電子マネーに移行しつつある支払い利用の中でのコンビニATMの利用形態の変化

昨日、いわゆる処方箋薬局で薬をもらってきたのですが、明らかに後期高齢者の方が、そのお店で電子マネーでの支払いを受け付けていることを把握した後、PayPayでの支払いをしている光景をたまたま目にし、これは本当に世間でも現金から電子マネーの利用に移行しつつあるなと感じることになりました。

まだ電子マネーでの給与支払いまでに踏み込む企業は多くはないと思いますが、日常生活の中で自分の銀行口座から無料でチャージができる電子マネーを使っていれば、いちいち足りない分を銀行に行って現金で出してくる必要もなくなります。実は最近になって気付いたのですが、私の使っている銀行のうちの一つ(地方銀行)が、今まではコンビニのセブンイレブンに設置してあるセブン銀行のATMからの入出金の手数料が無料だったのですが、来年(2023年)からセブン銀行や他のコンビニに置いてあるATMの手続きに一律一回220円(税込)の手数料を取ることになったことを知りました。一昔前ならこれは銀行の横暴だと憤慨する人が多かったのではないかと思いますが、他行のATMを使わせてもらっていれば当然手数料を銀行の方も払わなければならないわけで、逆によく今まで手数料無料でやっていたなと思う方が強かったりします。

私自身は昔から全国の色々なところを旅行する際、もし手持ちの現金が無くなった場合に備え、都市銀行や地方銀行、信用金庫のような自分の住む地域内では手数料無料なものの、県をまたぐと支店がないような時に備え、郵便局の口座(現在のゆうちょ銀行)を旅用の口座として使っていたのですが、最近はコンビニATMの出現で、ゆうちょ銀行だけに頼らず、ネット銀行のように一定の要件を満たせば、コンビニATMから所定の回数だけ無料で入出金ができる複数の口座を用意し、さらに今までは無料で入出金ができた銀行も合わせてそれぞれ便利に使ってきていました。

コンビニATMについては、実店鋪のないネット銀行などでは現状の条件を急に厳しくすることもないと思うので、もしそれこそ全く電子マネーが使えない地域で買い物をしなくてはならない場合に備えるなら、旅行用にゆうちょ銀行(すでにコンビニATM利用では手数料がかかるものの、比較的全国にまんべんなくATMがあるのでやはりあると便利)とともにネット銀行の口座を予備的に作っておき、必要に応じて予備口座の方に現金を移してから出掛けるような対策を打てば、それほど慌てることもないのかなという気もします。ネット銀行でのコンビニATMの利用の場合、時間や休日とは関係なく利用可能なので、本当にいざ現金が必要な時のために持つといった感じでしょうか。

あと、これは当り前のことですが、旅先で電子決済をスマホからしようとして、電池切れを起こしたらQRコード決済のものは使えなくなるので、モバイルバッテリーは複数用意して持っていき、非常時の電話と電子マネー決済は最低限できるようにするというのが大切かなと思ったりします。

逆に今後のコンビニATMの使い方ですが、ネット口座の引出し用とともに、口座ではなく電子マネーのチャージに使うという形で活用することができます。クレジットカードを登録しないで交通系の電子マネーにチャージするには、今のところセブン銀行ATMを使って現金チャージが使いやすいので、状況によってそうした事にも使いながら、急に仕様変更になっても慌てないで今後も様々な決済方法を使っていきたいと考えています。


カテゴリー: 通信サービス全般ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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