久しぶりの電車でのお出掛けをしてみて実感したこと 立ってパソコンが使えるカウンターの便利さ

個人差はあるかと思いますが、全国的な新型コロナの感染者数が減ってきたことによって県をまたいで移動する事も大目で見られるようになってきました。

私の場合はレジャーではありませんが、昨日ようやく隣県に電車で出掛けて、久しぶりに会う人たちとつかの間の交流および今まで会わないとできなかったことを話してきました。会場は横浜だったのですが、合流する前に観光らしい事をしようということで、横浜中華街を少しですがうろついてきました。平日でしたがそれなりに人はいて、有名店の前には少しばかりの行列もできていて、それなりに観光地は活気を取り戻しているような感じはしたものの、客引きをしている飲食店の従業員らしき人に聞いてみたところ、個人のお客が多く、あまりお金を使わないで帰ってしまう人が多いということでした。

実際、中華街は観光バスのコースとして食事の会場として使われることも多く、そうした活気というのは、まだまだ見られないというのが正直なところです。過去にオープン直後宿泊したことを報告した、カプセルホテルベースのドーミーインが関帝廟の前にあるのですが、2021年10月末の時点では営業を休止していて、再開の予定は未定となっていました。本当は仕事の休みをやりくりしてゆっくり中華街で泊まろうかとも思っていたのですが、安宿がそんな理由で閉じているため、当日の夜行バスでの帰宅となりました。

今回は、事前に予約した横浜駅から出ているJR東海の深夜バスを利用したのですが、とにかく乗車までの時間だけはたっぷりあるものの、深酒をして遊び回るわけにもいきませんので、ちょっと駅周辺をぶらつきながらお土産を探した後は、バスターミナルの待合室で持ってきたIdeaPad D330を広げて作業をしながら時間をつぶしました。この文章もバスターミナルの待合室で書いたものです。

私自身は普通の生活の中で電車通勤はしませんし、そもそも電車に乗ることもこの新型コロナの関係で全く無かったので、スマホに入れていたモバイルSuicaが凍結しており、電車で横浜を移動する時には事前に駅にある事務室で凍結を解除してもらって自動改札を使いました。電車の中では、平日ということもあり仕事で使っているような会社支給のノートパソコンを座席で広げている方に目が止まりました。女性でも13インチクラスのノートパソコンを開げていた人がいたのにはびっくりしましたが、その後で見た男性は15インチのノートパソコンを隣にも人がいる中で広げて仕事をしているようでした。ちなみに、私の持って行ったIdeaPad D330は10.1インチですが、もちろん移動中に広げることはしないでちゃんと落ち着いて操作できるところを選んで開きました。

ただ、昼間に普段よりもさらにウロウロと観光地を含む場所を歩いていたため、待合室の椅子に座り、膝の上にパソコンを置いて作業をしていると結構キツめの睡魔というものが襲ってきます。以前、別のノートパソコンを持って行った時には、つい膝の上から滑らせてノートパソコンを落としてしまったことを思い出し、別の場所に移動することにしました。

まず、バスターミナルと同じフロアにあるコンビニで頭に効きそうな「森永ラムネ」と無糖のペットボトルタイプのブラックコーヒーを買ってきました。そして改めてノートパソコンを広げた先は、正にパソコン作業をやるために考えられたと思われるコンセント付きのカウンターでした。

写真のようなレイアウトで電源を取り、パソコンだけでなくマウスも出して、隣にコーヒーを配置して眠気をシャットアウトして作業を行なったのですが、ずっと歩いていましたから足についてはきつかったものの、座って作業をした時のような眠気は嘘のように吹っ飛び、快適に作業をすることができました。

一部の企業では座って仕事をしないで、立って業務を行なうようなところもあるという話も聞きますが、確かに立った方が頑張れるという感じがします。そして何より、電源の心配もなく、この場所では大手キャリア系のWi-Fiやこの待合室独自の無料Wi-Fiが使えるので、私のようにモバイルインターネットをパソコン自体で利用できなくても、ネットを自由に使えます(ただしセキュリティの面もあるので、ドコモやauに登録してそちらのWi-Fiサービスを使った方が良いでしょう)。

恐らくこうしたスペースについては首都圏には多くあると思うので、今後はじっくりと座って作業するところよりも、立って作業をすることのできるカウンターのある作業スペースに注目して使おうかなと思いました。はっきり言って、パソコンでの作業というのは外で普通にこなせるなら、自宅に帰ってから改めてパソコンを開して行なわなくても済みます。実は、お昼にお会いした人たちとの話の中で、うろ覚えで言ったことについて改めて調べ直してメールで送ることを約束していたのですが、その作業の一部もバスを待ちながらできてしまったので、帰りのバスの中では音楽を聞いたり動画を見たりというかなり楽な気持ちで過ごすことができました。

今回のお出掛けではノートパソコンは持って行くつもりだったものの、マウスまで持って行くべきか少し悩んで持って行ったのですが、最初からこういうスペースが有ることがわかっていなくても、持って来たことでそれが活用でき、本当に良かったと思います。今後皆さんも電車などの公共交通機関を使って移動する場合、どうしても待ち時間というものが発生してくると思いますので、大きな待合室があればビジネスマン用に作られた場所がないかまずチェックされることをおすすめします。


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