単三電池2本で動く アース製薬 電池でノーマット ドーム型

私の住む地域ではすでに蚊が出ているのですが、他の地域でもそろそろ出て来る頃ではないかと思います。自宅の蚊対策はここ数年、スプレーを一回部屋に散布して朝まで効果が出るというものにしていたのですが、今シーズンは考えるところがあって電池式のものを購入しました。「アース製薬 電池でノーマット」の定番です。

電池でノーマット1

以前購入したベープの「どこでもベープ未来」は最初から電池がセットされていたのに対し、アルカリ単三電池が2本パッケージに入っています。ちなみに、その電池はとりあえず使わずに充電池を入れて動作するかテストしたところ問題なく動いたので、メーカー推奨の使い方ではないかも知れませんが、充電池で動かすことにしました。

なぜそんなことをするかと言いますと、電池を新たに購入して捨てるという形にしたくなかったということと、スイッチの部分にあるLEDライトが薬剤の残量だけでなく電池の容量も表示してくれることがわかったからです。

電池でノーマット2

写真のように緑に点灯したLEDが消えたら電池が消耗していることを表わし、黄色のLEDが点滅したらカートリッジの交換時期を表わします。今回購入したセットについていた薬剤は180日用となっていますが、延べにすると1,440時間効き目が続くとのことで、一日8時間使い続けた場合の日数になっています。容量の少ない充電池をあえて使えば、もし本体のスイッチを消し忘れたとしても自動的に電池が切れてファンの回転が止まるわけで、ある意味無駄に動かさなくて済むというところもあります。

ですから、エネループで使う場合はスタンダードタイプではなく容量の少ないものをあえて使ったり、100円ショップで性能が不明なものを用意しこまめに交換するように使うことで、新品のアルカリ電池を入れて使うよりもエコに使い回せるということはあるような気がします。ただ、夜に蚊が出てきたのに寝ている間に止まってしまうのは困るので、私のように充電池で運用される場合は、スイッチを入れた時に緑色のLEDがしっかり点灯するかどうか確かめるようにしましょう。

蚊取り器を用意する場合、蚊取り線香から液体リキッドを使ったAC電源を使ったノーマットタイプや、一日ごとに使えるマット式などいろいろあります。それぞれの状況によってどれがいいのかというものは変わってくるかと思いますが、一つ気を付けていただきたいのが、蚊の駆除を目的にしていながら、肝心の薬剤が蚊に効かないというパターンもあるので、まずはそれに気を付けていただきたいです。

というのも、先述の「どこでもベープ未来」は蚊ではなく「ユスリカ・チョウバエ」に効くもので、他の製品にもこの2つの虫にしか効かないものが売られています。ユスリカというのは迷惑な虫ではありますが人間に付いて血を吸うことはないので、うっとうしいことを我慢すれば何とかなる人もいるでしょうが、蚊に刺されて痒くなることを防止することができない以上、私はこの種の薬剤は使わないことにしています。

この「電池でノーマット」は蚊成虫を室内では駆除し、屋外では忌避に効果があるので、自宅だけでなくキャンプや車中泊の旅でも十分に実用になります。また、もし大きな災害に見舞われて屋外で避難生活を夏にしなければならなくなった時には大いに役立つように思われます。

蚊が出てきたら屋外にいても自分の近くに置けばそれなりに効果が期待できるでしょうし、単三電池2本で動くことから急に電池切れになっても充電や再入手が容易です。さらに、ワンプッシュタイプのものと併用すれば、蚊が入ってきた時だけスイッチを入れて逃げたら止めるとか、180日タイプでも一シーズン持つような運用の仕方も可能でしょう。

また、コードレスであることを生かして部屋を移動する際には持って移動するなど、それぞれの部屋に置かなくてもいいような使い方もできるように思います。これを非常用持出袋に入れておく必要はないと思いますが、いざという時にはこれをバッグに入れて逃げられるようにしておけば、後で必ず役に立つでしょう。


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