桔梗信玄餅の詰め放題はいつの間にか新しいルールによって詰め放題が行なわれていた

スーパーなどのお店で、袋の中に詰められるだけ詰め込んでの料金均一という売り方がありますが、先日テレビで放送された桔梗信玄餅の詰め放題をピン芸人の「スギちゃん」のお嫁さんがこれまでの最高記録である38個詰め込んでいるのを見ていて気になったことがあります。

ちなみに、テレビでは詰め放題を提供する桔梗屋さんの作ったルールに則って、食べるための爪楊枝は袋に一緒に入れないで全て外した状態で詰めていました。もちろん、入れる前に袋を切れる寸前までに伸ばし、さらにその伸ばした中に円形ぎりぎりに先に入れ、次に中に入れて行き球体のような感じで潰しながら入れていくという、かなり対策をした上で詰め込んでいました。

この詰め放題は本社工場の隣りにある売店で行なわれるのですが、テレビのようにふらっと出掛けてすぐにできるものではありません。繁忙期などは特に、早朝から整理券をもらうための行列ができ、詰め放題の始まる午前9時前には整理券の配布が終わってしまう可能性があるので、どうしても詰め放題にチャレンジしたい場合には、それこそ車中泊をする覚悟で出てくる必要があります。

ただ、私が過去に別の用事の帰りに立ち寄った時にはたまたま予約していた人が来なかったのか、キャンセル分の空きができていて、参加者を募っていたので全く待たずに詰め放題をすることができたのですが、それもかなり前の事で、テレビ放送の場合と違うやり方(爪楊枝を外して良いことも)で詰め放題が行なわれていたので気になって、桔梗屋さんのホームページを訪問して調べてみました。

そうしたところ、テレビでは詰め放題を行なう机に全く信玄餅が置いていなくて、入れる個数をその都度申告の上でもらっていたのですが、新ルールでは袋が破れたら代わりの新しい袋をもらえるものの、どうしても袋に入らなかった信玄餅は参加費用とは別に一個100円で買い取りという事になっていたのでした。これは、とにかく袋に詰め込むためだけに詰め放題に参加する人への牽制なのかと思います。ただ、理由はそれだけではなく机一面に信玄餅を山積みにすると誰かが消毒しない手で触れる可能性もあるので、感染症防止の観点ということもあるかも知れません。

個人的には、この詰め放題が成立するというのは、詰め放題用の信玄餅はいわゆる「売れ残りで賞味期限間近(ホームページ表記では当日が賞味期限)」のものであるからだという事を忘れない方が良いと思います。テレビではそこまで深く追求はしていませんでしたが、スギちゃん夫妻が山梨へ行った際には、スギちゃんはご飯をまともに食べさせてもらえず(^^;)、食事の代わりとして詰め放題で入手した信玄餅と、格安で利用したぶどう狩りで狩ったぶどうのみということだったので、とんでもなく潰された信玄餅でも美味しく家族やテレビ局のスタッフ間でいただいたと思いますが、潰れた信玄餅はお土産にはなりませんし、あくまで家族や友人の間で食べ切れる分を詰めるのが基本でしょう。

ようやく旅行ができる環境が出来、今回紹介した桔梗屋さんの方も多くのお客さんに来て欲しいと思って取材を受けたと思いますが、詰め放題と言ってもやはり限度はあり、美味しくいただける分だけ詰め込んで帰るようなことが良いのではないかと思います。工場の隣にはアウトレットで安く購入できる様々な商品も売っていますし、過去の私のように朝一番に行かなくてもキャンセルが出てくる可能性もあるので、自然な感じで出掛けて楽しまれるのも良いのではないかと思うのですが。


カテゴリー: 地域情報・イベント | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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