IP電話を固定電話化させるためには専用電話機を用意するか専用アダプターに既存の電話を使うか

まだ光回線を利用するには時間がかかりますが、利用するルーターは同じものなので、改めて色々な自宅の環境改善をはかる中、前回紹介した主でスマホで利用するためのIP電話「050plus」を家の固定電話として使えるような形での試行錯誤をしています。

実は、こうした考えになったのは、過去に無料で使えるIP電話を固定電話化して使うために、普通の電話に接続して使うためのIP電話アダプターを持っていたのです。050plusのアカウントが取れたことで、改めて自宅に置く唯一の固定電話として、さらにナビダイヤルを安く利用できるという、主にスマホを使いこなせない親対策ということで、できればリビングに中味はIP電話の家電話を置こうと計画しました。

とりあえず、手持ちの古い電話機とアダプタを繋ぎ、パソコンから色々設定をいじってみたのですが、すでにアダプタの方がメーカーからは生産が中止されているためか、うまく設定を通らず、外の電話から電話すると「お掛けになった電話はシステムに接続されていないためかかりません」という無情なメッセージを食らうことになってしまいました。

そこで改めて、現行品のIP電話アダプターをネットで検索して見ていたら、単体で使える専用IP電話がほとんど同じような価格で購入できることを知りました。そもそも電話機というものは進化の止まったハードということもあり、かなり古くても現行品で安くなっているものもありました。現在所有している古いアダプタは昔の製品なので、もはやファームのアップデートも止まっているようなので、もし設定に成功しても今後長く使うためには不安要素が付きまといます。

さらに、IP電話アダプターを接続した電話機は、設定によってナンバーディスプレイも利用できるようになり、ほとんど固定電話と変わらない使い勝手で利用できる半面、ナンバーディスプレイを利用するためには電源の確保が必要になり、現状ではコンセントをアダプターとともに2つ使うことになります。それが、IP電話機の場合は電話機自体でIP電話が使えるようになっているので、コンセントは一つで済み、配線もLANケーブルをルーターにつなぐだけなので、モジュラージャックも使わずにすっきりと使えます。

また、現在の固定電話機というのは子機に機能が集中している感じで、親機だけだと電話帳が10件しか登録できないようなものがほとんどでした。本体だけでも数百件電話帳登録が可能なIP電話の方が、親機単体で使うなら便利そうです。

ただ、そもそも050plusをスマホアプリ以外の方法で使うことは提供する側も想定外の使い方になるので、回線の仕様変更などでいきなり使えなくなってしまっても文句を言うことはできないというところはあります。もしどうしようもなかったら、安いWi-Fiタブレットにアプリを入れて、受話機型のイヤホンマイクをつなげて疑似固定電話として使うこともできなくもないので、まあ使えるうちは固定電話として使いたいと思っているのですが。改めてIP電話機を入手したところで、改めて登録をして、その状況をレポートさせていただければと思います。


カテゴリー: その他のハード | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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