実際にお店に出掛けて見付けたセリアの「蚊取り線香スタンド」はアルコールストーブになる?

私の生活の中でブログを書くということは、単に文章を書いているというよりも、毎日を以前とは違うことをして楽しもうとする中で、アイデアを具現化する場所でもあります。もし私がブログを書いていなかったら、色々なものを買ったとしてもノーマルな使い方だけで満足していたでしょうし、そこからの発展も現在のようにはなっていなかったと思います。

今回は、先日紹介した「折りたためるミニ五徳」をセリアで購入した時、ちょっと興味を持ったもののいまいち確信が持てずにいたものについての事です。折りたたんで小さな口径のカップなどを使って固型燃料とセットで使えるミニ五徳は便利なものでしたが、私自身は常に固型燃料を使っているわけではなく、主にアルコールストーブを使って楽しんでいるので、折りたたみミニ五徳とアルコールストーブをセットで使いたいと漠然と思っていました。もちろん、今まで紹介したセラミックフェルトが入ったミニアルコールストーブや、アルミ缶を加工して作ったグルーブストーブをセットに入れても良いのですが、五徳の並んでいる場所に置かれていたある物にふと興味が湧いてしまったのです。

それは、「蚊取り線香スタンド」という商品名のもので、細長い蚊取り線香や渦巻き型の蚊取り線香を折ってその中に入れることで、短い時間燃焼し、その時だけ蚊を寄せ付けない空間を作る便利グッズです。装飾の入ったものもあるのですが、何も装飾がないものにはアルコール燃料が少々入りそうだったので、この中にアルコール燃料を入れて火を付けたらどうなるか? と思ってしまったのでした。

その結果が上の写真なのですが、アルミ製の内部に入れたアルコール燃料が良い具合に燃えています。5mlくらいが安全に入れられる量なのですが、チタンカップに200mlの定温の水を入れて火にかけるとだいたい10分くらいは燃え続け、沸騰には至りませんでしたが、70℃くらいまでは温められ、ミネラルウォーターなら安心してお茶が飲めるくらいの実力を持っていることがわかりました。

実際に使えることがわかったので、もう一つ同じものを買い、さらに燃焼終了したらすぐに取り替えて使えるように小さめのトングを調達してきました。グルーブストーブでは効率を上げると大体20ml弱くらいで500mlの水を沸騰させることができましたので、きちんとした風防を付けたり室内で安全に使えるところで使用すれば、スノーピークの450mlカップと組み合わせ、カップ麺用のお湯を最少限のアルコール燃料で沸騰させることもできるのではないかと思います。アルコール燃料なら自宅に常備しているので、小さめの30mlのボトルに入れていっても、このシステムで6回ぐらいは使えることになります。

コストを考えると固型燃料よりもアルコール燃料は安く(500mlで330円で買えるので、5mlでは約3.3円?)、気軽に一人分のお湯を作るセットが作れそうです。

まさか五徳を買いに行ってアルコールストーブに流用可能なグッズがセリアで併売されているとは思いもしませんでしたし、これで炊飯なし湯沸かしだけならコンパクトメスティンよりさらにサイズを小さくできそうです。

こういうことがあるので、ネットショッピングだけではなく、実際にお店に出掛けることは大切だと思います。ただし、「蚊取り線香スタンド」のアルコールストーブ化は本来の使用方法ではない使い方になりますので、少しでも異常を感じたりした場合は改めてこのブログで紹介させていただくつもりです。

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