月別アーカイブ: 2014年12月

auのMVNO mineoに登場した SMSオプションサービスと無線ルーター販売

 MVNOの業者としてドコモ以外では唯一au回線を提供しているmineoからメールが来まして、新たなサービスが開始されるとのことで、内容を確認してみました。

 今まではSIM単体での提供およびスマートフォンのみの提供だったのが、新たに無線ルータを提供するとのことです。そのハードは私が今使っているNECのMR03LNとはそっくりなMR03LE(最後の英字が違います(^^;))という新端末だということですが、LTEのみで3Gが元々使えないことと、高速データ通信を使い終えれば低速になりユーザー側での高速と低速の切り替えができないというmineoのサービスの中で使わざるを得ないというのが残念です。これでドコモのSIMも利用できるのなら魅力もあると思うのですが、逆にMR03LNのファームアップでmineoのSIMカードが利用できると嬉しいのですが。

 今回報告したいのは、今まではデータ通信のみだったSIMカードに、SMSオプションをwebからの申し込みだけで、基本料もかからずに使えるようになることです。早速加入しようと思ったのですが申し込みの方法でつまずいてしまったので(^^;)、ここで紹介します。まず会員ログインをしてマイページから「ご契約内容 変更・確認・お申し込み」に進み、「ご契約内容紹介」で現在の契約内容を開きます。そのページの最後の方にある「オプションサービス」の中にある「SMS(Cメール)」が「未契約」になっていたら「変更」ボタンを押して契約すれば完了です。送信にこそ一通3円(税抜)がかかりますが、本人確認のためにSMS受信が必要なサービスを単体で使うにはこのサービスに入っておいた方が何かと便利でしょう。ドコモのMVNOと違ってSMSオプションを付けないとセルスタンバイ問題が出るということもなく、最初に書いた通り基本料もかかりません。

 こんなに簡単にSMS送受信ができてしまうと、ドコモのMVNOでもオプション料金を付けなくてもSMSオプションが付かないかなとも思うのですが、docomoとauのMVNOでは微妙に様々な点が違うので仕方のないところでもあるのかも知れません。新しいiPhoneで使えなくなったことで一気に評価を下げてしまったmineoですが、一般のドコモMVNOと比べると以下のような有利な点があります。

・LTEで利用できる範囲が広い(そのかわり3Gは利用できませんが(^^;))
・auのエリアを利用できるので、ドコモ通信が使えない場合のバックアップ回線になる
・SMSオプションが無料
・アンドロイド搭載のau端末のテザリング機能を利用可能
・セルスタンバイ問題がSMSオプションを付けなくても発生しない

 私の場合はこれに加えて新しいアンドロイド端末が安く手に入ったということでmineoを契約していますが、現状の料金のままで使えるサービスが増えるのはありがたいことです。契約してから1年間は契約解除料が必要になるなどディメリットもありますが、iPhoneを使う予定がなく、以上の事をメリットと感じることができるようなら一回線持っていてもいいのではと今は思っています(^^)。


値上げされるファーストフードで旅の食事の選択が変わるか

 この文章を書いている現在、かなり早いペースでの円安が進んでいます。生活の中でどんな影響が出てくるかということですが、ここで紹介しているグッズで言うと、各種パソコンやタブレット、スマートフォンは海外生産の品が多いわけですから、新製品の価格自体もじわじわ上昇していくことが予想されます。また、これも海外に使えそうな製品の多いキャンプ用品あたりも円安による価格改定が行なわれるかも知れません。とりあえず、個人的には先日このブログで紹介した新しいジェットボイルが発売になったら早めに確保しておこうと思っていますが、こういうものは常に買うものではないため、購入を我慢することもできるでしょう。やはり日々買う食料品にどんな影響が出るのかというのが問題ですね。

 先日のニュースで、アメリカやオーストラリア産の牛肉を使って提供されているファーストフードの牛丼について、今後は牛丼並盛でも400円台での提供になるのではないかという見通しもあるようです。私は普段の生活の中ではそれほどファーストフードを含む外食を利用する機会は少ないのですが、旅行中の食事という意味では結構利用することがあります。

 ただ、安い時の一杯280円なんていう価格のつもりでいると、大盛りにしたりセットメニューにすると500円を超えてしまうなら別の選択肢も出てきてしまうわけです。ここまでのファーストフードの値段が安すぎるということもあるかとは思いますが、その安さが常識となってしまっている中で、価格の変化によって人の流れがどうなってしまうかというのも気になるところです。

 価格とは関係なく、旅先で一人での利用で、それほど時間を掛けずに食事をするという場合、全国チェーンの牛丼店というのはありがたいものです。多少価格が上がるとは言っても、それを上回る利便性の良さ(なるべく時間を掛けずに食事ができる)があるので、今後の私の旅でもお世話になることは多くなると思いますが、大勢の家族で食事を安く済ますために利用するような形だと、さっと入ってすぐに出るようなことも難しくなり、牛丼店利用の安さ以外のメリットを生かしきれないことにもなります。そうなると、値上げが行なわれた後なら牛丼店を利用するよりも別の外食チェーンに行ったり、スーパーでお弁当を買った方が便利な場合も出てくるでしょう。たまたまテレビを見ていて面白いと思ったのは、コンビニチェーンのサークルKサンクスではおでんのサイドメニューに120円のうどんがあり(^^;)、おでんダシを入れたうどんにおでんを足しても200円台で簡単な食事ができてしまうそうです。もっと安くということだと自炊をすればいいわけですし、カップ麺程度のものでも水と一緒に車内に用意しておけば、大きな災害で立ち往生したような場合の貴重な食料にもなります。さらに、旅の節目節目で道の駅に立ち寄れば、地元産の旬の食材は簡単に手に入れることができます。牛丼は高くなったとしても手軽なファーストフードとしてその地位は不動だと思いますが、高くなったからと牛丼店に行くことを躊躇するならば、その分を自炊して安く上げるという方向で考えていくのも面白いのではないかと思います。


Miix2 8 と相性バツグン ポケットホストアダプタ

 これから年末年始の休みに入る中、今まではノートパソコンを旅に持って行きましたが、これからはより小さくて持ち運びやすいタブレット端末で間に合わせようと考えています。ただ小型タブレット端末は普段使いには問題ないものの、旅行で持ち出して様々な周辺機器をノートパソコン並みに使いたい場合、不具合を感じることが出てきます。

 というのも、ビジネスホテルでは無料で室内のインターネットを提供しているところがあり、室内でのネット環境が有線のLANケーブルしかない場合が多くあります。有線LANを無線LANに変換するアダプターもありますが、USB接続の有線LANアダプターを使えば直接接続することになるので、ホテルの提供する通信速度に近いものが利用でき、セキュリティの問題もあるので、私はもっぱら有線で繋ぎたいと思っています。

 その際、問題となるのが、今使っているWindows8.1搭載のMiix2 8や、Androidのdtabには外部接続のできるmicroUSB端子はACアダプタと共通で1つしかないことです。つまり、有線LANアダプタを使うと充電ができなくなり、充電を優先すると有線LANが使えなくなるのです。

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 この問題を解消するために購入したのが、セルフパワーでの周辺機器を動かしながら充電もできるポケットホストアダプタでした。microUSBのメスは電源ケーブルに最初に繋ぎ、microUSBオスをタブレット本体に差してから周辺機器を通常のUSBメスに差し込むことで充電しながら周辺機器を使うことができるようになります。

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 実際に差してみるとこのような感じになりますが、直接周辺機器を繋がずにUSBハブを接続すれば、さらに他の周辺機器を同時に使うことができるようになります。

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 写真では、かなり前に購入したバスパワー接続でも一応給電までできてしまうという「SUGOI HUB」というUSBハブ経由でキーボードをつなぎながら、ICレコーダーの中の単四電池(エネループ)を充電しながらつないでいます。ICレコーダーのまん中の部分が赤くなっているのは充電中の表示で、しっかり充電機能が使えているのがおわかりでしょうか。

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 今回USBケーブルで接続したキーボードは、ThinkPadのキー配列と同じ内容のThinkPad トラックポイント・キーボー ドで、写真ではdtabに繋いでいますが、Miix2 8にこのキーボードを使うと、キーに印字されているボリュームや明るさ調整などもキーボードから使えるように自動的に専用ソフトがインストールされました。キーの「G」と「H」の間にトラックポイントと言われるマウスの代用となるものがあるので、キーボードから手を離すことなくほとんどの作業が行なえるようになります。このキーボードには形状もキーの配列も同じでBluetoothで使えるものもありますが、テーブル回りで使うだけならこのアダプタがあればワイヤレスでなくても問題ないかなと思います。Bluetoothキーボードの方はリチウムイオン電池内蔵ということで、いざ使おうと思った時に充電不足で使えないこともあるので、たまに旅に持って行くにはケーブル接続のキーボードで十分といった感じですね。

 このポケットホストアダプタでは、前の写真で紹介した通りAndroid搭載のタブレットdocomoのdtabでも試しましたが、充電しながらの周辺機器は問題なく使えました。Androidの場合、ホスト機能をわざと使えなくしてあるものもあるので、この種のアダプタを購入する前に100円ショップでも買えるホストケーブルをつないでマウスやキーボード、USBメモリなどの各種周辺機器をつないで使えるかどうかを確かめてからにした方がいいでしょう。ただし、ホストケーブルが使えてもこのアダプタを使って充電しながら周辺機器が使えるかというのは使ってみなければわからないのが悩ましいところです。念のため私の使っているNexus7およびスマートフォンのNexus5、auのSHL23では全く反応しませんでした。

 私がこのアダプターを購入したのはamazonでしたが、この製品のamazonレビューにはMiix2 8では普通に使えるという報告が多く、購入時には役に立ちました。届いてみてつないでみても実際問題なく使えますが、他のWindowsタブレットでは使えないという報告も挙げられていますので、その点でも購入には注意してください。私自身、そういうことまで考えてMiix2 8を購入したわけではなかったのですが、紹介したThinkPadキーボードの相性や、アダプタの相性を見ていくと、タブレットの選択については良かったなとしみじみ思います(^^;)。逆に今、Miix2 8はかなり安くなって売られているようですので、これ一台でノートパソコンの代わりにしようと思うなら、周辺機器をつなげて使えるということだけでもメリットになり得ます。ちなみに、私の購入したものは【pocketgames】という名の付いたものですので、興味のある方はネット検索で口コミなどもチェックしてみてください。


災害時の通信手段について改めて考える

 先日の大雪によって徳島県の被害がすさまじく、山間部における多くの集落が孤立し、安否確認がしばらくできないという状況に陥っていたようです。

 道が寸断され集落の安否確認ができないため、歩いて現場に向かった自衛隊員に付き添ったテレビのレポートを見ましたが、携帯電話での安否確認くらいはできるのではないかと思っていたら、取材を行なった場所では携帯の電波は届いていたものの、肝心の携帯電話の充電をする前に停電になってしまったのかわかりませんが電池切れを起こしたそうで、そこから発信も着信も全くできない状態だったそうです。さらに、つるぎ町と東みよし町は町を挙げて固定電話をインターネット回線のIP電話化していたことで、電力が復旧するまでは固定電話による安否確認ができないという状況になっていたようです。

 今回の場合は携帯電話は何とか使えたということで、長時間の停電が続いても携帯電話やスマートフォンの充電ができる環境を用意してあれば良かったですが、もし携帯電話の基地局も止まってしまったらと考えると、やはり考えなければならないのは全てをIP電話化してそのバックアップ対策を講じなかった行政の問題に行きつきます。住民レベルの対策として考えると、携帯電話を一時的にでも使うためには、手回し式の発電機能のあるラジオを一つ用意しておけば状況は変わったのではないかと思います。その際、携帯電話・スマートフォン充電用のケーブルと一緒に保管しておかないとラジオは聞けても携帯の充電はできなくなってしまうのでご注意を。

 話を公的な災害対策の話に戻しますと、小規模な集落の場合、普段の通信が遮断された時のことを考え、直接外部と連絡が取れる無線設備と発電機を用意しておき、集落内での安否情報をとりまとめて連絡するような用意はできなかったのかなと思います。無線だと免許なしでは使えないという問題もありますが、その場合には衛星通信を利用する携帯電話を1台用意しておくのもありでしょう。そうした対応策とは別に、集落の全てをIP電話に変更するのではなく、1回線でも従来のメタル回線および、停電でも使える電話機を用意しておけば、全く連絡ができないことは回避できると思います。まさかIP電話化についてのディメリットについて全く知らせないまま、住民の固定電話を強制的にIP電話化したこともないとは思いますが、もし今回のことで、IP電話からメタル回線に戻したいという住民がいたら、きちんと戻してあげるようなことも必要になってくるでしょう。電気とともに電話線も一緒に切れてしまえばどうしようもありませんが、要は複数の手段を持つことがいざという時に備えるためには大切だということです。もし電気と電話の両方とも切れてしまったとしても線をつなげばすぐに使えるようになるメタル回線と違い、今回のような災害とは全く関係ないネット上のトラブルが起こった場合に長い時間使えなくなる可能性のある別の危うさも持っているのがIP電話であるということも認識していただきたいものです。今回の雪に限らず、あらゆる災害・通信障害に対応するためにはできるだけシンプルな仕組みをどこかに用意しておくことの大切さというのが明らかになったような気がしています。

 このように書いていく中で、固定電話をやめて携帯電話に一本化した方が簡単でいいのではないかと思う方も多いと思います。実際、現代の生活においては携帯電話のみで固定電話を引かなくても一切支障は出ないわけですし。ただ、今回のような小規模な集落での安否確認という面で考えると、契約する電話会社を変更しても特別な事情がなければ電話番号が変わらない固定電話に対し、携帯電話の場合は契約者の側の思惑でMNPしないで電話会社を変えてしまうと番号が変わってしまうというのが問題です。もし役所に携帯電話の番号を届けてある場合、いざという時に安否確認のため役所が電話を掛けても、電話会社を変更した際に通知でもしていない限り、通じない場合も出てくるでしょう。そうなると災害時に携帯電話が使えていたとしても、役所が安否確認するためには役に立たないことになるわけですね。ですから、このような小さな集落で安否確認に携帯電話を使うということなら、回りの住民の方との連絡用としても使われることが想定されるので、できるだけ今使っている番号を変えないようにするか、変更時にはすぐに知らせるよう申し合わせをしておくことが大切になるでしょう。集落の中での連絡網を作る場合、個人情報保護法との兼ね合いもあるので、どのあたりまで情報を地域や役所を含めて共有すべきなのかという別の問題も出てきてしまいますが、これらの問題も含めて対策を考えておかないと、また同じようにライフラインが遮断された孤立集落との連絡が付かなくなることも起こりかねませんので、早く全国の行政には対応を願いたいものです。


タブレットのスピーカーにこだわる

GD1のホンダフィットは、私が満足できる走行性能および車中泊のためのセッティングのしやすさがありますが、一つ不満な点があるとすれば、オーディオ機器が古いままで使っているため、今の一番安いカーオーディオにも付いているスマートフォンやミュージックプレイヤーを接続して使うことができないことです。以前からその対策として、乾電池で動くトランスミッターを用意してはいるのですが、長距離を移動する場合、地元FM局と混信する場合もありますので、他の方法も検討しておきたいところです。

外付けのスピーカーを車に備え付けるという方法もあるものの、これだと車内に設置する工作がめんどくさいだけでなく今の車でしか使えません。小さめのスピーカーを持ち運ぶのも一つの方法ですが、車の中でも最大音量にすれば十分楽しめるだけのスピーカーを搭載した端末を利用して音楽を楽しむようにすれば端末以外は何もいらず、どんな車に乗っても車内オーディオの環境を作れます。

こうした用途にはスマートフォンよりもタブレット端末の方が大きいスピーカーを搭載している傾向にあるので、私の使っている端末の中で、ちゃんとしたスピーカーのあるdocomoのdtabで試してみました。写真のようにステレオスピーカーが搭載されていて、とりあえずダッシュボードに裏返して置くと、運転席助手席あたりで聞くなら十分の音量を出せます。今までそれほどdtabで音楽や動画を楽しんではこなかったのですが、それはスピーカーが画面の裏側にあってうまく聞こえて来なかったからなのでした。しかし、インターネットラジオやストリーミングで一度音を出してしまえば、画面を閉じてスピーカーを正面に向けることができるのでこのスピーカーをちゃんと使えるようになりました。あとは車内で飛び出さない工夫をする必要がありますが、シガーソケット用のUSBアダプタを使い、車内で給電しながらストリーミングの音楽を楽しむことができるのはいいですね。

 

ただ、動画の鑑賞にも使うなら、ちゃんと画面の正面にスピーカーが付いているものがいいのですね(^^;)。今後タブレット端末を購入する際には、単体で車内で使えるような画面の側にステレオスピーカーを搭載しているものの中で、実際に聞き比べて選ぶのがいいと思います。使わない人はほとんど使わない内蔵スピーカーですが、タブレット単体でも何とか使えるものであるなら、その分荷物を減らすことができますので、そうした観点からタブレットを選ぶのも一つの方法ではあるでしょう。


自動車リサイクル料金を確認する

 もしかしたらほとんどの方は知らないことかも知れませんが、今日本で走っている全ての車には、廃棄される際の料金を先払いするシステムが運用されています。車の売買をする際にこの料金は上乗せされ、その額は「預託証明書(リサイクル券)」に書かれています。

 恐らく車の車検証や自賠責保険の証明書と一緒に入っていると思いますが、もし自分の車に入っていなかった場合どうすればいいのでしょうか。基本的にはリサイクル券が必要になるのは、車を売買する時です。しかし業者を介しての売買ならリサイクル料金はちゃんと調べてくれ、きっちりその分は戻してもらえます(リサイクル料金を払う人は、車を解体する時に所有者だった人なので)。問題になるのは、車を個人で売買する時です。もしリサイクル料金を払っていない車を個人売買で購入した人が、後でその事に気付いた場合、前の持ち主にリサイクル料金の支払いを請求されることもあるかも知れません。リサイクルシステムが動いてからかなりの時間が経っていますので払っていない車を乗っている方もそうはいないとは思いますが、車検証入れの中にリサイクル券が入っていなかったら、いい機会ですのでネットからリサイクル料金の預託状況と金額の確認をしてみることをおすすめします。

http://www3.jars.gr.jp/p/RPT09.nsf/0/67226466F45B8877492572C200262323?OpenDocument

 上のリンクは自動車リサイクルシステムのホームページに有るFAQですが、ここを見るとリサイクル券を無くした場合はリンク先に進み「自動車リサイクル料金の預託状況」を印刷しておけばよさそうです。知り合いと話をしている時にたまたまこのリサイクル券の話になり、そんなものは車の中に入っていない(本当は中を確認してない可能性の方が高いと思いますが)ということを聞き、ちょっとインターネットで調べてみたのでした。

 私も、リサイクル券は備え付けてありますが、上記リンクから印刷をしてみました。インターネットエクスプローラー7.0以上でないと使えないというアラートが出ましたが、chromeブラウザでも印刷可能でした。印刷用のファイルはPDF形式になるのでアクロバットリーダーも必要ですが、chromeの場合、印刷元のウェブページから印刷するためのメニューが出てこなかったので、キーボードショートカットの「ctrl」+「P」でプリンタを呼び出して印刷しました。

 実際に印刷してみると、「シュレッダーダスト料金」「エアバッグ類料金」「フロン類料金」「情報管理料金」と、さまざまな項目に分かれて費用がかかっているのがわかりました。さしあたってまだまだ乗り続けるつもりでいますが、車の大きさや装備の違いで料金も違ってくることと思います。こういうことは専門の業者に頼まないとできないと思っていましたが、こんなに簡単に自分のパソコンからできたのには改めてびっくりしました。リサイクル券が探しても見付からない方はぜひサイトにアクセスして印刷しておきましょう。


通信機能のある周辺機器購入の前に

 ノートパソコンからタブレット端末に扱うハードが変わってくる中、Bluetoothを使って無線通信する周辺機器を使う事が多くなりました。個人的には昔から使っているキーボードやマウスなどをそのまま使いたいという気はあるのですが、残念ながら、肝心のタブレット端末に満足するだけの数のUSBスロットがありません。私が今使っているスマートフォンやタブレット端末のmicroUSBスロットは、充電用のもの一つ(端末によってはこの端子にホストケーブルをつないで周辺機器が使えるものもある)です。つまり、充電しながら別のものをつなぐのは、そのままでは不可能になってしまっているので、USBスロットに影響を与えないBluetoothの出番となるわけです。

 今の所、Bluetooth接続に問題は出ていませんが、お隣の国、韓国のニュースでBluetoothを使ってスマートフォンを操作し、スマートフォンカメラのシャッターを切る「自撮り棒」の販売規制のニュースを聞き、考えるところがありました。

 多くの人はあまり意識することはないと思いますが、電波というのはかなり細かいところまで規制されていて、国の認可を受けていない製品を使うと法律違反に問われます。もし日本で認可を受けていない製品を使っていたり、改造することによって本来出ないはずの出力があるとわかれば電波法違反に問われることになります。普通のお店で買う場合はきちんと国内で使用できるものかどうか確認できますが、通販の場合はその辺はクリアしてしまっていると思って使うと、実はそうではなかった(認可を受けない海外製品をそのまま販売)ということも起こり得ます。

 かく言う私も、モバイル機器を使っていてかゆい所に手が届くようなアクセサリーを探す場合、普通の家電量販店ではまず売っていないものの方が多く、そうした製品を扱っているお店があったとしても、同じ機能を持つものがネット経由ではるかに安く売られているのを発見すると、ついネット通販を利用してしまうことは多いです。先日紹介した充電器のようなものも完全に自己責任の製品ではありますが、通信機能を持っているものについては、自分だけではなく、周辺にいる人の端末などに障害を生じさせ、なおかつ法律違反に問われる危険性を持つということにもなります。

 Bluetoothについては今後も便利に使える様々な周辺機器が出たり、Bluetoothの機能自体も良くなっていくことでさらに多くの人が使うようになると思いますが、特にネット購入の際には、国の認可を受けているかどうかを確認してから購入するように心掛けましょう。


単に早いだけではすぐにLTEの使い方は変わらない

 どこにいてもつながりやすいというメリットをテレビコマーシャルで展開するソフトバンク(2014年12月現在)に対し、auとdocomoはLTE通信の早さを全面に押し出した広告を私がこの文章を書いている段階では展開しているようです。それだけ高速を強調する先には何があるのかというと、新しい技術を提供することで今の料金大系を維持しようとしているのかなとも思えるわけです。もちろん、高速化への進歩なくしてモバイル通信の発展もないわけですから、将来はものすごい高画質でのネット中継がスマートフォン一台でできてしまう未来もやってくるかも知れません。それはそれで将来に期待するとして、いくら高速で通信ができたとしてもかかってくるデータ通信量制限の方が問題だと思われる方も多いでしょう。

 例えば、せっかく定額による動画の見放題サービスや音楽配信サービスが行なわれていても、一日の多くの時間そうしたサービスに繋いだままにしておくと、あっという間に高速通信できる量を使い切り、数百kbpsの低速でのネット接続を余儀なくされてしまいます。これでは、いくら新しいネットの使い方が提示されても、心から楽しむことはできないのではないでしょうか。ちなみに、私が今使っているMVNO業者のうち、au回線を使っているmineoは一定のデータ通信を高速で使い切ると速度制限されますが、ドコモ回線の2つのサービスは速度の違いこそありますがスピード制限されないものを使っています。

 最近になって私が便利に使っているサービスにスマートフォン・タブレット用のアプリ「リスラジ」があります。さまざまな国内のヒット曲を含む、ジャンルの音楽を流し続けてくれるサービスを無料で使えるアプリです。一部地域のコミュニティFM放送や、昔話やビジネス書の内容を語ってくれるチャンネルがあったり、その時の気分やシチュエーションに応じて選ばれた音楽を流してくれる機能もあるので、BGMとして流しっぱなしにしている方も多いのではないでしょうか。アプリの設定で一定時間流した後に自動的にアプリを終了させることもできるので、寝付くまでの時間に使うこともしばしばです。同じようなサービスとしてUSENのネット配信サービス(有料)も有りますが、こちらは無料で使え、会員登録もいらない分気楽に使えるのではないでしょうか。ただ画面操作のたびに広告やお知らせが入るということはありますが、いったんセットしてしまえは、ずっと心地よい音楽や音声を聞き続けることができますし、リクエストができたり聞きたい曲が流れる時間に通知してくれる機能もあるので、まだ体験されていない方は一度、安定して使える自宅のWi-Fi接続環境があれば試してみてください。

 この種のサービスは、できれば外でスマートフォンを使っている時にも使えるなら、radikoやらじる☆らじるに飽きた時には結構便利に使えるものでもあります。例えば野球が嫌いな方が、どのAM局も野球しかやっていなくて、FMも自分の好みの番組をやっていないような場合は、ジャンル別に利用することができるこうしたサービスが外で使えれば、移動中のいい暇つぶしになるでしょうし、リスラジのチャンネルにはドライブ向けにアレンジされたものもあります。スマートフォンをカーオーディオに直結し、カーステレオ代わりに使うというのもいいでしょう。

 ただ、問題はこのサービスがどのくらいの通信環境の元で途切れなく動くかということです。radikoやらじる☆らじるの場合は、だいたいダウンロード速度が200kbps程度しか出ないヨドバシカメラのワイヤレスゲートLTEでも十分に使えますが、このリスラジでは全く使えない場合、使えても途切れてしまう場合が多く、十分に楽しむわけにはいきませんでした。できれば提携Wi-Fiの使える場所まで移動しないとだめのようです。

 もう一枚のぷららLTEについては、さすがに1Mbps程度出れば、安定してサービスを使うことができました。車で走っていて、急激に電波が弱まる場所に入った場合はわかりませんが、実際に試したところ問題なくサービスを使えました。今後、ラジオの内容に飽きたら(^^;)、リスラジのドライブ用チャンネルを使って気分転換を図る場面も出てくるかも知れませんね。

 つまり、今回紹介したリスラジのサービスは高速通信可能な環境なら快適に聞けるものの、速度制限がかかってしまったら使いものにならないということです。携帯電話会社が高速を技術的に追求することは非難されることではありませんが、今のように超高速でもせいぜい月間7GBまでしか高速通信が使えないなら、ひと月を通して動画・音楽配信サービスをまともに使うことができず、サービス自体の発展性も頭打ちになってしまう可能性が生まれます。この問題は、多くの人が超高速ではなく低速よりの中速ぐらいが常時使えれば解消すると思いますので、年末年始の渋滞対策として動画視聴やインターネットラジオ、曲配信サービスを使おうと思っている方は、速度無制限をうたうMVNOサービスへの乗り換えを一時的にでも検討すべきかなとも思えるのです。


家族・友人間通話は050 plusで済ますならおすすめ? OCNモバイルONEの音声付きSIMサービス

 格安スマホが一般的になるに従って、MVNO業者の方も音声通話可能のデータSIMをどんどん発表しています。今回紹介するOCNモバイルONEも、満を持してデータプランに+700円で30秒20円の通話料で発信できるプランを発表し、すでに取扱いを始めています。一日70MBまで高速での使用ができる最安のプランと組み合わせた場合、税抜き価格で月1,600円から電話番号の付いたデータ通信カードが使えるようになりました。

 これだけなら他社のプランと内容も料金も変わらない感じですが、この料金の範囲内で付加価値のあるサービスが付くのがポイントです。IP電話サービスとしては広く認知されている「050 plus」の基本料が、音声付きサービスに加入すると無料で使えるのです。090 080 070からの通話とは別に050の番号が持てるだけでなく、同じ050 plus加入者同士の通話は24時間無料となるので、家族で同じ契約をすれば家族間の通話は050から始まるIP電話で済ますことで通話料の負担は減ることになります。

 一台のスマートフォンで2つの電話番号が持てるというのは結構便利なもので、普通では有料になる携帯回線の留守番電話サービスを契約しなくても、長い時間電話に出られなさそうな時に、携帯番号から050Plusに転送をかけた上でIP電話アプリの設定で留守に設定しておけば、無料で使える050Plusの留守番電話サービスを携帯番号でも利用できます。こう書くと、データ通信SIMに050Plusだけでもいいという方もいるかも知れませんが、携帯番号があると、SMSオプションを付けなくてもSMSによるショートメールが使えるというのは結構大きなメリットのように思います。というか、相手によってはその人の電話番号として知らせている050番号に向けて、届かないと知らずにショートメールを打ってくる人もいると思うので、そうした人に対応する場合、今まではデータ通信SIMにSMSオプションと050Plusを付けた上でカードに振られた携帯回線の番号を知らせればいいのですが、逆にこれだと電話をその番号に掛けてこられた場合に繋がらないので、その辺の説明をすることは結構大変です。そうした手間を考えた上で見ていくと、例えばOCNモバイルONEの場合はSMSオプションは120円(税抜)で、これに050Plusの300円(税抜)を付けるなら、あと280円出して携帯回線の番号を持った方が何より相手に説明する手間も省けますし、2つ番号を持つことで役に立つことも出てくると思いますね(^^)。

 今後、MVNO業者の提供する音声回線付きのサービスが、くりこしのできる無料通話が付いたり、通話定額のプランを出してきた場合はさっさと乗り換えるのがいいと思います。ただ今のところ、同種のサービスの中ではデータ通信も通話も安くということを考えた場合、このOCNのプランに必要に応じて「楽天でんわ」のような相手の電話番号の前に特定の番号を付けて発信することで、携帯番号から安く電話できるサービスを加えておくのがベストでしょう。それほど電話を掛けない人だったらこの条件でも月額2千円以内でデータ通信と通話ができてしまうと思いますので(もちろん不用意に通話を繰り返すとその分料金はかさみますが)、スマートフォン一台でできるだけ安く電話もデータ通信もしたいと思われている方は検討の余地のあるプランだと思います。


格安バスツアーとうまく付き合う

 日本の自動車会社は空前の利益を上げているにも関わらず、国内の市場の先行きというのは全くの不透明です。というのも、10代の人たちが自動車免許を取らず、車も買わないという傾向が出てきているためです。それだけではありません。これを書いている時期はある程度ガソリン価格も下がり気味になっているものの、ガソリンは市場の動向により一気に上昇する可能性を常に秘めています。さすがに私はガソリン価格が上がったとしても車を手放すことはできませんが、公共交通機関だけで何とか日々の生活ができてしまう人を中心に、車自体を使わないライフスタイルというのも当り前になってきた部分があります。

 そういう人が安く旅行に行くためにどうするかということで、注目されているのが格安バスツアーでしょう。テレビのバラエティ番組では魅力的な面が強調されて出てくることが多く、新聞広告やチラシでも格安な金額が並びます。先日見たテレビのツアー紹介では、車で出掛た際にガソリン代や高速代、施設利用料を比べてこれだけ安くなるという具体的な比較がされていましたが、一人で旅行する場合の費用だけを見たら、車を出して一人旅をすること自体がばからしくなってしまうくらい差が付いてしまっています。

 車での旅がメインと考えている私としても、例えば個人ではなかなかチケットが取れない施設を回るとか、ツアーでないと利用できない施設が提供するイベントに参加したいという場合にはバスツアーを選ぶでしょうが、バスツアーはあくまで団体行動になるので、添乗員さんの指示通りに動くのが苦にならず、他の参加者との関係をうまく取れるかどうかが実際のツアーを楽しめるかどうかの分岐点になるでしょう。

 最近では小人数のグループで参加するのではなく、基本一名で参加するお一人様ツアーなんてのもあるので、見てくれは団体旅行でありなから自分の世界に浸りつつツアーを楽しむことも可能な場合もありますが、団体行動の規律を乱して集合時間に平気で遅れることを繰り返すようなことをやっていると、さすがにまずいでしょう。その点にさえ気を付ければ、うまく利用することはできるように思います。

 また、日帰りの周遊観光のバスツアーなら、現地まで車で行き、そこでの観光はバスに乗ってゆったりと回るという組み合わせも可能かと思います。有名な観光地を回るのにいろいろ考えたくないという場合はいいでしょうし、シーズンにマイカー規制が行なわれるような、自家用車が入ることができない場所が目的地の場合は、近くまで車で行き、路線バスやタクシーを使うよりも、日帰りツアーのある一番近い場所に車を置いて出掛けることができれば、ツアーの間は気苦労しなくて済みます。車であてのない旅をしている場合であっても、前日中くらいまでに予約ができるインターネットサイトを見付けることができれば、旅先から直接予約して参加ということもできるので、全く何の予備知識もなく出てきてしまった場合の選択肢として、そういったツアー予約のできるサイトをあらかじめリストアップしておくのも面白いでしょう。大手サイトの場合は前日の夕方までに予約すれば翌日の参加も可能というところも多いので、自分一人で運転するのに疲れた時に目先を変える方法としても長期にわたる旅の中ではいいアクセントになるのではないでしょうか。