先日書きました車検に出した車のヘッドライトについて修理工場の方から連絡がありました。結論としてやはり今の曇ったヘッドライトのままでは今回の車検が通らないということで、左右のヘッドライト2本を交換して車検を取るか、それとも車検を止めて車を買い替えるかという話になりましたが、私自身は古いと言えども快調に動く今の車を買い替えるという選択肢は全くなかったので、ヘッドライトの交換の上で車検を取って欲しいとお願いしました。
その結果、車検の代金は税金を含めて20万円くらいになってしまうそうで、これはこれで手痛い出費になってしまいます。ただ、今年は色々思うところがあってベースアップした毎月の給料だけでなく夏のボーナスも入ったら飲みに行ったり欲しいものを買ったりという行動を控えました。それには、今年夏の電気料金がどのくらいになるのか読めなかったということもあるのですが、結果としては車検費用の分はそうしてお金を使わなかった分で何とか補填することができそうです。
ボーナス分で補填しなくても今回の請求分くらいは問題なく出すことはできるのですが、これから自分や家族の体の事も含めていつどんな大きな出費が起こるかわからないということもあるので(悪い事があるとひき続いて悪いことが続くということも良くありそうですので)、今年の判断は正解だったのではないかと思います。そんな中で来週からいよいよ始まるのが大手通販サイトでのブラックフライデーセールです。もちろん、今まで欲しいと思っていたものが安く買えるようになるということは有難いのですが、今回はそうしたセールの有効活用という事について考えてみたいと思います。
かくいう私も、すでにアマゾンのプライムデー先行セールでは多少の買い物をしているのですが、その金額は数千円程度のものが4割引になっていたので、どちらにしても購入しなければならない消耗品なので購入しました。金額が大きなものが安くなっていた場合でも、できるだけ今の給料と照らし合わせて不釣り合いな物についての購入は自粛し、どうしても欲しいものであれば、別口座に毎月貯めるような形で目標金額に到達した時に改めて考える(いざ買えるお金が貯まった時にはそれほど必要なくなっていたこともあり得るので)という感じにして、臨時収入で焦って買わないということを心掛けています。
ただ、一つ例外はあります。それは、ずっと自分の欲しいものの価格をウォッチングしている中で、明らかに相場がおかしいような状況で安売りされているのを見た時です。ただその場合も、自分の趣味に使えるお金はプールしているので、その中で買えるものがあれば、再度値上りすることがわかっている場合は即決断して購入することはあります。ただ、何でも値上げという風潮の中、そのような場面に遭遇することはあまりないので、まだ見ぬ「買い時」に後悔しないためにある程度のお金は貯めておくということもあります。
以前このブログで書いたことがありましたが、パソコンのWindows10のサポートが終了した場合に備えて、新しいWindows11が使えるノートパソコンを買うために資金をストックしておいたことがありました。そのお金は今使っている二台のパソコン(MiniPCとモバイルノート)を購入するために使いましたが、二台合計でも6万円くらいで済み、その代わりとして今まで使っていたノートパソコンのOSを入れ替えて無料のLinux Mintで使い続けるという方法にしたことで、新品のWindows11が快適に使えるノートパソコンの購入費用と比べてかなりの節約ができました。思い立ってすぐ買うのではなく、時間を掛けて購入資金を準備しながら臨機応変に自分のライフスタイルを考えていくことで、いざという時に大きなお金が必要になっても慌てずに、けれども趣味にもお金を使うという生活を変えないこともできると私は思っています。
車に乗らない方からすると、今回の車検費用の20万というのはかなり大きな金額で、それ自体が無駄ではないかと思う方もいるかと思います。私も、うっすらとは車を止めてレンタカーやカーシェアリング、公共交通機関の利用にシフトするということも考えてはいたのですが、それではまず、このブログのテーマである車中泊を含めた車での自由な旅(いつでも行きたい時に出発できる)はできなくなりますし、公共交通機関だけでも自由で安く行ける旅ができていた「青春18きっぷ」の改定があったので、今後は自分の理想的な旅に出るためには、乗り慣れた車に乗り続けることがまだ必要だと思いました。
一回ヘッドライトを交換してしまえば、まだ当分は同じ車に乗り続けることはできるので、今回は自分の車で心配なところを修理工場にお願いして見てもらうこともしています。今後ガソリン価格がどのように推移するのかはわかりませんが、流石に家族全員の新幹線代よりも高くはならないので、来年はさらに行動範囲を広げて車での旅の割合を増やしていきたいと思っています。そういう意味でも買った後でほとんど使わない散財的なお金の使い方は、後から後悔するだけですので、まずは今回のブラックフライデーセールで無駄な買い物をしないようにお互い気を付けたいものです。