今年の夏のあまりの暑さに、一時期は冷蔵庫で冷やした麦茶を中心に、あとは糖分を取り過ぎないため、味のない炭酸水を用意して、それを各種シロップやお酢など、自分の好みで割って飲んでいました。
しかし、朝夕めっきりと涼しくなってきたこともあり、アイスではない温かいコーヒーをこの時期には飲みたくなるものです。コーヒー関連の道具に関しては、このブログで色々と紹介してきましたが、それらの品々は現在も普通に使っていて、豆さえ買ってくればいつでも美味しいコーヒーが飲める状況に満足しています。
最近の買い物は、時間が経つとバージョンアップの関係で使いものにならなくなる可能性が高いパソコンやスマホ、電池が消耗すればこれもまた粗大ごみになってしまう各種電子機器のハードなどありますが、以前、安かったからと買った電動コーヒーミルは、本体内蔵の電池をUSB充電するタイプなので、便利なようでも意外と耐用年数が少なくなるのではないかという感じがします。
現在、私の場合は手で挽く金属刃の小型コーヒーミルを使い、一回使うたびに簡単に掃除をしているので、今のところ目立った劣化はなく、めでたく2シーズン目に入りました。家でコーヒーを淹れる場合、豆か粉かで迷う方もいるかも知れませんが、毎日飲むのであれば購入する際にまとめて粉に挽いてもらうのもいいかと思いますが、そこまで毎日飲まないのであれば、飲む都度自分の手で挽くようにコーヒーミルを買った上でコーヒーは豆で買う方が良いでしょう。
さらに、コーヒーを抽出する場合にはお湯を細く出せるドリップケトルを持っていた方が良いでしょうし、コーヒーサーバーについても専用のものがあった方が良いと思います。私の場合は家の中だけではなく外に持って行って豆から淹れることもあるので、ガラス製のサーバーではなく、プラスチック樹脂製のものにしています。これだと家の中で誤って落として割ってしまうこともなく、長持ちします。
最初は、それこそ100円ショップで売っているものを使ってコーヒーを淹れていたものの、今改めて考えると、それほど高いものでなくても良いので、一つ一つの道具を自分の使い方(外でも使いたいならなおさら)でじっくり選ぶというのも楽しいですし、自分こだわりの道具になることで、めんどくさがることなくコーヒーを淹れられるようになりました。最低限、一人で飲むのだったら以下に書いた「コーヒーミル」「ハイブリッド茶こし」「ドリップケトル」があれば良く、二人以上の分を淹れるには、それに加えてコーヒーサーバーとドリッパーがあれば十分でしょう。トータルコストは1万円強ぐらいですが、一気に買わなくても徐々に揃えていけば、パソコン・スマホのハードのように新しいものを新たに買う必要はなくなります。
実のところ、今でもコーヒーより日本茶を飲むことが多いのですが、それでもたまには気分を変えてコーヒーをいただきたくなることもあります。その際、いつでもこうした道具を出してきて美味しいコーヒーをいただけるというのは、それなりに評価の定まったものを回り道をしながらではありますが選んできたことに改めて良かったと思っています。
肝心のコーヒー豆については、毎日飲むならいわゆる業務用の安いものでも良いでしょうし、たまにしか飲まないから、自分でお気に入りの豆を買ってきて、時間を掛けていただくような事でも良いでしょう。喫茶店に行って飲むことは簡単ですが、色々なお店による味の違いについて試行錯誤するというのも良いと思います。
今年も本格的なコーヒーの季節をこれから迎えると思いますので、ネットに色々出ているレクチャーを参考にしながら、自分なりのコーヒーセットを作ってみるのも面白いと思います。