月別アーカイブ: 2019年7月

楽天モバイルの今後の状況について

先日、DMMモバイルを買収したことで今年の10月から新しい「第4のキャリア」として本格的に携帯電話事業に参加する楽天モバイルについて、興味はあるものの様子見を決め込んできました。ニュースでは独自回線を提供できない地方については、現在サービスを行なっているドコモ回線でなくau回線とのローミングを行なうということなので、私が現在使っているUQモバイルと同じような使い勝手になるのかな? という感じではあります。

さらに楽天モバイルでは現在端末購入を前提にした新規加入キャンペーンを行なっていて、自社回線が使えるスマホを中心として端末の安売りをしています。サービスや長期契約時の新サービス開始をはさんでのリセットはないという話なので、別に今加入してもいいわけなのですが、今加入すると新しい回線が使えるようになったら楽天モバイル回線の使えるSIMカードを送り、現在のドコモ回線からの移行を推進していくという話になっているので、現在購入するなら「自社回線対応」の端末を買っておいた方が良いということになるでしょう。
このように書いていても、現状ではどのようになるのかがわからないというのが歯がゆいですね。個人的に考えているのは、まずは今年の10月になった段階で、今の楽天モバイルが提供している「スーパーホーダイ」と同じプランで勝負するのか、それとも新回線を使うことでさらに魅力的なプランが出てくるのかというところにあると思います。乗り換えを考えている方は、現在では既契約の「更新月」に変えないと解除料金がかかってしまうので10月まで待てないという人もいるかも知れませんが、もし待てるならサービスの概要が上がってくるのを待ってから検討した方がいいのではないかと思います。

これは私の勝手な推測ですが、理論上は低速制限時であっても最大1Mbpsのスピードが出る「スーパーホーダイ」は実際魅力的なプランだと思います。このプランが2年ないし3年使えるということだけでも現状の格安SIMの中ではスペック的には優秀なプランです。さらに、加入したもののスピードが上がらないという事が起きたらすぐにユーザーは離れてしまいますから、新しい回線とau回線に変わったとしても、ある程度のスピードは維持されるのではないかと思うのですが。ただ、それでもそんな細かい事を知らない人まで巻き込んで他社から楽天モバイルに乗り換えを促すには、やはり現プランより魅力的なプランを打ち出し、それなりのインパクトがないと人は動かないのではないかとも思えます。

もしかしたらそんな期待は裏切られ、現状と変わらない「スーパーホーダイ」一本で勝負するようなサービス開始前の楽天モバイルの発表にがっかりするような状況も考えられますが、せめて最初くらいはユーザーに明るい未来への夢を見せて欲しいと思います。そうなると旅行先で自社エリア外のところで使うことを想定すると、au回線というエリアのかぶるUQモバイルからの乗り換えというところも視野に入ってきます。

先日購入したAmazonのFireタブレットを外に持ち出してテザリングを使って動画やマルチメディア端末として使いまくろうという事を考えると、やはり中速の500kbpsが上限のUQモバイルの無制限プランでは不満なところも出てきてしまうので、今回の楽天モバイルのサービス開始を受けてUQモバイルをはじめとして他の格安SIMを提供する事業者の新プランが出てくれば、それも面白いなと思います。実際は5Gのサービスが普通に使えるようにならないと変わってこないのかも知れませんが、現状でもここまでできるというようなプランの登場を待ちたいですし、今年が5Gへの移行を前にして中速安定のサービスが複数出てきてくれれば嬉しいな、なんて事を考えながら現在の楽天モバイルのキャンペーンはスルーしようと今の私は思っています(^^;)。

ただ、不安な点もあるにはあります。過去にあったSoftBankの電話およびネットが長時間止まったような人為的なミスが出た場合、他のキャリアのように楽天モバイルはすぐに復旧させるだけの力を持っているのかという不安があるというのも事実です。ただ、そうした不安を解消するために私は複数の回線を提供するMVNOと契約しているということもあるので(^^;)、ある意味人柱になる可能性もあるということも十分承知しています。そんなこともあるので、仕事で電話やメールを使うことが多く、スマホに依存している方はサービス開始後の一定期間は様子を見ることも大事だと思います。


新しいハードを増やして初めて気付くDropboxの仕様変更

先日購入したAmazonのFireタブレットには様々なアプリを入れている最中なのですが、その中でわかったことは、このタブレットでは全ての事をやるために使うのではなく、あくまでも音楽や動画、KindleなどのAmazon提供のサービスや、AIスピーカーとしての機能を外に持ち出すような使い方をすべきで、事務的な作業をするには今まで使っていたスマホやタブレットの方を使うといった使い分けをする方がいいという風に思いました。

そんな中で、Amazonのアプリストアにあった無料でも使えるクラウドサービスを使うためのアプリ「Dropbox」があったのですが、新しいハードを増やして初めて無料プランの仕様が変更されていることに気付きました。

2019年3月からDropboxの無料プランを使う場合にはアプリを利用する場合のハードの台数が3台までに制限されるということになっているのに今さらながら気付いたというわけです。今まで関連付けていたハードでは普通にアプリを使って利用できるのですが、今後新しく購入したパソコン・スマホ・タブレットでDropboxを使いたい場合は、すでに関連付けているハードでの利用を諦め、アプリを利用してDropboxを使うハードを3台にする必要があるのです。

もちろん、過去に使っていて今は全く使っていないハードもあるのである程度絞ることは可能ですが、スマホとタブレット、そしてパソコン1台までしか同時に使えないというのではちょっと私の使い方には支障が出ます。使い方に応じてノートパソコンも違うものを持ち出したりする中で、やはりすぐにクラウドからデータを引き出して使いたいですし、新しく購入したハードが出るたびに現役で使っているハードでの利用を諦めなければならないというのはちょっと使い方が難しいと言わざるを得ません。

この辺はあくまで無料で利用させていただいている弱い立場であるので、企業として赤字になってサービスが続けられなくなるというのなら声高に文句を言うわけにもいきません。ただ、Dropboxの有料プランにすれば台数制限はなくなり、今よりはるか多くのディスク容量を使えるようにはなるというものの、現状での選択は今以上の金銭的負担を掛けずに別のサービスに移ることだと思います。

そこで、ここはAmazonプライム会員なら無料で5GBまで使えるAmazon DriveをFireタブレットで使いながら様子を見るというのがいいかなと思います。他にも無料で使えるクラウドサービスは「OneDrive」「BOX」「Google Drive」を併用していますので、今後はそうしたサービスも使いながらDropboxの利用頻度を減らしていくようになると思います(現在使っているクラウドスペースについては今後も変わらず使えるので、いざという時の保管庫としての利用は有りだと思います)。

今回の話はすでにご存知の方にとっては「何を今さら」という話だと思いますが、多くの人が頻繁にデバイスを買い替えるわけではないので、新しくスマホを換えるような時になって急にこうした問題に気付くよりも、今のうちからDropboxから別のサービスへの移行を考えておくことが大切になってくると思います。それにしても、無料で使って対価を払わないユーザー撃退(^^;)には、こんな方法があるんだとある意味感心した今回の体験でした。


Amazonデバイスの初期設定はネットで調べる方が良い?

注文していたKindleとFireタブレットが同時に届いたので、2台まとめてセッティングをしようとしたら、どちらの端末も何か普通のタブレットとは勝手が違うような感じでした。この辺は全く予備知識がない人が使おうとした場合、設定自体ができないので不良品だと考えて返品してしまったり、日本語化できていない海外版だったのか? という風に思ってしまいがちです。この辺の説明についてはAmazonは本来しっかりしなくてはいけないと思うのですが、これだととにかく安いからとブックリーダーやタブレットを購入した人の中には、使えない端末との評価を下してしまう可能性もありますので、ここで私がどんな形で設定がストップしたりうまくいかない事があったのかということを紹介させていただこうかと思います。

まず、私が購入したKindleは防水機能を持つKindle Paperwhiteだったのですが、安いWi-Fi広告付きのものを購入しました。電源を入れたら半分くらいは充電されていたのでそのまま設定しようとしましたが、自宅のWi-Fiアクセスポイントを登録し、その次に既存のAmazonアカウントでKindleを登録しようとしたら、何回やっても既存のAmazonアカウントでログインできなかったのです。

既存のAmazonアカウントでプライム会員になっている関係上、何回やっても登録できないというのは致命的なので、この状態で届いたKindle Paperwhiteを不良品だと思って返品してしまうケースや、評価を下げてネットに書くような人も出てくるのではないかと思います。

私の場合は、その時点で不良品だという可能性はあったものの、ネットで調べれば自分と同じ思いをしてそのハードルを乗り越えてきた方がいれば、その先人のやり方を真似ればいいということも言えるので、調べてみたところ登録画面の無限ループにハマっている人がたくさんいることがわかりました。

結論から言うと、何が問題だったかと言うとAmazonのアカウントを乗っ取られないように設定していた「二段階認証」を設定しているとうまく登録できないという場合があるということがわかったのでした。このループを破るには、一旦「二段階認証」を無効にし、KindleでAmazonアカウントを登録してから改めてまた「二段階認証」の設定を行なうようにすればいいということでした。何か釈然としない想いが残りますが、実際にやってみたら普通に登録できたのでここはめんどくさい事を我慢して設定を完了しました。その後は普通に使えるようになっていますので、今後は電子本の利用や、自炊した本を電子本化して楽しみたいと思っています。

同時に受け取ったFireタブレット7インチの方はWi-FiおよびAmazonアカウントの設定も問題なく通り、OSのアップデートを自動的にするなど時間はかかるものの確実に設定ができていきましたが、一つ困ったのはKindleのように最初に「利用言語」を選ぶことができず、説明書きなどが全て英語で進んで行ってしまったことです。結局、全ての設定が終わってから本体の設定画面に言語選択の項目があったのでメニューや説明が日本語になるように直しましたが、この点については単純に英語圏の製品バッケージのまま送っているのか? という疑問が起きてしまいます。この日本語メニューの出し方についてもネットで調べると詳しく解説している方がいますので、私と同じように困ってしまった方はそうしたサイトで先人の方々が提供してくれた情報を活用してみて下さい。

基本的にはどちらの端末も安く購入できたので無事に使えるようになった今は満足ですが、Fireタブレットでぜひ試したかったモバイルルーターとのUSBテザリングについては、Fireタブレットにはホスト機能があるようで、100円ショップで購入したホストケーブルを使ってモバイルルーターとUSB接続を行なったところ、問題なくWi-Fiを切ってもモバイルルーターの通信をFireタブレットで利用することができました。USBテザリングは有線なのでWi-FiおよびBluetoothの無線テザリングと比べて安定した通信ができるので、外出先でFireタブレットをAlexa化したいような場合には細かいことを考えなくても良さそうですし、今後は本格的に旅行の時に使えるタブレットになりそうな感じがします。

詳しい使用レポートについては改めて使いながら気付いた事などを紹介したいですし、特にFireタブレットについてはAlexa化して使う場合にはスタンドやケースの追加購入をした方が特に外に持ち出した時に有利かと思うので、その点についても考えて旅行用のタブレットとして仕上げていこうと今は考えています。


ネットバンクとともに重要なネット配送サービス

昨日紹介したAmazonプライムセールで購入したお米は、Amazonの都合で家の近くのコンビニ受取りができず、自宅を受け取り場所にすることしかできなかったのですが、たまたま別々に注文した2つのお米をヤマト運輸でまとめて発送してくれることが、Amazonから来たメールで分かりました。

日本の大手宅配便の会社の中では、ヤマト運輸が「クロネコメンバーズ」に登録することによって、たとえそれが自宅宛の荷物であっても自宅へ向けて配達するための営業所に届く前だったら(もしかしたら営業所に到着しても、トラックに乗せられる前なら大丈夫かも知れませんが)配達前にネットによる配達日時の変更および、配達場所の変更ができます。他の業者では一旦自宅に荷物を持ってきて不在の場合に「不在票」が入った後なら、その不在票を使ってネット・電話で専用ロッカーや営業所に直に留め置いてもらうこともできるのですが、ヤマトではまだ配達される前のメールやLINEで連絡が入った段階から変更がネットで可能になるので、今回ヤマト運輸が配送を担当してくれてラッキーだと思いました。

メールには変更のためのURLのリンクが書かれていたので、早速そのサイトから「クロネコメンバーズ」のページにログインし、荷物の受け取り場所の変更の手続きをネット上から行おうとしたのですが、一昨日の状況はちょっと変でした。

まず、クロネコメンバーズにログインしようと思ってリンクをクリックしても、いっこうに画面が固まって進みません。「このサイトにアクセスできません」という表示になることが続き、さらにアクセスを繰り返していると、ブラウザは開いたもののヤマト運輸サイトの「メンテナンス中です」の文字が入ったページに変わってしまったりしました。

おかしいと思ってヤマト運輸ホームページの「お知らせ」や「ニュースリリース」にもアクセスしましたが、緊急メンテナンスは行なわれているとは書いてなく、何が原因で手続きが進んでいかないのかは全くわからない状態になってしまいました。

一つ気になったことは、メールとしては来たものの同時に登録しているLINEの方には同じようなメッセージが来るはずなのがメールから1時間以上経ってもまだ配信されてこないということでした。

個人的にはできるだけ早く手続きをしておきたいということがありました。翌日になった状態で営業所止めを依頼するよりも、夜中であっても前日のうちにネットでの受取場所変更を完了させる事で、当日の朝バタバタとしないで済むからです。これは営業所の方でも同じでしょう。前日のうちに依頼を入れた方が、当日配達するつもりで仕分けておいた荷物を探してまた戻すというのは手間をこちらが掛けてしまうことになります。

ただこうしたサービスサイトへのアクセスが滞って手続そのものができなくなるというのはネットバンキングができない並に困ってしまいました。その後、ちょっと時間を置いてからパソコンを使ってブラウザ上から手続きを行ない、もし「このサイトにアクセスできません」と表示されてもブラウザから内容の「再読み込み」をすることで何とか手続きを進めることができ、何回も失敗を繰り返しながらやり直したことで、なかなかスムーズに進まない中でも何とか配達先を近くの営業所にする手続きができました。ほっとすると同時に、これが自分の方のネットの状態が悪いのか、それともヤマト運輸の方に原因があるのかわからなかったのですが、同じ時間にネットで出ている口コミサイトを見たら、私と同じようにネット受付ができないと書いている人を見付け、まずは自分のところの環境に問題がなさそうな事がわかりほっとしました。

今回の原因は何かと考えた時、これはもしかしたら私と同じような時間にアマゾンのプライムセールを利用して物品を購入した人がAmazonから発送のメールが届いた後、しばらくしてヤマト運輸から荷物配送のメールが入ったタイミングが重なって、多くの人がヤマト運輸の「クロネコメンバーズ」にアクセスしたためネットでの受付が滞ったのかという風にも考えられそうな気がします。逆に考えるとそれだけAmazonプライムセールで購入した人が多かったのか? という事にもなるかも知れません。

過去には楽天銀行のサイトが連休明けにアクセス集中でほとんどネットバンキングが使えなくなった事がありましたが、もし今回のヤマト運輸のアクセス停滞の理由がAmazonプライムセールだったとしたら、来年には同じような事が起こらないような対策をお願いしたいところです。受け取り時間や受け取り場所を事前に変えられるシステムはユーザーからしたら大変便利なのですが、同じタイミングでメールを送るとそれに対するレスポンスが一気にウェブサービスに向かうようになると大変なので、地域や荷物の大きさによってメールを出すタイミングをずらすようにするとかの対策を考えることができるかも知れません。

他の事業者がヤマト運輸と同じようなサービスを行なわないのは、このようなユーザーの集中を避けるためなのか? と思ってしまいそうな今回のトラブルだったのですが、こうしたトラブルを生じさせる原因の一つは、私のようなせっかちなユーザーの何が何でもアクセスして手続きを完了させたいという気持ちが空回りすることもあるのかも知れませんので、その点は反省です。今後はそこまで手続きをすることを早くしようとは思わず、つながらなかった時は早起きして翌朝の営業時間前に手続きをするような方法も考えたいと思っています。


買いたいものがなくても得になる? ネットセール活用法

昨日のエントリーで紹介したように、今回のAmazonプライムセールでは久し振りに複数のハードを購入してしまいました。一年のうちでAmazonが力を入れるセールということで、セールでない通常期と比べて2台で1万円くらい安く購入できたのはラッキーでした。

ただ、いくら安いとは言っても使わないものを買っても意味ないですし、欲しいものであっても単なるお金の無駄遣いとなってしまうこともあります。せっかくのセールで、さらに今回のAmazonのセールはプライム会員のみのセールになっているので、年間4,000円かかる会費を回収できるような形で毎回利用できればと思います。

実は今回、ハード2台以外にも狙って購入したものがあります。それが我が家では年間を通して欠くことのできない主食のお米でした。今のご家庭では主食というとあまり馴染みがないかも知れませんが、どうしても時間がない時にはパンを買ってきてコーヒーで流し込んで出掛けるという朝食になるものの、時間があればちゃんとご飯を炊いて食べるということで、やはりお米は必需品になります。

お米の良さは何といっても食費としてのコストがかからないということに尽きます。毎日2合お米を炊き、残ったものは冷凍しておけば、だいたい2週間くらいは5キロのお米で食べることができます。1ヶ月にすると10キロ強といったところですが、購入は5キロのお米なので、月にお米にかける費用は5キロのお米が一袋で2,500円前後だとして月に5,000円あればあとはおかずの心配をするだけで済むことになります。

また、お米中心の食生活をしていると、何も準備をしていなくても急に災害が起きた場合の備蓄食料になります。キャンプでお米を炊いた経験があれば、カセットコンロと鍋でごはんを炊くのは簡単で、最悪調味料さえあればお腹を満たすことはできます。そんなわけで、もっと多くの人にお米を定期的に買って欲しいと思っているのですが、それはそれとしてAmazonセールの話に戻ります(^^;)。

今回のプライムセールでは複数の銘柄のお米もかなり値引きされたものがセール品として出てきました。私が購入したのはともに5キロで1,600円~1,700円くらいのものを2袋合計10キロ購入しましたので、それでだいたい3,300~3,400円くらいの出費になりましたが、普通にスーパーでお米を買うことを考えると送料も無料なため、少なくとも一ヶ月分のお米の価格としては1,000円以上安く購入できたということになります。

Amazonではたまにそうしたセールが行なわれているので、こうしたセールをまめに利用すれば、日々食べるお米をネット注文して食べているだけでもプライム会費分くらいは出てしまうように思います。この他にもいつも購入しているお気に入りの品で、買わない事は考えられないものがネットのセールで出ていれば、ネットから購入することでその差額がそのまま節約につながることになるわけです。

ただし、ネットで購入する場合は、つい無駄なものまでポチってしまって結局高く付くということも結構あることです。今回はあくまで主食のお米に絞ることで確実に普段購入している価格との差を生むように注文を続け、家計の助けにするというパターンを紹介しましたが、今回それとは別に購入したタブレットが本当に自分が使うものなのか? という事も考えてしまいます(^^)。もうしばらくしたらタブレットは到着すると思いますので、少なくとも買った金額分は使いこなせるようにしたいと思います。


Amazonプライムセールでつい注文したFire 7 タブレット

ネットのセールに便乗するつもりはそこまでないのですが(^^;)、今回様々なお買い得品の中で、そこまでお財布に負担を掛けず、さらに今までできなかった新しいモバイル形式での利用を考え、Amazon関連のアプリしか使えないことで元々安くなっているFireタブレットが安くなっていたので、その中でも割引率が高く、さらに3千円台という価格の「Fire 7 タブレット」をポチってしまいました。

Fireタブレットには今回購入した7インチタイプの他に、8インチと10インチのタイプが有るのですが、8インチは除外して7インチと10インチのタブレットで迷ったのですが、このFireタブレットを購入する場合には、あくまでこのタブレットはAmazonのサービスを使わせられるようにできているということを念頭に置かなければならないでしょう。

Fireタブレットに載っているOSは、iOSでもAndroid OSでもなく、Amazon独自のOSになります。当然、使えるアプリの数も限られています。Googleのサービスは専用アプリが使えないので、本体に搭載されている「Silk ブラウザ」からの利用になります。また、本体メニューにある「アプリストア」から外部アプリをインストールできますが、全く使えないということはないような感じではあります。アプリストアを見ていて見付けたアプリは、

「You Tube」「DAZN」「Abema TV」「Hulu」「Netflix」「GYAO!」「nicoid」「Facebook」「Spotify」「radiko」「らじる★らじる」「skype」「Instagram」「Twitter」「TikTok」「Dropbox」「One Drive」「Evernote」「Facebook Messenger」「乗換案内」

などです。もちろん、Amazonのphoto、Music、videoおよびKindle、さらにFire TVのリモコンとしても使えるようになるので、これらのアプリで十分だと思えは十分買いのモデルになります。

ただし、このタブレットにはGPS機能がありません。マップについてはWi-Fiに接続されている時にはだいたいの位置を表示することはできますが、モバイルルーターとセットしてカーナビの代わりにはなりませんのでご注意を。

私がなぜ7インチと10インチで迷ったかと言うと、この2種のタブレットはAIスピーカーのAlexa機能が使えるようになっており、タブレットに向かって「アレクサ」と話し掛けるとインターネットに繋がった状態なら本体スピーカーから様々な情報が流れてくる「ハンズフリーモード」に対応します。ただし7インチと10インチのタブレットのAlexa機能には違いがあり、10インチの方にはさらに本体画面を活用して常に様々な情報を画面に表示しておきスマートディスプレイとしても使える「Showモード」にも切り替えて使えるようになっています。さらにスピーカーも7インチではモノラルですが、10インチの方はステレオスピーカーを搭載しています。

大画面でさらに進化したスマートディスプレイ搭載のFire10にするか、小さくて持ち運びしやすく、普通のスマートスピーカーの機能を持ったタブレットのFire7にするかは意見が分かれることでしょうが、個人的には旅先に持っていくことを考えてみました。

私が最初に購入した普通のAmazon Echoには画面もなければ電池も入っていないので、過去のブログで紹介したこともある車内に持ち込んで声で操作するような事については、常に電源を確保して供給しないと難しいのですが、このFireタブレットならエンジンを切っても本体に内蔵された電池を使って使い続けることができます。また、Wi-Fiが使えるホテルに持ち込めば声の操作だけでアラームの設定や気に入った音楽、videoを見ることもできます。

今回は実はもう一つのAmazon端末、Kindleを合わせて購入してしまったため(^^;)、とにかく安く手に入るということと、旅行の際にはカバンの隅にでも押し込んで持って行けば邪魔にはならないので、7インチの方を購入しました。単体で動画サービスや音楽を楽しむなら、10インチタイプも安くて購入しかかったのですが、これはまた安く買える機会を待とうと思います。それまでは7インチのタブレットを昨日のブログで紹介したばかりのモバイルルーターやテザリングのできるタブレットとセットで使いながら、まずはその使い勝手を見てみたいと思っています。安く買うなら本日売り切れまでがチャンスですので、ある程度制限があってもいいと思って自宅や外でも使えるタブレットを探している方は、ひとつ検討してみる価値はあるのではないかと思います。


モバイルルーターを復活させてみました

モバイルインターネットの利用の変化に伴い、それまで使っていたモバイルルーターを使わずにスマホやタブレットのテザリングを使ってパソコンでのインターネットを使っていたのですが、ふと思うところあって手持ちのモバイルルーター「MR04L」を現役に復帰させてみました。

現在私が使っているメインのデータSIMは、スマホに入れているLINEモバイル(SoftBank回線)なのですが、データSIMはあと2枚持っていて、一枚はUQモバイル(au回線)の月3GBプランのSIMで、これをHuaweiの7インチタブレットに入れています。ちょっとしたスマホでのネットはほとんどがメールとLINE、そしておサイフケータイに利用するくらいなので、ネットを外で見る時にはタブレットを使うことが多いですし、スマホと比べても電池の心配をせず使い続けられるので、高速が必要なパソコンを使ったネットでの作業ではタブレットからのWi-Fiテザリングは重宝しています。

ただ、Wi-Fiによるテザリングは大容量のタブレットと言っても電池を食います。電池の持ちを良くするためにはある程度接続スピードを犠牲にしてもBluetoothテザリングで利用したかったところですが、私の使っているタブレットはBluetoothテザリングの親機になることができないのです。

今まではそれでも良いかと思っていたのですが、実は一枚ドコモ契約のロケットモバイルのSIMカードが余っていて、現在はもう一台のスマホに入れてはいるものの、なかなか利用する機会がなくなっている状態でした。それなら解約してもいいようにも考えましたが、日本全国どこでもモバイル通信を行なうためにはやはりドコモのデータ通信が低速であっても使える(ロケットモバイルの契約プランは最大200kbps固定のものです)事は大切だと考えます。そこで、ほぼ使わないスマホに入れるよりもSIMが2枚入り、Wi-FiでもBluetoothでもテザリングが可能なモバイルルーターのMR04Lを出してきたわけです。

MR04Lにはリモート起動と休止機能があり、スマホに入れたアプリからルーターをスリープ状態にしたり、スリープ解除の操作もできます。現在持っている端末の中で通話のために使っているガラホはWi-FiだけでなくBluetoothによるテザリングでもネット接続ができるので、今使っている通話専用のSIMでもモバイルルーター経由でネット接続できるようになります。スマホがあるのでほとんど用はないと言えばそれまでですが、おサイフケータイの機能をガラホで使うためにはやはり外でもネット接続が必要になるので、ほとんど使わないスマホを持つよりも活用できるのではないかと思います。上に載せた写真はBluetoothテザリングを使ってガラホからネット接続を行なっているところになります。

今回、モバイルルーターを復活させたもう一つの理由は、新しく購入しようと思っているさまざまなデバイスの存在があります。近々購入しようと思っている電子ブックリーダーのKindleはWi-Fi接続になりますがこのモバイルルータでも文字本だったら何とかダウンロード可能になるでしょうし、個人的にペアで使ってみたいと思うものに、第7世代の「iPod touch」があります。

過去には、気軽にiOSを利用できる第4世代あたりのiPod touchを使っていたことがあったのですが、コネクタの変更があったりiOSのアップデートができなくなったりで使わなくなってしまったのですが、最新のものだとメモリ32GBなら2万円くらいで買え、しばらくは最新のOSを楽しむことができるでしょう。最新のiPhoneを買うととても2万円では済まないので(^^;)、こういうやり方もあるかなと思ったりします。即時的にメールやメッセージを受け取るにはスマホでいいのですが、スリープ状態のモバイルルーターを起こすことはiPod touchにもできるので、音楽プレーヤーの代わりとして使ういながらネットを見るくらいの使い方ならうってつけではないかと思います。

また、7インチのタブレットより大きな10インチクラスのタブレットを増やすことを考えた場合、SIMを入れ替えて使えるようなLTE対応のものを選ぶより、価格の安いWi-Fi接続のタブレットを増やすならそれほどお金がかからずに済むというメリットもあるでしょう。もちろん、Bluetoothテザリングで問題なく親機として使えるSIMフリースマホを使えばモバイルルーターと同じことはできますが、スマホとして使いながら他の機器の通信もということになると負荷が増すわけですし、とりあえず今持っているものの再利用ができるならいいかなという感じです。

ちなみに、その際に気になるモバイルルーターの電池ですが、本体の設定で常に70%しか充電しないで電池の劣化を感じることはなく今も使えています。この辺も専用機を使うことのメリットだと言えるかも知れません。


MVNOの「スマホセール」はユーザーにとって良いのか

このまま行くと今年の10月には消費税率が10%に上がるということで、実は掛け込みのセールを狙って様々なものについて購入計画を立てているのですが、意外と安く買えないものの筆頭がスマートフォンだったりします。もちろん、今入っている自分の回線を違うキャリア系の回線に変えることで安く買えることもあるのですが、かなり前からMVNOの行なうスマホセールやキャンペーンでは、スマホを割引価格で購入するには(月額負担を安くして分割で購入する場合も含めます)必ず「音声SIM」の契約が必要で、さらに電話かけ放題のオプションなどを付けるとさらに安くなるという、まさに過去に大手キャリアが行なってきたような条件付きのものが全てになっているのです。これでは、使い慣れたSIMを持っていて、SIMの差し替えで使いたいような人は全く恩恵を受けられません。

私がまだ使っている端末の中には、とあるMVNOでデータ専用の月額千円以下の契約でも古くなった端末を処分価格で購入することができた時代に買ったものがありますが、さすがにこれ以上音声端末を増やすつもりはなく、音声通話のかけ放題はすでにドコモのガラケーで実現できているので、ニーズ的には全く合わなくなります。当然、安くスマホを購入する場合には様々な条件があり、契約即解約というようなやり方では様々な手数料を加味すると必ずしも安くならないような感じになってしまいます。

すでに大手キャリアでは実質0円ではスマホを購入できないような形になりつつありますが、こうした事はMVNOにも及んでくることが予想されるので、これから行なわれるキャンペーンやセールでは、乗り換え先のMVNOでしばらく利用することが前提なら悪くない条件だとは思うのですが、セールが終われば通常価格に戻ることになります。そうなるとほぼメーカーの出す定価に沿った金額を分割で購入することで毎月の通信費用の負担増を抑えるようなビジネスモデルが一般化することになると、回線の解約料金はなくなったとしても、端末を購入する事を契約時にセットで行なってしまうと、結局24回払いや36回払いを完了しないうちはなかなか回線を移ることが難しくなってしまう可能性もあります。

個人的には回線との紐づけで端末を買わせるのではなく、MVNOでは当然でキャリアでも普通にSIMだけの契約が普通になり、端末はメーカーが家電店に売りに出したSIMフリーのものを買うようになるべきだと思います。当然最新の「話題のスマホ」は下手をしたら一台10万円以上という高額なものになってしまうかも知れませんが、機能を思いっ切りしぼった廉価版スマホが出てきたり、さらにモデルチェンジして一般販売を終了した機種がアウトレット品として安く買えたり、さらに中古市場が活性化し、使い方によっては十分使える古いスマホが手軽に買えるようになることで選択肢が生まれると思うのです。

現在のSIMフリースマホの価格を見てみると、普通の機能を持つもので5万前後、ASUSやHuaweiの安くてもそこそこ機能があるスマホでも2万から3万円というくらいの価格設定になっています。当然、機能の充実ぶりを見れば3万円や2万円でも安いと私自身も思えますが、家族3人分とか5人分のスマホ代金を出さなければならないような場合の事を考えると2万円でもなかなか出せないという方もいるのではないでしょうか。

今の世の中ではますますスマホのアプリ使えることが前提になったサービスが増えていて、全くスマホがない生活というものが考えにくくなっているような所もあります。個人的には政府はなぜ「通信料」を下げろという事ばかり大手キャリアに勧告し、スマホ代金を安くするような指導をしないのか不思議に思います。競争が大切だというなら、極端な話全てのスマホをSIMフリーにして回線サービスだけで勝負させ、端末はあらゆる販売チャネルで競わせて型落ちを安く提供させたり中古市場を広げることで、車のようにお金がある人もない人も、その人が使えるスマホを自分の懐の範囲で十分買えるような環境になる方がいいように思います。今後には回線の契約とは関係なく学生のお小遣いで十分買えるようなSIMフリー端末の出現を期待します。


不安定な天候を前にしての心掛け

梅雨明けはまだ私の住んでいる場所では遠いと思える中で、7月の3連休が始まります。とりあえずこの連休には全く予定を入れていないのですが、これから梅雨明けになって酷暑が続くようなら、涼しい場所に旅をしたいと思いますね(^^)。

主に海外へ行く予定をされている方なら仕方ありませんが、国内の場合でもきちんと予約をしてから出掛けられる方が多いとは思いますが、特に今回の連休では九州から太平洋側の地域ではかなり強い雨が降るのではないかと言われています。晴れるつもりで予定を立てていなくても、予約をしたので予定通りに出掛ける旅というのは、もしこれからの梅雨明け直前の豪雨に遭ってしまったような場合はかなりまずいことになるかも知れません。

私が車中泊の旅を楽しんでいるのにはこうした理由もあります。事前の予約は一切せずに車で出掛けるというのは、目的地周辺で宿がどうしても見つからなかった場合どうするのかと心配される方もいるかも知れませんが、そんな時には仮眠を兼ねて車中泊をしながら移動を続けるつもりで出掛けていますし、そんな中でもしいい宿が当日に取れればまたそれも良しという感じです。

昔は当日になって宿を取るにも電話したり観光案内所に行って聞いてもらうなど、なかなか大変な事もありましたが、今ではスマホ一台あれば当日でも空きのあるホテルを予約し、そのままカーナビアプリを使って直行するなんてことも簡単にできるようになっているので、よほど泊まりたいという場所があるか、週末に人気のある観光地で泊まりたいと思わない限り、どこにも泊まるところがないということは、車の旅をする中ではまずないという感じにもなってきました。もし心配なら出発の前日にでも予約して出てくれば十分だと個人的には思います。

その代わり、出掛ける先が車で行けるような場所に限定されてしまう感じになってしまうところがあることも確かです。ちょっと日常とは違う場所に行きたい場合は、夜間走行をして車中での仮眠を取りながら目的地に向かうようにすれば、高速道路を利用することでそれなりに遠方までは行くことはできます。ただ、自分で運転して帰ってこなければならなくなるので大変にはなりますが、それでも車で出掛けられるうちはふらっと出掛けるような車での旅は続けていきたいと思っています。

車で出掛けることのメリットは、急な天候の変化が起こった場合は、目的地への到着を諦めて安全な場所に留まることも、その日のうちに自宅に戻るような選択もできるということがあると思います。天気予報は当然確認してから出ていくべきでしょうが、実際に現地に行かないとわからないような局地的な天候の変化もあると思いますので、基本的には高速道路や国道など幹線道路を走行しつつ、休憩をサービスエリアや道の駅で取る時に積極的に道路情報・通行止情報を入手し、移動には無理をしないようにするのがこの時期に出掛けられる場合のセオリーになると思います。

高速道路や新しく作られたバイパスの場合、海側ではなく山の中を多くのトンネルを通しながら開通させたような所も多くなっています。私の住む静岡県内では新しく通った新東名がほとんど山の中を通っている高速道路になります。静岡県内は南海トラフが動く大地震がいつ起こっても不思議ではないと言われている中で、津波の影響を受けない所を通って東京と名古屋の間を結ぶ幹線が一つ増えることは喜ばしいことです。ただ、雨の多い時期には思わぬ天候の変化によって山が崩れるなどの突発的な災害が起きる可能性は出てきます。もし災害によって通行止になってしまったら戻ることもできなくなって長い間立ち往生になってしまう危険性もあります。

もうすでに連休を使って出掛けられてしまった人もいるかも知れませんが、今回のように連日の雨が予想されている中では、あえて遠出を中止する勇気も必要になってきます。くれぐれも天気・道路に関する情報に気を配り、安全に帰ってくることを第一の目的にして出掛けるようにしましょう。


ドコモケータイの新プランの活用に向けて

ドコモの新しい折りたたみ型フィーチャーフォン(いわゆるガラケーのこと)「arrows F-03L」が2019年7月19日から発売になるそうです。私の現在使っているLTE対応のガラケー「SH-01J」と比較すると、ワンセグやおサイフケータイ付きで防水の全部入りは同じですが、LINEアプリは入っていないようです。

ただ、ガラケーに入っているLINEアプリには使用について使えない機能もあります。メインのIDで使うというにはどちらにしても厳しいので、今後の状況の変化もあるかも知れませんが、無理にSH-01Jにこだわることはないかと思いますが、今回そのニュースとともに新しくなったケータイプランについて調べてみると、こうした全部入りガラケーで使いたいと思う半面、どうしても残念な点があるので、今回はその事について紹介しがてら書いていこうと思います。

ちなみに、私が今「SH-01J」のSIMで利用しているプランは、「0570」から始まる番号では別料金になりますが、一般的な固定電話や携帯電話への通話が無制限に利用可能なカケホーダイプランにし、ネットに関してはSPモードを外して通話のみに使っています。料金は旧プランになりますが税抜価格で月額2,200円です。

新しい「ケータイプラン」に変わることで、今まではガラケーでネットを使うためには「通話プラン」+「SPモード利用料(300円)」+「データプラン」という形でプランを設計しなければなりませんでしたが、新しくなった「ケータイプラン」では、月額1,200円で30秒20円での通話と「SPモード」、「100MBまでの高速通信(それ以降は128kbpsに制限?)」のネットがセットになっています。

これが基本で、5分までの通話定額オプションを付けると追加が月額700円で合計1,900円(税抜価格)になり、さらにカケホーダイにしたい場合はオプション料は1,700円で合計2,900円(税抜価格)になります。
果たして新しいプランにする意味があるのか? ということですが私の場合はガラケーではネットをあえて使わない設定にしてあるので単純に料金は安く使えていますので、あえてそこをいじる必要はないように思えますが、現在カケホーダイの価格より月額700円多く払うメリットがあるのかどうかが問題になりますね。

新しいガラケー「arrows F-03L」や私の使っている「SH-01J」では、おサイフケータイ機能が付いているので、速度制限があってもおサイフケータイアプリが普通に動けば「通話」+「おサイフケータイ」という限定で使うというのも新プランではありという気もします。LINE電話ができるSH-01Jなら友だち同士の通話がほとんどなら5分定額か定額オプションを付けなくても何とか無料通話でやり過ごすということもできそうですが、普段使わなくても企業への問い合わせなどで時間を気にせず電話できるカケホーダイの使い勝手の良さは十分に感じているところなので、もう一押し新プランにするメリットが欲しいところです。

私はメイン回線をすでにLTEに変えてしまいましたが、まだFOMAのガラケーを使っている人はさらに古い「無料通話付き」プランを使っている方も少なくないのではないでしょうか。新プランには無料通話付きのプランがないので、月額980円(税抜)で最大3,000円分の無料通話を使えるような格安プランは実現できないのが辛いですね。そして、この無料通話料金というのは、通話だけでなく相手の電話番号に直接メールできるSMSの送信料としても使えるので、古くからSMSでコミュニケーションを取っている方は、追加料金なしで仲間うちでのコミュニケーションが取れる(さすがに一通3円の料金で月1,000円も使うには大変ですから(^^;))FOMA契約を変えたくないというのが本音ではないでしょうか。

そこで、今後に向けて注目したいのが先日書いたばかりですが現在大手キャリアのみが提供しているだけの「+メッセージ」という拡大SMSのようなサービスのガラケーへの実装化だったりします。

この「+メッセージ」はSMSと同じように相手の携帯電話番号に直接送れるメッセージアプリなのですがお互いにアプリを入れていればLINEのように添付ファイルや写真・動画も送れ、既読・未読の確認もできてグループでの利用も可能です。そして、このサービスの料金はパケット代で賄われ、初回認証後にはWi-Fiでの利用も可能です。ということは、ガラケーで「+メッセージ」アプリがプリインストールされるような機種が出てくれば、現在のSMSに依存するガラケー利用者を完全に取り込むことが可能になるのです。

電話を相手に掛けるというのは、相手の時間を奪うことにもなりLINEでのコミュニケーションが普通になった今では、電話するよりもLINEだけでやり取りする事の方が当り前になりつつあります。本当は「+メッセージ」アプリがMVNOに開放されてくれればいいのですが、それでもドコモに限らずガラケーで「+メッセージ」アプリが使えるようになれば、私自身としては今のガラケー契約を新プランにしていざという時に相手の電話番号に直接メールを送れるような環境を作っておくのもいいかなと思っています。

問題は、こうした「ガラケーを使い続けたい人」に対するかゆいところに手が届くような配慮をキャリアが本気になって考えくれるかということにあります。現在私が使っているSH-01Jなら、裏技でアプリをインストールすることも可能ですが、これはあくまでも利用保証外の使い方なので、ぜひ大手キャリアには考えてもらい、今回「arrows F-03L」にLINEアプリを入れなかったドコモにはなぜ「+メッセージ」アプリを入れてくれなかったのかと思いますね。