2021年10月からスタートする日本テレビの地上波テレビ同時配信の方法は?

先日購入したWindows10搭載の2in1マシンは色々な事ができて便利なのですが、Android OSで動くスマホやタブレットで使えるアプリと同じものが搭載されていないサービスも少なからずあります。今残念なのは、手持ちの自宅のテレビに映る番組をネット経由で飛ばすことのできるサーバーから動画を受信するための専用のアプリです。エミュレータを入れるという手段はあるものの、ノーマルのままではアプリを使うことはできないので、そこは素直に以前から持っているタブレットを使えばいいのですが、せっかくの10.1インチの大きな画面が使えない事へのジレンマを感じてしまうのですが、今後Windowsが11になるとAndroidのアプリも使えるようになるそうなので、今は我慢だと思っています。何しろ古いパソコンなのでメモリが少ないのが悩みで、際限なく色々なアプリをぶっ込むと、本体メモリもその分少なくなってしまいます。できるなら一つのアプリで色々できるようにアプリの使い方を工夫しなければならないなと今思っているところです。

こんな事を書くのは、今後の地上波テレビ局のネット配信のスケジュールが徐々に明らかになってきたからです。先日、フジテレビが来年4月くらいを目安に放送する内容をそのまま配信すると発表しましたが、つい先ごろ日本テレビがそれより早く2021年10月から全ての番組ではありませんが、午後7時から11時のプライムタイムについて同時配信を実行するというニュースが入ってきました。

一体どういう形での配信になるのかと思ったら、以前に実験した時と同じく、地上波を含め一部のBS放送を含めた民放テレビ放送の見逃し配信サービスの「TVer」の中の「日テレ系ライブ配信」の中て行なうということです。ある程度は予想していたとは言え、自社が提供するアプリやサービスでなく、民放各社共通のサービスの中で行なってくれるというのは、とりあえず日テレの同時配信が見たければTVerを見ればいいということになり、多くの人の視聴が見込めます。

現在、NHKは専用サービス(アプリもあります)「NHKプラス」で同時配信を行なっていますが、このように、放送局別に別のアプリが必要になったり、別のサイトに移動することが普通になってしまうと、私のようなマニアックなテレビ好きのような人以外は、全てのチャンネル分のアプリを入れたり、わざわざそれ用にブックマークするような人はいないのではないかと思います。

私の場合、TVerアプリはスマホやタブレットの他、大型テレビにつないで見るためのFire TV Stickの中にも入れています。日本テレビが同時配信を行なった場合、ぜひそちらからも見てみたいですし、どこにいてもスマホにTVerアプリを入れていれば簡単に見られるのはいいですね。テレビ番組の見方というのは、やはりライブで見る方がいいと思うので、旅行中で見られない場合には事前に番組を録画予約してから旅立つようなパターンが変わり、録画しないでリアルタイムの同時配信でネット経由で見るか、時間を空けて(翌朝あたり?)に見逃し配信の方でササッと見ることも可能になります。私の場合、旅行中は早寝早起きの生活パターンになることが多いので、夜から夜中の番組を見ていて寝落ちするなら、早めに寝て翌朝早くに見るパターンの方がいいと思っています。今後、見逃し配信の方もどうなるのかはわからないものの、TVerで同時配信された番組なら同じように見逃し配信で見られるのではないかという期待があります。

今回の日本テレビの方針というのは、個人的には良いのではないかと思っています。TVerでは公開せずに独自のサービス・アプリからしか見られないようにするところもあるのではないかと思いますが、そうなった場合、同時配信および見逃し配信を見る人の数はどのように変化するのかということも気にしながら、さらにテレビのネット同時配信の動きを追っていこうと思っています。


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