今年の夏の水分補給に備えて「脱ペットボトル」を目指す一つのカギは「粉末飲料」

私の職場では働いている中での水分補給が推奨されているのですが、その分大量のペットボトルのゴミが出てしまいます。毎年そうしたゴミを見て何とか減らしたいとは思うのですが、ついスーパーなどで炭酸のペットボトルを大量買いしてしまって、自宅で多量のゴミを出してしまうのを何とかしたいと思っていました。

ペットボトルについては、資源として再利用をはかることもできます。ただその場合はフィルムを剥がし、中を水洗いして本体とキャップを別々に出すなどかなり手間がかかります。自動販売機での価格もかなり上がっていて、単なるゴミの問題ということだけでなく、家計を考えて無駄と思われる出費を減らすためにもペットボトル飲料との関わり方を考えるべきでしょう。

さらに言うと、単なる炭酸水であれば問題はないのですが、味の付いたものについては多量の糖分が入っていることが健康上どうなのかという点も気にかかります。水分補給の際に飲むスポーツドリンクについても、市販のペットボトルの中味については、水で薄めた方が良いという方もいます。そういう事を色々と考えていたところ、地元のスーパーで安売りしていたのが、ホットでもアイスでも水に溶かして飲めるという「粉末飲料」でした。

今回購入したのは広島県尾道市のメーカー「樋口製菓」が出している瀬戸内レモンを使用した「しまなみレモン」でした。写真のパッケージには隣にある小袋が10個入っています。裏の飲み方の説明には、一袋16gの粉末を約130mlの水やお湯で溶かして飲むようにとされているのですが、私の場合は2倍強の約300mlの冷水で溶いて飲んでいますが、薄くて味がないということはなく、汗が出た後には美味しく飲めています。通常の価格でも一袋300円くらいで買えると思うので、一杯だ感たい30円くらいなので、同じスーパーでもらってきた純水を使ってここのところいただくことが多いです。

こうした製品は昔は「粉ジュース」という名前で色々なものがありました。しかし、缶や瓶に入ったジュースとの味と品質の差は明らかで、自動販売機の普及とともに一気に廃れていきました。ただ、わずかながら粉末飲料を作るメーカーは残っており、様々なものは現在も存在はしているのですが、やはり大きく広告を打って売るようなものではないので、あまり現在では認知されていないことも多いようです。

車の旅などでは、それこそ名水と呼ばれている場所に水を汲みに行くことも可能で、容器も真空断熱ボトルにすれば、夏の暑い日でも冷たさをキープしたまま水を持ち運べます。その水でコーヒーを淹れても良いですし、こうした粉末飲料を利用してもいいですね。また、最近はペットボトルのものを購入しなくても、炭酸水を作ることのできるセットもありますので、粉末飲料を炭酸水に混ぜて飲んでもペットボトルのゴミを出さないようにもできるいい時代になっています。

個人的にはこうした「レモネード系」の粉末飲料の他には、夏用として三井農林の「塩とライチ」は、よくあるペットボトル飲料と同じような味で、さらに自分で溶かす水の量を変えることで濃さの調整ができるので、塩分補給には最適です。お湯に溶かしても美味しく飲めるので、通常より安くなったタイミングを見て購入しています。

こうした粉末飲料を楽しむ場合には、水やお湯を持ち運ぶための真空断熱ボトルと、溶かして飲むためのプラスチックボトルとに分けて持ち歩くようにするのがおすすめです。持ち運ぶぼとると飲むボトルを分けることで、パッキンなど念入りに洗うことまでは真空断熱ボトルをしなくて良いし、何よりボトルが長持ちするので、100円ショップで売っている安いプラスチックボトルを合わせて使うのがおすすめです。冷たい水でも水を入れてシェイクすれば粉末を溶かしてそのまま飲めますのでこれからの時期にはおすすめです。熱いお湯に溶かす場合は、ボトルでなくカップ(紙コップ)を使うのが一番スマートでしょう。

というわけで、今年の夏は極力ペットボトルを飲み散らかすことなしに、何とか過ごしてみようと思っています。


カテゴリー: ボトルに関する話 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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