冬の停電に備え「石油ストーブ」と「灯油ランタン」のセットを用意する選択

2022年のクリスマス寒波は、日本海側を中心にかなりの降雪量を記録し、倒木による断線の影響もあるのかかなりの地域で停電になってしまっているようです。普段電気に頼り切って生活している私たちは、停電が続くととたんに不便な生活を強いられることになります。

今回の寒波での、私の住む地域での被害はないものの、2022年には台風とともに降った大雨の影響で、地域の電力を担う送電線が地すべりで一気に流れてしまったことにより(この原因も山奥で起こったことにより、なぜ停電したのかしばらくはわかりませんでした)、一部地域で深夜から当日夕方くらいまで停電が続くこととなりました。

私の自宅では停電はしませんでしたが、災害を伝える非常用ラジオのアナウンスで、ラジオ局のある地域と職場が同じだったため、もしかしたら職場も停電しているかも? と思って最低限の明かりの用意をして出掛けたのですが、まさに職場全体が停電していていつも使っているエレベーターが動かず、さらにはパソコンが動かないので、全く仕事にならないだけでなく、一部の場所でかなり大規模な雨もりが起こり、その対応に動くことになりました。その際、移動するにも「明かり」は必要不可欠で、その時自分は頭に付けるヘッドランプを付けて作業をし、友人にキーライトを貸して場所を移動するのに使ってもらいました。

どちらの明かりも電池を使う明かりなのですが、その日のうちにこちらの停電は解消しましたので、電池で全く問題なかったと言えると思います。しかしこのクリスマス寒波の停電はかなり長い期間にわたって停電しているようなので、電池を使う明かりだけだといつまで持つのかという不安が出てきます。天候に影響される太陽電池からの充電も、この冬の天候ではうまくいかないでしょうし、手回し充電で長時間の明かりを確保するのも大変だと思います。

テレビで停電しているご家庭にテレビカメラが入っているのを見ると、停電対策の石油ストーブとローソクの組み合わせを使っているところが結構多かったのですが、もし灯油の備蓄をそれなりにして冬の寒さに備えているのなら、非常用の明かりとしては、石油ストーブと同じ灯油を燃料とする「灯油ランタン」を用意しておくというのも一つの方法ではないかと思います。

基本的には灯油をランプに入れて、芯を灯油に浸してしばらく待って点火すれば、ほのかな暖かさとともに安定して風にも強い明かりを得ることができます。まさに現在はキャンプブームということで、ホームセンターにも置いてあります。

芯は消耗品になりますが、最近では100円ショップでも替芯が売られていたりしますので、それほど費用を掛けることなく、非常時の明かりを確保できます。石油ストーブは自宅にあるもので十分なので、冬の暖房に灯油を使っているご家庭は、非常用の明かりとして灯油ランタンを買っておくのも良いかと思います。具体的な製品として国内メーカーで価格も2千円台と比較的買いやすいものということで、以下の二種類のものを紹介しておきます。


カテゴリー: 防災グッズ | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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