらに少ない小袋のおかきなどがたくさん入った保存缶なんてバリエーションも欲しいような気もしますが、まずはこのような味のバリエーションが楽しめる保存食が出てきたのは歓迎すべきことだと思っています。それも未曾有の震災が実際に起こってしまい、現地でさまざまなニーズ喚起がされたからと言えるかも知れませんが、これだけ多くの新しい非常食が出てきているというのは、とりあえず出せば売れそうだからと企業が考えている段階だからなのかも知れません。そういうわけで、今後もさらなる非常用食料が出現ことが予想できますが、私の方で現状で用意した保存食を入れ替える際に、これまで紹介させていただいた非常食がどれだけ残っているのかという点にも興味があります。できれば賞味期限を全うし、保存食のジャンル自体が淘汰されて私たち消費者が十分に満足ができるラインナップが完成するまでは、大きな震災が再び日本を襲うことのないように願いたいものです。


4-2 モバイルパソコンを買って最初にやること

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 今回モバイル運用のために購入したのがLenovoのThinkPad X121eというディスクドライブなしのモバイルパソコンです。元々ThindPadはアメリカのIBMが作って売っていたのですが、パソコン事業を中国のLenovo社に売ってしまったことからかなり変わってしまい、アイソレーションキーボードを搭載したこのような形のThinkPadのシリーズも出しています。ただ、やはり腐ってもThinkPadといいますか(^^;)、本体はしっかりした作りになっており、キーボードもそこそこは打ちやすいです。

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 今回は直販で自分の好きなようにカスタマイズするような購入のしかたではなく、ネット通販の店舗に在庫があったものを一掃するような売り出しで手に入れたため、スペック的には不満に思える分がありました。Bluetoothが付いていないのは以前に購入したUSB端子に接続するものがあるので必要に応じて付けようとは思っていますが、スマートフォンとのやり取りを頻繁にパソコンでしたいと思われている方はBluetooth内蔵のものを選ばれるのがいいでしょう。購入した製品は、メモリがちょっと前の製品のため2GBと少々少ない感じがしましたので、事前にネットなどで同機種に付けても認識するメーカーのものを調べ、合計8GB分購入していました。バッテリーを付ける前にまずは裏蓋をドライバーで開けて、写真右下にある2枚にメモリの交換しました。改めてバッテリーを付けて起動させると問題なくメモリは認識し、大容量のメモリ搭載の長く使えそうなスペックになったと思います。

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 話は前後しますが、起動させる前にもう一つやったことがあります。普通に使っていても起こることですが、本体の底にあるシリアルナンバーやオペレーションシステムの番号など、いつの間にかスレによって消えることがないように、上から内容が読めるよう保護するテープを張りました。写真にあります、文房具屋さんで切り売りしている「カッティングシート」の透明を細かく切って貼って使っています。液晶保護シートと比べると少々厚みがありますが、結構粘着力があるためこうした用途には必要十分ではないかと思います。

 こうして初めてパソコンを起動させることになるわけですが、とりあえず常時インターネットに接続できる環境の中において、システムのアップデートを終了させましょう。そしてどのノートパソコンでもそうだと思いますが、ウィルス対策ソフトの試用版が付いていると思います。そのソフトをずっと使い続けてもいいのですが、すでに持っていたりフリーソフトで対応するような場合はプリインストールされているソフトについては削除してしまう方がいいかも知れません。この種のソフトは安全にパソコンを使うための重要なソフトです。プリインストールされたものの試用期間が過ぎたまま、ウィルス検知ソフトを無効化させないように気を付けて下さい。

 そして、その他のソフトを導入する前に必ずやっておくべきことがあります。特にDVDドライブを持たないノートパソコンがもし旅先で調子が悪くなったらどうするかということを考えた時、購入時の状況に戻すためのリカバリーメディアをUSBメモリ上に作っておくことです。

http://tadachi.txt-nifty.com/blog/2010/06/sdusbthinkpad-x.html

 このリンク先に、私と同じThinkPadのモバイルパソコンでUSBメモリにリカバリーを取るための方法や、いざという時にUSBメモリから起動してリカバリーを開始する方法について記載があります。他のメーカーのモバイルパソコンの場合でも本体以外にリカバリー用のディスクは添付されず、自分でリカバリー用のメディアを作らなければならないものが特に安い直販品のパソコンのメーカーには結構あります。購入時に自分でリカバリーメディアを作らなければならない場合は、こうした作業は一番最初にぜひしておきましょう。

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 私の場合、16GBのメモリースティックを購入しましたが、このパソコンの場合は8GBのものでもぎりぎり収まりそうな感じでした。でも値段的にそう違いがないようなら大容量のものを買って持っていれば、いざという時のデータの保管場所としても使えます。ちなみに、上記リンク先にはリカバリーメディアを一回作ると二回目以降は別のメディア(例えばDVDドライブをつないだディスク)にリカバリーが作れない問題の対処法についても記載されています。もしもの時はないほうがいいにきまっていますが、最初からこうしたいざという時の対策をしておくというのがまず最初にやっておくことでしょう。

 とりあえず今回はここまでにして、自宅で使うパソコンとは違うモバイル運用でのソフトやデータの扱い方について私のやっている方法をご紹介しようと思います。


新年のご挨拶

 あけましておめでとうございます。今年の年越しは仲間内で集まって過ごしましたが、こちら静岡ではほとんど風も吹かず穏やかな年明けとなりました。

 自宅に帰る途中で神社に立ち寄り、初詣とおみくじを引いてきましたが、今年は大吉が出ました。その中でやはり気になるのは旅行運ですが、一言「さわりなし」とありました(^^)。

 これをそのまま信じていいのかわかりませんが、昨年よりは積極的に出掛けることができるように予定を立てたいと思っています。それでは、本年もどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m。