ソフトバンクの動向から今後の通信業界を展望する

ここのところ、ソフトバンク関連のニュースが多く出てきています。他のキャリアやMVNOの動きがない時期だけに、より一層目立つということもあります。先日紹介したLINEモバイルの買収や、ソフトバンク自体の株式上場、そして今回明らかになった「スポナビライブ」の「DAZN」への吸収(実際はサービス終了なので今までのユーザーがコンテンツを継続して楽しみたい場合には改めてDAZNへの加入が必要になります)があります。

スポナビライブで中継しているサッカーの放送権料が高騰していて、とてもこのままサービスを維持することができないという理由があるようですが、ソフトバンクはプロ野球の「ソフトバンクホークス」のオーナー会社であり、プロ野球中継が一つの売りになっているだけに、プロ野球を含めて全てをDAZNに丸投げすることでの影響は少なからずある中での決断ということがわかります。

とりあえずは、今後のソフトバンクは何でもかんでも手当り次第に事業を広げるのではなく、今後もし楽天モバイルが第四の通信メジャーとして攻勢を掛けてくることも睨みながら、先発するドコモとauに比べても選んでもらえる個性を際立たせようと考えているように思えます。

DAZNはドコモと提携し、ドコモの回線を持っていれば格安料金で加入できるので、今後出先でも多くのスポーツを楽しみたい方はドコモに流れるというのは折り込み済みで、それとは違った方向性を出していくという決意表明のようにも思えます。

スポーツ中継の生配信というのは放映権料が高騰する今の時代、商売としてはなかなか成り立つことは難しいものの、子会社化したLINEモバイルのノウハウを使っての新サービスや他キャリアのLINEユーザー(特にドコモ・auのMVNO利用者)には使えないサービスを作ることで、ソフトバンクに入るメリットを際立たせる腹積もりなのでしょうか。

ただ、ユーザー的には必ず一人一回線というわけでもないので、もし今後ソフトバンクやその系列のY!mobile、LINEモバイルに入っていないとどうしてもできない事があるなら、毎月の利用料金のバランスを保ちながら平行して加入することで両方のサービスを便利に使うことを考えるでしょう。私自身のことでは現在、ドコモは24時間通話定額のみという形で加入しています。現在の楽天モバイルが通話無制限のオプションを止めることを発表したことで、しばらくはドコモでの契約を維持することになりそうなので、DAZNの方もとりあえずJリーグとの大型契約が終わるまでは加入を続けることになるでしょう。

その上で今後のauおよびソフトバンク、さらに回線を借りてサービスするMVNOがどういう形でのサービスを始めるのかによって、現在ドコモ回線で契約しているLINEモバイルをソフトバンク回線に変更する必要があるのか、さらにauの格安回線を使った方が幸せになれるのかの判断をすることになりそうです。

希望としては、500kbps上限くらいでもいいので1日制限や3日間制限を考えないでも使えるようなプランが安く出てきてくれれば、今住んでいたり移動するところがエリア内であるならば回線の種類にはこだわらずにメインのモバイル回線にしたいと思っています。恐らく次世代通信の5Gの時代になれば今の低速回線を無制限で提供しているMVNOの中で最低速度を200kbpsから多少なりとも上げてくれると信じていますが、それまで約2年です。大手キャリアに切り替えると最低2年継続しないと解約料が発生しますので、この夏くらいまでに大手キャリアの中でも魅力的なモバイル通信プランが今回のソフトバンクが動いたことにより出てきてくれることを期待しています。


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郵便会社の良くなった点

このブログでは、「インターネット万能説」というのがあるのかはわかりませんが、外でも自宅と同じようなネット環境を整備することによって旅先での生活も便利になるという考えのもとで書いているとこるが多くあります。しかしその中でいかんともしがたいのが、物そのものを送ったり送られたりするためには昔からあるアナログ的な仕組みです。

メールやSNSで送ってもその中味を見てくれない方もいますし、せっかくスマホを持っていてもスマホの画面から電話に出たり通話を終了する方法がわからないということで、かかってきた電話に出ない人もいたりするのです(^^;)。そんな人はむしろガラケーからスマホに機種変更をしない方がいいのにと思うのですが、どうしても連絡が取れない場合はやはり手紙やハガキに頼るしかないというのも正直なところなのです。

このブログでは民営化された郵便会社について、今までは「ゆうゆう窓口」の24時間営業の中止や、地方局の統合などどちらかと言えば悪いことの方を取り上げてきた気がしますが、先日郵便局に行ってある意味民営化しなければできないようなサービスが行なわれていることを知りました。そういう風に気付くことは前からあったのですが、あえてここで紹介するようなことはなかったのでそのままにしていたのですが、今回はそれらをまとめて紹介しようと思います。

まず、郵便会社のサービスというのは全国一律のサービスであるので、昔から局にあるATMを使う場合は利用手数料が時間によって無料だったり、送金する料金が安かったりしました。またちょっとした物を送る場合に、とにかく閉まるように入れれば送れる「レターパック(旧エクスパック)」のシリーズは今でも旅先から何かを送る際には便利です(種類によっては厚さが決まっているものもあります)。というのも、競合する宅配業者の場合は営業所を探してそこから荷物を出さなければなりませんが、郵便の場合は無人でも出せるポストの存在が大きいです。あらかじめ「プラス」と「ライト」という複数の種類の「レターパック」を用意しておいて、プラスなら4キロまで厚さ制限なし、ライトなら重さは4キロまでで厚さに3センチまでという制限があるという区分があるだけです。

お土産を送ってもいいし、長期の旅行で着なくなった衣類を詰め込んで送るのにも全国一律料金でポストから送れるというのはかなり利用者側にメリットがあると思います。

過去には福山通運が「パーセルパック」専用封筒に入れて送れるサービスを郵便局より安く行なっていたので利用していたのですが、いつの間にか一般利用者の取扱いはNGとなってしまったので、今後どのようになっていくかはわかりませんが、車中泊旅のお伴として車の中に二種類のレターパックを忍ばせておくのもいいのではないかとすら思います。

今回郵便局に行って封筒に貼るための切手を10枚単位で購入しようと窓口にお願いしたところ、普通の切手とともに「シール切手」を紹介されました。考えてみると、出す郵便物によってはこうした初めからシールになっている切手というのは便利です。今回の用途も、すでに手紙には封をしてあり、あとは切手を貼るだけにしておいたものに使おうと思ったからで、全て同一金額ということもあり間違えて違う額面の切手を貼る可能性もなかったので素直にシール切手を購入して局内でシールを貼っていたらあっという間に終了しました。

もちろん、シールだと間違えて貼った時に「ハガロン」をつけて剥がすという手段は使えなさそうですし、様々な郵便物を送るのでなければシール切手は大変便利です。今回たまたま発売されたばかりの「天体シリーズ第一集」の切手も購入し、恐らく出した人にも気に入ってもらえたのではないかと思います。
こうした気軽に手紙を出すために使うと便利なシール切手がここまで簡単に買えるようになったのにはやはり民営化になって風通しが良くなったことと関係あるでしょうし、また民営化してすぐ窓口でレターセットを販売するようになったのは官営の歴史が続く中ではできなかったことだろうと思いました。

と、こんな事を書くのも、まだ郵政民営化前の郵便局を訪れた時に遭遇したあるハプニングを見たことが根底にあります。というのも、今でいうシニア世代のクレーマーらしき男の人が窓口の若い男性職員と押し問答をしている中に私が局内に入ったのですが、その男の客の要求というのは当時の郵便局ではできない対応だったのです。

つまり、ここは郵便局なのだから切手を貼る封筒があってしかるべきだと主張していたのですが、当時はまだ郵便局で売っていいものと悪いものがあった時代だったので、職員の男性は、郵便局では封筒は売っていませんので、文房具店かスーパー・コンビニでお買い求め下さいと何回も諭すように対応している中で、クレーマー男性は職員の方を殴り、捨て台詞を残して帰って行ってしまったのです。その時には別に警察を呼ぶこともなく、それ以上は局側も事を荒立てるような感じではなかったのですが、なぜ当時の郵便局ではレターセットを売ってはいけないのか? というような疑問は現場では当然出ていただろうと思います。

最近の郵便局では業者が入って実演販売をしているところもあり、自分で写真を切手にしてもらうなど様々なサービスが行なわれ、局内に自動販売機が設置されたりして冷水機のみしかなかった昔とはかなり変わってきたなと思うことがありますが、近くの郵便局の敷居というのは銀行や運送会社と比べればかなり低いままだという印象があるのが郵便局の強みだと思います。

今後電子マネーの普及とともにその営業状況にも変化はやってくるとは思いますが、直接やってきてくれる人との対応において、現場からの要望というのはきちんと吸い上げてさらなる進化を望みたいと個人的には思っています。ちなみに、シール切手とレターセットの同一パックがあれば便利だなと思って調べたらすでに「My旅切手レターセット」というものがあり、その土地から手紙を書いてすぐ出せるようになっていました。これが観光地の出張所にでも置いてあれば、旅先で撮った写真をコンビニでプリントして、コンビニ内にあるポストに投函して送るなんてこともできます。電子メールだけでなく手書きの手紙というものにも魅力を感じている人を取り込めるいいアイデアだと思います。民営化になったことで今後も宅配業者との競争が続いて大変なところはあるでしょうが、旅人のオアシス的な所は残して、全国どこでも利用できるというところは変わらないでいて欲しいと思っています。


乾電池でも怖いショート

昨年は古くなったり落としたりしていて断線の可能性のあるリチウムイオン電池が発火する事故が日本で数多くニュースで報道されて、充電する際には本体および電池が熱くなり過ぎていないか調べるようになりました。

しかし、リチウムイオン電池だけが問題ではないということを昨日実感することになったのでした。というのも、人から頼まれて使い古したLED式のライトの電池交換をしてあげていたのですが、このライトはどうやら100円ショップで購入したものであるらしかったのですが、知り合うの人に急にライトが付かなくなったので新しい電池に交換して欲しいと言われ、これも同じく100円ショップで買ってきたものだと思われる単四アルカリ電池3本を電池ボックスに入れて、その電池ボックスをライト内部に挿入しようとしたところで、それは起きました。

まず、正しくセットしてあれば何の問題もない電池ボックスに入っている電池が急に暖かくなっているように感じました。これは3本のうちどこかプラスマイナスを間違えたかと思ってそのまま手に持って見ていたら、次の瞬間にはもう電池ボックスは熱くてとてもこれ以上持っていられなくなっていました。

あわててその電池ボックスを床に叩きつけるように離し、何とか電池が外れたことでそれ以上の発火は起こりませんでしたが、電池を入れる時には常に電池ボックスの表示を見ながらショートしないように電池の向きに気を付けて入れていたとは思うので、恐らくLEDライトをその人が落としたか長く使い込んでいたかわかりませんが、うまく接触しない危険な状態だったのではないかと思います。もちろん自分自身が電池の向きを間違えた可能性も0%ということはないので、うまくいかなかった事を知り合いの人に謝罪しましたが、もとは100円ショップで買ったものだからとそれ以上の非難は受けずにすみました。

ここまでのところで、実際何が原因かまではつかめなかったのですが、電池が接触するところにはちょっと曲がっている薄めの鉄板の部品もあったので、ほんのわずかな部品のズレが今回のような事を引き起こしてしまったのかとも思います。単四の電池といってあなどってしまっても、それだけ大きな威力を出すので、改めて電気の誤った使用は恐いという認識を新たにした自分自身の体験でした。

私がパソコンやスマホ、ガラケーなどをモバイルバッテリーから充電する際には幸いにしてそのような危険な目には遭っていないのですが、端末本体やバッテリーを落としてショックを与えた後に使う場合は、ケーブル・バッテリー・端末が急に熱を帯びていることはないかいちいち確認して、さらに安全に使えている状態でもバッグの中に入れたまま使うなどの熱がこもる原因になるような使い方をしない方がいいということを改めてお願いしたいと思います。

最近はかなり高容量のモバイルバッテリーもあり、それでノートパソコンを充電できるようにUSB C-typeの端子が付いているものも普通になってきていますので、私自身もそうしたバッテリーを購入する場合は信頼できるメーカーが出しているものを安全に使うことを徹底しようと思っています。


Chromebook Flip C101paかpomera DM200か

またぞろ、モバイルマシンの新しいものを増やそうかと思っているのですが、現在Windows10のモバイルパソコンとしてはタブレットやクラムシェル型のもの、さらにキーボードが開くギミックのポータブックに1キロを切る10.1型サイズの小型パソコンまでありますので、まだまだ買い替える必要はないかなと思います。

さらに、過去に最安価格で購入することのできたChromebookをLinuxを使えるようにしてみて、かなり使えるパソコンであると感じていましたので、ASUSの10.1型で900gというノートパソコンでFlip C101paに興味がわきました。今使っているChromebookより小さく、画面が360度動くので、タッチパネルになっている液晶部を動かすとタブレットとしても使えたり、スタンドを使わないでも自立するので動画や音楽も聞けるし、もちろん文字入力にも使えます。

基本の使い方だけではウェブブラウザの「Chrome」が使えるだけですが、Linuxを導入すればテキストエディタからの入力ができるようになり、さらに私自身が使い慣れた「Google日本語入力」のLinux版「Mozc」が使えるようになるので、入力環境を統一し、データの方もLinuxとChromeの方を行ったり来たりできるようになれば、これ一台でブログの更新やメールの送受信も十分に行なえます。現在の価格は最安値で3万8千円くらいとそれほど高くもなく、電源もUSBのType-Cから行なえるので、汎用のACアダプタの他、対応するモバイルバッテリーからの充電もできます。

それと並行して考えていたのが今持っている「ポータブック」と同じキングジムから出ている「ポメラDM200」(実勢最安値価格34,000円程度)です。こちらの方もLinuxを入れて動かすプロジェクトが進んでいて、デフォルトの環境とLinux環境の両方を使い分けることも同じく可能になります。一応Wi-Fi環境もあるので、Linuxに降りれば前のDM100のように、全くテキスト入力だけで他の事はできないということもないようです。

より小さいのはポメラDM200の方ですが、Flip C101paとは横幅はほとんど変わらず、厚さもFlip C101paの方が薄いということなので、あえてpomera DM200を選ばずともChromebookのFlip C101paの方が良さそうだなと思ったのですが、最近になってもっと面白いChromebookが登場してきました。

そのChromebookのメーカーはASUSと同じ台湾のacerなのですが、11インチと少々大きいものの最大の特徴としてドコモの格安SIMなら使えそうなスロットが付いているLTE通信対応の製品なのです。こういうノートパソコンが出てきたことにまずは感謝したいですし、今後さらに多くのChromebookにLTE通信利用可というものが出てきてくれればいいのにと思いますが、もし今後にFlip C101paにLTEスロットが付いた製品が出てきたとしたら、今C101paを買ったら多分後悔するでしょう。そんなわけで、できればSIMカードの入るマルチ端末が欲しいと思ったら、あえて今急いで現行品を買うこともないわけです。

この辺は将来の状況によることもあり、もし日本でこれ以上のChromebookが出なくなってしまったとしたら、新品での入手が難しくなった後でFlip C101paを買わなかったことを後悔すると思いますし、今後新たなFlip C102pa LTEなんてマシンが出たらその時こそ購入時期が来たと思えるでしょう。私自身は今、Androidの7インチタブレットをけいこうしていますが、もし今のFlip C101paにSIMスロットが付いて単体でネット接続が可能な端末が出たら、荷物をこれ一つと、必要に応じてWindows10の入ったポータブックあたりを持って行けばそれだけで何とかなると思います。

ポメラの優位性というのは、個人的に考えるに一回の充電で使える時間が長く、テキスト入力に集中できるということがあります。また、ATOKの変換にこだわる方にはChromebookで苦労して使おうとするよりもpomeraを使う方がいいのではないかと思います。また、pomeraの親指シフトを気に入っているだけなら、ChromebookにLinuxを入れてさらに親指シフト実行のためのアプリを入れれば実現できるので、人によってはそれで十分ということもあるかも知れません。

あと、手持ちの周辺機器が利用しやすいという面でいえば、ACアダプターやモバイルバッテリーの選択に汎用性のあるのが、Type-CのUSBを使っていないpomeraの方です。しかし今後のスマホやノートパソコンはType-CのUSB経由で充電することができるものが多くなると思われるので、早めに対応するためType-CのUSBがあるFlip C101paの方がいいように思えるし、そもそもpomeraは文章入力に特化した端末ということもあってChromebookほどマルチに使いたい人や使いたくない人にとって魅力が違うのではないかという気もしてきて、現在の市販されている価格がほとんど同じなので自分で選ぶ際に本当に迷ってしまいます(^^;)。

ちなみに、先に紹介したAcer Chromebook 11 LTEが日本で発売されるのは今年の春になる予定なのだそうです。もしこの動きにASUSが追随するにしても、すぐに出すわけにはいかないでしょうから、お金に余裕があれば先にpomeraを買っておいて後で通信機能内蔵モバイル用途のChromebookを買うことをにらみながら、Type-CのUSBが利用できるACアダプターやモバイルバッテリーをセール時期を狙って安く買うのが一番効率的なのかなと思うのですが、そんなに理論的に行かないのが買い物の実際でありまして(^^;)、もう少し悩んでからどうするか決めようと思っています。


ドコモの「ドコッチ」サービス終了にあたり

個人的に腕時計型の端末が好きで、今までにもSIIのラピュータを使っていたり、カシオのBluetoothで対応スマホとの連携が取れるGショックを使っていたりしたのですが、まだアップルウォッチが出る前にこれは面白そうだと思ったのが、ドコモがお子さん用に出してきた「ドコッチ01」という端末でした。
この端末で通話はできないのですが、この端末を付けているお子さんの現在位置をスマホで確認できる「イマドコサーチ」は他の端末でも使えるためこの端末で今後も使えるそうですが、この端末独自のアプリや機能は3月31日以降は使えなくなるそうです。ちなみに私は早くからこの端末に興味はあったものの、その時にあえてこの端末を使うためにドコモとの契約をしたくなかったので、安く売っている「ドコッチ01」という中古白ロムを見付けても、私にとっては使えない端末だなと思ってスルーしておりました。

「イマドコサーチ」にしても本家ドコモに入ってさらにオプション利用料がかかるので、MVNOを使っている身としては出る幕がありません。この端末やサービスに限らず、例えばらくらくスマホの白ロムを買ったとしても単に通話とSMSしか使えず、本家と紐付けにされたサービスが多いので、MVNOを使ったままらくらくスマホにしたいという人がいた場合、通話と基本的なメールしか外では使えなくなるかもという事を考えないと使えないということで、一般的なスマホやガラケー以外で面白い端末に興味を示しても、MVNO利用ではその端末の使用も諦めざるを得ないケースも多くあると思います。

「ドコッチ01」のハード自体はけっこう遊びに行く時なら許されるような感じの魅力ある腕時計型端末で、MVNOで出来ることがもう少しあれば4月以降に使えないというような評価を(当然使える機能もあるので、全く使えないことはありませんが)されることもなかったでしょう。SMSオプション付きのデータ端末を入れれば無料アプリから位置確認ができたり、LINEやtwitterの投稿を画面で確認できたりするようならかなり制限はあるものの時計代わりに子供に持たせて位置確認をしたり、スマホを持たないでも自分のところに入ってくる連絡をこの端末上で見ることができるのは便利なのになあと思います。

ただ、ドコッチが出た時にはスマートウォッチの市場というのはあっても今のように大きくはなかったのでこのような端末を出したことも考えられます。しかし時間の経過につれ用途について十分ユーザーのニーズを満たしてくれるようなスマートウォッチが出た後としては改めてこんなサービスにドコモ本家に入っている人でも入らないだろうと判断したのかも知れませんね。今後特殊なハードが出て、そのハード専用のプランを出したとしても、失敗すればある程度の損失を出す可能性が出てくるので、今後は大手では極めて独創的なハードに則ったサービスというのは行なわれなくなるのではないでしょうか。

ただ、基本的なデータ通信やメールのできる腕時計型の端末が「おもちゃ」としてSIMフリー端末として出てきてくれれば「なんちゃってApple Watch」のような感じで遊べるのではないかと思うのですが、nanoSIMあたりを入れて使えるようなおもちゃを出してくれるところはないものでしょうか。ドコッチサービスの終了の話を聞いて、そんなことも考えてみたくなります。


格安SIMの状況に新しい状況が

ここのところ、MVNOのニュースというのは殆どなかったのですが、先日たて続けにLINEモバイルと楽天モバイルについての新たなニュースが入ってきました。今後どのような事になっていくのか不安でもあるのですが、その内容を紹介するとともに今後の展望を考えていきたいと思います。

まず、LINEモバイルが発表したのが現在ドコモの回線を使ってサービスを提供しているものの、ソフトバンクとの合弁会社になって今後は回線もソフトバンクになってくる可能性が出てきました(既契約者については現状ではドコモの回線を使い続けられるとのアナウンスが出ています)。同じようにソフトバンクと合併したウィルコムとイーモバイルが一緒になった「Y!mobile」との差別化をどうするのかが気になりますが、全国に店舗があるY!mobileと違って、オンライン上で完結するサービスにするという意向がネットニュースでは報道されています。

もちろん今まではソフトバンク自体がSIMだけの販売および他社に回線を使わせる事をしてこなかったため、LINEモバイル自体もソフトバンクの回線が使いたくても使えないという状況があったため、ソフトバンクが回線の貸し出しを行なうようになったことで、今回のような状況が生まれてきたと言えます。

個人的にはLINEモバイルというのは大手キャリアに加入していなくてもLINEの個人認証機能が使えるという他のMVNOにはないメリットがあるので、ソフトバンクだけに特化されるとどうなるのかとか、考えてしまうこともあります。別にドコモだからいいということでもないのですが、現状のドコモから借りている回線は高速クーポンを使い切った後でも低速はそこそこの速度を保って無制限で使えるという認識があるので、ソフトバンク回線に移ったとたん、低速でも3日間366MBのような制限を低速利用者に対して行なってくるようなら、現在契約している回線を続けるかどうか考えてしまうと思います。

また、もう一つ気になるのが、ソフトバンクがかんたんQRコードで決済ができるLINEPayを本家でも取り扱うのかどうかということです。ソフトバンクがLINEPayをドコモの「d払い」に競合させようと思っているのなら、電子マネーの覇権をめぐってさらに競争が激しくなっていくでしょうから、面白いといえば面白いですが、よくわからない人にとってはさらにわけがわからなくなってしまうのではないでしょうか。

次に出てきたニュースが、もう一つの大手「楽天モバイル」が決断した「電話かけ放題」オプションの廃止に関することです。元々、楽天モバイルの独自回線を使った5分以内話し放題のプランを出してきたことで、大手キャリアをはじめとする多くのMVNOが追随しました。そういう事もあったのでしょう。大手キャリアはスマホの安定した収入があるため、通話定額を5分のものに加えて、無制限に使えるプランを大手3社横並びで出しています。

通話定額では先行した楽天も、いかに自分の回線を通話用に使ってはいても、時間無制限に電話されてはなかなか大変なところもあるので、他のMVNOと同様5分定額のみしか出していなかったのですが、MVNOの中では初めてと言える通話無制限の定額を出してきました。ただ、オプション料金が2,380円(税抜価格)と高く、データ通信料が別にかかるということで、大手ゃリアのガラケーで通話無制限のプランに入るより高くなってしまうということで、あまり多くの人が加入していなかったのだろうと思われます。

楽天モバイルでは通話無制限オプションを2月末日で強制的に終了させることを発表しました。その後5分定額のオプションに加入しないと通話料金は基本料金の30秒10円の従量課金になってしまうので注意が必要です。ただ、このオプションがあるがために楽天モバイルに加入した人によっては途中解約した上で乗り換えられなければしょうがないくらいのショックでしょう。しかしこの点についても考えられていて、通話定額オプションに加入していた人が解約またはMNPで転出する際は、2018年12月末まで契約解除料とMNP転出手数料が免除されるとのことなので、もはやMVNOでは通話無制限はないと諦めて、大手3社のどこかと契約し直した方がいいかも知れません。

こうなってくると、楽天が新たに申請して第四の通信会社を目指している件で、実際に会社ができたとして、その会社は大手3社が全てサービスしている通話無制限のサービスを付けてくるのかどうかもわからなくなってきました。ただ、通話に重きを置くのは仕事で携帯電話を利用する人や、メールやSNSができない人に限られます。それこそLINEを使ったLINE通話を使えば友人同士なら通話はフリーになるので、それで十分という方も少なくないでしょう。

ただ、友人同士でなく不特定多数の場所に連絡を取りたい場合や、向こうからかかってきた電話に出られずに掛け直す場合には、やはり固定にも携帯にも時間を気にせず掛けられるプランというものはありがたいものです。これから卒業・就職のシーズンとなり初めて出合う人も増えれば、5分や10分の定額では足りない場合も出てくるかも知れません。今回の楽天モバイルの決定が、新たに通話無制限のプランを打つ布石なのか、通話無制限から手を引くのか、どちらにしても今通話無制限が必要な方で楽天モバイルに入っている方は今月中にどうするか考えておいた方がいいでしょう。


LCC各社の欠航時補償とその対応方法

前回の内容では、格安航空会社の欠航時に何の対応もされなくて最悪ロビーで寝ることを考えたグッズについて紹介させていただきましたが、もう少しその内容に補足して各LCC会社での補償内容についての違いと、ロビーで寝なくても済む対応策についても今後のために調べようと思ったので、その結果について紹介させていただきます。

まず、大手航空会社より安いというLCCで一番注意が必要なのは「ピーチ航空」です。欠航には航空会社の責任のない天気や天災で飛ばない場合と、機材のトラブルやパイロット不足(実際ピーチの便では人手不足で飛ばなかった便もあります)という航空会社が原因の欠航がありますが、ピーチ航空ではどちらのトラブルでも対応は同じで「同じピーチ航空の他の便への振り替え」と「払い戻し」しかありません。便数が少なく当日の便に振り替えができなければ翌日以降の便になりますので、現地に留まるためのホテル代や食事代が必要になるかと思いますが、この費用はピーチ航空では一切補償されません。まさにこうした事があるので航空券を安く提供している面もあるわけです。

次に、スカイマークの場合、自社に責任がある欠航の場合に限って他社の航空便への振り替えを行なうことがあるということです。ただし自社に責任のない欠航についてはピーチと同じです。それでも、その安さから考えるとスカイマークの処置は良心的だと言えます。また、当日中に振り替え便が飛ばなかった場合の宿泊費の補償はされません。ただ、その場の状況によって対応が変わってくると思いますので、欠航のアナウンスが遭ったら早めに窓口に出向き、具体的な交渉をするといいでしょう。

ジェットスターの場合は、天候など自社の責任がない場合は通常のチケット購入で補償はされないものの、自社都合での欠航についてはホテル代の実費などの対応をすることが言われています。ただ、天候の関係で飛行機が飛ばなくなってもチケットの購入時にオプションの「Starter Plus」2,000円の追加料金(1フライト分)を払うことで欠航時に定額の見舞金が1万円まで出たり(すぐに支給されるわけではなく、後日請求して精算になるので注意)、「Starter Max」で4,000円の追加だと見舞金の額持;2万円になるなど独自のサービスがあります。自宅から出発する場合で飛行機が飛ばなければそのまま家に帰ればいいですが、自宅に帰るためのフライトが欠航になった時に備えて、こうしたオプションを帰りのフライトだけ付ける事で、旅行先で見舞金の範囲内で食事をしたり、ホテルに泊まりながら天候の回復を待つこともできます。

基本的な対応というのはピーチ航空のような補償がないというのが国際基準なので、LCCの飛行機に乗る場合には別の補償の手段を考える必要も出てきます。ジェットスターのようないざという時の見舞金を出してくれるものとして、国内損害保険会社で取り扱っている「国内旅行傷害保険」の中の「飛行機遅延費用補償」があります。ただし、搭乗日の10日前までに保険加入が必要で、保険適用の場合にも後日請求して実費分の支払いが後日行なわれる形になります。

国内旅行傷害保険の一つの例として、いちいち出向いて入るのもめんどくさいという方はインターネット上だけで完結するタイプのものがおすすめです。調べるとAIG損保にインターネットから加入できるベージがありましたので紹介しておきます。

https://web.aiu.co.jp/dtaiy/c001/?p=dKC45BA1

ちなみに気になる保険料は安い方の補償で3泊4日まで1,355円で、6泊7日まで1,547円です。内容は旅行中のケガの他、旅行中の携行品の破損・盗難の補償(現金や乗車券も5万円まで補償)、留守宅の家財の空き巣被害、旅行先で入院した場合に家族などの救援費用など幅広い対応があるので、LCCを使った旅をするならこうした保険加入についても考えた方がいいと思います。そして、当然車中泊の旅をする場合にも「飛行機遅延費用補償」を抜いた方のプランに入ればさらに安いプランに加入できますので、個人的にはこうした保険に入った上での旅行を国内旅行の場合でも勧めます。トラブルがあっても後から補償されると思えば、ピンチがチャンスに代わる可能性もありますので、個人的には頻繁に出掛ける方にも国内旅行保険への加入をおすすめします。


LCC時代の万が一に備える旅行グッズ

先日、成田空港から上海へ行く航空便が、上海の天気が雪で着陸ができないため欠航になったところ、すでに出国審査を済ませていた中国国籍を持っている人達とLCCスタッフの間で騒動になったというニュースが有りました。

中国語のできるスタッフが案内したのではないということが原因かとも思えますが、これだけの騒ぎになったのは欠航が決まった時点で飛行機には乗れないわけなので、LCCスタッフがまだ出入国審査の窓口が開いている間にいったん日本への入国審査を受けないと、空港内にある待合所や深夜まで営業しているお店を利用できなくなるので、とにかく戻って日本への入国審査を受けてくれとお願いしたことがうまく伝わらず、お店も何もないロビーの中で飛行機にも乗れず、かといってお店のあるエリアにも進めなくなってしまったことから集団でのストレスが爆発し、ついには警察が出動するくらいの騒ぎになってしまいました。

当初この事件は中国の側から日本で受けたひどい仕打ちだとして公開されたものが出回ったということなのですが、よくよく内容を聞くとLCCの自社都合での欠航ではなくあくまでも到着先の上海での雪という会社ではどうしようもない天候不順が原因なので、そこまでLCC側の対応が非難されるのはおかしいと、中国のメディアの方でも意見が挙がっているようです。

こうしたトラブルは、もし中国語が話せないスタッフしかいなかったとしても、その国の言葉で書いたチラシを配って現状を伝えるなど、LCC側にとっての対応の余地が残ったので今後の改善を望みます。ただ日本人であっても飛行機が欠航した場合の対処についてあまりに無知だと、大手航空会社と違って安い代わりにサービスを削っているLCCのビジネスライクな対応にカチンと来てしまって今回のケースと同じように大声で騒ぎ出すような人が出てくる可能性もあります。人間生きている以上、公の場所でも頭に来ることがあるでしょうが、今回のような場合は事前に欠航する可能性は天気予報を確認すればわかっていたこともあり、さらに自社に責任のない欠航の時にどのような対応をLCCがするかということをわかっていれば、そもそも怒りの感情以前に、多くの飛行機に乗れない人のための対応を行なわなければならないということで、できるだけ自分の分は早くに交渉を済ませようと私なら思います。

私自身はJALの航空券が付いた旅行会社のパッケージツアーで欠航ではないですが札幌からの便が振り替えになり、代替機を使ったために羽田に着いた時刻がかなり遅れたことがありました。その際の航空会社の対応は、まず新千歳では代替機を待つ間の迷惑料的な売店で使える金券の支給があったので、羽田に着いた後に利用しようと思っていた夜行の電車の切符を示しながら、とりあえず先に自分の状況を話しておきました。

他の乗客がこの対応に気付いて金券を貰おうと列を作っている時には軽食とお茶くらいをいただいていました。その後、そのまま代替機に乗り無事に羽田に着いたのですが、その時にはすでに時刻は深夜になっていましたので当然ながらその先の交通機関は使えません。東京近郊に住んでいる方には、さすがLCCではなく大手のJALということで、タクシーを使った料金を後で精算するということで、その書類をもらうためにまた多くの人が列を作っていたのですが、私は元より自宅まで帰ることは不可能なので、たまたま羽田空港に隣接するホテルを取ってもらい、翌朝そのまま自宅まで帰りました。

ただこれはきちんと正規の料金を払った上での対応なので、LCCの場合はここまでの対応は難しい場合もあるでしょう。いろんな航空会社の口コミを見ると、別便に振り返ることができて飛ぶのは翌日以降になる可能性がある場合、ホテルが確保できないほど多くの利用客に影響が出るようなら、空港のロビーを開放したり24時間利用できる空港ならあえて空港内で夜を明かすような状況も考えておいた方がいいということは言えます。

お金を出してビジネスやファーストクラスを使っている方なら全て航空会社持ちで何とかしてもらえると思いますが、LCCのバーゲンセールでかなり安くチケットを取った身ではそこまでのサービスを求めて騒いだら今回の中国上海行きの乗客と同じようなことになってしまいかねません。

そんなわけで、今後私がLCCを利用する場合には車中泊にも役に立つ「どこでもそこそこ快適に寝られるセット」を荷物の中に入れて持って行くというのが本当のいざという時に役立ちそうです。まずは空港の床にそのまま寝て体を壊さないための「マット」が必需品になります。マットと言っても、キャンプ用の大きくかさばる銀まっとや、よくバックパッカーがザックにくくりつけているパタパタ折りたたむことができるZ-Liteのようなマットでもかなり目立ちます。荷物の隅に忍ばしておけるという点では、空気を入れて膨らますタイプのマットでも、空気を自分で入れることなく自然に膨らむインフレータブルマットと呼ばれるものでコンパクトに持ち運びできるものがおすすめです。ただ、寝る前にはマットに穴が開かないように小さなピンなどマットに穴を開ける恐れのあるものがないかを十分に調べた上で設置しましょう。キャンプの時に地面に直接敷く場合よりも空港のフロアはパンクの心配は少ないと思います。私が持っているのはイスカの「コンフィライトマットレス165」の前のモデルですが、もしサイズが気にならないのならもう少し長い180の方が頭を含む全体を乗せられるので、個人的には長い方が良かったかなと思っています。

枕についてはバッグで代用できるとして、夏ならそのまま寝てもいいのですが、汗がマットに付いてしまって不衛生になるので、私はトラベルシーツを常備しています。元々はかつてのユースホステルにあった袋状になっていて人間は中に入って寝るように作られていて、特に海外旅行先でとてもホテルのベッドに直接寝たくない場合に重宝するのですが、空港内がそれほど寒くないくらいの季節なら、これ一つでダウンを着込めば何とかなるような気がします。

個人的にはこの2つに空気を入れてふくらませる枕があれば十分かなという気がします。このトラベルシーツには枕を入れるためのポケットが付いているので、枕も汚すことなく旅行から帰ったらシーツだけを洗濯すればいいわけです。もし毛布が借りられるならこの上に掛ければいいので、そのくらいのわがままは航空会社に言ってみるのもいいのではないでしょうか。それでも寒い時のために、ポンチョのような小さくまとまる雨具を用意しておき、それを着た上でシーツの中に入り込めば、少なくとも航空会社が用意する簡易寝袋やマットより快適に夜を過ごせるかも知れません。

飛行機を使っての旅の場合、常に飛行機が飛ばなくなるトラブルはありますし、電車で移動中にも雪で立ち往生して車内泊をせざるを得ないこともあります。そんな時のための用心として、さらに大きな災害が起こって帰宅困難になった場合に備えて、このようないざという時にどこでも寝られるセットというのはあると本当に安心することができますのでLCCを使って全国を飛び回ろうと思っている方は、大手と比べてサービスが少ない場合に備えておくというのも一つの考え方ではないかと思うのですが。


星の観望・撮影はYouTubeと活用とマット・寝袋の用意を

昨日、全く内容とは関係ない「おまけ」として皆既月食の写真をアップしましたが、撮影に使ったのはズームのあるコンパクトカメラでした。ただ、最初は手持ちで月を撮ろうとしたのですが予想通りブレまくりで画面の中央に月を入れることすらできませんでした。何とか写真らしい形になったのは、デジカメを大き目の三脚に固定して、シャッターについてもワイヤードリモコンでシャッターを切り、できるだけカメラが動かないように気を付けました。

今回は皆既月食の暗い月であっても何とかファインダーの中に入ったので、普通にオートフォーカスで自動的に月の模様にピントを合わせましたが、星座の並びを撮影する場合はもっとシビアな撮影が必要になります。

星はもっと高性能のカメラでないと点に写らないので、安いカメラの場合はできるだけ広角側の明るいF値にして、数秒間という風にシャッタースピードを長くし、多少星が流れているように撮るのが一般的ですが、それにもきちんとカメラを固定する必要があります。

私が今使っている大型のカメラ用三脚はかなり前に購入したものですが、今回もカメラを使った後には双眼鏡を三脚に据え付け、直接自分の目で細かい月の模様を真近に見ることもできました。昨日はちょうど皆既月食が終わった時間くらいに雲が出てきたということもあり、観測自体も雲で見えないと諦められたということで、天気的にはラッキーだったと思います。

今回は車で出掛けないで家のベランダで見たのですが、そうした状況を確認したりしてかなり役に立ったのがウェザーニュース社のYouTubeチャンネルにおけるライブ配信でした。当初はもしかしたら自宅からは見えないだろうと思っていたため、せめて中継だけでもと思っていたのですが、YouTube中継はハワイと北海道、そして東京スカイツリーからあり、私はYouTubeを映したテレビの画面で月が欠ける「食」の度合いを確かめてから外に出ていました。

テレビでも赤い月の姿が見えましたが、テレビと実物との差を見られたのも良かったですし、さらに状況の変化は逐一専門家が語ってくれますので、まさに自宅に居ながらにして天文台に見に行ったかのような感じになりました。ただ、テレビを使っての天体現象を見る場合、一年のうちでも定期的に行なわれる「流星群観望」の方がネットと実際の星空とのコラボレーションが強力になります。

というのも、流星群とは言っても一時間に60個も出れば多いくらいで、それでも全天の中で一分間に一個ペースになりますので、一人で一つの方向だけを見ていても、反対方向や自分の視野からは見えない所で流星が飛んでしまった場合にそれをカウントすることもできません。ただ、ほぼリアルタイムで流星が流れたことを教えてくれるウェザーニュースの番組を見ながら観測すると、全く出なければそんなもんだと諦めが付きますし、テレビやパソコン、タブレットの画面でも夜空の中でどちらの方向に多く飛んでいるということがわかりますし、テレビで流星が出現し続けて盛り上がっているのを確認した上で外に見に行くというような事もできます。

また、YouTubeは最低画質にしてブラウザから見れば、いわゆるMVNOの低速でも何とか見られる可能性があるので、観測場所にスマホでもブラウザでも帯同させて番組の音を聴きながら自分は夜空を見続けることで、番組と実際の星空がコラボしているような感じにできます。

なお、流星を見るには車中泊のために用意しているグッズがそのまま役に立ちます。立って天空を見ながら粘ると首を痛めますので、できれば視野が広いところで回りの光害の影響がないところを見付けたら、キャンプ用のマットや組み立て式のコットを地面の上に設置し、さらに寝袋の中に入って寝ながら観測するというのが正しい流星の見方になります。

また、観測が長時間にわたる時には事前に用意するなりした熱湯で温かい飲み物やカップ麺などで腹ごしらえをするのもいいと思います。

しかし、空の澄み切った冬というのは星はきれいですが深夜から早朝にかけて気温がマイナス十数度くらいにまで下がる可能性がありますので、寝袋は冬用にしていても途中で寝てしまわないように気を付けましょう(^^;)。また、カメラを使ったりすることが多いなら、寝袋は中に入った状態でも動くことができるモンベルの「スーパースパイラルストレッチシステム」のものがおすすめです。車に入れて運ぶだけなら高価なダウンでなく化繊のバロウバッグで十分です。極寒の中で使うなら「#0」か「#1」が一つあると、自宅でも寝袋の中に入った状態で上に羽毛布団を掛けて使うことができたり、それこそ自宅のベランダで天体観測をする時の強い味方になりますので、特に寒い地方にお住まいの方は一つ用意しておくと何かと便利です。


「仮想通貨」のブームは終わるのか

大手仮想通貨取引所のコインチェックが、外部から不正なアクセスを受けて顧客から預かっていた仮想通貨「NEM(ネム)」の約580億円分が流出した件が、日を追うごとに大きなニュースになってきています。一番有名な仮想通貨であるビットコインについてはテレビで取引きを扱う会社がテレビコマーシャルをかなり行なっていますが、この仮想通貨についての広告について、フェイスブックが関連する広告を禁止することを発表しました。

今後インターネット大手のGoogleなども追随するとなれば、テレビでの広告も止めざるを得ず、かなりの広告費を投資してきた所はその広告費の回収もままならないでしょう。取引所がうまくいかなくなれば当然仮想通貨そのものもその存在についての疑問が付き、相場に影響を出すのではないかと思われます。

ちょっと前にはビットコインで億単位のお金を儲けたという「億り人」という人がテレビに出て急激な値上がりを喜んでいましたが、今回の騒動で全財産を全てNEMに替えていたというお笑い芸人が話題になるなど、一気に反転してしまったという感じになっています。私自身はコインチェックの流出騒ぎが起こる前の段階で、中国など多くの国が仮想通貨の取引を禁じたことによりビットコインがちょっと下がった時に、儲けを狙って購入する時期から完全に乗り遅れたことを知り、その後仮想通貨を買おうとは思わなくなりました。

何でもそうですが、やっている人みんなが儲かる仕事やうまい話というのはないというのは例外はあるかも知れませんが定説でもあります。ただ今回、フェイスブックが広告から手を引いたということはかなりのダメージになったのではないかと思います。さらに他の大手サイトやSNSでもこうした流れは止まれないように思えるので、今後の日本の仮想通貨の取引きはどうなってしまうんだろうと他人事ながら心配になってしまいます。

もちろん、今の世の中現金だけを持っていればいいわけではありません。同じ預貯金でも外貨での預金や、金投資、株式投資、不動産投資など様々な形にして分散して運用することが過去には推奨されていたこともありましたが、そうした投資と同列に仮想通貨を置くということは今後は難しいように思いますね。もし仮想通貨でもレートが安定して世界中で使えるようなものが出てくるなら電子マネーとしての選択肢の一つとして持っておくのも悪くはないと思うのですが、少なくとも現状のままでは持つ気にはなれません。

ただ、私も気付いたら本屋さんにはビットコインを始めとする仮想通貨の本や雑誌の特集が並び、テレビでも複数の仮想通貨取引きの業者がコマーシャルを行ない、有名なタレントを起用しているのには改めて驚くばかりです。こうした仮想通貨関連の事業に関わった人たちもせっかくお金を掛けて作ったものが売れなくなるなどの影響が今後出てくると、景気の動向にも影響が出てこないかちょっと心配になります。ただ、一過性のプームが終われば価格も安定すると思いますし、今後の動向についてはそれなりに興味を持って見て行きたいとは思っています。

これからもちょっと儲かりそうな所には一気に注目が集中することが続くのかも知れませんが、少なくとも車中泊のブームは早く終わって良かったと思っています(^^;)。個人的にはお金と時間をうまく使うための手段として車中泊を行ない、これからも自分の中で考えることや実践して役に立ちそうな事をここで紹介できるようにしたいと思っています。

(おまけ)

今回たまたま私の住む静岡県で見事に皆既月食を見ることができましたので、Twitterでは同じ写真をアップしたのですが、ここでも改めて紹介させていただきます。この写真は食の最大である1月31日の午後10時30分以降にコンパクトデジカメを三脚に固定してレリーズを利用して撮影しました。

ちなみに、左側に見える小さな星は4等星で名も無き星だとのことですが、当然ながら普段の明るい月ではこんな暗い星は月の近くでは見えないでしょう。こんな事も皆既月食の時だからこそですね。

車中泊の楽しみというのは、夜中に起きて車から出てトイレに行くような時に空を見上げた時に、場所によってはあまりの星の多さに感動するようなところにもあると思います。昔は星を見るにも星座早見盤を買って持って行ったり(実は今も100円ショップで売っていたりするのですが)していましたが、今ではスマホのアプリでどの星が何の星座かというのが簡単にわかるので、多くの星を見た時にアプリをダウンロードするのもいいかも知れません。皆さんは同じような月を見られましたでしょうか。