急に出掛けたいと思っても宿泊予約可能で安い宿の部屋が出てくる場合がある?

まずはじめに今回の話題につながると思える自分のお休み環境の話をすると、基本的には暦とは無関係に休みがあり、状況によっては出社の日を変えてくれとお願いされることもまれにあります。そうなると、前々から旅行のための予約が取りずらいのですが、逆に前々から予約していた日程に合う形で梅雨前線や台風と鉢合わせしてしまう可能性もあるので、私自身は前々からの予約はせずに、ぎりぎりまで待って空きがなければ諦めるという感じにするか、日帰りにするか、車中泊で強行出発かという感じになりがちです。

今回は、職場の方で同じ部署の方が感染症(?)で休みになる関係で、休みの日をずらしてくれとお願いされました。実はそのお願いがあるまで、今月は有休を含めて4連休を取れるはずだったので、優雅に長距離フェリーを使って遠出をしようかなと思っていたのですが、変更により2連休と飛び石の休みが2日という、遠出には不向きな日程になってしまったので、自ずと休みの予定を変更する必要が出てきました。

以前から家族がお城好きで国宝の松本城の中を見たいというリクエストがあったのですが、この希望であれば、松本には浅間温泉があり、温泉旅館でゆったりしながらお城を見に行くのもありかなと思って、基本的には一泊、どうしても宿が取れない場合には日帰りも止むなしと思いながら色々と調べてきました。

浅間温泉は、市内の中心に温泉街があるという、全国的にも珍しい立地になっています。以前浅間温泉地区のアパートに住んでいる友人のところに泊まりに行った時、友人は町内会から住民だけが使える浅間温泉の共同湯のカギを持っていて、普通ではなかなか入れない共同湯に入れてもらったことがあります。今回宿泊が叶えば、共同湯ではありませんが、市内観光の後にゆったり温泉でくつろぐことができるので、できれば日帰り温泉でなく泊まりでと考えてみたのですが、なかなか家族と一緒だと週末利用になってしまうため宿の予約が埋まっていたり、料金が割高だったりして手をこまねいていました。

あえて市中心部や駅のそばのビジネスホテルを狙うという考え方もあるのですが、それだと温泉はなく食事も別ということになります。それなら、おいしいものをたらふく食べながら日帰りでも良いかと思っていたところ、何と希望する日に大手ホテルチェーンが経営する浅間温泉の宿(察しの良い方は場所の特定は可能だと思いますが)に一部屋だけ空きがあるのを発見しました。

といっても、さすがに週末ではありませんでしたが、日曜宿泊月曜チェックアウトというパターンなら、朝夕食バイキングではありますが入湯税を含めても一人8,500円くらいで宿泊できる好条件だったため、一気に予約をネット上から行ない、無事にこの夏の旅行日程が決定しました。ちなみに、同行する家族は月曜は昼過ぎからの出勤なので、早めのチェックアウトをすれば、特に職場に対して連絡をしなくても大丈夫なのです。

安いと有名な旅館名でネット検索を掛けると、たいてい大手のネット系旅行サイトが検索結果の上位に来ます。その中に、価格比較のテレビコマーシャルのトリバゴのようなサイトも入ってくるのですが、それらのサイトを正直にクリックして料金を見てみると、細かな部屋が選べないので、一般的に安いという印象の全国チェーンでも、一人あたりの宿泊料金が素泊まりか朝食付きで1万円ちょっととか、夕食まで付けると1万3千~4千円くらいまで上がってしまいまう場合もあります。さすがにこの価格では相対的に安いといっても予約はしないのですが、私がなぜ朝夕食付のプランで税込約8,500円などというプランを見付けられたかというと、ネット専用を含む旅行代理店経由での予約はせず、あくまで宿が直接運営するサイト上で検索を掛けて、部屋別で違うケースも有る、部屋別、宿泊タイプ別料金を見た上で予約したからです。

当然ながら旅行代理店は旅館と宿泊客の間をとりもつことによって、手数料を余分に取ることになります。大手チェーンであればネット予約システムもしっかりしていますので、ホームページには「最低価格保証」という文字も書いてあります。もちろん、大手通販系の旅行サイトでは日々のネットショッピングで貯めたポイントを流用できたり、予約をすることでポイント還元が増えたり、お得なクーポンを利用することで、実質的には利用料金を下げることができるかも知れませんが、今回は直接予約とネット代理店経由では全く同じ部屋の設定があっても、公式からの予約が安いのは確かなので、よほどポイントやクーポンで優遇されていないようなら直接宿の方のサイトからネット予約するというのが良いと思います。

ちなみに、宿直営サイトということで、事前のキャンセルが出た場合、予約状況に反映される時間が短いとも思います。そうなると、今回の私の場合のように、少し前だと全く空きがなかった部屋・プランであってもキャンセル料がかかる前のタイミングだったり、キャンセル料が上がるタイミングの前に予約返上の手続きがあった場合、ぎりぎりに出掛けることになっても急に空き部屋を見付けることが可能になる場合があるので、今回一部屋残っているのに遭遇できたのだろうと思います。

これはまさに先日書きましたネット経由でのショッピングと同じような事が起こる可能性があるわけです。急に休みが入ったとか、休みはあるもののどこにも行く予定がないような場合でも、行きたい宿の直営ページをブックマークしておいて、直前にアクセスして空いていたら予約するというやり方を使って安い宿泊施設をゲットすることも可能でしょう。

昨今、海外からの観光客によってホテルの料金が上がってしまっているという話もありますが、ネット経由での予約がどこからでも可能になったことで、もうワンチャンの望みが出たということもあるでしょう。当日ぎりぎりまでネット予約可能な場合、旅行代理店から帰ってきた部屋も公式サイトでは販売されるようになり、前日とか当日でも宿を求めてネット上の公式サイトに行ってみる価値はあるように思います。ネット予約の発達は、早々に売り切れてしまうという事はあるものの、日程の都合でキャンセルになることもあるので、今年の夏の予定がまだ立っていない方は諦めずに探してみることをおすすめします。


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初心者から中級者まで車中泊だけでなくお出掛けに持っていける現実的な双眼鏡

先日、大型の双眼鏡を買ったばかりなのですが、今回追加で今後色々使えそうな双眼鏡をゲットしてしまいました。なぜまた双眼鏡を買ったのかと言うと、手持ちで使える軽い双眼鏡があれば、旅行中に星空だけでなく風景や鳥、コンサートでも使えるのでかなりお出掛けには都合が良いということを知ったからです。

たまたま知り合いと双眼鏡の話をしていて、その方は祖父の代から家にあるという軍用ではないかと思われるカールツァイスの双眼鏡を持っていたのですが、そのスペックは6(倍)×30(mm)という小さいもので、これくらいの大きさが陸上で色々なものを見ながら移動するということを考えるとこのくらいのスペックになるのかとしみじみ思いました。ということで、現在販売されている同サイズの双眼鏡について調べていたのですが、まるで「松・竹・梅」のような感じの三つの双眼鏡が目に止まりました。その三つの共通点は、「ポロプリズム」「三脚穴付」「防水」「500g以下」ということで、これならバックパックに放り込んでいつでもどこへでも持っていけます。その3つとは、以下の三機種です。

日の出光学 B+(3万円強)
コーワ YFII 30-6(1万5千円前後)
ケンコー・トキナー ultraVIEW 6x30WP(5千円強)

価格は2024年7月現在、ネット価格の最安値で表示しています。もちろん、価格が上がれば上がるほど見え方は良くなり、長く使える良いものなのですが、予算の都合もありますし、一番安いケンコー・トキナーの双眼鏡でも十分に使えます。特に人に進めることを考えると、やはり安くてもそれなりの性能をキープしているultraVIEW 6x30WPが良いのではないかと思い、一気に注文してしまったのでした。

大きさを以前購入した大型双眼鏡および、スマホ(oppo Reno9A)と比べてみましたが、相当小さいですし、覗いてみたらかなり明るく鮮明に見え、軽いため手ブレもほとんどなく使えました。ちょっと使っただけですが、ストラップにレンズカバーを取り付けるようにできるので(下の写真参照)、出先であたふたしていても、レンズキャップを失くすことを防げるような工夫がされているのが地味に嬉しいです。特に車の中でゴソゴソやっていると、車の奥深くにキャップを落としてしまったらそれはそれで大変なので、車中泊旅で使うにもなかなかオススメだと思えます。

実際この双眼鏡で何が見えるかと言いますと、地上でちょっと離れた物を拡大して見るだけでなく、レンズが明るいので夜に花火を見たり、三脚に固定できるので星空を見るにも使えるオールマイティーさがあります。また、見る対象の距離にもよりますが、低倍率であるので、コンサート用に使えないこともないでしょう。野外ステージの場合、会場が急に雨になる可能性もあるので、防水仕様というのも有難いです。

初心者の方は、まだどんなものかもわからないものに、高額なお金を出したくないと思われる方もいるかも知れません。ちなみにですが、日の出光学のB+については、購入したもののもし自分の用途に合わなかった場合には、一ヶ月以内であれば着払いで返品が可能というメリットもありますが、そもそもそれだけの予算を双眼鏡に掛けたくないと思うなら、ケンコー・トキナーの約5千円のものを試してみる価値は十分にあると私は思います。

今後は、旅行に出る時には必ずこの双眼鏡をバックパックに入れていこうと思っています。そして旅先で何を見るかということを考えながら出掛けるのも楽しそうです。


ネット通販のボーナスセールで何でも買ってしまわないための個人的な覚書き

世間では夏のボーナスを当て込んだ数々のセールが行なわれています。来週はアマゾンのプライムセールが行なわれるので、ネット上ではこれだけお得に買える! というようなPRがかなり出てきています。

もちろん、通常時の価格よりもディスカウントされた目玉商品が出てくるので、買い物をする際に値上げが気になっている方は、この時期がチャンスになることには違いありません。ただ、サラ金やクレジットカードのキャッシングのコマーシャルで必ず出されるメッセージのように「ご利用は計画的に」という事も確かです。無駄遣いをしても生活に響かないような環境の方であれば問題ないとは思いますが、私を含め多くの人たちはなかなか好き勝手には使えないものです。

というわけで、今回は自戒を込めてセールを十分に活用しつつも、無駄遣いを公開しないためにはどうしたら良いかということを考えてみたいと思います。
以前にも書きましたが、お得な買い物をするためには、通常時に欲しいものがどのくらいで売っているのか? という価格調査をすることが大切だと思います。一般的には「価格com」のような多くのショッピングサイトの価格を製品ごとに比較できるサイトを常に見ておくことは大事です。

あと、価格comで言えば、現在の価格だけでなく過去にどのような価格変動になったかも知ることができます。新製品でなければ、一年くらい価格動向を遡ってみると、過去のセール時にどのくらい安く売られていたのかがわかります。もちろん、過去の安値というのは円高やインフレの影響などでその価格までもう下がらないこともあるかも知れませんが、過去一年間くらいでの最安値はどのくらいなのかという事をまず見ておくと、セールで安くなったように見えても、実はそんなに安くないというようなことになっているかも知れません。そういう点は冷静に確認しておくことが大事ですね。

あと、アマゾンで購入することを前提にすると、自分のアカウントで「欲しいものリスト」に登録しておくと、見たい時にリストに入れた商品がいくらでAmazonで売られているかがわかります。

これは、自分が経験したことですが、全くセールと関係のない時期に、価格comの最安値より桁違いの価格で値付けが行なわれることもAmazonにはあります。そうした桁違いの値付けになっている時間はそんなに長いわけではないので、それを見付けた場合、特にそれを欲しいものリストに入れているならば、躊躇なく購入してしまった方が後から買っておけば良かったという後悔はなくなります。欲しいものリストはパソコンからだけではなくスマホでも見られますので、ちょっと時間が空いた時に見て、明らかに異常な安値が自分の欲しいものに付いていないかを確認することで、良い買い物ができるのではないかと思います。

あと、購入資金の問題ですが、私の場合は二段階で購入資金については考えています。まず、毎月の買い物に使える予算を決め、比較的小額のものを購入する場合にはその限度を超えるようだったら翌月以降にするようにしています。また、毎月設定している金額を超えるような買い物については、購入のための貯金をするか、資金を生活に関わるものとは別にプールしておきます。そうして用意した金額以内で安く買えるタイミングがあれば一気に買いますが、生活費を削ってまで自分の立場では高い買い物はしないということは守った方が良いでしょう。

実は、こうした買い方を守りつつ、新たにセール前に購入したものがありますので、改めて後日紹介させていただきたいと思っています。


山間部だけでは起きない土砂崩れの怖さを感じた50年前の豪雨の記憶

5年間の長い間、多くの人が待ちわびた松山の道後温泉本館がようやく再オープンした、まさにその時、松山城の裏山が崩れ人的な被害が出たという一報を聞きました。そのニュースを見て、私の住む静岡市で起きた集中豪雨による被害状況についてあらためて思い出すことになりました。というのも、1974年7月7日の七夕の日に起きた「七夕豪雨」は静岡県の特に静岡市・清水市(現静岡市清水区)に大きな被害をもたらしたのでした。

具体的な雨量は7日朝から翌日朝までの24時間連続雨量は508mmにも及び、今でも観測史上最高値になっています。今回の松山と比べるとだいたい倍の量でした。自宅は床下浸水でしたが、床上浸水した家も多く、翌朝は学校が休みで道路には水が溢れていたことを思い出します。

その時の豪雨では、洪水被害だけでなく人命に関わる別の災害が起こっています。当時の静岡市だけで27名の命が失なわれました。そのうち、土砂崩れで亡くなった人は21人もいたのです。私の住む静岡市は自転車を利用する人が多いほどなだらかな土地ですが、市の中心部にはまるで丘のような低い山が点在しています。豪雨では特に市民が初詣には多く訪れる静岡浅間神社があり、「静岡」という名前の元となったと言われる賤機山(賤機山)が崩れました。

先日、テレビでその時に13棟が被害にあって8名が亡くなった静岡市葵区丸山町の様子を見たばかりでした。その時は同じ賤機山に地元の静岡鉄道が営業して市民がこぞって利用していた「浅間山リフト」が崩れ、再開も叶わず廃止になったことが、毎年大晦日にリフトに乗って初詣に行っていたので、廃止の報を受け大変残念だった事を覚えています。

それ以来、静岡市内にある小さな山での山崩れはありませんが、いくら小さな山だったとしても多くの水を含むことで崩れる可能性は0ではありません。幸いにして現在住んでいるところは平地で山とは離れていますが、この静岡市は、賤機山の他、谷津山、八幡山、有東山などちょっと見ると小高い丘に過ぎないような山はあるので、山の近くに住んでいる人は、本気で命を守る行動について考えるべきだと思います。

今回の松山の土砂災害も、そこまで住民が避難を考える前に起きてしまいました。果たしてどうしたら命を守れるかということを考える場合、以下のリンクにある「重ねるハザードマップ」から「土砂災害」をクリックすると、危険な区域の場所がすぐにわかります。そうした場所に住んでおられる場合、本気で避難所への移動についても考えてみる必要があるのではないかと思ってしまいます。

https://disaportal.gsi.go.jp/maps/

また、自分の知らない土地で車を運転しながら車中泊場所を探す場合、今自分の居る場所がそうした災害発生の可能性のある場所でないかを上記リンクで確認した上で休むようにしたいものです。


「走れるJOGサンダル」を普段履きにするための靴下選びについて考える

先日紹介したワークマンの「走れるJOGサンダル」(下の写真)は、仕事でないプライベートで利用していますが、一見サンダルに見えることなく、紐でかかとを固定するという気楽さで、現在の生活の中での使用頻度は上がっています。当初は裸足だけで利用するつもりだったのですが、これだけ汎用性があると、もっと多くのシーンで使いたくなります。

最初、どうやって脱いだり履いたりした方が良いのかと思っていたのですが、サンダルはサンダルなので、かかとの事は気にしないで足を奥深くまで突っ込めば、普通のサンダルのように履くことができるので、玄関先でかかとを固定する必要はありません。例えば、車に乗る時などに、マジックテープを剥がしてかかとで固定するようにすれば良いので、頻繁に靴を脱いだり履いたりするような場合にはむしろ便利に使えます。

と、なると最初は素足に履いて出るようにのみ考えていたこのサンダルを、あえて靴下を履くことで安定して歩いたり走ったりできるような事も考えてみたくなります。そのためには、夏用ということで薄く涼しくて、ショート丈の靴下を併用することを考えたのですが、別の目的で出掛けた100円ショップのダイソーに、そのニーズにぴったり合った靴下があるのを発見しました。

「吸水速乾」というもので、一般的なサイズ(25~27cm)で薄いのもサンダルと合わせるにはベストという感じです。価格は一般的な税込110円なので、3足買っても330円という安さです。サンダル自体も1,900円と、この夏の足元はこれで十分なのではないかと思えるほどのぴったり感でした。

これだと、出先で急に雨に降られたとしても、ちょっと乾かせばそれ以上足元がぐちょぐちょになることを防ぐことができそうです。足元保護という点もありますし、サンダル自体を保護する意味でも、長く出掛ける時には靴下の利用が無難だとここ数日使っていて思ったことなので、安く便利な靴下とサンダルのセットをこの夏のお出掛けのメインとして使っていこうと思っています。旅行中でも、ある時は素足でサンダル的に利用しつつ、ちょっと歩くような事になった時には靴下を履いた上でかかとを固定して使うようなことで、複数の履物を用意しなくても良くなりそうですし、土砂降りの雨に遭遇した場合にサンダルは濡れるにしても、そのまま履き続けて乾かす非常手段が取れるので、冬はともかく夏のお出掛けはこれだけで良いかな? という気もします。もしこの夏出掛ける機会があれば、改めてこのサンダルを使い通してその感想などをアップできればと思っています。


現在では考えられない「CB無線」を使ったコミュニケーションを映画「コンボイ」で懐かしむ

昨日、たまたまテレビを見ていたら映画「コンボイ」が放送されていたので、字幕で画面に集中しなければなりませんでしたが、最後まで見てしまいました。1978年の映画なので今とは状況がまるで違いますが、今も昔も大型トラックで物資を運搬する運転手の方々の苦労は並大抵のことではないということがわかります。

映画では些細なことから保安官といさかいを起こし、仲間たちと隊列を組んで走行することになるのですが、隊列の規模は移動するに従ってどんどんと増えていきます。なぜそんな事になるかというのは、トラック運転手は各トラックにCB無線を搭載していて、発信する周波数を決めていることで、走行中に仲間と話しながら走行していた時代だったのです。

映画ではその交信を聞いた人が話に割って入り、そこから新たな仲間となったり、メンバーの緊急事態を無線で知らせることで、窮地を免れたりします。もし各々の運転手が単独で行動していたら映画そのものが成り立たないでしょうし、こうした無線によるコミュニケーションがあるからこその映画だと言えます。

日本でもかつては多くのトラック運転手たちは車に無線機をセットして、交通情報の交換や警察の取り締まり情報を共有したり、夜通し運転する中での眠気覚ましとして交信を楽しんでいたと思います。ただ、それには大きな弊害もありました。

この映画の影響かどうかはわかりませんが、無線というのは出力が大きいほど遠くまで飛ばすことができるので、高出力な輸入したいわゆる「違法CB無線」が横行し、国内ではトラックが通るたびに電化製品が誤作動したり、テレビやラジオに無線交信がそのまま強力に入ってくるなどの電波障害が頻発しました。

トラックではなく、普通の車で旅をする際にも車に無線機を積んで交信をしながら走る人たちもいました。その場合は業務ではないのでアマチュア無線を趣味にしている方がほとんどでしたが、仲間内との交信だけでなく、旅行先で電波を出し、周辺にいる無線家の人たちと交信をして楽しむという文化がありました。まあ、今も細々と続いている趣味ではあるのですが、こうした無線による交信というのは、ほとんど寂れてしまいましたね。それは携帯電話からスマホへと発展するモバイル通信の発達があってのことです。

トラックのCB無線はそれこそ無線局免許も持たないで輸入した高出力の無線機で交信していた人もいたらしいですが、アマチュア無線は国家試験のある免許が必要で、無線機を買ったら改めて申請してコールサインをもらい、それをきちんと更新するという手間がかかりましたが、今ではスマホを使えば免許も何も必要なく、スマホ一台だけの負担と自分に必要な通話・データプランに入るだけで国内では通話放題、データも使い放題になるわけですから、あえて今無線機を導入するという方は少なくなっていて、映画の世界というのはもはやおとぎ話のような感じでした。

現在、あえて無線機を購入して趣味として無線を楽しむということは考えにくいと個人的には思っています。というのも、映画のように誰もが無線機や無線の聞ける受信機を持っていて、こちらから何か発信した事にレスポンスが返ってくるかというと、もはやそんな時代ではありません。ただ、今年の能登半島地震によってしばらく携帯電話が使えなくなったことで、山間部などでどうしても外と連絡を取りたいというような場合は、仲間うちで小電力のものでも無線機を使って非常用の通信として使うという方法はありますが、そのためには自分だけ無線機を持っているだけでは駄目で、いざという時に無線機で通信できるようなネットワークを作っておく必要があります。

昔のようなトラック無線に代わるものとして、最近では電話回線を使った(データ通信)IP無線機もあるという事なので、そちらを導入して通信しているトラックもあるということです。これなら高出力の必要はなく、全国の仲間と交信できます。仲間内の連絡手段としては便利ではありますが、携帯電話と同じく通信障害や災害による大規模な停電があると使えなくなるという事はあるにしても、やり方次第で昔ながらの交信しながら夜の高速道路を走る手段が確保されていることは、今回映画を見て改めて調べるまでは知りませんでした。運転手の方々は労働条件が厳しく、色々大変だとは思いますが、昔ながらのコミュニケーション手段が残っているということは何か嬉しくもありました。


今さらながらパソコンでの日本語入力切替のキーボードショートカットを変更する

昨日は休みだったのでネットで調べものをしたり多くのユーチューブ動画を見ていたのですが、その中で最近はあまり気にしたことがなかった、日本語入力の設定について解説している動画が気になり見てみました。

私は、このブログは主にウィンドウズOSを使い、さらにはウィンドウズのデフォルトでない「Google日本語入力」を多少弄りながら快適な日本語入力環境を作っているつもりでした。ただ、昔はパソコンを変えたりした場合にはいちいち日本語入力のプロパティを開いて手入力で設定を変えていたのですが、最近はそうした事はしないで素のまま使っていたのですが、どうしてもストレスに感じることがあり、ふと目に入った動画は私のその気持ちに寄り添うものでした。

どういうことかというと、日本語の中に英字を入れたり、半角の数字を入れたりする場合、日本語IMEを入れたり切ったりする必要が出てきます。多くの日本語キーボードには切り替えをするための「半角/全角」キーがあるのですが、そのキーは一番左上にあり、指をキーボードのホームポジションに添えている状態ではうまく打てずに、ホームポジションから指を離す事になっていました。

動画では、日本語IMEの設定を変更することで、日本語と英数字の入力の切り替えを「Ctrlキーとスペースキーの同時押し」にすることを推奨されていたのですが、具体的なやり方は一般的な「Microsoft IME」でのやり方を説明していて、私の使っているGoogle日本語入力ではありませんでした。一瞬途方に暮れかけましたが、当然ながらやり方を解説してくれる人はどこかにいるはずだと思って調べたら、しっかりありました。リンクを貼っておきますので、私と同じ環境で日本語入力をされている方は参考にしてみて下さい。

https://kurobutasan.com/google-ime-ctrl-space/

ちょっとした事ではありますが、「abc」と「いろは」というような英字と日本語の混じった文章を書く場合など、いちいち画面を見ないで切り替えができるようになって、ストレスの一つが解消した気分です。改めてこんな事を書くのは、やはり日々使っている道具であっても、自分が自己流で使っているやり方よりも効率的に行なえる方法があるなら、それを見付けて早く変えた方が良いのではと改めて思いました。

最近はスマホの入力を使わずに、SMSやLINEのメッセージもパソコンのキーボードから入力することが多いので、こうした設定の変更は今後も気付いたときに少しずつ行ないながら、自分の使いやすい形にと仕上げていきたいと思っています。皆さんも、日々の生活の中でちょっと考えを止めてしまうような事があった場合、その対処法はないのか、調べてみることも大事だと思います。


DAZNを安く利用するために楽天モバイル経由での契約を検討する余地はあるか

最近の楽天モバイルはなりふり構わずに様々なサービスを打ち出して契約者数の増加を目指している感じですが、個人的には楽天モバイルが伸びることによって、他の大手キャリアの料金やサービスも変わってくる可能性があるので、頑張ってほしいと思っています。

今回入ってきたニュースは、楽天モバイル経由でコンテンツのサービスに加入すると、一定の割合でポイント還元がされるようになったということで、個人的に興味があるのはDAZNとの組み合わせです。
私は過去にドコモとDAZNが提携していて、ドコモ回線とセットで加入すると安く使えていた時代に加入して主にJリーグを楽しんでいました。現在はそうした特典が無くなっただけでなく、利用料金が増加する中で、どうしても見たいものがある場合に、povo2.0のトッピングとして7日間のみ利用というやり方を使っています。最近は日本代表のサッカーの試合において、アジアとの対戦においても、日本で行なわれる試合は地上波で放送されるものの、アウエーの相手地域での試合については生中継がDAZNだけという状況にもなっていて、日本がらみのサッカーを網羅したいという場合には、値上がりする中でもDAZNに入り続けなければならないということになってしまっています。

ただ、それでも多少は安く利用したいと思っている人は少なくないと思うのですが、今回楽天モバイルでは、DAZNとHuluと提携を発表しました。Huluの方は楽天ポイントで20%ポイントが付くので、現在Huluに加入していて、楽天モバイルにも入っている方は186ポイントが付くので、ポイントを利用すれば、実質的な負担低減になります。今回メインで紹介するDAZNの場合は、Huluと比べると還元率は劣るのですが、何せ毎月の料金が税込4,200円と高いので、楽天モバイルとセット契約にした場合の15%ポイント還元で、毎月572ポイントがもらえます。楽天ポイントを現金と同じように使うあてがある方にとっては月600円弱安くDAZNが使えるわけで、現在の契約を楽天モバイル経由にするため、回線を変えることも現実的な話になってくるのではないかと思います。

ただ、大手キャリアに今まで契約していた人にとっては、楽天モバイルは安いが実際どうなのか? という気になるのは十分理解できます。そういう風に考えると、楽天モバイルが一部地域でプラチナバンドによる通信を開始した後にこうした魅力的なプランを出してきたのは、うまいなという感じがします。

基本的には、電波をとらえることができる場所で生活をしているなら、楽天モバイルは最強だと思います。他社のような高速通信の制限はないので、いくら使っても3千円ちょっとで済むので、DAZNと合わせても7千円弱で不満なく使えます。Androidスマホなら、Rakuten linkを使って着信・発信ができるので通話料・SMSの料金もかかりません。

私の場合は、楽天モバイル回線を通話用の回線として使っているので、税抜980円でキープしていますが、通話品質がそれほど良くないという事はあるものの、別のコンテンツ・サービスではRakuten TV経由でNBLの試合が見られたりするので、節約しながらネット配信のコンテンツサービスを増やすためには、月千円で楽天モバイル回線を維持しながら使うというのも悪くない使い方ではないかと思います。

サッカー好きの方でJ1でないJ2・J3に贔屓のチームがあるような方は、DAZNを契約していないと、直接行って試合を見るしかないのですが、チームは北海道から沖縄まで散らばっているので、常に遠征するくらいなら、DAZNに入る方が安上りになります。そんな中で、少しでも安く見たいと思っていた方については、今回の発表はかなり魅力的なのではないでしょうか。

ただ、そんな中でも今後DAZNは更に利用料を上げるのではないか? と思っている方もいるでしょう。ただ、今回の特典は、ずっと15%のポイント還元ということなので、利用料が上がれば還元されるポイントも増えるということになるので、単にDAZNに加入されている方との差はさらに広がることになるでしょう。

ただ、自分にとって気に入らない「改悪」がDAZNでも楽天モバイルでも行なわれれば、その時には契約を止めることも自由にできるわけですし、私は悪い話ではないと思います。今年のJリーグは、私の地元である静岡のチームは、ジュビロ磐田こそJ1ですが、清水と藤枝はJ2、沼津はJ3となかなか生の試合はテレビでは見られません。清水がJ1に上がれるかと同時に、沼津が現在J3でJ2への昇格圏内にいるので、今後の状況によってはJリーグ開催終盤にのみ、楽天モバイル経由での加入も考えても良いかな? とも思っています。私と同じように、特定のスポーツの贔屓のチームだけ見たいという方でも、加入の仕方によってメリットは出てくると思うので、楽天モバイルの思惑に乗るのも悪くないのではないかと今のところは思っています。


大手キャリアの年令制限や各種割引の価格とMVNO価格との比較から見えてくるもの

前回は、日本通信とドコモ本家(主にirumo)を比べてみましたが、今回はauが展開している「スマホスタートプランベーシック」を比べてみたいと思います。こうした比較を行なう前に、お断りしておきますが、日本通信に限らず、大手通信会社から帯域を借りて事業を行なっている業者(今回の場合は日本通信)と大手が直接回線を提供する場合との大きな違いは、平日のお昼や夜のゴールデンタイムなど、多くの通信が集中する時間帯にはデータ通信が遅くなったり、つながりにくくなる事は普通に起きるので、その分の快適さが価格差となって現れるということをご承知おきください。

ネットをウロウロしていて気になったのが、紹介したauの「スマホスタートプランベーシック(U22)」で22才以下で他社からの乗り換えでない新規契約の方が対象になるプランです。ウェブの広告では「1,980円(税込2,178円)」で毎月30GBのデータ通信が使えるようになるということですが、紹介ページを読み込んでいくと、この金額は様々な割引を適用した場合の「最大値」であることがわかります。以下、auのホームページからその概要を説明していきましょう。

まず、通信料詳細のところに、「1年間限定で2,178円」と書いてあります。学生でも一年後には同じ条件で3,916円になります。スマホ本体を分割で購入している場合、2年目から毎月の支払額が上がることになるのですが、そこはきちんと考えた上での契約が必要だと思います。

次に、元々の各種割引を一切使わないで契約した場合、元値がいくらなのかということも、ちゃんとウェブには書いてあります。その金額は5,203円で、ここから各種割引で毎月の利用料が安くなっていきます。見やすいように、ここから各種割引は箇条書きで書いていきます。

・家族割プラス3人以上でauの場合はずっと550円割引、2人の場合は220円引
・auスマートバリューでずっと550円引
・au Payカードお支払い割引でずっと187円引
・スマホスタート一年割で契約翌月から一年間1,188円引
・スマホスタート一年割ベーシック(U22)で契約翌月から一年間550円引

となります。なお、auスマートバリュー割を使う場合、ひかり回線の基本料金5,610円/月+オプション料550円/月の支払いが必要になります。

つまり、ご家族のスマホ契約(3人以上)が全てauで、料金はau Payカードからの引き落としで、光回線も割引に対応するものを契約している場合に、22才以下で初めての契約をする回線が最大の割引である2,178円に契約翌月から1年間だけなるというわけです。気を付けたいのは通話関連のオプションはこの金額では使えず、別に通話オプションを使うか、30秒22円の通話料を払うかということになります。

契約者が23才以上だったり、光回線は安い他社で契約していたり、そもそも光回線を使っていなかったり、家族割が使えない単身の方の場合はそもそもウェブで出ている最安の価格では利用できないということになります。

ここまでかなり長くauの22才以下限定の割引プランについて説明してきました。対して日本通信の同価格のプラン(合理的30GBプラン)は実に単純明瞭です。年令制限なし、各種割引は一切ないものの最初の料金でそのまま使い続けられる、ただし回線はドコモ回線で通信スピードについてはau回線より遅くなるという注意点を頭に入れておけば、解約したくなったらいつでも解約可能です。内容についてはこちらも箇条書きで示します。

・データ容量は月30GB
・通話料金は「5分定額」か「毎月70分の無料通話」から選ぶ(オプションではない)
・超過分の通話料は30秒11円(auの半額)
・データ追加は1GBごと220円
・毎月の料金は税込2,178円

ちなみにですが、auの場合の5分定額のオプション料金は月額880円なので、忖度なく二つのプランを比較した場合、auは割引前の5,203円に880円を加えて6,003円と2,178円の比較になると思います。それでも、全国に有人対応のできるショップがどこでもあること、回線の品質がauの方が良いことを考えると、このくらいの価格差になってしまうということなのでしょう。

前回も今回も、日本国内のMVNOに早くから参入している日本通信のプランについて紹介しましたが、使い方によっては日本通信でない他のMVNOの方が良い場合もあります。その場合でも、今回紹介した大手キャリアの割引内容よりも安く使えるプランは多くあります。この辺は本当に、「今までずっと使ってきたから」「大手で安心できるから」という意識によって変えられずに来た人が多いのかなという感じがします。これは何も通信会社の選択には限りません。今まで当り前だと思っていたことでも、自分で調べたり、詳しい人に色々聞いたりすると、その印象は変わる可能性があります。騙されていたとまでは言えませんが、もう少し早く知っていれば、無駄にお金を使うことはなかったと思うことは、この世の中に多くあるのではないでしょうか。

もちろん、価格が高くなったとしても大手との契約を継続するという方もいることでしょう。個人的には、毎月の通信費を少しでも安く抑えたいと思っている人がいるならば、ここ数日のブログ内で書いた事で、多くの方が自分で自分の契約を見直し、今までの行動を正しながらよりよい暮らしに変化していける人が増えることを願わずにはいられません。


日本通信が月額290円から利用できるプランのテレビコマーシャルを行なった意味

このブログを読まれている方にとっては十分ご承知かも知れませんが、国内のMVNOの老舗で、大手キャリアに対して格安なSIMカードのみのプランを出し続けている日本通信が先日からテレビコマーシャルを始めています。

内容は、ネットで検索すれば出てきますが、メモ用意にプランの価格(月額290円から)を書き、それに沿ったナレーションが入るという簡便なものです。このコマーシャルの制作費用が安くなるのかどうかはわかりませんが、たまたまテレビを見ていた人が「そんなに安い費用でモバイル通信を利用できるの?」と思うだけのインパクトが有るコマーシャルになっています。

このコマーシャルが流れた意義というのは、個人的に言うとかなりのインパクトがあると思っています。少し前までは、自社のプランの優位性を広めたいと思っても、テレビでコマーシャルを打つだけの費用については、将来的な黒字を目指して楽天モバイルのように先行投資するようなことは日本通信にはできていなかったので、これからも「一般的には知られていないが、知っている人は良く知っている」というスタンスで推移していくのだろうと思っていたのですが、今回のコマーシャルによってその状況に変化が出てくる可能性があります。

通話もデータ通信もほとんど使わないのに、毎月5千円以上の「通信費」を大手キャリアに支払っている人からすると、今の日本通信の通信料金は最低の月額290円だけでなく、5分定額(通話)を付けたり、月70分までの無料通話が付いたり、さらにはデータ通信量も月10GB付いても月1,390円で持てます(合理的みんなのプラン)。コマーシャルを見て興味を持った人が人に調べてもらったりしてそうした事実を知った場合、なぜこんなに安くできるの? と思うのは普通の対応でしょう。

今までは極力経費を節減してというような事が理由に挙げられたと思いますが、こうしたコマーシャルが打てるというのは、継続してコマーシャルを打っても事業が傾かないだけの経営基盤の上に格安料金を実現していると見ることができます。となると、逆に考えるのは、なぜ今も大手キャリアの料金は高いのか? という疑問となり、多くの大手キャリア契約者が日本通信に流れる可能性を秘めているということになるのではないでしょうか。

そもそも、大手キャリアは携帯電話の中で閉じられたインターネットサービスを提供している時に、今では無料が当り前なさまざまな情報を入手するために結構な情報料を取り、それが通信費に反映されることで、通信費が上がり続け、その代わり会社の業績が上がっていたという状況がありました。何も考えずに大手だからと契約し続けていた人たちは、かなりのお金を大手キャリアに払い続けてきたのです。

現在、私の母親が日本通信のコマーシャルで出ているデータ量月1GBの290円プランに加入していて、オプションで5分定額の通話が利用できるようにしていますが、通話オプション料金は390円なので毎月の合計額は680円+税などで済んでいますが、日常的に使う分には何も問題がありません。月5,000円くらい払っている人と比べると、一月ごとに4千円以上他の事にお金が使えるようになるわけです。

それでもまだ、大手に高額の通信料を払っている人に言いたいのは、月千円以下しか払わない契約者が多数でも、日本通信という会社は潰れることなく、それどころか今まで行なってこなかったテレビコマーシャルを出せるだけの体力があるということなのです。日本通信は大手キャリアのNTTドコモから回線を借りているのですが、回線を借りてこれだけの料金設定ができるというのは、本体であるドコモにはもっと毎月の通信費を下げるだけの余裕があるのではないか? ということです。

もちろん、大手キャリアの場合は基地局の運営などで費用はかかっていて、大きな災害などの場合には国民のライフラインとして早急な復旧を担っているところが日本通信とは違います。でも、ドコモの中でも料金の安いプランを出している「irumo」でも、dカードによる料金支払いおよび、ドコモ光orhome5Gの同時契約をした場合の金額であることにまずは注意しましょう。

何も割引のない場合(日本通信と同じ条件)は月3GBで2,167円、500MB/月でも550円/月と日本通信の290円より高いのです。ちなみに、日本通信でデータ通信を増やすには、1GBあたり220円追加料金が発生するので、月3GB使う場合には730円で、データ量を使わなければ月290円で済んでしまうケースもあります。なお、irumoではこの内容に通話オプション料金は入っていないので、5分定額を使いたい場合には更に880円かかります。500MBプランに5分定額を付けても月1,430円になるので、それなら日本通信の10GB・5分定額or月70分無料通信のプランとほとんど同じになるので、普通に考えればドコモ本家からirumoに移るよりも日本通信を検討する価値はあります。

今後は、こうした状況も広く知られ、それを理解した人は特別なしがらみがなければ、安くても使える日本通信の方に流れていく傾向になっていくのではないでしょうか。日本通信は最安の290円で回線を維持する場合、通話料もドコモの半額で利用できるので、個人的にはメリットしか感じません。それでもドコモにしがみつく人たちに今回のコマーシャルが届くといいと個人的には思っています。