年賀状を効率良く使うにはインクジェット紙ではない「普通紙」が良いか

すでにお正月気分も吹っ飛んで学校や仕事になっている方も多いでしょうが、年賀状の方もそろそろ落ち着いた頃合いではないかと思います。自宅でプリントした年賀状を出される方はおおむね「インクジェット紙」をまとめ買いされると思いますが、今回はあえてその常識に異を唱えようと思います。今年の暮から年明けにかけての皆様の動向に参考になれば幸いです。

というのも、今回コンビニのマルチコピー機にハガキを持ち込んで印刷は可能なのかということを調べていた時、出てきたキーワードが「マルチコピー機ではインクジェット紙・写真用紙の使用はできません」と書かれた案内だったのです。

これは、コンビニのマルチコピー機がプリンタの種類で言うと「レーザープリンタ」であるからで、多くの人が使っているインクジェット方式のプリンターとは方式が違うのです。インクジェット紙は文字通りインクジェット方式のプリンタに最適化された用紙なので、プリンタの方式が変わってしまうと紙詰まりなどの不具合を起こす危険性があるため、コンビニのマルチコピー機では使用できないのです。

自宅にあるインクジェット方式のプリンターの設定には用紙の設定画面があり、インクジェット紙以外にも普通紙に適した印刷設定が用意されています。つまり、普通紙であってもインクジェットプリンターで印刷できないということはありません。そういう風に考えると、今後お年玉付き年賀ハガキを購入する場合、全て自分の持っているインクジェット方式のプリンタで印刷ができればいいのですが、インク切れやインクづまりなどで印刷ができなくなった場合のことも考えると、専門の業者に頼むのもめんどくさいということで、コンビニのマルチコピー機も使える「普通紙」を選ぶ意味も出てくるわけです。

ちなみに、コンビニのマルチコピー機は画像ファイルやPDFファイルを読み込んで印刷することが可能なので、自分でオリジナルの年賀状を作った場合でもその内容を直接印刷できるので、まさにこの時期に遅れて来た年賀状に返事を出したいと思ったような場合でも、気軽にコンビニに行きカラーの場合一枚60円ほどで持ち込んだ年賀ハガキに印刷が可能になるのです。

普通紙とインクジェット紙の年賀ハガキの価格は同じではありますが、写真やイラストをそこまできれいに印刷しなくてもいいと思えるなら、あえて普通紙の年賀ハガキを購入して、インクジェットプリンターとレーザープリンターの両方で使えるようにしておくというのが賢い方法なのではないかと思います。

私自身、今年は何とかそういったトラブルなしに年賀状を出すことができましたが、インクジェットプリンターの場合、いつトラブルが出てかすれたり一部の色が出なくなってしまうかわからないところがあります。その際に窮余の一策として自宅でのプリントは諦め、コンビニで緊急避難的なプリントができるなら、喜んで普通紙の方を用意するでしょう。また、自宅で用意するプリンタにおいても、年一回しか使わないというなら、あえてインク式ではないトナー式のカラーレーザープリンターに買い替えるのも有りではないかと思っています。

最近ではたまに書類をコピーする必要がある場合もありますし、一台自宅にレーザープリンターがあれば書類をスマホのカメラで撮影した後で修正をかけたり、専用のアプリで加工することによって簡単にコピーをしたような形での出力ができます。また、よく売れているプリンターについては各種トナーやドラムについてもリサイクル品の安いものが出回っていますので、そこまで消耗品に高額な費用がかかるわけでもないということもあります。

最近、個人的には紙に印刷して出すということが少なくなり、そういう意味では常に多くの枚数をプリントする必要に迫られることがなくなりました。もちろん、日常的に多くの印刷をしている人にとってはインクジェットプリンターの方がコスト的に安く、きれいなプリントができますが、それこそイベント時や特別な用事でもなければ紙やハガキへの出力をしない人にとっては、年賀状も業者や郵便会社に事前に頼んで出すようにし、それとは別に普通紙の年賀ハガキを買っておき、出していない人から年賀状から来た場合には、あらかじめ作ったり業者にお願いするために用意した図案がそのままコンビニから出力できるような体制を作っておけば、自宅にプリンターすらいらなくなるでしょう。

ただ、そういうことをするためには事前の早いうちに年賀状をやり切れるだけの余裕が無いと難しく、いつも年賀状がぎりぎりになるという方については、安いレーザープリンターだけは早いうちに買っていざという時に備えておくのがいいのではないでしょうか。


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リレーアタック対策に専用ポーチ、将来的にはスマホによるNFC+アプリを

最近の車の窃盗団はすごいことになっているようで、現在の車では当り前のように使われているリモートコントロールキーの盲点をついて高級車を盗む人がいるようなので注意が必要です。

どのように盗むのかというと、最新型のリモートキーは1m前後届くくらい微弱な電波を常に発信している構造なのだそうですが、この「常時発信」という仕組みを狙い、キーが有るところのそばにできるだけ近づき、特殊な受信機でその電波を受信します。その受信機には電波を増幅して送信する機能もあるのだそうで、もし買い物に高級車で来ている人を狙う場合、その人がキーロックをして歩き出した瞬間を狙ってリモートキーから発信された電波を受信した上に高出力で車に向けて「中継」するように電波を送信すると、普通にリモートキーを車の前や中に置いているのと同じ状態になってしまうため、普通にドアが開いた上にボタン一つでエンジンが掛かり、自分で止めない限りどこまでも行けてしまう恐れがあるのだそうです。

実のところこうした話は眉唾ものでもあるわけですが、最近になって専用の器具を使って実際に窃盗されたり、盗まれる寸前までになった状況もあるという話がネット上でも紹介されるようになり、本格的に対策が必要になってくるのではないかと思えます。

この方法は増幅された電波を使って車を動かすだけなので盗難グループの実行犯(車のドアを開けて運転していく人)については特別な作業は一切必要なく、数秒の間に車が盗まれる危険性があるということです。さらに、キーを玄関の入った場所すぐに置いてあるような人は、その様子(車を玄関のキーボックスに掛けるなど)を目撃されてしまうと、深夜になって玄関前でリモートキーからの受信を行ない、自宅の車庫に入っているような車でも、まさか盗難されているとは思わずに(明らかに普通にドアを開けてボタンを押してエンジンを始動させるので)、簡単に車を盗まれてしまう可能性があります。

こうした情報を自動車メーカーからの発表ではなく、ネットニュースによって知らされるというのは特に高級車のオーナーからすると解せない所もあると思いますが、対策としては電波を通さない缶の中や特殊なポーチの中にリモートキーを入れて保管・所持するか、リモートキーの操作で電波を止められるタイプのリモートキーなら、車を離れる際に電波を切るというような方法はあるものの、やはり常に電波を出し続けているというのは以上のような窃盗の手口には弱く、気になります。

今後、日本における自動車は急速にシェアリングするものになってくると思いますが、気になるのがセキュリティについての対策です。今後ネットで車を借りることを予約し、時間単位で借りるということになると、期待されるのがわずか数センチ間での通信を行ない「かざす・タッチ」とも言われるスマホのNFC機能と専用アプリを使ったスマートフォンをリモートキーとして使うような方法ではないかと思います。

今でもNFCを使って物理的な鍵の代わりにする方法が利用されていますが、これだとスマホでなくてもカード型のキーをタッチするだけでカードキーに電源は必要なく事務所などの自動ロックされたドアを解錠できます。この方法を使って自分の車のドアを開ける時と、エンジンを掛ける前に必要な箇所にタッチしてエンジン始動ボタンを押して車を動かす仕組みを作ると、本来のキーとしてカードキーをディーラーから渡されたとしても、専用アプリを使ってカードキーの内容をスマホでも実現させることが可能にるでしょう。当然セキュリティ対策がきちんとなされなければなりませんが、将来の車はキーがなくてもスマホだけで車を動かすことも可能になるでしょう。

前述のカーシェアリングが日本で普及するためにもこうしたスマホを車のキーにするやり方が普通になればさらにシステムが簡単になります。電子マネーやクレジットカードで決済が行なわれたら予約した時間だけスマホが借りた車のキーになるようにアプリが制御するようなことも今の技術で十分可能になるのではないかと思います。

このやり方が定着すればレンタカーを旅行先の駅から借りる際にも事務所が必要なくなり、配車まで待たされることなく駐車場所に直行しそのままスマホでエンジンを掛けて利用すればいいので、人件費がカットされる分リーズナブルな料金で車が借りられるようになってくるかも知れません。

少なくとも、私が新しい車を買う際には車のリモートキーがどうなっているかということにも考えをめぐらしながら、現状の常時電波を発信しているタイプのリモートキーはできるだけ避けたいというのが正直な気持ちです。すでにそうしたリモートキーを採用している車に乗っている人については、以下にあるようなリモートキーを入れるだけでリレーアタックによる盗難を防ぐポーチを使って車を使わない時には入れておき電波を受信されることを防ぐことが大事でしょう。くれぐれも鍵の在り処を窃盗団に察知されたり、外出先で目星を付けられて尾行され、自分のキーの情報を盗まれないように注意しましょう。


金土日で遠くに安く快適に旅する方法を考える

新しい年を迎え、旅行の計画だけは立ててみるものの、多くの方が考えるのは「休みが取れない」「お金がない」という無い無い尽くしの問題ではないでしょうか。その一つの解決策が車中泊の旅ということもあるのですが、今の時期は走り慣れない雪道を車で長距離走るのはなかなか大変なので、公共の交通機関を使ってできるだけ快適に、と言ってお金も掛けずに旅したいと「それは無茶だ」と言われそうな事ですが、普通の旅行と比較して何かを我慢すれば意外と色んなパターンの安くて快適な旅というのはあるのではないかと思います。ここでは、東京以西から博多を目指して土曜日と日曜日しか休みがない人が、その休みをまるまる活用した旅について考えてみることにします。

少ない休みを活用するには、どちらにしても「車中泊」を旅行の行程に入れることを考えなければいけないでしょう。土曜日が休みということは、物理的な出発は金曜の夜から可能です。東京から博多まで車中泊で行けるということだと、国内最長の夜行バス「はかた号」を思い出す方もいるかも知れませんが、金曜夜発のビジネスシート料金が15,000円と格安ではあるものの、体力的に片道14時間乗り続けるというのは心から「快適」とは言えませんし(^^;)、それが往復になれば人によっては「修行」となってしまう可能性もあります。さらに現地到着が翌日のお昼前ということで、往復「はかた号」にして0泊2日の弾丸ツアーにした場合は現地滞在が約7時間でさらに博多発が18時50分となり、ちょっと博多の夜までは楽しめず、日曜の朝には東京に着いてしまうという、東京に早く帰り過ぎてしまう残念なプランになってしまいます。

そこで、利用する交通機関を分割することで、現地および乗り換える際の場所で観光しながらより楽しみ深夜バスより費用を浮かすことも可能になってきます。一部深夜バスを使うのは同じですが、早朝に到着する場所を関西にすることで、関西での観光もやろうと思えばできてしまいます。

東京から京都への深夜バスは、東京駅八重洲口や新宿バスタから出ていますが、一般的なJRバスの金曜夜発の深夜バスでは8千円前後とちょっと高めですが午前6時には京都駅に着きます。そこから早朝の清水寺に行けば観光客のいない中での参拝ができますし、他にも早朝から拝観可能なお寺も多いです。

関西から博多まではバスではなく新幹線を使って安く行けるお得なプランがあります。それがJTBが出している山陽新幹線のお得な「新幹線バリューパック」です。このプランは新大阪駅など関西方面から博多まで新幹線こだま号を使う限定プランで、新大阪~博多が通常期には6900円という破格で利用できるのです。さらに、博多駅・小倉駅構内の売店で使えるクーポンが200円分付いています。指定席しか利用できないものの、席の指定自体ができないのが残念ですが、それでも格安で博多まで新幹線に乗れるのですから利用しない手はありません。料金やタイムテーブルについては、以下のページでご確認をお願いします。

・新幹線バリューパック
https://www.jtb.co.jp/kokunai/jr/higaeri/tokutoku_hakata_osa/

なるべく早く博多に着きたい場合は、京都から新大阪まで自力で移動するか新大阪に停まる深夜バスを使い、うまくひかり491号に乗れれば(この便だけはこだま号でなくひかり号を利用できます)、土曜日の10時11分には博多に着けます。この列車に乗って博多にやってきたと仮定すると、帰りに博多発大阪行きの深夜バスに乗れば翌日の朝には再び関西に着きます。その際の出発時刻は博多発午後10時から11時くらいなので、まるまる半日滞在可能で、さらに夜の屋台でそこそこ飲むことも可能でしょう。そしてバスの中で寝て、京都でも大阪でも着いたら東京には直行しないで、少し観光してから帰るパターンもいいでしょう。その際、帰りの足として頼りになるのが、同じ新幹線こだま号を使ったJR東海ツアーズの「ぷらっとこだま」です。

・ぷらっとこだま
http://www.jrtours.co.jp/kodama/

京都発東京行きで1万円ちょっとと先述の「新幹線バリューパック」より割高ですが、人気の東海道新幹線ということと、同じ指定席でも通路側と窓側の指定が可能になっているのは大きなポイントです。さらにこのように使う交通機関を分けても、往復深夜バスの場合とそれほど交通費は変わらず、ホテルに泊まらない弾丸ツアーであるので飛行機よりも手軽に行ける(飛行機の場合、スケジュールに合う時間を選ぶのが難しく、そもそも時間ぎりぎりに乗ることができません。さらにLCCで安い運賃の飛行機は席に限りがあります)というメリットもあるので、急に取れた休みを有効に使う場合の旅プラン作りの一つとして「新幹線こだま」と「夜行バス」や「夜行フェリー」を組み合わせることも十分ありでしょう。

また、たまたまセールで片道だけ格安のLCCの航空券が取れてしまった場合(^^;)、帰りを「新幹線バリューパック」と「ぷらっとこだま」の乗り継ぎで移動するという手もあります。その際の宿はビジネスホテルを利用すれば安くできますし、現地での時間はより多く取れます。飛行機の接続が悪く格安の飛行機をなかなか使えない私の住む静岡など東海道沿線の都市在住の方が博多に旅行する場合も、こうした知識を持っていると、新幹線を使える分かなり移動がしやすくなると思います。このように、行ったつもりになっていろいろな旅の可能性を考えるだけでも楽しいので(^^;)、今年はそんな風にして遠くに行けるように、色々な格安運賃について調べてみたいですね。


断水時のトイレを災害用にするには

熊本での震度6弱の地震は、翌日になって最大震度を記録した和水町では神社の鳥居にヒビが入ったりといった被害はあったようです。ただ、停電や断水というライフラインに直結するところまでは被害が出なかったのが幸いでした。ただ、九州新幹線が6時間も停まり、長く列車内に缶詰にされた人々の中には、水が飲めなくて難儀をした人がいたようです。旅行の際には旅先で購入するペットボトルもいいですが、ステンレス断熱ボトルの中に水かお湯を入れて万が一のために持って出るのも旅先のトラブル対策には有効でしょう。

さて、今回の地震も一週間くらいは大きな余震の心配があるということで、万が一の事を考えてライフラインが遮断された場合に備えて対策を考えるべきでしょう。北海道での地震の時のように停電が長びくことでの影響もありますが、やはり水道が使えなくなったり水道自体は使えても集合住宅で停電するとポンプが使えなくなって水が出ないということもあるかも知れません。

様々なライフラインが存在する中で、やはり考えたいのが断水時にトイレをどうするかということです。人間の営みとして食べたら出さなければならず、それを我慢しすぎると体調を崩してしまいかねません。そこで、普通のご家庭で断水が起こった場合のトイレ対策について考えてみることにしました。

排泄物を水で流せない場合、その都度に袋などに入れて分けて処理するということになるでしょうが、その場合にはやはり、家庭内のトイレを使って簡易トイレを作った方が改めてポータブルトイレを他の場所に設置するよりも精神的に落ち着きますし、リラックスして用を足すことができるでしょう。その場合、まずは大きなビニール袋を便器全体に掛け、さらに念のため二重にして汚物が漏れてしまうことを防ぎます。実際に用を足す時はその上にさらにポリ袋を置いてその上にするような形になるでしょう。ただ、そのまま用を足すと処理が難しいですし、小の場合に漏れてしまう可能性もあります。

できれば、今利用しているトイレでの動作をそのままするような形で環境を作るべきだと思うので、大と小を分けるようなことはストレスの種になる可能性もあるので、できるだけしたくありません。水分を吸わせるために新聞紙を小さくちぎって敷き詰めるという方法を提唱している方もいますが、新聞紙だけでは全ての水分を吸収できませんし、匂いも残り、そのままゴミとして出すことにも抵抗が出てくるでしょう。そもそも、最近のご家庭では新聞を取っていないお宅もあるかも知れません。

そこで、登場するのが水分を含む排泄物を固める凝固剤であり、匂いや菌の繁殖を抑える殺菌剤になるのですが、それらをまとめて提供しているのが「非常用トイレ」として売っているものだと考えていいでしょう。それらの中にはダンボールを組んで作るトイレ本体と、専用のビニール袋および凝固剤をセットにして売っているものもありますが、家庭のトイレをそのまま使う場合にはそこまでお金を出して余分なものまで買うことはないと思います。そこで、おすすめしたいのが大小の排泄物をゼリー状に固め、匂いを包んで処理できる凝固剤だけが入ったパックです。

上記リンクでは、もしかしたらマーケットプレイスの業者の高い値付けのものの方が優先的に表示されるかも知れませんが(Amazonの価格は定価に近いものに2019年1月現在ではなっています)、私自身は近所のホームセンターで定価で購入したので、10袋入ってだいたい500円くらいで売っているので一個50円くらいと他のものと比べると格安です。水分のある状態でこの凝固剤を振りかけることでゼリー状に凝固し、処理も容易になります。これだけはさすがに非常時に入手することは難しいと思うので、専用ポリ袋とセットになった高いものよりも、このように凝固剤だけを買って用意し、日々の生活の中で大き目のゴミ袋や適度な大きさのポリ袋を集めてとっておく方がいいような気がします。

もちろん、この凝固剤はキャンプや車中泊の時に急に使いたくなった場合でも威力を発揮します。この凝固剤は固まった状態でも水を注げば改めてトイレに流すようなことも可能なので、ふた付きのバケツに大き目のビニール袋をかぶせるような形で簡易トイレを作るということもできます。

今回購入したこの凝固剤は、いざという時には汚物入れとしても使えるレジ袋とともに、車の中に入れておくことで、日常的にはドライブ先での緊急対応用として、さらに地震に限らず様々な自然災害によって断水が起こった時にすぐ出せるようになるでしょう。

改めて書かせていただきますが、災害時にどんな用意が必要なのかを考えた時に一番に考えなければならないものが「トイレ」であり、ポリ袋や新聞紙など、災害が起こってからでも用意できそうなものと違って今回紹介した「凝固剤」というのは持ってると持っていないとではかなり違いが出てくる防災グッズではないかと思います。現在の日本では排泄物をそのままにしたりはできませんし、この点だけは家にあるものを利用して何とかするのは、消臭スプレーくらいのものだと思いますので、災害時のトイレに不安を感じた方は、こうした用意をされることを強くおすすめします。


熊本で起こった強い地震について

まだお正月気分が抜けきらない中、一昨年の2016年4月に起こった熊本県熊本地方を震央とする地震の直接の余震ではないものの、その影響を受けたと思われるマグニチュード5.1の地震が熊本地方で起きてしまいました。震度が6弱ということで、まず考えたのは現在再建中の熊本城が被害を受けていないかということですが、Twitterで検索してみたところ、大きな被害はないという現地の方の書き込みを発見しました。もちろん、翌日になってみないとわからない部分はありますが、まさか2年以上経ってこれだけ大きな地震が熊本県で起きるとは正直思いませんでした。

ちなみに、2016年の地震は最初にマグニチュード6.5の地震が起き、その後、震度7を記録したマグニチュード7.0の地震が起きたことで、大きな地震の後にそれ以上の地震は来ないと思っていた自分の認識の甘さを感じたことを強烈に覚えているのですが、今回の地震はさらなる驚きとともに現地の方々の恐怖はいかほどだったのかと思うと、ここで書くべき言葉も見付からなくなってしまうほどです。

とりあえず、気象庁のホームページにアクセスし、大きな地震が起きた際に、余震にはいつまで注意すべきなのか、具体的に書かれたところを読んでみたのですが、大きな余震については一週間くらいは注意とまでしか書いてありませんでした。ただ、今回の地震についてその存在を予想するような記述もありました。

(ここから 気象庁ホームページからの引用)

余震は、完全になくなるまでには何年もかかる場合があります。例えば、平成7年(1995年)兵庫県南部地震の余震活動は15年以上経った現在でも続いており、数ヶ月に1回程度、震度1以上の揺れを観測する余震が発生しています。

(引用ここまで)

今回の地震は熊本地震とは違う場所で起こっているので単純に余震と考えてはいけないと思いますが、同じ直下型でさらに震源が浅い地震であるため、揺れが大きい地域が起きたと考えられます。3年前の地震によって変動があったことが尾を引き、まだ熊本を中心とした大地の不安定さは無くなっていないと見る必要はありそうです。

地震発生直後の報道を見ていく中で、深刻な被害というのは出ていないようではありますが、実際に2016年の地震を体験された方の中では、その時の事を思い出すようなこともあるでしょうし、不安に感じることもあるかと思います。ただ、地震のエネルギーは本震と比べると小さくなっていますし、「震度」という概念はあくまで人間が揺れを感じる尺度であり、地盤や震源の近さによって大きくなったり小さくなったりするので、震度6弱といってもその言葉に踊らされるべきではないでしょう。昨年の北海道の地震の時のような停電も起こっていませんので、念の為避難の準備をしながら今後起こるかも知れないさらなる大きな余震にはしばらく注意し、水の汲み置きや食料の確保を行なうことをおすすめします。


スマホの選択は感情だけで左右されるべきでない

昨年は、アメリカと中国との間で様々な確執が起き、今年はさらなる状況の変化が考えられます。今のところZTEが経営危機を起こすくらいのアメリカによる制裁と、さらにHUAWEIのスマホ・タブレットが本体内の個人情報を中国の政府機関に送信しているのではないかという疑いがあり、日本政府では使わないキャンペーンを行なったことが大きく報じられ、一般の人に対しても中国のメーカーに対する目は厳しくなっているように思います。

ただ、それと同時にアメリカの会社であるフェイスブックに個人情報を無断で送っているアプリとして音楽配信サービスの「Spotify」や求人サービス「Indeed」が名指しされました。どちらも「無料」をうたって便利なサービスを提供しているのですが、このように利用者の個人情報データをユーザーの判断の及ばないところでこうした情報の送信が行なわれているとしたら、HUAWEIがまだ具体的にユーザーの個人情報を自国で管理しているというような具体的な話を個人的には見聞きしていないので、かつてアメリカが湾岸戦争の根拠とした「イラクの生物兵器」が実は作られていなかったのに不確かな情報を根拠に開戦に至ったプロセスが思い出されてしまいます。

確かに政府レベルでは利用するスマホの中まで分析し、故意に仕込まれた機密情報の流出を避けることは当然でしょうが、それを一般ユーザーにまで購入を躊躇させるような報道をするなら、いかに私たちの個人情報がアメリカの企業に筒抜けになっているかということも同時に報じるべきでしょう。ちなみに、私自身はそうした事については筒抜けになっても仕方ないと半ば諦めているので、よほど実害が報告されない限りは、当該アプリの利用をセーブしながら使い続けるつもりでいます。HUAWEIの端末も持っていますが、これも普通に使っています。

そもそも、同じスマホを使い続けているとアプリが増えることでパフォーマンスが落ちたり、内蔵電池の劣化によって買い替えの需要が生じるものです。そんな中、新品で10万円以上もするiPhoneを使い続けることは難しい人もいるでしょう。iOSとAndroidとの違いはありますが、新品でそこそこの機能があって格安なスマホの選択肢はやはりあった方がいいのではないかと思います。

恐らく今年も続くであろうアメリカ政府のHUAWEIに対する制裁は日本にも波及することもあるでしょうが、まずはきちんと「なぜHUAWEIのスマホを使わないのか」という根拠をアメリカでも日本でもきちんと発表してくれないと、今後のモバイルデバイス買い替えの際に困ります。そして、もし日本の大手キャリアからHUAWEIの端末が駆逐された後で、実はアメリカ政府の言っていたことがデマだったという報道がされたとしたら、一連の騒動でHUAWEIのスマホで十分と考えつつも高額な他のメーカーのスマホを買わざるを得なかった人が、踊らされてしまったと後で後悔するパターンもあるかも知れません。

スマホを購入するにあたりメーカーの選択をするのは個人の自由ではありますが、あまり感情的な理由だけでメーカーの選定をしてしまうと、良い結果は出ないような気がします。むろん、HUAWEIより高性能で安い製品を作るメーカーの良い製品があればいいですし、本当にHUAWEIのスマホが危険な存在なら今使っている製品の使用を中止も考えなければならないでしょう。

個人的に欲しいのは大きな力同士の抗争のために出てくるニュースではなく、本当に技術的に問題があるのかどうかの正確なレポートです。ユーザーとしてはそうした情報の取捨選択をしながら「次のスマホ・タブレット」について何を買うべきなのかを考えたいと思っています。


「通販おせち」の騒動に思う

お正月には「おせち料理」という方が多い中、お正月になりそのおせち料理にまつわる話題が出るのは、主に通販で購入するおせち料理についての話になることが多いのですが、今年については不祥事にスポットが当たることになってしまいました。

少し前にあったトラブルでは、「おせちの中味がスカスカ」という販売元に原因があった問題でしたが、今年の場合は通販おせちの配送を請け負ったヤマト運輸の不祥事といった感じで報道されています。

トラブルの内容は、本来「冷凍」して運び、届けなければならないところ、品物を運ぶトラックの冷凍車の設定温度が「冷蔵」の状態だったために、もはや気付いた時には注文先のお宅へ届けられない状態になっており、その損害額は1268個・約1880万円にも上がったということです。

しかし、普通に考えておせち料理というのは保存食なので、冷凍が冷蔵になったくらいで中味は傷まないのではないかと思われる方もいるでしょう。確かに普通におせち料理を手作りしていれば冷蔵ですらなくても常温のまま配送することも可能なのですが、最近の通販のおせち料理は、多くの注文をさばくためにかなり早い時期から作られているものが多いということがあります。

言うならば、今回配達を諦めた「冷凍おせち」というのは、スーパーで売っている「冷凍食品」のカテゴリーに入るもので、数ヶ月前に作っても家庭の冷凍庫で保存することが前提で数ヶ月の賞味期限があるものになっています。一部の通販おせちは年末の直前に作り、常温ないし冷蔵で送るものもありますが、安くて売れ筋のおせちの多くは、年末に一から作る常温・冷蔵のおせちではなく、かなり前の時期に作る「冷凍食品」のおせちだと言っても過言ではないでしょう。

過去にその種の通販おせちを注文した際には、家庭に届いた後にすぐ食べなければ、まずは冷蔵庫の冷凍室に入れて保存する必要があります。そうしてお正月前になり、食べる何時間か前に冷蔵室から出し、常温による解凍で食べられる状態に戻すための説明書が入っていました。当然一度解凍してしまったらおせちとは言っても材料が傷んでくるので、いくらおせち料理と言っても早めに食べることが必要になります。

それぞれの家庭でおせち料理を作るということが無くなりつつあり、さらに年末の買い物で出来合いのお惣菜を買いながら自分なりのおせちを作るよりも年末の決まった日に届き、何の苦労もなく解凍すれば食べられるリーズナブルで便利なおせちに流れるのもわかりますが、今回は福岡の業者から北海道のご家庭に届くはずのものがトラックが荷物の温度設定を誤ったため届けられなくなりました。「製造元」→「運送業者」→「ご家庭」という流通がされる中で、今回と全く同じミスでなくてもどこかで何かが間違うと、今回起こったような最悪商品が届かないというトラブルにもつながるところが今の時代の怖いところです。問題のおせちを注文した方々にとっては代金の返金はあるにしても、その年あてにしていた食材が無くなってしまうわけで、かえって余計な負担があることもあるでしょう。

今回の被害額と個数との関係で見ると、一個あたりの単価は約1万5千円といったところでお正月の食卓にはかなりの痛手です。改めて買い出してオードブルを揃えたり、外食に出たら普通の家族ではいっぺんに飛んで行ってしまう額なので、万が一にも今回のように届かないなんてことは起こって欲しくないところです。

本来は確実に年末の忙しい時期でも受け取れるように、近所のお店でおせちを提供してくれるところから注文し、冷蔵や常温でも正月休みの間は食べられるようなおせち料理を買ってくるのが安心なのですが、通販の場合は様々なトラブルを避けるという意味でもここまで説明したように「冷凍おせち」での扱いがほとんどだろうと思うので、今回のようなトラブルを避けるためにはできるだけ年末ぎりぎりではなく多少は余裕のある日程で注文を出し、届いたら家庭の冷蔵庫でお正月まで冷凍保管するスペースを確保するのが得策ではないかと思います。もしその際に発送トラブルがあった場合、発送元から再発送が行なえるような到着日にすれば、万が一の場合でも代わりの冷凍おせちがゲットできる可能性があります。運送関連のトラブルの場合でも、一度破損したり解凍してしまったという失態があった場合には二回連続で破損してしまったらえらいことなので、さすがにその辺の事情は了解の上で送ってくると思います。

今年は我が家では冷凍おせちは注文しませんでしたが、もし今後おせちを事前に注文して冷凍物でまかなう場合は、この内容を備忘録のようにして注文しようと思います(^^;)。今回おせちが届かなかった方には心より同情いたしますが、同じ過ちを繰り返さないためにも注文する側からの対策もいろいろ積み上げて失敗しないようにしたいものですね。


車が高速で停まったら路外避難しよう

明けましておめでとうございます。昨年から今年にかけ、カレンダーの関係から早めの帰省ラッシュが起こるのではないかと思います。さらに今年は天候の関係で雪が路面に積もった状態では事故に巻き込まれる可能性もあるので慎重な運転をお願いしたいですが、もうひとつの問題があります。

これは昨年末ぎりぎりの事故の話ですが、高速道で単独事故を起こし立ち往生していた車を動かすために自ら押して動かそうとしていた20代の女性と、その様子を見て車を路肩に停めて車を押す手伝いをしていた40代男性が後続のトラックに轢かれてしまうという悲惨な事故が起こってしまいました。

これは、このブログで過去にも紹介したことがあり、昨年は「あおり運転」とのセットで高速道路の路上に出ることの危険性については多くの方が認識しているとは思うのですが、運転中に今回の事故のように車が停まって難儀している人を見掛けたらどうすればいいのでしょうか。

基本的には110番をしてきちんとした事故処理のできる人を呼ぶべきで、昨年末の事故のように自ら手伝うのではなく、徐行して大声で「車はそのままにして早く路外に出て助けを呼べ」と声を掛けるのが個人的に考えるベターな方法ではないかと思うのですが。

高速道路上で車が停まり、JAFなどのロードサービスを呼んだ時、ロードサービスは一人で来るのではなく、二人以上で来て作業を行なう人と後方の安全を確保する人を分けてロードサービスを行なっています。逆に言うと万全の体制を用意して作業していても事故の危険は残ります。そう考えると日々の業務の中での危険な業務ということで、この時期に出動される方は改めて大変なお仕事だということですね。

今年もできる範囲にはなりますが、色々なところに出没してこのブログで紹介していければと思っています。その際にはまず安全ということに気を配って、無理な旅というのは避けられれば避けたいです。ご訪問いただいた方々におかれましても、くれぐれも無茶な行程が原因で体調を崩したり、事故を起こしてしまうとせっかくの楽しい旅が思い出したくもないものになってしまうかも知れませんので、気持ちを引きしめてお互い旅をしたいものです。それでは、本年もどうぞよろしくお願いします。


公共機関を急に「民営化」することの功罪

今年もいよいよ押し詰まってまいりました。本年最後の更新になるかと思います。来年はなかなか厳しい年になるような気がするので、気を引き締めてその対応を考え、このブログで紹介することもあるかと思います。そんな中、ちょっとびっくりした地方のニュースが有りました。

恐らく、全国的な規模からではほとんど注目されないかと思いますが、過去にほとんどの静岡県民にその必要性を感じさせないまま建設と運用を当時の知事が強行するように開港まてこぎつけた静岡県にある空港「富士山静岡空港」があります。

恐らく住民税の中のいくらかかはこの空港のために払っているかと思うので、一回だけですがここから飛行機に乗って利用したことはあるものの、それはLCCが一般的になる前の話で、今だに富士山静岡空港に国内のLCCが就航していない今、いくら地元の空港といっても新しいお店やフードコートができたのを見に行ったり、飛行機が飛ぶところを見に行くというのがせいぜいです。それでも、今年までは「駐車場無料」という前提があったので行っていたものの、昨日の地元紙のニュースではそのメリットすら失ってしまいそうな雲行きになっています。

ニュースの内容は、繁忙期に2000台分もある無料駐車場が満車になることがあったそうで、そうしたケースで搭乗のために車で来た方に確実に停めてもらえるよう、事前予約のできる有料の駐車場スペースを作る可能性について言及があったということです。

最近になって赤字が続く富士山静岡空港では、空港の様々な事業を民営化していまして、新しくなったフードコートや有料のラウンジの増設という効果を生んでいるのですが、そうした赤字対策の一つとして駐車場の有料化というものも念頭にあるのでしょう。

有料化の原因という繁忙期の満車状態というのは、飛行機を利用する人というよりも、空港見学に駐車場を使う人が多いということなので、搭乗者専用の無料駐車場のスペースを繁忙期には広く取ればそれで済むような気がします。見学者は駐車場が満車になっていれば諦めて外の場所へ行くでしょうし、到着する人を迎えるスペースというのは別に取ればいいことなので、現在の無料駐車場というものを変える必要はないような気がするのですが、そこまでして赤字が解消できるのかというと、現在の収益を支えていると言っていい中国人観光客の動向について、もし今後中国とアメリカの悪い関係が日本へも向けば、一気に現在利用している中国人の観光客もいなくなってしまう可能性もあるわけで、駐車場を有料化したところでどうにもなるものではありません。究極の赤字対策は空港自体を止めることだという話もありますし(^^;)、国内のLCCを呼び込み、そこに「駐車場無料」というメリットがなければ、静岡県内に住んでいて今後使おうとは思えなくなりそうな気がするのですが。

今年は沖縄に車と飛行機を併用して出掛けたのですが、行くことが決まってから運賃の比較をすると、近場の富士山静岡空港から全日空を使って往復するよりも、中部国際空港からスカイマークを使った方が車のガソリン代を含めてもかなり安く行けました。さらに、前日から空港近くの東横インに宿泊するとホテルの駐車場を10日間無料で利用できるという特典を使ったので、トータルの出費も抑えられました。また、行く場所や利用するLCCによっては成田空港まで高速バスで行った方が本数も静岡の空港より多くありますし、旅の計画も考えやすいと言えます。

来年には私たちの生活には空港より必要である水道について民営化することが今年の国会で決まってしまいましたが、その結果どんなことが起こるのかということも気になります。空港は使わなければそれで済みますが、水道の場合は使わないわけにもいかないので、都市部ではいいとしても、人口の少ない自治体ではどうなってしまうのか、そんなことも考えてみたくなる年の頼でございます。

本年中は色々とお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いします。


車中泊の環境は転用可能なものを選ぼう

年末には毎年一部では盛り上がるNHK総合テレビで放送されている「ドキュメント72時間」の2018年の年間ランキング発表の番組を見ていたのですが、第二位にランクされた競馬の日本ダービーの席取り(席は開場から15分で今年は埋まってしまったそうです)のための行列に密着した回は実に面白かったです。

最も早くから並んでいる人はダービーの5日前くらいから並んでいるそうで、仕事の休みを取っていい席でレースを見るために並ぶ人達のバイタリティには感動すら覚えてしまいました。

行列には様々なルールが有り、そのルールを知らないで並んでいるとJRAの職員が列の整理と称して容赦なくその場にいない人の席取りのシートを剥がしたり、行列を少し進ませたりして、そこまでずっと並んだ苦労が大無しになってしまうこともあり、単に並んでいるだけでは駄目であることをこちらも見ていて理解しました。

行列は比較的環境の良い西門への行列と、屋根がなくヒルも出るという過酷な正門への行列に分かれているものの、どちらも固いコンクリートの上に座ったり寝たりしながら行列に加わる必要があります。テレビではヨガマットを敷いて凸凹を解消する人が羨ましがられていたり、自立式のハンモックを持ってきている人もいましたが、意外と多くの人が寝る対策をしないで来ていることが意外に思えました。

もちろん、紹介したようにJRAの列整理に対応するために、一人で来ている人はお隣りで並んでいる人と仲良くなり、情報を仕入れたりトイレや買い物に行った時に列を守ってもらうことも大事なので、自分ばかり快適な環境を見せ付けることで、かえって周りに反感を買ってしまう恐れもあるのかも知れませんし、さらに入場時にいの一番に走って席を取ろうとしている人にとっては装備が大きく重くなればなるほど機動力が落ちるわけですが(^^;)、やはり2日も3日もコンクリートの地面にブルーシートを敷いただけのところで寝るというのはその後の体調にも心配なところがあるので、せめて銀マットだけでも敷いた方がいいのではと思う方もいました。

私自身はそこまでして行列に並ぶような機会が今後あるかどうかはわかりませんが、どうしても行列に並ぶようなことがあれば、今まで車中泊用に用意した様々なグッズが効果的に使えると思います。夏の暑い季節ならコットにキャンプ用のマットを組み合わせて、寝るのにも日中に座るのにも使いながら、正直快適とまでは言えないまでも、体を痛めたりすることなしに一応の楽な姿勢は取ることはできる環境を作る自信はあります。あとは、それほど目立たずに快適な環境を維持するための工夫をすることになるでしょうが、一概に行列の場に仰々しいテントを立てて過ごすというよりも、その場に馴染み前後の列の人との交信を遮断しない環境なんてことを考えると、あえてキャンピングカーではない普通の車で車中泊をするか試行錯誤することとオーバーラップしたりします。

日本ダービーの行列は一年に一回で、恐らく多くの人は毎年一回行く人もいるでしょうが、つい思い付いて並ぼうという風に考えた人にとってはそのためにキャンプ用具を一から揃えるというのは無駄だと思っているのかも知れません。ただ、車中泊を楽しみ、いざという時の野営対策をしている中では、こうした行列に参加したいと思った時には使える道具を揃えてあると、車で出掛けてそのままスムーズに行列に移行できるでしょう。

コットが電車での移動の際に持ち運びが大変ならば、空気でふくらませるマットや、きれいに折り畳めるマット、さらに冬の極寒時にも耐えうるコンパクトに畳める寝袋と雨が降っても大丈夫なシュラフカバーあたりを日頃から車に揃えておいて、何かあった時に持って行けば災害時にも車中泊にも、ついでに行列に並ぶ場合でも役に立ちます。車中泊の環境を整えるために揃えるグッズは、あくまで車中泊だけのためではなく、様々な場合でも使えるようなものということで考えて購入することが改めて大切ではないかと思うところです。