mineoの「マイピタ」プラン全般の平日お昼の速度低下について調べてわかったこと

先日契約し、データ専用SIMをモバイルルーターに入れて使っているmineoの「マイピタ」プランのオプション「パケット放題Plus」は、平日のお昼(12~13時)以前には低速に制限しても最大1.5Mbpsでの利用ができるので、格安でそれなりに使いたい方にとっては便利に使えます。

ただここで気になるのは、その「平日お昼」をあえて使った場合に、速度はどのくらい出るのか? ということです。mineoで同じように平日お昼以外の時間にずっと最大1.5Mbpsで通信できる「マイそく」プランでは、平日お昼には最大32kbpsという、ウェブ閲覧にも厳しいような速度に制限されるわけで、果たして「マイピタ」の場合にはどのくらいの速度に制限されるのかというのは一度体験してみた方が良いと思ってその機会を伺っていました。

今月は何とか平日お昼に宣言をして利用しない回数によって特典を得ることができる「ゆずるね。」10回達成分の特典「深夜フリー」の権利を取得できたことから、一日は宣言をせずに平日昼に実際にネットに繋いでその速度について確認してみることにしました。ちなみに、マイピタプランの場合は、低速と高速の切り替えも可能であるため、その速度についてもどうなっているか見てみることにしました。

私の場合、どうしても平日昼間に高速通信をしたい場合に備えて、UQモバイルのくりこしプランSを契約しているのですが、高速でその時間に通信した場合、やはりキャリア関連の回線だけあって、20Mbps前後の値がきちんと出るので、人によってはmineoよりもUQモバイルやahamo、LINEMOなどのキャリア関連の回線を使う方が良いケースもあります。きちんと代替できる目処が立てばマイピタではなく「マイそく」の平日お昼はほぼ諦めるという選択も無くはありませんが……。

計測は、お昼前の11時50分くらいから始めましたが、低速・高速とも時間前には全く問題ない速度となりました。そして12時を超えても低速時がリミット限度の1.5Mbps前後くらい出続けていて、高速になるとさすがに最大3Mbpsくらいに下がったものの快適に通信ができていて、これは地域によって差があるのか? と一瞬思いましたが、それは甘い考えであったことを理解することになります。

一回計っただけなので誤差があるかも知れませんが、12時半をピークとしてスピードが一気に下がり、低速・高速時とも最低時には270kbpsくらいまで落ち込み、13時に近づくに従って徐々に12時前の速度に近づいていくという感じでした(あくまで私の住んでいる地域および個人の感想になることをお断りいたします)。

そうなると、どうしても平日昼間にmineoを使わなければならない場合でも、あえて高速にしてもそこまで違いはないので、低速のままにして使い、さらにスピード的には音楽やラジオの聴取くらいはできるものの、動画視聴についてはその時間諦めるか、他の回線(平日昼にも安定したスピードが出るキャリア系の回線利用が良い)で代替するといった考え方でいった方が良いという結論になりました。

私自身以前は月額990円という安さにひかれて「マイそく」を契約していましたが、最大32kbpsの平日昼間のスピードはかなり使いづらく、非常時に使うことを考えると、多少支払いがかさんでも「マイピタ」の方にしていざという時に約300kpbsという「マイそく」の10倍のスピードで利用できる余地を残しておいた方が私の場合は良いかな? と思っています。というのも、現状で使えるデータ回線はdocomo契約のmineoを除くと楽天・auに依存しているので、やはりいざという時に使えるdocomo回線を持っていたいという想いがあるのです。

mineoの「マイピタ」の場合、「ゆずるね。」の特典で深夜フリーの権利を得ると、いざという時に深夜から早朝にかけて、Windowsパソコンのアップデートにも何とか使えるような速度を確保できるので、いざという時に備える回線にもなります。

今回の測定の結果を頭に入れておき、速度の低下に遭遇した場合、UQモバイルの高速切替で凌ぐか、povo2.0のトッピングを使うなどの対応が可能です。安くてそれなりに使える回線の利用を考えておられる方の参考になればと思います。


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やはり着信がわかっていてもそのまま出られない企業からの連絡電話についての対策

わからない事は全てインターネット上で解決できれば良いのですが、そうそううまくいかないところもあります。たまたま一昨日、とある企業の問い合わせ窓口に問い合わせをネット上からしました。その回答はメールで来るのかと思いきや、ネットで同じような事例について調べていたところ、どうやら本人確認をかねて、対応は入力必須とされていた電話番号への連絡になるということがわかり、昨日は念のため自分の携帯電話の方にそうした電話が入るのか気にしていました。

そんな中、昨日は午前中から通常はめったにかかってこない携帯電話に着信がありました。番号は03から始まる固定電話だったので、これは早速問い合わせの回答かと思って出ようとしたのですが、最近は電話に出ることによって回線がつながっていることを確認した上で詐欺行為に利用するような事がありそうなので、一応出ないでおいて、改めてその番号についてネット検索を掛けてみたのですが、その番号はなぜか保険の勧誘を行なう代理店? の電話番号になっていたので、こちらから掛け直すことはしませんでした。その後は同じ番号から掛かってくることはなかったのですが、午後になって新たな番号(今回は0120から始まるフリーダイヤル)から掛かってきたのでした。

さすがにこの状況では、もしかしたら問い合わせをした企業からかもと思っていても素直には電話に出ることはできません。午前の電話よりもかなり電話を鳴らしていましたがそこは我慢し、改めて番号でネット検索を掛けたところ、この番号こそが、問い合わせをした企業のサポートの電話番号でした。

ちなみに、すぐにその番号にコールバックしましたが、一般的な企業の窓口ということで、最初は録音された音声が流れ、番号を押して何回かしないと窓口のオペレーターにつながらないような仕組みなっていて、さらにはこちらの氏名と電話番号を名乗り、メールで問い合わせた事実を確認の上で、改めて担当者から掛け直すということになり、しばらく待たされました。企業としては順番に業務をこなすために当然のやり方ですが、早く回答を受けたいと思って、わからない番号からの電話にすぐ出るというのは、こうした事があってもやはり止めておいた方が良いのではないかと思います。

0120から始まるフリーダイヤルでも、安心できる内容の電話が常に掛かってくるわけではありませんし、電話を掛けたり掛かってきたりという手間があっても、やはり自分が知らない番号からの電話には出ないで、まずはその番号がどこからのものかネットで調べてから掛け直すということが、日常生活のトラブルを防ぐことになるので、その辺は今後も徹底したいと思っています。

それにしても、自分の電話に企業からの問い合わせ回答がかかってくる直前のタイミングで、まさに迷惑電話である可能性の高い番号から電話が掛かってくるとは思いませんでした。こうした偶然から迷惑電話に応対してしまう可能性もあるので、やはり掛けてきた番号のわからない固定電話よりも携帯電話を使い、すぐにその番号の素性を調べられるような形にしておきたいものです。皆さんもそうした迷惑電話に応対しないようにお気を付け下さい。


Amazonの衛星通信サービス「Project Kuiper」は2024年にサービススタートか

たまたま前日、BS放送について色々書いてみましたが、もし今広い地域を大きな災害が襲い、正確な情報かテレビやラジオからも無音のような状態になったら、私たちはどこから情報を得ればいいのかということも考えておくべきなのかなと思います。

一つの答えとして、かなり広範囲で全てのインフラが使えなくなってしまった場合、現在の日本で国内を広くカバーする通信というと、ラジオの短波放送(ラジオNIKKEIとNHKが海外向けに発信しているRadio Japan)か、AM波を使ってNHKが送信設備が使えるところから大出力の放送を行なうことが考えられます。さすがに、短波放送が聞けるラジオを常に持って使っている人は余程競馬や株が好きな人か(こういう考え方はもはや古いかも知れません)と思うのですが、これからあえて短波放送が聞けるラジオを買わなくても、AM放送であれば普通のラジオでも聞ける可能性はあります。

ちなみに、日本のAM局で500kw以上の出力を持つところは全てNHKの第二ラジオで、東京(693kHz)、札幌(747kHz)、秋田(774kHz)、熊本(873kHz)がそれぞれ500kw、大阪(828kHz)が300kwとなっています。ちなみに第一ラジオでは東京(594kHz)が300kwですが、大都市が災害に巻き込まれてしまうと、その地域では放送を出せない可能性もあります。地域にもよりますが、こうして出力と周波数を列挙していくと、アナログのダイヤルのあるAMの聴けるラジオであれば「6」から「7」で全く反応が無い場合には、さらに範囲を広げて「7」から「9」あたりを探ってみましょう。感度の良いラジオで、さらに周辺のラジオ局が全滅しているような状況であれば、むしろ高出力局は昼間でも聞きやすくなります。

さらに、AM放送の特性として、夜間は長距離受信が可能になる事があります。実際の距離とは関係なく、広範囲に受信できるので、例えば関東地方からでも秋田より札幌の方が聞きやすいというような場合もあり得ます。

ここまでの話は、かなりひどく通信インフラが破壊された場合について考えているのですが(当然携帯電話もつながらない前提)、実はもっと簡単な方法もあります。地上が災害に見舞われていても、放送のために打ち上げられているBS放送はもしかしたら生きているかも知れません。その場合、停電にもなっているだろうと思いますが、少ない電力でも動くBSチューナーとモバイルモニターの組み合わせを使うと、ポータブルバッテリーを利用してBSアンテナを正しい方向に向け直せば、テレビのニュースという形で情報が入ってくる可能性があります。ちなみにこれは、大きな災害で地上波放送が視聴不能になった場合の対策としての話です。

基本的にお金がかからず、少ない準備でも何とか情報を入手するには、今の世の中でもラジオということになるのですが、時代の流れとともにインターネットも通信衛星を経由して利用できるサービスが始まりつつあります。最新のニュースではAmazonが2024年にサービス開始予定という「Project Kuiper」の概要を公開しました。

興味深いのは、そのスピードが超小型モデルは最大100Mbps、標準モデルは最大400Mbps、法人や政府向けの最大モデルは最大1Gbpsの速度という風にアナウンスしています。個人利用であれば「超小型モデル」でも十分そうで、その際の装備(アンテナ)も写真公開されていますが、平面アンテナっぽい18センチ角の大きさのものを三脚のような足で固定し、その重さは500g弱ということです。

もし、こうした装備が一般化すれば、それこそ全国どこにいても衛星をとらえてのインターネットが可能になるだけでなく、BSやAMの電波を出すためには設備の維持や点検が大変ですが、ネットでの中継というのは極端に言うと放送局でも何でもない一般の人間がスマホ一台だけでも行なうことができます。いざという事になれば、災害被災地にあっても、そうした装備を放送局が持っていれば、送信設備が潰れてしまったとしてもその場から中継や連絡が可能になるということです。

こうした機材を個人で持つかどうか? というのは提供される利用金額次第ではあるものの、今後最少のパッケージでこうした衛星通信利用の可能なインターネットシステムを含めた中継システムが普及すれば、情報を受けるこちらとしては、地デジ(ワンセグ放送含む)かBSチューナーを利用したテレビ放送もそれなりに利用が可能になるのではないかと思います。

本来は、日本が打ち上げをした衛星によって国内サービスの発展を期待したいところですが、先日種子島宇宙センターでの打ち上げが失敗に終わったこともあり、海外のサービスを使わざるを得ないのでしょうね。日本の産業を元気にし、新たな通信衛星インターネットサービスを広げて欲しいと思いますが、とりあえずはラジオを確保することと、ポータブルバッテリーに簡易アンテナでも使えるテレビをラジオとは別に持っておいたり、できればBSをポータブルバッテリーを使って停電時でも見られるような事も考えておいていいかも知れません。そして、今回のAmazonを含む地上の設備を使わないネットサービスについても、一般的に使えるようになるのか、この点については今後もその動向については注目していこうと思っています。


今年度から来年度にかけてのNHKBSプレミアム停波対策として新しいテレビを買うべきなのか?

自宅で先月からBSアンテナを設置し、今月から晴れてNHKの衛星放送契約を始めることになりました。だいたい一ヶ月、引っ越しをする前にはBS契約をしていたのですが、前の家から持ってきたBSアンテナでは正しい方向にアンテナを向けても放送を受信することができなかったので、泣く泣く地上波とネット配信だけで我慢していたのですが、やはりBSアンテナに問題があったようで、新品のBSアンテナを付けたら全く問題なくBS放送を見られるようになりました。

テレビ離れが言われる中で、なぜテレビチャンネルを増やすのか? という疑問を持つ方もおありでしょうが、Jリーグを中継しているDAZNの値上げがあったり、今まではネット配信でパ・リーグ一軍の試合を全試合ライブ中継していた「ベースボールLIVE」が、ヤフープレミアム会員に限って無料で見られていた特典を終了させるなど、あらゆるコンテンツにお金がかかるような状況になりました。それなら、2023年10月から衛星放送の月額が1,950円と地上波契約の月1,100円と月850円しか変わらなくなったので、そこそこJリーグもプロ野球も見られ(プロ野球のクライマックスシリーズやJリーグの入れ替え戦も見られる可能性あり)、さらにはそろそろシーズンが終わるスキーのワールドカップや、放映権がNHKから無料で見られるBSJapanextに移行したゴルフのアメリカPGAツアーを見られるBS放送は、色んなコンテンツ契約をするよりはまだましな感じがしています。まだまだ通販番組が民放では多いので、見る番組がないというところもあるものの、地上波で全く見たい番組がない中で見る場合にはそこまでだめではないという感じは私にはしています。

ただ、NHKが受信料を下げることになった理由の一つとして、現在BSで2つ持っているチャンネルのうち、今年度いっぱいで様々なオリジナル番組を放送している「BSプレミアム」を停波するということで、その後のBS1の編成がどうなるのか気になりつつ、ここ最近の動向も見てみることにしました。

先月のニュースでは、現在4K放送をしているNHKBS4Kが、BSプレミアムとの同時放送を行なうような編成を行なっているということなので、相変わらず民放の4Kはそこまで見るものは通常のBS放送とかぶるような状況ではあるものの、2023年から2024年にかけて、NHKBS4Kを見られる状況にしておいた方がBSプレミアム停波後には良いのかなと思います。

一般的に、4K放送を見るためには、4K対応テレビが必要だという刷り込みがあるのですが、実はそれは正確ではありません。4Kの実力そのものの解像度できれいな映像を見るためには、当然出力されるモニターも4K対応がされていて、さらに4Kを選局できるチューナーがなければ、外付けのチューナーも必要です。ネットで調べると4Kの外付チューナーは普通に売られていて高くはないのですが、そうしたチューナーの中にははBS・CS4K専用で、地上波を利用することはできないものがあるので、購入時にはきちんと確認するようにしましょう。

となると、現在2Kのテレビが現役という方にとっては4Kテレビへの買い換えが必要なのか? ということになってきます。現在自宅にあるメインテレビも2Kのテレビなので、数々の選択肢の中で今使っているテレビの買い換えも考えていたのですが、2Kテレビで4Kテレビが全く見られないのかというと、一概にそうでもなさそうなのです。先述の4K専用チューナーの商品説明を色々と見ていたら、目立った機種には「ダウンコンバート出力機能搭載」という製品がありまして、現在あるBSアンテナの場合、CSなど一部の放送を見るにはアンテナが対応する必要はあるのですが、NHKおよび民放の4K放送ならアンテナは基本的に従来のBSアンテナそのままで受信可能で、さらにこの「ダウンコンバート出力機能搭載」の4Kチューナーを接続すると、4K放送をフルハイビジョン映像にHDMIケーブルを接続することで変換して、画質は4Kではないものの、放送自体は見られる状態で出力できるのだそうです。

はるか昔になりますが、まだデジタルテレビになっていない時に、ハイビジョンの試験放送が行なわれていまして、BSでも放送していない独自のコンテンツを放送していました。放送を見るにはハイビジョンテレビが必要だったのですが、アナログテレビでNHKのハイビジョン放送を見るために外付けのMUSEデコーダーを付けると、画面は小さくなり画質も悪いものの、何とかそれまでのアナログテレビで見ることができたのです。私はたまたま、MUSEデコーダーのジャンク品をハードオフで相当安く買ってきて、当時のBShiチャンネルを見ていました。それと同じような事ができるということなので、興味のある方は今年のうちぐらいに新たに外付けの4Kチューナーを買って準備しておくのも良いかな思っています。

機材を揃えるのはある意味勢いとその時の状況にもよるので、できる時にまとめて用意してしまった方が良いかも知れません。NHKBSプレミアムが停波になった後でこうした情報を入手した場合、なかなか外付けの4Kチューナーを買うことは難しくなっているかも知れません。

ちなみに、外付チューナーの方にハードディスクを接続することで、4K放送の録画もできるようになるようです。今のところ、わざわざ録画するような番組は少ないと思いますが、果たして2023年から翌年に掛けてのNHKBS4Kや、民放の4K放送がどうなっているかによって必要性も変わってくるでしょう。一通り通販サイトで確認したところ、現状では安い外付チューナーは4K放送専用ということもあり、だいたい新品が5千円くらいで買えます。NHKの受信料はBSプレミアム停波も値下げの要件の一つだと思いますが、従来の衛星放送契約から220円の値下げになるということで、値下げのタイミングで外付チューナーを購入して、4Kのオリジナル番組が見られるようになればそれはそれで良いかもと思います。

どちらにしても、私の持っている現在のテレビは買ってからかなりの年月が経っていますが、まだ壊れる兆しはないため、外付チューナーとの接続で今後しばらくの4K放送の視聴については凌ごうと思っています。


複数の機器を同時に充電できるモバイルバッテリーには「パススルー充電」ができるとより便利になる

下のリンク先にある10,000mAhのモバイルバッテリーが、これを書いている2023年3月13日現在、50%OFFのクーポンが出ていて、私はそれを適用して1,290円でゲットしました。同じ10,000mAhのモバイルバッテリーはダイソーへ行けば1,100円(税込み)で買えるとは言うものの、リンク先に表記はないものの、一応ちゃんとしたメーカーの「AUKEY」の製品(型番はPB-N73S)が届きます。注文前にレビューの内容を確認したところ、私の用途には合いそうだったので、そのまま購入しました。

製品のスペックは、最大出力18Wでの充電ができ、最大3つ(USB-A×2・USB Type-C)の出力(USB Type-Cは入力と兼用)の機器を同時充電できるようになっています。また、入力専用にUSB micro-Bの端子もあるので、必要に応じて使い分けることができます。実際に送られてきたものは、写真の通り間違いなくAUKEYのモバイルバッテリーでしたので、いい買い物でした。

ちなみに、このモバイルバッテリーにはUSB AとCのコードしか付属していません。実際にこのバッテリーを充電するためにはACアダプターが必要ですが、常に持ち歩くものとして以前購入していたコンセントを収納できる最大20Wの出力が可能なものを持っていたので、それを流用することにしました。

モバイルバッテリー単体では最大3つの機器を充電可能ということは、スマホ2台にモバイルルーターを同時に充電できることになるので、複数のバッテリーを使わなくても済み、個人的には嬉しいことですし、さらにもう一つの機能「パススルー充電」ができるということがポイントでした。

具体的にはACアダプターに接続してモバイルバッテリーを充電しながら、バッテリーの出力端子にスマホなどを接続すれば機器の方を優先して充電してくれるという機能です。Type-Cからの充電だと同時に充電できる機器が2台に制限されるものの、ホテルなどで寝る前にセットしておけば、朝起きたらスマホだけでなくモバイルバッテリーも満充電されていることが期待でき、さらに個別にも使えることからかなり取り回しが良い使い方ができるのではないかと思っているのです。

最近は、ACアダプターの付いたモバイルバッテリーもありますが、全て一つのハードで済んでしまう魅力はあるものの、内蔵のバッテリーがヘタってきたらどちらにせよ買い換えになってしまうので、ACアダプターをケーブルで繋いで、モバイルバッテリー及び複数の機器を充電するというスタイルの方が私には合っているのではないかと思っています。

今後バッテリーを買い替える場合のキーワードとして「パススルー充電」のできるものという事で考えていけば、次のものを買う時には高出力で充電できるバッテリーおよび、同じように高出力で充電を行なうことができるだけでなく、持ち運びが苦にならないACアダプターという組み合わせで揃えようと思います。

現状では古いノートパソコンを使っているため、今使っているノートパソコンはUSB経由での充電は無理なのですが、次に購入するノートパソコンはPDでの充電(Type-Cケーブル)ができるものを手に入れ、汎用でノートパソコンとACアダプターを共用できるものがあれば、日々持ち歩くものでも今よりも高出力高容量のものが出てくれば有難いと思います。とりあえず、今の安い製品の組み合わせでも、スマホ2台とモバイルルーターの同時充電は可能なので、日常使いとともに、旅先でも手軽にスマホ充電のできる環境を持ち運び、便利に使えればなと思っています。


地域のチェーン店でない飲食店の永続性があるかないかで決まる面もある地域の魅力

以前、全国ニュースで地域で有名な飲食店の中でも店主一人が頑張って続けているところであると、店主が営業を止めたり、店主の健康状態が悪くなってしまうと一気にお店は無くなってしまい、その後には何も残らないということを防止するために、「絶メシリスト」なるものを作り、現在普通に食べられるものの、今後はどうなるかわからない地域の味を発掘するプロジェクトが群馬県高崎市で行なわれていることを知りました。

群馬県高崎市と言えば、最近は「パスタの街」ということで町起こしを行なっている印象があります。そうした評判が立つのは、小麦の生産が盛んで、その小麦を使った飲食店ということでパスタを提供するお店(非チェーン店)が多く、多くのパスタを出すお店がお互いに競い合うようにしてパスタというものを売り出し、うまくはまったということがあるからだと思います。

しかし、それなりに店舗を持ち、暖簾分けをできるようなお店ばかりではないということは明らかです。現在でも市内でも新興勢力のお店がより魅力的なパスタを産み出すような状況にはあるものの、多くの場合その店主が営業を止めたり店を畳んだりしたらそれでその店の味というものは世から消えてしまうことになります。こうした問題は高崎市だけの問題だけでなく、全国の地方の名物といわれている食べ物についても言えることです。ネットで色々な事を検索し、いよいよコロナの影響が無くなって旅行に出掛けられるようになり、以前に行って気に入っていたお店自体がその地域から無くなっていたということになると、それは地域の観光にとっても大きな打撃になるのではないかと思います。ちなみに、高崎市のニュースで出てきたお店はパスタのお店ではなく、地域で人気のあるカレーのお店「からゐ屋」でして、逆にそうした事を知って高崎にパスタでなくカレーを食べに行きたいと思う方も少なからずいることでしょう。

私の住む静岡では残念ながら行政を巻き込むような形での地域の味を守るような活動というのは高崎市のようには行なわれていないのですが、最近になってあくまで個人の志で閉店していたお店の味を継承するような事例があったので、正直ほっとしているという事がありました。

上のリンクにあるお店は、昨年末に店主が高齢で故郷の沖縄に帰ってしまうということで、閉店してしまっていたのですが、このたびその味を受け継いだ方が復活させて営業を同じ場所で再開するということです。店主のお名前が山田さんなので「山田カリー」ということのようです。私自身はかなり前から訪れていますが、当時からアルバイトで入っている人達の結びつきが強そうで、中には私の知人もアルバイトしていたことから、あの味がいつでも食べられないことは寂しいと思っていた一人だったのですが、行政の支援はなくとも、前店主の人柄もあり、きちんと味を継承してくれる人が現われたということは、本当に嬉しい事でした。

地域のB級グルメであれば、行政の保護も入るのかも知れませんが、実は地域にとっての宝はそうした外に向けたアピールがうまくいっている所だけでなく、ガイドブックに載っていなくても、その味をわかっている人がいる地域で唯一のお店だったりします。特にここ数年は外食産業にとってはかなり厳しい状況が続き、本当においしいお店というだけでは集客を維持することが難しくなってしまうことも考えられます。

現在は、上のリンクにもあるように、たとえ地方の小さなお店であっても、インターネットからの情報を見て全国から食べに来るような魅力的なお店は全国にあまたあるのではないかと思いますので、地域の活性化を目指す事を本気で考えているなら、地域にある様々な飲食店を含む店舗の維持ということも本気で考えていかなければならないのではないかと正直思っています。

どんなに美味しいお店でも一人の店主による個人営業であれば、大手と競合するにしても大変で、今回の例のようによほどの事がない限りその味は地域から消えてしまいます。私たちは、そうした地域の人たちが美味しいと食べられているお店を知らないままでいることも少なくなく、いかにしてその土地へ来ないと味わえない「味」を残していくかということも考えていただきたいと正直なところ思います。


災害時に一番重要な準備とは実は「トイレ」でありそのために揃えておきたい道具は

昨日はずっと東日本大震災についての報道を見ながら過ごしていましたが、その中でもほとんど語られないことにちょっと不信感を持ってしまっています。というのも、避難生活の中で「震災関連死」というキーワードまでは出てくるものの、長くなる避難生活の中で一体何がストレスになるのか、その根元のところが語られていない気がするからです。

私たちは、新型コロナに感染しないため、多くの場合自宅から出ないで過ごすような経験をしていますが、外に出られないことで運動不足になるようなことはあっても、基本的な生活自体に困ることはありませんでした。というのも、感染症に備えるような場合は、自宅や職場などでライフラインが不通になることはないので、自宅に帰ってできることはほぼできるという事はあったのです。

ライフラインが寸断されると色々な場面で不具合が出てくるものの、体調を崩すほどストレスになってしまう一番の問題は、自分が行きたい時にトイレに行けなくなるということではないでしょうか。水や食料の入手はできても、人間は食べれば時間を置いて出すことをしないといけませんので、地震の影響でしばらく自宅のトイレが使えず、避難所の仮設トイレは溢れて使うことすらできないような状況を聞くにつけ、まずは災害時のトイレ対策をしないと、体自体に変調が出てしまう事を考えて、用意をしておくべきだろうと思います。

もし自宅に住み続けられる場合、トイレの水は流せないものの、いつも利用している便器にビニール袋を掛けて用を足し、終わったらそこに携帯トイレの凝固剤を振りかけ、そこに水を掛ければ、汚物は固まって多くの自治体では可燃ごみとして出すことが可能になります。

しかし、このように携帯トイレだけでなく、終わった後に水を掛けるのに大事な水を無駄に使ってしまう事は避けたいものです。トイレ用の水は飲用ではないので、どこか水を汲むことができる場所へ行ってトイレ用の水は別に確保しておいても良いですが、それでも避難生活中には水は大事です。そこで、このブログでは再三紹介しているペットボトルに装着する便利グッズを持っておくことをおすすめしたいと思うのです。

装着するペットボトルは500mlのもので、炭酸飲料の入っていたロケット型のものがおすすめです。最近の薄いものだと水を出すために握ったらかなりボトルにダメージがかかりますが、炭酸飲料用のペットぼとるはそれなりに強いので、避難生活用に数本、飲み終えた空のペットボトルを用意しておくのが良いと思います。

この商品は基本的には海外などおしり洗浄便座がない場所で使うものですが、当然ながら水をシャワー状にして掛けられるので、直接ペットボトルから水を掛けるよりも水を節約することができます。トイレでしたら本来の使い方をするだけで汚物にも水がかかっていますので、その後使う水も少なくて済みます。そして何よりも停電時でも水でおしり洗浄ができるという事は、日常の生活に近いトイレを使うことができる事にもなり、ストレスの軽減も期待できます。

また、この道具を複数用意して、汚れた手を洗ったりする場合にも使うことができますし、飲水以外に水を無駄遣いしないための決定的な道具であると私は思うのですが。トイレ対策として携帯トイレを揃えるのと同時にこの手動おしり洗浄用具を持っておくことで、かなりのストレスは抑えられるのではないでしょうか。

なお、屋外やトイレでない室内で利用可能なダンボールで作るトイレについて、あえて市販品を買わなくても、災害対策用の2リットルペットボトル6本入りダンボール2つあれば利用可能であるとの情報を三重県の桑名女性消防団のブログで見付けましたので、リンクを貼らせていただきました。災害対策として2箱分の水をキープしておき、賞味期限が来るぐらいでもう2箱注文するような形でも良いですし、「飲料水2箱」「賞味期限切れでもトイレ用として使える水2箱」という形で計4箱を使いながら回していくようにすれば、あとは携帯トイレの使用期限に気を付けながら管理すれば、非常時のトイレ対策としては万全ではないでしょうか。

https://kuwanafw.exblog.jp/29166072/


同じような「悪ふざけ」でも個人のネットとテレビ番組内でのものとの決定的な違いとは?

ある意味、どこにでも居そうな人たちが外食先で悪ふざけをし、それがネットにアップされることでの騒動がなくなりません。こうしたことは以前からありました。Twitterに動画をアップしたことで、今までは仲間同士の悪ふざけだけで済んでいたものが、広く社会的に認知されることによってニュースとして広まり、単なる悪ふざけでは済まなくなってしまうような窮地に追い込まれてしまう人たちを私は何回も見てきました。

テレビの衰退ということが言われていますが、ネットの動画というのは、国内だけではなく全世界で共有されてしまうこともありますので、面白半分にネットにアップする場合、その後どんな反応が起き、結果自分の立場がどうなってしまうのか考えて行動を起こさないと、特に若年層の方々はその後の人生における可能性まで潰してしまいかねません。

今回は、そうしたネット動画と、地上波・BS・CSを含むテレビ番組内での悪ふざけをする番組と、何がどう違うのかということについて考えてみたいと思います。

実は、少し前に「これはテレビ番組のロケではないか?」というような状況を遠目から見たことがあります。私の住む静岡市の中心部、静岡駅近くの国道沿いから入った場所に、ワゴンタイプの車が2台停まっていて、そこに多くの人がいるような状況を深夜から早朝にかけて目撃したので、最初は何か事件でも起きて、テレビの報道関係者が集まっているのか? と思っていました。以前静岡駅近くの繁華街で大がかりな盗難事件が起こったことを聞いていたからです。ただ、その日および翌日の報道を気を付けて見ていたものの、そのような報道はなく、もしかしたら、駅ということで地元のテレビ局の人たちが集まってロケに出発したのか? ぐらいの事は思っていたものの、結局本当に遠目で騒いでいるのを見ただけだったので詳しいことはわからず、そのままにしておりました。しかし、数日前に放送されたTBS系「水曜日のダウンタウン」(2023年3月8日放送)を見て、もしかして私が目撃したのはこの時の状況だったのではないか? と思ったのでした。

放送された内容は2つあり、ネットでかなり否定的な感想を述べた方が多かった「砂かけババア、部屋に出たら最悪説」の方ではなく、名古屋から東京赤坂のTBSまでヒッチハイクをするのですが、その際、停まってくれた車の査定額により移動できる距離が変わってくる「買取査定ヒッチハイクレース」の方のロケでした。お笑い芸人の3組がレースを行ない、誰かがゴールしたらレース終了ということだったのですが、そのうちの一組、お笑い芸人のトム・ブラウンがあえなく静岡駅まで来たところで他チームがゴールをして終了になったのですが、トム・ブラウンの布川さん(相方のみちおさんは翌日の仕事のために帰宅)はだいたい深夜一時頃からレース終了の午前4時半くらいまで、それこそ私が目撃した静岡駅すぐの国道一号線沿いでヒッチハイクをしていたようなので、まさに状況と番組の内容が合います。テレビだとそれほどスタッフはいなくても撮れそうな映像ではありましたが、査定をする人も一緒に移動していたので、かなりの人がいたのだろうと思います。

この内容も単なる悪ふざけ的なものかと思うのですが、実は巧妙なPR戦略が隠されていました。放送翌日、「水曜日のダウンタウン」を放送したTBS系では、野球好きの方なら大いに関心を寄せるであろうWBCの初戦で大谷翔平選手が先発するとあって、恐らく夕方の6時から試合終了の夜11時近くまでずっと見ていたろうと思うのですが、この大会スポンサーが「買取査定ヒッチハイクレース」で車を査定した会社だったのです。VTRを見たスタジオでは、恐らくこれもかなり前の収録だと思うのですが、ダウンタウンの松本人志さんが、「査定した会社だけが得をしたのでは?」と言うような事をコメントしたのは正にその通りでした。

普通の広告だとなかなか多くの人に見てもらえないわけですが、番組の企画にしたことで、「思った金額よりも高額の査定である」「査定は現地だけでなく本部に問い合わせてその場で決定するので安心」「買取額は年式・走行距離の他に傷などの有無も関係する」というような説明調ではなかなか浸透しないような事を面白VTRを流すだけで知らず知らずのうちにその内容が理解できるような作りになっています。まさにそれこそが今回の企画の狙いだったのではないでしょうか。

単なる悪ふざけと思わせておいて、大きなスポンサーを巻き込むことによってその意向を盛り込み、その後行なわれる大イベントにおけるスポンサーの営業に効果を生ませるかなり考え込まれた企画だと思ったら、単に「悪ふざけ」ということではない、ネット動画との違いを見せ付けた感じになりました。同番組で散々ひどい目に合うお笑い芸人たちもテレビ出演ということで知名度を広げ、それがまた企業の広告にとって「使える」人間へと変わっていくわけで、表面上の事だけを取り上げるのではなく、番組も単なるおふざけだけという事ではないという事を理解すべきでしょう。

話は最初に戻りますが、いわゆる迷惑系のユーチューバーが行ないニュースになる行為というのは動画を収益化することにおけるスポンサーの顔をつぶすような行為なので、お金を産むどころか反対の結果をもたらします。お金など関係なくあらゆるところに攻撃を仕掛けることができるというのは、確かにネットでしかできないと思いますが、それを続けていくにはかなりのエネルギーが必要でしょう。そんな事も考えながら、ネット動画やテレビ番組を見るのも面白いかも知れません。


Makitaの一連の家電は果たしてトータルコーディネートした方が幸せになれるのか?

電動工具の国内メーカーでは大きなシェアを持っているMakitaの製品は少し前から調理家電にも及んでいます。質実剛健で無骨ながら、専用の充電池を使い回すことができるということで、例えばラジオを購入しても、新たに充電池を買う必要がなく(すでに多くの電動工具を使っている場合)、他の工具で使っている電池を付け替えることで仕事の空き時間に利用可能というコンセプトで合わせてあります。

ですから、電動工具は全く使わないという生活をしていても、例えば掃除機にMakitaのものを購入し、その電池がそのまま使えるような製品を買い足していけば、電池自体が無駄にならず、電池が消耗しても入手はホームセンターに行けば簡単に入手可能であることから、その製品に合った充電池を使っている製品とは違って長く使えるようなものになっています。

最近の動向については、保冷から保温、冷凍までできる充電式保冷温庫が出ているのは知っていました。湯沸かし用のケトルも見ましたが、圧巻なのが40Vのバッテリー1個でも利用可能な電子レンジ(500W/350W切り替え式)は正直すごいと思いました。Makitaのバッテリー自体も高額なのですが、世の中にはリビルド品や互換バッテリーも自己責任を上でなら使うことも可能なので、車中泊用の調理家電をMakitaの調理家電で揃えるということも、考えてみる意味はあるのかも知れません。また、こうした充電池で動くものが複数あるなら、災害時においてもそれほど大きくない太陽電池パネル経由での充電もできるのではないかと思いますので、長期旅行および災害時への対応という面でも優れていると言えるでしょう。

お仕事が電動工具を使い、すでに多くの電動工具や充電池を使っている方であれば、製品の価格自体は高くてもランニングコストという点ではそれほどかかりませんが、今回見た電子レンジの定価は何と110,000円となっていました。流石にそれなら、1万円くらいの安い電子レンジを購入し、10万円以内で電子レンジを動かせるポータブル電源を持った方が、他の普通の電化製品も使えるし、全く何もないところから揃えるには高額な負担になってしまうのが残念です。

この他にもMakitaでは、同じ充電池を装着して利用できる電動アシスト自転車も製品化されているのですが、これも定価が298,000円とちょっと他の製品と比べて高額(しかも電池および充電器別なのです)です。まあ、すでに余るほど電池を買って仕事に使っている方々が現場に持って行って、昼食などを買い出しに行くために乗るような用途で使うのかなという感じはします。

それでも複数の家電の電池を共通化できるというのは、他のメーカーにはない特徴です。家庭用の家電でいうと、Makitaの掃除機というのは、家庭でも使われていますので、まずはそうした製品を使うために充電池を増やしつつ、今後の状況によって中古品を安く買えるようになったらゲットするために、掃除機のタイプを使いたい調理家電に対応しているバッテリーに合わせて購入するというのも一つの手かも知れませんね。最後にMakitaの公inページから「災害への備えシリーズ」という製品へのリンクを張っておきます。電動工具には興味のない方でもなかなか面白い商品が出ていますのでご参考までに。

https://www.makita.co.jp/product/saigai_series/index.html


パソコンの一番の基本である文字入力が全くできなくなった原因は単純な事だった

毎年、どうしても今の時期まで伸びてしまうのですが昨年分の確定申告がようやく終わりました。昨年はマイナンバーカードを使って電子的にデータ提出を行なったのですが、今年は添付書類の関係で申請書を印刷した上で提出しましたが、毎年一度ということもあって様々なトラブルがありました。

まず、全てのパソコン上での作業が終わり、Wi-Fi経由で接続しているはずのプリンタがなぜか認識できず、何回やっても印刷できなかったのですが、これは電源を入れ直したところで無事復旧しました。書類提出の場合には、マイナンバーカードを持っている場合には、添付書類のところに改めてマイナンバーカードの裏表をコピーしたものを添付する必要が出てきます。私の場合は自宅のプリンターがスキャナー付きのものではないため、スマホのカメラで撮影したものを印刷するような形で出すのですが、普通の設定のままだと出力の大きさが標準の形式であるA4サイズに拡大されてしまうという、かなり提出するのにかっこ悪いサイズになってしまいます。

そこで、スマホアプリの設定をA4からはがきサイズにして、印刷用の紙もはがきサイズにカットして出力することで、そこまで大きく拡大はせずに内容をコピーできました。こういったことを考えずにスキャナー付きでないプリンタを購入してしまったのは今考えると失敗したのかも知れません。次購入する時にはスキャナ機能付きのものにしたいですが、自宅のプリンタは大容量インクの製品で、インクすらなかなか無くならず、今後印刷に不具合が出ても安く取り寄せできるヘッド交換で何とかなってしまいます。ただ、現行品とは違って廃インクタンクの交換には対応していないので、廃インクタンクがいっぱいになった時点までは使い続けるしかないでしょうね。こんなことなら、昔のフラットベッドスキャナーを捨てないで取っておけば良かったと思います。

で、書類を税務署に出してきてこのブログを書こうと改めてパソコンに向かったところ、突然文字入力ができなくなってしまっていました。ローマ字入力はもちろん、かな入力に切り替えても両手打ちのうち、右手のホームポジションにあるキーが文字の書かれた文字が入力されないので、左手で打てる部分だけを使って打たないと正しい日本語にならないという状況になってしまいました。右手からの入力では英字ではなく数字になってしまっていたのですが、トラブル中はそんなことまで分析もできず、ただおろおろしているだけでした。
このように書くと、ピンと来る方もいるかも知れませんが、この状態では何度再起動をしても無駄で、根本的な解決方法を取らないと元には戻りません。その問題を解くヒントが下の写真にあるのですが、この写真の表示は普段使っている状態とは違うというのがポイントです。

これはトラブルになっていたパソコンの表示ですが、タッチパッド手前に各種ライトが点灯しています。この中で一番右の数字が書かれたランプが問題だったのです。私自身はこのような状態にした意識は全くなかったのですが、テンキーの付かないキーボードで片手で数字を入力しやすくするために、数字キーを割りあてる「ナンバーロック」という機能があります。右手をホームポジションに置くとそこで数字が打てるのでデータ入力には有難い機能ではあるのですが、ナンバーロックを解除しないと普通に文字入力ができなくなってしまいます。

私のパソコンの場合は「Fn」キーと同時に単独で「ナンバーロックキー」があるので、わかれば簡単で、もう一度同じようにキーを2つ同時に押すと、タッチパッド手前の表示が消え、元通りに文字入力ができるようになりました。自分ではナンバーロックをした記憶は全くなく、確定申告データの入力もキーボードの上段にある数字キーをたどたどしく押して入力していたので、何かの表紙でロックがかかってしまったようです。

同じようなトラブルに、ShiftキーとCaps Lockキーの同時押しで英字の大文字と小文字が切り替わる場合もありますが(上の写真の場合には消灯している一番右の表示が点灯します)、この場合にも普通のノートパソコンであればきちんとその状態になっているのはランプ点灯の状態でわかりますので、故障を疑う前にその辺の表示を確認しないといけないわけですね。ちなみに、ナンバーロックがかかった状態ではネット検索もできなかったので、改めてスマホを使って調べたことで、問題を解決できたという次第です。私の場合は毎日パソコンを使っていてもこんなところでつまずいてしまいますので、これから確定申告の追い込みで、久し振りにパソコンを使う方は十分注意するとともに、数字入力だけする場合には、ナンバーロック機能自体は便利な機能なので、ぜひその辺をご理解の上でパソコンを使われることをおすすめします。