ドコモ3Gを2020年代半ばで終了の発表に触れて

現在、ドコモのガラホに入れているSIMはLTE通信のできるもので通話定額オプションを付けているので直接は関係ないのですが、ドコモの3G通信が今から7年後以降の2020年代半ばで終了する予定であるとの発表がありました。

「ドコモ」「3G」「停波」というキーワードだけでニュースを検知してしまうと、もはや古いガラケーはすぐに使えなくなるのでは? と勘違いする方もいるかも知れませんが、それは間違いです。2020年代半ばということは2025年前後ということでまだかなり時間があるので、冷静に考えることが必要です。かえってこの時点でスケジュールがわかれば、今後の対策もやりやすくなるといういい点もあります。

それと同時に最新の通信方式である5Gが2020年の東京オリンピックまでにサービスが開始されるということなので、2020年からの5年あまりは3G・4G・5Gの3つのサービスが共存することになります。世の中では新たな5Gについてどのくらいスピードが上がるかというような事に注目されて報じられてはいるものの、早さだけが全てではありません。車で全国をくまなく回るような人にとって気がかりなのは、現在のドコモの3G通信の中でも過去のアナログ携帯電話(mova)のエリアを引き継ぐ「FOMAプラスエリア」が3G終了後に4Gや5Gで使えるようになるかということが問題になってきます。

個人的には、現在ドコモの通話エリアは他のキャリアと比べて広くなっているので使っているようなところがあります。車に乗って移動中に通信をする場合、カーナビアプリを使うには人が住んでいないところでも道路が通っていれば通信エリアになっています。そんな場所でも常にネットが繋がってくれないと、エリア外で通信できずに地図の表示もできなくなったり、ストリーミングで音楽を楽しむことができなくなったりします。通話でもいつどこにいる時に電話がかかってくるかわかりませんので、普通の通話だけでなくLINE通話をする場合でもとにかく日本全国広いエリアでアンテナが立つことが求められます。

今回、2020年半ばというめやすの期間が提示されたので、ドコモの方では何より3Gの停波をする前に4Gや5Gの基地局だけで現在のFOMAプラスエリアもカバーするようにできるかどうかがいつ3G通信が停波されるかに関わってくることになるでしょう。自分としては現在のように通話とSMSだけでデータ通信をしない「ガラホ」の携末が今後も発売されてそうした機種を選んで通話中心の料金大系が残ればそれでいいですし、エリアについても現在のエリアを減らすことなく新たな通信サービスでも使えるならそれでいいのですが、そんなに予定通りには行かないのではないかな? と思っているので、まだしばらくは昔のガラケーがゴミになることはなく、使っているガラケーが先に壊れてしまう可能性の方が高いのではないかとも思っています。

ちなみに、他のキャリアに目を向けるとauでは早めに3Gの停波が行なわれると言われていますし、ソフトバンクもそこまで長く3Gを引っぱらないと思いますので、恐らくドコモの3Gが一番長くサービスを続けると個人的には読んでいます。3Gが停波されなければドコモの昔のガラケーも停波まで使い続けられるということですから、今回のニュースで早合点してドコモのFOMAガラケーの価格破壊が起こったとしたら、いざという時に通話をするためのグッズとしてガラケーを中古で買っておくのもいいと思います。

それこそ過去には様々な個性的なガラケーがあり、今でも便利に使えるものも多く、中古のガラケーの世界というのは意外と奥が深いものです。ちなみに、私はガラケー自体に画面を投影できるプロジェクター機能が付いているガラケーをカバンに入れていて、停電時にはワンセグの放送を投影して大画面テレビにシーツを被せれば同じ画面の大きさでテレビ放送を見られるようにしています(^^)。こんなことは最新のスマホでもできない芸当なので、3G停波までは使おうかと考えているところです。


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寸又峡バスの通年通行の行方

静岡県における観光にとって重要な交通機関が2ヶ所も廃止される危機が起こりました。過去にこのブログで書きましたが、一つは清水港と伊豆の土肥港とを結ぶ「駿河湾フェリー」でしたが、こちらは静岡県が入って運行が継続されるように決定されました。

今後は黒字化を目指して様々な改善案を出していますが、その中で一つ挙げられている案として、フェリー乗り場を今のところから清水駅から歩いても行けるような場所に移動するというのがあります。現在、清水駅の東口正面に清水港であがったマグロを中心にした魚を売る「河岸の市」とそこに隣接する食堂街があるので、そのそばにフェリー乗り場を設置することができれば、相乗効果で清水も盛り上がるのではないかという話があります。乗り場の移転というのはすぐにできるというわけではないのですが、フェリーの乗客を増やして黒字化するためにはやはり最寄りの駅からのアクセスの改善が一番だと思うので、今後の情報に期待したいところです。

もう一つの危機は、大井川鉄道の終点千頭から寸又峡温泉をつなぐ大井川鉄道が運営する路線ばすが今年度いっぱいで通年の営業を終了するというニュースが流れたというものです。何せ大井川鉄道という会社自体が経営基盤が弱いもので、今まで使っていたバスを買い替えることが難しく、その赤字を負担してまで路線バスを維持することは難しいということはわかるので、このまま年間を通しての運行でなく季節運行になることもしょうがないのかなと思っていたのですが、この件について新たなニュースが報じられました。

結論から言うと、寸又峡のある川根本町が来年4月から試験的に町営バスとして運行を続けることを発表したのです。乗客の増える観光シーズンには大井川鉄道が出す季節運行バスと合わせて本数が増えることになり、観光客の増加に対応するようになるということです。

新聞発表によると、2019年4月からの町営バスは毎日5往復くらいの運行をする予定だということです。大井川鉄道が夏やゴールデンウィークに運行する季節便は一日3往復くらいで、シーズンは一日8往復くらいになる予定なのだそうです。気になる運賃は現在の運賃に準ずる価格になり、さらに川根本町の町民には運賃の補助を町が行なうことで、町民のメリットも提供していく計画のようです。

というわけで、来年度になっても今年と同じように通年バスが走るということで、安心された方も少なくないと思いますが、ただ駿河湾フェリーと同じように抜本的な黒字化を目指す取り組みをやっていかないと試験運行だけで終わってしまう可能性も0ではないというところもあるでしょう。そうは言っても自動車で直接寸又峡に行くとバスを使わないということにもなってしまうので、その辺もいろいろ考えなければなりません。

千頭から寸又峡への道というのはとにかく道が狭いので、運転に自信が無い場合はバスを使った方が安心というところもある路線です(今回の路線廃止の直接の原因となったのも、寸又峡温泉への狭い道を通ることができる特注のバスの代替問題でもあるわけですので)。必要であれば途中で車をどこかに駐車して鉄道やバスと組み合わせて寸又峡の温泉や夢の吊り橋を十分に楽しむというのも面白いでしょう。また、寸又峡温泉にはホテルだけでなくリーズナブルに利用できる民宿も多くありますので、県内からいらっしゃる方はまずは安心していただきたいですし、大井川鉄道イコールSLやきかんしゃトーマス号だけでなく、鉄道沿いの「川根温泉」や、寸又峡温泉、ミニ列車で接続している接阻峡温泉など山のいで湯もたくさんありますので、ぜひ泊まりでお越しいただきたいです。


今さらながら「Clova Friends Dock」を導入してみて

このブログで色々紹介してきましたAIスピーカーについてですが、Amazonからはモニターが付いて動画も見られるものが出てきたものの、別にそこまで必要なのかな? という気持ちの方が強かったので、現在は様子見をしている状態です。もちろん単体でテレビ電話ができたりネット動画が見られたりするのは面白いとは思うものの、現状ではAmazon・Google・LINEの各スピーカーを持ち、大きな変更なく状況に応じて各種AIスピーカーを使ってきたのですが、今回はある目的のために本体ではなく周辺機器のみを購入しました。

それが、表題の「Clova Friends Dock」というLINEが出しているClova Friendsシリーズを上に載せて使うことのできる赤外線リモコンユニットです。AmazonやGoogleの出しているAIスピーカー単体でも最新の家電をコントロールすることはできるのですが、家電の買い替えが必要になります。そうではなく今ある家電で使えるようにするため、現在は赤外線のマルチリモコンユニットをセットで使うことでてっとり早く今あるリモコンを使った家電をコントロールできるので、その方法が主流のように感じます。このLINEのClova Friends Dockは、今のところはテレビ・照明・エアコンに限って声だけでコントロールすることができる製品になっています。

ただし、そこで問題になるのが一体どのメーカーのどの製品が対応しているのかということになるのですが、LINEのホームページにある家電メーカー別の対応表を見たところ、普通に日本国内で売られている製品でほとんどリモコンの代わりとして使えるということがわかったので、いつ買おうかと思いつつようやく思い切って購入してしまいました。なぜ今かというと一応これには一つの理由があります。

というのも、11月になり季節的に今までは朝起きてもかなり気温が高くてすぐに起きられたのが、最近では朝夕かなり冷え込むようになってきまして、特に朝起きる時になかなか布団から出られない状況も増えてきます。また、最近は寝床に入ったものの部屋を暗くしているとどこにリモコンがあるかわからずにいちいち起きて電気を付けてリモコンを操作してテレビを消してからまた明かりを消して寝るということを繰り返していたので、これが寝たまま声だけでテレビと照明をコントロールすることができればと、かなり横着な魂胆で購入への道を進んでしまったということになります(^^;)。

価格も税抜3,500円とそれほど高くなく、本当は店頭で買う気満々だったのですが在庫がなかったのでネットでの注文になりましたが注文翌日には自宅に届きましてまずは本当にうまく自宅にある家電がコントロールできるのか試してみました。

ドック本体は本当にClova Friendsのサイズにぴったりで、Clova Friendsの場合には写真のように底面に充電用の端子があるのでそのままドックに載せれば本体への電源供給が行なわれるクレードルとなります。小さいサイズのClova Friends miniには底面に充電用端子がないため、ドックの底にあるケーブルをつなぐ必要があるのでClova Friendsほどとり回しは良くありませんので、できればClova Friendsとのセットで揃えた方がいいような気がします。

今回試したのはテレビと照明ですが、テレビは日立のWooo、照明はアイリスオーヤマの型番も分からないLED照明というかなり厳し目な感じではありますが、テレビについては事前に利用している型番からリモコンとして使えることがわかっていたので型番検索をアプリで行なって登録すると実に簡単に声で操作できるようになりました。また、照明ですがとにかく照明自体の型番がわからないのでもう一つの登録の仕方である「リモコンの型番」についても同じものがなかったので、最後の望みをかけて「テスト」から登録してみました。これは、スマホアプリの画面に照明を消した状態でリモコンのONボタンを押すと、使えるリモコンのパターンのところでスマホのボタンを押したところで電気が付くというものです。私の場合は4回くらい別のパターンを試したところうまく点灯させることができました。

照明は入/切と常夜灯の点灯がキーワードをClova Friendsに向かって話すと、応答した後に操作が行なわれます。テレビは入/切と地上波/BSとの切り替えやボリュームの上げ下げ、ミュート、チャンネル変え(チャンネル番号を告げると変わる)までできました。個人的にはここまでできなくても基本的に入/切だけでも良かったのですが、できることが多いことは良いことです。エアコンは今回試しませんでしたが、入/切の他に暖房/冷房の切り替え、温度の上げ下げなどが声だけでできるようです。ワンルームで全ての家電が揃っている場合は、タイマーを使わなくてもエアコンを付けて部屋を暖めてから起き出すようなこともできるので、特に冬には使う頻度が増えるのではないかと思っています。

今回紹介した機能は、実際には実にありふれた技術で構成されており、新しいものは何もありません。通信方法としてもスマホでのデータ移動には現在Bluetoothが主流になり、逆に赤外線通信を今だに使っているものの方が珍しいくらいです。しかし、最新の家電に限って言えば、現実にコストの面でなかなか今までの「赤外線リモコン」というものを新たなものに置き換えることは難しく、現在使われているものをコントロールするためにはAIスピーカーで操作できる赤外線リモコンを使うのが一番てっとり早いわけです。

さらに、「Clova Friends Dock」は「テレビ」「照明」「リモコン」と限られた家電にのみ対応しているので価格も安く、専用品のためスマートに設置できます。日常的に利用することを考えると、使える家電もこのくらいに限定してもらった方が混乱を生まずに済みます。何しろ、体験してみて寝ながらテレビと照明、エアコンの動作を制御できれば寝室内ではほとんど寝床から動かなくても良くなるわけですから。

さらにClova FriendsにはLINE電話を発信したり待ち受けできる機能も付いているので、受話機を取らずにスピーカーを通じて話せる電話やインターホンの代わりに使うこともできます。電話はスマホがありますが、電話代がかかります。基本家族や友人とのコミュニケーションだけだったら電話代のかからない(ネット接続料のみで使えます)LINE電話だけで済んでしまう場合がほとんどでしょうし、LINE電話にはまず迷惑電話が入ってくる恐れはありません。こうした技術を使いこなすことによって便利になるだけでなく通信費の節約という点でも期待できるでしょう。

個人的にはこういうことができるのが未来なのではないかなと思ったりします。古いものには古いものの良さはあるのですが、その古いものを使ったままで、コントロールする部分をリモコンから「声」に置き換えることで、今まではできなかったことができるようになるというのは、画期的な事だと自分が思ってもそれはほんの少しの工夫によって成し遂げることができるのではないかと思わせてくれるものでもあります。今後のAIスピーカーの進化もそんな感じで進んで行って欲しいですね。


旅行用のモバイル製品としての「液体ミルク」についてのお話

災害や旅行に持っていくと役に立つというのはこのブログでは主にスマホやタブレットのようなモバイル電子機器についての話をするのが主でしたが、人には様々な状況の変化があるもので、一人で動くのか家族単位で動くのか、その家族の中に小さなお子さんがいるかどうかで用意しておくものは当然変わってきます。

今回紹介したいグッズはこのブログではそこまで馴染みがなく、さらに男性の生活の中では全く思いも付かないものですが、生まれたばかりで授乳が必要になるお子さんがいるご家庭には絶対必要になる「ミルク」についての話です。

今までの日本で赤ちゃんの食事であるミルクを用意するには、お母さんの母乳を飲ませるか、粉ミルクを使うしかありませんでした。旅行先や災害時の授乳ということを考えると、母乳にしても粉ミルクにしてもあげるタイミングが問題になるでしょう。昔は人前でも母乳を与えていたお母さんはいましたが、今はさすがにそんな風には行きません。また粉ミルクの場合も高速道路のサービスエリアに行けばお湯が手に入ったりすることもありますが、そうでない場合は事前に保温のできるボトルでお湯を用意し、殺菌した哺乳瓶に粉ミルクとお湯を入れ、赤ちゃんが普通に飲めるように人肌の温度まで冷ます必要があり結構な手間がかかるとともに、荷物としても結構な量になります。

今の日本ではそうした準備をしっかりした上で赤ちゃんの授乳を外でもする必要があるので、小さい子を連れた旅は大変ですし、さらに災害が起こりお湯はおろか水さえ手に入りにくい状況になったら果たしてどうやって赤ちゃんにミルクを飲ませるのかということを考えると絶望的な状況になることも出てきます。

そんな中、この日本でも今年の8月8日から母乳・粉ミルクに加えて第三のミルクと言われる「液体ミルク」の製造と販売が認可されることになりました。まだ日本メーカーから製品の発売はされていませんが、もしこの液体ミルクが普通にどこでも買え、粉ミルクと同じように普及してくれば、特に旅先や災害時の授乳について大きく状況が変わる可能性があります。育児に手慣れたお母さんお父さんがいなくても、誰でも赤ちゃんに簡単にミルクを与えることができるようになるのがこの液体ミルクだということで、今後に注目が集まっています。

海外ではすでに利用されている液体ミルクは、高温で長時間殺菌が行なわれているため、普通の牛乳に比べて色が濃いのが特徴で、半年から一年くらいまでは未開封の状態で常温保存でも赤ちゃんに飲ませても大丈夫なくらいの安全性がクリアされています。この液体ミルクが画期的なのが、一本200mlくらいのボトルに直接吸口が付けられるようになっていて、すでに液体のミルクとして完成された品なので、改めて人肌まで暖めなくても(粉ミルクの場合は水では溶けにくいのでお湯が必要になるため)そのまま常温で赤ちゃんに与えることができるということです。

ボトルはプラスチックの他に紙容器もあるので、昨今のプラスチック規制についても問題はないでしょう。吸口は使い捨てになるのか洗って使えるものになるのかはわかりませんが、どちらにしても販売されるようになれば粉ミルクよりは割高になることは確かですが、一食分使い切りで飲み残しはそのままにしない(時間を置くことで雑菌が増える可能性があるため)という事と本体に刻印された賞味期限をを守って与えれば、赤ちゃんがお腹が空いたサインを出した時にすぐ与えられ、持ち出すのも液体ミルク本体と吸口だけを持って出ればいいので、事前の用意もかなり楽になります。もし全国のコンビニで販売されるようになれば、つい持ってくるのを忘れてしまったり、用意した本数が足りなくなっても何とかなるというのが心強いところです。

これが地震や大雨で長期間の断水が起きている中での事を考えると、粉ミルクよりも液体ミルクの方が災害時には有利です。賞味期限の関係もあるので一定数を揃えておいて粉ミルクと併用しながら一本消費したら一本買い足すというような備蓄の方法ができれば、旅行時にも災害時にも役に立つでしょう。

まだ日本のメーカーでは実際に商品を製造・販売するのかというところで考えるところがあるようですが、これだけ現在の日本政府が子育て応援の施策を進めていて、男性の育児参加についても推進すべき状況の中で、用意もなくすぐに与えられる液体ミルクが一般的になればお子さんが小さくても家族での外出がしやすくなります。すでに認可が出ているということもあるので、今後の日本国内での展開を期待したいところです。


年に一回「暴動」が日本で起きるようになると

テレビのニュースでは過去にはいわゆる「面白ニュース」的な扱いになっていると思われた東京渋谷のセンター街における「ハロウィン」においての騒ぎは近年になって規模が大きくなるとともに、今後の展望として大きな問題をはらんでいるのではないかと個人的には思っています。かつて、日本にサッカーのワールドカップがやってきた2002年、海外から試合の結果とは関係なく暴力を伴って騒ぐ特定の人物をマークして日本に入国させない「フーリガン対策」を行なった時、さすがに日本ではそんな事をする人は出ないだろうと思ったのですが、現在の状況を見るとハロウィンをはじめ大きなスポーツの国際試合の後などで渋谷を始めとする場所に繰り出して騒動を起こしたりして問題になることがごく普通になった感じがあります。

それでも今までは、十数年振りにプロ野球で日本一になったプロ野球チームの地元などで暴動まがいの盛り上がりが起こるようなことはあっても、恒例化するところまでは発展しなかったように思います。久しぶりの「おらがチーム」の優勝が暴動にまで発展するのは、過去に長く辛酸を嘗めた時期が続き、そうした時から溜め込んだエネルギーが爆発するような事があったように思います。もちろんそうした暴動も許されるものではありませんが、被害を受けた側も盛り上がっていれば不問にされるような認識もあったと考えられます。それが、一体何に対して感情が爆発するのかわからず、今までの日本での常識が揺らぐほどの暴動になってしまったのが、近年の騒ぎもそうですが今年のハロウィンを控えた週末の渋谷での出来事だったと思います。

今回の渋谷では軽トラックの荷台に乗り込んで盛り上がっている群衆がいたので運転手が車から降りて警察へ連絡をしたところ、実際に荷台に乗っていたのか周りにいただけの人なのかはわかりませんが軽トラックを横転させ、その上に乗って騒いでいた人が出たという事らしいですが、その時の事を撮影した動画を見ても誰が首謀者なのか、そもそも首謀者がいて起こされた行為だったのかもわかりません。この辺は群集心理の恐ろしさという風にも言えそうですが、これから毎年このような騒ぎが発生するのではないかと思うと、喧嘩や痴漢行為も頻発しているということですので、参加する人も付近まで出掛ける予定のある人も、十分な対策を取る必要があります。

個人的に気になったのが軽トラのその後なのですが、かなり酷いダメージを受けた軽自動車は自動車保険に十分入っていたとしても車両保険の中の保険金が支払われない場合の「戦争、内乱、暴動などの異常な事態によって生じた損害」に抵触する可能性があります。さらに上で説明した通り、誰が首謀者で誰が実行犯か特定しにくい状況の中では、自車の損害を弁償させることも極めて難しくなると考えられます。

軽トラは仕事がらみで現地へ入ったのかハロウィン目的で入ったのかはわかりませんが、今後は歩行者が入り乱れてどんなきっかけで暴動に発展するかわからないような場所へは車で乗り付けない注意が必要になってくるのではないかと思います。車で旅行中に今回のようなハロウィンではなくても人がとにかく集まっていて殺気立っている所があったら、早いうちにその場から立ち去るか、どうしても何が起きているか確かめたいと思っても、車が被害を受けないようなある程度離れた場所に車を停めてから様子を見に行くようにするのが今後の事を考えると無難なのではないかと思います。

それにしても、日本の風習にはなかったお祭りを利用して大いに仲間うちで盛り上がろうとするのは日本独自の面白さでもあったと個人的には思っているのですが、それが暴動にまで発展してしまうというのは、今の日本が相当なストレスを抱え込んだ社会になってしまったのではないかということを考えさせられます。

今後こうした流れをそのままにしておくと、恐らく2年後の東京オリンピック時の東京は更に凄いことになるかも知れません。ただ恐らくオリンピック時だけは日本の警察が威信をかけて抑え込むでしょうが、そうなったらそうなったで、正面から機動隊と喧嘩することを目的にした一部の集団がまぎれ込んでしまうなどの最悪のケースも考えられるだけに、オリンピック開催中の夜の東京では人の集まるところには立ち寄らないようにするなども配慮が必要な状況になってきたのではないかと思っています。


郵便局の「はこぽす」を使ってみました

先日注文した荷物を自宅で受け取りそびれてしまい、気付いたら自宅のポストに不在票が入ってしまっていました。ヤマト運輸では近所の営業所に到着する前に、ネット上から営業所受け取りに変更することが可能であるのですが、郵便局の場合は一度配達に来てもらって不在票を受け取らないと、再配達なり郵便局に取りに行くということもできないのですが、最近では働き方改革の影響もあって今までは24時間開いていた大きな郵便局の「ゆうゆう窓口」が深夜は閉じられてしまうことが多くなりました。

その代わりということでもないでしょうが、郵便局が初めたのが大きな郵便局などに置かれた宅配便受取りや出荷のために設置された荷物受取ロッカー「はこぽす」です。利用するにはまず、日本郵政のホームページから自分のメールアドレスを登録して「ゆうびんID」を取得し、「My Post」というサービスを使えるようにしておく必要があります。その上で改めて「はこぽす」の利用を申請します。早ければ翌日までには自分で使える専用のウェブサイトのURLを「My Post」のメッセージとして知らせてくれます。

実際には自宅に不在票が届いたら案内を受けた専用のウェブサイトへアクセスし、そこに不在票にある「お問い合わせ番号」を入力すると、はこぽす利用のための申し込みが完了します。ただし、100サイズ(長さ54cm・幅41cm・厚さ24cm以下)の荷物でないとロッカーに入らないので利用できません。また、受取時に金銭の支払いの発生する荷物では利用できません。そのような理由ではこぽすが利用できない場合は、改めて登録したメールアドレスに連絡が入るそうです。

ちなみに、こちらで受け取るはずの荷物は小さい60サイズのものだったので、まず大丈夫だと思って登録を済ませて連絡を待ちました。恐らくここからは局内での作業になるため、いくら急いでいてもロッカーに入れてくれなければ受け取りはできないので、自分の荷物がロッカーに入った時に来るメールを待たなくてはいけません。ただ、窓口との受け取りと違って、窓口が開いている時間に関係なく荷物を受け取ることができるのは大きな魅力ではないでしょうか。

私の場合は午後7時前にはこぽす利用をウェブ上から申請し、受け取り可能というメールが来たのが翌日の午前8時でした。ということは、今回の場合は深夜に受け取ることははこぽすを使っても不可能であったということになります。ただ、入庫日から一週間は荷物ははこぽすの中に入っていていつでも取り出せますので、仕事などの都合でどうしてもゆうゆう窓口の閉まる時間でないと荷物を取りに行けないというような人にとっては局の夜間窓口が閉まっていても荷物を受け取れるメリットはあると思います。

まだ「はこぽす」を見たことのない方のために、どんなものかということで写真を撮ってきました。鍵のないロッカーに、操作用のタッチディスプレイがセットされています。受け取る場合には不在票は必要なく、日本郵便から送られてきたメールに記載されている「パスワード」と「お問い合わせ番号」を入力する必要があります。まずはパスワードから要求されるので入力するのですが、夜はともかく朝から昼には日光に反射してかなり液晶画面が見にくくなってしまって、手で影を作りながらパスワードと引き続き問い合わせ番号を入力しました。この組み合わせが間違いなければ、ロッカーのどこに自分の荷物が入っているかが画面に表示された後に自動的にロッカーの扉が開きます。

送られてきた荷物は60サイズだと表示されていたのですが、中が開いたらメール便のような封筒でした(^^;)。ただ、このサイズに入らない荷物だとはこぽすを利用できないということで、今回は無事に受け取りができました。捺印や免許証の提示も必要ないので、そうした本人確認がめんどくさいという方も、はこぽすでの受け取りを利用されるメリットは有ると思います。

ただ、はこぽす自体の数が限られているため、もし全てのロッカーが埋まってしまっていた場合は、開きが出るまで時間がかかるようでは困る場合もあるでしょう。できるだけ早く荷物を受け取りたい場合、もしはこぽすの荷物が埋まっている場合には受け取れない可能性が高いので、どうしても窓口が閉まっている時間しか受け取れないということがないようなら、電話で荷物の局からの持ち出しを止めてもらい、郵便局の窓口に直接取りに行く方が早く荷物が手に入るということもあります。その点は十分考えた上ではこぽすを利用されるのがいいでしょう。

今回はこぽすを使ってみて、全てネット上で完結してしまったので、電話を掛けたくなかったり、どうしても深夜にしか受け取りに行けないとか、さらに窓口で取け取ろうとするといつも人が並んでいて待たされるのがいやだというような方には便利に使えると思います。まずは日本郵便のホームページからメールアドレスを登録して、いざという時の荷物受け取りの手段として用意しておくのもいいかも知れません。


日本のプロ野球は引き分けをなくせるか?

昨日はお昼前からMLBのワールドシリーズを見出してしまって、結局どこへも出掛けられないで終わってしまいました。今回対戦したロサンゼルス・ドジャースとボストン・レッドソックスとの対戦はまだあのベーブ・ルースがレッドソックスにいて投手として投げていた時代とのこと。それまでのワールドシリーズの記録であった延長14回をルースが投げ抜いたという記録を残している時の1916年以来で、秋田県代表が決勝戦まで進んだ第一回の全国中等学校野球優勝大会(後の甲子園)よりさらに長い102年振りのマッチメイクだそうです。改めてメジャーリーグの歴史の長さを感じるわけですが、その頃から現在まで変わらないのが「引き分けなしの延長無制限」というルールです。

昨日のワールドシリーズは終盤にドジャースの前田健太投手が登板したこともあって、見ている方も相当興奮したのですが、本当にいつ終わるのかわからない試合というのがあって、固唾をのんで試合を見続けていました。恐らくこんな試合があるからこそ、メジャーリーグでは様々な伝説が後世に残るものだとしみじみと思うところでもあります。掛け値なしに昨日の試合は今後伝説になるレベルの試合だったと思いますし、現地で観戦していた観客もほとんど帰らずに勝負の行方を最後まで見守っていたというのもすごいと思いました。

日本にやってくるメジャーリーグの選手が日本のプロ野球に感じる違和感の一つに、日本のプロ野球独自の「引き分け」制度があると言われています。もちろん、引き分け制度を作ったのにはそれなりの理由があり、駐車場のない日本の球場では電車が終わってしまうと観客が帰れなくなることが大きいでしょうが、かつてはテレビ中継のゴールデンタイムにプロ野球中継があり、無制限延長になってしまうとその後に予定されている番組の編成がガタガタになってしまうということもあったのではないかと思われます。

ただ最近はプロ野球中継はBSやネット配信にシフトしてきているので、必ずしも地上波のテレビ番組に影響を与えることは少なくなっています。今後地上波のテレビとは無関係に野球が好きな人が見るようなプログラムに変化して行くならば、少なくとも延々と続く延長線を流し続けることも可能になってくるのではないかと思うのです。

また、今回のような延長戦というのはかなりのレアケースであるわけで、いくら延長戦が無制限だとしてもその前に選手を出し過ぎたチームはそこまで粘れるだけの力は残していることというのは考えずらく、今回のような延長戦は年に一度あるかないかで、せいぜい現行の12回から少し伸びるくらいのものでしょう。そんな中で昨日の試合のような延長18回なんて試合をやっているというのがわかれば、かえって全国のプロ野球ファンは注目してその試合を中継しているBSやネット配信で見る人も増えるのではないでしょうか。

高校野球の全国大会ではタイブレークが採用されるようになりましたが、これは単純にトーナメント試合で一人の投手が延長が続くと延々投げ続けなければならない理不尽が今までまかり通ってきたための救済措置です。また、野球の世界大会でのタイブレークは高校野球とは少々意味あいが違って、短期間の日程で決勝までの試合を終わらせなければならないので、日程消化のためのタイブレークという手段に過ぎません。

プロ野球というのは日本の野球の最高レベルの戦いであるだけに、長期にわたるリーグ戦で引き分けがあると、リーグ戦の勝ち数が少ないチームが一位になる可能性も出てきます。日本シリーズ出場を決めるクライマックスシリーズを失くした方がいいという意見もありますが、リーグ戦で一番強いチームを決めるのならば、現在の野球中継を見る方法が変わってきた今を狙って引き分けなしの勝ち数だけで順位を決めるという単純な方法に戻してもいいのではないかと思うのですが。


あらゆる機器に対応するアダプタを常備

現在使っているモバイル機器の充電に使うケーブル端子はほぼ例外なくUSBのmicro-Bタイプのものを使っているのですが、最近の100円ショップではmicro-B端子を別の端子に変換する様々なアダプターが売っています。今回はそうした小物を揃えてみましたので紹介します。

自分にとっては最少携行ぐらいの範囲で、写真の小型モバイルバッテリーで様々な機器を充電できるようにmicro-Bの付いた短くてとり回しが簡単な充電用ケーブルを他の用途でも使えるように変身させるものを持っています。

3つあるアダプタの中で真ん中にある一番大きい黒いものが、手回し発電ラジオを購入した際に付いてきた、micro-Bをドコモ・ソフトバンク・auの主にガラケーの充電端子に変換するアダプタです。個人的にはほとんど使わないものではあるのですが、昔使って今全く使っていないドコモやソフトバンクのガラケーを持っているので、いざ使おうと思った時に充電するのには個人的には重宝します。今使っているドコモのガラホに入っているSIMカードをアダプタをかませて中に差し込めば、普通に電波を掴んで通話専用のガラケーとして使えるため、電波としての3Gが停波するまでは十分使えますし、スマホと違って手回し発電だけでもそこそこ充電してくれます。通話やショートメールで災害時にも最低限の使い方ができるガラケーはまだ安くでいいものが出てくれば購入していざという時の予備に持っておこうと思っているので、あって邪魔なものでもないし、常備用として手元に置いてあります。

次に左側にある白い中くらいのものはiPhone・iPad用のLightning充電アダプタで、これは100円ショップで入手しました。純正の端子との違いは、差す方向を選ぶことで、金属が出ている部分を下にして充電しないと充電できないような仕様になっています。100円ショップで売っているものの中には、このアダプタと同じように無造作に差し込んでおくだけでは充電ができない製品もあるということなので、改めてiPhoneの表示で充電中になっているかを確認する必要があります。さらに純正のケーブルと比べると充電のために本体に差してもエラーが出てしまったり電流が低く安定しないという実験結果を載せているホームページもあるので、メインで使っているスマホがiPhoneなら素直に純正のケーブルを購入するべきだろうと思いますが、私自身はApple製品は自宅据え置きの形でiPadを使っているだけなので、そこまで外で使うあてはないながらも、友人などかなりiPhoneを使っている方は多いので、もしものために人に貸すために一応備えてあります。

最後に右側にある一番小さいものは、新しい規格のUSB Type-Cの変換アダプタです。新しいスマホやタブレット、MacBookなどのパソコンや周辺機器の中でもこのType-Cの端子が付いているものがあります。この規格は今までのUSB端子のように裏表があるものではないので、スムーズに差すことができる利点があるので、しばらくすると一気にはやってAndroid関連のスマホやタブレットはほぼこの端子になる可能性もあります。今のところ私の使っているものの中ではClova FriendsというLINEのAIスピーカーで採用されているだけなのですが、恐らく次に購入するスマホにはこの端子が付いていることを考えると、やはりすぐ充電できる体勢を整えておきたいということがありましたので、これも100円ショップで購入しました。もちろん将来的にはちゃんとしたUSB Type-Cのケーブルは用意しなければなりませんが、それはまた改めてということでアダプタのセットにまとめました。

金銭的な負担としては全く大したことのないこれらの変換アダプタですが、たとえ今利用しない機器のものであったとしても、容量的には写真で紹介したぐらいしかありません。出掛けた先で見付けた時に購入してバッグの中に入れておけば、純正の品と比べれば品質の偏りはあるかも知れませんが、一応現在使われているモバイル機器のほとんどを充電することができるようになるので、自分のためだけでなく他人のスマホやガラケーを充電してあげるのにも役立ちます。スマホは電池が切れれば全く使えなくなってしまうわけなので、これは広い意味での防災グッズとしても持っていて意味のあるセットではないかと思っています。


インフルエンザ予防接種は受けた方がいいか?

実はここのところ、風邪にはかかるものの冬場にインフルエンザにかかることはなく、インフルエンザの予防接種についても何となく接種してきませんでした。ただ、学生の時には学校にやってきてくれるお医者さんに任意ではありましたが打ってもらった記憶があります。

インフルエンザにかかると最悪の場合にウィルスが脳に入り込んで生命にも危険な状態になる可能性もあり、大流行してからではワクチンが手に入りにくくなっている可能性もあり、受けるなら早めに打っておく方がいいという話もあります。

ただ、予防接種を受けて調子が悪くなってしまう方もいるという話も聞きますし、そもそも、ワクチンとは違うウィルスが流行したら打っても無意味という話もあり、無理に打たなくてもいいのではないかと逃げていたというのが昨今の私という風になります。実際、それでもインフルエンザにかからなかったということはあるのですが、今年は昨日仕事の合い間に抜け出して予防接種を受けてきてしまいました。

これは、自分の働く内容が変わったことにより、今までよりも多くの人が行き交う場所に出掛けることが予想されるということもありますが、もう一つの大事なことは、「予防接種を受けることでの責任逃れ」という事が社会の中では存在するということです。

これは、学校でも会社でも家庭内でもどこでもいいのですが、もし集団内でインフルエンザにかかった人が出た場合、免疫がない人に感染ってしまう可能性が考えられます。インフルエンザをもらってしまうなら、それはそれで仕方がない事だと思いますが、大変なのはインフルエンザと知らずに活動をしていて周辺の人々に自分が感染させてしまうような事が起こった時です。

この場合、やはりインフルエンザにかかってしまった人からすると、「お前のせいで」と冗談ではなく言われるかも知れず、言われなくてもしばらくは肩身の狭い思いをしなけれはなりません。そんな事を考えた時、もしインフルエンザが流行したとしても、自分は事前に十分なインフルエンザに関する対策をしたことをアピールするには予防接種をするという事実が一番効果的であるということに気付いたわけです。今回打ったウィルスも、もしかしたらこの冬に流行するインフルエンザに効かないワクチンである可能性もあるわけですが、それにしても予想と現実との間には外れてしまうこともあるわけですから、流行の前に自分はこれだけの対策はしたという事は言えると思います。

きちんとした会社の場合はお医者さんが職場までやってきてくれて、無料だったり安い値段でやってくれる事も多いのでそこまで色々考えなくてもいいかと思うのですが、自分の意志で近くの病院で打ってもらうような場合にはできれば事前に病院に電話していつぐらいが人が少ないかを聞いて、さらにワクチンの確保が必要かどうかも聞いておくといいと思います。電話をしないで直接行ったはいいものの、病院は大変な混雑で、さらにわけのわからない咳をしているような人と一緒に待合室でずっと待っていると予防接種を受ける前に別の何かに感染してしまうのではないかと心配になりますし(^^;)、本当にそれで体調を崩してしまったら洒落にも何もなりません。

そんなわけで、今年の私は「とりあえず受けておけ」というのが考えた末の結論のような形で落ち着きました。皆さんはいかがでしょうか?


事故をきっかけにして考えたいこと

先日青森県で起きた交通事故は、色々な事故報道がある中でもかなりひどい内容でした。報道によると、かなりお酒を飲んで、さらに人を同乗させた状態で一般道を130km/hで走ったとされる車の運転手は前を走っていた車に衝突したはずみで反対車線にはみ出し、対向車線を走っていた車と二度目の衝突をし、何と2台の車に乗っていた各々2名ずつの運転者と同乗者の命を奪ってしまったのでした。

ここで改めて指摘しておきたいことは、今回の事故では事故を起こした車に乗っていたのは運転者の他に2人いましたが、この車に乗っていた人間については命を落とすところまでは行っていません。気になってニュース原稿をチェックしたところ、最初に追突されたのは「軽乗用車」で、反対車線を走っていた車も「軽乗用車」でした。ちなみに、事故を起こした車は「乗用車」で、軽自動車ではありません。

何を言いたいかというと、今の日本では軽自動車について税金も保険も安く、維持費が安くなるということで売上高が今も伸びているという事実があります。それは実に賢明な選択であると思いますが、自分の過去に関係なく事故の被害に遭って、ひどい運転者に意見を述べることもできなくなってしまうというこの重い事実をもっと多くの人が考えるべきだと思うのです。

なぜ日本では多くの人が軽自動車にするのかというのは、自動車を所有することに関する維持費を少なくしたいと願う人が多いからなのですが、今回の事故についてもし1,500cc未満の乗用車の税金および維持費がこの日本で軽自動車寄りに安かったとしたら、死亡事故になっていただろうかということを考えてみたくもなります。もちろん、単純に車の大きさの違いだけの問題ではないことは十分承知していますが、普通車と比べると軽自動車の方が大きく損傷するのではないかという疑問があるのです。

現在の軽自動車の規格でも十分に剛性が普通車並にあるならいいのですが、もし普通車と軽自動車とは車の剛性に違いがあるなら、「事故を起こさない車」であると同時に、「ぶつけられても中の人間を守る車」に乗りたいと切に思います。今の税制では1,000ccから1,300ccクラスの車でも税金は結構軽自動車と比べると高いわけで、その点をメーカーや役所はどう考えているのか、本当にこんな理不尽な話はないだけに、本気で日本の小型車を軽自動車からリッターカーから1,300ccクラスの車に乗っても維持費がそれほど変わらないように税制を変えていくような制度改革を考えていただいてもいいのではないかと思うのです。

今回の事故報道でさらに考えてしまったのは、運転者が「酒を飲んではいたが正常な運転ができていた」という証言をしているという報道があることです。これは自分の運転に対する「過信」そのものですが、実はこの言葉に今だに止まらない飲酒運転事故の原因があるわけです。今回の事故の大きな原因と考えられることは、制限速度が50km/hの道路で130km/hという80km/hオーバーというスピードの出し過ぎにあるわけですが、普通なら自分の運転技術でカバーできるくらいのスピードに留めるわけで、さらに同乗者が2人いるというならその人達の安全にも責任があることも考えなければなりません。

それが、前方の軽乗用車を認識した時には安全に止まることもできないスピードを出していたのに自分の運転が正常だったと言えてしまうとしたら、これはアルコールを体に入れたことによるアルコール中毒とも言える「心の病気」の状態になっていると考えるべきです。これは車の運転が伴わない場合でも同じです。さらに今の世の中は自動車だけでなく自転車でも飲酒運転は禁止されていますが、今だに自転車で飲み会に出掛けて帰りは自転車を引くことなくそのまま乗って帰ろうとする人も程度の差こそあれ、飲酒運転で大きな迷惑を掛ける可能性があると考えましょう。

今回の事故の場合、改正された道路交通法によって、運転者がお酒を飲んでいるとわかってその人の運転する車に同乗した場合にも責任を問われます。今回のケースでも厳しく扱われると思いますが、お酒を良く飲まれる方はまず自分が加害者にならないため、多少面倒でも公共交通機関や代行運転を使って飲んだ後はハンドルを握らないような意識改革をするとともに、自分が飲酒運転を行なっている人の巻き添えになって被害を受けないような防衛手段についても考えることが大切です。夜に用事もないのに出歩かないということもそうですし、普段乗る車を選ぶ際にも考えることは出てくるでしょう。こうした流れが一時のことに終わるのではなく、継続した話し合いの中で交通事故による犠牲者をいかに出さないかについて多くの人を巻き込んでいくことが望まれます。