PC版Googleメッセージをスマホとペアリングして使うメリットについて

現在、私のメインスマホにはRakutenモバイルのSIMと、LINEMOのSIMの二枚同時使いにしています。こちらからSMSを送信する場合には通話だけでなくSMS送信をデータ通信で行なえるため送信料を無料で送ることのできるRakuten Link(楽天モバイル回線のみ)を使っていますが、受信については二つの電話番号に送られるSMSは、最初からスマホに入っている「Googleメッセージ」アプリの方で見ています。

ちなみに、SMSを受信したタイミングで私がいつも腕に付けているスマートバンドにその内容が通知されるので、スマホを見なくてもそのSMSの内容を手元で確認できるのですが、ちょっと文字が小さくて見にくいので、よくあるサイトログインに使用する二段階認証コードが送られてきて、それがパソコンのウェブサイトへアクセスするために使用するような場合は、何度も問違った文字列を送ってしまったりとスムーズに行かず、結局改めてスマホを開いてGoogleメッセージに着いた内容を確認するというような事もありました。

そんな中、このGoogleメッセージアプリはパソコンのウェブブラウザで見られるようにできるということを知り、その方法を試してみました。

https://support.google.com/messages/answer/7611075?hl=ja

上のリンクにあるようにスマホでGoogleメッセージアプリを開きながら、パソコンとのペアリングを行なえば、「PC版Googleメッセージ」を使いスマホで表示されていたメッセージの内容がパソコンでも見られるようになります。ブラウザからでもSMSの送信は行なえますが、その際の料金はRakuten Linkのように無料ではなく、契約通信会社の規定する一通あたりの送信料がかかりますので、その点は注意しましょう。

手持ちのLinux Mintを入れたモバイルパソコンにはWineというWindows用アプリが使えるアプリを入れていますので、すでに「デスクトップ版Rakuten Link」を入れているので、パソコン上からでも通信の条件さえ揃えばパソコンからでも無料でSMSを送信できますが、パソコンでは特にネットサービスで来る二段階認証用のSMSの受信はできませんでした。

しかし、Linux Mintのブラウザからでも(私のブラウザはChromeです)Googleメッセージの内容を一覧表示できるようになったので、パソコンで各種サイトにログインする中で二段階認証を利用する場合、このPC版Googleメッセージが威力を発揮する事になります。

ここまで書けばおわかりかと思いますが、パソコンで何でも良いのですが二段階承認の必要なサイトにログインする場合、事前にPC版Googleメッセージのサイトを開いておき、別のタブでサービスにログインする中、二段階認証用の文字が送られてきたらメッセージをブラウザで確認してそのまま入力ということができるわけです。

パソコンでSMSを見る場合、時と場合によっては外から覗き見られる可能性もあるので使い方にはくれぐれも注意する必要はありますが、スマホとのペアリングは解除できるので、複数の人が使う可能性のあるパソコンの場合は使った後にはペアリングを解除するなどの手間は必要なものの、主にパソコンを使って様々なサイトへログインしたいというような場合にはこうした機能は便利ですね。

今後、Googleメッセージの利用者が増えてくれば、それこそRakuten Linkや+メッセージよりも使い勝手は広がる可能性も出てきます。ただ現状で、メッセージの閲覧がパソコンでできるようになるだけでもかなり便利だと思うので、こうした事を知っておくだけでも役に立つのではないかと思いますね。

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送られてきた資格確認書が昔の保険証サイズだったのでそれに合うケースを物色

昨日は100円ショップで、先日送られてきた紙の、健康保険証に代わる資格確認書を入れられるクリアケースを探しに行きました。

この種のケースというのは過去にはハード系とソフト系の二種類のものがあり、ハード系のものはちょっとした衝撃でもパキパキ割れてしまうような経験がありました。そして、ソフト系のクリアケースは割れる心配はないものの、中に入れたものが折れ曲がるくらいに曲がってしまうので、持ち運ぶ場合のケースの入れ方を考えないと、かなりぐにゃぐにゃになってしまうだろうなあと思いながらショップ(今回はダイソー)に入りました。

昔の保険証が入るタイプのクリアケースは写真の「B7」サイズのものがぴったりとします。写真のものを購入したのですが、ハード系でありながらちょっとは曲がるようになっているので、以前出ていたタイプのハード系のクリアファイルと比べると破損する恐れは多少ではあるものの少なくなっているのではないかと思いました。このクリアファイルは3枚セットで110円とお買い得だったので、残りのものは親の後期高齢者の保険証(実はこれも紙製)を入れてもらうようにすることができました。

これで、水濡れや破損等の心配なく資格確認書を持ち運べるようになったのですが、ここで新たな問題が出てきました。というのも、今まで会社の健保組合の会員証はクレジットカードサイズなので常に財布の中にクレジットカードなどと一緒に財布の中に入れて持ち運んでいたので、今後はふと思い立って病院を受診したり、診療が月をまたいだ時なども問題なく保険証を出すことができたのですが、今は別々に持たざるを得なくなったので(折りたたみ式の財布なのでハード系のクリアケースに入れると物理的に入らないのです)、その点で必要な時に持って行くのを忘れる可能性が出てきたのです。

ただ、今のままだと財布を落としたらお金・クレジットカード・キャッシュカード・運転免許証などと一緒に保険証と診察券類もまとめて失くしてしまうということになってしまうのです。

今は小さめのポーチに資格確認書を入れたクリアケースを入れてあるのですが、今後は財布自体を全てが入る大きさのものに変えるか、それとも医療関係のものを別の小さなポーチに分けておき、持ち出す場合にはそのポーチの中に財布を入れるようにすれば、例えば肩掛け型のポーチであれば少なくとも医療関係の物を失くす可能性は少なくなるので、そういったポーチを物色するか、今色々と考えています。

ただ、実際のところは頭の中で考えた理想よりも、たまたま出会ったものの中で決めるような感じになってしまうのではないかと思います。とりあえずは今年いっぱいは、資格確認書とともに健保組合の会員証も使えるので、じっくりと探していきたいと思っています。

インスタント食品のローリングストックは計画的に賞味期限をずらしながらした方が良いか

昨年、南海トラフ地震への警戒が言われている中で近くのスーパーで一個100円前後でカップ麺が安売りされていることに注目し、いざという時に食べられるように購入しつつ、賞味期限が来る前に日常の食べ物としていただきながら災害に備えるという「ローリングストック」を行なっているのですが、ここ最近でちょっとしたストレスになっています。

というのも、私自身は好きだからこそ日常的にインスタントラーメンやカップ麺を食べないというような、体に気を付けた生活を送っているのですが、先に説明したように、近所のスーパーで格安のカップ麺が売られる時期というのが不定期であるため、自分で見て食べたいなと思ったものを見付けた時、とりあえず複数買いをしてしまうことがそのストレスの原因であることは確かなようです。

同じ時期に購入した製品の賞味期限というのは、同じ商品であれば全く同じ日であったり、かなり日数が詰まっているという感じになっています。先月あたりから、複数個まとめて買っていたカップ麺の賞味期限切れが一気に迫ってきたので、意識して連続して食べるようになり、ここのところ意識して以前に購入したカップ麺の消費期限が切れる前に食べることになってしまって、確実にここ数日は3食のうちどれかにカップ麺を合わせるようなちょっと変わった食事になってしまっています。

こういう感じになってみると、やはりお金の使い方と一緒で、安いから一気に買うというよりも、保管しているものの賞味期限をチェックして、少なくとも月に一度くらい食べるようにしてできるだけ同じ月での購入は避け、バランスの取れた賞味期限の商品を備蓄して回していくような買い方がベストだと改めて思いました。

こうしたデータはスマホで管理可能なので、切羽詰まって一気にカップ麺を食べ続けるような事にならないために、せめて月一回くらいにできるように、購入時にチェックした賞味期限を記録しておいて、店頭でそのデータを見ながら、食べ物を無駄にせず、自分の健康にも影響が出ないような計画的な購入をこれからは目指していきたいと痛切に思っています。

家族がいる場合でも、家族が災害時以外の時期に賞味期限が切れそうだからと残ったインスタント食品を喜んで食べてくれる保証はありません。そうなると、責任はやはり率先して買った人が取らなくてはいけないので、災害に備えて多くの食品のストックを考えている方についても、最初から一気に買うのではなく、時期を置いて少なくとも前回購入したものから一ヶ月以上先に賞味期限のあるものを徐々に買っていくような事も無理なく消費するためには必要ではないかと思います。

今こそ軽自動車の規格変更で最大排気量を800ccに上げるタイミングなのではないか?

アメリカのトランプ大統領が打ち出した関税が、日本の産業の中でも、特に自動車業界に大きなショックを与えるのではないかと言われています。もちろん、有能な政府関係者がアメリカ政府と交渉して、何とか日本の自動車関連業者が最悪の影響を受けないような形に持っていって欲しいとは思うのですが、何事も最悪の想定はしておかなくてはいけないでしょう。

もちろん、日本の防衛相手国としてアメリカを除外するということはまず無理なことではありますが、自動車会社にとってあまりにもアメリカとの交渉に依存しすぎるようになってしまうと、今後もアメリカの顔色を見ながら能動的な意見を出すこともなかなか難しくなってしまうのではないでしょうか。

貿易相手の数を増やし、さらには国内市場での新車の売上も伸ばしていく中で、企業としての体力は増えていくだろうと思います。で、考えてみるに今日本で一番売れているのは普通車ではなく「軽自動車」という国内でしか販売できない(実際にはパワー不足でそのまま海外に持って行っても印象が良くない)車の存在です。

先日、アメリカで日本の軽トラックの中古を輸入販売している業者を取材したビデオを見る機会がありましたが、小回りが効き、燃費も良い車として人気があるそうですが、海外の方々の中には、「この車にもう少しパワーがあって自分たちの体型に合った車であれば」という印象を持っている方もいるかも知れません。

実際、スズキ自動車がインドで自車を販売する際に、軽自動車規格のままでは売れないので、サイズを大きくし、排気量を800ccにして売り出して成功しているという事実があります。

もし、日本で軽自動車の規格を変更し、今インドで走っている800ccクラスの車をそのまま「新・軽自動車」として税制の優遇をそのままに国内販売することができれば、メーカーは今までは国内専用車として作った軽自動車をそのままアジアや、道の狭いヨーロッパへも売っていけるのではないでしょうか。サイズとパワーのバランスが取れると、当然今の軽自動車よりも燃費の良い車が出せるでしょうし、軽のハイブリッド車でもさらなる燃費の良さを特徴づけることができるのではないでしょうか。少なくとも、私が知っている限りそういう車はないと思うので、その点でも世界で類のない車(最強の小型車)として日本発の「軽自動車」が注目を浴びるのではないでしょうか。

私自身の率直な気持ちで言えば、800ccの軽トラや軽ワンボックスカーができれば、国内では宅配便などでも一度に持ち出せる荷物の量も増えるでしょうし、車中泊車としても最強の車ができるのではと個人的には期待しかありません。DIYで旅に出る時だけ新規格の軽自動車に居住スペースを載せて利用する場合でも、現在の軽自動車と比べても坂の上りなどスムーズに走らせることもできるのではないかと思います。

個人的には、日本政府にはアメリカとの関税についての話し合いをしていく中で、こそっと軽自動車の規格を変更するくらいのしたたかな事をやって欲しいなと思っているのですが。

ETCゲートが国内一部地域で利用できなくなったニュースはラジオが一番早かった?

昨日(2025年4月6日)、深夜ラジオをうとうとしながら聞いていて、何時かはわからないのですがとにかくNHKの定時のニュースのトップニュースでNEXCO中日本管内でスマートインターチェンジや、インターのETC専用出口が利用できないトラブルになっていると聞いたような気がしました。

東名高速のインターでも同じようにゲートが開かないトラブルが起きているということらしかったので、近くにあったスマホを出してNEXCO中日本のホームページにアクセスをしたものの情報は無く、ネットのニュースサイトを見てもそのようなニュースは載っていなかったので、本当にそんなニュースが放送されたのかとその点からあやふやに思って、そこではそれ以上追求せず、そこから二度寝しました。

で、改めて朝起きてニュースを見たら、本当にETCのシステムトラブルは起こっていて、高速に入るにも出るにも有人のゲートを通らなくてはいけないので大変なことになっているという事を知りました。

昨日のエントリーで紹介しましたが、直前に高速道路を使って山梨まで行ったばかりだったので、こうした情報を知っているか知っていないかではかなり違ってくることが考えられます。もし、こうした情報を知らないで出掛けてしまったら、高速道路に入るにも出るにも渋滞に巻き込まれてしまったことでしょうから、出掛けて後悔することになったかも知れません。

今回の場合は特に、様々なニュースの中でも定時のNHKでのラジオニュースが一番早く私のところには入ってきたので、改めて車で旅行中にどういったラジオを聞くべきかという事を考える時、前回は通っている地方の民放を聞くことの有効性について書きましたが、それと同時に、NHKが必ず伝える定時(00分)のニュースの時間にはNHKに合わせて今社会で何が起こっているかということを心掛けることで、車を運転しながらでも大事な情報を逃さないようにできるのではないかと思い直しました。それにしても昨日の今日でこんな事が起きるなんて全く考えもしませんでした。

ただ、山の中などを走っていると、どうしてもAM放送が聞けなくなってしまう電波状況になってしまうことがあります。トンネル内に放送を送る装置が無いトンネルもあるので、あくまで自分が走っているエリアのニュースを取り逃さないためには、スマホのradikoアプリで民放とNHKを切り替えながら音を出していれば、スマホの電波が通る場所であればカーラジオが聞けないところでもクリアではっきりとした音でラジオ放送を聞くことができるのでおすすめです。

今回の場合は、天災ではなく何らかの人為的なミスによって起こったことではありますが、何も知らないでいると車で走行する事自体ができなくなってしまう可能性があったので、注意することに越したことはないと思いますね。走っていて周辺の様子がおかしいと思えるような事はないのに、いきなり渋滞や混雑に巻き込まれて何が何やらわからないままイライラしてしまうなんて最悪ですし。早めにそうしたトラブルが起こっていることを知るためにも、特に家などで常にテレビを付けていち早く情報に触れられる環境にない場合には、ラジオないしネット経由のラジオ配信をうまく活用して、今回のような突然のトラブルでも早めに知ることができるような体勢を取りたいと思うようになりました。

ローカルラジオを聞き込むと思わぬその土地の特徴を感じる時がある

先日、仕事が平日に休みになったことをこれ幸いと、山梨まで車で出掛けてきました。その目的は、韮崎市にある「ワニ塚の桜」(樹齢約300年のエドヒガンザクラ)という一本桜を見に行くためでした。天気はちょっと怪しかったのですが、何とか到着した時にのぞいた青空をバックに一本桜を撮影することができました。

ただ、今回のお話は桜の話がメインではありません。確かに、目的地に向かうまでにどこもかしこも満開になっているソメイヨシノの姿に、帰りはちょっと別の桜も見ていこうかなと思っていたのですが、ワニ塚の桜のあまりにも大きなインパクトに、行き帰りのソメイヨシノは確かに綺麗で素晴らしかったものの、わざわざ止まって見ようとは思わなかったくらいでした。

そんな行き帰りの車の中では、地元のYBS山梨放送のラジオをずっと聞いていました。地元の情報なども流しながら、さらにはたまたま春のお祭りが始まる時期であったためか、お祭りに協賛する企業を呼んでPR活動の内容を流していて、私がいつも車に乗りながら聞いている地元局との印象とはちょっと違った感じでした。今回はそんな中、流れてきた一つの情報について大変興味深かったのでここで紹介しようと思います。

それは、「盗難車情報」という情報コーナーで、そこで紹介された車のナンバーを見掛けたらすぐさま110番に通報して欲しいというものでしたが、私が聞いた情報は2件で一台は品川ナンバーのレクサス、もう一台は山梨ナンバーのランドクルーザーでした。

実際のところ、山梨県は観光地としても富士山を見たいと思って来る人が多い県ですが、私の住む同じ富士山の見える静岡県では盗難車情報などラジオから流れないのですが、こういった情報が地域の民放ラジオから流れるというのは、やはり私が聞いたような高級車を狙った窃盗が多いからなのか? という事が心配になってしまいますね。

ちなみに、私の車は転売で利益を上げられるような車ではありませんが、今まて乗っていて耐久性だけはあるので、全く盗難の心配が無いとは言えないので、改めて旅行で出掛けた先での盗難には注意しようとこの放送を聞いていて思いましたし、案外こうした情報を定期的に流しているのは、盗難車が自分の乗っているのと同じ車種であったら、特に県外からレジャーで来ている人にとってはあえて注意喚起をしなくても、その情報を聞いて気を付けることで盗難の被害を防止するような効果も期待できるのではないかと思います。

それにしても、やはりというか国内で狙われる日本と言えばレクサスやランドクルーザーというトヨタ車が多いのですね。世界は今、トランプ米大統領の出した関税の高さに恐れおののいていますが、日本では経済自体の影響と同じくらい、これから購入価格がかなり上がると思われる国産の「海外でも売れる車」の盗難が増えてしまうのではないかという感じもします。そんなわけで、こうしたラジオ放送がない地域であっても、盗難車の対象とされやすい車でお出掛けになる方には十分注意をし、必要であれば車内から自動的にクラウドに飛ばせるようなSIMカードが付けられるドライブレコーダー・防犯カメラの導入なども検討されるのが良いのではと思います。と、同時にやはり車で移動する場合には音楽ではなく地元に密着したラジオをRadiko経由でも聞きながら走る方が様々な発見があるのでおすすめです。

050から始まるIP電話は本気で使おうと思う人でなければ継続は難しいかも

皆さんは050番号を使ったIP電話というものについてご存知でしょうか。IP電話とは、携帯電話の音声通話のように、専用の回線を使って通話するのではなく、インターネットのデータ通信網を使って音声通話を行なう仕組みのことです。これだと、「データ通信専用」のSIMカードであってもIP電話事業者との契約をすれば050から始まる電話番号がもらえ、固定電話や携帯電話・スマホからも電話を掛けたり受けたりすることができます。

ただ、どうしても専用線でない一般のネット回線を使うということで、通話品質が落ちるということはあるのですが、それでもデータ通信用のSIMを発行する際には本人確認を一部省略できますし、050という番号と通話品質に固執しなければ、安いコストで電話番号を維持できるということで、私も複数の業者と契約していました。

しかし、時代の流れとともに、基本料無料で利用できていたSMARTalk(現在はサービス終了)や、固定電話のようなIP電話機にセットして使え、さらにあの0570から始まるNTTのナビダイヤルへの通話料が安いことで注目された050plus(現在は新規受付終了)などありましたが、現在はMVNOのmineoを展開するオプテージが提供するLaLaCallが主なサービスとして利用されていました。

このLaLaCallについて基本料の値上げが発表されました。現在は月額110円で維持できていたのですが、2025年7月からは月額が429円に上がります。およそ4倍になるので、単に二つの番号を維持してはいるものの、ほとんど使っていなかった人にとっては、ちょっと懐に痛い変更になっています。

ただ、オプテージが展開しているインターネット系サービス(eo光ネット/eo光電話/eo光テレビ/eo電気/mineo)に加入している場合、同じ月額429円払っても、通話に使える「無料通話」が550円分付くので、毎月それ以上050番号で発信しているようなビジネス利用の場合には、毎月の利用料は以前と変わらないということも起こり得ます。そうは言っても、メインの番号を050番号で公開して、通話する場合にも電話をIP電話で掛けるような使い方をしていないと、毎月の負担はじわじわ効いてくるような感じがします。

私は過去に、IP電話を契約していると使える「ボイスメッセージ」(相手から入ったメッセージを音声ファイルにしてメールに添付して送ってくれる)を留守番電話代わりに使っていたこともありました。LaLaCallが今の月額110円であればそうした使い方をしてもお得でしたが、7月以降はぶっちゃけ今使っている通信会社の留守番電話サービスをそのまま使ってもそう負担は変わらないと思うので、その点についても微妙という感じになりました。

やはり色々なものが値上りし、人件費も上がっていく中では無料に近い系のサービスは衰退するしかないわけで、その辺を考えた上で今IP電話の契約をしている方は今後どうするかを考えた方が良さそうです。冷静に金額だけで比較すると、マイネオのデータ専用1GB(880円)とLaLaCallのセットは合計1,309円になるので、日本通信の合理的みんなのプラン(月額1,390円でデータ通信20GBと通話が5分定額か月70分無料通話)と比べてしまいます。ただ、LaLacallには無料で留守番電話サービスが付くので、その辺をどうとらえるかでしょう。特に今、LaLaCallを使っておられる方は、冷静にその辺は考えた方が良いと思います。d;

ようやく健康保険の「資格確認書」が届きましたのでその内容についてレビュー

現在、運転免許証と機能を一体化できるということでニュースでも紹介される事が多くなったマイナンバーカードですが、私はいったん紐付けていた健康保険証との紐付けを解除し、新たに「資格確認書」を送ってもらうことにしていたのですが、ようやく進展がありましたので改めてレポートさせていただきたいと思います。

まず、マイナンバーカードと健康保険証の紐付けについては、昨年の11月までに済ませ、11月になるのを待って会社の健康保険組合に、マイナンバーカードの紐付けを解除したので資格確認書を発行して欲しいとお願いしたところ、郵送で申込書類が送られてきて、それでも2024年11月中には申込みが完了していました。

その後、約5年間使える資格確認書を作るための手続きが滞っているらしく、数ヶ月と期限を切った紙の資格確認書が送られてきたのですが、2025年いっぱいは従来の健康保険証が使えるのであえてそれは使わず、きちんとした資格確認書が来るのを待っていたのですが、それが2025年4月になってようやく届いたというわけです。

届いた資格確認書はやはり紙のものだったので、令和12年まで使える(つまり有効期限は5年ということ)ということになると、破損対策として保険証入れのようなものに入れて持ち歩くようにしないと、ボロボロになって使えなくなることが恐いですね。そうしたケース類は100円ショップで揃いますので、それは早めに準備しつつ、年末までは今までの保険証の方が使い勝手が良いのでとりあえずはそちらの方を年末まで使い続けようとは思っています。

ただこれで、旅行の際にはマイナンバーカードを持って行かないという選択ができることが自分にとっては一番のメリットだと感じます。もし旅先で資格証明書を失くしたとしても、マイナンバーカードを無くした場合よりは手続きは大変ではないので、その点では気が楽になります。なにせ、今年はじめにスマホを落として失くした時の事務作業の大変さは良くわかっているので。

運転免許証については次の更新でマイナンバーカードとの二枚持ちにしようと思っているので、運転免許証を失くしたからといって、すぐ免許不携帯でマイナンバーカードが再発行されるまで運転できなくなるような事はなく、失くした所から車以外の手段でマイナンバーカードを取りに行けば、そこからは運転免許センターにはマイナンバーカードを持って自車を運転して行くことができるようになるわけで、それは大変便利でありがたいことになります。もはや決まっていることなのだからしょうがないという話もありますが、変えられるならマイナンバーカードと保険証を紐付けしたままスマホの画面で利用可能にしたり、資格確認書と併用できるようにして欲しいですが。

ちなみに、私のものより早く申請した(2024年11月始めに)私の親の後期高齢者健康保険の資格確認書については全く音沙汰がありませんが、これは今の保険証の有効期限の切れる2025年7月末日までに郵送されてくるのでは? と楽観的に考えていますが、これについても状況に変化があれば、ここで改めて紹介させていただければと思っています。

Linux Mintに「Wine」アプリを導入してWindowsアプリを実行できるようにしました

在主に作業用として使っているパソコンは、ほぼLinux mintを入れたパソコンなのですが、どうしても使いたいソフト(アプリ)がある場合にのみWindows11の入ったパソコンを使っています。ただ、私のパソコンの使い方は動画の編集もしませんし、どちらかと言うと身軽にテキスト入力(主にブログ書きのため)ができ、たまにOffice互換ソフトが使えれば十分だと思っているので、旅行の際にもWindowsパソコンを使わないようなライフスタイルに変えていこうと思って、特に家計簿アプリについて今までWindowsで使っていたソフトと同じように使えるLinuxのアプリを探して使おうと思っていました。

ただ、長く使っている家計簿アプリを乗り換えるのは大変ですし、Windowsと比べてどうしても代替アプリがないジャンルは、テキスト入力のための「テキストエディター」でありました。Linuxにも良いエディターはあるという事は十分承知しつつも、ずっと使っているフリーのテキストエディタの操作性に慣れているので、家計簿ソフトをLinuxで使うということなら、テキストエディターもWindowsで使っているものをそのまま使える環境を作って、本格的にWindowsパソコンの代替としてLinux mintを導入したパソコンを使ってしまおうと思うようになりました。

LinuxでWindows用のアプリを使うためには、「Wine」というアプリを導入する必要があります。今まではめんどくさそうでやってこなかったのですが、以下のサイトで書かれている内容についてアップグレードしながら、Wineを導入することにしました。特に、「32bit向けの実行ファイルを64bit環境の Linux Mint 上で動作できるようにする」という項目はやっておいた方が良いでしょう。

Linux Mint 22のインストール後にやること

上記サイトの通りにWineをインストールし、Windows用のアプリを実行した際、導入したアプリのメニューが四角になって見えない(豆腐化)場合には対策(Winetricks・CJKフォントのインストール)をしましょう。私の場合はメニューすら豆腐化してしまって全く使えなかったので、Winetricksとフォントのインストールを行なうことにしました。その方法は以下のサイトが参考になります。

Wineで日本語フォントが正しく表示されるようにする

細かい点でこの通りに行かない部分もあるかも知れませんが、私の場合にはWinetricksのインストール時に、コマンドプロンプトでのエラーメッセージが出たものを参考に入力し直して、無事にWinetricksをインストールできました。これで、私の環境ではフリーのエディタで「サクラエディタ」をインストールしないでセッティングし、使うことができるようになりました。

使っているパソコンによっては、「Mery」というフリーのテキストエディタをインストールできました。Meryがインストールできないパソコンではサクラエディタを解凍してそのまま使うようにしています。また、家計簿ソフトは「マスターマネー家計版」をアマゾンからダウンロード購入していて、購入しているソフトはいつでも再ダウンロードできるので、Linux mintを入れたパソコンからexeファイルをインストールして、無事にどちらのソフトも私の持っているLinux mintを導入したノートパソコンで使うことができるようになりました。

Office関連については、Linux mintをインストールした際にすでに入っている「Lible Office」という代替ソフトが入っていますし、クラウドにアップロードしたOfficeファイルについてはオンラインで使えるMicrosoft Officeが制限はあるものの何とか使えます。仕事以外の用途であれば私の使い方ではあえてMicrosoft Officeを使わなくても大丈夫という状況もあるので、よりLinux mintをWindowsの代替としやすいところはあります。

あと、できればモバイルパソコンに実装したかったのが、現在使っている楽天モバイルの通話をパソコンからでも行なえる「Rakuten Linkデスクトップ版」でした。楽天モバイルのSIMでテザリングしたり、楽天Linkの入ったスマホとデスクトップ版の入ったパソコン(基本はWindowsパソコン)が共通のWiFiアクセスポイントに接続されていれば、通話およびSMSがパソコンからでも使えるようになるというアプリです。特にLinux Mintの入ったパソコンからSMSを直接送ることができるようになるのは、スマホで文章を書くより簡単で、特に相手の電話番号しか知らなくても災害時の緊急連絡を回すことができるようになるので、このソフトが使えるのは相当意義があると個人的には思います。

このソフトもWine経由で導入したところ、問題なくログインさせることができ、通話もSMSも問題なくできたので、こうなるともはやWindowsパソコンを持ち出さなくても私がモバイルパソコンでやりたい事は一通りLinux Mintを入れたモバイルノートで全てできるようになりました。ここまでできれば一通り満足できます。

ただ、世の中ではMacやWindowsでないと同じウェブブラウザを使っていても表示や利用のできないe-taxのようなサイトもあるので(一部コンテンツの表示やICカードリーダーとの連携ができなかったので)、全くWindowsパソコンを無くすことはできませんが、普段使いにわざわざWindows11搭載ノートを買わなくても何とかなる状況は作ることができましたので、今後のWindowsパソコンについては同じ性能ならノートより安く高性能のものが手に入るデスクトップパソコンを導入し、それをリモートアクセスで使うということを考えながら、ゆるやかにLinuxに移行していこうと思っています。

(追記)

上記のエントリーでLinux MintにWineを導入した顛末を紹介しました。ただ、書いたところまでだと、せっかくテキストエディターが使えるようになったのですが、エディターのポイントとは違うところに入力中の文字が離れて出てくるようになり、いわゆる「インライン変換」ができなくなってしまう現象が起こっていた事を書いていませんでした。今では当り前にパソコン上で文字を入力する場合には入力している部分に目を合わせれば良いのですが、過去にはそのような事ができなかったので、入力している部分とは全く別の場所で開くウィンドウの方に目を移しながら入力する必要があるので、スムーズな入力というわけにはいきませんでした。

今さら、パソコンを使い始めた時代に戻ってしまうというのもと思って色々調べてみたのですが、今回は私が使っているフリーのテキストエディター「サクラエディタ」「Mery」においてインライン変換ができるようになった方法について紹介します。ただ、私の持っている複数のパソコンの中には、そうした設定を行なわなくてもインライン変換ができているものもありました。色々と調べてみたところ、OSをインストールした時期の違いなのか、日本語入力がibus+Mozcになっているものは何の設定をしなくてもWindows用のテキストエディタで日本語のインライン入力ができるようです。fcitx+Mozcの環境では設定が必要になりました。

まず、日本語入力の際に下に出ているキーボードの形のアイコンを右クリックして「設定」を選びます。設定の中の「アドオン」にある「アドバンスド」(下のチェックボックス)をクリックすると出てくるメニューの中から、「Fcitx XIM Fronte」を選び「設定」をクリックすると、「XIMでON The Spotスタイルを使う」という一項目がありますので、ここににチェックを入れるとインライン変換ができるようになりました。

ちなみに、前回紹介した「Rakuten Linkデスクトップ版」から直接SMS用のメッセージの内容を入力しようとしたら、そこはインライン変換できませんでした。ただ、Rakuten Linkと同時にエディターを開いておき、エディターで作った文章をコピーペーストして利用することはできそうです。こうしたやり方は面倒ではありますが、SMSの場合は送信したら直接相手の端末に送信されてしまいますので、落ち着いてワンクッション置くという意味では悪くないテキストエディターの使い方かなとも思ったりします。

南海トラフ地震への備えも変わっていく感じもある今後のお米の流通具合について

一昨日の昼に買い物に行ったところ、昨年見たお米の置いてあるはずの棚の風景をまた見ることになりました。一切のお米が棚にはなく、テレビでは最近スーパーのお米の動向については報じられない中でお米が買えないというのは、今年の新米が出回る時期までまだ相当ある4月の段階ではちょっと不安を感じることになりました。

自宅では最近は毎日お米を炊くことはせず、パンや麺類などと合わせてお米の消費量は減らしてはいるのですが、ちょうど前回購入した分のお米が切れてしまったので買いに、仕事が休みの日を利用して普通のスーパーが開く前の時間にでも開いているスーパーに出掛けてみました。

ただ、残念な事にそのスーパーでもブレンド米でいつも山積みになっていたはずのお米がなく、あっても高額なブランド米だったり、いかにもいつもあるブランド米よりも良くなさそうな感じのお米が高値で出ているだけでした。恐らく、その日の午前中くらいには、多少の高値なら仕方ないと思った人に買われてしまうと思うので、それならばここで多少高くても無いよりはましなので買ってしまおうかとも思いましたが、もう一店舗のあてがあったので、そちらの様子をまず見て来て、そこでも買えなかったら戻ることにしました。

そのお店は農協の直売所で、私が入店した午前9時半頃には(開店は8時半)まだお米の販売はしていました。ただ、籾殻付きのお米を精米して販売するのでちょっと時間がかかります。価格の方も山形のお米でしたが、5キロで4千円弱と前のスーパーで精米から時間が経ったブレンド米を買うよりも安くておいしい食事ができそうということで、注文することにしました。

大体30分くらい待ってから受け取りに行ったところ(時刻は平日の午前10時)、もはやその日の販売分を完売していたのにはびっくりしました。お店では今の状況を受けて1人あたり10kgまでという制限を付けても売れていくのですね。今後、備蓄米放出があればもう少し買いやすくはなると思うのですが、それも農協が買い入れた在庫があるうちのみで、今年の新米が出回る前にはどのような事になってしまうのか、不安でしかありません。

今回のエントリーは、単に日本の米流通の状況を憂うだけの話ではありません。表題のように、最近になって、近く起こることが予想されている東南海地震の被害想定について見直しがされたニュースがありましたが、この「見直し」に、今のような米の入手のしづらさを考えているかということが気になるのです。

私のところでは、災害用にということで、お米というよりはカップ麺や乾麺を備蓄しておいて、災害時に備えているのですが、災害時の炊き出しということになるとお米が手に入るかどうかというのは大変大きなポイントになるのではないかと思っています。多くの小麦粉があっても、そこからパンを焼ける人は少ない代わりに、お米であれば電気がなくても水と鍋があれば炊くことは可能なので、お米は日本にとっては主食であると同時に普段から何気なしに食べ続けることで、非常時にも役立つ備蓄食料として機能します。

さらに、カップ麺はお湯を入れて出来上がったら早く食べないと冷めたり伸びたりしてしまいますが、お米の場合は冷めてもいただけますし、先日終了したNHKの朝ドラのテーマになった「おむすび」にすれば、災害時には器も必要なく型崩れの心配もなく、多くの人に提供することができます。

大きな災害時に外からの支援が受けられなくても、各家庭にあるお米を持ち寄って大きな鍋で炊くことで、みんなの分を一気に作ることもできます。今の家庭には米びつはないにしても、5キロないし10キロ単位でのお米が普通に用意されていましたが、今の状況では逆にそうしたお米の争奪戦が被災地で起こってしまいかねない状況にあると言わざるを得ません。

今の状況で大きな災害が起こった場合、今まではそんな事を考えなくて良かった食料についての争いが起こることも十分に考えられるので、まずは最初に紹介したような、「買いだめではなく自宅の在庫が切れたらその分を買う」ような消費者が普通にお米が買えないような状況は、もし何か大きな災害が起きた場合にパニックを引き起こす可能性があることをまずは農政を司る方々には認識して欲しいと思います。

米作りについての政策を変えるといってもすぐにできることではないので、それまでは緊急避難的な対応も必要になるでしょうが、せめて災害時に米不足で問題が起こることのないようにすることが、正しい南海トラフ地震への対策ではないかと思います。

個人的には、そうした対応がされるかどうかすらわかったものではないので、米が手に入りにくいうちは米以外の備蓄食料になりそうなものを備えることで何とか生きのびられるような方法を考えることにします。