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山梨県の道の駅めぐり その1 道の駅とよとみの「スイートコーン収穫祭」

 毎年6月の始めの土曜日に(詳細については道の駅とよとみのホームページをご参照下さい)、山梨県中央市にある道の駅とよとみで行なわれるのが「スイートコーン収穫祭」です。昨年もブログに書きましたが、今年はここから山梨県内の道の駅を巡ってきましたので、自分への備忘録をかねて紹介させていただきたいと思います。

 今年の収穫祭は昨日の6月9日に開催されました。当日朝に収穫されたゴールドラッシュという品種のとうもろこし(2Lサイズ)を約2万本販売し、一人ばら売り30本か箱売りのもの(2Lサイズ12本入り)3箱までという制限はあるものの、例年あっという間になくなってしまいます。ちなみに、今回の価格は一本200円(箱売りのものは別に箱代がかかかります)でした。

 事前の情報ではいつも午前9時からとなっているのですが、あまりに大勢の人たちが押し寄せてしまうためか販売時間を早めて対応することが多く、できれば午前8時前に会場に着きたいところです。しかし残念ながら、今年はちょっと出発が遅れてしまったので私が会場に着いたのは午前9時ちょっと前でした。それでも道の駅の向かいにある臨時駐車場に車をスムーズに停める事ができ、販売の順番待ちの列にすぐ並ぶことができました。人の列は道の駅の中だけでは収まらず、道の駅の外の歩道まであふれ出ていたのですが、すでに販売が開始されているせいか、時間をおくものの結構列は動いていました。

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 列が道の駅の中に入ったところで、体験収穫の案内(先着400名)や、写真のようにゆでたとうもろこしの試食があります。茹で立てのものをいただいたのですが、普段食べているとうもろこしと比べると甘さは段違いで、やはりこれだけの人が集まる理由がわかります。ただ私の場合、購入する段になって考えてみたところ、個人の制限リミットいっぱいまではさすがに買えないことに気づきました。人にあげるために多く買うなら別ですが、とうもろこしはできるだけ早く食べないと味が落ちるので、知り合いにおすそ分けする分なども計算に入れてリミット半分の15本を確保しました。

 そうして、何とか無事にとうもろこしを買い終えたのが午前9時半ごろでしたが、改めて行列がどうなっているか見たところ、ここまでは必ず買えるという(恐らく並んでいる人が全てリミット分買ったとしても何とかなるという感じなのでしょう)境目に「最後尾」というプラカードを持った人が立っていて、その後ろにいる人たちは買えない場合があってもしょうがないと思いながら並んでいるというような感じになっていました。どちらにしても午前中で用意した約2万本のとうもろこしが売切れてしまうわけで、結構凄いイベントですね。

 ちなみに、とうもろこしの時期には道の駅の中の即売所でとうもろこしは買えるのですが、どちらにしても売り切れ御免なので、この時期に道の駅とよとみでとうもろこしを買いたいと思われる方は、午前中の早いうちに到着しないと難しいかも知れません。とうもろこしに関係なく野菜の即売所は人気があり、夕方近くになると野菜そのものが全て売り切れになってしまっているところにも過去には遭遇したことがあります。ここに限らず、人の多く集まる道の駅で買い物をする場合は、午前中メインの予定を立てることをおすすめします。

 その後、道の駅ではないのですが山梨でのお土産といえば定番といえる信玄餅の「桔梗屋」さんの工場にあるアウトレットが置かれた売店へ立ち寄りました。ここのオープンは9時ということで、私の着いた午前10時過ぎにはかなりの観光バスが入ってきていて、売店内も芋を洗うような込み方でした。ここではテレビなどでも紹介されている信玄餅のつめ放題が行なわれているのですが、すでにつめ放題参加のための整理券の配布は終了していました。一応キャンセル待ちのようなものはあるようなのですが、当然ながら必ず待っていれば大丈夫というわけではありません。また、整理券を手にしても開店と同時につめ放題ができるわけではなく、整理券の順番に呼ばれるのを待たなくてはなりません。

 というわけで、今回はつめ放題は諦め、どれもだいたい半額になっている別のお菓子を買って帰りました。個人的には信玄餅よりも、桃の形をしたお饅頭「信玄桃」の方が好きなので、箱なしで半額の262円であったものを一つ買ってきました。

 私の到着した午前中の段階では何と298円という低価格の各種お弁当も結構在庫があり、そば・チキンカツ・酢豚・豚すき焼き・中華丼など、さまざまな弁当が並んでいました。安いしおいしそうだったので買おうかとも思いましたが、買っても食べる場所がないと思ったので今回はパスしました。安いとついつい何でも買ってしまいそうになるのですが、買いすぎには注意したいですし、このアウトレットで買ったものを人にあげる場合、値段がわかるように刻印されているものもありますので、あげる人によっては正規品を買った方が無難だと思います(^^;)。

 とりあえず今回はここまでとしまして、改めて次回以降は別の道の駅の話をさせていただきたいと思います。


本当にそれってお得ですか?

 近頃は少なくなったものの、営業を名乗る電話や直接販売目的で訪問されることは結構あるのですが、私が自宅にいる場合はたとえそれが大福売りであっても(^^;)きちんと断っています。そんな中、先日私がいない時に自宅に飛び込みの営業の人がやってきたようで、その時応対に出た家族が半ば興奮して、プロパンガスの料金が劇的に安くなると言われたとパンフレットを持ってきました。プロパンガスは都市ガスと違って公共料金でなく、ガソリンのように業者ごとに自由に料金を決められるので、そういったセールストークで契約の載せ替えを目指して回っているのでしょう。どちらにしても全くの飛込みでやってくる人というのは信用ならないので、一応どういう仕組みで料金が安くなるのかとパンフレットにある企業名をネット経由で調べてみたところ、やはりというか安さには裏があることがわかりました。

 今回自宅にやってきた人がどう説明したかは私は直接聞いていないのでわからないものの、多くの情報を参照すると、自由に決められる料金があるということは、突然値上げしても事後承諾のような形で行えるということでもあります。私の調べた範囲の事例では、当初の安い料金がいつのまにか高くなっていて、解約するにも簡単に行かない事があるところまでわかったので、たまたまその後にガス器具の検針にやってきた今契約しているガス会社の人に具体的に飛び込んできた業者の名前を出して聞いてみたら、そういった業者の悪い評判か自分達にまで飛び火し、返答に辟易する事もあるとの事でした。

 今回、こうした事が身近で起こったことで、今後同じような話がやってきた場合には家族もそのつもりで対処できますが、きちんと調べられる環境がもしなかったとしたら、私も簡単にセールスマンの口車に乗って不利益な契約をさせられてしまう可能性はあるんですね。明らかな詐欺ならばわかるかと思いますが、今の世の中というのはグレーゾーンというか、ちょっとした心の隙間に言葉巧みに入り込んでくるようなものが多いということだけは言えるのではないかと思います。こうした事にひっかからないためには、話を聞いたり説明文を読んですぐに契約したりネット上でクリックしたりせず、一呼吸おいて改めてネットをくまなく調べ(サイトによっては悪い評判が検索の最初のページに上ってこない場合もありますので、複数のページを確認するか検索ワードを変えてみるくらいの念の入れ方は必要だと思います)、そこまでしてから契約するかどうか考えても遅くはありません。

 個人的には大きな契約や詐欺そのものに引っかかる前に、テレビやネットであたかも便利に使えますよといった便利商品について、興味があって欲しいなと思った際に改めてネットでの評判を調べ直してみることをおすすめします。もちろん、こうした商品自体が全く使いものにならないという事ではありません。中には看板に偽りありのすれすれの商品もあるでしょうが(^^;)、自分の使い方には微妙に合わないのに強烈にプッシュされる商品のメリットを過大評価しすぎてしまうきらいがありますし、よくよく調べると同じものがホームセンターに安く売っていたりする場合もあります。私のこのブログを始めた頃はブログ更新のために必要もなく使えないものをいろいろ買ってしまいましたが(^^;)、最近はそれでもあからさまな失敗は避けられるようになった気がします。

 しかしそれでも相手は言葉巧みに直接ないし間接的に(テレビのコマーシャルやあおり文句の入ったウェブサイトなど)私たちの興味を引こうとします。これは買い物ではないのですが、車中泊の旅で訪れたとある街のお祭りにお化け屋敷が来ていまして、呼びこみのおじさんが大変魅力的な口上で中に入ってくれと呼びかけているのに遭遇しました。今思えばICレコーダーで録音しておけば良かったと思ったのですが、その誘いに乗って入ってみたところ、中は全く恐くなく、女性とみると見境なしに抱きつこうとするセクハラお化けがいるだけの小屋でありました(^^;)。その時はだまされたという感じもありましたが、逆にあの呼び込みの口上にお金を払ったようなものだなと、その芸に感心したのを覚えています。本来はこのような少額の被害を繰り返す事で大きな被害を避ける知恵が付くのではないかと思いますが、さすがに大きな金額が動くもので失敗したら大変です。今はちゃんとネットを使えばうさんくさいものはたいがい出てきますので、くれぐれもあなたを騙そうとする輩にはご注意を。


サクラ印 非常災害用はちみつ 110g

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 非常用の食料というのはあらかた紹介してきたつもりですが、先日になって近所のホームセンターへ行ったところ、5年の賞味期限のあるハチミツの缶詰が売られていました。いざという時にはこれだけしかなければ少しずつ舐めていただくようになるかと思いますが、基本的な食べ方というのは何かにつけて食べるというパターンになるでしょう。カンパンやクッキーにつけてもいいですし、お湯に溶かして飲んでもいいし、ある意味今まで紹介してきた非常食と比べると毛色が変わったものではないかと思います。

 これを備蓄しておいて便利な点は他にもあります。たとえば大量のカンパンを蓄えておいて賞味期限の5年が到達した場合、食べないでそのまま捨ててしまうなんていう最悪のパターンもありえますが、ハチミツの場合はパン食が普通のご家庭なら簡単に消費できてしまうでしょう。

 ただ、これだけをそろえてもお腹にたまらないので、最初に書いた通りハチミツをつけて食べるような別の非常食と一緒に保管しておくのがベストでしょう。個人的にはそれ自身がそれほど甘くないリッツと一緒にして味のバリエーションを楽しむのがいいかと思うのですが皆さんはいかがでしようか。

 と、ここまでいいことばかり書いてきましたが、ちょっと心配なところもあります。ハチミツは液体であるので、一旦開封して食べようと思い部屋や車の中でこぼしたりしたら大変な事になるという危険性と隣り合わせでもありますね(^^;)。災害用で賞味期限を長く設定するために、同社の製品の主力となっているチューブ式にすることは難しいことはわかっているのですが、小分けにしたアルミパックに収納することで5年の賞味期限を実現した井村屋の「えいようかん」のような例もあります。個人的には一本ずつ使いきりの小分けされたチューブのセットがそのまま災害用の賞味期限5年というような形で出てきてくれると、無駄なく災害時にも消費できて便利なような気がするのですが。また、同じようなチューブで練乳なども災害用として出てきてくれるといいなとも思います。

 もっとも、どうしても小分けしたものが欲しければ、ハチミツでも練乳でも今の普通の商品を購入し、賞味期限ごとに食べきるようにしてもいいわけです。ただそれですと、他の非常食と同じところに保管していると、ついつい食べるのを忘れてしまって結果的に勿体無い買い物となってしまう可能性もあるので、できれば非常食の用意という事では、5年の賞味期限のついたものをまとめておきたいところです。食卓にハチミツが欠かせないという方は、非常食と一緒にこの缶詰を一緒にしておけばその甘さが口に広がることでずいぶん安心できるのではないかと思いますね。


水素がガソリンの代替になったら

 今、低公害車として売れているのはガソリンと電気で走るハイブリッドカーか、電気のみで走るものが全てのような感じもあります。しかし、現在の技術における電気自動車は一回の充電で走ることのできる距離が少なく、急速充電ができるとは言ってもすぐには再び走り出せないなど、ガソリン車の使い勝手をそのまま電気自動車に求めても無理があります。ハイブリッドカーにはそうした問題こそありませんが、中の電池がへたってきたら、燃費は並以下の性能しか出せなくなります。さらに両車種に共通の問題として、車内に鎮座している燃料電池を交換するコストが相当なもので、果たして燃料電池を載せ替えてまで乗り続けられるものなのかというような問題があるにも関わらず、こうした車に関する批判があまり聞こえてきません。それは日本を代表する企業であるトヨタや日産、ホンダが大々的に広告をうって出しているからだとも言えますが、そんな中あえてそうした流れに逆行するような低公害車へのアプローチをしているのがマツダです。別に私はマツダの関係者ではなく、今乗っている車もスズキのワゴンRですから、あくまで冷静に今後の車がどうなるかということを見ていくとき、特に車中泊の旅行で日本全国を回るにはどれがいいかという観点から書いていることをまずはお断りさせていただきます。

 今出ているマツダの車は、ガソリン車で燃費を向上させたりクリーンディーゼルの車を出すといった、従来の技術に踏みとどまるような現実的な車であったのですが、発電機付き電気自動車というものを日本の官公庁にリース販売するというニュースが入ってきました。ニュースの内容だけではわかりづらいのですが、ハイブリッドカーではなく、あくまで電気自動車というカテゴリーで出すようです。以前から同社が研究してきた水素を燃やして走るエンジンは、ガソリンにと比べるとどうしても出力が足りない部分があるそうで、それならエンジンを発電用に特化し、コンセントからの充電をしなくても走れる電気自動車として水素を使おうということらしいですね。

 それではやはり電気自動車の電池の問題が同じようにあるではないかと言われるかも知れませんが、基本的な動力は水素でまかなうというのが他のエコカーとの違いです。電池の問題については以前にこのブログで紹介したような新しい技術が実現されるようになり、単価が下がれば一気に普及という事もありえるかとも思いますし、このような車が普及してくる頃にはそうなってくれないと困ります。それが前提ではありますが、ガソリンの代わりに水素で走る車が一般化した方がいいのではないかと私には思えます。

 それはなぜかと言うと、水素を生成しガソリンの代わりになるくらいまで普及したとしたら、今までのように海外のマネーゲームに巻き込まれることなく安定した価格で車の燃料を手に入れることができるようになるからです。それは現代の日本における大きな問題であるエネルギー問題解決の一助になるのでぜひ普及へ向けて走り出してほしいものです。それと同時に、車中泊をする上でもガソリンが水素に置き換わるというのは個人的には歓迎すべきところが多いと思っています。

 というのも、車自体が水素を使った発電所のようになるわけですから、現在の長時間アイドリングに対する問題の一部がクリアになるというのが大きいですね。水素を燃やしたり水素を使って発電しても有害物質は出ませんので、ガソリン車のアイドリングのように大気汚染をしないというメリットは大きいでしょう。水素を爆発させて動くエンジンの騒音の問題さえクリアできれば、夏の暑い日でもエアコンを使いながら就寝するような事も普通にできるようになるかも知れません。また、雪でマフラーがふさがれたような状態でも、車内の燃料タンク爆発の危険性さえ何とかすればガソリン車のように窒息死するような危険もなくなることが予想されます。

 今のところ官公庁という、ごくごく限定されたところでの利用ということでテストという意味合いも兼ねているかと思いますが、今後こうした脱ガソリン車が普及していくためには、水素の供給をどうするのかとか、水素を溜めたタンクが爆発する危険性はないのかという根本的な安全の問題など、クリアすべき問題は多いかと思います。さらに車中泊のために使うなら今のガソリンスタンドすべてに水素供給可能な施設がないと現実的ではありませんし、やはり問題は水素をどう大量に保管・供給し、運搬していくかにかかっていると言えるでしょう。これを日本が世界に先がけてやることができれば(安価な燃料電池の開発も含めて)、とてつもないアドバンテージになると思うので、日本のメーカーにはぜひこうした技術にも力を入れて欲しいものです。


docomo Galaxy S II SC-02C その2 バッテリーの持ちを良くするために

 この機種に限らずスマートフォン使いのほとんどの皆さんは、あまりにすぐに消耗してしまう電池の持たなさに辟易してしまっていることでしょう。購入してすぐさまざまなアプリを入れ、Wi-fiも常にオンにしながら3Gも使うように設定し、音楽プレーヤーとして使うようもなくただメール確認やちょっとしたメモ書きにしか使っていなかったにも関わらず(もちろん、省電力機能はONにしてあります)、お昼にはバッテリー残量が50%に近づき、夜になるとさらに容量が減っていきました。これは中古の白ロムを買ったのでバッテリー自体がへたってきているのかと思ったのですが、とにかく自分なりに対策を試してみました。

 まず、標準のアプリケーションで「ecoモード」というのがありましたのでこれを有効にし、画面のバックライトがすぐ消えるようにしました。アプリのチェック欄にはWi-fiとBluetoothを無効にするチェックがあるのですが、これにはあえてチェックはしないで、普段は切っておき使う時にしかONにしないようにしました。3G通信だけならそれほどバッテリーを消費しないような感じがしますが、それでもアプリが勝手に通信しないような対策も行ないました。数多くインストールしているアプリのうち、全く使っていないようなものもバックグラウンドで起動し通信をすることでバッテリーを消費しないよう、「Automatic Task Killer」というアプリを入れてみました。このアプリは、本体がスリープ状態になった時に、強制的に指定したアプリを終了させてくれるもので、私は主に使用頻度の低いアプリにほとんどチェックを入れて、使っていない時の電力消費ができるだけ少なくなるようにしています。

 また、これはバッテリー消費に影響を与えるかどうかわかりませんが、設定メニューの「無線とネットワーク」から「モバイルネットワーク」を選んだ先にある「ネットワークモード」を自動モードから「3Gのみ」に変更しました。国内で動かすだけならGSMは必要ありませんが、海外に持っていく場合はこの設定を変更しないと通信ができませんのでご注意を。

 とりあえずやったのはこれだけなのですが、あと気を付けているのは標準搭載のアプリ「タスクマネージャー」を気にして、起動中のアプリがあったら極力終了させることぐらいです。こんな事でもバッテリーの持ちは飛躍的によくなりました。画面から手を離してちょっとしか経たないのにすぐに画面が消えて一部のアプリケーションが終了してしまうというのは使い勝手が悪いようにも感じますが、それも電池を長持ちさせるためで、電池が空になったら何も使えなくなってしまいますので、少々の不便には目をつぶるべきでしょう。

 ちなみに、対応後のバッテリーの減りは一日まるまる使っても50%以下になることはなくなりました。早まってすぐにバッテリーを発注しないでよかったです(^^;)。もちろん旅行などで普段以上に使い込めばこうした対策をしてもバッテリーは一日持たないと思いますので、予備バッテリーか外付けのバッテリーと併用することになるでしょう。でも、いざという時にそうした予備バッテリーが使えない場合もありますので、省電力につながる使い方も今後も続けていこうと思います。


docomo Galaxy S II SC-02C その1 購入まで

 6月になり上着を脱いで活動することが増えてきました。今年は特に節電が奨励されるということもあり、今使っているGalaxy Tabとは別に、シャツのポケットに入るぐらいの大きさのスマートフォンに作業を集約することを可能にしようと思い立ちました。もちろん7インチのタブレットにも頼る場面はあると思いますが、私の場合最低限の機能がすべて入ったスマートフォンが一台あるにこしたことはありません。

 そういうわけで、アンドロイドを使ったできるだけ多くのアプリケーションが動くスマートフォンを物色することにしました。様々なメーカーから様々なスマートフォンが出ているので、選択肢はそれなりにあるかとも思えますが、新規や機種変更で契約を伴う形で導入するのではなく、中古ショップにある白ロムの中でもお手軽に買える中での選択となります。以前書いたものと重複してしまいますが、私が使っているデータ用のSIMIカードはIJmioの128kbpsのスピードしか出ないプランを標準SIMで使っていることから、microSIM対応のスマートフォンは一切考慮に入れていません。その他、私が購入前に重視したことはこのような事です。

・別にSIMカードを差せるルータがあるので、スマートフォン自体のLTE対応にはこだわらない
・契約しているデータカードではおサイフケータイは使えないので、対応はなくて良い
・android 2.3のもの(アプリを動かす関係)
・大きさは、Yシャツの胸ポケットに入るもの
・プリインストールアプリについては、エクセルの編集ができるものが最初から入っていた方が良い

 以上のような項目を考慮して選んだのが結局またGalaxyシリーズのGalaxy S IIでした。現行機なら同じGalaxy S IIでもLTEとなるでしょうが、白ロムの値段が高いということと、普通に使う分にはそれほど差は感じず、さらに電池の持ちは非LTE機の方がカタログ上はいいということも決め手になりました。

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 購入したのは近所の中古ショップで、このまま買って大丈夫かなと思ったのですが、一応前のユーザーが料金未納によりスマートフォンそのものが使えなくなってしまう「赤ロム」現象が起こった場合の対応がしっかりしていたということで、複数台あった中から一台を選びました。裏蓋にのみ目立つ傷はあるものの、写真のようにシリコン製のカバーを装着したので全く問題ありません。液晶画面にはちゃんと保護シートが張ってあり、画面の傷などが一切なかったということが決め手となりました。

 価格については、購入した当時はショップによって価格にかなりの開きがあったのですが、現状での適正価格というのは大手の中古を扱う「ソフマップ」とか「じゃんぱら」などのサイトでどの程度の製品がどのくらいの価格で売られているのを確認しておくことが白ロム購入の場合には重要だと思います。ちなみに、私の買ったものは本体のみということもあり購入時の相場よりも多少は安く買うことができました。

 買ってみてまずはGalaxy Tabに入れているアプリを入れるなどして環境設定をしていったのですが、前オーナーの撮影したと思われる合コンの写真が中に残っていたのにはびっくりしました(^^;)。さすがに気持ちが悪いので消してしまいましたが(^^;)、中古でプライバシーの詰まったパソコンやスマートフォンを売ったり人に譲ったりする場合は改めて注意が必要なことを実感した次第です。Galaxy S IIのカメラは撮影時にサイズの変更ができませんので、メールに添付して写真を送りたい場合はアプリなどを使ってリサイズを改めてする必要があるため、基本的にはカメラとして使わずにQRコード読み込みのためにのに使おうと思っていますが、ネットにアップするためにスマートフォンのカメラを使いまくっている方は、手放す際にはしっかり消し忘れがないか確認しましょう(^^)。


3-4 ACアダプターの共通化・コンパクト化について

 今まで紹介したバッテリーをどこでも充電するためには、やはり家庭用のコンセントや車のシガーソケットに接続するインバーターを通じて行なうのがセオリーかと思います。ただ、さまざまなバッテリーや電子機器をお使いの方はおわかりかと思いますが、それぞれの機種にそれぞれのACアダプターがある場合、それを全て持ち歩くなんていうことはとてもではありませんができないでしょう。

 そういうこともあり、私はここまで挙げさせていただいたバッテリーやモバイル機器を充電するためのACアダプターは、同じものを使い回せるように機器の選定を行ない、USB出力のもので充電できるものを選んでいます。

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 一般的にパソコンのUSB端子から給電する出力は5V500mAですが、写真にある小さい方は5V1A、大きい方は単体で5V2Aで、付属の二股コードを使うことで1Aずつにも分割できます。大容量バッテリーやスマートフォンを短時間で充電したい場合には2Aで使い、携帯電話だけなら分割して使うなどの使い分けが可能なので結構気に入って常備しています。ただ、これらの製品は古いものなので、現行品を購入するに際しては今お使いのスマートフォンやタブレット端末の充電ができるかどうかの情報を確認して購入するのがいいでしょう。ものによってはここで紹介したものより高性能である、同じ総出力2AでもUSBを4ポート常備したものまであります。

 ちなみに、お使いの機器を充電するケーブルについては、携帯電話各社やスマートフォン用のものはそのほとんどが100円ショップで手に入ると思います。USB端子に繋いで充電するケーブルということでまとまっていますし、汎用のバッテリーを充電する場合、ケーブルのタイプはPSP用で間に合うと思います。他にもNintendo DS用のものもありますので、これはお好みで入手すればいいでしょう。外出先でコンセントを使わせてくれるところがあればそのまま使えばいいですし、車の中で複数の機器を充電したい場合は家庭用コンセントを車内で使える環境をあらかじめ車内にそろえておきましょう。

 あと、注意したい点として、紹介したアダプタは全て5Vのものなので、一部のタブレット端末やパソコンでは利用できないものもあります。普通のパソコンに付いているACアダプタは今回紹介したタイプのアダプタでは充電できないと思いますのでその点は十分にご理解の上こうしたアダプタをお使い下さい。個人的にはパソコン付属ののACアダプタにUSB出力が付いたものがあればとても便利に使い回せると思うのですが、パソコン自体も買い替えすることでまたACアダプタの種類が変わってしまうのが問題ですね。せめて携帯電話やスマートフォンのように、大体の仕様が決まっているネットブックなどで共通のACアダプタを採用するとかしてくれれば、電源回りはずいぶん便利になるような気もするのですが。ただ今のところ、ノートパソコンは常に持ち運ばないことにし、常時携帯するものの充電にはこのタイプのアダプタで全て対応可能なようにしているので、取り回しは楽になっています。まだこの種のアダプタをお持ちでない方は、旅行用として一つ揃えておくと何かと便利です。


キングジム ポメラDM100 その8 VAIO type P 専用ケースを強引に使う

 アウトレットという言葉を聞くとついつい興味がないジャンルのものでものぞいてしまうのが私の悪いクセなのですが、さしあたって必要がないものでも、旅行で便利そうだとか限定的に使えそうなものが安くなっているとついつい手がのびてしまいます。

 今回の買い物はまた後日紹介する予定のネットのネットワーク関係の周辺機器を主目的として注文しようと思ったのですが、ショッピングサイトが商売上手で安いもの一つだけだと所定の送料が別にかかるようになっていました。今回使ったのはエレコムのダイレクトショップなのですが、同じエレコムでも楽天のショップとは違い商品金額2,100円以上なら送料が無料になるということなので(楽天の場合は3.150円から)、まるで以前あったテレビのバラエティ番組のように、商品合計が2,100円ぴったりに近くなることを目標に小物をあれこれ探してまとめて注文することになりました。

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 そんな中、写真のSONYのパソコンVAIO type P専用の低反発ポリウレタンを使った衝撃吸収ケースが、色がオレンジなものの(^^;)、まさに衝撃価格の294円でアウトレット販売されていたので、とりあえず何に使うかも考えず、注文するものの中に入れてみました。うまくいけばポメラかLifetouch Noteを収納するのに使えるかなとも思いましたが、使えなかったらそれはそれで、さまざまな小物をまとめて入れるように使えればいいやということで、やってくるまでほとんど期待していなかったのです。

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 昨日になって荷物が届き、とりあえずこのケースにLifetouch Noteを入れようと頑張ったのですが、やはりLifetouch Noteは本体の厚みがあるので全くファスナーが閉まりませんでした。で、いよいよポメラを取り出して入れてみたところ、写真のようにかなり窮屈なくらいぴったりにはまりました。

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 残念だったのはポメラにあるストラップホールの部分がはみ出してしまうので、このケースに入れて持ち運ぶ場合は雨の日などにはおすすめしませんが、別の大きいバッグの中に入れて運ぶ分にはこれで十分という感じがします。100円ショップのペットボトルケースから考えるとかなりのグレードアップですが、そんなにお金はかかっていないというかなりコストパフォーマンスが高い、いい買い物になりました。もっとも、これだけ単体で買うと送料は525円かかってしまうので、安さも半減してしまいます(^^;)。ちなみに、製品の型番はZSB-IB021DRです。近所のパソコンショップのワゴンセールの中に埋もれているかも知れませんので、ポメラのいいケースがないかと探している方は、ぜひチェックしてみて下さいね。


情報は総合的に判断しよう

 今さらな話かも知れませんが、以前よりは「車中泊」というものがブームとして紹介される事は少なくなってきたと思います。というのも、車中泊の旅というのはある意味高速道路の無料化や、土日・休日の高速道路1,000円という政府の方針に乗っかるような形でブームとして仕掛けられたような感じもするわけでして。ただ今でも土日・休日はETC利用で一般料金の半額となっていますので、以前と比べても安価に旅に出る手段としての魅力は薄れてはいないと思うのですが。

 しかしながら、単に安さだけで言うならばもっと交通費が安くなる旅の形態も現れた事で、以前車中泊の特集をしていたテレビなどは、今積極的に格安航空会社の衝撃的な価格設定についてほとんどその会社の宣伝のような情報を流しています。

 他の方はどうか知りませんが、私など暦通りしか休みが取れないような仕事をしているので、ゴールデンウィークや年末年始をのぞけば、金曜の夜に出て、最長で月曜日の早朝に帰ってくるような(当然そのまま仕事に行くようになります(^^;))三泊四日の行程を作るのが精一杯です。それだけ時間を取ってどこまで行けるかという事になるのですが、高速道路を利用して北海道や九州へ行ったとしても、事故なく帰ってくるのは大変で、旅行に行くというよりも単に運転して疲れに行くだけになってしまう可能性さえあります(^^;)。しかし、格安航空会社による航空券と現地でレンタカーやお得なキップを組み合わせ、宿泊はビジネスホテルで妥協すれば、現地までのガソリン代+高速代や途中に休憩する際に買ったりするものとかを考えると、それほど差がないような気がします。まさに格安航空会社はお金を掛けずに遠くへ旅行できる庶民の味方だということになるのかも知れませんが、私はこの話はそう単純なものではないと思います。

 テレビの情報番組では、つい先日まで関越道で起きた高速バスの事故について検証していて、金沢~東京ディズニーランド間を3,500円で結ぶ夜行高速バスの運賃の妥当性についてかなり厳しい調子で批判していたと思います。私も安全性あっての運行だと思いますし、安値競争から撤退する事がまず大事で、最低でも運転手は2名の交代制にし、一人の走行距離も少なくすることでかなり危険性は減らせる可能性があります。さらに、過酷な勤務になる運転手さんへの人件費もしっかり計算し、適正な運賃を割り出すべきでしょう。本来は政府がしっかりと指導し、現場の運転手や添乗員が不当な労働を強いられている事が予想されるバスツアーを見付けたらすぐに対処する事がこのような悲惨な事故を起こさないための方法ではないかと思っています。

 この考え方は、当然飛行機についてもあてはまる話ではないかと思います。飛行機の場合は墜落したら乗客乗員全員の生命の危険がありますから、何が何でもまずは安全対策を優先すべきでしょう。ご祝儀的なその場限りのバーゲン価格については人集めのための広告費のようなものでそれほど問題にはならないと思いますが、今後運行していく中で通常期の最低運賃がどのくらいなら安全に運行ができ、さらに乗務員の方々のお仕事の内容に対する正当な報酬が支払われるのかという話を抜きにしては格安航空を私は評価できないような気がするのです。単に安ければ嬉しいという事で語られている今のテレビなどの論調は、高速バスの事故の教訓を全く考慮していないという点で、かなりの不信感があります。

 格安航空会社の中には他社の運賃を比べてそれより安くするというところもあり、価格を下げ続けることで現場の人間にしわ寄せが及ぶことが今から心配されます。価格を下げ続け、結果として非常識な料金設定がまかり通るようになってしまえば、中小でやろうと思っている人たちは完全に蚊帳の外に置かれます。自由競争というと聞こえはいいですが、まさに弱肉強食の世界で生き残ったところも青息吐息で、お互いにいつ倒れるかわからないという状況が今の一部の高速バスの競争の成れの果てだと思うと、その中でのミスが重大な事故に直結するような業種については、単に安ければいいという事とは違うのです。格安航空会社も、十分に人件費を出した上で利益を確保し、その中でバーゲン価格で出してくれるなら安心して利用できるようになるのですが、人集めのために無理をしていないかという事は今後も注目していく方がいいような気がします。

 そういう意味ではあくまで自分の責任で出掛け、調子が悪かったり天候が悪かったりしたら旅そのものを中止する自由がある車中泊の旅は、自動車事故にさえ気を付ければ、私的には十分納得できる旅の方法だと思います。少々大げさかも知れませんが、自分の命を他人に預ける以上は、表面的な情報のみに踊らされる事なく、冷静に判断したいものですね。


PENTAX K-30 日本販売ラインアップとあると面白いアクセサリー

 先日、海外発表があったPENTAX K-30が日本市場においても近日発売という発表がメーカーからありました。早く出てくれればこれからの梅雨の時期から使ってみたいと思われている方も多いかと思います。価格はオープンプライスですが、メーカーのオンラインショップの価格は、以下のような形になっています(ちなみに10%のポイント還元あり)。

・本体のみ ¥79,800
・レンズキット(DA L 18-55mm F3.5-5.6 AL) ¥89,800
・ダブルズームキット(レンズキット+DA L 55-300mm F4-5.8 ED) ¥109,800
・18-135WRキット(DA 18-135mm F3.5-5.6 ED AL(IF)DC WR) ¥119,800

 量販店での価格というのはこれを基準にして決まってくると思いますが、本体の性能などを考えるとそれほど高くないという印象です。防滴防塵で小型のオリンパスOM-Dと比べてもこちらの方は光学ファインダーを搭載し、画質を決めるセンサーも大きいので、本体の大きさを差し引いてもかなり頑張った価格で出してきた感じです。もちろん発売から時間が経過して売れ残るなどした場合はここからさらに値段は下がるでしょうが、私もすぐに買うか今使っているデジカメを使いながらさらに待つか悩んでいるところです。

 今まで全くデジタル一眼レフカメラを使っていない人が購入する場合、レンズキットのうちどれを買うか悩むところではあると思います。ただ、本体の防滴防塵を生かすなら、レンズも同じ防滴防塵でそろえないとレンズの方から水が入ってくるような事も考えられます。防水の18-135WRというレンズは広角からちょっとした望遠域までカバーすることのできる撮影範囲が広いレンズですので、値段的には一番高いものではありますがなかなかおすすめです。ちなみに、本体とレンズ単体を別々に買うよりも現状で1万円程度お買い得なので、今後価格がこなれてくる事があれば、かなりお買い得な組み合わせになるでしょう。将来的にどうしても望遠レンズが欲しいという場合は、改めてレンズ単体を購入すればいいわけですし。

 今回の発表で先日に書いたことに加えてK-30について興味深く思ったことに、別売りアクセサリーで簡単に天体写真が撮影できるGPSユニットO-GPS1が使えることがあります。だいたい2万円くらいするユニットなのですが、これをカメラ本体に付けると、簡易天体追尾撮影機能「アストロトレーサー」が使え、普通の三脚にカメラを固定するだけで日周運動をする天体を追尾し、固定したままの撮影では流れてしまう星を点の形で捉えることができます。

 今までは天体写真を撮るためには、望遠鏡がのっているような大がかりな赤道儀という装置を揃え、北極星に向けて位置決めをし(これがなかなか大変な作業なのです(^^;))、撮影をしなければなりませんでした。しかしこのユニットとリモートシャッターユニットを揃えるだけで(カメラ本体でシャッターを押すと、シャッターを押した衝撃で画面がぶれてしまうため)あとはセッティングしてグラグラしない三脚を用意するだけで気軽に雑誌で見るような天体写真が撮れるようになるのです。車中泊で移動する場合、天体撮影に最適な周辺の明かりが漏れてこないところに簡単に移動可能ですから、全くの初心者でもセッティングをして適当に撮影するだけでもそれなりに天体写真が楽しめてしまいます。どんなものか興味のある方は以下のリンクの説明を御参照下さい。

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/special/20110708_458911.html

 日食や月食など大きく報道される天体現象の時だけ見たいというような方にとっては、これだけお手軽だとその時だけ使ってもいいでしょうし、今後肉眼で見える彗星が接近したような場合もこのユニットで結構いけるのではないかと思います。レンズの種類やシャッターを開けている時間によって(最長で5分までだそうです)仕上がりに違いが出てきますが、そこはデジタルなので失敗すればすぐにわかりますので、いろいろ条件を変えながら撮影を続けるうちにうまく仕上がるようになるはずです。このように、車中泊の旅に出た時だけ撮影するようなにわか天体写真でも、十分楽しめそうな気がして、こうしたアクセサリーとの組み合わせも実に気になっています。恐らく私もすぐに買えないとは思いますが(^^;)、単三電池が使えるということで長い期間に渡って使い続けられるカメラだと思いますので、価格の推移を見ながら貯金しようと思います(^^;)。



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