音声対応のAmazon Alexaを車の中や外出先で使うには安定したネット環境が必要

BIGLOBEのネット利用に関する有名なオプションである「エンタメフリーオプション」が、ついにデータ容量が少ないプランS(1GB)にも付けられるようになったということです。音声通話付きとして初年度税込770円、それ以降1,078円のプランですが、この内容に月額税込308円のエンタメフリーオプション(初回最大6ヵ月無料)を付けて運用できるので、無料期間が終っても当初1,008円/月、それ以降でも1,386円で使えるというのは、スマホでこのエンタメフリーオプションに含まれるサービスを多く見るならかなり安く利用できますね。ちなみに、エンタメフリーオプションで利用できるサービスは以下の通りです。

・動画視聴
YouTube AbemaTV U-NEXT YouTube Kids

・音楽、ラジオ等
YouTube Music Apple Music Spotify AWA Amazon Music LINE MUSIC radiko らじる★らじる dヒッツ 楽天ミュージック

・電子書籍
dマガジン dブック 楽天マガジン 楽天Kobo

・その他
Facebook Messenger au PAY マーケット

確かにこのオプションは便利ではあるのですが、個人的にはもう少しするとTVerの中で在京のテレビ局5局(日本テレビ・テレビ朝日・TBS・テレビ東京・フジテレビ)が時間限定ながら同時配信を行なうので、動画視聴サービスの中にTVerやNHKプラス(NHKの同時配信アプリ)がないというのは今後不満に思う人が増えていくのではないかと思います。またNetflixやAmazonプライムビデオ、Huluのようなコンテンツが使えないというのも痛いのではないかと思います。

私自身は、ここまで紹介しておいて何ですが、別の方法で様々なエンタメのアプリを使える環境がようやく整ってきました。それまではスマホ(データ用)、ガラホ(通話用)の二台持ちで使っていたのですが、今回通話回線を基本料0円のpovo 2.0に切り替えたことで、それまでガラホに入れていた日本通信の「合理的みんなのプラン」(月額1,390円)がまるまる使わなくなったので、今まではデータ用のスマホに入れていたUQモバイルのプランは「くりこしプランS」(月額1,628円)だったのをグレードアップさせ「くりこしプランM」(月額2,728円)に戻しました。差額が1,100円になりますが、何せ通話用の基本料が0円になったものですから、毎月の通話料がいくらになるかにもよるものの、今までとほとんど変わらない負担で、相当外でのデータ通信の環境がグレードアップしました。

そこで考えたのが、車にAmazon専売のタブレットであるFire HD 8 タブレットを持ち込んで活用しようと考えました。といっても写真のようにすでに設置してあるスマホ・タブレット共用のホルダに固定し、UQモバイルのくりこしプランMのSIMの入ったデータ用のスマホからテザリングをして利用するだけです。写真のように車内に設置しましたが、このタブレットはAmazonのスマートスピーカーAlexaと同じように使えるだけでなく、通常は音声だけでの回答になるところ、画面に様々な情報を表示することも可能になります。ニュースなどが文字で表示されたりするので、何の操作もしないで載せておくだけでもそこから情報を得ることができます。

動作についてはすでにスマホのテザリングでのネット接続をFire HD 8 タブレットの方でしてあるので、スマホ側でテザリングを開始すると自動的にタブレットのネット接続およびスマートスピーカーとしての利用が可能になります。これは結構便利で、声で命令するだけでタブレットに触らずに色々なことができますし、さらに通常のスマートスピーカーと違ってバッテリーも内蔵されているので車のエンジンを止めても続けて利用することもできます。

さらに、スマートスピーカーとしてでなく普通のタブレットとしての利用もでき、以前にこのブログで紹介したFireタブレットにGoogle Playをインストールして動画関連の多くのアプリをインストールしてあったので、これで車内でのエンタメ系は全てもうらできるのでは? というくらい色々な事ができるようになりました。ちなみに、ネット接続のスピードは、UQのくりこしプランMの低速時のスピードの最大1Mbpsで十分なクオリティを保っています。

遂に禁断のGoogle Play導入に着手 Amazon FireタブレットでTVerを見る

タブレット本体の音の出口は少々心もとないので、このセットに車載のBluetoothスピーカーをセットすればカーステレオを新調しなくても十分車内でも使えるという印象です。くりこしプランSとMの差は1,100円ですが、最大300kbpsのプランSとMは相当ポテンシャルが違います。改めてpovo 2,0の登場というのは私にとって渡りに船でした。高速クーポンの話は置いておいても、ほぼ無制限に時間に関係なく最大1Mbpsで外でネットが使えるというのはこれから行動の制限が外れ、長距離ドライブも可能になってくると、もし大きな渋滞に遭遇してもまず退屈することはないでしょう。家にいるかのようにとまでは言いませんが、テレビのネット同時配信が行なわれていくなら、見たいテレビを見るために行動に制限を付けたり、録画して後で見なくても車内で同じものが見られるということで、かなり車内での過ごし方が変わるのではないかと思います。

これは何も車の中だけではなく、Fire HD 8 タブレットを持ち出してデータ用のスマホでテザリングするだけでどこでもタブレットがネットに繋がるので、あえてスマホで動画を見るのではなくタブレットで見るようにもできます。その際スマホの電池の消費が心配なので、モバイルバッテリーがあれば電車内とかでも十分実用になりそうです。早く色々な所に出掛けられるようになったら、色々な場面で使ってみたいですね。


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