楽天link利用時の固定電話の着信及び通知問題を考える

Rakuten UN-LIMITを利用し始めてようやく2ヶ月ということで、まだ全体的な評価をするには早いのですが、現状における楽天linkアプリを使った通話の問題点について、書き忘れていたことがあったので今回はその点についてまとめ、今後の利用判定の資料として使おうということで紹介します。

まず、楽天linkアプリを使った通話については、私の使い方としてアプリだけ入れたスマホにドコモエリアをカバーするMVNOのデータSIMを入れているので、電波エリアによる影響とは無縁なのですが、楽天linkが採用したRCS(Rich Communication Services)のシステムによるデータ通信による通話とSMSの使い放題は十分に満足できるもので、現在はドコモケータイプラン(4G)で使っているメインの電話番号をRakuten UN-LIMITに移し、楽天linkアプリでの利用を考えているのですが、詳しく携帯回線との差を調べてみると、ノリでMNPしてしまうと後悔するかもと思われる点があります。

というのも、今までの常識ではSIMカードに割当てられた電話番号はそのSIMカードをガラケーやスマホに入れて使わないと使えないものだったのですが、Rakuten UN-LIMITでは通話用に用意したスマホに楽天のSIMを入れていなくても、別のスマホでSMSの受信が可能なら楽天linkアプリで最初にログインする際に、楽天SIMの入ったスマホに送られてくるアクセス用の数字を入力すると、楽天SIMが入っていないスマホで電話とSMSが使えるようになり、これが大きなメリットになっています。私の場合、先に説明したように楽天linkアプリを入れたスマホにはドコモエリアをカバーするSIMを入れているので、電話の安定性は恐らく本家Rakuten UN-LIMITのSIMを入れて使っている場合よりも現状では安定しているのではないかと期待しているのですが、発信はともかく着信するケースで一つの不安要素があることがわかったのです。

楽天linkアプリをドコモSIMで運用しているスマホでは、携帯電話からの着信は問題なくするのですが、固定電話(ソフトバンクの「おうちのでんわ」も公衆電話も)から電話がかかってきた場合、楽天linkアプリの同時着信はできず、楽天SIMの入っているスマホの方に着信するようになります。ほとんど携帯電話とのやり取りをしている場合は関係ないと思うのですが、仕事などでオフィスの固定電話から電話がかかってくる場合や、公衆電話から非常時に電話が入ってくるようなことを想定すると、ちょっと不安になってしまいます。

ただ、同時に着信はできないものの、着信があったことを楽天linkアプリの方で通知はしてくれるので、事前にこの状況を先方に伝えておいてすぐにコールバックすることで対応したり(アプリの方にもきちんと電話番号は通知されるので)、またアプリの設定で留守番電話をONにしておいて、固定電話の人にはメッセージを入れてもらうようにして同じくコールバックするようなやり方で良ければ、何とか使えるのではないかと思います。

まだ楽天linkアプリ自体が開発途上であることも確かなので、今後のアプリのバージョンアップによって固定電話からも直接着信できるようになるかも知れません。ただ、気になって昨日公衆電話からの発信を試したのですが、この電話は楽天SIMの入ったスマホに着信するのですが、通知内容が「通知不可能」になってしまっており(ファーウェイP30 Liteでの利用)、楽天linkアプリでの通知も「非通知着信」となってしまい、公衆電話からの着信かどうかの確認ばできません。

こうした通知や「非通知設定」の細かな設定により非通知や公衆電話、登録していない番号からの電話にメッセージを流して電話を鳴らさないような事はまだ楽天linkアプリではできません。こちらからの電話を「通知・非通知」の切り替えにはできるので、逆に非通知の電話を受けない設定にしている相手への電話を掛ける場合には問題ありませんが、携帯に限らず固定・公衆電話の電話を受けることがあり、さらに細かな通信拒否設定を今のガラケーやスマホで行なっている方は、最低限通話に特化した形でのSIMを残すということも必要なのではないかと思います。

ちなみに、現在契約内容変更をしたドコモのケータイプランは5分定額のかけ放題のみ(データ通信なし)で税抜1,200円/月でキープできているので、着信および5分以内の発信についてはガラホで行ない、それより長くなりそうな電話や、企業への問い合わせ電話については楽天linkで行ない、コールバックの番号は楽天linkでないメイン番号を相手に伝えるようにしてもいいのですけどね。

この方法だとメイン番号を知らせたくない人にはいつでも解約・変更が可能なRakuten UN-LIMITでという感じで2台持ちにはなりますがサブ回線としてRakuten UN-LIMITを使ったまま、楽天SIMの入ったモバイルルーターを自宅に置いて家のネット環境を整備することもできるので、今後の楽天エリアが我が地元に0円運用ができているうちに来てくれれば、メイン番号をRakuten UN-LIMITに移してしまうのか、今回紹介したようにメイン通話用(ガラケー)、サブ通話用(スマホ)、データ通信用(スマホorモバイルルーター)に分けるのかの判断がさらに変わる可能性もあります。とりあえずの現状はこんなところなので、今のメイン回線をRakuten UN-LIMITに移行したいと考えている方の参考になれば幸いです。


カテゴリー: モバイル活用ガイド | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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