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公営のままがいいか民営化がいいのか

このブログで何回もお伝えしている静岡県の清水港から西伊豆の土肥港を結ぶ「駿河湾フェリー」の運行について、現在運行している会社が2019年3月で航路を廃止すると発表したことで、静岡県がフェリーの存続を見据えたプロジェクトチームを作り、今後どうするのか考えているということで、その状況を地方ニュースが入るたびにここでも紹介しています。

先日は、伊豆の観光関係者の方々が存続を県に陳情していることがニュースになっていましたが、何らかの対策をしない限り、航路自体は赤字体質を逃れることはできないので、静岡県の判断になりますが、そのまま廃止ということも十分考えられます。

普通に考えると、採算が取れないなら赤字を垂れ流すよりもすっぱりやめるのが筋だということになるかも知れませんが、その考えを貫き通すと過疎化が進む地方の村や町の中には自身で住民サービスをやりくりできないところもあります。私はそのような地域に住んではいませんが、観光という名目で訪れることもありますが、世の中が都会だけになったら田舎らしく作ったリゾートが残るだけになってしまいかねません。

今後、そうした土地で生活している人たちをどうするのか、政策次第で変わることになるでしょうが、あえて赤字路線でも交通手段を残すことの意味というものもあるということで、私の住む静岡市のケースを今回紹介させていただきたいと思います。

私は実際に乗る機会がなかったのですが、かつてJRが国鉄と呼ばれた時代に、全国で一番短い路線が静岡市にありました。鉄道に詳しい方はご存知でしょうが、1984年に廃止された清水駅と三保駅を結ぶ「清水港線」です。

この路線は距離が短いだけでなく、私が知った時には一日一往復しかしないダイヤになっていたので、よほど鉄道が好きでなければ乗りませんで、結局当時は何の感慨もなく廃線になったニュースにも無関心でした。元々は三保方面にある工場まで行く貨物支線として始まり、荷物の輸送が鉄道からトラックに変わる中でその役目を終えたと見られて廃止になったわけです。

しかし、1984年で廃止されずに地方の足として赤字覚悟で残していたら、また変わった運命を清水港線はたどったかも知れません。その9年後にサッカーJリーグが発足し、初年度からご当地の「清水エスパルス」がJリーグ最初の10チームの中に入りました。現在の清水エスパルスのホームスタジアムは、清水港線の廃線跡から歩いてもそれほどかからない所にあります。今までもそしてこれからも、全国からエスパルスとの対戦チームのサポーターがやってくるのですが、現在のように渋滞が起こったら帰りの時間が読めないシャトルバスでの移動よりも、試合の時には臨時便を出したりしてスタジアムにいる人の多くを時間通りに運ぶことができる鉄道の方が好まれるに決まっています。

さらに、2013年には富士山が世界文化遺産登録された際に、富士山から遠く離れていながらも美術作品などで富士山とセットで紹介されることが多く、その眺望も素晴らしいということで三保の松原が世界文化遺産に選ばれることになりました。そのため、今までとは比べものにならないくらいの観光客が訪れることになったのですが、今までは松の群生するすぐそばまで観光バスで行けていたのが、あまりにも多くの人が来ることによって松の生育に影響を与えるということで、観光バスの駐車場から三保の松原までかなり歩くことになってしまいました。

もし清水港線がエスパルス人気のお陰で存続していたとしたら、今も公園として残る旧三保駅からなら観光バスの駐車場より少し遠いものの、十分歩いて駅から三保の松原に行けるので、エスパルスの試合がない日でも週末を中心に観光客が安定して訪れる場所になっていたかも知れません。基本的なことですが、常に鉄道の路線として駅から歩いて行ける名所があれば、その観光地が知られていればなおさら、「静岡まで来たからついでに行ってみよう」と思う人も増えることが考えられます。特に三保の松原は世界文化遺産登録前から知られていた名所でしたから、なぜ観光路線として残すことができなかったのかとも思えます。

同時に、儲かるのは観光業者だけで鉄道会社は赤字を埋めるだけということになるとそれはそれで問題です。ちなみに、同じ日に廃線となった路線を第三セクターという形で路線を維持したのが岩手三陸鉄道の南リアス線と北リアス線になり、これも長い間赤字路線として苦労して維持されていましたが、NHKの朝ドラ「あまちゃん」の効果で多くの人が訪れるようになったのは皆さんご存知の通りです。

個人的には「駿河湾フェリー」は「清水港線」と同じ道を辿るようだと、もし浜岡原発で深刻な事故が起こった場合、住民を逃がすルートの一つが失なわれるという点もあるので、個人的には静岡県や私たち周辺住民の力も加えながら存続への道を探って欲しいものですが、なかなか背に腹は代えられないというのも事実です。改めてどんな結果が出てくるのかを今後も注目していきたいと思っています。


LCCで頻繁に旅行ができる人たち

これから学生の方々の長期休暇が始まりますが、データ通信が誰でも使えるようになったことと、格安航空のLCCを使った旅行に行けるというのは、そんなものがなかった時期に学生生活を過ごしてきた私などからすると大変羨ましいと思います。

たまたま見たニュースの一コーナーで、LCCを使いまくって安く長距離移動をしている人たちに取材している特集を見ていましたが、格安の中でも一番安い運賃でもさらに一番安い運賃のチケットを購入できたとしても、仕事や日々の用事について日程をチケットの方に寄せて変更する必要に迫られます。

もちろん、LCCを使いながら自分の休みが取れる日程に寄せていき、運賃の方が多少上がっても仕方ないとする方法もあります。テレビでは具体的な運賃を紹介しながらも成田から長崎まで千円を切るバーゲン価格で乗ったことを紹介しつつも、場合によっては安いことは安いものの大手の特割程度の運賃をあえて使っている状況もあり得ることを示しています。

そういう意味からすると、日々悠々自適に年金生活をしている人か学生でないとなかなか最低料金を目指してLCCを利用するのは難しそうですが、それともう一つ格差があるものとしては、地元からLCCが利用しやすいような場所に住んでいるかどうかということもあります。

そういう意味では東京と名古屋の中間点にある静岡に住んでいる私としては、多少時間はかかるものの成田空港や中部国際空港とそれほど離れていない場所に住んでいるのはそこそこ選択肢はあると思いますが、せっかく静岡にも空港があるのにそこから出発する国内LCCが全くないというのは、本当に残念であり本当に静岡に空港が必要なのか? という疑問も出てきてしまいます。

かくいう私も先日の沖縄への旅では最初から富士山静岡空港を使おうとは思いませんでした。LCCを使うなら成田か中部国際空港まで行くという選択肢の中、安いチケットの取れそうな空港から出ることになるでしょう。当然成田から出発して中部国際空港に戻るというパターンも考えます。

ただ、そうしても空港への交通費や場合によっては前泊のホテル代がかかってしまうので、それほど安く行けないというのが正直なところです。そう考えると、将来LCCを目一杯使っていろんな所に旅行に行きたいと考えられている方は、大きな都市の傍で暮らすのがいいという事になるかも知れませんが、今回ニュースに出てきた一つのパターンからもう一つの可能性を感じてしまいました。

というのも、関東近郊でLCCを使いまくっている月収約20万円という女性が、趣味の旅行に出掛けつつも、札幌市郊外で暮らす高齢の自分の母親に会いにいくのに、今までは年に一回出掛けるのが精一杯だったのが、今ではLCCを上手に使って月に一回は会いに行けるようになったという事例が紹介されていました。これは裏を返せば、札幌や那覇に生活の基盤を移すことで、LCCを使って日本国内の多くの都市に行けるということになります。しかも、人口は首都圏と比べると札幌も那覇も少ないので、チケットが取れる可能性も上がるかも知れません。

もちろん、今まで何の縁もない人が札幌や那覇に移住することの是非というものはあるかも知れませんが、安定して自宅からLCCを使える空港の近くに住むということでは茨城や千葉に生活の拠点を置くというのも一つの方法でしょう。

私自身は今後どうなるかはわかりませんが、飛行機で移動した先でレンタカーという形で回った方が効率的な上、LCCで安くチケットを手に入れれば他の公共交通機関で旅をするよりも安価に遠くまで行けることになります。今でも第二の人生を田舎暮らしでなんて風に考えている方も少なくないと思いますが、家族全員で移住する場合、格安で頻繁に首都圏と行き来できるLCCが使える空港がある田舎に移住するという風にすれば、家族の承諾も得やすくなるかも知れませんね。


来年のために旅行前の生活習慣を考える

こんな事を書くからには、今年のゴールデンウィークの旅行は諦めていると言われても仕方がないですが(^^;)、今年のゴールデンウィークは5月に入ると必ずしも天気が良くないと言われているので、なかなかどこかに行って楽しむということは難しいだろうという予想を含めての話になります。

基本的に車を運転して車中泊込みの旅ということを想定し、意外と旅行中の生活ということになるときっちりと朝早く起きて、夜になると疲れてそのまま寝るという行動パターンになる傾向があります。これは、旅行中には普段の生活と違い、車の中で寝ることになると気が張っているというのか普段より早く起きてしまうということは、先日紹介した小田原から東京への車中泊移動をした時の旅で実証済みです(^^;)。

ただ、あまりに早い時間に起きて活動していると、昼間から午後にかけて眠気に襲われるだろうということはわかるので、何とかして効率の良い睡眠を旅行中に得るにはどうすればいいのかという事を考えることにしました。

いろいろ調べたのですが、就寝前に温めのお風呂に浸かるなどという事はさすがに旅行中には難しいことがあるのでその方法は使えませんが、一つ来年のために自分でも覚えておこうと思ったことがあります。

というのも「脳の睡眠スイッチを入りやすくする方法」として言われていることに、就寝時間と起床時間を固定するのがいいということがあるそうで、車中泊ではどうしても早く起きてしまうということがあるので、連休前あたりから夜更かしをしないように心掛け、午後11時くらいに床に就くようにしておき、その反動でかなり早く目が覚めてしまっても二度寝はせず、目覚しを20分間隔で2回セットしておくというのがスッキリと目覚めるコツなのだそうで、できれば旅行にも持っていけるスマホのアラームなどできちんと時間をセットして就寝時間と起床時間を揃えるように自分の生活を変えてみるというのが、旅行先でも日常と同じような生活リズムを崩さないためにも必要なのかなという風に思えてきます。

テレビをどうしても見たいとか、夜でないとできないことがあるというものがあっても寝る時間を守ることができれば、早朝から起きられるなら起きてから録画した番組を見たり、自分でやっておきたいことを朝にやるなどの事までできるようになればしめたものです。大切なことは、連休が終わったらそこまで無理をしないで就寝時間と起床時間をずらしつつ安定させるようにもできると思います。今の時期は日の出の時間が早く、どうしても車中泊をしていて日の出とともに起きてしまう場合が多いので、もしお読みの方でゴールデンウィーク後半に車中泊の旅を計画している場合には、今からでも朝型に生活のパターンを変えてみてはどうでしょうか。


レンタカーは基本料金だけで借りると後悔するかも

すでに連休に入っている方もいると思いますが、旅行を通して車を使うのは大変な場所まで旅行する場合、現地でレンタカーを利用される場合もあるでしょう。そもそも、都市部在住の方を中心に、車自体を持たずに必要な場合にのみレンタカーやカーシェアリングを利用される方もいるかと思いますが、車に限らず物を借りる場合は「元通りの状況にして返す」ということが厳しく要求される場合があるので注意が必要になります。

すでに、車を借りる会社が決まっている方は、ノーマルに借りる場合と、補償に関するオプション料金を追加して借りる場合があることはご存知かと思います。ここでは、そうした補償に関する知識と、いざという時に多額の料金を請求されて後悔することのないように、レンタカーやカーシェアリングでの補償制度について考えてみたいと思います。

基本的にレンタカーを借りる場合、事故を起こした場合の補償については会社の方で保険に加入しているので、人をはねてしまって数千万円というような多額の請求を受けることはないのですが、基本契約のままだと、借りる前に払った料金とは別に支払いの義務が生じる場合があります。

まず、レンタカー会社の例として「トヨタレンタカー」のページによる説明を見ると、事故を起こした場合のユーザーに請求される料金は、相手の車や物に対しての負担と、自分が借りた車の修理に関する補償がそれぞれ最大5万円あり、相手の車の修理費と事故の際の過失割合の関係でこちらが払う請求額が5万円以内なら保険を使わないで実費となり、それ以上は一律5万円となります。これは自車両の保険についても言えるので、物損と車両を合わせて10万円の費用負担を求められるということを覚悟しなければならないでしょう。

また、レンタカーを使用した際のトラブルとしてやりきれないものに、駐車中の車を傷つけられたり当て逃げをされたようなケースや、飛び石でフロントガラスが破損した要な場合があります。この場合は相手への賠償というものはありませんが、多くの場合その場で車に傷を付けた人や車を特定することは難しく、自分にはなんの落ち度がなくてもレンタカー会社に修理費を払わなければなりません。

ただ、これはあくまで保険が利用できるものについてのケースになっていて、保険が使えないものについては基本契約ではその分も負担を求められる可能性があります。それは大きく分けると2つあり、一つがそれ自体が消耗品であるタイヤ単体の損害及びホイールキャップの紛失や損傷事例です。しかも、最近の乗用車の一部では燃費のカタログ値を上げるためにスペアタイヤを搭載せず、代わりにタイヤの中に空気を入れるようにして内部から応急的に穴を塞ぐパンク修理剤が常備されている車がありますが、トヨタレンタカーのホームページを読むと、自分でスペアタイヤへの交換ができない場合やスペアタイヤが入っていない車の場合は損害保険会社のロードサービスへ連絡し、レッカーで修理工場に搬送し、その修理代を自弁する形になります。また修理不能で新しいタイヤに交換する場合には事前連絡の上、付いているタイヤと同等のタイヤに交換することになり、その費用も基本自弁になります。

そして、もう一つの負担費用は、レンタカーの場合、時間とともに次の利用者が決まっていたりする事もありますので、事故によりすぐにその車が使えない場合にはその分の営業補償をする必要が出てきます。これをノンオペレーションチャージ(NOC)と言い、トヨタレンタカーでは自走して戻ってこられれば2万円の負担、自走できずレッカー車などで搬送された場合は5万円の負担を請求されます。また、このノンオペレーションチャージについては、車内で食べ物をぶちまけたりペットが大量の毛を落としたり、気分が悪くなって車内で戻したりした場合も適応になる可能性があります。こうして見ていくと、大きな事故でタイヤを含む損害が生じた場合、15万円+タイヤ代の負担が考えられるわけです。

次に、カーシェアリングの大手「タイムズ カープラス」のホームページを見てみると、保険の分の自己負担はないようですが、タイヤや車内装備品の破損は実費、そしてノンオペレーションチャージについてはトヨタレンタカーと同額になっています。また、忘れものやゴミ処理についてもノンオペレーションチャージの2万円に加えて実費が請求されるようです。

ただし、ここで紹介したレンタカーとカーシェアリングサービスについては、以上の自己負担を出さないでも済む補償制度が用意されています。ただし申込時に同時に入らないといけません。トヨタレンタカーでは「安心Wプラン」で保険の自己負担分とNOCの負担がなくなり、24時間1,620円となっています。タイムズ カープラスの方でもNOCやタイヤの実費を無料にできる「TCP安心補償サービス」が一利用ごと309円で受けられるようになっています。

個人的な見解としては、事故の際の負担だけではなく、NOCの負担分も含めた補償制度がある会社で車を借りることが望ましいと思いますし、契約をする際にはNOCを含めた事故があった際の自己負担を少なくできるW補償に入っておくのが、安心して借りた車を運転するためには必要になってくることではないかと思います。この分をケチっていざ事故や車内装備の破損や紛失が起こったりした場合、補償に加入していないことで出た差額はいっぺんに逆転してしまうだけでなく、いわゆる予定しない出費が10万円単位で出てしまうことになるので、ショックも大きくなるでしょう。

もちろん、事故を起こしたり車内をきれいに保っておくことができればこうした費用は発生しないのですが、いざ何かあって多額の費用を請求された場合、どんな人でもあまりいい気持ちはしないものですし、後々までストレスとして楽しい旅の思い出が残ってしまうのもどうかと思います。車を借りることにはそれだけのリスクが有るということを十分認識なさった上で、補償加入を検討していければと思います。


一人旅の「旅打ち」は依存症への道にもなる

先日、「ギャンブル依存症」についての新聞記事が目に入りました。「依存症」ということでいうと、色々な依存症があり、誰に聞いても絶対ダメと言われるのが覚せい剤や大麻、危険ドラッグといった通常では手に入らないものに依存してしまうものではないかと思います。ただ、人間がつい依存してしまう心の弱さにつけこまれて、全国どこでも買えたり行なうことのできるものでの依存症もあります。広く知られているのが「アルコール依存症」や「ギャンブル依存症」といわれるものですが、普段そのことについて考えたことがなければないほど、実際に依存症になっている人に対し厳しい目を向けてしまいがちになります。

つまり、酒やギャンブルをきっぱりやめられないなんてだらしないとか、意志を強く持てば依存症になんてなるわけがないというような考え方です。こうした指摘は一見もっともだと思わせるところがあるものの、「依存症になる人は意志が弱いのでそれを直せば良い」と簡単に言えるのでしょうか。

例えば、毎年お正月に今年こそ毎日日記を書こうとか、様々な立派な決意を全て実現し、人間力を高めている人というのはめったに見たことがありません。ダイエットについても同じような事が言えます。短期間で一気に体重を落としたとしてもリバウンドで始めた時以上の体重に戻ってしまっては意味がありません。人間というものは向上しようと努力しても、なかなか誘惑を断つことができず、なかなか続かないということが多いということになると、私など自分のことを棚に上げて人にばかり「意志を強く持てばいい」なんて言葉を簡単に言うことはできないと思っています。

そして、今回見た記事ではかつてギャンブル依存症に苦しんで今は自助サークルの代表を勤める方の言葉として、「ギャンブル依存症の人がだらしないと言われるのには誤解がある」という言葉が印象に残りました。逆に言うとだらしなくない人でも依存症になりうるということで、そもそも「ギャンブル依存症」というのはだらしない行動の結果ではなく立派な病気として認定されていることを知って欲しいということで新聞の取材を付けたようです。

「ギャンブル依存症」が起こる仕組みというのを私の拙い理解の中で説明すると(内容に明らかな間違いがありましたらどうかご指摘を)、人間の脳から分泌される「ドーパミン」という物質に関係があるのではないかと言われています。このドーパミンというものは「脳内麻薬」とも言われるもので、違法な麻薬を使わなくても人間の行動によって幸福感を味わうような事になると言われています。その多くは趣味を持って楽しんだり、感動するような音楽を聴いたり、スポーツで勝って喜んだり、仕事をしていても一つの目的を持って目標をクリアして向上することを繰り返すことによって普通の人は幸福感を感じ、明日への生きる活力を作り出していくわけですが、そんな努力をしなくても簡単に幸福感を感じる方法があります。

それが酒好きな人にとっての飲酒による酩酊感であり、ギャンブル好きな人の勝った時の高揚感であったりするのです。このような体の仕組みを知らないまま、ビギナーズラックでちょっとギャンブルをやって大当りをしてしまう体験をすると、こんな簡単に幸せになれるのかという気持ちと、お金を持って座っているだけで幸福感を得られるのならもう一度やりたいという風にそれまでギャンブルなど全くやってこなかった人でさえ思う場合があります。

そして何回も勝った体験を繰り返していくと、折角出掛けたのだから一回は当てて帰りたいという風に、自分の懐具合とも関係なくなり、理性よりもギャンブルで当たりたいという気持ちの方が強くなってくることにもつながってきます。

要注意なのはそうした体験を一人でいる時にすることで、ギャンブルで勝っても負けても自分しか知らないということになると、お金がないのにギャンブルを続けるためにはどこかからお金を持って来なければならないわけですから、本来なら生活のためやローン返済に必要なお金に手を付けたり、返せる見込みのない借金を家族に内緒でしたりします。

ここで改めて考えてみますと、意志が弱いということは自分で思っていることがなかなかその通りにできないということになるのですが、「ギャンブル依存症」はれっきとした病気で、ダイエットに何回も失敗するような人のことは病気とは言わないのにははっきりとした違いがあるからです。それは、他人を巻き込んでその生活を不幸にするか否かということです。勝手に借金をして返すのが依存症でも何もない他の家族だということになれば、本人が直してくれと言う前に他人が本人を病院に連れていくことになります。この傾向はアルコール依存症でも同じようなところがありますが、少なくとも本人にこの「依存症」になっているのを認識させて、自分で直したいと思ってもらわないとどうにもなりません。あくまでご自分の医師で依存症から抜けたいと思った場合は、同様の経験をしている人との自助サークルに加入するなどして、他人の意見を聞きながら、依存症の恐しさを知るとともに様々な方法で幸福感を得る方法を考えていくということが大切なんだろうなと思います。もちろん家族がいればその協力も大切だと思います。

私自身ここまでいろいろ調べてくる中で気付いた点や誤解していた部分が「ギャンブル依存症」についてたくさんありました。こうして書いている私でも常に依存症になる危険性はあるのだということです。

それが、表題の「一人旅の旅打ち」というものです。旅の中でも車中泊での一人旅というのは誰にも気がねすることなく好きな所へ行き好きなことができる究極の一人旅ではないかと思います。その行程の中でふと立ち寄った公営ギャンブルやパチンコ店で大勝ちした体験を持ってしまうと、次も「旅打ち」をして儲かったら車中泊は止めて高級旅館でも取って大名旅行でもとつい欲が出ることがあるかも知れません。

私の場合、まだクレジットカードや電子マネーのない時期から一人旅をしていましたから、手持ちの現金がなくなったり、近くにお金を引き出せる郵便局のATMがなくなってしまえばそれ以上はお金を使えず、残りの旅行はひどくみじめな感じになるくらいで済んでいました。一番ひどかったのが18きっぷを使っての旅で秋田駅のパチンコ屋さんで帰りの食事代おみやげ代をみんなすってしまった時(T_T)でした。実はそれには伏線があって、その前に出掛けた旅では複数の場所でパチンコをしながら旅の費用を稼いで元手を減らすことなく帰ってきた旅があったので、夢よもう一度と思ってしまったのでした。その時は結局秋田から静岡まで、最少限のものしか口に入れられず、さらにゆっくりとした列車の旅だったもので時間が経てば経つほどなぜ秋田でそれなりのお金をパチンコなんぞにつぎ込んでしまったのかという後悔が大きくなるという、勉強になった旅でしたが本当に悲惨な旅でした。それ以来、パチンコ屋さんでトイレを借りたりする時には、運試しという感じでごく少額を使うことはありますが、それ以上に勝つために打つということは二度とする気になりません。

こうしたことは経験しなければわからないというご意見もあるかも知れませんが、このような文章を読んでギャンブルにのめり込むことの恐ろしさを認識していただき、ギャンブル中心の旅行というのを思いとどまってくれる人がいるのであれば、私自身の体験が無駄にならなかったということにもなるかと思います。特に今まで全くやったことのないギャンブルを旅先で本格的に始めるのは個人的にはおすすめしません。温泉場にあるスマートボールや射的ぐらいにとどめ、せっかくの旅なのですから違う方法でドーパミンを出して幸福感にひたることを考えた旅行を計画してみて下さい。


車での観光メインの旅では事前調査が必要かも

私が車中泊の旅の良さということを考える時、ノープランでも行きたい時に出掛けられるということがあることは間違いない事実です。ただ、本当に行き当たりばったりの内容で満足できるならそれでもいいのですが、ある程度目的地および回る範囲を決めて出掛ける場合には現地がどうなっているかという事は、実はちょっと調べてから出た方がいいのではないかと思うことがあります。

というのも、昨日は私の住んでいる静岡市内の観光名所として有名な「日本平」の峠を利用した市民マラソン「日本平桜マラソン」が開催されたため、早い時間から静岡方面・清水方面からの日本平への道路が通行止になっていまして、その周辺も含めてマラソン関係者以外は入れないようになっていたのです。日本平へのパークウェイには多くの桜が植えられていて、本当は全国から観光客の方々に来ていただきたいと思っている方もいると思うのですが、そういう方はマラソンに応募して参加して下さいということに現状ではなってしまっています。

もちろん、桜の名所は日本平だけではないので車なら簡単に他の場所に回ることができますが、正にその場所まで行こうとして何の下調べもせず昨日遠方から日本平に来た人がいたとしたら、朝から昼過ぎまで交通規制が行なわれている中、大幅な予定変更を余儀なくされてしまったでしょう。

車でない旅の場合、例えばそれが旅の目的地にビジネスホテルを取ろうとしたらどのホテルでも部屋がうまっている場合がありますが、その理由というのは様々です。マラソン大会かも知れませんし、何かの学会が開催されている可能性もあり、さらに地元以外の人が集まるアイドルのコンサートが開催される日だったりするかも知れません。

車中泊前提で目的地に向かう場合は、宿の確保が必要ない分、かえってそうした情報を宿確保をするために入手する必要がないため、現地へ行って初めて気付くというような事も起きてくる可能性も出てきます。

もし現地で急な交通規制がされていることに気付いた場合、すぐに目的地を切り替えて別のプランにしても全然大丈夫というのならいいのですが、突発的に行き先だけを決めてそれ以外何も目に入らないというような旅をされる方は、出る前に目的地周辺で何か大きなイベントが行なわれることがないか、念のため確認してから動くようにした方がいい場合もあるということを覚えておきましょう。旅の途中で交通情報を提供している道の駅や高速道路のサービスエリアで気付くようなことがあった場合はそれでもラッキーと考え、新たな旅のプランをその場で練り直すなどあくまで前向きな旅として現地で知ったハプニングを楽しまれる余裕が持てればとも思います。


車で空港利用するという考え方

私の地元静岡県には静岡空港という一応立派な空港があります。この空港の最大の特徴は駐車料金がかからないということで、以前沖縄や長崎に飛行機で行った際に利用した時には、空港前のいい場所に車を停めてすぐ飛行機に乗り、帰りも車まですぐだったためかなり楽に帰ってこられました。ただ、一つ問題があり、それはいわゆる格安航空会社が乗り入れていないということで(^^;)、最近は近くにある空港であるのに使う機会がないまま時が過ぎてしまっています(ちなみに、過去に静岡空港を使った際はクレジットカードを利用して貯めたマイルで航空券に交換して行きました)。

そんなおり、用事でどうしても沖縄に行かなければならない事ができてしまいました。普通沖縄に行くというとリゾートを想像すると思いますが、私と沖縄というの用事を済ませてから現地の仲間内で夜通し飲みまくってその日が終了するのが朝方までかかるので、ほとんど観光らしきことができないということになるのが常で、青い海の印象は実はありません(^^;)。それでも、しばし非日常の気分にひたれるのは楽しいものですが、問題になるのが今回は離島まで行く可能性があるので、沖縄まで往復するコストをできる限り抑えるということです。

まだ旅までには日があり、日程的にはゴールデン・ウィークを避ける方向でいるので、普通の時よりは安くなるものの静岡空港から那覇空港までだとANAの早割を使って片道1万4千円前後といったところです。これで駐車料金が0円なら十分安いとも言えますが、他の空港からの沖縄便の格安を見ていくと、LCCの利用を前提にすればさらにこの金額の半額くらいでセントレア発(中部国際空港)なら期間限定で静岡空港からさらに半額で行けるチケットもインターネットで検索すると出てきます。

しかし、その内容をよく見るとセントレア午前6時発のスカイマーク便だったりするので、通常で静岡から朝6時に出るように出発する公共交通機関がありません。そうなると、静岡からセントレアまで車で行くかということになるのですが、残念ながら空港の駐車場は有料になってしまいます。

駐車場の料金は1日ごといくらという形で空港直営の駐車場は普通車 24時間¥1500、5日目以降30日迄一律¥7500という風になっています。民間の駐車場では24時間¥1000というところもあるようですが、現地にどれくらい滞在するかでお得かお得でないかということが決まってくるように思います。

ちなみに、そうした駐車場の一つにビジネスホテルチェーンの東横インが運営しているところがあり、公式ページからの宿泊を予約することで240時間(まるまる10日間まで)は駐車料金が無料で利用できるという特典があるそうです。会員では一泊5000円くらいで泊まれるので、前日ゆったり入って早朝すぐ出発なら前日ホテル泊というパターンも良さそうです。ただ、最近はどこの格安ホテル利用でも同じでしょうが、海外からの観光客が多く利用している可能性が高いので、しっかり寝たいと思っていても寝られない可能性が(ホテルのせいではありませんが)あるということもネットの口コミを見ているとありそうです。夜中に出発して東横インの駐車場だけ利用する場合、駐車料金は一日1000円×日数なので、3泊4日までならホテル利用なしの方が安くなるということになります。

まだ正式な日程が決まっていないので予約もまだできない中、日々チケットの価格は変わっていくので、状況によってはセントレア発ではなく静岡発の飛行機を利用する可能性もありますが、よほど何かない限りは、やはりセントレアまで行く方がいいかなとも思えます。というのも運賃の安さ以外にも、那覇から出る飛行機は静岡空港行きというのはかなり限られた便数になりますし、もし何かのトラブルで帰りの飛行機が出ない場合にその日のうちに帰ることができる代替便が手配できなければ翌日以降のキャンセル待ちにするにしても便が限られているとなかなか大変だと思えるからです。

便数を考えると羽田まで行って乗った方がいいのかも知れませんが、羽田に車で行って置いていくことは考えたくないですし(^^;)、距離的にはセントレアの方が少し短いかも知れないので、今回はセントレア発にこだわり、「パーク&飛行機」というパターンの移動でできるだけ交通費を浮かす方法をこれから考えていきたいと思います。


駅弁大会の駅弁と現地で食べる駅弁との意識の差

先日の東京からの帰りは、東京から沼津までグリーン車で移動する列車を待って乗ったので、夕食は車内でいただこうと思い、東京駅構内にある毎日が駅弁大会という駅弁屋さんに寄って行きました。時刻は夕方になろうとしているところだったので、列車内で食べるというよりも自宅で食べる夕食用に買っていく人も多いようでかなり混雑していました。

ただ、普通のお弁当と比べると駅弁は高い傾向にあるのですね。駅弁にこだわらなければ、安くておいしいお弁当は色々ありますし、今回は買いませんでしたが東京大丸に支店がある「米屋のおにぎり屋 菊太屋米穀店」の「目刺し弁当」は小さめのおにぎり2つに目刺し2匹、そして沢庵が2切れだけという、駅弁が発売された当初のものと見まがうほどのシンプルなものですが、500円でお釣りの来る安さもあり人気があるようです。少食の方ならこのくらいでも十分なのですがにもう少しいただきたかったので、駅弁屋さんの中にあるお弁当で安いものがないかと見てみることにしました。

基本的にはお肉、さらに牛肉のお弁当が人気だそうで、山形県米沢市の「牛肉どまん中」(税込1,250円)もちゃんと置いてありました。ただ、千円を超えるお弁当ならどこかで食べて行っていいなと思って千円以下でそれなりに満足できそうなお弁当を探しました。個人的には横浜駅崎陽軒の「シウマイ弁当」(税込830円)で間違いないところですが、このシウマイ弁当は地元の駅ビルでも売っていて、先日いただいたばかりだったので今回はパスして選んだのが高崎駅の有名駅弁「鳥めし弁当」(税込900円)を選びました。ちなみに、周りでは高額なお弁当が飛ぶように売れていて、さすが人の多く集まるところはすごいものだとも思いました。

鳥めし弁当と言えば秋田県大館駅の「鳥めし弁当」(税込880円)が思い浮かびますが、高崎駅のものも好きで、気軽に買いやすいので現地に行った時には「だるま弁当」(税込1,000円)よりもこちらの方を買うことが多いです。ご飯を敷き詰めた上に半分鶏そぼろ、半分海苔が敷いてあり、海苔の敷いてある方に鳥の照り焼きとコールドチキンが乗っています。鳥とは別に舞茸入りの肉団子が入っていて、あとは野沢菜漬け、カリカリ梅、群馬県らしくこんにゃくも入っています。デザート的に小さな栗も入っています。

東京を出発して1時間くらい経って、隣の人も降りて車内が空いてきたところでお弁当をいただきましたが、今の世の中ではなかなか電車の中でお弁当を食べる機会がないので、東京駅からの帰りに夕食を電車内でいただくために普通列車のグリーン車に乗るというのもなかなかいいものです。

こんな感じで駅弁を食べるのは久し振りでしたが、それは最近は地方都市でも近くのスーパーが客寄せのために定期的に「駅弁大会」を行なっているからで、スーパーの駅弁大会ではいい駅弁は早くに売れてしまうので、新聞のチラシを見てその日のお昼ご飯を名物駅弁でいただくこともしばしばありますが、全国の駅弁の単価が高いと大家族とかになるとかなり費用がかさむのが大変ですね。

最近は比較的安くてそれなりに楽しめる豊橋駅の「稲荷ずし」(税込550円)もこうした駅弁大会に早く行けば手に入るので、気軽に買うことができるのですが、残念ながら昨日にあった駅弁大会では昼過ぎも3時くらいに出掛けたのでお目当てのお弁当は売っていなかったのですが、その中でいまだに千円以下で買える全国一の有名弁当が昼過ぎまで全く売れていないのを発見しました。

北海道の森駅で食べたという方は少ないかも知れませんが、全国のデパートの駅弁大会ではいつも人気一位という触れ込みの有名駅弁、「森のいかめし」がこのような有様だったのにはびっくりするとともに、以前はワンコインで買えていたものがイカの記録的な不漁でその価格が650円から780円まで値上がりしたことで、そこまでこの駅弁にお金は出せないと思う人が多いのではないでしょうか。実際に北海道に出向いて駅弁としてこの味を知った方は高くなっても仕方ないと思って買う方もいるでしょうが、多くの人に気軽に駅弁を楽しむことのできる駅弁大会が全国どこでも当り前に開かれるようになった現代、駅弁と旅が結び付かない人を中心に、単なる弁当と駅弁の事をとらえるとシビアに値上ったものが敬遠される傾向にあることも確かですね。普通のお弁当より価格が高い名物駅弁にとっては試練の状況というのも今後起こってくるのではないかと思いますが、実際にその地方で食べる分まで食べられなくなるのは勘弁してほしいと思うところです。


民泊システムで不安に思うある特殊な事例

現在、冬季オリンピックが開催中で、様々な問題はある中でも盛り上がりはありますが、2年後の東京オリンピックを控える日本において、ホテル不足を補う一つの方法として注目が集まっています。

個人的にはこうした形での宿泊場所提供のシステムはあってもいいと思うのですが、いわゆる「又貸し」を禁じている賃貸物件で民泊用に部屋を貸したり、閑静な住宅地で入れ変わり立ち代わり海外からの旅行客を含めた人が入り込んでくることに不安を感じる人がいたり、騒いで勢い余って部屋の中を破損しても何食わぬ顔で出て行ってしまったりとか、危惧される状況というのはたくさんあります。

また、部屋の内部を録音・録画されるような悪質な部屋提供者が出ているケースや、特定の人の利用を認めないいわゆる「差別的」な扱いが日本でも問題になってくる可能性もあり、新たに法律ができて本格的に多くの住居が民泊用として使えるようになった時に、単にビジネスホテルより安いからという理由で広く使われるようになるのかという危惧は出てきてしまいます。

私自身は車中泊という選択で車で出掛ける場合には、車の中で宿泊するメリットとディメリットを考えながら車の中で寝るかホテルを使うかということを判断することになります。ただ、先日こうした「人の家の鍵を借りて宿泊する」という事について考えた方がいいような出来事に遭遇してしまいました。

といっても私自身の話ではないのですが、読む人が読めば笑い話になるものの、その友人からしてみると笑い話にもならない状況でした。その友人は家の近所で飲み会があり、奥様に車で送ってもらい飲み会に参加し、飲み会が午後10時過ぎに終わったので家に電話したところ自宅と連絡が付きません。後からわかったのですが、奥さんは子供を寝かしつけるだけのつもりで子供と一緒に寝入ってしまっていて、自分のスマホの置いてある部屋とも離れていたので友人が何度電話を鳴らしても全く応答がなかったのだそうです。

その時には、まだ友人は事態を深刻にとらえてはいず、自宅に歩いて帰ってピンポンを押せば奥さんは起きてくれると信じていたと言います。ただ問題は、帰りも奥さんが車で迎えに来てくれると思っていたので、車の鍵も自宅の鍵も持たずに家を出てきてしまっていたのでした。

友人が自宅に着いても奥様は深い眠りの中にいらしたようで、呼び鈴を何度押しても出てくる気配すらありません。季節は冬で体も冷えてくる中、何とかしようと思うものの、戸締まりは万全であまり家の前でガサガサやっていると近所の人に通報される可能性もあります。その友人の自宅は駅からは遠く、いわゆるビジネスホテルに逃げ込もうとしてもまだスマホを使いこなすまでには至ってなく、タクシー会社を調べて電話して迎えに来てもらうという選択肢を持たぬまま、とにかく1時間くらい歩いてコンビニまでたどり着き、その時は夜中の12時くらいだったのですが私の所に電話を掛けてきました(^^;)。

たまたまオリンピックのノーマルヒルジャンプの中継が長引いたこともあって普通に起きていましたのですぐ電話には出ました。友人の訴えを聞きどうにもしょうがないので、その友人を車で30分くらいかけて迎えに行き、自宅に「民泊」させたのですが、今回は特に寒さで頭に他の有効な手段が思い浮かばなかったということでした。翌日奥様は友人を車で迎えに来て昼食をごちそうしてくれましたが、それにしても自分の家でも計らずに締め出されることが現実にあるというのに、民泊にはこうした危険性はないのかと思ったりもします。

例えば、夜間にコンビニまで買い出しに行っていて、中で待っているはずの同行者が中から鍵を閉めたままでとか、オートロック解除に応じてくれずにそのまま寝込んでしまった場合に、ビジネスホテルのような24時間対応のフロントがない民泊ではどのように対応するのかということですね。一軒家の離れを借りたり、集合住宅で同じ棟に管理者が在宅しているなら何とかなるでしょうが、ただ鍵を一つ借りるだけで、外出時にその鍵を持って行くのを忘れたり、外で鍵を落としてしまった場合、夏ならいいですが冬には命にも関わりますので、私の友人のような惨事が今後日本の民泊で起こっても大丈夫なような対策も、特殊といえば特殊ではありますが、民泊が一般化する際には考えて欲しいものであります。


LCC各社の欠航時補償とその対応方法

前回の内容では、格安航空会社の欠航時に何の対応もされなくて最悪ロビーで寝ることを考えたグッズについて紹介させていただきましたが、もう少しその内容に補足して各LCC会社での補償内容についての違いと、ロビーで寝なくても済む対応策についても今後のために調べようと思ったので、その結果について紹介させていただきます。

まず、大手航空会社より安いというLCCで一番注意が必要なのは「ピーチ航空」です。欠航には航空会社の責任のない天気や天災で飛ばない場合と、機材のトラブルやパイロット不足(実際ピーチの便では人手不足で飛ばなかった便もあります)という航空会社が原因の欠航がありますが、ピーチ航空ではどちらのトラブルでも対応は同じで「同じピーチ航空の他の便への振り替え」と「払い戻し」しかありません。便数が少なく当日の便に振り替えができなければ翌日以降の便になりますので、現地に留まるためのホテル代や食事代が必要になるかと思いますが、この費用はピーチ航空では一切補償されません。まさにこうした事があるので航空券を安く提供している面もあるわけです。

次に、スカイマークの場合、自社に責任がある欠航の場合に限って他社の航空便への振り替えを行なうことがあるということです。ただし自社に責任のない欠航についてはピーチと同じです。それでも、その安さから考えるとスカイマークの処置は良心的だと言えます。また、当日中に振り替え便が飛ばなかった場合の宿泊費の補償はされません。ただ、その場の状況によって対応が変わってくると思いますので、欠航のアナウンスが遭ったら早めに窓口に出向き、具体的な交渉をするといいでしょう。

ジェットスターの場合は、天候など自社の責任がない場合は通常のチケット購入で補償はされないものの、自社都合での欠航についてはホテル代の実費などの対応をすることが言われています。ただ、天候の関係で飛行機が飛ばなくなってもチケットの購入時にオプションの「Starter Plus」2,000円の追加料金(1フライト分)を払うことで欠航時に定額の見舞金が1万円まで出たり(すぐに支給されるわけではなく、後日請求して精算になるので注意)、「Starter Max」で4,000円の追加だと見舞金の額持;2万円になるなど独自のサービスがあります。自宅から出発する場合で飛行機が飛ばなければそのまま家に帰ればいいですが、自宅に帰るためのフライトが欠航になった時に備えて、こうしたオプションを帰りのフライトだけ付ける事で、旅行先で見舞金の範囲内で食事をしたり、ホテルに泊まりながら天候の回復を待つこともできます。

基本的な対応というのはピーチ航空のような補償がないというのが国際基準なので、LCCの飛行機に乗る場合には別の補償の手段を考える必要も出てきます。ジェットスターのようないざという時の見舞金を出してくれるものとして、国内損害保険会社で取り扱っている「国内旅行傷害保険」の中の「飛行機遅延費用補償」があります。ただし、搭乗日の10日前までに保険加入が必要で、保険適用の場合にも後日請求して実費分の支払いが後日行なわれる形になります。

国内旅行傷害保険の一つの例として、いちいち出向いて入るのもめんどくさいという方はインターネット上だけで完結するタイプのものがおすすめです。調べるとAIG損保にインターネットから加入できるベージがありましたので紹介しておきます。

https://web.aiu.co.jp/dtaiy/c001/?p=dKC45BA1

ちなみに気になる保険料は安い方の補償で3泊4日まで1,355円で、6泊7日まで1,547円です。内容は旅行中のケガの他、旅行中の携行品の破損・盗難の補償(現金や乗車券も5万円まで補償)、留守宅の家財の空き巣被害、旅行先で入院した場合に家族などの救援費用など幅広い対応があるので、LCCを使った旅をするならこうした保険加入についても考えた方がいいと思います。そして、当然車中泊の旅をする場合にも「飛行機遅延費用補償」を抜いた方のプランに入ればさらに安いプランに加入できますので、個人的にはこうした保険に入った上での旅行を国内旅行の場合でも勧めます。トラブルがあっても後から補償されると思えば、ピンチがチャンスに代わる可能性もありますので、個人的には頻繁に出掛ける方にも国内旅行保険への加入をおすすめします。