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ChromebookはAndroidアプリインストール可能なものを買おう

私自身、初めて購入したパソコンこそMacで、デスクトップだけでなくノートパソコンも使っていましたが、仕事柄Windowsパソコンを主に使わざるを得ない状況の中で、徐々にモバイル用途でも小型のWindowsノートを使うようになって現在に至ります。なぜこうなったのかと言いますと、私が使っていたころのマックのノートブックはとてもモバイルには向かないとしか思えないサイズのものしかなく、モバイル用途で選択できなかったという事があります。当時としては衝撃的だったペン付きの端末「Newton Message Pad」というモバイル端末はありましたが、さすがにまだそのコンセプトを世間に知らしめただけの存在であって、当然ながらiPadのような使えるモバイル端末ではありませんでした。

そうなると、自宅で行なっている様々な作業を外で行なうためにはWindowsの入ったノートパソコンを使わざるを得なくなります。アプリも共通でデータのやり取りもしやすく、仕事にも使えるということで、色んな小型のWindowsノートを持って出掛けるような事を続けてきましたが、困ったことも起こってきます。

Windowsは常にサイバー攻撃の対象にされることで、古いハードやOSのものを使い続けることはできず、新たなOSを載せたパソコンへの買い換えおよび、しっかりしたウィルス対策にお金を掛ける事が必要になります。特に最近は、普通に市販されているフラッシュメモリが32GBのノートパソコンをWindows10を入れて使っていて、システムファイルが肥大して空き容量が5GBを割ってしまう仕末です。

これでは、せっかくモバイルで使おうと思った端末がシステムアップデートをしているうちに使い物にならなくなってしまう可能性があるということで、もうこれ以上システムアップデートに悩むようなノートパソコンの使い方はしたくないと本気で思っています。そんな中、ここ数日のブログでも紹介させていただいているのが、買って長いこと使っていても全く使い勝手が変わらないのが、OSとして入っているのがほぼWebブラウザのChromeだけというノートパソコンの「Chromebook」です。

常にネットに接続されている自宅での利用ならWebの閲覧はChromeを起動して使うだけなので簡単ですし、Windowsでブラウザを使っている時とほとんど変わりません。そのまま使っている限りは自動的に新しいChromeにアップデートしてくれるので、ウィルス対策のソフトも必要としません。ただし私のようにLinuxを入れて使い分けるような場合はブラウザの自動更新の機能が使えなくなるので、気付いた時にでも新たな更新がないか確かめる必要はあります。

ローマ字入力での入力ができる程度のパソコンのスキルの方でも、Chromebookなら気になる語句を検索窓から入力するだけで違和感を感じることなく利用可能ですので、ニュースを見たりネットショッピングをする程度の利用に限っても使えるのですが、先日このブログでChromebookにLinuxを入れて使うことができるなど、なかなかモバイルマシンとしても奥が深いのです。さらに、最近出てきているChromebookには単にブラウザからの作業だけではない大きな機能が増えています。

それが、Androidスマホやタブレットを使っている方にとってはおなじみの「Google Play」がChromebookで使えるようになった点です。今でもChromeの機能拡張としてウェブストアから様々な機能が使えるようになっているのですが、それに加えてAndroidアプリも使えるということになれば、まさにタブレットとノートパソコンのいい所を合わせ持つような端末として活用することも可能になります。私は、chrome OSやアンドロイドでは実現することができないことを実現するためにLinuxを入れていますが、もしスマホで使っているアプリがChromebook上で動くなら、あえてLinuxを入れなくても十分使い勝手のいいパソコンとしても使えると思う方も出てくるでしょう。

ですから、今後Chromebookを購入しようと思われる方は中古で古いものを安く購入するというよりも、それなりにスペックが高くGoogle Playがすぐに利用可能なものを選んで購入した方が長く使えるようになると思います。今までのChromebookだけでは不満だったことをアプリで実現したり、Androidタブレット端末代わりにも使えるようになります。

さらにそれだけでは足りないと思う方はLinuxをインストールすれば、Androidアプリでも実現できない用途を任せることもできるようになるのですが、そうして拡張して使えば使うほど不安になってくるのが、色々カスタマイズしたりアプリを入れたりするとメモリの容量は大丈夫かということなのかも知れません。

ちなみに、私の持っているChromebookのメモリはRAM2GB・ROM16GBとブラウザとLinuxでちょっと遊ぶくらいなら十分のスペックです。古いChromebookということもあり、Androidのアプリは入らないので、これでも空きは7GBくらいあるのですが、データを入れたりキャッシュがたまることを考えると、あまりいろいろ入れるのは難しいという感じもあります。

これからChromebookを購入し、Androidアプリを入れまくったり、Linuxも色々使いたいと思っている場合には、余裕を持ってRAM4GB・ROM32GB以上のスペックのものがモバイルで使い尽くすためには必要なスペックではないかと思います。

このように本人のみ興奮しながらここまで書いてきましたが(^^;)、なかなかその熱は周辺には伝わらないのが残念です。日本ではそこまで評価されていないパソコンのまま状況が変わらない可能性もあるのですが、Chromebookの魅力をすでにご存知だったり興味のある方は、新製品についての情報に早めにあたっていただいて、価格がこなれたくらいの時期をみはからって手に入れるのが、これからのオールインワンタイプのモバイルを模索する中ではおすすめしたいところです。

また、現状では本体内部にSIMカードのスロットがあるようなChromebookはないようなので、外でのネット利用についてはモバイルルーターがあるといいですが、そうでなくてもスマホのテザリングが追加料金なしでできるMVNOのSIMを利用するのが余分な持ち物も増えません。本格的にChromebookをタブレット代わりに使おうと思うのなら、通信環境の用意をしておくと便利でしょう。

今個人的に気になっているのは、acerのChromebook Spin 11というChromebookです。今使っている画面の大きさと同じ11.6インチですが4GB RAM、32GB eMMCストレージでUSB Type-C端子からの充電が使えますので汎用のACアダプタも使用できそうです。当然Androidアプリが動き、画面をひっくり返してのタブレット形状にもなり、さらにモバイル環境には嬉しい耐衝撃や防塵防湿などタフ仕様です。

Wacom feel テクノロジのタッチペン対応がR751TN-N14Nで、スタンダードタイプのR751T-N14Nはタッチペン非対応とのことですが、それほど価格差がないので、個人的にSurfaceを買うならこっちの方かなと密かに思っているところです。5万円以下でR751TN-N14Nが買えるようななるまで待とうかなとは思っていますが、できれば10インチくらいの小ささのラインアップがあれば現在のchromebookとの使い分けができるので良かったのにと思います。

恐らく今後旅行用ということで使う場合は、汎用の機器で充電ができる状況にしておいた方が何かと便利になると思いますので、次にどういったモバイルパソコンを購入するにしても、充電用に独自仕様のACアダプタがあるものではなく、汎用のUSB Type-Cが使えるものになると思います。そうなると、実際に新たなモバイルパソコンを購入するでも、USB Type-C対応のモバイルバッテリーや複数のUSB端子のあるACアダプタも事前に揃えておけば、いざという時には役立つはずです。今後はそうしたことも考えながら周辺機器も含めた最強のモバイルセットを作ろうと目論んでいます。


VivoBook E203NAは上位モデルがおすすめ

モバイル用途のノートパソコンというと、MicrosoftのSurfaceや、iPad Proにキーボードを付けたり、Panasonicのレッツノートが思い浮かびますが、私の場合は何せ今使っているノートパソコンがセールで19,800円で購入したacerのノートパソコンなので、安いもので十分だという考えが基本的にあったりします。

本当はASUSのEee Bookの頃からやVivo Bookの軽さと薄さが魅力的で、購入しようと思うこともあったのですが、少なくとも記憶容量の残りを心配しなくてもいいストレージ64GBのタイプが手に入らないこともあり、かなり安く買えた同じメモリ2GB/ストレージ32GBのacerのノートに転んでしまったという状況があります。

私のモバイル用途ということで、別に用意しているものとしては、他にキングジムのポータブック(本体は小さくてもWindows10が走るノートパソコン)を持ち運んでいるのですが、画面が小さくて見にくいということと、電源の関係で本体による外部機器の給電ができないというのがちょっとストレスになります。具体的にはモバイルルーターやスマホを充電しながら使うことができません。

まあ、その分モバイルバッテリーから本体に電源供給することができるというのは大きな旅行用パソコンとしてのメリットなのですが、車で移動する場合や普段の生活の中で持ち歩くことを考えるとやはり普通に使えるノートパソコンがあった方がいいと思います。

今回ASUSから出た新しいVivo Bookは旧機種やその前に軽くて薄いをコンセプトにして発売されていたEee Bookと似ている所は多いですが、注目されるのがスタンダードモデルでこそ今までとは同じ仕様に甘んじていますが、上位モデルはスタンダードモデルの倍のメモリ4GB/ストレージ64GBと、Windows10 Homeが問題なく動いて使えるというのが羨ましいです。

今使っているacerのノートパソコンはストレージが32GBしかないので、データはほとんどクラウド上に逃している私のような場合でも、Windowsのアップデートを繰り返しているとそのファイルが溜まっていき、ストレージの残りが5GBを割ってしまうことが頻繁に起きていて、いらないファイルを消すことを繰り返すことで何とかぎりぎりのストレージの空きを保っていましたが、上位モデルくらいのストレージ容量ならそこまで気を遣わなくても大丈夫でしょう。

価格はスタンダードモデルで3万円を少し超えるくらいで、上位モデルでも4万円弱での価格が付くことが予想されています。今のところ使っているノートパソコンがあるのでさらに購入することはすぐにはないかも知れませんが、いざという時にノートパソコンを購入する際にはこうした製品の情報というのも仕入れておいた方がいいように思います。

実際に旅行用のモバイルパソコンを物色している方の中にはタブレットをパソコンのように使い、キーボードとの接続はBluetoothで十分だと思っている方もいるかも知れません。しかし、私の正直な気持ちとして、色んなところでそうしたセパレート型のマシンを使っていて、急に他の機器と電波が混信したのが一切キーボードからの入力を受け付けなくなったり、打ち込んだ覚えのない文字が画面を埋め尽くすほど出まくるようなトラブルに遭って以来、セパレート型のタブレットをノートパソコンのように使うのは控えています。

さらに旅先にパソコンを持って行く場合、車で事故を起こした場合にその衝撃で壊れる可能性もありますし、旅先での置き忘れや置き引きの被害に遭う場合も考えなくてはいけません。そういうリスクを考えると、特に旅に持っていくノートパソコンには重要なデータを入れずに必要に応じてクラウドにアップロードしたものを使うようにし、データが入っていない状態でも常に使えるノートパソコンの環境を用意しています。逆にもし災害が起こって自分のメインマシンが使えなくなった場合でも、いざという時にはすぐに使い回せるように2台ないし3台体制にしておくことを私の場合は重視します。

ですから、そもそも私が次のノートパソコンを買う場合一台10万円を超える性能のいいノートパソコンを購入するよりも、その予算で3台のノートパソコンを買って、トラブルが起こってもすぐに予備機に切り替えて使えた方がいいという風に考えます。もちろん、自分の手に馴染むキーボードを求めたら質感のよい高額なものという風になっていくことも十々わかりますが、単に価格が高いものが自分にとって入力しやすいキーボードである保証はありません。だとしたら考え方を変え、基本的に日本語が扱えるキーボードなら一般的な安いノートパソコンからでも十分使えるように、自分から機械に合わせるような使い方を目指すようになっても仕方ない部分があります。

軽くて薄くて一日くらいなら十分使えるくらいのバッテリーがあるのが今回紹介したVivoBookのコンセプトですが、車での旅で使う場合、シガーソケットから家庭用コンセントが使えるインバーターを用意する必要があります。ただ走行中に充電を行なえれば、夜にネットに繋いで普通に自宅と同じように使えるパソコンであることは確かです。逆に車でない旅では夜にホテルに入ればそこで充電できますので、昼間に電池を使い切らないようにすれば出先で便利に使えるようになると思います。

ただ、普段使っているパソコン以外に主に旅行用に使うパソコンを購入する場合に注意してほしいことがあります。現在のWindowsOSは頻繁にアップデートを繰り返しますので、自宅で使っているパソコンにアップデートがあった場合にはしまっておいたモバイルパソコンの電源を入れ、しっかりとシステムアップデートやソフト(アプリ)の更新がないかもチェックして、いつでもメイン機でやっていることを引き継けるよう万全の状態に仕上げてから旅に持って行くようにしましょう。


キングジム ポータブックXMC10 その9 まとめと改めての評価

ここまで、私がキングジムポータブックを設定し、一通り使えるようにするまでについて紹介してきました。発売当初、キングジムは文章書きに特化し、電源も乾電池で長時間動くポメラDM100の発売の後でこのポータブックを出してきたことから、その価格の高さとともに必ずしも文字入力に特化していないWindows10搭載マシンという形で製品を出してきたことにより、かなりの戸惑いを受けた方も多かったのではないかと思われます。

しかし、改めて使ってみると、先日発売になったポメラDM200と比べた場合、自由に日本語入力設定からテキストエディターまでをカスタマイズできる、それなりに文章入力マシンとして考えられているのではないかというように思えてきました。

第一に思ったのは、独特なギミックを持つ二分割されたキーボードの打ちやすさを実感したことです。Windows10になったことでさらにポインティングデバイスが必要になりましたが、本体の大きさに制限がある中では、何とかマウスを使わないでも使えるだけの最低限の操作性は確保されており、不安定なBluetooth接続でキーボードとマウスを同時に使うWindowsタブレットよりも気軽に安心して使えるハードに仕上がっているという実感を持ちました。

発売当初から多くの方が問題にしたメモリと本体ストレージの少なさについては、同じWindowsノートという範疇の中で考えれば全く使い物にならないと一蹴されてもしょうがないですが、文章入力を中心に使うマシンとして考えれば、ソフト導入と設定を勉強すれば、親指シフト入力だけでなく、新たな日本語入力にも対応し、さらに自分の好きなテキストエディタがそのまま動き、さらにファイル管理にDropBoxやOne Drive、GoogleDriveがそのまま使え、メールも直接送受信可能というのはDM200にはない利点です。電源関連についても、連続可動時間には違いはあるものの、どちらも汎用のモバイルバッテリーで充電が可能というメリットは大きいと言えます。

DM200に対してのディメリットとして、Windows Updateで時間を取られることと、起動が瞬時にとは行かないことがある事を十分に理解した上で使うならば、現在の2万円強という価格で手に入るというなら、文字入力について「カスタマイズ命」という人なら文字入力専用機としてDM200よりもポータブックの方を選ぶという選択も十分に有りではないかと思えるのです。

また、根本的にWindows10を使うことがダメだというなら、インターネット上で実際に行なっている方もいるLinuxを入れて使ってみたりとか、多言語入力にこだわる方なら「超漢字V」を入れてWindows10と併用して使えるならば、日本語だけでなく様々な言語での文章作成をすることもでき、ある意味より多くの言語での入力が可能な文字入力マシンとしては最強の端末に化ける可能性すらあります。

改めて思うのは、今回いろんな事を調べながら書いていて、多くのユーザーによりメーカーが思っていなかったような活用の仕方がどんどん生まれていくようなハードの方が持っていて楽しいということです。過去にはNECのモバイルギアをDOSマシン化してATOK8を入れる試みだとか、HP200LXを日本語化し、VZエディタを入れて今でも十分使えそうなモバイルマシンにしたりして、購入時とはできることが違うマシンにすることで人気が出るようなマシンにこのポータブックもなり得たのではないかと思いますが、もしキングジムが売り出し価格をもう少し下げる事にこだわってポータブックを出していたら、かなり状況も変わっていたのではないかと思わざるを得ません。

キングジムの方ではもうポータブック後継機を出す予定はないという話も出ていますので、2万円を切ったら買うとか、1万円を切ったら買うと言っているうちに材庫がなくなって値上がりすることも考えておいた方がいいと思います。日本経済の先行きが見えない中、こんなマシンはもう二度と出ないかも知れませんし、すでに購入している人の中で、もしさらに安く叩き売られたら二台目として確保しておこうと考える人は決して少なくないと思われますので、1台目に安くなったら買おうと思っているような人は、すでにその能力についてわかっている人が多くいればそういう人の予備機として買われてまうことも覚悟した方がいいような気がします。

※キングジムの出したモバイルパソコン「ポータブックXMC10」について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 約2万円なら買う価値があるか?
その2 購入前に用意したいもの
その3 回復ディスク作成とドライババックアップ
その4 本体Cドライブ容量減への対策
その5 OneDrive DropBoxをSDドライブに設定
その6 導入すべき最低限のソフト
その7 ポインティングデバイスについて
その8 旅行時に一緒に持って行きたいもの
その9 まとめと改めての評価


キングジム ポータブックXMC10 その8 旅行時に一緒に持って行きたいもの

一般的なノートパソコンに比べて小さなポータブックは、私自身も車の旅だけでなく持って行く荷物が限られる公共交通機関を使っての旅に持って行くパソコンとして考えているところがあります。今回はそんなポータブックを旅行に持って行く場合に何を一緒に持って行くといいのかという点について考えてみます。

まず一番大切な電源回りのグッズですが、本体に付属しているACアダプタとコードでもいいのですが、世の中には汎用で利用できるUSB出力のアダプターとケーブルは様々なものが出ています。その中でまずはACアダプタについて考えてみると、2つの方向性があるように思います。その2つとは「超小型」と「複数出力付」です。

まず「超小型」ですが、これは読んで字のごとく持って行く荷物の軽量化に繋がります。ただこの時に注意して欲しいことは、ポータブックを充電するためには最低でも5V2Aの出力が必要になります。私が持っているのはAnkeyのポートが2つあるモデルですが、このポートを2つ同時に使うと出力が半分に落ちてしまうため、ポータブックを充電しながら使いたい場合はポートを一つだけ使うようにするのがいいでしょう。

次に、「複数出力付」のアダプターについて紹介しますと、単純にUSB出力の口が5個から10個も付いている製品になります。旅行の中ではポータブックだけでなくスマホ・ガラケー・タブレット、ゲーム機やデジカメなどUSB充電のできる機器も一緒に持って行くことがほとんどでしょうからUSB充電が宿泊したホテルなどで一度に充電するためのアダプタが一つになれば便利です。出力が安定していて複数あるものの中では、同じくらいの大きさであるならUSB出力は多ければ多いほどいいと思うので、出力が10あるタイプのものを個人的にはおすすめしておきます。

次に見落としがちになるのは、ポータブックを充電するためのケーブルです。これも本体に付属しているものがあれば十分ではないかと思う人もいるかも知れませんが、一般的にパソコンに付いているACアダプタの長さと比べると付属のケーブルは短いので、ホテルで使うような場合でもデスクとコンセントの距離を考えて長めのものがあると便利です。

個人的には一本2m前後くらいの電源用ケーブルを一本持っていると、自分からコンセントに近ずかなくて済みます。ケーブル自体は消耗品ではありますが、私が用意しているのは何と永久保証をうたっている2mの充電・データ通信兼用のものです。

そして、モバイルバッテリーについてはある程度充電時間はかかるにしろ、多くの電力を溜めることのできる容量の大きいものの方がいいでしょう。というのも、ポータブックはまがりなりにもWindows10を搭載したパソコンであるため、その他のスマホなども充電する場合は生半可な容量では足りなくなるかも知れませんので、その準備ということも含めて大きめのものを一個、必要ならばスマホ用に小さいものを一個というのがいいかも知れません。とりあえずポータブック用としては大きいものが一つあれば移動中にも使えて便利です。

あとは、ホテルなどコンセントやネット環境が揃っている所でポータブックを便利に使えるような品について考えます。まずは、操作性を大幅に改善することができるマウスについてですが、接続は有線でも無線でも、好きなものが使えるというのがUSBポートを一つ電源端子とは別に持っているポータブックのメリットです。ですから、マウスについては何でもいいとも言えますのでお好みで一つ小さなマウスをバッグに入れておくと便利でしょう。ここではその一例として「Bluetooth」「小型軽量」「充電式」のマウスを一つ紹介します。

あとは必要に応じてという事になりますが、ホテルのテレビの大画面をモニターの代わりに使いたい場合はHDMIケーブルを一本持って行くだけで作業効率はかなり代わるかも知れません。それほど高いものでもありませんし、他の事にも使えるので持っていない方は一本持っていてもいいような気がします。

ホテルでのインターネット接続というのは、最近は部屋の中でもWi-Fi接続ができるようになってきていて、スマホやタブレット、ポータブックも設定パスワードを入れれば利用できるところが増えていますが、まだ有線LANのケーブルしかないような所もあり、またはセキュリティの問題からホテルの部屋では無線を使いたくないと思う方もいるかも知れません。

ポータブックのウィークポイントの一つが、有線LANポートを持たないことなのですが、強引に有線LANを利用するためのUSB端子に差すアダプターがあるので、これも必要な場合には用意しておくことで便利に使えると思います。または有線LANを無線に変換するアダプターも安くありますので、用途に応じてどちらかを持っていれば安心だということはあるでしょう。

今回はかなり長くなってしまいましたが、全てを購入した方がいいというよりも、こうしたものを徐々に揃えていくことによって、今後新しいハードを購入した場合にもお出掛けセットとして長く使えるものを中心に紹介してみました。このようなものをまとめて旅行用せっととしてバッグの中に入れておくと、例えば災害時などにも便利にポータブックなどのモバイル端末を使うためのツールにもなり得ます。今までの旅行で、何が足りなかったのかということも考えながら、ご自身なりの「旅行用キット」を作ってみるのも面白いかも知れません。

※キングジムの出したモバイルパソコン「ポータブックXMC10」について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 約2万円なら買う価値があるか?
その2 購入前に用意したいもの
その3 回復ディスク作成とドライババックアップ
その4 本体Cドライブ容量減への対策
その5 OneDrive DropBoxをSDドライブに設定
その6 導入すべき最低限のソフト
その7 ポインティングデバイスについて
その8 旅行時に一緒に持って行きたいもの
その9 まとめと改めての評価


キングジム ポータブックXMC10 その7 ポインティングデバイスについて

ここまで、あまり実際に使ってみてのレポートができなかったので、少しここで書かせていただきます。ポータブックがやってきてからそれなりに使ってみて、ネットでの口コミに出ている中でなるほどと思ったのが、ノングレアの液晶画面が見にくかったということです。その見え方を改善するために有効なのが透明なシートを貼ることだという話があったので、とりあえずということで、100円ショップで売っているタブレット用の保護シート(光沢)を買ってきてだいたいの大きさに切ってから貼って使ってみたところ、ある程度は見え方が改善されました。これは、人によってはかえって見にくくなってしまう恐れもあるので、私のように安いもので試してみるというのがいいかも知れません。

また同じ100円ショップでバッグに入れる際に擦れないように、インナーケースを購入しました。サイズ的には「B6」のものがうまく入るという感じです。これも安物ではまずファスナーのところから壊れてきそうな弱さが100円ショップの品にはあると思うので、気になる方はマジックテープで止めるものか、紐で絞って閉めるものにした方がその点では安心と言えるのではないかと思います。

ポインティングデバイス

さて、そんな中で改めてポータブックのキーボードを見ると、ちょうど真ん中に付いているのがThinkPadをほうふつとさせるポインティングデバイスになります。印象としてはThinkPadと同様に使えるのかと思う方もいるかも知れませんが、全くの別物です。ThinkPadの方は実際に指に力を入れて動かすアナログ的なタイプですが、ポータブックの方は強く押しても意味がなく、軽く触っても動く光学式のデバイスになっています。

このデバイスについてインターネットの口コミを見ると、ちょっと使いにくいという書き込みを多く見掛けます。これには、左右クリックをするためのボタンがキーボードの下の一段下がったところにあることから、押し間違いが発生しやすかったり、ドラッグアンドドロップがそもそもうまくできないのではと思われる事もあり、私自身も使えるならマウスを用意して使う方が作業効率アップに役立つと思います。

しかし、Windowsタブレットで画面上にタッチバッドとボタンをソフト的に実現して使った経験からすると、このくらいのものでもあるのとないのとではかなり違うという感じがします。慣れないうちは力を入れてポインティングデバイスを動かそうとして矢印がどこかへ飛んでしまうことも起こるかも知れませんが、慣れてもまだ反応が早い場合は設定画面で調節し、気を付けながら使えば全く使えないこともないと思います。

ちなみに、この文章の一部はポインティングデバイスのあるThinkPadで書いているのですが、物理的に手の力で動かすポインティングデバイスは便利ではあるものの、カーソルの移動をやり過ぎると指紋が消えるのではないかと思えるほど指の腹に負担が掛かるというのもディメリットとしてあると思います。そうして疲れた指でポータブックのポインティングデバイスをなぞると、ほとんど指に負担がかからないのでホッとするということもあるのです。

もちろん先述のとおり複雑な操作をポインティングデバイスと左右のクリックボタンだけで行なう場合は操作が厳しくなる事は確かですが、だからこそ、工夫すべき使い方というのもあります。

パソコンの操作性はマウスを使うことで飛躍的に楽になったことは確かではあるのですが、キーボードで文字入力をするのがポータブックの主な使い方ならキーボードショートカットを利用してできることはしてしまおうという考え方もできるかと思います。

基本的なコピーペーストだけでなく、ソフト独自のショートカットもありますので、今まで安易にマウスでやっていた作業の中でキーボードショートカットでできるものについてはその操作方法を覚えて使ってみるというのもいいのではないでしょうか。これは、何もポータブックでのみ使う技としてではなく、他のパソコンを使う際にも自分で覚えたキーボードショートカット使えばさらなる作業効率アップが期待できるわけです。

もちろん、きちんとした利用環境が整えば別にマウスを使うのが一番いいのですが、出先で膝の上で打つなどマウスが使えない場合もあり、何より操作環境を整えようと持ち物を増やすと、逆に持ち運びにかさばるという問題もあります。多少は操作の方法に難が出たとしても、本体だけでも一通りの作業ができるように色々工夫することは、今後のパソコンとの付き合い方を考えた時にも有効に作用する場合もあると思うので、独特の使い方にはなりますが、まずはこのポインティングデバイスの使い方がスムーズに行くように操作方法をマスターする気になってやってみるのもいいのではないでしょうか。

※キングジムの出したモバイルパソコン「ポータブックXMC10」について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 約2万円なら買う価値があるか?
その2 購入前に用意したいもの
その3 回復ディスク作成とドライババックアップ
その4 本体Cドライブ容量減への対策
その5 OneDrive DropBoxをSDドライブに設定
その6 導入すべき最低限のソフト
その7 ポインティングデバイスについて
その8 旅行時に一緒に持って行きたいもの
その9 まとめと改めての評価


キングジム ポータブックXMC10 その6 導入すべき最低限のソフト

画面の小さいポータブックで文字入力以外何ができるのかという事を考える時、同じような画面の大きさのWinタブレットには入っていてポータブックではすぐには使えないアプリがあります。それが画面全体を拡大することができるデスクトップアプリ「拡大鏡」なのです。細かい作業をやる時や、システムの説明などが文字が小さくて見えずらいような場合に、その部分だけこのアプリを使えば拡大することができますので、小さい文字が見るのにつらい方は常用できるようにまずはセットしておきましょう。

Windowsキーを押すと出てくるメニューの中からアプリやフォルダの名前を見て「Windows簡単操作」のフォルダをクリックするとその中に「拡大鏡」がありますので、そのアイコンを右クリックして「その他」を選ぶと、「タスクバーにピン留めする」という項目が選べるようになるので、そこを選択すれば、以降の作業で画面下にアイコンが出るようになります。文字を拡大表示させたい時にはタスクバーに出したアイコンをクリックすればすぐに使えるようになります。小さい画面でWindows10を使うためには必要なアプリだと思いますのでまずこの作業を行なってみて下さい。

次に、具体的に私が入れたソフト・アプリについて紹介していきます。リンク先は一部を除いて出していませんが、名前でインターネット検索をすればどれもすぐ公開されているサイトに行き着くと思います。まず文字入力についてはアクセサリの「メモ帳」でもいいのですが、ワープロソフトより細かい設定をして見やすく使えるテキストエディタの利用をおすすめします。昔からあるシェアウェアで利用者も多い「秀丸エディタ」や、フリーで使いやすいものとしては「サクラエディタ」があります。私自身は昔からQXエディタを使っていた関係で、「Nex QX」を利用していますが、お好みでテキストエディタを一つ入れておくと、文字の大きさの調整も効きますし、ソフト自体も軽いのでスムーズに文字入力をすることがしやすくなります。

ポータブックにはMicrosoft Office Mobileが既にインストールされていて、さらにOffice365のパッケージが同梱されていますが、名前にMobileが付く一連のシリーズはMicrosoft Officeの機能限定版という感じが私にはし、自分で古くから持って使っている書類は昔のフォーマット形式で保存しているものが多いので、古いファイルを編集することができないMicrosoft Office Mobileはどうも使いずらいというのが本音です。

また、本体のメモリを圧迫するのもいやなので、ポータブックにはあえてOffice365を導入せず、代わりにOffice互換アプリの中から少し手間はかかりますが日本語版以外ならフリーで使える「WPS office」を強引に日本語化して使うことにしました。当然、Microsoft Officeと全く同じようには使えませんが、ある程度割り切って使うなら私には十分でした。これを書いている時点では最新の「WPS Office 2016」を日本語化して使う手順については以下のブログに詳しい解説があります。私も改めて導入する際に大いに参考にさせていただきました。興味のある方はチャレンジしてみるのもいいのではないかと思います。

・ネットセキュリティブログ
http://www.japan-secure.com/entry/how_to_japanese_of_the_kingsoft_office.html

次に、ポータブックを使っているうちに増えていくデータ容量を定期的にクリアにするためのユーティリティソフト、「Glary Utilities」を入れています。個人かつ非商用に限り無料で使えるもので、不要なレジストリ項目、一時ファイル、Cookieなどの検索・削除や、スパイウェア・アドウェアの駆除までこなしてくれます。ここを読んでいる方の中でよもやウィルス対策ソフトを入れていない方はないかと思いますが、それと一緒に活用していきたいソフトです。

そして、ブログ用に撮影した写真の簡単画質処理ができる「IrfanView」とその日本語モジュールでリサイズや画質調整など大きなサイズの写真をブログにアップする加工を行なっています。高度な編集をするのでなければこれ一本で十分だと思います。特に、それほどうまく撮れなかった写真を操作一発でそれらしく補正してくれる「自動色調補正」の機能は便利で、このブログに掲載している写真も、発色が気になった写真については常にこの機能を利用しています。

後は、自宅でプリンタを使うためにドライバをインストールしたりするくらいで、私の場合は何とか使えています。あと活用したいのがウェブブラウザから利用できる各種サービスです。ここまでメールソフトについてはあえて紹介しませんでしたが、私の場合は全てをChromeというインターネットブラウザ上で行なうChromebookを使っている関係から、メインのブラウザをChromeにしています。ポータブックでもChromeをダウンロードし、ウェブ上からGmailを利用することでメールソフトを入れなくてもメールの読み書きができるようにしています。ただ、送受信をスムーズに行なうためにはネットに常時接続されている必要性があります。

あと、PDFファイルの表示に必要なAcrobat Readerや、ウィルス対策用のソフトを入れたくらいで、今後どうしても周辺機器を使ったり専用ソフトがないとできないものがあった場合には追加することもあるかも知れませんが、最初からあれもこれもという感じでは入れていません。というわけで、他の方の参考になったかどうかはわかりませんが、あくまで私が入れているものということで一連のソフトの紹介をさせていただきました。

※キングジムの出したモバイルパソコン「ポータブックXMC10」について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 約2万円なら買う価値があるか?
その2 購入前に用意したいもの
その3 回復ディスク作成とドライババックアップ
その4 本体Cドライブ容量減への対策
その5 OneDrive DropBoxをSDドライブに設定
その6 導入すべき最低限のソフト
その7 ポインティングデバイスについて
その8 旅行時に一緒に持って行きたいもの
その9 まとめと改めての評価


キングジム ポータブックXMC10 その5 OneDrive DropBoxをSDドライブに設定

前回紹介した設定作業で、ポータブックが一通りWindows10の入ったパソコンとして使えるようになったわけですが、サブマシンとしてでも旅行中にメインマシンと同じように使うためには、データをどのように保存し、メインマシンとどのように同期を取るのかを考えなければいけないでしょう。

昔は手動でSDカード経由でデータのやり取りをしたり、メールの形で自分のアドレスに送るなどして共有していたものでしたが、今はどれだけバソコンやスマホなど端末が増えても一つのクラウドに保存しておけば常に新しいファイルをどの端末からでも利用することができるので、セキュリティの面から安心できないという方は無理かも知れませんが、日常的に利用するファイルをクラウド経由で利用するというのがなかなか便利です。

さらに、本体にはデータを置かず、クラウド上に置くことでもしハードを落としたり盗まれたとしてもそこまでショックは起こりません。私自身2万円から3万円くらいのパソコンやタブレットを何台も持っているのですが、海外旅行などで無くしてしまう危険性がある場合には現状での利用頻度がそれほど高くないWinタブレットと外付けの安いキーボードをセットで持って行くようにすれば、作業的にも自宅と同じ事ができ、さらに無くしても何とか新しいものを入手すればネット環境さえ整っていれば設定して、データ自体はすぐに使えるようになります。ただし、その場合は他人にクラウドにアクセスされないように、それまで設定していたパスワードをすぐに変える方が安心ですが。

話をポータブックに戻しますが、他のノートパソコンでは各種クラウドが用意したアプリをインストールするとデータは本体のメモリに入るのですが、ポータブックで同じことをしようとすると、ただでさえ少ない本体のメモリを圧迫するためそのままではなかなか使えないということになってしまいます。そこで考えたのが、Mac用のSDカードアダプタを使って出っ張らないようにして、microSDをポータブックで常用するようにしてその中にクラウドのファイルを入れて使うということです。しかしこれは、クラウドによってはSDカード内にそのまま移動することができないケースがあるということで、ここでは利用している方も多いと思われるOne DriveとDropboxの2つのクラウドのファイルをSDカードに入れて使う方法について紹介します。

まずはmicroSDカードをフォーマットするのに、ローカルディスクと同じ「NTFS」でフォーマットして下さい。そうしてセットした後で行なっていただきたいのが過去にCloudbookを購入した時にも紹介したのですが、以下のブログサイトで紹介されているようにmicroSDカードを本体メインのCドライブにマウントしてクラウドのデータファイルをmicroSDカードの中に置き、普通の場合と同じように利用することができるようになります。

johokankyo.com さんの解説ページ
http://johokankyo.com/cloudwork/onedrive/tablet_microsd/

One DriveやDropBoxの無料利用分だけでは少ないと感じられる方もおられるかも知れませんが、もちろんGoogle Driveも同様にSDドライブ上に同期ファイルを作れます。Google Driveのアプリインストール直後に「同期オプション」からmicroSDカード内に作った「Google ドライブ」フォルダにGoogle Driveの中味を同期させるようにすれば、クラウド上のファイルは本体メモリでなくmicroSDカード内にバックアップされるようになります

さらに写真や動画についてはGoogleフォト(無料で無制限利用可)や、Amazonプライムフォト(プライム会員なら追加料金なし)の方に保存すれば写真や動画のファイルは全てそちらにすることで効率的に複数のサービスを使えるようになるでしょう。もし見たい写真があればポータブックでなくてもスマホからでも専用アプリを使って見ることができるようになるので、各々のハードを渡り歩きながら探す必要からも解放されます。ただあえて有料のサービスを使うまでもなく、他にどうしても本体内に保存しておきたいものは、SDカードの空いているところにデータフォルダを作って保存しておけばいいでしょう。

ここまででハードの設定については完了と言っていいでしょう。あと、このポータブックを使う上でカギとなってくるのが少ない本体メモリの中にどんなソフト・アプリを入れるかという事です。当然このポータブックで何をやりたいかという事によって違ってくる可能性はありますが、次回は私のケースということで紹介したいと思います。

※キングジムの出したモバイルパソコン「ポータブックXMC10」について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 約2万円なら買う価値があるか?
その2 購入前に用意したいもの
その3 回復ディスク作成とドライババックアップ
その4 本体Cドライブ容量減への対策
その5 OneDrive DropBoxをSDドライブに設定
その6 導入すべき最低限のソフト
その7 ポインティングデバイスについて
その8 旅行時に一緒に持って行きたいもの
その9 まとめと改めての評価


キングジム ポータブックXMC10 その4 本体Cドライブ容量減への対策

説明書の通りポータブックをインターネットに接続しない状況で、本体の空きメモリは14GBちょっとと、このままでも今後の事を考えると空き容量が心もとないわけですが、ここからWi-Fiに接続して各種Windows Updateをダウンロードし実行する作業が待っています。小さな更新なら問題ありませんが、ポータブックはまだ本体にAnniversary Updateされる前の機種なので、この膨大なディスク空き容量が必要となるUpdateをどうするかというのがまず関門になります。

ただその前にやっていただきたい設定が、前回にも書きましたが電源関連で時間の経過とともに本体がスリープされないように本体スリープについて、AC電源で使用時には「なし」にしておくことです。これをやらないと、膨大なアップデータをダウンロードしていたり、インストールしている最中にも本体がスリープしてしまう可能性があります。後から気付いて電源を入れ直しても根元的な設定を変えない限りは何度もこの作業は中断してしまうことにもなりかねませんので、途中でアップデート作業が止まらないようにしてから始めましょう。手動でアップデータの確認およびインストールをスタートさせるには、スタートメニューから歯車のアイコンの設定を開き、そこにある「更新とセキュリティ」から「Windows Update」を選んで「更新ブログラムのチェック」から始めてください。

時間を掛けつつUpdateを続けていると、私の場合はメモリの空き容量が足りないというエラーメッセージが出ましたので、ここで改めてポータブック本体にUSBメモリを接続し、アップデートをダウンロードするドライブをUSBメモリのドライブに指定します。するとTempフォルダをUSBメモリの中に作るので本体の容量不足を補うことができます。

ポータブックを購入する前に超小型のUSBメモリの購入をおすすめしたのは、普通のUSBメモリを差したままポータブックを持って移動しようとして、途中でメモリが外れてしまった時の事を考えなくないからで(^^;)、ほぼ本体と同化するこうした超小型のUSBメモリなら、今後さらなるWindows Updateが出た時にも安心して利用することができるだろうと考えてのものです。

とにかく、ポータブックはWindows10が載ったパソコンであるので、インターネットに接続して使う場合は最新のアップデータを更新して使うということが大切です。逆に言うと非Windows機であるポメラと違って大いに手間がかかるところです。ちなみに、私の場合は全てのアップデートを行なったら、本体メモリの残りは2GB弱とかなりまずい事になってしまいました。

このまま使ってもいいのですが、さすがに今後のアップデータによってさらに空き容量を圧迫されるのも困るので、ディスク容量を増やすためにCドライブのアイコンを右クリックし、「プロバティ」から「ディスクのクリーンアップ」を行ないます。ただ、このまま「OK」を押して余分なファイルを消してもそれほどの容量が消えるわけではありません。ここでは「OK」ではなく、「システムファイルのクリーンアップ」をクリックして、さらに先に進みます。

するとまた同じような画面が出るのですが、ここで上半分にある「削除するファイル」に注目してみましょう。チェックの入っていないファイルの容量を見て、Windows Update関連のファイルで一時ファイル「一時 Windows インストール ファイル」があればその分は消しても大丈夫です。問題になるのは、もしアップデートで問題が出た場合に元に戻すためにストックされた「以前の Windowsのインストール」のファイルです。
私の場合はこのポータブックはサブでそれほど使わないという事もあるので、いざという時に元に戻すためのダウンロードした過去のファイルを削除することにしました。もちろん、先にメインのパソコンでアップデートをして問題が出ない事を確認した上の事です。そうすると、最低限のアプリを入れた状態でも空き容量が7GB前後にまで回復しましたので、現在は安心して使うことができるようになっています。

ここまで説明しているだけでもなかなか大変だと思えますが、しかしこういった手間はどのデータ容量の少ないパソコンでも起こることですし、常にCドライブの残りの容量を気にしつつ、必要があれば説明させていただいたディスクのクリーンアップをその都度試してみるといいでしょう。ポータブックを持って旅行に出る前には、念のためアップデートの有無について確認をし、必要ならば自宅で更新した上で出掛けるようにしたいものです。

※キングジムの出したモバイルパソコン「ポータブックXMC10」について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 約2万円なら買う価値があるか?
その2 購入前に用意したいもの
その3 回復ディスク作成とドライババックアップ
その4 本体Cドライブ容量減への対策
その5 OneDrive DropBoxをSDドライブに設定
その6 導入すべき最低限のソフト
その7 ポインティングデバイスについて
その8 旅行時に一緒に持って行きたいもの
その9 まとめと改めての評価


キングジム ポータブックXMC10 その3 回復ディスク作成とドライババックアップ

その後、無事に私のところにもポータブックが届きました。小さいことは小さいですし、システム手帳といった感じの質感ではありますが、重さがある分常に持ち運ぶというよりも旅行のお伴として場所を取らずに持って行けるモバイルマシンとして使っていきたいと思っています。

ポータブック

キーボードは意外としっかりしていて、むやみに他人に触らせず、丁寧に扱えば耐久性も問題なさそうです。打鍵音は今使っているThinkPadのキーボードよりも静かで、サイズ的にも問題ありません。膝の上に載せて打つ場合は、気持ち両腿で挟むような感じにしてキーボードのせり出した部分を膝の上に載せて打つようにすれば安定します。さすがに直射日光には弱そうですが、それは他のノートパソコンでも同じでしょうし、いつでもどこでも、モバイルバッテリーを用意しておけば電池を気にすることなくパソコンで使っているのと同じ環境で文字入力ができることだけで私には買った甲斐はあるという感じですね。ただ、届いたらすぐ使えるわけではないので、その前にやることについてこれから紹介していきます。

ポータブックが届いたら、まずはセッティングをすることになりますが、説明書を読むと興味深い事が書いてあります。というのも完全にセッティングが終わるまではWi-Fiを接続しない事が推奨されています。これは、下手をすると本体のメモリがWindows Updateによって圧迫され作業が終わる前に止まってしまうかも知れないほど本体のメモリが少ないことをメーカーも発売当初から意識していたということなのかも知れません。だからこそ、前回紹介したような事前の準備が必要なのです。
さて、説明書通りにセットアップしたところでおすすめするのが、もしポータブックがソフト的なトラブルで起動しなくなってしまった場合に備えて、USBメモリ上に回復用のデータを入れた回復ディスクを作ることです。その方法については説明書の22ページに載っていますが、ウィンドーズマークのスタートメニューを右クリックして「コントロールバネル」をクリックし、表示方法を「大きなアイコン」にすると多くの項目が出てきます。そこにある多くの項目の中から「回復」を選んでクリックすると、「回復ディスクの作成」という項目があるのでそこをクリックします。

すると次の画面に「システムファイルを回復ドライブにバックアップします。」という文章の頭にチェックボックスが出るのでそこにチェックが入っているのを確認してから「次へ」をクリックし、すでに本体に差し込んであるUSBメモリを選択して「作成」をクリックします。私の場合は作業が完了する前にかなり時間がかかりましたので、一連の作業をする前に本体設定の中で一定時間が経過するとスリープになる設定を解除してから一連の設定に入るのが正しい作業の進め方だと言えるでしょう。

今後の作業でも同じような事があるかも知れませんが、パソコンが固まってしまって動かないと思い込んでパニックになる方もいるかも知れませんが、何しろこれだけディスカウントされる端末であるので、全く処理がされずに固まったように思えて実は少しずつ動いて作業をしている場合が結構多いので、焦らずに少しの時間は別の事をしながら待つということも必要になるでしょう。それをしないと便利に使えないかも知れないのですから、修行だと思って一連の作業を進めてみて下さい。

回復ディスクを作ってまだ十分に容量に空きがある場合は、各種ドライバーのバックアップもやっておいた方がいいかも知れません。本体のどこにドライバーがあるかというと、Cドライブから「C:\Windows\System32\DriverStore」というように「Windows」「System32」「DriverStore」と開いていき、「DriverStore」のフォルダを外部メモリにコピーすればいいのです。

また、メーカーのホームベージにはポータブック用のダウンロードページがあり、そこにバージョンアップされているシステム・ソフトウェアのアップデータや、各種ドライバが置かれていますので、後でもかまいませんのでこちらもチェックして最新のものにしておいた上でバックアップしておきましょう。ダウンロードしたドライバもバックアップしたドライバと同時外部メモリに入れておくと何かの時に役に立つかも知れません。

※キングジムの出したモバイルパソコン「ポータブックXMC10」について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 約2万円なら買う価値があるか?
その2 購入前に用意したいもの
その3 回復ディスク作成とドライババックアップ
その4 本体Cドライブ容量減への対策
その5 OneDrive DropBoxをSDドライブに設定
その6 導入すべき最低限のソフト
その7 ポインティングデバイスについて
その8 旅行時に一緒に持って行きたいもの
その9 まとめと改めての評価


キングジム ポータブックXMC10 その2 購入前に用意したいもの

ポータブックは普通のノートパソコンと比べると、ちょっとクセのある内容になっています。キーボードが広がるように出てくるバタフライ型のキーボードはいいにしても、64bitのWindows10が基本OSで、さらにMicrosoft Office Mobileまでプリインストールされているため、32GBしかない本体の記憶容量は圧迫されています。

その上、使い始める前にWindows Updateを掛けるとさらに空き領域は少なくなり、ソフトのインストールやデータの保管にも影響が出ることになります。Windows Update自体についても大きなupdateがある場合は本体の容量が足りずにupdateすらできない状況も起こる可能性が高いです。

さらに、もしも電源を入れても起動しないというような恐ろしい事が起きた時に何とかするために、使い始める前に準備をする必要があり、本体とは別に購入しておいた方がいいものがあります。今回はそうしたものについて紹介しましょう。

・その1 USBメモリ

今後、細かくポータブックをカスタマイズしていく中でソフト的なトラブルが起こり、最悪の場合起動すらできなくなってしまうというのがWindows10を積んだノートパソコンの恐ろしさでもあります。さらに、ポータブックにはリカバリ用のディスクも付いていませんし、さらにUSB端子はあるものの、バスパワー式のDVDドライブがうまく動かないという報告があるなど、購入時の状態に戻すための方法について購入前から対策しておくことが大切になります。

他のモバイルパソコンでも行なわれている回復用のデータを流し込むものとしておすすめなのが、USB端子があることを生かしてのUSBメモリです。一般的に16GBあたりを推奨する場合が多いのですが、もしもWindows Updateが本体の容量不足で進まなくなった場合、そこに10GB以上の空き領域のあるUSBメモリを差して一時的なデータの置き場所にして使うことも可能ということで、32GB以上の容量のあるものを用意することをおすすめしておきます。

具体的にどんなものがいいかというのは価格や性能など考えるべきところはあるかも知れませんが、ポータブックでは差したままフタが閉められるような超小型のUSBメモリなら、差したままでもじゃまにならず、状況に応じて常用も可能というメリットがあります。

・その2 microSDカードとSDカードアダプター

ポータブックに付いているSDカードスロットというのは、標準サイズのSDカードをそのまま挿入すると、少しばかりはみ出してしまう仕様になっているため、この時点でSDカードの常用化を諦めてしまう方も少なくないかも知れません。しかし、SDカードを標準でなくmicroSDにし、ポータブックのSDカードスロットにすっぽり入るカードアダプターを併用する事により、microSDカードを常用し、データなどを本体メモリから逃がすことができるようになります。

まず、microSDについてですが、アクセススピードの関係から安くてもclass4のものは避け、class10のものにしましょう。容量はできれば32GB以上は欲しいところです。価格的には32GBでも千円前後で購入できるものが多いので、気に入ったメーカーのものから選べばいいでしょう。

そしてSDカードアダプターですが、実は今使っているモバイルノートのSDスロットでも同じ問題が起きたことから、本来はMAC用に作られたSDカードアダプターを購入し、便利に使っています。ポータブックでもアダプターがきれいに収まることが先人の利用者からネットで紹介されているので、安心して購入することができます。

今回紹介した品はだいたい合計で3千円ちょっとという感じですが、少なくともこうした用意がなければまともに使えない事だけは確かなので、購入手続きをした後には必ずこれらのものを用意してから本体の到着を待つようにしたいものです。

※キングジムの出したモバイルパソコン「ポータブックXMC10」について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 約2万円なら買う価値があるか?
その2 購入前に用意したいもの
その3 回復ディスク作成とドライババックアップ
その4 本体Cドライブ容量減への対策
その5 OneDrive DropBoxをSDドライブに設定
その6 導入すべき最低限のソフト
その7 ポインティングデバイスについて
その8 旅行時に一緒に持って行きたいもの
その9 まとめと改めての評価