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旅行前に身体のアクシデントが起こったらまずはかかりつけ医に相談することが大事

最近、感染症がはやっていますが今回は感染症にかかったわけではありません。そろそろ事前に予約していた旅の予定日が近づいて来たのですが、歯のトラブルで金属の詰めものが取れてしまったのです。

幸いにも詰め直したらそこまで簡単に取れない状態だったのですが、過去の経験からすぐにかかりつけの歯医者さんに連絡を取って週明けの昨日出掛けてきました。知り合いには詰めものや差し歯が取れてしまった場合、市販の瞬間接着剤で仮どめをする人がいますが、これは絶対止めた方が良いです。接着剤の成分が体に悪いものだった場合、身体の調子自体が悪くなりますし、瞬間接着剤の接着力は強力なので、外してもらうために歯を余分に削られる可能性が高くなり、本来は単に詰めものを詰め直すだけで済むところがおおごとになってしまうこともあるのだそうです。

今回の治療は一回では済まず、恐らく旅行から帰ってから本格的に治療を受けることになりそうですが、それでも旅行前に応急処置はしてもらったので、その点安心して出掛けることはできそうです。

最近、職場の方でもしばらく使っていなかった体温測定のタブレットを再導入してきまして、毎日体温が平熱かどうかのチェックを受けるようになりました。そのため、現在はちょっと熱が出たら職場に入れなくなっているので、とにかく感染症対策には気を付けています。新型コロナ騒動の時には相当気にしていたのに、昨年末からインフルエンザを始めとする感染症の流行が報じられてくるまでは、毎日体温を計ることなどなかったですし、いつの間にか自宅にある体温計の電池も切れてしまう始末です。改めて熱しやすく冷めやすい自分の行動に反省することが多いのですが、電池は今回予備の分と合わせて買ってきたので、手元の体温計の電池が切れてもすぐ使えなくなるということは避けられそうです。

ネットによる予約が当り前になってきた旅行の準備も、前倒しして早めに予約しないと希望通りには行かない状況も多くなってきました。予定を立てて予約をしてから当日まで時間があると、実際に行くまでの想像が膨らんでそこまでの楽しみは増えますが、もし当日までに何か予期せぬトラブルになってしまったら、せっかくの旅が楽しめなくなるばかりか、予約したものをキャンセルしなくてはいけなくなるかも知れません。

もし、当日までに何らかの体調不良を感じた場合、ギリギリまで家で休むよりも、早めにかかりつけ医に出向き、今の自分の身体についてしっかりと診てもらうようにした方が良い結果になることが多いです。今回は、本当に旅行あるあるのようなもので、旅行の前に歯の調子が悪くなってしまったということだったのですが、きっちり診てもらい現状がどうかということを知らせてもらったことで、不安を抱えたまま旅に出ることはなくなりそうなので、行動を早く起こすことの大切さを改めて感じています。皆さんの中でも近々出掛ける予定のある方は、まずは自分の体のことをちゃんとケアすることと、何かちょっとわだかまりのようなものがあったらすぐにかかりつけ医に行きその不安を解消してから出掛けることをおすすめいたします。

年末年始の旅行はもはや諦めて正月気分がどこかへ行ってしまった時に旅行を計画することに

昨日、ようやく年末年始の仕事の計画ができてきまして、今年の年末年始は基本的に出社ということになってしまいました。こちらの仕事は年中無休のところで交代制になっているのでその部分については仕方がないと諦めています。もっとも、年が明ければ仕事自体はそこまで忙しくはならないので、残業がない分余裕を持って過ごせるのでそれなりに正月気分には浸れると思うのですが、今年から来年にかけて9連休と言われて盛り上がっているところとは全く違う状況であることは確かなのです。

その反面、お正月以降にまとまって休みをいただける事になったため、皆さんの多くが休み明けの中で頭の切り替えに苦労しているであろう時に遅めの休みの中で泊まりの旅行に行こうと早速計画を立てました。

その際、ポイントになるのは完全に正月明けのしかも平日に行けるということです。このような状況になるであろうことをある程度は予測していたので、そうした時期に安く出掛けられるようなホテル・旅館の宿泊プランについてリサーチをしていたのですが、先日お友だち登録した大手ホテルチェーンのLINEで流れてきた割引プランというのが、LINEからしか利用できない専用クーポンで、専用のネット予約窓口から予約した上でチェックイン時にLINEから取得した宿泊クーポンを使うと通常の価格よりもさらに割引くというキャンペーンを行なっていたので、それを利用することにしました。

昨年から、経営が立ちいかなくなった温泉旅館をリニューアルして格安でしかも休日・平日の区別なく利用可能なホテルチェーンの利用にはまりつつあります。具体的には伊東園ホテルズと大江戸温泉物語のチェーンになりますが、この両者は多少の違いはありますが、朝・夕食バイキング付き温泉ありの宿泊が一泊1万円前後で利用できるというのは、基本的には朝食だけが付くだけのビジネスホテルの料金が以前と比べて上がっている状況がある中でかなり貴重な存在になっています。

今回は利用時期をずらして、しかも平日を選ぶことで安さを追求するのではなく、土日休日ではなかなか取ることのできない部屋のグレードアップをしようと思いました。料金もLINEクーポンで安く利用できるので、その点も有難いものでした。先日、大江戸温泉物語の伊豆山温泉・水葉亭に宿泊した際、たまたま相模湾に面した景観が最高の角部屋に泊まることができたのですが、たとえ安くても反対の道路側の部屋だったら、やはり泊まった際の感激は半減してしまったと思いますし、安く泊まるにしても景観や設備にこだわってゆったりとした時間を過ごしたいと思ったことで、今回の選択となりました。

詳しくは、この文章の事も読まれている方が忘れるくらいの時期にまた紹介させていただこうかと思っています。ただ、最初にも書いた通りそれまでは世間の皆さんが思いっきり休んでいる時に仕事をしなければなりませんが、それも後の楽しみがあると思って過ごしていこうと思っています。

車検で車が使えない時に自転車で遠出することで色々と発見したことと大変だったこと

今回の車検はヘッドライトユニットの交換というめんどくさい作業を伴ったため、一週間ほど車無しの生活を余儀なくされました。一応、車以外には自転車(非電動)があり、自転車は通勤に使っているのですが、職場との行き帰り以外にはほとんど使わない生活をしていたので、かなり大変でした。

というのも、車で買い物に行く場合は大きな買い物袋を二つくらい持って行き、その中にパンパンに中味が詰まるほど一気に買ってきていたのですが、自転車の場合、荷物が載るのは前籠と後ろの荷台しかないため、自ずと一回の買い物で買ってくることのできる量が決まってくるのです。さらに、買い物をするスーパーでろ過水をいただくのですが、一回の給水で5Lいただけるので、重さは5キロになりますので、そうなると一緒に買って来られる物はさらに少なくなります。状況によっては一旦水だけ汲みに行き、改めて買い物のために出直すようなこともあります。

現代の問題として「買い物難民」が多く発生しているということがありますが、買い物をするお店だけでなく、お店へ行く路線バスの便数が減少するような事も起こりつつあります。そう考えると、自分の場合は車を持っていていつでも買いに行きたい時に車で行けるという事に改めて感謝しなくてはいけないとしみじみ感じます。

ただ、この一週間日常の足が自転車だけだったので、通勤や買い物以外にも自転車を使って移動するような機会もありました。一応、自宅から自転車で30分くらいかかる場所を目的地にして、用足しに行ったのですが、普段そのように自転車を使っていないこともあり、新しい発見というのもありました。

というのも、車を使う場合、昔ならいざ知らず、今は目的地をカーナビにセットしてそのままカーナビの案内通りに車を進めるだけで目的地に着いてしまいます。点から点への移動といいますか、車窓から景色は見えるものの、途中に何があるかということについてはさっぱりわからない中移きをするような感覚に慣れてしまっていました。

今回は、自転車で目的地を目指したのですが、最近はスマホを見ながら自転車を運転しても交通違反のきっぷをきられてしまう可能性が出てきたので、今回はスマホを出さずにだいたい自分の中で覚えている勘に頼って進んだところ、見事に目的の場所がわからずに迷いました。さらに、経路についても自転車の場合は自動車が一方通行の道でも入っていけるため、狭い路地などにわざわざ入って進むこともできます。そうすると、近くに住んでいるのに今まで全く知らなかったお店やスポットがあることを発見できます。自転車の場合はそうしたものを見付けたらすぐ停まって確認することが可能なので、ずっと地域で生活していながら限られたお店やスポットしか利用していないという残念な自分の生活を知ってしまいました。

これは、逆に言うと今後に向けての楽しみでもあります。今まではネットで地元のお店を紹介しているサイトやテレビのローカル番組を通じて地域の情報を知ることが多かったのですが、今後は自分の足で稼ぎながら自分の好きなスポットやお店を開拓していく楽しみができてきたとも言えます。

車は便利で、特に雨が降っても濡れずに移動できる大きなメリットもありますが、暇をもてあましたような場合には、あまり考えずに往復1~2時間くらいかけて自転車で回ることのできる場所を旅に出るかのごとく見に行くというのもなかなか面白そうです。目的地のあるお出掛けでも、時間に余裕があれば行き帰りに最短経路を取らず、自分の感性でちょっとより道をするのもよさそうですし、そうすることで、このブログに書くネタが増えれば、それはそれで有難いものです。

今年の夏は暑すぎて、全く自転車で出る気はしませんでしたが、今後は徐々にそうした時間を増やして行ければと思っています。

外に出て活動することで次の活動を起こすきっかけになりやすいと思ったこと

コロナの時期には自分から買い物以外の外出をすることはなかったのですが、今年は宿泊を含めいろいろなところに出掛ける機会が増えました。以前は、出掛けた後に自分で出掛けた事をまとめてこのブログなどで書いていたりしたのですが、それは自分の思い出の中に収っていることがほとんどで、そこから新しい展開になるということはありませんでした。もっとも、以前は自分の興味あるところへどんどん行こうというアイデアが有り、それを車中泊旅を含めて実行することで、多くの場所に出掛けることはできましたが、すでに国内では全ての都道府県を回ってしまっていますし。以前と比べるとそこまでガツガツとは出掛ける感じにはなっていません。

ただ、今の世の中というのはほとんどのことでスマホやパソコンを使った予約システムが動いているので、たとえ目的とする場所の前にいたとしてもそこでスマホのアプリをダウンロードし、現金より安くサービスを受けることのできる電子チケットを購入するような事もできます。昔、ホテルや旅館を予約する場合には、飛び込みで交渉するのではなく、直接電話して交渉した方が泊まりやすいと言うこともありましたが、今では宿の公式ページからかんたんに予約できます。公式ページでは部屋があれば公開しているので、怪しい駆け引きも必要ありません。

さらに、今年色々なところに出掛けて思ったのが、例えば電子チケットを購入したところで何か興味深いイベントを行なうような場合には、登録したメールアドレスに連絡が入ってくるということです。こうした連絡を迷惑に思う人もいるかも知れませんが、私の場合には多くのメールの中から自分に興味のある情報が入ってくれば(そもそも興味があったので電子チケットの購入を行なっているわけなので)、それがどんなきっかけであったとしても幅広に情報を入れたい方なので、こうした連絡が入ってくることは私にはありがたかったりします。

今年は全国にチェーンを持つ宿泊施設も利用しましたが、これも無料会員に登録しておくと様々な情報をメールで配信してくれます。単に自社の宿泊施設だけでなく、宿の周辺で行なわれているイベントや、美味しい食事を提供してくれる地元の有名店の紹介などもしてくれるので、送ってくれた宿の方々には悪いのですが、そうした情報だけ入手してしまうということもあります。

来年はもう少し幅を広げて今年利用していない施設や場所で電子チケットやスマホ・パソコンからの宿や施設、交通機関の予約をすることによって、さらに自分にとって有益な情報が入ってくる可能性があります。今後はそんな事も考えつつ、できるだけ利用する施設がかぶることの無いような計画を立てて、自ら調べることに加えて、黙っていても向こうから新たな情報が入ってくるような旅のやり方について考えながら、便利に電子チケットなどの利用を推進していこうと思っています。

単にネット検索をするだけではわからないネットでの情報収集のためにSNSの活用を考える

旅行雑誌の「じゃらん」が休刊するというニュースが入ってきました。紙媒体(アナログ情報)の有益性というのは十分に承知しているものの、今の世の中わざわざ毎月お金を出して旅行雑誌を買うよりも、ネットで調べればお金もかからず効率的な情報が収集できるので経営的にうまく行く見込みがないのではないかと思います。残念ですが、これも世の中の流れというべきでしょう。

ただ、検索ワードを入れて探したり、旅行サイトを中心におすすめを調べたりしても、表面的に自分に興味のあるものだけがピックアップされるだけで、自分自身が気付かない面白いものを見逃しがちになります。実はたまたまそうした事を体験したので、今回はその事について書かせていただきたいと思います。

私のブログではXのアカウントを持っていて、主に毎回の更新事項について毎日アップしているのですが、色々な方からフォローをいただいているだけでなく、こちらからもフォローしているアカウントもあります。基本的には旅行や通信関連のアカウントになるのですが、先日Xのアカウントから流れてくるポストを眺めていたら、以前何の気なしにフォローした観光施設のアカウントのポストが流れてきました。

そのアカウントは、毎年6月に朝採れのとうもろこしを買いに行く直売所も併設しているのですが、毎年一回そのイベントや、イベント周辺の時期にどんな品種が出ているか確認するのに役立っているのですが、何と今の時期、初夏に収穫した後に改めて種を蒔いた秋採りのとうもろこしが現在その直売所で販売されているという投稿を目にしたのでした。

個人的にはとうもろこしの時期は年一回だと勝手に思ってしまっていたのですが、年に二回旬のとうもろこしを買えるチャンスがあるのなら、今シーズンは行けるかどうかわからないものの、時間が取れたらぜひ行ってみようかなとも思えてきます。こうしたことは、ネット検索をしたり、旅行関連のサイトを見ていても出てくるような情報ではないので、ネットを使うにしても新たな切り口で見ていくことが大切だなと思います。

現状ではXよりもインスタグラムで発信をしているところも多いので、旅先で気に入ったお店や施設を複数のSNSでフォローすることによって、自分にとって有益な情報が入ってくることもあります。こうした情報の取り方というのは、まさに紙媒体での情報の入れ方に近いですが、ネットの情報というのはちょっとしたことで流れてしまって見逃すことも多いので、見る時には目的とする場所だけでなく画面の色々なところにも配慮しつつ、何にでも面白がって見ていくことも合わせて必要になってくるのではと思います。

そうは言っても私自身、実はもっと面白い情報をかなり見逃しているであろうことも確かであり、ネットで得た情報をメモに残したり、自分なりにこうしてブログに書くことによって自分で使える情報として活用できるよう、今後も失くなってしまうであろう紙媒体の情報をネットで何とか補完できるように工夫をしていきたいと思っています。

「大江戸温泉物語」は「伊東園グループ」と比べてどうなのか実際に泊まってみての感想

先日宿泊した熱海伊豆山温泉の「水葉亭」は大江戸温泉物語が現在運営を行なっています。その前に泊まったのが伊東園ホテルズが運営する松本浅間温泉の「浅間の湯」でした。二つのグループはどちらもかつての大型旅館を購入し回収した後で、朝と夕食は食堂でのバイキング形式の提供にすることで人件費を削減し、安い料金で利用できるようになっています。

今回はまだ一ヶ所ずつ泊まっただけではありますが、二つのグループの違いを上記ホテルに泊まった経験から比較してみようと思います。当然ながらサービスについても泊まる場所によって変わってくることはあると思いますので、今後経験値を増やすことによって、そうした細かなところのケアもできれば良いなと思っています。

まず、前回のポストでも書きましたが、部屋でのインターネット環境が二つのチェーン店では違います。伊東園は部屋で無料のWiFiスポットを用意しているのに対し、大江戸温泉物語の多くの旅整では基本的に部屋でのWiFi提供はなく、ロビーのみでの対応になっています(部屋でWiFiが使える場合もありますので要確認)。

次に、チェックインした後でキーをもらうのですが、どちらも古い旅館なので鍵は以前のものをそのまま使っています。伊東園では昔のホテルで良くあったキーホルダー(?)が付いた鍵を一つ渡されるだけでしたが、大江戸温泉物語の場合、鍵は写真のように2つあって、写真では一つのルームキーのようですが、実は磁石によってくっついているだけなので、簡単に一つずつ分けられるようになっています。これは個人的にはとても嬉しいことで、二人以上での利用の場合、どちらかが部屋の外に出ても、もう一人がその人の帰りを待つことなく鍵を掛けて部屋の外に出られます。どちらのチェーンも大浴場が男女とも整備されていますので、二人(二グループ)一緒にお風呂に行っても、お風呂の外で合流するとかしなくても、好きな時に出て部屋に戻ることができるようになります。

さらに、一方の鍵と一緒に小さなICチップが付いています。料金の支払いについては、伊東園ではチェックインと同時に支払うような形になっていましたが、大江戸温泉物語の場合は後払いで、しかも支払いは無人の精算機を使います。いつでも精算はできるのですが、精算機にICチップをタッチさせることで宿の利用料金が確認・支払いができるようになっています。館内には様々な有料のサービス(マッサージなど)がありますが、そうしたサービスを利用する場合にはその都度支払うのではなく、ICチップ付きのキーを使って部屋付けにして後から精算するようにできるようなので、お財布を持ち出すことによるトラブルは回避できるのではないでしょうか。

食事はどちらもバイキング形式ですが、多くの伊東園ホテルズの施設では、食べ放題だけでなく通常料金内にビールなどの飲み放題も付いています。よく飲まれる方にとっては伊東園の方がお得ですが、ほとんど飲まない方であれば、食事の内容は多少ではありますが、夕食にお寿司や釜飯が付いていたりと、大江戸温泉物語のレベルの方が高いのでは? と思えるところもあります。少しだけ飲みたいという場合には事前に自分の飲みたいお酒とおつまみを買って、夕食後にゆっくりとというのが良いと思いますが、翌日の朝食もバイキングなので、くれぐれも深夜に飲みすぎ、食べすぎは控えた方が良さそうです。

部屋に入るといきなり布団が敷いてあるのが伊東園で、布団の用意をした状態で脇にたたんで寄せてあるのが大江戸温泉物語でした。遅くチェックインする場合には伊東園が有難いかも知れませんが、早めのチェックインで部屋で過ごしつつ食事までお風呂に入りながら時間をつぶすような事をすると、どうしても布団が邪魔になるので大江戸温泉物語のように畳んで隅に寄せる必要が出てきます。これも宿の使い方や、部屋の大きさにもよるのでしょうが、部屋の中には布団を敷くと居住スペースが極端に狭くなってしまう事もありますので、宿を選ぶ際の一つのポイントとしてこの違いを覚えておいても良いかも知れません。

料金について、特別料理を追加すると料金がその分上がるのはどちらも変わりませんが、安さという点から言うと伊東園の方が全般的に安いです。さらに、部屋の大きさや、室内に露天風呂が付いた部屋であっても特別室とかでなければ、通常の料金と一緒の料金で売っているのも伊東園の方です。もちろん立地条件や元の旅館の格というのも宿を選ぶ際の要因となり得るので、安い方が良いというのも全てではありません。今回は、伊東園と比べると高値とは言いながらキャンペーンによって伊東園の基本料金よりもちょっと安く水葉亭を利用できるようになったのですが、閑散期や直前の時期とかで料金が変わってくることもあります。無料の会員登録の上で宿泊することで、宿泊代を引くクーポンを発行してくれるサービスも大江戸温泉物語にはありますので、色々と情報を入れながらその都度条件のいいところを選びながら両方のグループの旅館を利用するというのが賢い使い方ではないかと思います。

ちなみに、今回の水葉亭で用意してくれたお部屋は、ぎりぎり直前に予約したとは思えないほどの眺望の良さを誇り、なおかつ角部屋でした。予約する際、「眺望なし」と書かれた部屋だと道路側で海が見えない可能性大でしたが、同額でこれだけの眺望のある部屋を使えたというのも、料金以上の価値がありました。そういう意味では昔からあこがれた水葉亭での宿泊を十分に安く楽しめたことで大満足の旅となりました。今後も宿選びには成功も失敗も出てくるかと思いますが、失敗するにしてもできるだけコストを掛けずに利用できるような形でかつての名旅館を利用していきたいと思っています。

虚しい心の隙間を埋めるにはSNS経由で満たそうとするよりもあてのない旅に出てしまう方が遥かにマシか?

SNS経由で若い女性に騙され数百万から数千万円のお金を取られてしまう、これから老年に向かっていく独身の男性がテレビのインタビューを受けている特集を見る機会がありました。人間、独身でも結婚をしていても違う境遇の人を羨ましいと思うことはあり、独身だからだめというわけではないと私自身は思うのですが、お金を取られてしまった人はSNSで出会った女性とパートナーになるためにせっせとお金を貢ぐことになってしまうケースがあるということです。

今回見たニュース特集では、そのようにいい年の男性を騙してお金を取る過程を、若い女性を中心としたコミュニティが別のSNSで公開しながら男性らのSNS上のやりとりを公開して笑いものにしているような場もあったということでした。個人的には、知り合いが困っていたら親身になって助けたいと純粋に思う気持ちはわかるものの、そうした人の情けにつけ込んで笑い者にするような人たちがいるという事はやはりショックです。私自身はSNS上で名前も素性もわからない人に援助するような事は今までもないですが、実社会においてもちょっとした心の隙をつかれてお金を出すくらいなら、自分で自分の心を豊かにするようなお金の使い方をした方が良いとしみじみ思いました。

私の場合はこのブログを書くという行為自体が単に読んでいる人に情報を提供するだけでなく、自分のためにもなると思ってせっせと書いているのですが、どちらにしても自宅に籠ってあれこれと明らかに良くない方向に妄想を繰り広げる事も危ないと思います。私の場合は、こんなブログを書いていることもあって、自宅から旅立つことで昇華している部分が大きいですね。今回は、私自身もまだやったことがないのですが、究極の旅として今後仕事をリタイヤした後にでも実行してみたいプランについて紹介してみようと思います。予算はそれなりにかかりますが、素性も知らない他人にお金を取られてしまうよりはよっぽどましではないか? と思えます。

でまた、話は変なところに飛んでしまいますが、例えば自分が人に追われていて国内をずっと逃げなければならないと仮定した時、皆さんはどういうルートを使って逃げるでしょうか。追ってくる人が自分の事をわかっている場合、いわゆる「土地勘」がある場所を中心に探すことと思いますので、自分はそうは思っていなくても以前住んでいた場所や旅行で気に入った場所に逃げてしまうと、簡単に発見されてしまうという結果になるかも知れません。そうした行動を防ぐには、自分が行程を決めるのではなく、他人が決めた行程をなぞりながら移動することで、行き詰まらずに長期間逃げられます。そうした他人の考えた行程の中でも秀逸なのが、今回紹介したい「最長片道きっぷの旅」です。

その移動はJRになりますが、全国に張り巡らされたJR線の同じ場所を通らずに一番長い乗車券を発行してもらい、そのきっぷの有効期間まで、現状での最長距離の行程をひたすら移動するのです。詳しい行程については、JRの廃線や新線開業などによって状況はその都度変わりますが、インターネットで常にその行程表が更新されています。これを書いている2024年現在、竹松駅(JR九州大村線)→長万部駅(JR北海道函館本線)のルートか稚内駅(JR北海道宗谷本線)→新大村駅(JR九州西九州新幹線)が最長ということですが、乗車券とその他の料金(特急や新幹線に乗らないとダメな部分もあるので)、交通費だけでだいたい20万円くらいかかります。さらに連日の宿泊費や食費がかかりますが、実際に最長片道きっぷの旅をした人の旅日記などを見ていると、有効期間はあるものの、だいたい一ヶ月くらいの行程で、宿泊は極力ネットカフェのような格安な宿に泊まることで、食費を入れて最低30万くらいはかかると考えられます。最近はビジネスホテルも高いので、そうした場所に泊まるつもりならもう少しかかるでしょうが、これを安いと見るか高いと見るか。

個人的には、安全に国内を移動し続け、なおかつ行程を終了することを目標にすることで、その間は心の隙間とかそんな事を考えている暇はないような旅になると思うので、かなり精神的に鍛えられるのではないかと思えます。

今回紹介した旅はそこまで豪華な旅ではありませんが、結構な費用も時間もかかります。多くの人は学生の時には時間は作り出せるもののお金はなく、その後就職するなどしてお金を稼げる時期に、2ヶ月以上も仕事をしないで日本縦断するだけの時間を作り出すのは難しいと思います。それでもこうした旅があり、しばらく家に帰らず、他人が探そうとしても見付けるのは極めて難しい方法で移動ができるという事を知っていれば、心が追い詰められるようないざという時でも悲劇的な方向へ向かうことなく、最高の贅沢な時間を過ごして心を豊かにするような事にもなるかも知れません。私も仕事のリタイヤに後の良いタイミングでこういった旅に出掛けられるように、そのための貯金をしたり、最新の情報(交通関係だけでなく安くて快適な宿の情報なども)を仕入れて、来たる日に備えたいと本気で思っています。

お出掛けの前にする下調べはネット検索がうまくできれば出先での失敗も防げるか?

先日、毎年の我が家の恒例である富士宮にある農産物直売所へのお買い物に行ってきました。夏のこの時期には、全国的にはあまり馴染みがないかも知れませんが、取れたての生落花生が直売所で売られているので、それを買ってきて塩ゆでにしていただくのです。塩味で水に十分浸した落花生は好みはあるかも知れませんがファンも多く、下手をしたら多客期には午後には売切れてしまって買えない場合もあるほどです。

ということで、平日に休みが取れそうな日を狙って行こうと思ったのですが、最初に行こうとしたのは火曜日でした。ただ実はその日は直売所の定休日で、下調べをしないで行ってしまったらせっかく時間を掛けて出掛けてもお店が閉まっているという最悪の状況になるところでした。これは直売所の公式ページでなくても、その直売所を紹介しているページをネットで見付けられれば、定休日の情報は得ることはできるので下調べの中でもそこまで難しくはありません。

ただ、落花生の旬の時期はいつなのかとか、特売の情報などは公式ページや「X」のアカウントなどで出ている場合があります。事によると、もはや出荷時期が終了してしまって店頭に並んでいないということもあったりするので、対象とする場所やイベントに公式ページやX、インスタグラムのアカウントがある場合にはきちんとその辺も抑えておくことが大事だと思います。

実は今月は、落花生とは別に出掛けようと思ったイベントが2つありました。一つは先日あった中秋の名月に合わせて近隣の天文台で月および土星などの観望会が行なわれるということを聞き、ネットでその天文台のページからイベントの概要をゲットしました。

参加費は無料ですが、開始1時間前に整理券を配り、定員があるということで、整理券を配る時間に合わせて出掛ける必要があることがわかりました。ただ、イベントの説明には気になる事が書かれていました。天文現象は当日の天気に左右されるので、雨が降ったり曇天の場合にはイベントそのものが中止になる恐れがあるというのです。開催か否かは整理券配布のさらに一時間前に公式ベージでアップされるということも書かれていたので、一応出掛ける準備はしつつ、その時間に合わせて天文台の公式ページを開いたところ、残念ながら天候不良のためイベントは中止という事を知りました。もしこの一手間をしないで先走って出掛けてしまっていたら、全くの無駄足になるところでした。

で、これを書いている翌日にも実はお出掛けの予定があり、それは例年だと満開になっている彼岸花の名所で行なわれるイベントに行こうと思っていたのでした。このイベントについては、たまたま地元発のテレビニュースで、本当はもう少し早い段階でイベントをやるのを、今年はとんでもない暑さが長く続いたため彼岸花が咲いていないということで、22日にイベント開催になるという情報を得ていたのです。

というわけで、本日開催のイベントについてはテレビが情報源だったため、そのまま行っても大丈夫だろうと思っていたのですが、先日天候不良で中止になったイベントに行こうとしていたこともあり、前日に念の為ネット上を検索してみました。彼岸花の咲いているところには公民館のような建物があるので、その建物に関する情報発信をしているページを探し出して確認したところ、何とそのイベントも中止になるという事を知ることになったのです。

その理由は、22日の天気が未明から午前中いっぱいに大雨になるという予報があるので、準備などの手順が難しいということらしく、これは仕方がないと思えました。また、そのページには昨日時点での彼岸花の開花状況についての記載もありました。それによると、昨日で約3分咲きということで、満開の彼岸花を見たい場合にはもう少し待った方が良いという話もご丁寧に書いてありました。

というわけで、ここでは下調べをして結局行かなかった事を中心に書いてしまいましたが、こうした情報は全国どこにいてもネット経由で得ることができます。日帰りでそのために出掛けてやっていなかったというのはちょっとショックですし、日程の詰まった旅の中で予定していた行程を諦めることになるというのはショックなことでしょう。私の場合は、画面の大きなパソコンで前日にじっくりと調べますが、旅行中などはスマホやタブレットなどで調べるケースも多くなるかと思います。個人的にはスマホよりタブレットを携行する方が調べものはしやすいので、私はタブレットを出先では多用することになると思いますが、スマホでも十分コツさえつかめば目的の情報に到達できると思います。

大切なのは、きちんと調べてから動くということを徹底することだと思います。もし不幸にも目的地が休みだったりした場合はその場ですぐ代案を考えることもでき、無駄に動き回るということもなくなります。時間と燃料の節約という意味でも、下調べの大切さということを考えながら動くことをおすすめしたいですね。

ネット経由でなくテレビからの情報の方が思わぬ情報を得やすいのでは?

旅のガイドというか、現地に行って何をしよう? というような事を考える場合、具体的にどこへ行ってどんなことをするか決まっている場合には、今はわざわざガイドブックを買わなくても、ユーチューブの動画が結構頼りになります。今度予約して訪れる旅館についても、しっかり宿泊・食事レポートをアップしてくれている人がいるので、予約した部屋のタイプの広さはどうだとか、実際の夕食・朝食はどんな感じなのかとかいう疑問は動画を見れば解決してしまいます。そういう意味ではコストも掛からず調べられるので、いい時代になったと思います。

また、特定の食べものについてのお店のレポートなども、個人的にはテレビの旅番組よりも動画の方が普通の人が普通に入って利用していることがわかるので、意外とそこから外れることはないだろうと考えます。

今回はそうした事をしてもなお、思いもよらないような情報が転がっているテレビの情報について考えてみたいと思います。

まず、こうした情報を得るための前提として、テレビ番組の視聴とはいいながらもネット環境が必要になります。というのも、テレビ局は今、インターネット経由で番組の見のがし配信を行なっているのです。具体的には「TVer」や「NHK+」は日常的に利用できるようにしておくと、思わぬ発見があります。どちらのアプリ(パソコンではサイトアクセス)でも、提供される番組というのは東京発の番組だけでなく、全国の地方発の番組があるので、旅の目的地でなくても、面白そうなサムネイル画像をチェックし、面白そうなものがあれば見ておくと、その地域に行った際の参考になります。

今回は、たまたまNHKの地方局発(前橋局)の情報番組を見ていて、世界遺産の富岡製糸場近辺のグルメロケをしていました。今回は群馬県にも富岡製糸場にも行きませんが、世界遺産になって割とすぐに車でお邪魔した事はあります。ただその時には、その後こんにゃくパークへ行って無料のこんにゃく料理をたらふくいただいてしまったので、富岡製糸場周辺の食事処には行っていなかったのでした。

富岡周辺の名物と言えば、ご飯に一口大のカツを乗せ、そこにたれをかける「タレカツ丼」が有名で、私自身大好きなのですが、私が見た情報番組では「高田食堂」さんの、「工女さんが愛したカレー」(650円)を紹介していました。具材は豚肉と玉葱だけだそうですが、その素朴な見た目と、それなりに辛いというカレーは、事前に知っていたらぜひ食べたかったと思わせるものでした。

今後、富岡製糸場を再訪問するかどうかはわからないものの、車でなく高崎駅から上信電鉄を使えばそれほど大変でなく行けるので(運賃は片道810円で約37分)、静岡から高崎直通の普通電車を利用して18きっぷシーズンに行くのも良いかなとも思ってしまいました。

このようにして、行きたいところと食べたいものをリストアップしておけば、急に休みになってその使い方に困った時などは、早朝発であれば丸一日暇をつぶしながら、未知の体験もできるわけです。大事なのは、そうした旅のストックをたくさん持っておくと、いざという時に考えることなく一気に出発することができるのです。

そういう意味でも日常的に旅の情報をチェックすることは旅好きであれば大切なように思います。ネットを使う場合、テレビの地方局の情報というのは、そこまで外れはないと思いますので、見たものをメモしておくとかやっておくと、自分が考えていない場所の意外な名物に会えるかも知れません。

急に出掛けたいと思っても宿泊予約可能で安い宿の部屋が出てくる場合がある?

まずはじめに今回の話題につながると思える自分のお休み環境の話をすると、基本的には暦とは無関係に休みがあり、状況によっては出社の日を変えてくれとお願いされることもまれにあります。そうなると、前々から旅行のための予約が取りずらいのですが、逆に前々から予約していた日程に合う形で梅雨前線や台風と鉢合わせしてしまう可能性もあるので、私自身は前々からの予約はせずに、ぎりぎりまで待って空きがなければ諦めるという感じにするか、日帰りにするか、車中泊で強行出発かという感じになりがちです。

今回は、職場の方で同じ部署の方が感染症(?)で休みになる関係で、休みの日をずらしてくれとお願いされました。実はそのお願いがあるまで、今月は有休を含めて4連休を取れるはずだったので、優雅に長距離フェリーを使って遠出をしようかなと思っていたのですが、変更により2連休と飛び石の休みが2日という、遠出には不向きな日程になってしまったので、自ずと休みの予定を変更する必要が出てきました。

以前から家族がお城好きで国宝の松本城の中を見たいというリクエストがあったのですが、この希望であれば、松本には浅間温泉があり、温泉旅館でゆったりしながらお城を見に行くのもありかなと思って、基本的には一泊、どうしても宿が取れない場合には日帰りも止むなしと思いながら色々と調べてきました。

浅間温泉は、市内の中心に温泉街があるという、全国的にも珍しい立地になっています。以前浅間温泉地区のアパートに住んでいる友人のところに泊まりに行った時、友人は町内会から住民だけが使える浅間温泉の共同湯のカギを持っていて、普通ではなかなか入れない共同湯に入れてもらったことがあります。今回宿泊が叶えば、共同湯ではありませんが、市内観光の後にゆったり温泉でくつろぐことができるので、できれば日帰り温泉でなく泊まりでと考えてみたのですが、なかなか家族と一緒だと週末利用になってしまうため宿の予約が埋まっていたり、料金が割高だったりして手をこまねいていました。

あえて市中心部や駅のそばのビジネスホテルを狙うという考え方もあるのですが、それだと温泉はなく食事も別ということになります。それなら、おいしいものをたらふく食べながら日帰りでも良いかと思っていたところ、何と希望する日に大手ホテルチェーンが経営する浅間温泉の宿(察しの良い方は場所の特定は可能だと思いますが)に一部屋だけ空きがあるのを発見しました。

といっても、さすがに週末ではありませんでしたが、日曜宿泊月曜チェックアウトというパターンなら、朝夕食バイキングではありますが入湯税を含めても一人8,500円くらいで宿泊できる好条件だったため、一気に予約をネット上から行ない、無事にこの夏の旅行日程が決定しました。ちなみに、同行する家族は月曜は昼過ぎからの出勤なので、早めのチェックアウトをすれば、特に職場に対して連絡をしなくても大丈夫なのです。

安いと有名な旅館名でネット検索を掛けると、たいてい大手のネット系旅行サイトが検索結果の上位に来ます。その中に、価格比較のテレビコマーシャルのトリバゴのようなサイトも入ってくるのですが、それらのサイトを正直にクリックして料金を見てみると、細かな部屋が選べないので、一般的に安いという印象の全国チェーンでも、一人あたりの宿泊料金が素泊まりか朝食付きで1万円ちょっととか、夕食まで付けると1万3千~4千円くらいまで上がってしまいまう場合もあります。さすがにこの価格では相対的に安いといっても予約はしないのですが、私がなぜ朝夕食付のプランで税込約8,500円などというプランを見付けられたかというと、ネット専用を含む旅行代理店経由での予約はせず、あくまで宿が直接運営するサイト上で検索を掛けて、部屋別で違うケースも有る、部屋別、宿泊タイプ別料金を見た上で予約したからです。

当然ながら旅行代理店は旅館と宿泊客の間をとりもつことによって、手数料を余分に取ることになります。大手チェーンであればネット予約システムもしっかりしていますので、ホームページには「最低価格保証」という文字も書いてあります。もちろん、大手通販系の旅行サイトでは日々のネットショッピングで貯めたポイントを流用できたり、予約をすることでポイント還元が増えたり、お得なクーポンを利用することで、実質的には利用料金を下げることができるかも知れませんが、今回は直接予約とネット代理店経由では全く同じ部屋の設定があっても、公式からの予約が安いのは確かなので、よほどポイントやクーポンで優遇されていないようなら直接宿の方のサイトからネット予約するというのが良いと思います。

ちなみに、宿直営サイトということで、事前のキャンセルが出た場合、予約状況に反映される時間が短いとも思います。そうなると、今回の私の場合のように、少し前だと全く空きがなかった部屋・プランであってもキャンセル料がかかる前のタイミングだったり、キャンセル料が上がるタイミングの前に予約返上の手続きがあった場合、ぎりぎりに出掛けることになっても急に空き部屋を見付けることが可能になる場合があるので、今回一部屋残っているのに遭遇できたのだろうと思います。

これはまさに先日書きましたネット経由でのショッピングと同じような事が起こる可能性があるわけです。急に休みが入ったとか、休みはあるもののどこにも行く予定がないような場合でも、行きたい宿の直営ページをブックマークしておいて、直前にアクセスして空いていたら予約するというやり方を使って安い宿泊施設をゲットすることも可能でしょう。

昨今、海外からの観光客によってホテルの料金が上がってしまっているという話もありますが、ネット経由での予約がどこからでも可能になったことで、もうワンチャンの望みが出たということもあるでしょう。当日ぎりぎりまでネット予約可能な場合、旅行代理店から帰ってきた部屋も公式サイトでは販売されるようになり、前日とか当日でも宿を求めてネット上の公式サイトに行ってみる価値はあるように思います。ネット予約の発達は、早々に売り切れてしまうという事はあるものの、日程の都合でキャンセルになることもあるので、今年の夏の予定がまだ立っていない方は諦めずに探してみることをおすすめします。