三社三様のスマホ用の「新データ」プラン

auから新たな「auデータmaxプラン」が出たことで携帯大手3社の新データプランが出そろいました。かつてMVNOが「データ使い放題プラン」を出した時にはその後の速度規制にがっかりしたことがありますが、今回の発表である程度お金さえ出せれば、個人で使うくらいのネット接続については満足するだけのスピードで様々なサービスを利用できるようになったと感じています。

ただ、どの会社のサービスに加入するにしても何の割引も取れないとデータ通信料だけで一ヶ月1万円近く行ってしまい、さらに各社のプランには一長一短というか、使う目的やどんなネットサービスを使うかによって変わってくるように思います。

・ソフトバンク「ウルトラギガモンスター+」

高速通信量は月50GBまでですが、You TubeやAbemaTV、TVer、huluなどの動画サービス、ツイッターやフェイスブック、LINE、インスタグラムなどのサービスに限定して高速クーポンを適用しないという、BIGLOBEの「エンタメフリー・オプション」のような運用になっています。ですから、限定されていないサービスで高速通信を多く使う場合には普通の高速50GBまでのプランに限りなく近づくということになります。

・NTTdocomo「ギガホ」

毎月最大30GBまで速度制限なしのプランで、auやソフトバンクの同プランと比べると劣ります。しかし、このプランの最大の特徴は30GB消費した後でも低速規制されるスピードが128kbpsではなく、動画サイトも十分スマホでは見られる最大1Mbpsになるということです。常に1Mbps出る保証はないものの、この数字に近いスピードが安定して出るなら、スマホで動画を見たり、必要に応じてテザリングをしてパソコンでネットを使ったり、AIスピーカーを繋いでその性能を発揮できるレベルのクオリティが出ると思われます。個人利用では十分実用になるものの、固定回線の代替としては難しい面はあると思います。

・au「データmaxプラン」

最後発でプランを出してきたauは、スマホ単体でネットを使うなら最強の「データmaxプラン」で参入してきました。今後どうなるかはわからないものの、契約したスマホでネットを使う限りは無制限でデータ通信ができるということです。その代わりといっては何ですが、テザリングでの利用については月間20GB以上使ってしまった場合に高速通信を制限するということなので、スマホ単体で使うことしかしない人にとってはおすすめになります。

また、スマホからダウンロードした動画や大きな写真の映像をパソコンに移して利用することはスマホ単体でのネット接続ですし、スマホだけでなくデジカメやムービーカメラで撮影した動画をいったんmicroSDカードに移してスマホからクラウドにアップロードするような事がデータ容量に影響を与えず、サービス利用に問題なければ、相当データ量を荒稼ぎする人が出てくるだろうと思うため、その時のauの対応がどうなるかということを見る必要はあるのではないか? と思えます。それだけ「制限なしの使い放題」と言い切ることは難しいのではないかと思うのです。

あくまで自分の場合、毎月の料金の事は一切関係なくここまで説明したプラン概要のみで比較すると、NTTdocomoの「ガラホ」ということになるでしょうか。動画だけでなく音楽ストリーミングやラジオ、さらに写真や動画のアップロードまで使いつつ、さらにパソコンでもテザリングさせて使いたい時もあるので、いくらデータ通信無制限と言われてもauのプランでは必ず不便に感じる時が来るという感じがするのです。もちろん、スマホだけで完結する使い方をしている方はauで決まりという感じがしますが、「使い放題プラン」はいつ改悪されるかわからないという点が気にかかります。なお、私の使い方ではソフトバンクのプランに入るならBIGLOBEのエンタメフリー・オプションに加入して使うかな、という風に考えます(^^)。


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壊れたハードは買い替えるか修理するか

先日、友人がニコンのデジタル一眼レフの中古を購入したということで、普段はあまりすることのないデジカメの話になりました。その友人はニコンの交換レンズの資産をそれなりに持っていたということで、中古でABクラスという程度のいいボディが安く手に入ったことに喜んでいました。

そういう他人の新しいハードを買ったという話を聞くと、こちらの物欲に火が付いてしまうのも時間の問題なのですが(^^;)、実はデジカメについては迷っている事がありました。基本的に、日々デジカメを持ち歩くということになると手荒く扱うと本体を壊しそうなので写真のためのお出掛けに限定していたのですが、私が主に使っているデジカメのうち、旅行に限らずどんなシチュエーションでも便利に使えるので気に入っていたOLYMPUSのすでに生産中止になってしまったレンズ一体型コンパクト「STYLUS 1」がいつの間にか調子が悪くなって撮影できない状態になってしまっていたのを確認してしまったのです。

一応旅行用のさらにコンパクトなデジカメとして同じOLYMPUSのXZ-10を持っているので、スマホのカメラで撮れない写真はこちらのカメラでも十分撮れるのですが、何しろSTYLUS 1の使い勝手に慣れてしまうと、普通のコンパクトカメラが残念に思えてしまうということもあり、このままにして新しく一眼レフでも買うか、STYLUS 1自体をメーカーで修理が効くうちに修理するか考える中でそのままにしてしまっていたのでした。

今回、友人が新しいカメラを購入したついでに、わずかにホコリが入っているという手持ちの交換レンズの修理見積もりを取るという話を聞き、だったらSTYLUS 1についてもまずは修理見積もりを取ってそこで出た金額を見て修理するか新しく別のデジカメを購入するか決めてもいいかと思ってネットから修理の申し込みをすることにしました。

残念ながら私の住んでいる静岡県にはOLYMPUSの直接行ける修理拠点からは遠すぎるので、購入店舗から修理依頼を出すか、ネットで直接修理の申し込みをしてみるか検討したのですが、結果直接ウェブから修理依頼を出し、製品を東京八王子の修理センターまで直送することにしました。

お店から出せば送る手間は省けるものの、もし修理をしない場合にもお店を通してやることになりそうなので、メールで見積り金額の連絡を受けて修理をして返送してもらうか、そのまま返送してもらうかを決められる方がいいかなと思って手続きをしてみました。

OLYMPUSの修理サポートのページは、最初にそもそもSTYLUS 1がメーカー修理の対象なのかというところから調べてくれます。発売されてから結構年数が経っているモデルですが、まだ中古市場でも取り引きがあり、製品としても今だに評価が高いこともあるのか、2019年5月現在まだ修理の受付をしてくれていました。シリアル番号を入力し、こちらの情報を入力することでWeb用の修理票を作成し、プリンタから出力したものをそのまま同封して送ることで、OLYMPUSの方でだいたいの見積を出してくれるのだそうです。

ただし、ネット上で修理に出した人の書き込みを見ていると、「修理不能」と判定される可能性もあるということでした。その場合は見積を出すのに要した費用だけを支払って本体を送り返してもらうか、中には予想される修理代金分を支払うことを前提に、全く違う機種との交換を提案されたという情報もあります。しかし、STYLUS 1は現行機を探しても決して代替が効かないカメラです。電子ファインダーを搭載し、35mm換算で28~300mmという約10倍ズームでありながら、レンズの明るさは通しでF2.8というオールマイティに使えるカメラであるので、もし代替機の提案があったとしても手放しで喜べるものでもなく、果たしてメーカーの見立てがどうなるのか、とにかく待つしかありません。

改めてメーカーからから連絡が来たら、どうするのがいいのか色々考えてみようと思っていますが、本来はいくらデジタルデバイスとは言っても修理して長く使いたいというのが人情ではあります。メーカーサイドに立つと、長期にわたって生産終了した製品の部品を長く持つということはあまり会社の売上とは関係ないことなので、新たなハードと交換してそれで終わりにしたいという気持ちはわかるのですが、今回の件では何とか修理が可能になることを今は祈っています。


5年後は有線より無線インターネットが普通になるか

予感はしていたのですが、先日Yahooが代替のACアダプターを配布したばかりというタイミングでYahoo!BBがADSLサービスの終了をアナウンスしてきました。予定だと2024年の3月末ということですので、あと5年は使い続けられるということになります。

自宅でのインターネット回線の変遷を考えていくと、ここにきてのADSL回線自体の終了というのは感慨深いものがあります。基本的にインターネットというよりもパソコンをモデムに接続して、閉じられたコミュニティの中でコミュニケーションを取っていた「パソコン通信」の時代には、固定電話の回線を接続時には繋ぎっぱなしにしていたため(当然携帯電話も個人ではない時代です)、自宅に電話が掛かってきた場合にネットに接続していると相手からは「話し中」状態になってしまったため、家族にも迷惑を掛ける場合がありましたし、接続している時間は市内通話の料金がかかりますので、つい切るのを忘れて接続し続けてしまい翌月にはすごい料金の請求があったなんて、今からでは考えられない状況もありました。

その後、「テレホーダイ」という特定のアクセス番号に電話してネット接続する料金を定額化するプランが出たものの(このサービスも別にプロバイダ料金がかかりました)、夜11時から朝までしか定額料金が適用されなかったので、このプランを契約していてもネットの切り忘れには注意しなければなりませんでした。

NTTではこうした不具合を解消するため、当時の電話回線に代わる新たな回線であるISDNを整備して提供しました。この回線は一つの回線を複数回線のように利用できるので、新しい電話番号のみを取ってファクシミリ用の電話番号を持ったこともありました。その頃にはISDNによるインターネット接続も時間を気にせず、従来の月38,000円ほどかかっていた専用線よりも安く5千台くらいで使えました(もちろんこのサービスも別途プロバイダー利用料が必要)。さらに、このサービスのスピードは64kbpsという今のスマホの低速規制時の半分しかスピードが出ず、文字が中心のパソコン通信のサービスでは使えていたものの、その後音楽やフラッシュ動画、さらにニコニコ動画やYou Tubeという動画の閲覧に人々の興味が向くに従って、人々は動画の閲覧にも耐えられる高速回線を欲するようになります。そうしたインターネットについての意識の変化を敏感に感じ取ったYahoo!BBが行なったのが街頭でのADSLモデムの無料配布のサービスだったのです。

ADSLのサービスはISDN回線では利用できず、高速なADSLサービスを使いたい人は改めてNTTにお願いして新回線のはずのISDN回線を従来のメタル回線に戻してもらう必要がありました。さらに、回線を複数のように使えたISDN回線から元の一回線に戻ったので、新たにメタル回線を一本引かない限り、ファクシミリ用の電話番号を使うことが難しくなりました。今から考えてみると、こんな無駄な工事をして回線を元に戻すということ自体、もう少し考えて家庭用のインターネット回線を整備できなかったのかという事を感じますし、今回のADSL開始から光回線に変更させようとする強引な勧誘というのは、まさにISDNからADSLへの変化の時を見るようで、今でもあまり進歩がないなと感じてしまいます。

私のネット環境ではだいたい下りで安定して6~8Mbps出ているのですが、このくらいのスピードがあればパソコン・スマホ・テレビで同時にネットを使っていてもテレビの大画面で様々な動画サービス(主にHD画質)を見るには十分です。さらに、ADSLの2倍以上の料金がかかる光回線であっても利用が集中する夜間にいたってはADSL並みのスピードまでネット接続速度が落ちてしまうという話も出ています。逆にADSLは強引な光回線の勧誘の成果が出ているのかどんどん利用者が減っている分、回線的には快適になりつつありますので、今回のニュースが出たからといってADSLをすぐに解約するよりも、サービス終了のぎりぎりまで利用し続ける気持ちでいた方がいいのではないかと個人的には思います。

同じような事は何回もこのブログで書いていますが、問題になるのは2024年4月以降、自宅のインターネットをどうするかということです。ただ、冷静になって考えてみると、現状のままADSL代替とされる光回線の利用金額がADSLの倍額水準のまま5年後を迎えたとすると、スマホ代すらまともに払えないと音を上げる家庭の中で固定回線を維持できない人が出てくるのではないかと思われます。

過去とは違い、今のインターネット回線というのは、オリンピックのチケット申し込みにネットしか使えないようにしていることからもわかる通り、もはや電話に代わるライフラインとして使われていると言ってもいいでしょう。さらに今まで、モバイルインターネットのトラフィックを抑えるために、「自宅に戻ったら自宅回線でWi-Fiを」という形で利用を分けることも推奨されてきましたが、そもそも固定インターネット回線が高価で加入できない人たちがいるということになると、本当にひどい「格差」の時代になってしまうのではないでしょうか。儲けたい通信会社の人は別にして、国の政治を司る政府としては、それこそ今のADSLくらいのスピードのサービスが今と同じか少しは安くなるような形で普及していくように考えてくれないと、ネットを使える・使えない事についての差が広がり、ネットが使えない人についてはもはや未来が無くなってしまうと言ったら言い過ぎでしょうか。個人的にはそのくらい、ADSL代替をどうするかということは日本の将来について考える中では大きな課題のように思えるのですが。

特に、現状においてもブロードバンド環境で光回線を選べない地域に住んでいる人もいるため、今から光回線を全国にくまなく引くよりも、大きな基地局から無線で接続できる安価なインターネットを普及させていくべきではないかと思います。はっきり言って、5年後にそんなインフラ整備が済んでいるようでないと、都市では快適でも地方を見捨ててそれで良しと考えていると思わざるを得ません。さすがに今の日本の社会ではそこまで低所得者をいじめるようなことはしないのではないかと、個人的には楽観視していますが、果たして5年後にはどうなっているでしょうか。

ですから、今後さらにソフトバンクはSoftbank Airに変更させようと勧誘を仕掛けてくるとは思いますが、ここまで書いたように現在と同じかそれより安い価格で今の水準と同じくらいの代替サービスが出て来ない限りは、個人的にはADSLのサービス終了までADSLにお付き合いしようという想いが強くなりました。ADSLをまだ利用している方々はいかがでしょうか。


ネットの予測できるトラブルはきちんと伝えないと

日本の社会の中でも初めてと言われるゴールデンウィークの10連休が終わり、初めての週末を迎えます。基本的にはそこまで何かあったということもなかったのですが、そんな中でも連休前に予想すらしなかったトラブルが身に降り掛かってきました。というのも、私は楽天銀行の口座を持っているのですが、連休明けの5月7日に口座の残高を確認しようとしたらネット上からログインできない状況になってしまい、何が起こったのかと思ったら、恐らく私と同じ事を考えた人が一斉にサイトにアクセスをしたらしく、その集中によってログインできない不具合が起こっていたことをネットニュースで知ることになりました。

私の場合は気付いたのが午後に入ってネットニュースの項目になっているのを見てからだったので口座の残高の確認はできましたが、そこからの振込などの手続きをしようとするとエラー画面になってしまって、送金をすぐすることができなくなってしまいました。楽天銀行の発表では、コンビニATMを使っての残高確認や振り込み、入金出金の手続きは可能で、あくまで連休明けに実店鋪を持つ銀行のATMに長蛇の列が出るのと同じなのですが、そこは実店鋪を持たないネット銀行で、ネットによる決済ができないわけですから、特に近くにコンビニがなく、決済をネットだけに頼っているユーザーにとってはとんでもないことです。今回の不具合は、楽天銀行にとっては致命的な失態だったのではないかと思います。

同じようなトラブルが、楽天銀行のトラブルのすぐ後に起こったというのも気になるところです。先日、一部の人にとっては待ちに待ったという形で、東京オリンピックの観戦チケットの抽せん申込のためのサイトがオープンしたところ、先着順でもないのにアクセスが集中してネットに繋がらなくなり、数時間も画面をにらめっこしながらようやく申込ができたという話の方が大きくニュースとして扱われていました。

東京オリンピックの観戦チケットについては、受付が始まる直前からテレビなどマスコミが焚きつけるように申込方法について詳しく解説していたことで、テレビを見ていた人は当然すぐ試してみようと思うはずたと思いながらテレビの情報番組やニュース番組を見ていました。全局でそうした告知をしていたことから、当然それだけの人数が一度にアクセスしてもサイトが止まるトラブルは出ないだろうと私は思いましたし、多くの人も普通にすぐ抽せんの申し込みができる思ってアクセスしたでしょうに、実際は全く申し込みできない状態でした。

こんなことになってしまったのは、十分にアクセス過多に耐えられるかどうか分からなくて、そのサイトの実情もよくわからないままマスコミが報道したのか、それともマスコミに情報を流し、オリンピックに向けた気分を盛り上げようと、サイトの回線状況を確認しないままマスコミに情報を出して、これで多くの人が盛り上がるのではと簡単に考えた大会運営側が悪かったのかは正直わかりません。結果として、すぐに抽せんの申し込みくらいはできるだろうと思った多くの人の時間を奪うことになったということは確かで、国民に向けて情報を流すならまずは「連休の行楽地に向かう高速道路なみにネットの混雑が予想されるので、初日にすぐというのは止めた方がいい」という形で現在のネットの状況についての適切な説明もする方が良かったのではないかという気がしてなりません。そのくらい、今のマスコミというのはネットの実態についてそこまでの危機感がないのか? という気がしてならないのです。

私自身は現在、楽天銀行はサブ的に使ってはいますが、もし当日中にどうしても楽天銀行の口座から先方に振り込まなければならないような場合は、きちんと送金の結果が出力されるコンビニATMから行なうことを心掛けようと今回のトラブルに接してみて思うようになりました。本来はもっとマスコミの方が、ネット銀行についての注意喚起を行ないつつ、そうしたニュースを広めていく過程で銀行の方の改善を期待したいところではありますが、今のままだとそこまで劇的にネット銀行のサービスが変わるとは思えないところがあります。

こんなことが続くようだと、ネット自体を使えないような人からだけでなく、それまで当り前のようにネットを使っている人の中にも不信感を持つ人を増やしかねないところではないかと思います。楽天銀行も東京オリンピックのチケット申込サイトも、「ネットでしかできない」という事を声高にアナウンスするなら、きちんと回線を用意するか、事前に混雑情報を流して利用者の分離を促すとか、何らかの対策を講じてからアクセス集中が予想される日に備えて欲しいものです。


大手キャリアの「ガラケー・ガラホ」乗り換えプランに違和感

先日、ドコモの新料金プランについて調べてみましたが、ソフトバンクも2019年6月12日から「さよならガラケー!」という何やらガラケーを持ち続けることが悪いようなキャッチフレーズと共に「スマホデビュープラン」という新しいプランを始めることがわかりましたが、これでまたガラケーを便利に使っていた人がスマホに巻き取られるかと思うと、ちょっとどうかなと思わざるを得なくなります。

というのも、私の周りにいる世代の上の人の多くはスマホを使って電話をしたり、電話を受けるやり方を何度教えても、かかってきた電話を逃してしまったり、掛けようとしてもすぐには掛けられずに諦めてしまうことが少なくないからです。

生まれた時に黒電話しかなくて、ダイヤル式の電話からボタン式の電話器に移行された時には、力を入れてダイヤルを回さなくても楽に掛けられるようになり、基本的には受話器を持って電話するという行為自体は変わらなかったので、そこまでの違和感はなかったように思いますし、携帯電話が出てきた時にも、電話を発信する場合のボタンと、電話を切る時に「受話機を置く」ことの代わりに「終話ボタンを押す」ということだけを覚えていれば、物理的にある数字のボタンを押して掛けることは説明不要でできるというのが普通です。

しかし、スマホでの電話というのは電話用のアプリを起動するところから始まり、まごまごしているとスマホの設定によってはバックライトが消えてしまってパニックになってしまうかも知れません。登録した電話帳を使って電話を掛けるにも、画面が小さいと電話帳を呼び出すことも大変です。また、電話がかかってきた時にどうやって電話を受けるかというところで、画面をタッチするだけでなくボタンをスライドさせるという概念が無いと受けることも難しく、それはショップでスマホに初めて触れた人が丁寧に説明されたとしても日常的に電話を使わないとすぐ忘れてスマホの電話の受け応えさえもできなくなる可能性をはらんでいるように思うのです。

さらに、通話時間についても「定額なし」「5分定額」「無制限の定額」という3つのパターンに分けられるのがスマホの通話パターンになってしまうことも不満がある方がいるでしょう。私が今持っているドコモのガラケープランの一つに、2年契約が前提ではあるものの通話のみに特化し月額934円で無料通話1,000円分が付き、繰り越しが3,000円分まで付く「タイプSS バリュー」がありますが、このプランのいい所は、無料通話の利用について、通話だけでなく相手の電話番号に直接メールを送信する「ショートメール(SMS)」の使用にも使えるということです。これをうまく使うと、通話定額を契約している先なら折返し電話をしてもらうような連絡も出来ますし、友人の範囲が限られていればショートメールで連絡をして直接会って話すという選択もでき、通話料をそもそも払う必要がなくなるということもあるでしょう。

今回のソフトバンクの「スマホデビュープラン」は「月額980円」という大きな文字でガラケーユーザーを誘っているような感じですが、詳しくプラン概要を見ると月額980円で利用できるのが、「またか」と思うほどこの業界では恒例の「契約翌月から12ヶ月間のみ」という期間限定の客寄せ料金です。そしてこの割引の提供条件は「2年契約」をすることと定められています。ソフトバンクの「通話基本プラン」は他のソフトバンクのスマホプラン共通です。具体的には以下の通りになります。

・2年契約なし(いつ解約しても手数料なし)月額3,900円
・2年契約(フリープラン)24ヶ月以降の解約手数料なし 月額1,500円
・2年契約(自動更新)更新月の解約のみ手数料なし 月額1,200円

12ヶ月の限定割引を利用するためには「フリープラン」を含む2年契約をする必要がありますし、さらにソフトバンクのモデルプランである「月額980円」を実現するためには月額1,200円の自動更新のある2年契約が必要になっていますので、その点をまずは理解して次に進みましょう。ソフトバンクのWebページに有る内訳を以下に紹介します。

・データ定額スマホデビュー:980円
・通話基本プラン:1200円
・ウェブ使用料(ISP代):300円

以上の合計が2,480円になりますが、ここで出ている「データ定額」とは1GBまでの高速クーポンの利用が可能で、1GBを超えた場合は128kbpsに制限されることになりますので、スマホを初めて使う人が制限にかかった場合、そのギャップに困ってしまうこともあるかも知れません。そして、ドコモでは表面上なくなった「ウェブ使用料」の項目もしっかりと残っています。ただ、これだけだと月額980円にはなりませんので、ここから様々な割引が出てきます。

・1年おとく割 -1,000円(12ヶ月限定)
・スマホデビュー専用割引 -1000円

「1年おとく割」を適用するためには2年契約を結ばないといけないことは先に説明しましたが、この部分で注目したいのがこのプラン特有の「スマホデビュー専用割引」です。この割引が適用になるには通話関係のオプションが必要になります。それが通話定額についての2つのオプションのどちらかを契約する必要があります。

・準定額オプション(5分までの通話が定額)月額500円
・定額オプション(通話時間の制限なし)月額1,500円

こうして基本料金である2,480円に準定額オプションを付けた2,980円から2つの割引を適用させた額が月額980円だということです(12ヶ月経過後は1,980円/月)。そして、通話オプションを定額オプションにした場合には12ヶ月までは月額1,980円で、期間経過後は2,980円のスマホ料金がかかるということになります。

さらに、今回のキャンペーンでは2019年9月30日までの期間限定で「スマホデビュープラン」加入者に電子マネーのPayPayを2019年10月から毎月1,000円ずつ6ヶ月間付与することで、実質6ヶ月の料金を無料にするということです。しかしこれも毎月の利用料を0円にするわけではなく、限られたお店で使える電子マネーを付与するだけなので、注意が必要でしょう。

もちろん、今までガラケーを使っていたもののどうしてもスマホに代えたいと思っている人にとってはこうした新プランやキャンペーンを活用するのはいいことで、その点について否定はしません。ただ、私が同じような状況でスマホを使ったインターネットを使いたいと思ったら、ガラケーは今のままで最初に紹介したような無料通話付きの月額千円前後の回線を持っているなら、データ通信専用のスマホかタブレットを増やす形で対応した方が安く便利に使えるようになります。MVNOなら月額千円前後でも高速クーポンは3GBくらいありますし、その半額の500円でも今回のソフトバンクのプランと同じ1GBの高速クーポンの使えるプランを出しているところがあります。

通話定額を使わずにLINEでの通話やコミュニケーションで十分なら、ラインモバイルの「LINEフリープラン」(データ専用)を使えば高速クーポン1GBとは関係なくLINEを使う場合には高速での通信によるテレビ電話を含む通話や、写真・動画の送受信ができて月額500円から620円(SMSオプション付)です。しかもデータ専用プランならいつでも解約した際の手数料はかかりません。

もちろん、MVNOと大手キャリアの回線状況は違うところはありますが、1万円前後で中古でも程度のいいスマホや通話のできるタブレットを用意することができれば、通話用のガラケーを維持したまま昨日から始まった東京オリンピックのチケット抽せんにも参加できるわけで、抽せんに外れたらすぐにスマホの契約を解約し、新たなチケット入手のプランが発表されたらまた加入するなんてこともできます。それだけ自由に利用者側から使える方が、私はいいと思うのですが、こんな考え方をしているのでつい大手キャリアのガラケー巻取りプランに違和感を感じてしまうのかも知れませんね(^^;)。


運転中の視野を広げることの大切さ

昨日のテレビのトップニュースは事故のニュースで、滋賀県大津市の琵琶湖に面した丁字路で、2台の車がからむ事故が起き、そのうち一台の車が保育園の子どもと保育士が信号待ちをしていた歩道の列に突っ込んで大きな被害が出たという事故について報じられていました。

事故の一報が入った段階では、また高齢な運転者がブレーキとアクセルを踏み間違えたのかと思ったのですが、実際に事故現場からの中継を見たり、事故直後の写真を見るなどしてわかったのが、この事故が信号機のある丁字路で起き、その内容は実際にはどこでも起こり得る「直進車と右折車との出会い頭での衝突事故」であったということがわかってきました。

今回直接歩行者の列に突っ込んだのは直進してきた軽乗用車ですが、あくまで2台の車同士の事故として考えた場合、一般的な過失割合というのは右折車の方に多くあり、割合は8割と右折車の方が悪いという風な解釈となります。2台の運転手はどちらも逮捕されたそうですが、もし信号待ちの人がいなかった場合には右折車の運転手に多くの賠償義務が出てくるわけです。詳しいことはわかりませんが、今回の事故の原因を作ったのは主に右折車が無理に直進車が迫っている中で右折を開始したか、直進する車のじゃまになるような場所で止まっていた可能性を考えなければならないでしょう。

しかし、今回の事故がここまで大きく報道された理由というのは車同士の事故ということでは収まらず、今回の事故については何の過失も責任もない、単に信号を渡って琵琶湖方面に遊びに行こうとした保育士と園児が犠牲になってしまったことにあります。

ここで考えたいことは、車同士の事故では過失割合を基にしてその損害をお金に代えて補償するしかないのですが、事故は起こしても今回のような悲劇を起こさないようにドライバーの観点から何かできないかということになるでしょう。右折車の責任については過失割合が多い分、当然追求されると思いますが、ここからは直進車について、それ以外の被害が出ないようにできなかったかという風に考えてみたいと思います。

まず、直進車は果たして道路の制限速度を守っていたのかどうか、さらに交差点に入る前に右折しようとする相手車を見付けた後、衝突する以前にハンドルを切って相手車を避けようとしたのかしなかったのか。この辺が鍵になってくるように思えます。報道ではそれほど相方の車のスピードは出ていなかったという見解が報道されていましたが、自分が直進車を運転していると仮定すると、前方に交差点に進入して右折しようとしている車があり、自分が通り過ぎるまで待ってくれるのか先に曲がろうとするのかの判断をしなければなりませんが、それと同時に確認したいのが相手車だけに視線を集中しないで交差点周辺まで視野を広げることが大切だと思います。

よく、何も視野を妨げるものがない田んぼの中の信号のない交差点で、多くの事故が起きる魔の交差点があるという話がありますが、これは走りながら前方の一点を注視するだけでは、同じようなスピードで交差点に入ってくる車の確認が遅れ、交差点の直前で急に車が出てくるように見えてぶつかってしまう可能性が増えることも事故の一因だと言われています。

車によっては車の前方にあるピラー(柱)が死角となり、運転しながら左右にわたっての視野を広げていないと、死角に入る前の左右から交差点に向かって進んでくる車の発見が遅れることもあるようです。信号も何もない交差点に向かってくる車はどちらもスピードを上げていたりしますので、かなり遠くにいると思っていても自分が交差点に入る時にはすぐ近くまで来ている可能性があり、事故の危険性が増すと言われています。

今回の事故は田んぼの交差点での事故とは違いますが、直進車の運転手がもし視野を広く取って、右折車をハンドルで避けるのではなく減速や停止の方向で運転操作をしていたら、また早めに信号待ちをしている保育園児たちに気付き、反対方向にハンドルを切っていたら(まだ今回の事故がハンドル操作が原因と特定されているわけではないため直接の原因と言うところまでは言えませんが)、少なくとも信号待ちの人の列に車が突っ込むようなことはなかったかも知れません。

最近の高齢者が運転する事故については、加齢による判断力欠如や誤操作が問題になりますが、そこまで高齢ではなくても年令により周辺の様子を注意しながら走行できる視野が狭くなるところでも深刻な事故を起こす可能性は上がるということはあります。また、加齢が原因でなくても、人によっては一点注視で周辺を見ないというようなことは、若いドライバーでもついやってしまいそうな事でもあります。

こうして考えると改めて車に乗るということは、運転を誤って人の列に突っ込んでしまった場合には凶器にもなり得るため、大きな責任が付いて回るということを理解し、いわゆる「予測運転」「広範囲の目視による周辺を確認しながらの運転」を意識することで、自らが加害者になるような事故はある程度は防げるのではないかと思うところがあります。交通事故での悲劇を減らすためにも、多くのドライバーには実際の事故報道を深刻に受け取めつつその事故から何らかの教訓を引き出して注意することが増々今後は大事になってくるのではないでしょうか。私達が再び悲惨な事故のニュースを聞かないで済むために、ドライバー一人一人が深刻にこの問題について考える姿勢を持っていきたいものですね。


大手航空会社・スカイマーク・LCC それぞれの選択基準

前回書きました次回の旅の予定というのは今から3ヶ月~6ヶ月くらい時間が空いていて、大手航空会社でもLCC並みに安い運賃を選べたりするので、今のところ大手航空会社の便を利用する予定ですが、常に飛行機を使っていない身としては、何を基準に航空会社を選べばいいのかわからなくなりそうなところも出てきます。そこで、利用範囲を国内に絞って、どういう時にどこの航空会社を選ぶべきなのかということを改めて考えてみたいと思います。

・その1 各社のセールの日から旅行日程を決める時

これから紹介するチケット予約の方法とは別に、日本の航空会社は独自に利用期間が決まった状態で航空券を安売りする「バーゲンセール(予約変更は不可)」を行なうことがあります。Webをこまめに見るだけでなく事前に無料で会員登録をしたり、有料の会員になることでセール案内の連絡が来る会社も多いので、人気の路線については多くの競争相手がいることになりますが、もしこの利用期間の中に自分で出掛けられる日程があれば、先に航空券を取り、もし航空券が取れたら宿や仕事の休みの申請を後回しにするような形で安く飛行機を使った旅に出掛けることができます。

JALやANAでも同日のLCCより安くなったりすることがありますが、LCCのバーゲンセールでは片道千円以下というようなえげつないほど安いプランも出てきたりするので、とにかく安く飛行機で旅行に行きたいという場合は、事前にセール情報をゲットして、予約開始時間になったらとにかく目的の航空券をゲットできるようにセール開始時間になったら、時報とともにアクセスしてチケットの争奪戦に加わるというのがいいでしょう。

・その2 旅行日まで期間がある場合

バーゲンセールの場合は行きたい日があったとしても希望日にそもそもバーゲン価格の便が設定されていない場合もあったりしますので、どの飛行機にも一定数用意されている「事前予約割引」の席が残っていればそれを狙うことで、直前では高くて利用できない大手航空会社のチケットもLCC並みの安い価格で入手できます。

JALとANAでは、

・75日前まで
・55日前まで
・45日前まで
・28日前まで
・21日前まで(ANA)

のように期間で区切った形での事前割引の設定があります。ただし予約変更は不可になります。もし、旅行日程が決まったのが旅行予定日の一ヶ月前より前でしたら、まずはJALやANAの事前割引の運賃を調べてから、スカイマークやLCCと比較してみるといいでしょう。スカイマークは基本運賃が安く、決済手数料無料で荷物預けも料金の中に入っているなど大手に準じたサービスですが、LCCの場合は1フライト600円かかる決済手数料の他、座席指定や手荷物以外の荷物預けは別料金になりますので、トータルの費用も考えながらどの航空会社がいいのか決めましょう。行きはLCCで良くてもお土産を買って帰って来る場合などの事も考えて、「行きはLCC,帰りはスカイマークor大手航空会社」という組み合わせで予約をするという手もありますが、自社都合の遅延・欠航時の対応では大手とスカイマーク・LCCでは差が出ることがあります。

JAL・ANA・スカイマークでは自社都合の欠航では他社を含めた振替便を用意してくれますが、LCCではそうした対応はありません。欠航時の食事や宿泊の費用については、LCC利用で出ない事がわかっている場合は、損害保険の「国内航空旅行保険」の中の補償でカバーできるので、航空券とは別に保険代もしっかり用意して事前に保険に加入した上で出掛ける方がいいでしょう。ただ、大手の場合は空港内の売店で使える食事券を提供したり、ホテルを無料で用意してくれることもあります(こうした内容の例外として、LCCの中では「JETSTAR」がホテルを用意するケースもあるという口コミがあります)。楽しい旅行でトラブルは起きて欲しくはないですが、そこまで考えるとLCCと大手の事前割引の料金が数千円くらいしか違いがないなら、個人的にはJALやANAといった大手からのチケット事前割引購入をおすすめします。

・その3 安くても一通りのサービス込みの運賃を希望する場合

事前割引の期間を過ぎると、大手航空会社の料金はかなり高くなってしまうため(その代わり事前の予約便変更は可能)、安い航空会社を探すということになります。ただ、LCCの場合、大手航空会社では運賃の中に入っているサービスが別料金になり、購入時に別の手数料が必要になってきます。

・運賃決済時の支払手数料(おおむね1フライト600円)
・座席指定手数料(指定する場合)
・受託手荷物手数料(荷物を預ける場合)

LCCでも、JETSTARでは機内持ち込みの手荷物の重さが7kgまで(バニラエアやピーチは10kgまで)と制限されたり、各社で荷物の大きさによって手荷物とはならずに受託手荷物の追加料金を払わなければならなくなるケースも有るなど、旅慣れない人にとっては自分の思っていた状況とは変わって別料金を請求されるかも知れず、旅先でのトラブルの元になる可能性が出てきます。

そんな中で、一応受託手荷物や座席指定手数料が運賃の中に入っていて、支払いの際の手数料もかからないのがJALやANAに次ぐ規模の航空会社である「スカイマーク」です。スカイマークの場合は機内持ち込みの手荷物はLCCと同じ10kgまでですが(サイズについては省略)、それとは別に預ける手荷物は20kgまでは無料で預けられます。

そのような大手に準ずるサービスを展開しているのに基本料金は大手の約半分くらいで、前日(たす得)あるいは3日前(いま得)までの予約状況に応じて安く乗れる可能性のある料金プランが用意されているので、直前に旅行が決まった場合でもそうした割引された席がある場合で希望の航路にスカイマークが乗り入れている場合は、LCCよりもスカイマークを選ぶという方法もあります。ただしスカイマークには他社にあるマイレージ会員のようなサービスはありませんので、マイルを貯めている方にとっては想定から外れる場合もあります。また、大手と比べると搭乗場所に行くまで時間がかかったり、全体的に空港が混んでいたりするとJALやANAの後回しになるなどしてタイムスケジュール通りに到着・出発しない場合もあるので、その点は理解した上で利用するようにしましょう。

・その4 とにかく一円でも安く航空券をゲットしたい

最後になりますが、とにかく安くという条件で飛行機の利用を考える時、様々な方法があるのですがここまで書いてきたことを総合すると以下のような事になるのではないかと思います。

1.事前に会員になったりWebサイトを見て「バーゲンセール」の情報をゲットする

2.まとめて航空運賃の照会ができるサイトから、現時点での最安値を把握する

3.JAL・ANA・スカイマーク・LCCの違いを理解し、実質の往復経費で比較する

4.場合によっては宅配便の利用、航空保険の加入などLCC運賃では担保されない代替サービスも自分で用意する

改めて書くまでもないですが「安い」という言葉の裏にはその理由が隠されています。人によってはその理由が全く問題にならない場合もあるでしょうし、この部分はないと困ると思う場合もあるでしょう。私自身も一人で気ままに行く場合と、家族や飛行機未経験の友人と出掛ける場合では選ぶ航空会社は違ってくる可能性があります。どんな状況でもこれが正解だというものではありませんが、私個人としては上に挙げた4つの事を念頭に置きながら今後の航空券探しに生かしていきたいと思っています。


「LCC」と従来の航空会社との運賃の差について

昨年の今頃は、急に6月に沖縄から石垣島~波照間島に行くことが急に決まり、交通費を考える段になってかろうじて安く購入できるチケットを入手できたのですが、改めてその時の記録を引っぱり出してみると、中部国際空港から那覇空港までは往復で13,520円(スカイマーク)、那覇空港から石垣空港までの往復は12,000円(日本航空)でした。この時は、平日の行程も入っていたということがあるにしても、一ヶ月ちょっと前の予約でも那覇までの片道が6千円代で行けたことに今さらながら感慨深いものがあります。

というのも、それほど近くない時期の週末にまた沖縄に行く用事ができそうなので、ともあれ飛行機で行く場合にはどのくらいの運賃がかかるのか調べてみたら、今回の方がはるかに前に予約ができる状況ではありますが、沖縄には土曜日に行なわれるとあるイベントのために行くため、静岡からだと静岡空港からの運賃が一番高くて事前割引を適用しても往復3万円以上、成田・羽田・セントレア・関西からの出発・帰りでもだいたい同じくらいの運賃で片道7,500円~10,000円くらいで、往復にすると15,000円から20,000円くらいの運賃になってしまいます。

ここから乗る便を絞る場合、今回の場合は土曜に行って日曜に帰るというかなり過酷な弾丸ツアーになることが予想されるので(^^;)、空港からの出発時間と那覇空港への到着時間が問題になります。イベントの時間は決まっているので当日の夜6時半から7時くらいには会場に到着しているようなスケジュールがこなせる便を予約する必要があります。

安く飛行機で移動する場合には格安航空会社のLCCを利用することが前提となりそうですが、そこも絶対条件とは必ずしも言えないところがあります。というのも、本来は一番自宅に近く交通費も安くて駐車料金も掛からない富士山静岡空港の利用をしたいところなのですが、その運賃の高さから自分の構想から外れたように、問題はいかに余裕を持って安く空港まで行けるのかというところにもなってくるからです。

今回の私の場合は、帰りの便についてはいつ那覇空港を出ても、到着する空港が(関空・中部・羽田・成田)どこでも大丈夫ですが、行きについてはイベント開始の時間が決まっているため夕方までに着く便に乗らなければなりません。さらに、交通渋滞の影響を受けずに行けるということを考えると、東京の羽田空港か千葉の成田空港かということになり、安く行くには羽田ということになります。LCCの方では成田からのフライトが多いのですが、料金的には7500円から8000円くらいの値段の割には様々な制限および追加の利用手数料がかかってきます。

この辺の制限はLCCが利益を上げるためには手荷物の制限、各種サービスの有料化、座席指定の有料化というのも仕方ない気がするのですが、私が気になったのはクレジットカード決済をする際に1フライト毎に600円の支払手数料がLCCではかかってしまうというところです。

スカイマークを含む大手航空会社では、カード支払いの際の手数料がないので、実際の運賃を比較する場合、LCCの方に1フライト/600円をプラスして比較しないと正確な比較はできません。個人的には条件に見合うLCCでの往復は約15,000円くらいで収まるのですが、その航空会社はジェットスターで、利用空港はどちらも成田です。ここに支払手数料を加えるとジェットスターで決済する金額は約16,000円と少しになりますが、同時に大手航空会社の羽田発着の便を調べたところ、同じような時刻の便を予約した場合に19,000円くらいでANAの便が事前予約できることがわかりました。

静岡から羽田と成田では時間もお金も余分にかかりますし、荷物を預けても座席を指定しても追加料金がかかるジェットスターとANAを比べた場合、あえて制限およびトラップの多いLCCを使うよりも、変更はできないものの様々な状況で安心して利用できる大手の運賃の格安料金が利用できるうちなら、そちらを選ぶ方が有利な点もあるということが改めてわかりました。

今年の10連休はどこへも行かなかったので、その分の資金がまるまる沖縄弾丸ツアーで飛んで行ってしまいそうですが、こういう事があるから、やみくもにお金を使っていると後でボディブローのように効いてくるということも確かでしょう(^^;)。ともあれ、ここを読まれている方は、見掛け上の「安さ」ということだけではなく、様々な可能性を考えた上でどの方法が自分に合っているのかというところまで考えてから物事を決めることをおすすめしたいと思います。


災害用にも使える? DCモーター扇風機

ここ数年、日本列島の夏は暑くなるばかりで、そのため東京オリンピックも一番暑い時期に開催して大丈夫なのか? と思ってしまうほどですが、そんな中ではいかに熱中症にかからないために部屋にエアコンを入れようかという話はあっても、扇風機の話にはなかなかならないという状況はあると思います。

しかし、車中泊の旅を夏にやらざるを得ない状況になった場合、なかなか車のアイドリングをしながら車内エアコンを動かし続けるというのは難しく、大きな電池を積んでいる電気自動車やハイブリッド車では夜間にエアコンという事もできるかも知れませんが、古いガソリン車では長時間のアイドリング自体が地域の条例で禁止されている可能性もあるので、エアコンに代わる暑さしのぎの方法を考えなければいけません。

基本的に暑い中では車中泊はしたくはないのですが、どうしてもやらざるを得ないような場合には、車で標高が高い場所に上ることで外気温を下げるという工夫をし、できればポータブルバッテリーで動く扇風機の風で何とか寝られるようにしたいと色んな小型扇風機について物色したことも過去にはありました。

以前にこのブログで、単一電池を8本使用するロゴスの「どこでも扇風機」は乾電池使用で連続50時間駆動するということで、夏の車中泊の秘密兵器としておすすめしたことがありますが、単一電池を継続的に8本用意することの難しさおよび、充電池を使う場合でも一度に8本もの電池を充電できるのかという問題がありました。

そんな中、家庭用の扇風機の世界でも技術革新が行なわれていまして、現在の主流は「DCモーター」を搭載した扇風機というのがキーになっています。当初はかなり高価でしたが、最近では安く入手できる機種も生まれてきています。DCモーターの何がすごいかというとその圧倒的な電力消費量の少なさで、家電量販店でもそうした特徴を押し出してディスプレイされているのですが、個人的にはそこから来るもう一つのメリットを感じています。

今までのACモーターを使った扇風機より弱い微風を出せるのがDCモーターを使った扇風機で、微風を出している時の消費電力も数ワットとかなりの省エネ効果が見込めます。たとえ扇風機であっても就寝時に強い風を体に当てると体が冷えすぎでしまうことは知られていますが、こうした微風を出せることで快適な就寝環境を作れるだけでなく、僅かな電力で使えるということは、つまりACコンセントの付いたポータブルバッテリーでも長時間の利用が可能であるということになります。

先日紹介した私が購入したポータブルバッテリーは155Whなので微風で就寝時のみに使うだけなら例えば5Wの消費電力の風なら計算上は30時間以上使えるということになるでしょうか。災害時に大きな太陽電池パネルから比較的安定的にこのくらいのポータブルバッテリーに充電することが可能になるなら、真夏に災害による大規模な停電があったとしてもポータブルバッテリーからの電力供給だけで一日分の扇風機を回すだけの電力プラスαを得ることができます。念の為同じポータブルバッテリーを2個用意すれば、扇風機を使いながらスマホの充電も可能になり、暑苦しい夜を多少は快適にすることもできるでしょう。

また、その応用としてキャンピングカーや乗用車内に2人以上が寝られるスペースを作っての就寝環境を作った車内においては、自宅で使っているDCモーター扇風機をそのまま持って行くことで、エアコンがなくても暑い夜をやり過ごすための利用度の高い車中泊グッズにもなり得るということです。

実のところ、まだ自宅で使っている扇風機はACモーターを使った扇風機なのですが、最近ではDCモーターの扇風機も安くなってきて、安いものなら5千から6千円くらいでも入手できるようになっています。車内で使ったり、災害時に利用するとなるとその大きさも用途によって変わってくると思いますので、具体的な機種についてはもう少しじっくりと考えながら、自宅でも車内でも使えそうなDCモーターの扇風機を探してみたいと思っています。


ボディバックを濡らさない「キャンドゥ」の汎用リュックサックカバー

連休の前半は雨に泣かされ、ここ数日晴れていたものの、昨日は午後から雷が鳴るような不安定な天気になってしまい、最後まで雨に泣かされてしまっています。急な雨になって問題なのは、小さな傘だけでは自分の体だけでなく持ち歩くバッグがびしょ濡れになってしまうことです。私のバッグの中には色んなモバイル機器やバッテリーを入れているので、中まで濡れてしまうと高価な機器が動かなくなってしまう可能性も出てきます。

そういう事もあるので、バックパックを購入する時には必ず専用のレインカバーが付属しているものを購入するようにしているのですが、毎日バックパックを持ち出すというのもめんどくさいですしこれからやってくる梅雨に備え、今回の休みを使って色んな100円ショップを回って、小さめのボディバックにも付けられるような汎用のレインカバーを探しに行ってきました。

そこで行き付いたのが、100円ショップの「キャンドゥ」で売っていた「リュックサックカバー」(左・108円)でした。お店を回る前に、自転車のサドルカバーやバイクのシートカバーを流用するような方がいるのを見てはいたのですが、「キャンドゥ」には薄い透明なビニールの使い捨て用のレインカバーがある事をリサーチしていてお店の中を物色していたところ、思わぬところで汎用のレインカバーを見付けてしまいました。

カバーのサイズは、パッケージの裏側に書いてあり、バックパックには少し大きそうでしたが、広げると縦50センチ、横34センチというサイズなので、小さくて付けられないということだけはわかり、もし大き過ぎたら他のバッグに流用しようと思って買ったのですが、実際に付けてみたら以下のようになりました。

これだけしっかりとバッグを覆うようにセットできれば、まず雨の時には中のものを濡らさないようにできるでしょう。もしカバーから水が漏れてくることが心配になったような時には、水をはじく防水スプレーを掛けてもいいでしょう。このカバーのパッケージは何度でも開閉できるジッパーが付いているので、スプレーの匂いがバッグの他のものに移らないのでパッケージは捨てないで流用するのが賢い使い方と言えます。

少し大き目のレインカバーをボディバックのサイズに合わせるコツは、余った縦の部分をベルトのすき間に通すことで特に縦に長いところを使わずに合わせることができました。このボディバックが使えなくなっても次に購入するバッグをこのレインカバーに合わせて購入するようにすれば同じように雨の日でも安心な環境は維持できます。

購入したばかりなので耐久性は心配になりますが、そもそもこのカバーを利用する時というのは歩いていて急に雨に降られた時や、雨の中長い距離をバックを持って歩かなければならない時で、そこまで利用することはないので、しばらくは便利に使えるだろうと思います。こうしたものをとことん探せるのも、連休の有り難さですね(^^)。