東京にパーク&ライド&車中泊 その3 きちんと出発駅に戻る大切さ

今回の飲み会は前回紹介しましたように、週末の午後から開始され、他の参加者の事も考えて夜と言っても8時~9時には終了するような感じで行なわれました。そうは言っても東京から飲み会に参加する人もいますし、その人達と一緒に4次会・5次会までなだれ込み深夜まで飲むというパターンもあるでしょう。

ただそんな状況が予想される場合はそもそも途中まで車で行くことが間違いで(^^;)、会場から終電がなくなってもタクシーでたどり着けるような場所にホテルを取るような感じで考えた方がいいでしょう。あくまで車中泊との組み合わせというのは、都市部でそんなにヘビーに飲まない場合を想定しています。ただヘビーに飲む場合では、地方での飲み会の場合はそもそも始発を待つことのできるお店(ホテルやネットカフェだけでなく飲み屋さんなども含む)もないような場所での行動を助けるという意味で、やる価値はあると思いますが。

今回の場合、一部の人で3次会に行った人もいたかも知れませんが、おおむね2次会で終了し、解散したのは午後8時くらいでした。ただ、そこから車が停めてある小田原まで戻るには、先に購入していた小田急の株主乗車回数券を使うことを考えると、最初から帰る時間を逆算してからペースを考えて飲むのがいいと思います。飲み会は土曜日だったので、小田急の2018年4月現在のダイヤをまずは紹介します。

・新宿発23時42分発 快速急行 小田原着25時06分(小田原までの最終電車)
・新宿発23時13分発 急行 小田原着24時48分
・新宿発23時01分発 快速急行 小田原着24時29分
・新宿発22時41分発 快速急行 小田原着24時07分
・新宿発22時21分発 快速急行 小田原着23時52分
・新宿発22時01分発 快速急行 小田原着23時29分
・新宿発21時41分発 快速急行 小田原着23時09分
・新宿発21時21分発 快速急行 小田原着22時54分
・新宿発21時03分発 急行 小田原着22時42分
・新宿発21時00分発 特急ホームウェイ13号 小田原着22時18分

少し長い引用になりましたが、今回乗った電車は下から2番目の新宿発21時03分発で小田原に23時より前に到着する急行でした。今になって思うと、飲み会終了後にダラダラせずにその前の特急に乗れればずっと座って行け、もし体調が悪くなってもトイレが付いていますので急行のように途中で降りなくても大丈夫なのも心強いです。

今回は小田原までの最終電車だけを調べて、もし23時くらいまで話が伸びても大丈夫だくらいのことしか考えていなかったのですが、行きにはロマンスカーでかなり楽をしたことがあるので、できれば帰りも特急型車両で小田原まで行けるぎりぎりの時間を把握しておけば良かったと思えました。というのも、ぎりぎりの時刻で急行に乗った時には席は埋まっていて、本厚木辺りまでの一時間あまりは全く座れずに体力を消耗してしまいました。今から思うともう少しスマートに帰りの電車も決めておけば、それほど居残りをしたくないような場合には先に帰るためのいい口実になりますし、ここまで調べておいて状況によってさらに早く戻り、小田原で少しお茶や軽食を取りつつインターバルの時間も作れます。

ちなみに、小田原駅前には飲み屋さん以外にはファミリーレストランの「夢庵」がありますが、営業時間は24時までなので、多少お店でゆっくりするなら最終の特急に乗って小田原着を目指したいところです。

行きと違って帰りの駐車場への道は、商店街を通っていると飲み屋か女の人のいるお店の客引きの人がそれなりにたむろしており(^^;)、私はその商店街にあるコンビニに寄りたかったので、そのまま通り抜けましたが、そんな雰囲気が苦手な方は、昼間と夜の様子が全く違ってくるというのが全国どこでもあると思いますので、駅へ出向く時にそうしたお店の情報は自分でチェックしておいて、苦手ならその道を避けるルートを通って帰るなど、ちょっとした工夫が必要になるかも知れません。

そうして何とか無事に帰ってきた私は、すでに寝るためのセッティングをしてある車にのぞき見防止用のキャンプ用銀マットを切って作った窓型をはめ込み、マットとシュラフをコットにセットして、そのまま早めに就寝しました。お酒を飲んでいると体がほてってしまって最初はシュラフ単体を体に掛けるだけでも十分ですが、季節にもよりますがやはり日の出前はかなり冷え込みますので、シュラフより大き目の掛け布団の方が良かったかなという感じもしました。というのも、シュラフの中に入ってしまうと、かなり自分の体温でシュラフの中が熱くなってしまって無意識にシュラフを脱ぐようになってしまう可能性があります。真冬ではシュラフの方が暖かくていいと思いますが、春や秋の場合は車に載せられるならちょっと大きめの掛け布団をそのまま持って行くようにしようと思います。車内での就寝環境はコットを使ったため体が痛くなることもなく、さらに体全体を伸ばして寝られるためエコノミークラス症候群とは無縁でした。

その日は恐らく日付が変わる前には寝入ってしまったと思います。駐車場で寝るということも大丈夫かとも思いましたが、完成な住宅の回りだったせいか、夜中にうるさくなるようなこともなく早朝に起きるまでそこそこ熟睡できたと思います。いつもはもっと遅く寝ることが当り前になっていたことから、まさに日の出とともに翌日は起きるようなことになってしまいましたが、この旅の問題というのは車中泊で夜を明かした翌日にあることも今となってはわかりました。その事については次回紹介します。


カテゴリー: 車中泊実践編 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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