単3単4充電池活用法」カテゴリーアーカイブ

常時持ち歩き用・災害対策用のエネループ充電器としてUSB接続・2本独立充電のPool充電器を購入

エネループ以外のニッケル水素充電池・充電器はちょっと見ただけでは良くわからないものが少なくありません。先日購入したEBLの充電器も、良く知らない人にとっては怪しさ満載の充電器かと思います。前から色々な充電器・充電池の動向を見ている中で、EBLというメーカーのものはよく目に付いていて、そこまで悪い評判を聞かなかったので購入にふみきったのですが、結果的にはお金を散材せずに済みました。本体のサイズも4本充電用にしては小さく、持ち歩きにも十分対応するのですが、今使っている日々持ち歩くバッグに入れるにはちょっと大きいのが私にとっては問題でした。

過去には、まだ三洋電機がエネループを作っていた頃、USBのAタイプのケーブルが付いたエネループ2本充電用の充電器(NC-MDU01)があったのでそれを購入してバッグに入れていたのですが、先日動作確認をしたらうまく充電できなくなっていました。設計が古く単三と単四の混在充電ができず、入力の電流がMax500mAということもあり、新たにUSB経由で2本充電可能なエネループにも使える充電器を持っていたいと思ったのでした。

現在、日々持ち歩くバッグの中でニッケル水素電池を使用する機器は、各種LEDライト・ポケットラジオ・Bluetoothキーボード・無線マウスあたりですが、旅に出る時には電気カミソリや血圧計、電動歯ブラシなどまだ結構使うような機器が揃っているので、コンセント経由からだけでなくモバイルバッテリーからでも充電が可能なUSB接続ができるニッケル水素電池用の充電器で、それなりに実績がありそうなものはないかと物色しました。その中から最高というものではないのですが、あくまでベターな選択として挙がってきたのが、今回紹介するPoolというブランドのUSB2本用充電器です。

販売元の電池・充電器のセットは岐阜県笠松町のふるさと納税返礼品となっており、充電器の仕様には「急速充電/0v充電対応/独立型スロット/過充電防止」とあるので、他の2本用充電器の中でも中華製の激安品と比べても一応の安心感はあります。ただ、「ベスト」でなく「ベター」の選択にしたのにはそれなりの理由があります。

まず、USB接続の方法が現在一般的なUSB-Cではなく一つ前のMicro-B端子なので、端子に誤って反対に差してしまうと物理的に壊れてしまう可能性があるということと、2本充電で独立型スロットなのに、充電状態を示すパイロットランプが一つしかなく、充電中の電池の状況を見ることができないというのがネックではあります。

ただ、この充電器は自宅で使うというよりも、外出先や旅先で必要に迫られた時に使うことを想定しているので、必要最低限の機能さえあれば、それはそれで十分なところはあります。今後、USB-Cタイプを装備したものが出てきたら買い足したいとは思いますが、これでいざという時にニッケル水素電池を使った家電を使いやすくなることは間違いないと思います。

最近は内蔵のリチウムイオン電池をUSB経由で充電することで、利用可能な製品が多いのですが、製品の寿命ということで言えば、自由に電池の交換ができるニッケル水素電池で十分に動くものであれば、今後もそうした機器を使い続けたいと思っています。そのためにも、充電池および充電器の進化は必要で、今後に期待といったところでしょうか。

本家パナソニックの充電器で充電できないエネループをEBLの充電器で充電する

パナソニック本家の充電器は、自分的にはまだまだ十分使えると思えるような電池まで充電できない(取り替え時期お知らせ機能?)仕様になっていて、同じエネループであるのにちょっときびしすぎるくらいの判定を受けることがあります。そのための充電器を用意はしているのですが、かなり前に購入した無骨な充電器なので、もう少しスマートに本家パナソニックの充電器で充電できない電池の充電をしたいと以前から思っていました。

色々とそのための充電器を物色していたのですが、いわゆる定番の充電器というものは、これといって見付からない感じだったのですが、安くてもそこそこ使えそうな充電器を見付けたので、手に入れてみました。ただ、この選択が決定版か? と言われると必ずしもそうではないことは購入した充電器の仕様を見ると明らかなのですが(後述)、その不足する機能については手持ちの機材で何とかなるということから、今回購入しました。EBLという会社から出ている単三・単四を4本充電できる小型の黒い充電器です。商品ページから型番を探したのですが、ちょっとわからなかったというある意味怪しい充電器なので、購入される際は自己責任でお願いします。

私が欲しかったのが、使えそうな電池を弾いてしまう、パナソニックのUSB端子から充電のできる急速充電器のUSB端子は今は最新ではないmicro-B端子でUSB-Cではないのですね。micro-B端子は表裏を間違えて押し込んでしまうと端子が壊れてしまうリスクがあるので、表裏の関係がないUSB-Cタイプの端子から充電できるタイプの充電器は一つ持っておきたいと常々思っていたのです。

早速、新旧のエネループを四本(全て単三です)充電してみました。新しいものは本家の充電器でも普通に充電できますが、古い2本はどちらもエラーメッセージが出て充電できませんでしたが、この充電器に掛けると問題なく充電を開始しました。メーカーの説明書きによると、この充電器は4つの端子ごとの独立充電で、一本ごとに電池の状況を判定して充電しているようです。充電が終わっても本家と比べて電池はそこまで熱くなっていないというのも好ポイントでした。あくまで主観ではありますが、本家よりこちらで充電した方が電池は長持ちするのではないかとも思ったりします。

ただ、この充電器には放電機能(リフレッシュ機能)が付いていないので、いったん安全なところまで放電してから充電し、電池の性能を戻したいという場合には困ることになります。私の場合は放電機能を持っている充電器を別に持っているから良いのですが、放電機能を使うとかなり時間がかかりますので、この製品では省略しているのではないかと思います。

もし、そうした機能を使ってまで判定で使用不能になった電池を復活させたい場合には、別に放電機能付きの充電器を買っておけば、いざという時には役に立つでしょう。ただ、エネループだけでなく様々なメーカーの電池を気楽に充電したいというような用途では、価格もそんなに高くありませんし、ケーブルは必ずしも本体に付いてきたものでなくても大丈夫なので、とり回しも楽です。

今回、新たに充電器を購入したことで、USB経由で充電可能な充電器で充電できるエネループの本数は8本になりました。USBで充電できれば、今ある汎用アダプターにはUSBポートは複数あるので、充電器を同時に使って最大8本充電できます。そんな多くの充電をなぜするのか? と思う人もいるかも知れませんが、現在メインで使っているLEDランタンの電池が単一3本仕様なのですが、単一形のアダプターには一本につき3本入れることのできる特別なアダプターを使い、連続稼働時間を伸ばしています。つまり、LEDランタンだけでも一度に9本のエネループを使うので、少なくとも8本以上は同時充電できるものということで、今回は4本分充電できる本数を増やしました。

実は、さらに2本USB経由で充電できる充電器を物色しているのですが、それについてはさらに一般的な使い方にはならず、限定的な使い方になってくると思うので、とりあえず普段使いには便利で、扱いも簡単な充電器としてEBLの充電器をまずは紹介させていただきました。

新しい製品に依存するのではなく今あるものを活用しようとすることを拒むような企業の論理は正しいのか

新たに物を作り出すには労力だけでなく多くのエネルギーがかかります。ですから、昔の日本では手に入れたものを使えなくなるまで使うだけでなく、さらに捨てる時にも単なるゴミにはしないで、再度何かに利用することを考えるという文化がありました。それが、「もったいない」という言葉になり、世界でも受け入れられている所もあるわけです。
現在、この夏の暑さだけでなくさらなる平均気温の上昇というものが予想されていますが、物を作るにあたって多量の二酸化炭素の発生が起こることで、地球の気温の上昇を考えざるを得ないので、かつての日本では普通に行なわれていた物を大事に最後まで使うということに注目が集まっています。

そんな中、使えなくなるまで整備して古い車に乗り続けることがさも環境に悪いかのように税制において登録後13年以上を経過した自動車は運行コストが高くなっています。古いものは当然壊れるわけですが、まだ十分に整備すれば乗れる車なのであれば、そのまま乗り続けたいと思う人は少なからずいます。どう整備してもまともに使えないことがわかれば買い換えということになるのでしょうが、そうではないのに新しい車に買い換えを促すような減税を新車に対して行なっている政策は地球環境ということを第一に考えた時に方向性が違ってはいないのかと考える人もいるようです。

ただこれは、自動車会社としては新車を作って売らないことには利益が出ないというビジネスモデルのもと業務を行なっているので、理想と現実が違うといってしまえばそれまでなのですが、私自身は古い車でも実際の燃費が長距離走行では20km/Lを超える車が環境に悪いとはどうしても思えず、現在のエンジンの調子は快調なので今年の車検もそのまま通そうと思っています。古い車である分、車検代がかさむという事は仕方がないと割り切って、整備業者からストップがかかるまでは乗り続けようと今は思っています。

同じような事が、最近というわけではありませんが、電池の業界でもあることをご存知でしょうか。ここで言う電池は、いわゆる単三や単四という乾電池と同じサイズのニッケル水素電池の事です。日本におけるこの分野の最大手は、「エネループ」事業を三洋電機から引き継いだパナソニックなのですが、現在店頭で購入できるパナソニックのエネループ用充電器の仕様に個人的には疑問を持っているのです。

例えば、私が持っているパナソニックの中でUSBによる急速充電が利用できるBQ-CC87という充電器があるのですが、この充電器には「買い替え目安診断機能」が付いていまして、電池をセットしてもLEDが点滅して充電できない場合には、この電池が買い替え時期だということを教えてくれる機能ということらしいです。

しかしながら、「もったいない」精神で考えてみると、ニッケル水素電池というのは内部の化学反応により充電によって再度容量を復活できるものであるので、単純に○と×といったことで分けられるものではありません。急速充電用に大きな電流を流すとうまく充電できないということはあるかも知れませんが、その場合は急速でない普通充電を試したり、いったん電池を放電させてからゆっくりと充電を行なえば充電自体は可能な場合もあります。

メモリー効果により満充電と表示されても容量が半分以下になってしまうということもあるかも知れませんが、その場合には利用する機器を変え、例えばテレビなどのリモコンに入れるようにすれば、古い充電池でもまだまだ現役で使えます。

私は、このようにして古いニッケル水素電池でも使うものを変えながら長く使い続けることによって、一回使ったらゴミになってしまうアルカリ電池やマンガン電池を買わないことで環境に貢献できるのではないかと思っています。少なくとも私が住んでいる自治体では乾電池類は普通のゴミとして出すことはできず、だんだん使えない電池がたまってくるに従って、かつてはかなりのストレスになってきていました。今は家の中で乾電池を使う機器に充電池を置き換えることによって、電池のゴミは著しく減りました。こういう事こそ、環境に優しい生き方なのではないかと思っています。

過去でも今でも、国産以外の充電器の中には放電機能や電池診断機能、制御した上での充電機能など様々な機能を持った充電器があり、BQ-CC87で「買い替え」と判断された電池をちゃんと満充電まで持っていけています。急速充電というわけにはいきませんが、充電器を変えれば普通に充電できるものを「買い替え必要」と診断されてしまうと、何のための充電池なのか? と疑問を感じざるを得ません。

ただ、だからと言ってどの充電器がベストバイなのか? と言われると、ネットショップで売られている海外製の充電器は様々なものがありすぎて、それを実際に試すこともできないので、ネット上での評価を調べて買うしかないというのがきついところです。

私の場合、急速充電器は普通に使っていて、その充電器で「買い替え」と診断された電池は改めて同じパナソニックでも急速でない充電器を使ってみて普通に充電されるものはそのまま充電し、その充電器でも充電できないほど深刻なものは、現在はもう古くて販売されていませんが、かつては私のような充電池愛好家が所有していたことで知られているBearmaxという会社の「スーパーチャージャー」という単一や9V電池まで充電できる大きな充電器に一本ずつかけて(複数同時にかけると平均値を取られるので、手間を掛けても一本ずつ充電になります)、必要であれば放電もして丁寧に充電させることで、古い電池でも廃棄せずに使い続けています。

個人的には日本メーカーで、同時に充電器にセットしてもきちんと一本一本その電池を診断し、その電池に合った電流で充電をし分けてくれるものがあればと思っているのですが、そんなものを作ったら、新しいエネループが売れなくなるとでも思っているのか、国内メーカーからはそうした充電器が出てこないのが残念です。

ただ、一つの希望的な話として、それまで少量のインクカートリッジを売って利益を挙げていた国内のプリンタメーカーは、今までの製品に加えて大容量タンクを装備して長く使えるタイプの業務用インクジェットプリンターを売るという方向も見せています。これは、海外のユーザーがプリンターを改造して大容量インクを取り替えて使えるようにした品が流れたため、そうした類の製品を自らも作って国内販売したという流れがあるのでしょう。また、最新の製品ではそれだけでなくクリーニングした際のインクを吸収する「インク吸収体」もユーザー自身で交換できるような構造とした製品も出てきています。

こうなってくると、業務で多くの印刷をする方々にとっては、本体が物理的に壊れるまでインクを継ぎ足しつつユーザー自身でメンテナンスをしながら使えるわけで、そちらの方では劇的に状況は変わっています。願わくば、ニッケル水素電池の世界においても、そうした流れになってきて欲しいものです。

クーラーボックスに保冷剤を入れて内部の温度管理をするためにBluetooth温度計を導入

前回、自宅でのサブ用途と災害対策のため、主に冷凍庫として使うための容量10Lのポータブル冷蔵庫を購入した話をしましたが、それだと中に入れたものが凍ってしまうので、いわゆる冷蔵室の代わりにポータブル冷蔵庫で凍らせた保冷剤を手持ちのクーラーボックスに入れて飲み物などを冷やすために使うことにしました。

この写真の上段にあるのが以前から持っているクーラーボックスで、底面のみ真空パネルを採用した(他の5面は発泡ウレタン)ダイワのタフクール(20L)というクーラーボックスです。取り回ししやすく、それなりに保冷力もあるので、気に入って使っているのですが、日常的にクーラーボックスを冷蔵庫代わりに使うためには、そこまで保冷力は必要ないかと思います。

というのも、常に保冷剤を凍らせることができる環境を作ってしまえば、保冷剤をローテーションしていく中で、家にある冷蔵庫の冷蔵室くらいの温度がクーラーボックスのためにキープされていれば、基本的には問題ないわけです。ただその際、正確にクーラーボックス内の温度を測定する必要があります。

そこで用意したのが、Bluetooth経由でスマホ上から温度の変化を見ることのできる温度計です。こうした製品は色々ありますが、今回は単四電池2本で動くINKBIRDのIBS-TH2という温度計専用の製品にしました。温度と湿度が計れたり、本体に液晶が付いていて本体のみで温度や湿度を表示できるものもありますが、基本的には必要なく、そもそもクーラーボックスの温度を一定に保つためには食材を入れたり保冷剤を入れ替える時以外は開けたくないので、中に入れたままスマホアプリから確認できるようなもので十分なのです。

クーラーボックスの底に置き、直接保冷剤が当たらないようにして温度のモニターを行なうことで、一定の温度より上がった頃を見計らって保冷剤を交換したり、多くの食材を入れて庫内の温度が上がってしまう恐れがある時には、保冷剤を追加するとか、色々と対応ができます。

難しいのは、今の季節は室内も寒いのでクーラーボックス内の温度も下がり気味ですが、これが真夏になれば、想定の温度(冷蔵庫の場合2℃から5℃くらいと言われています)から外れてしまうまでの時間も短くなるでしょう。ですから、何回かテストを繰り返したとしても、このクーラーボックスに一定の保冷剤を入れた場合、中の温度がどれくらいキープできるかというのは、その都度違ってくるでしょう。ですから、こうしてクーラーボックスを開けずに中の温度を計ることができるようになると、スマホの画面で確認するだけである程度温度が上がってきた時に保冷剤を交換すれば、連続してクーラーボックス内の温度をキープできるようになるわけです。

基本的にはポータブル冷蔵庫のみで完結させたいところはありますが、家の冷蔵庫でも保冷剤を凍らせておけば、さらに便利になります。Bluetooth温度計はその他にも色々便利に使えますし、この製品はエネループ対応ではないと思いますが、エネループ自体が氷点下でも動くこともあり、マイナス10℃以上でも正確に動作しました(ちなみにメーカーページでは-20℃でも使用可能という表示があります)。ただし、アプリで見られる温度計の電池残量はエネループ満充電の状態でも66%以上にはなっていませんでしたが、電池容量が少なくなればそれは再充電すればコストも掛かりませんので、これはこれで便利だと思います。

ちなみに私の場合、20Lのクーラーボックスに500gの保冷剤4個を利用していますが、クーラーボックスの大きさや保冷性能によって保冷剤の数は変えられると思います。ちなみに、ポータブル冷蔵庫の設定温度も冷凍庫と同じくらいのー18℃に設定して、保冷剤以外のものを入れる場合に備えています。とりあえず、まずは今持っているクーラーボックスで使いやすい組合せを考えるようにすれば、小さなポータブル冷蔵庫でもそれなりに使えるようになりますので、こうした小物も用意すると便利です。

単三電池を単一電池として使えるアダプターは利用する単三電池3本タイプが色々使えておすすめ

昨今、色々なものをネット通販で購入していますが、その中でブラックフライデーセールとは関係ないところで買ったのが、単三電池を単一電池として使えるアダプターでした。

このアダプターは単三電池を一本入れて使うメーカー純正のものとは違い、一つのアダプターで最大3本の単三電池をセットできるようになっています。私は今までエネループと合わせるためメーカー純正のアダプターを使ってきたのですが、さすが純正だけあって作りはしっかりしているものの、一つのアダプターについて単三1本のタイプだと、当然単一アルカリ電池を使っている時と比べて利用機器の使用時間は短くなってしまいます。ただ、LEDランタンのような比較的長時間利用可能なものであれば、しっかりと予備の充電池を用意しておけば、単体での使用時間の短さはそれほど感じることはありませんでした。

ただ、多くの電力を使う機器を使う場合、自分で使おうとする時間内に電源が切れてしまったり、そもそも入れても使えないような事があります。高出力の機器というのは、例えばLEDランタンならより明るい光を出せるもので、それが夜の長い季節で数時間で切れてしまうと、災害時など停電の際には困ります。あえて出力(光量)を落とすという選択もありますが、電池式のランタン自体通常の照明より元々暗いわけなので、日常の明かるさに近づけるためにはあえて最高照度で点灯させたいと思うところもあります。

また、多くの家庭でガスコンロを使っている方は多いと思いますが、点火およびガスコンロの機能を使うための電源として用意された単一電池について、純正のアダプターだと力不足で利用ができませんでした。製品上の口コミで、ガスコンロにもこのアダプターを使えば利用できるという言葉を信じて今回購入したわけです。

写真で違いを見るとわかるかと思いますが、今回購入したアダプター(左側)はかなり単純な構造をしていますが、エネループがぴったりと入るので、使っていて電池が取れてしまうような事はありませんでした。自宅のガスコンロに2個のアダプターにそれぞれ電池を入れて使ってみたところ、無事に点火することを確認しました。また、これも口コミなのでその発言を裏付けるソースはありませんが、単一3本のランタンでこのアダプターに合計9個のエネループ(スタンダードタイプ)を入れて使った場合、アルカリ単一電池を使った時と比べておおよそ半分くらい持続力があるという事だそうです。実際、利用時間を状況によって変わりますが、一つの目安として覚えておけば、使用時に電池交換をするタイミングは計ることができるでしょう。

ちなみに、先日紹介した白色光で約1,000ルーメンで光るLEDランタン、EX-109Dの最大光量での連続使用時間は約11時間ということですから、単純にアルカリ電池の半分の容量と考えると約5.5時間となり、日が暮れてから寝るまで点灯してぎりぎりくらいになる計算ができます。そうなると、毎日使うためには常に予備の電池を充電しておくことが必要になるわけで、かなり大量の充電式の電池が必要になってしまいますが、これはまた電池やアダプターが安くなったタイミングで、徐々に揃えていけば良いかなと思っています。もっとも、充電した直後にランタンに入れた電池ホルダーで点灯時間を計りはじめたら、6時間経っても点灯が続いていますので、これは嬉しい方の誤算でした。

ちなみに、エネループの充電はポータブル電源から夜でもでき、それほどの電力消費量を必要としないので、災害時は状況を見ながら使い終わった電池の充電をすぐ行なうのか、ランタンの光量を下げることでそもそも使える時間を伸ばすのかということを考えていきたいと思います。翌日が晴れなら良いのですが、長雨が続くような場合には、光量を落とすのも一つの考え方でしょう。

エネループの場合、ランタン用途でなくても、他の単三・単四電池を使える家電製品にも使えるので、多く所有して使い回していけば、バランス良く長く使い続けられるということもあります。そのための手段として今回購入したアダプターを有効活用して、日常の中でも使えるケースを増やせていければと思っています。

ゴミを極力出さない生活を考えた時小物家電の電源について考えることも必要

私のブログは当初、車中泊に便利なグッズを主に紹介するような形で進めてきました。そんな中で、まだ今のように高寿命のポータブル電源などない時代には、車内で家電を使う場合のキーワードとして「エネループは使えるか?」という感じで身の回りの小物家電を増やしていきました。

旅行の時などに持っていくものの中でも、髭剃りはACコンセントや充電池内蔵のものではなく、単三電池2本で動き、メーカー保証はないもののアルカリ乾電池の代わりにエネループでも動くフィリップスのシェーバー(PQ208という型番ですが現在は製造終了になった関係でアマゾンなどではすごい価格になっています)を今も使っています。多くの充電式シェーバーが内蔵充電池の消耗により買い換えになるのに対し、電池交換式でその電池は充電可能なので、壊れるとしたら物理的に落としてしまうか、モーターに異常が出るくらいしか可能性はありません。現在は替刃もきちんと用意しているので、切れ味に不満が出たらすぐ交換できるようになっていて、実は切れ味も現行品と同じ刃(多くは3箇所に刃があるものが普通ですが、乾電池仕様のものは2箇所という差があるだけ)を使っているので、自分がそれほど髭が濃くはないからということもありますが、購入してからもう10年くらい経っているのに、本当に長く安定して安いコストで使えています。

その時から思っているのは、もし単三や単四のエネループが使えるようであれば、同じ機能を持つ製品でもそちらの方を選ぶということを徹底してやってきました。最近はやっているLEDランタンについても、USB端子から充電が必要なものについては敬遠しています。モバイルバッテリーは買いますが、バッテリーは給電をする単機能しかないので、寿命が来たら買い替えるのは仕方ありません。ただ、いくら高機能なものであっても、使っているうちに内蔵充電池の消耗が原因で使えなくなるというのは、やはりもったいないと思いますね。

現在、多くのネット通販サイトではブラックフライデーセールが行なわれていますが、その中で私が狙っているものの一つが、Bluetoothでスマホと繋がる温度計です。具体的には冷蔵庫やクーラーボックスの中に入れて、その中の温度変化を測定してみようと思っているのですが、製品化されているBluetooth温度計は、スマホのアプリと連携していて、こちらていちいち記録を取らなくても時間による温度変化をグラフ化までしてくれるのです。

今回そうした製品もブラックフライデーセールで安くなっているのですが、その中で何を購入の決め手にしたかというと、それも温度計が使っている電池の種類であったのです。最初に見付けた小さくて取り扱いが良さそうな製品は、電源にリチウムコイン電池を使っていて、交換の手間およびコストが定期的にかかります。何とか普通の電池で動くものはないかと探したところ、単四電池2本で使えるものがあったので、その製品をポチりました。

私の使い方は、主にクーラーボックスに入れて、できるだけ扉の開閉数を少なくして、温度の変化を計るとともに、一定の温度以上になったら、中に入れている保冷剤を取り替えるための判断材料にしたいと思っているのです。例えば、冷蔵庫に入り切れない食材をクーラーボックスで保存する場合に、冷凍庫で保冷剤をローテーションしながら冷やしつつ、常にクーラーボックス内の気温を気にし、食材が傷まないように温度管理をするためのとても有用なグッズになるものと期待しています。

常に使うわけではないので、使う時だけ電池を入れて使うような形にしておけば、その直前にエネループで動くならば充電をかければ今ある電池を有効に使って、いざという時の食材温度管理を行なえるものとして期待しています。

このように、ちょっとした事に使うものでも、その電源がエネループで動くか動かないかというのはかなり大事ではないかと思います。車中泊でも明かりはLEDランタンで、情報はラジオから、また非常用のモバイルバッテリーとしてエネループからUSB出力のできる充電器もあるので、これまでのストックが多くあるなら、エネループだけでもいざという時の対策ができるのではないかと思います。

GENTOS エクスプローラー LEDランタン SOL-144S その2 持ち運びに便利なハードケース?

 このランタンについては、前回分で一通り説明して終わる予定でしたが、手持ちのものと組み合わせると持ち運んだりするのに便利なケース代わりのものを見付けたのでレポートします。以下のページで紹介したマグボトルで、350mlサイズの缶がそのまま入るという特徴のある「ドウシシャ クール缶ポット CPT350-BK」の方です。

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http://syachu.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-10a5.html

 SOL-144Sの高さがだいたい350mlサイズの缶の高さであることとともに、このマグボトルには専用の保冷材が入るスペースが確保されていて、ランタン本体がすっぽりとこのボトルに入るだけでなく、フタの裏のところにあり取り外しができる保冷材を入れることのできるスペースに予備電池として単四電池の2本パックが複数入ることがわかったのです(^^;)。

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 だから何なんだと言われればそれまでですが、このボトルに予備電池ごと入れて運べば、もし間違って強い力を掛けてしまってもまず壊れることはありませんし、フタもきっちり閉まるので、もしもの時の災害用のセットとして用意しておけば、普段はケースとして使っていても、本来のボトルとして災害時の飲料水入れとして使いつつ夜の明かりとして活躍してくれるでしょう。

 ボトル類はつい良さそうなものだと思って買ってしまうことが多いのですが、全てのボトルを常に使うわけにもいきませんし、この「クール缶ポット」は普通に水や飲み物を入れて使うのにはちょっと使いずらいので、車で出掛ける時にはランタンとセットで持ち出すようにしたいと今は考えています。


GENTOS エクスプローラー LEDランタン SOL-144S その1 使い勝手の良いランタン

 先日、自分の枕元で使っていたLEDランタンが壊れてしまったため、改めてGENTOSのLEDランタンを物色していたところ、これはということで見付けたのが単四電池4本で使える最近の製品、SOL-144Sでした。

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 このランタンは従来の製品とは違い、すっぽりと白いケースをかぶせてあることで、影を作らないで全体を照らすことができるようになっています。防水機能だけでなくメーカーのページを見ると水に浮くようになっているので、何かの拍子に水の中に落とした時でも網で拾えます。また、こんなことは考えたくありませんが津波や高潮に流されたような場合でもしばらくは目印として使える可能性はあります。

 本体の操作は少々クセがありますが、点灯して2秒以内にスイッチを押せば光の強さを変えることができます。光の大きさとアルカリ電池での点灯時間はカタログ値で以下のようになっています。

・強(最初にスイッチを押した段階)連続8時間

・弱(2回スイッチを押した段階) 連続40時間

・キャンドル(3回スイッチを押した段階) 連続110時間

 本当にまっ暗な中でどの程度周辺を照らすことができるか試してみましたが、強ではかなり明るいですが、弱でも普通に使えるという感じです。キャンドルモードでも使えることは使えるのですが、あえてろうそくの炎に近づけるために炎のゆらぎをLEDの強弱で表現しています。そのため、有くなったり明るくなったりする中で周りが暗くなることで文字を読もうと思っても暗くなって一時見えなくなってしまったりすることはあります。ただ、災害時には電池持ちこそ大切だという事もありますし、何よりも利用できる時間が全く違いますので、いざという時にはキャンドルモードでも使えるように周りを明るくするだけで良しとして、さらにこうした光の強弱に目を慣らしておけば、あえてキャンドルモードで利用すると、電池はそのままでも1週間以上は使い続けられる可能性もあります。

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 また、このランタンには底の部分に吊り下げ用のカラビナが付いています。ジョイントの部分がスライドして中央でカチッと止まりますので、天井から吊り下げで部屋全体を照らすこともできます。私は自宅の部屋の照明器具のところに、100円ショップで購入したマグネット式のフックの付いた金具を常に付けているので、いざ停電になった時にはテーブルの上にランタンを置くパターンと、上から吊るすパターンの両方を試みることができます。

 もちろん、このランタンは小さくて影も出ないので、車の中で車中泊のために持ち出すにも最適なランタンです。電池が単一や単三と比べて容量が小さいというディメリットも、
エネループのような充電池で使えば、充電するまでの時間を短くできるというメリットもありますし、車中泊で使おうと思っている方は車のシガーソケットからエネループの充電ができる充電器も用意しておくと長期の旅行でも安心して出られます。

 最近、私はあえて単三だけでなく単四で使えるグッズも揃えています。そうすることによって、単三・単四のどちらかの電池が入手できるかわからない場合にどちらの電池も災害時に使うことができるようになります。もし趣味でいろんなランタンやラジオを集めているような方がいましたら、使う電池の種類にもこだわって同じものでも違う種類の電池で使えるものをペアで揃えておくというのもいい災害用の備えになるのではないかと思います。

 今は、単四のエネループを8本用意し、4本ずつローテーションして使おうと思っています。他に単四電池で使うものがあった場合は、常に満充電されている単四のエネループ4本の中から使っていけるということで、これまで以上に単四電池で使えるグッズが増えていくかも知れません。

マグライト ソリテールLEDライト 単四1本用

私自身ブログでいろんな商品を紹介していますが、いわゆるマニア的に追いかけるような得意ジャンルは限られるので、ある程度満足したジャンルの製品については、それ以降調べないで放置してしまうこともままあります。

先日、テレビを見ていたら懐中電灯についてのマニアの人がおすすめのライトとして出してきたものの中に、今回紹介するマグライトの単四1本で使えるLEDライトを紹介していて一気に物欲が沸きました。

小型で防水性があり、明るさもあるライトとしてマグライトというのは古くから愛用していました。今のLEDではなく電球を交換するタイプですが、電池を入れるフタの部分に予備の電球を収納していたりして所有する喜びを与えてくれるグッズだと言えます。ただ、LEDライトが主流になってしまっているのに、元のマグライトをLED化するキットは売っていたものの、それなら改めて別のLEDを使ったライトを購入すればいいわけで、しばらくはマグライトの製品には興味が沸きませんでした。

しかし、ついに小型でキーライトとしても使える単四1本で使えるソリテールがLEDライトを搭載して出てきたかとしみじみ思いましたね。単四1本で使え、かさばらないで常に携帯できるキーライトというのは意外と選択肢はなく、私が使ったものとしてはジェントスの「パトリオ4」や「GTR-141T」がありますが、やはりこのコンパクトで出っ張りのないデザインは持っていたいと思わせる何かがあるのではないでしょうか。

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ライトは先端部を回転させて点灯と消灯を行なうタイプですが、同じ方式で扱えるジェントスのパトリオ4は接触不良で使えなくなっていて、このサイズのキーライトはどうしようかと思っていた時にこの製品が出ていることを知ったので、焦って別のメーカーの中途半端な製品を買わなくて良かったと思いました。

今持ち運んでいるバッグの中にはヘッドライトも入っているので、いざという時の明かりという点ではそれがあれば大丈夫なのですが、すぐに取り出せるところに入れておくと別のものが取り出しにくくなるため、せっかく用意してあるのにいざという時に役に立たないという状態になっていました。ソリテールは小さくてちょっとした隙間に入れることもできるので、これからはちょっとした際には周辺を明るく照らすことができるようになるでしょう。ただ、以前使っていたジェントスのパトリオのように、接触不良で使えなくなるようなことは起こって欲しくないですが、しばらくは使ってみることにします。

CREATIVE Bluetoothスピーカー SP-D100

 iPad mini2を購入して以来、動画や音楽を利用することが増えたせいもあり、様々な場面で使える外付けのスピーカーを物色していたのですが、先日中古で購入した有線接続のSONY SNS-M50やプリングルズの景品スピーカーに追加するような形で新たにBluetooth接続のスピーカーを買ってしまいました。こちらの方は新品です(^^)。

 今回購入したSP-D100の特徴は、AC接続だけでなく単三電池4本で25時間(アルカリ電池の場合でカタログ値です)も連続稼働できることです。音の方はすごくいいというわけでもなく、いわゆるラジカセの音質であると思いますが、接続コードがいらないということで、特に車の中で使うことを想定しています。

 私の乗っている車、ホンダフィットは平成18年登録のもので、購入時に付いていたのが当時のカーナビと連動したオーディオになっています。当時は使えたアナログテレビも使えませんし、オーディオにも外部接続端子はありません。この状態でスマートフォンやミュージックプレーヤーの音楽を車で楽しむために、FM電波で飛ばすトランスミッターを導入しているのですが、全国の道を走っていると意外なトラブルに遭います。FM局はカバーする範囲が狭いので、セットしている周波数の近くに地元の放送局があった場合混信を起こします。これは走っていてエリアを外れたら問題は解決するのでいいのですが、困るのが高速道路で渋滞を起こしているような際に近くの車もFMトランスミッターを使っていて音楽を飛ばしている周波数がだぶった場合です。こちらには相手の音が聞こえ、相手には自分の出している音が聞こえてしまうのですからあまり気分のいいものではありません。そんな時はラジオ放送に切り替えてしまうのがセオリーではあるのですが、山間部などではラジオの電波自体が入りにくい場合もあったりして、FMトランスミッターとは別の選択肢で車内で聞けるオーディオはということでBluetoothによる転送システムもあってもいいかなと思ったわけで。

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 日々持ち歩くにはラジカセサイズはちょっと大変ですが、車の中で使う分には逆に小さいくらいです。コードの呪縛から解放されているので置き場所も自由です。私の車の場合、助手席側のボックスを開いてその中にぴったりとはまることを発見したので、一人で車中泊の場合は、このスピーカーの定位置は写真のところになりそうです(^^)。

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 このスピーカーは車内に常備することにしたのですが、同時に電池の方も長期保管に強い単三4本セットを2つ用意しました。これで、前もって充電しておかなくてもいいですし、いざという時にはこの電池を別の用途にも使えます。保管用の袋には以前ここでも紹介したユニクロのキルティングバッグを利用したのですが、横幅がぴったりである程度クッション性もあり、さらに電池収納用の小ポケットがファスナー付きであります。使わない時にはこの袋の中に入れてしまっておけば、このスピーカーは走行中だけでなく、車中泊の夜の車内でもいい働きをしてくれると期待しています。

 なお、本体には有線で接続できる端子が付いていますが、有線接続の場合は本体前面のボリュームが無効になるようです。やはりこのスピーカーは無線接続で使うのがいいようですね。