月別アーカイブ: 2016年3月

「旅行」カテゴリーについて

車中泊と名の付くブログを運営している割には、個人的には旅行の手段は多くあってもいいと思っています。必然的に車を使わない旅もするようになるわけで、ここではそんな旅全体の魅力について、紹介していく予定にしています。

基本的に旅行記や現地で見つけたものの報告が多くなると思いますが、車以外で行った旅を糧にして車中泊の旅の役に立つこともあるので、それぞれの交通機関の長所を生かすような形で旅を楽しみ、そのエッセンスを少しでも紹介できるように頑張りたいと思っています。


「コラム」カテゴリーについて

各カテゴリーの中にもそれぞれの内容に沿ったコラムを書く予定にしていますが、全く車中泊には関連しない内容のコラムをこのカテゴリーでは扱います。

個人の考えで書く以上、なかなか納得出来ないような内容も含まれるかと思いますが、車中泊に関する事以外の箸休めとしてお楽しみいただければと思っています。


「防災対策と車中泊」カテゴリーについて

車中泊のためにさまざまなグッズを用意し、車内に常備しておくことによって、もし何かの拍子に車で避難しなければならなくなった場合、そのまま防災グッズとして活用できます。

ここでは、車中泊のグッズと重複する場合もあるかも知れませんが、特に防災の観点で役に立ちそうなグッズやノウハウを集約させるために様々なコンテンツをまとめてみました。

特に、単三・単四型の充電池および、その電池を使用する品物を紹介したり、水分を持ち運ぶのには必要な水筒や真空断熱のボトルやタンブラー全般に関する内容もここで扱います。

最終的には車の中に用意した物だけでも長期間に渡る避難生活を続けられるような防災セットを自分で用意できるくらいの提案ができればいいと思っています。


「モバイル通信」カテゴリについて

車中泊と「モバイル通信」にはどういった関係があるのか? といぶかしがる方もおられるかも知れませんが、車でということだけでなく、旅行などで外に出た中で、メールやSNSだけでなくブログの更新やさまざまなインターネットを使った環境を構築することで、家と変わらないネット通信ができれば、自宅に留まる理由もなくなります。

このカテゴリでは外でも自宅と同じようにインターネットの様々な利用が可能なような通信回線を整備したり、新たなハードを使ったり、電源回りの周辺機器を揃えたりと様々な旅行に合わせて持ち物をどうするか考えます。

また、日々刻々と変わる新たなMVNOのプラン情報やモバイル通信のためのデータを集約させることで、自分だけでなくこのブログを見に来ていただいている方にも役立つ情報が提供できればと思っています。


「車中泊全般カテゴリ」について

旧「車中泊徒然草」ブログでは、あくまで自分の備忘録がわりに始めたということもあり、車中泊のブログでありながら車中泊の記事が見付からないというような事になってしまいました。

新たな「車中泊徒然草+」ではその反省を生かし、車中泊についての内容を分かるように分けて表示し、必要があれば前のブログのリンクを貼るなどして車中泊についての情報をお知りになりたい方ができるだけ早く目的の場所に到達できるように変更しました。

ただ、「車中泊」というものにも色々あります。バスや列車で深夜便に乗って移動するのも「車中泊」のひとつですが、ここで言う「車中泊」とは主に自動車で移動し、夜に宿に泊まらずに自動車の中で寝るという意味での「車中泊」について題材にしています。

さらに、そうした「車中泊」の中にも様々なパターンがあるわけで、完成した形で売っているキャンピングカーを使って旅に出るものから、大きめで荷室の広いトヨタ「ハイエース」のような車をベースにDIYして自分の城のような居住空間を作り出してしまうノウハウを持った方もいらっしゃいます。

残念ながらここで紹介する車中泊のスタイルはそのどちらでもなく、あくまで日常的に使っている普通の車で、しかも特別な工作などは行なわずに使う道具で工夫して、極端な事を言えばどんな車でもそれなりに中で寝られるように頑張るというスタイルになります。

もちろん、車中泊するのに便利な道具の紹介など、広く車中泊を行なっていらっしゃる方に有益な内容もあるとは思いますが、私の元からの車中泊のスタイルが勝手気ままということなので、期待していた割には知りたい情報がなかったという方もおられると思います。その点はどうかご了承いただきたく、お願いいたします。


改めてわかった「すぐ解約できる」契約の大切さ

ここまで紹介しているワイヤレスゲートの通信無制限のSIMカードを契約するにあたり、契約を始めてまだ2ヶ月しか経っていず、さらにSIMカードを3枚発行して活用する気満々だったBIGLOBEを解約することにしました。入会時には8月の時点で契約が続いていれば5,000円のキャッシュバックが受けられる予定はあったのですが、料金の差額や使い勝手の部分を考えてもそこまで契約を維持することもないと決断してのことです。

私自身、もう少し我慢できれば良かったのですが、その当時、標準SIMを入れて通話だけでなくモバイルルーターとしても使える固定電話のような3G端末「ホムテル3G」が出たことで、安い値段で複数SIMを使えるBIGLOBEのサービスに魅力を感じ乗り換えてしまいました。3種類の大きさのSIMをそろえ、いざという時にはデータ専用の標準SIMカードを入れて乾電池仕様のモバイルルーターとして使おうと思ったのですが、SMSオプションが付かないデータ通信専用SIMでは使えないことが後でわかり、それがショックだったこともあります。

今考えて、こうした急なMVNOの乗り換えを決断することができたのには、データ通信のMVNOのほとんどは加入してすぐに解約してもペナルティがないという事があります。もし今の契約が解約料を1万円近く取られてしまうものだったら躊躇したと思いますが、さらに新しいサービスをいち早く使う機会を奪われてしまったでしょうし、ある程度契約手数料を加えても料金の差額で元が取れる場合があります。

ちなみに、今回加入したワイヤレスゲートのSIMサービスはカードの大きさ変更やSMSオプション、音声サービスへの変更が一切できないようになっているので、状況が変わったら同じワイヤレスゲートで契約し直す必要が出てきます。解約するとSIMカードの返却が必要で、MVNOの中には解約に手間がかかるところもありますが、一部のMVNOや端末と一緒に契約するのでなければいつでも解約が自由です。また、イオンモバイルのように音声通話契約でも違約金がかからないMVNOもありますので、とりあえず格安SIM格安スマホを使いたいと思った場合にはそうした点を重視してMVNOを選ぶのもいいかと思います。


Wireless Gate SIM FONプレミアムWi-Fi その3 AndroidのWi-Fiタブレットでの利用

前回、私が主に使っているWi-Fi専用のiPadmini2にワイヤレスゲートのアプリを導入し、SIMの入っているスマホからテザリングして(恐らくモバイルルーターからのテザリングでも同じように利用可能だと思います)Wi-Fiサービスの自動接続までできたことを確認させていただきました。

となると、気になるのが同じようにSIMカードが入らないWi-Fi専用のAndroidタブレットでも同じように使えるかということです。iPadと比べて安い端末はいくらでも手に入るので、テザリングできるスマホやモバイルルーターを使っている人にとってはこちらの検証の方が実は多いでしょう。

私の手元にあるのは、Android4.1.2で更新が止まっている古い方の「dtab」です。最近は入れているアプリのせいなのか再起動を繰り返すような挙動があるのでなかなか外に持ち出すことはありませんが、Google Playからワイヤレスゲートの専用アプリをダウンロードして、まずは設定からやってみました。

登録画面ではiOS版と同じようにSIM電話番号と登録メールアドレスを入力し、モバイルルーターなどから接続した環境で通信することで登録が完了し、アプリから直接設定ができるようになりました。Wi-Fi設定の方にもFONのアクセスポイントを含む多くのアクセスポイントに接続できるようなセッティングが自動的にされていました。

その上で改めて近くのマクドナルド付近に行って確かめてみたところ、問題なくワイヤレスゲートのWi-Fiに接続できることを確認しました。念のため、「dtab」の無線接続をできないように機内モードをONにしてからiPadmini2のWi-Fiを使えるようにしたところ、こちらも問題なくワイヤレスゲートのWi-Fiに接続できました。

ここで改めて書いておきますが、同じことをモバイルルーターでやるには問題ないものの、スマホにワイヤレスゲートのSIMを入れている場合は、一契約で一ユーザー分ののWi-Fiが利用可になるので、あえてSIMの入っているスマホにはワイヤレスゲートのアプリを入れない方がいいのではないかと思います。というのも、カタログ値通り最大3MbpsのスピードがLTE通信で出るなら下手な公衆無線LANよりもスピードが出る可能性もあり、あえてWi-Fiにつなぐ必要を感じないということもあります。

以前、最大250kbpsの低速無制限で使える480円プランを契約していた時、手持ちのNexus5はWi-Fi接続をしながらBluetoothテザリングをすることができたので、アプリを入れてWi-Fiを使えるようにしました。Wi-Fiエリアでそのように接続して、他の端末を低速でなくBluetoothテザリングの速度(3Mbps以下になります)くらいまで高速で使うことができていましたが、今高速で使い放題になったため、こうした工夫も必要なくなりました。

もしテザリング可能なスマホにワイヤレスゲートのSIMを入れている方がいたら、安く買えるWi-Fi専用のタブレット端末を用意して自宅用だけでなく外でLTE通信のテザリングで使うだけでなくワイヤレスゲートのWi-Fiアクセスポイントでも使えるようにしてはいかがでしょうか。


Wireless Gate SIM FONプレミアムWi-Fi その2 Wi-Fiサービスは別の端末で使える?

昨日も引き続きスピードテストを行なっていますが今のところ時間帯に関係なく速度は出ているワイヤレスゲートのつなぎ放題ですが、さすがに電波が届かないところではだめで、アンテナ1本のビルの中だと1Mbps前後にまで落ちました。しかしこれは電波の良い所に出ればスピードは回復すると思いますし、とりあえず連休中はこんなもので、休み明けのお昼の時間帯がどうなるかというのが気になりますね。

今回はLTEではなく、おまけ的に付いてくるWi-Fiサービスについて試してみました。残念ながらFONエリアには行かなかったのでそちらの方は試せませんでしたが、ワイヤレスゲートのホームページに記載があったSIMを差した端末以外の端末でWi-Fiを使いたいと思っていろいろ試してみました。

使うのはWi-FiでしかインターネットにつながらないiPadmini2です。こちらに「ワイヤレスG」という専用アプリを入れてみました。すると、「アカウント設定」の画面になりSIMに割リ振られた電話番号と登録したメールアドレスの入力を求められます。これをこのまま認証しようとするとエラーが出るのですが、エラーメッセージの内容をよく見ると、物理的にSIMカードが差さらないWi-Fi接続の端末だからなのか、ワイヤレスゲートSIMの入っているSIMからテザリングしてネット接続すれば設定ができそうな内容が書いてありした。

そこで、ワイヤレスゲートのSIMが入っているNexus5をテザリングでiPadmini2と接続させて設定したら何とうまく行ってしまったのです。設定が完了するとWi-Fiサービスのエリアに入ったら自動的に接続しに行くプロファイルをインストールできるようになり、そのプロファイルを有効にしたら、スターバックスやマクドナルドの前で本当に自動的にiPadmini2がインターネットに接続されるようになりました。

モバイルゲートのホームページの内容では、SIMの入った端末でしかWi-Fi接続ができないと書いてあったのですが、今回はiOSのiPadで、SIMの入らないWi-Fiモデルだったことが幸いしたとしか今となっては言えないですね。はっきり言ってしまうと、LTEで常時3Mbps出るならWi-Fiのおまけはなくても十分だと思っているのですが、アクセスポイントだけ把握していれば、簡単にWi-Fiスポットを見付け、すぐに使えるようになります。

個人的に実に使いやすい組み合わせになり正直うれしいですね(^^;)。もし、テザリングのできるスマホにWi-Fi専用のiPadがある方で、もし私と同じようにワイヤレスゲートのWi-Fiサービスのあるプランに入っているという状況にあれば、ぜひ一度この便利さを確かめてみていただきたいと思います。


Wireless Gate SIM FONプレミアムWi-Fi その1 ファーストインプレッション

昨日紹介したワイヤレスゲートの最大3Mbpsでの使い放題プランのSIMが届きました。初回申込みの特典で、FONルーターがおまけで付いてきました。

ルーターはACアダプタ駆動なものの、かなり小さいので何か使い道がないかなとも思えますが、FONの利用を禁止しているプロバイダーもあるので、やみくもに接続させるのは難しいとは思うのですが、何か有効利用を考えてみようかと思っています。

パッケージの中にはSIMカードが入っているのですが、今回はnanoSIMのSMSオプション付きを選びました。なぜかというと、この組み合わせでどんな端末でもSIMアダプタを付ければ使えるということと、セルスタンバイ問題を考えなくても済みます。そして肝心なことは、このワイヤレスゲートの契約は、SIMの大きさを変えたり、SMSオプションなどを付けたいと思っても既存の契約には付けられず、いったん解約の上で入り直しになるという事があります。

そのため、音声通話以外は何でもでき、どんな端末にも挿入して動かすことが可能なSIMの大きさとオプションを付けたのですが、通話は別にするならこの組み合わせが無難のような気がします。SIMカードはSIMアダプターを付けたNexus5に入れて本体の方から利用登録を完了しました。

さて、肝心のスピードですが、当日配達された品物を受け取れなかったので深夜にはじめての計測になりました。午後11時30分というなかなか大変かも知れない時間ですが、何せヨドバシカメラのない地方都市での計測なので、東京や大阪など大きな都市の結果とは違ってくるかも知れません。

・ping 61ms

・下り 3.19Mbps

・上り 4.24Mbps

これが最初の計測値で、何回か続けても上り下りとも3Mbps前後安定して出ています。この状態がずっと続くなら最高ですね(^^;)。もし、時間によって急激にスピードが落ちるようになってきてしまったら、モバイルルーターの中に入れて保持しているso-netの0 SIMを補助的に使えばいいかなと楽観的に考えているのですが、ぷららより千円以上安くこのくらいのスピードで使い放題が実現できるというのはすごいですね。

時間帯によるスビードはどうなるかということについても、継続して調べてみるつもりでいますので、この続きにもご期待下さい。


ぷららLTEに対するキラープランか? ワイヤレスゲートのFONプレミアムWi-Fi

ここのところ、MVNOサービスの主に通話サービスについて書くことが多かったですが、今回はデータ通信の方で動きが出てきました。SMSオプションの付かないデータ専用プランなら500円以下で低速無制限で使えるということで、主にそうした立場から評価してきた「ワイヤレスゲート」のSIMプランですが、今回、3Mbps以下ではあるものの、一日の通信量では少なくとも規制されない高速無制限のプランをWi-Fi付きで出してきたのです。

Wi-Fiのサービスは従来のソフトバンクB.Bポイントが中心のものだけでしたが、今回改めて日本よりも海外で活用されているFONのネットワークを使うことができるようになるそうです。FONには以前ソフトバンクが設置したいわゆる「偽FON」と呼ばれるアクセスポイントがあったことで(現在はそうしたソフトバンクが設置した「FON」アクセスポイントは消えていると思います)、あまりいい印象を持っていない方もいるかも知れませんが、あくまで本サービスのおまけと考えるべきでしょう。

もちろん東京の一部地域でFONを使ったサービスが行なわれることがアナウンスされているように、2020年の東京オリンピック開催に合わせて日本全国どこでも多くの人がFONを使ったWi-Fiを使えるようになれば言うことはありませんが、そうしたサービスがなくてもこの最大3Mbpsというスピードで1,680円(税込)という価格はとんでもなく安いわけです。このSIMをモバイルルーターに入れてBluetoothテザリング(最大速度自体が3Mbps程度と言われています)で使うなら、もし思ったような速度が出なくても納得できるだけの価格であると言えましょう。ちなみに、同プランでSMSオプションが付いたものは月額1,880円、音声通話プランは2,980円となります。

もし、このプランがそこそこの高速で無制限に通信ができるなら、競合するぷららの同じ速度のプランが3千円弱ということで、一気に状況が変わってきます。ぷららの方も月額料金をこのままにしておけば、契約はかなり流れて行ってしまうのではないでしょうか。自分自身のことで言うとここまでMVNO契約の見直しを待つべきであったかとも思えますが(^^;)、ずっと高速を維持することができるのかという問題もあり、全てをこのSIMに求めてしまうのも違うかという気はします。ただ、一枚取り寄せて使ってみたいという衝動が出てきてしまいました。

販売は全国のヨドバシカメラ店頭およびネットショッピングで、初回限定(3月31日まで)でFONルーターがセットになったパッケージが販売されるそうです。パッケージ購入分が初期費用に含まれますので、いろいろ考えた結果、つい注文してしまいました(^^;)。かなり初期費用かけてBiglobeを契約しましたが、これは途中解約もやむを得ませんね。改めて早めに動き過ぎたことを反省しますが、決めた以上はとっとと乗り換えることにします。私の住んでいるところは都市圏ではないのであまり参考にならないかも知れませんが、しばらくは実際にどれくらいのスピードが出るのか試してみたいと思っています。