季節とともに必要性が出てくる「ミニライト」手元を照らすライトを携行する場合の考え方

日本は東西に長いので多少の違いはあるかも知れませんが、私のいる静岡では夕方5時を過ぎるとかなりもう暗くなってしまいます。そうなると、ちょっとした日常でも暗闇を照らす明かりを用意したくなってきます。

このブログでは元々、電源については小容量で充電可能な単三・単四型のニッケル水素電池(商品名で言えば「エネループ」の利用を推奨し、今も多くの単三・単四で動く家電を多く利用しています。昔から今でも使っているものというと、小型ラジオ、ひげ剃り、ヘッドライト、LEDランタン、目覚まし時計など色々あるのですが、現在は自宅内で使うのみに留まっています。

というのも、外でエネループを充電するためには結構非効率で、災害時の場合は自宅に多くの充電済のエネループのストックがありますので、そこまで今はエネループの充電管理をしていません。基本的にエネループは使わないで置いていても中味がすぐに放電してしまうことはないので、旅行用のバッグにはミニライトと電池を別々に保管していて、いざという時には使えるようにしてはいるものの、その電池を使い切ってしまったらその後にどうするかということも考えなければなりません。

それでも、毎日使うものなら、電池をローテーションしながら常に使える電池を持って出るようにすることもできるのですが、最初に書いた通り秋から冬にかけて使用頻度は増えるものの、夏は日が長いこともあってミニライトの使用場面はそれほどなくなったりします。

同じように、日常携行することが多く、常に満充電の状態にしてキープしているものということでは、各種のリチウムイオン・リチウムポリマー使用のモバイルバッテリーが挙げられるでしょう。これらのバッテリーの中には、最初からLEDライトが付いているものもあり、それ自体がミニライトの機能を兼ねているものもありますが、私が毎日携行しているモバイルバッテリーにはLEDは付いていないものなので、こんな解決策を考えてみました。

写真のLEDはパナソニックのUSB経由で充電でき、単三4本を入れるとモバイルバッテリーとしても使えるBQ-CC87に付いていたUSB端子の付いたLEDライトなのですが、私の使い方ではほとんど使うところがなかったので今までは使わずにいたのですが、このライトだけなら小さいので、写真のように古い小さなモバイルバッテリーとセットで使うと、ライトとしてなら十分な機能を発揮することができます。当然、今現役で使っているモバイルバッテリーもあるので、このライト部分だけ持ち歩けば、本当にいざという時の明かりとして使える可能性は出てきます。

もちろん、現在はわざわざミニライトを持ち歩かなくてもスマホ自体にライトが付いていたり、まっ白な画面を表示することでライトの代わりに使えるので、ちょっとした案件ならスマホ一台で十分だという事はあります。しかし、災害時にはスマホの電池をできるだけ長持ちさせるためには、スマホ自体を明かりの代用として使い続けるのはちょっともったいないですし、停電で長い時間明かりを確保したいような場面においては、スマホとは違った電源を持つ明かりを用意していた方がいざという時の事を考えると安心ということはあると思います。

また、安い乾電池式のライトは接点がはんだ付けをされているだけのものが少なくありません。これだと使っているうちに接触不良を起こし、肝心な時に点灯しなくなるトラブルに見舞われる可能性もあります。古いモバイルバッテリーとUSB接続のLEDライトの組み合わせは、そうした接触不良は起こしにくいものの、消灯するにはライト自体を端子から抜くような事になるので、メリットとしては一長一短あるかと思いますが、常にモバイルバッテリーを携行していたり、今のスマホを充電するには出力不足で使わなくなってしまったモバイルバッテリーを捨てるには忍びないと思っている方であれば、私のように外付のライトとの組み合わせでミニライトの代わりをさせるというのは悪くないと思います。なお、外付ライトについては今回紹介したものと形状は違うものの100円ショップで購入することもできますので、興味のある方は探してみてはいかがでしょうか。


カテゴリー: 車中泊のための道具考 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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