もうすでに車で色々なところに出掛けて楽しんでいる方もいるかと思いますが、今回はそうした行楽地における追加購入する車内用のお菓子についてのお話をしたいと思います。
私自身が出掛けたわけではないのですが、買い物に出掛けたスーパーでお菓子(ポテトチップス)を買うのにいわゆる「定番」のメーカー物を買うのか、安いけれども品質的には大手メーカーとは遜色ない「プライベートブランド」のものを買うのか迷ったものの、同じ容量で価格差が50円あったので安い方を買いました。ちなみに、袋入りのものではなく、長い筒に入っているタイプのポテトチップスです。
味についてはそんなに変わりはなく、たまたま購入したものが夏らしいスパイシー味だったことからおいしくいただけたのですが、自宅で消費するには良いものの、もしこれを旅先で購入した場合には困ることが起きるのではないかと後で思いかえすような事がわかりました。
というのも、お菓子だけではないですがあらゆるパッケージに入った商品というものは、食べ終わったら残りのものが全てゴミになります。自宅までゴミを持って帰るというのも一つの方法ですが、例えば立ち寄ったガソリンスタンドでゴミを処分してくれるような場合であっても、燃えるゴミとペットボトル、アルミ缶などは分けて出したいところです。ただし、一目見てはっきりわかるものならいいのですが、一つのパッケージに燃えるものと燃えないものが合わさっているような形でパッケージが作られているものがあります。今回購入したポテトチップスはまさにそのようなものでした。
写真のように、フタの部分はプラスチックで筒が紙で作られていて、ご丁寧に底の部分がスチールになっているという、このままではゴミ処理をする場所が細かく分別することが必要な場所であるなら、そのまま出すのはマナー違反と言われる可能性もあります。自分では気付かなくても、好意でごみ処理をしてくれるゴミを出した先の人が何か言われたり、自ら分別処理をされるかも知れないと思うと、このように一つのパッケージに複数の材料が使われているパッケージというのは、どのような分別をするのかわからない旅先では処理しない方が無難ですが、当然別のアプローチもあります。
筒型のパッケージとしては元祖とも言える「チップスター」のパッケージは発売当初こそ上の写真と同じような製法で作られていたものの、現在売られているものは全て紙で作られていて、食べ終わったら底から潰して小さくなるように最初から工夫されているのです。昔からドライブのお供として、ドリンクホルダーに差さるチップスターは定番でしたが、今では食べた後の処理のしやすさという点でも業界トップと言えるようなものを作っているので、今後もし旅先でポテトチップスを食べたくなったら、ゴミとして処理する時にも簡単で全国どこでも同じように処理が可能なチップスターに私はすると思います。
細かなことではありますが、消費者の方でも食べた後に処理しやすいパッケージを使っているお菓子を現地では利用するようなところで、やむなく現地でゴミを出さなければならなくなった時に、現地の方々のゴミ処理に関する余分な労力を使わなくてもいいようにする取り組みはあっても良いと思います。「チップスター」の紙パッケージについては、以下のリンク先に詳しい説明がありますので、興味のある方はぜひご覧下さい。
https://www.yamazaki-biscuits.co.jp/company_nb/company_culture/