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ネット経由でなくテレビからの情報の方が思わぬ情報を得やすいのでは?

旅のガイドというか、現地に行って何をしよう? というような事を考える場合、具体的にどこへ行ってどんなことをするか決まっている場合には、今はわざわざガイドブックを買わなくても、ユーチューブの動画が結構頼りになります。今度予約して訪れる旅館についても、しっかり宿泊・食事レポートをアップしてくれている人がいるので、予約した部屋のタイプの広さはどうだとか、実際の夕食・朝食はどんな感じなのかとかいう疑問は動画を見れば解決してしまいます。そういう意味ではコストも掛からず調べられるので、いい時代になったと思います。

また、特定の食べものについてのお店のレポートなども、個人的にはテレビの旅番組よりも動画の方が普通の人が普通に入って利用していることがわかるので、意外とそこから外れることはないだろうと考えます。

今回はそうした事をしてもなお、思いもよらないような情報が転がっているテレビの情報について考えてみたいと思います。

まず、こうした情報を得るための前提として、テレビ番組の視聴とはいいながらもネット環境が必要になります。というのも、テレビ局は今、インターネット経由で番組の見のがし配信を行なっているのです。具体的には「TVer」や「NHK+」は日常的に利用できるようにしておくと、思わぬ発見があります。どちらのアプリ(パソコンではサイトアクセス)でも、提供される番組というのは東京発の番組だけでなく、全国の地方発の番組があるので、旅の目的地でなくても、面白そうなサムネイル画像をチェックし、面白そうなものがあれば見ておくと、その地域に行った際の参考になります。

今回は、たまたまNHKの地方局発(前橋局)の情報番組を見ていて、世界遺産の富岡製糸場近辺のグルメロケをしていました。今回は群馬県にも富岡製糸場にも行きませんが、世界遺産になって割とすぐに車でお邪魔した事はあります。ただその時には、その後こんにゃくパークへ行って無料のこんにゃく料理をたらふくいただいてしまったので、富岡製糸場周辺の食事処には行っていなかったのでした。

富岡周辺の名物と言えば、ご飯に一口大のカツを乗せ、そこにたれをかける「タレカツ丼」が有名で、私自身大好きなのですが、私が見た情報番組では「高田食堂」さんの、「工女さんが愛したカレー」(650円)を紹介していました。具材は豚肉と玉葱だけだそうですが、その素朴な見た目と、それなりに辛いというカレーは、事前に知っていたらぜひ食べたかったと思わせるものでした。

今後、富岡製糸場を再訪問するかどうかはわからないものの、車でなく高崎駅から上信電鉄を使えばそれほど大変でなく行けるので(運賃は片道810円で約37分)、静岡から高崎直通の普通電車を利用して18きっぷシーズンに行くのも良いかなとも思ってしまいました。

このようにして、行きたいところと食べたいものをリストアップしておけば、急に休みになってその使い方に困った時などは、早朝発であれば丸一日暇をつぶしながら、未知の体験もできるわけです。大事なのは、そうした旅のストックをたくさん持っておくと、いざという時に考えることなく一気に出発することができるのです。

そういう意味でも日常的に旅の情報をチェックすることは旅好きであれば大切なように思います。ネットを使う場合、テレビの地方局の情報というのは、そこまで外れはないと思いますので、見たものをメモしておくとかやっておくと、自分が考えていない場所の意外な名物に会えるかも知れません。


急に出掛けたいと思っても宿泊予約可能で安い宿の部屋が出てくる場合がある?

まずはじめに今回の話題につながると思える自分のお休み環境の話をすると、基本的には暦とは無関係に休みがあり、状況によっては出社の日を変えてくれとお願いされることもまれにあります。そうなると、前々から旅行のための予約が取りずらいのですが、逆に前々から予約していた日程に合う形で梅雨前線や台風と鉢合わせしてしまう可能性もあるので、私自身は前々からの予約はせずに、ぎりぎりまで待って空きがなければ諦めるという感じにするか、日帰りにするか、車中泊で強行出発かという感じになりがちです。

今回は、職場の方で同じ部署の方が感染症(?)で休みになる関係で、休みの日をずらしてくれとお願いされました。実はそのお願いがあるまで、今月は有休を含めて4連休を取れるはずだったので、優雅に長距離フェリーを使って遠出をしようかなと思っていたのですが、変更により2連休と飛び石の休みが2日という、遠出には不向きな日程になってしまったので、自ずと休みの予定を変更する必要が出てきました。

以前から家族がお城好きで国宝の松本城の中を見たいというリクエストがあったのですが、この希望であれば、松本には浅間温泉があり、温泉旅館でゆったりしながらお城を見に行くのもありかなと思って、基本的には一泊、どうしても宿が取れない場合には日帰りも止むなしと思いながら色々と調べてきました。

浅間温泉は、市内の中心に温泉街があるという、全国的にも珍しい立地になっています。以前浅間温泉地区のアパートに住んでいる友人のところに泊まりに行った時、友人は町内会から住民だけが使える浅間温泉の共同湯のカギを持っていて、普通ではなかなか入れない共同湯に入れてもらったことがあります。今回宿泊が叶えば、共同湯ではありませんが、市内観光の後にゆったり温泉でくつろぐことができるので、できれば日帰り温泉でなく泊まりでと考えてみたのですが、なかなか家族と一緒だと週末利用になってしまうため宿の予約が埋まっていたり、料金が割高だったりして手をこまねいていました。

あえて市中心部や駅のそばのビジネスホテルを狙うという考え方もあるのですが、それだと温泉はなく食事も別ということになります。それなら、おいしいものをたらふく食べながら日帰りでも良いかと思っていたところ、何と希望する日に大手ホテルチェーンが経営する浅間温泉の宿(察しの良い方は場所の特定は可能だと思いますが)に一部屋だけ空きがあるのを発見しました。

といっても、さすがに週末ではありませんでしたが、日曜宿泊月曜チェックアウトというパターンなら、朝夕食バイキングではありますが入湯税を含めても一人8,500円くらいで宿泊できる好条件だったため、一気に予約をネット上から行ない、無事にこの夏の旅行日程が決定しました。ちなみに、同行する家族は月曜は昼過ぎからの出勤なので、早めのチェックアウトをすれば、特に職場に対して連絡をしなくても大丈夫なのです。

安いと有名な旅館名でネット検索を掛けると、たいてい大手のネット系旅行サイトが検索結果の上位に来ます。その中に、価格比較のテレビコマーシャルのトリバゴのようなサイトも入ってくるのですが、それらのサイトを正直にクリックして料金を見てみると、細かな部屋が選べないので、一般的に安いという印象の全国チェーンでも、一人あたりの宿泊料金が素泊まりか朝食付きで1万円ちょっととか、夕食まで付けると1万3千~4千円くらいまで上がってしまいまう場合もあります。さすがにこの価格では相対的に安いといっても予約はしないのですが、私がなぜ朝夕食付のプランで税込約8,500円などというプランを見付けられたかというと、ネット専用を含む旅行代理店経由での予約はせず、あくまで宿が直接運営するサイト上で検索を掛けて、部屋別で違うケースも有る、部屋別、宿泊タイプ別料金を見た上で予約したからです。

当然ながら旅行代理店は旅館と宿泊客の間をとりもつことによって、手数料を余分に取ることになります。大手チェーンであればネット予約システムもしっかりしていますので、ホームページには「最低価格保証」という文字も書いてあります。もちろん、大手通販系の旅行サイトでは日々のネットショッピングで貯めたポイントを流用できたり、予約をすることでポイント還元が増えたり、お得なクーポンを利用することで、実質的には利用料金を下げることができるかも知れませんが、今回は直接予約とネット代理店経由では全く同じ部屋の設定があっても、公式からの予約が安いのは確かなので、よほどポイントやクーポンで優遇されていないようなら直接宿の方のサイトからネット予約するというのが良いと思います。

ちなみに、宿直営サイトということで、事前のキャンセルが出た場合、予約状況に反映される時間が短いとも思います。そうなると、今回の私の場合のように、少し前だと全く空きがなかった部屋・プランであってもキャンセル料がかかる前のタイミングだったり、キャンセル料が上がるタイミングの前に予約返上の手続きがあった場合、ぎりぎりに出掛けることになっても急に空き部屋を見付けることが可能になる場合があるので、今回一部屋残っているのに遭遇できたのだろうと思います。

これはまさに先日書きましたネット経由でのショッピングと同じような事が起こる可能性があるわけです。急に休みが入ったとか、休みはあるもののどこにも行く予定がないような場合でも、行きたい宿の直営ページをブックマークしておいて、直前にアクセスして空いていたら予約するというやり方を使って安い宿泊施設をゲットすることも可能でしょう。

昨今、海外からの観光客によってホテルの料金が上がってしまっているという話もありますが、ネット経由での予約がどこからでも可能になったことで、もうワンチャンの望みが出たということもあるでしょう。当日ぎりぎりまでネット予約可能な場合、旅行代理店から帰ってきた部屋も公式サイトでは販売されるようになり、前日とか当日でも宿を求めてネット上の公式サイトに行ってみる価値はあるように思います。ネット予約の発達は、早々に売り切れてしまうという事はあるものの、日程の都合でキャンセルになることもあるので、今年の夏の予定がまだ立っていない方は諦めずに探してみることをおすすめします。


かつての「道路時刻表」も今は昔でGoogleマップ利用でドライブルート作り

その昔、「道路時刻表」というものがあったのをご存知の方はいるでしょうか。一般道や高速道路を使って車で移動する場合、目的地までの距離と所要時間を掲載している本で、図書館に置いてあったのを見て調べ、ドライブ計画を立てたりしたことがありました。

以前はその内容がウェブ化されていて、わざわざ図書館に行かなくても自宅でインターネットから調べれば、渋滞の事は加味されませんが事前に計画を立てるには便利でした。今やそうした距離からおおよその時間を割り出すだけの「道路時刻表」へのニーズはなくなりました。その背景にはカーナビの普及というのがあるわけで、例えば友人の家に車で出掛ける場合、カーナビに友人宅の位置をセットすると、そのルートで到着する時間が当日の渋滞状況を計算した上で出てくるので、「大体このくらいに着く」なんて曖昧な事は言わなくても、カーナビが計算した時間から少し余裕を持った時間を伝えておけば、まず事故でも起こさない限りは時間通りに到着できます。

ただ、車に備え付けのカーナビの場合、車に乗っていないとそうした情報がわからないので、スマホやパソコンを使ってドライブ計画を立てるのが便利です。今回の鹿児島旅行では、空港からレンタカーを借りて車を使って観光する予定にしているので、レンタカーを借りて返すまでの時間、無理なくどのくらいの場所を回ることができるのかを調べるという意味でも事前に色々なルートを試してみるのも意味があるでしょう。

今回はオーソドックスにGoogleマップを使ってドライブ計画を立てたのですが、行きたい観光地をリストアップしてつなげていくと、ルートをたどる所要時間がすぐに出てきます。観光地に関する情報を見ると、一般的に回る場合の観光時間についての記載があるので、その時間を参考にルートマップの時間と合わせると、だいたいどのくらいの場所を回ることができるのかがわかってきます。

Googleマップでは、そうして作ったルートをスマホに向けて送ったり、Gmailにルートマップのリンクを送ってくれる機能もあります。スマホ自体をカーナビとして使っても良いですし、レンタカーに搭載されているカーナビを操作する場合でも、スマホから行きたい場所を表示して打ち込めば、同じように移動は可能だろうと思います。昔は紙に打ち出したり書き出したルート情報を持っていくような事をしていましたが、今ではメールから直リンクをたどるだけで済むので、本当に便利になったものです。
ドライブルートについては、当日の状況によって変わることも十分ありえます。野外で観光する場合、天候の影響によって十分楽しめない場合もあるので、その場合には野外の場所を避けるようなルートを別に作っておくことも十分あります。そうした臨機応変な対応についても、スマホから一発で再ルート検索ができてしまうので、今回は様々な保存したルートマップを作りながら、準備を進めていこうと思っています。

ちなみに、Googleマップでのルート検索には様々な手段での移動についての時間を出すことができるのですが、全てを徒歩で回った場合にはまるまる2日かかるようです。こうした内容は現実的ではありませんが、旅というのは今回だけでなく、また同じ方面への旅に出ることもあると思うので、簡単に計画が立てられていつでもリンクで辿れるというのは、出掛ける前から次の旅への期待というものも出てきますし、今後も活用していきたいと思っています。


空港から観光のためのレンタカーを申し込むにあたって色々と考えたこと

旅の準備というのは必要か必要でないかという話はありますが、気ままに出発し、余裕ある日程で出掛けたりいつ帰るかわからないような旅で、さらには自分の運転で全ての行程を決められるような旅なら、人気の食事や宿泊をスムーズにするためには事前の予約も必要なところはありますが、基本的には当日に行きあたりばったりの形にしてもそれはそれで楽しいだろうと思います。

ただ、今回私が企画した旅は、現地滞在が13時間という弾丸ツアーなので、最低限の事前準備は無いよりはあった方が良いと考えます。鉄道は空港に乗り入れていないので、空港から観光地に行くためには、バス・タクシーかレンタカーになりますが、やはりレンタカーの方が気軽です。レンタカーでの移動なら、時間は限られていてもちょっとした予定の変更も可能になるということで、到着する鹿児島空港から借りることのできるレンタカー会社の中から予算に応じたプランを選ぶことにしました。ただ、レンタカー会社にも色々あって、なかなか決められないところも出てきます。そこで、今回は私なりに考えて決めたレンタカー会社とプランや補償について、思うところを書いていきたいと思います。

基本的に、大手のレンタカーは新車を使っています。そうした傾向に反して、あえて中古車(当然中古車でもそれなりの基準はあります)を提供することで安い価格を出しているのが「ニコニコレンタカー」です。ニコニコレンタカーは鹿児島空港にも支店があって、基本料金はかなり安く設定されています。

今回の旅は合計2名での利用なので、軽自動車やコンパクトカー(0.99L)でも十分だと思っていて、数多くの車種の中でも一番安いクラスで調べてみたのですが、こちらの予定した日では(GW後の平日)無料で会員登録をすると軽自動車でもコンパクトカーでも12時間までは2,860円(非会員価格は3,300円)で借りられます。ただし、この基本料金だけだと、もし運転中に何かあったら追加の料金を払わなければなりません。ニコニコレンタカーの場合は、基本料金だけで借りて事故を起こした場合、最大15万円の支払いが生じる恐れがあります。

こうした支払いを抑えたり、全て保険で済ませるためには追加の補償に入る必要があります。事故と一口に言っても色々な種類があり、相手のある事故か自損事故か、さらにはタイヤのパンクや飛び石による窓ガラス破損のような事なのかによって自己負担の金額が変わってきます。ここからは私の考えになりますが、車を運転する以上何が起こるかわからないので、悪い事は言いませんので、補償だけはどんな事故でも自己負担金が発生しない、最大の補償に入ることをおすすめします。

ニコニコレンタカーの場合はそれが「パーフェクト補償」というもので、24時間以内なら2,200円を追加すれば、あらゆる事故に対しての自己負担が0円になるので、安心してハンドルを握れます。その場合の合計額は会員価格だと5,060円(非会員価格は5,500円)となります。車は一応カーナビ付きで禁煙車を選べてこの価格です。ただし具体的な車種は全く選べません。

と、ここまで書いてきましたが、実際はニコニコレンタカーは予約しませんでした。改めて鹿児島空港のホームページを見たら、空港内の総合案内所で予約したレンタカー会社との取次を行なってくれるレンタカー会社は限られているようで、ニコニコレンタカーはその中に入っていませんでした。自ら電話をすれば良いのですが、空港カウンターでそこまで頼めるなら、まずはその中から優先して調べてみようかと思ってしまいました。そこで、上記金額に近くて良さげなレンタカー会社があったので、バックモニター付きの軽自動車をニコニコレンタカーと同じくらいの金額で予約できました。今回はニコニコレンタカーは使いませんでしたが、比較対象になったレンタカー会社と比較して価格の開きがあった場合には恐らくニコニコレンタカーを選んでいたと思います。

レンタカーについても当日になってからお願いすればと思っていると、用意できる台数は限られているため、希望の車種がないなどの状況も考えられますし、事前に予算を組んで出掛ける場合にはきちんと予約をしてから出掛けるのがおすすめです。今回の旅行は、元々変更不可のセールで購入した航空券を利用するので、予約変更を行なう選択肢がないため、早めに他の予約もできたという事ではありますが、改めて考えてみると、バスを使ってちょこまか動いていると、レンタカー代にガソリン代を足しても、バスの方が費用がかかってしまうような感じになったので、今回の事は結果オーライかなと思っています。


地方の交通機関が思わぬ理由で使えなくなっている現状とその対策について

先日、中部国際空港発の航空券を入手した話を書きましたが、今回の目的地は鹿児島空港になります。地方空港の場合、そこから動くための交通手段が必要になるのですが、当初鹿児島ではなく福岡空港へ行きたかった理由というのは、福岡空港は街中にあるので、すぐに公共交通機関が使え、どこへ行くにも便利だということだったのです。

現在、改めて鹿児島周辺の観光地についてリストアップしているのですが、空港から公共交通機関へのアクセスはバスかタクシーになります。当初はバスを使っての観光ができないかなと思っていたのですが、一旦鹿児島中央駅までリムジンバスで行き、市内のバス・市電・フェリー(桜島フェリー)が乗り放題の切符があるので、その場所だけなら問題なく移動して楽しめるのですが、ちょっと郊外の観光スポットや温泉に足を伸ばそうとするととたんに困ることになります。

観光定期路線のようなものがないかと思って探したら出てきたバスは、現在その多くが運休してしまっています。もう新型コロナの影響は無くなったのにどうして運休なのかと思ったら、バス会社のホームページを見ると、これは仕方がないと自分でも思える理由が書かれていました。

それは、人手不足でバスはあっても運転手がいないのでバスを運行できないというものです。まさか、そんな事が観光で多くの人を呼び寄せたいはずの場所で起こっているとは思いませんでした。
そうなってくると、自然と現地での移動について考え直さなければならなくなります。私の場合は、今回は家族と行くので、複数人でトータルでかかるバスの料金と、バスを待つことの時間的ロスを考えると、単純に空港からレンタカーを借りてしまうのが一番楽です。ただこれは、自分もしくは同行者が日頃から車の運転をしており、現地でも安全に運転ができるということが大前提になります。

そういうわけで、私の旅行の場合にはレンタカーをすぐに使うことで、かなり行動の範囲を広げることができ、弾丸日帰りツアーでもそれなりに色々な所には行けるのではと思っています。バスだけでは不可能だと思っていた指宿・開聞岳・枕崎方面への観光も何とか現地滞在13時間ならできそうですし、レンタカーの最低利用の時間も12時間にしているところが多いため、本当に最安の価格で目一杯使えることから、当日にふと思い付いたような場所にも行ける可能性があります。

鹿児島への旅は、以前に指宿の砂蒸し風呂に入ったりするのに、静岡県から高速道路を乗り継ぎながら車中泊をして向かったことがあるのですが、一応土地感もあるので、そちらとは違う方面へと向かっても良いですし、色々と楽しみが増えました。これから様々なレンタカー会社をリストアップしながら、安くて快適にドライブができるプランを選ぼうかと思っています。

しかし、免許を持っていなかったり、持っていてもほとんど運転していない人の場合は大変だろうと思います。最近は車を所有せず運転免許も必要ないからと取得しない人もいるので、たとえ安く地方空港へと行けたとしても、そこからの移動手段および観光するための交通手段に困るような事がこれから起こってしまうだろうと思うと、今後も観光客を呼び寄せたいと思っている地域の方は、この問題を何とかしないと大変だと思います。

具体的には、無人運転のバスのような公共交通機関を地方でこそ動かすことで、いわゆる標準の観光コースを巡りたいと思っている人にとっては助けになるでしょう。タクシーとの競合についても、コースを工夫することで共存はできるのではないかと思います。バスが無いままライドシェアを導入しても、多くの観光客を運ぶことはできないと思いますので、観光地を循環する無人バスの整備について今から考えていくことは大切なことだと思った次第です。


静岡県に住んでいても富士山静岡空港を使わずに周辺の空港利用になってしまうわけ

今年は新型コロナで全く出掛けられなかった反動で、どこかへ行こうと色々計画を立てていたのですが、旅行に連れていきたい家族と休みが合わず、年明けからもう4ヶ月経ってしまっています。そんな中、注目したのは極端な話、1日の休みが合えば行って帰ってこられる飛行機を使った「弾丸ツアー」の存在です。

LCCではそうした「日帰り料金」でセールをやっているところもあるのですが、地理的条件が悪くてなかなか思い切れなかった中、ふと頭に浮かんだのは、地方の富士山静岡空港発の福岡空港日帰りツアーの存在でした。

残念ながらジェットスターやピーチといった格安で飛行機に乗ることのできるLCCは静岡には乗り入れていません。国内便については、FDA(富士ドリームエアライン)が定期便を飛ばしているのですが、平日限定でその日のうちに帰ってくる行程を取ることを条件に、往復2万円強で福岡で最大滞在時間が10時間を確保できるということで、何とかゴールデンウィーク明けの1日を調整して何とか旅に出掛けられるようにしたので、弾丸ツアーの予約にチャレンジしてみました。富士山静岡空港は、空港利用の駐車代がかからないメリットがあるので、こうした機会に利用してみたいとも思ったのでした。

この弾丸ツアーは航空会社ではなく航空会社関連の旅行代理店が出している旅行商品のようで、旅行代理店のホームページからオンラインで申し込めるようになっています。ただ、利用するための座席が限られているので、明らかに空席がない場合にはいったん申し込んだ内容(行き帰りの航空便)を送り、その後メールにて席が取れるのかの確認が取れた段階で通知してもらうという形の予約になります。

私がホームページで利用便を見た時には、すでに静岡発一番便での福岡行きの航空便については「問合せ」となっていました。帰りの便については問題なく予約できそうだったのですが、もし一番便が取れない場合、二番便に振り替えになったとすると、現地滞在時間は6時間くらいに短くなってしまい、同じお金を払うのでもお得感はかなり落ちてしまいます。

仮申込をした回答は、やはり一番便の確保は当日も前後の日でも埋まってしまっているということで残念ですが本申込はしませんでした。そのまま、旅行自体が流れるかと思っていたのですが、別の航空会社(LCCではなくMCCのスカイマーク)のセールで面白い条件を見付け、航空会社の公式ページから往復の航空券を取ることで、「弾丸ツアー」を自分で作ることができてしまいました。ただ、スカイマークは静岡空港に乗り入れてはいないので、乗る場所を中部国際空港(セントレア)に変更しました。

私は静岡住まいですが、LCCが多く乗り入れている成田は少々遠く、羽田にはLCCは乗り入れていません。スカイマークは羽田にも乗り入れているので、北へ向かう旅の場合には、羽田空港を使うという技も使えますが、その場合はチケット争奪戦は厳しいものになるかも知れません。空席確認を見て中部国際空港は、関東に比べると使える路線が少ないというところもあるのですが、同じ日程で九州往復でも、富士山静岡空港から弾丸ツアーを使うよりもさらに半額になるセールを問題なく利用可能だったので、まずは航空券をゲットして無事に最初に決めた日程で同じ九州に行けることになりました。

改めて中部国際空港の事を調べてみると、今回は早朝便になるので公共交通機関を使ったら前日入りが必要になってしまうので、車で行くことにすると、問題になるのが駐車場が確実に取れるかどうかです。過去に中部国際空港を利用した際は、同じように車で行ったのですが、前の日に空港まで行き、空港からすぐの東横INNに宿泊しました。ここに泊まった場合、ホテルの駐車場に停めることができれば、240時間駐車料金無料のメリットが2024年7月まであります。ただ、今回の日程ではホテル自体が満室になっています。駐車場も先着順となっているので、もし駐車場が空いていなかった場合に困ります。

ただ、中部国際空港は構内の駐車場がネット予約できるようになっています。予約の場合は駐車料金に加えて千円余分にかかってしまいますが、何しろ空港構内のため、大雨でも外に出ることなく到着してからすぐに出発することができます。

今回の日程では問題なく駐車場も予約できたので、今回は静岡からではなく名古屋(正確には常滑)からの出発になったという次第です。少々酷かも知れませんが、いくら近くて駐車場が安かったとしても、肝心の発着便が選べないというのでは話になりません。今後に向けては、弾丸ツアーでなく、同じようにセールにうまくハマれば、かなり安い価格で旅行ができるようになりますので、今後も飛行機を自宅から使う場合には関東から出発ではなく中部からの出発をまずは確認することになってくるのではないかと思っています。

スカイマークはLCCが国内で飛ぶ前から利用していますが、座席の広さや荷物関連の条件のゆるさや無料で荷物預け可能だったり、そこまでの違和感を家族に感じさせずに使ってもらえる利点があるように思います。今回はたまたまLCC並の料金で予約できたので、今後も安く利用するならすぐにLCCということではなくて、まずはスカイマークでのセールの有無を確認してみるのも有りかなという気がします。


無印良品「たためる撥水ショルダーバッグ」は旅行用のセカンドバッグにぴったり

最近はバッグ類の購入報告が多いですが、今までが新型コロナの影響を長く引きずり、家の回りしかウロウロしていないような状況になってしまっていたのですが、今後はフットワークを軽くして、せめて青春18切符のシーズンには単なる鉄道旅行ではなく、別の交通機関を駆使して色んなところに足を伸ばそうと思っているので、まずは快適な旅ができるような収納を考えて色んなバッグを物色しています。

雑誌付録のショルダーバッグ(MonoMax2024年5月号付録のNangaのもの)はやはり便利で、今までのミニショルダーでは入らなかった折りたたみ傘まで入るので、単体で持ち出しても何とかなるという気がします。ただ、日常的には良いにしても、旅先で使うとなるとまた状況は変わってきます。

旅先での外出はどうしても買い物がセットになります。今のショルダーバッグにもエコバッグや風呂敷は忍ばせてはいるものの、バッグの中はほぼいっぱいなので、何かを買った場合(お土産だけでなくホテルで飲食するものもあるので)、エコバッグを使うと片手が塞がってしまいます。買ったものが入るようなもう少し大きく余裕があり、さらに使わない時には小さくまとまるような少し大き目のショルダーバッグはないかと思って発見したのが、無印良品の「たためる撥水ショルダーバッグ」です。

畳んだ状態ではこのくらいでも、広げると縦27✕横38あって、マチも12cmあります。容量は16Lあるので、お財布など貴重品や雨具などを入れても十分すぎるくらいの余裕があります。飛行機に乗る場合、メインのバッグの他に身の回りの品を分けてもう一つのバッグを機内では膝の上に乗せて持ち込めますので、それ用にこのバッグを活用することで、かなり旅での利便性は増すのではないかと思っています。

広げると結構な大きさになるので、座席の上に入れる大物のバッグから必要なものを取り出してこのショルダーバッグに入れ、機内で出し入れもできますし、中にセカンドバッグとして貴重品をまとめてバッグインバッグとして使えば、必要な時にはセカンドバッグだけを取り出せば良く、ホテルやコインロッカーに荷物を預けて街歩きをする場合には盗難防止にもなり(体の前に抱えるようにして貴重品を含む荷物を持ちながら両手を自由にして歩ける)、旅行用としてはかなり良いのではないかと思います。

製品の名前の通り、表面は撥水加工してありますので、中味が雨でずぶ濡れになることはないでしょう。気になるなら、先日紹介したポリエステル製の風呂敷で巻いておけば、外側も雨から守ることができます。

価格は税込で2,490円とそこまで安くなく、私の住んでいる静岡県中部のお店では取扱いがなかったので、ネットショップから購入しましたが、実際に到着するまではその大きさとか畳んだ時のサイズとかがどうなのか不安ではありましたが、実際に手にしてみると大人の男性でも十分なサイズではないかと思います。

これで、今後は細々としたものは買うにしても、最後に残ったのがメインの旅行用バッグということになりました。基本的には余裕を持って制限7kgのLCCで利用することを目論んでいるので、重いキャリーバッグよりも背負うバックパックタイプのものを物色していくことになると思います。今回は、バックパックを背負った状態でもさらに両手を自由に移動できるものをということで、大きめのショルダーバッグということで「たためる撥水ショルダーバッグ」をチョイスしてみました。旅行用のスタイルを模索されている方の参考になれば幸いです。


旅行に出ることを意識した日頃持ち歩く手荷物に雑誌の付録のショルダーバッグを

☆昨日、ネットを開いたらよくある付録付きの雑誌の中で、MonoMax(モノマックス)の付録にNangaの小さめのショルダーバッグが付いて1,280円ということで、近くの本屋さんに雑誌を探しに行ったら、まだ材庫があったのでゲットしてきました。ショルダーバッグの本体については、私ではなく他の人がブログや動画で紹介してくれているので、そちらを参照してみて下さい。ちょっと小さくはありますが、日々使うものを両手を自由にして持ち運ぶためには便利そうなものでした。一応大きさの参考のため、スマホと並べて物を入れた状態での写真をアップします。

問題はそれなりに中を満たして毎日持ち歩く場合の耐久性にあると思いますが、今まで使っていたショルダーバッグはポケットがほぼないので取り出すのに苦労していたこともあり、旅行の時に限らずノートパソコンとは別に外付けキーボードおよびマウスを入れておき、必要に応じて持ち運ぶ用にすることにしました。

ちょっとした外出の折に持っていると助かるものを持ち運びたいということは、日々の生活だけでなく旅行の際にも役立つということにもなるので、新たなバッグ購入に合わせて、日々最低限持ち運ぶものの種類を変えてみました。
今回のショルダーバッグには防水性能は無さそうだったので、前々回紹介したばかりのポリエステル製の風呂敷を入れておき、雨が降ってきたらバッグに巻きつけるようにして本体および本体内の収納物を水の侵入から守るようにします。と同時に入れたかったのは折り畳み傘で、何とかぎりぎり入ったのはラッキーでした。

モバイル関連では持っている中では小さめのモバイルバッテリーに、最低限充電を行なうためのケーブルを一本、さらにスマホでネットが使えない場合にスマホ本体に内蔵されたFMラジオを使えるようにするための有線イヤホン、あとは財布に予備のマスク、風呂敷とは別に小さく畳めるエコバッグなどが入っています。あとはスマホ2台持ちなので、データ通信用のスマホとモバイルルーターを入れるとほぼパンパンで、ずっしりと重みを感じるようになってしまいましたが、逆に言うとこれだけ持っていれば、スマホ関連を使うだけならこれで十分で、雨が降っても急に何か買い物や貰い物をして荷物が増えても何とかなるので、旅行中に荷物を預けて持ち歩くものとしても使えると感じます。

今までセットで持ち出していたものは別の入れ物(バックインバックとして利用を考えています)に入れ、旅行で使いそうなノートパソコン関連のモバイル関連物を入れることで、いちきち旅行に行くからとモバイル関連物を用意しなくても良いような形に仕上げていきたいと思っています。

これがうまく行けば、あとはノートパソコン一式に衛生関連ものが入ったポーチと着替えを旅行用のバッグに入れるくらいですぐに旅立てるので、全てのものの重さがLCCの重量制限のサイズに収まる7kg以内になれば、かなりフットワーク軽くどこへでも行けるようになりそうです。

今回のNangaのポーチは、私は入れていませんがハイエンドのデジカメもちゃんと入るので、動画などの撮影機材をコンパクトにまとめて持って行くにも良さそうな感じがします。すでにAmazonでは新品は売り切れてしまっていますが、書店ではまだ置いてある可能性もありますので、そんなに大きくはないものの機能性のある普段持ちのショルダーバッグを探している方にはおすすめかも知れません。


スーツケースを選ぶ際に考えたい「保証」か「リペア」かの選択について

すぐに買うわけではないのですが、今ある車輪の付いたスーツケースは布製のソフトタイプなので、今後は悪天候に強く、旅行だけでなく徒歩・バス・電車でのお出掛けにも便利に使えそうな道を転がして移動できるスーツケースについて色々調べているところです。

ネットで調べるには動画を見るのが簡単なのですが、これはテレビと同じで時間の制約があるため、自分が思っている疑問を動画だけでは解決できないという点もあります。

もちろん、YouTubeで発信している人はコメントを出せばそれに丁寧に答えてくれるということもあるので、こうした動画だけを見て参考にする事も悪くありませんが、ネットの情報はそれだけではないので、やはり文字による情報というのも合わせて見ていくことで、色々考えさせられることがありました。

ハードタイプのスーツケースは、プラスチック・ポリカーボネイト・アルミという材質によって価格は違ってきます。私自身は海外に行くというよりも、国内のLCCを使って移動する場合に機内持ち込みサイズのものを物色しているので、海外で荷物を預けた場合のぞんざいにスーツケースを扱われて壊れるリスクについてはそこまで考慮してはいないものの、やはり長く使えば壊れるリスクがあります。

スーツケースを調べていて、保証期間が長いものから「生涯保証」をうたう製品もあることを知りましたが、安いものは1万円以下でも買えるものがある一方で、複数年から10年の保証から生涯保証になるとLCC用の小さいものでも10万円以上の価格になっています。

致命的な故障をしたら粗大ごみになり買い換えになるので、それなら高いお金を払って生涯保証のメーカーのものを買うという選択もありますが、私の場合はその生涯保証で対応できる故障になるのか? という点について疑問に思い調べたところ、改めて難しい保証の内容について知りました。

どんな製品も、取扱説明書に沿って正しい使い方をしていて壊れたものについては、メーカー保証の範囲になることは理解できます。しかし、海外の空港でスーツケースを投げられて破損した場合、それ専用の保証を用意しているメーカーと、そうでないメーカーがあります。破損に対しての責任がどこにあるかを考えれば、この場合はぞんざいな扱いをした航空会社に補償してもらうケースだと思うので、その場合には専用の保証のあるメーカーのものを購入するか、いわゆる「身の回り品」に対する損害補償がされる海外旅行保険を使うことで、そちらの方面から解決できるということになれば、メーカー保証を目当てに購入すること自体がどうなのか? という風に思えてきます。

そして、実は私が一番心配するスーツケースについてのトラブルが、メーカー保証および海外旅行保険(ないしは身の回り品に対する保険)の対象外になるであろうケースで、実はスーツケースのトラブルでは一番多いのではないかという「キャスター」についてどう考えるかということです。

キャスターは使えば使うほど消耗します。いわば自動車のタイヤのようなものなのですが、実は一般的な自動車保険の車両保険においても、タイヤ単体のトラブルについてはカバーされていません。よくあるケースが、悪意を持った犯罪者が、千枚通しなどで愉快犯的にタイヤを差して走行不能にするというトラブルがありますが、この場合は車の所有者に何も責任がなくても、タイヤ自体が走行することで摩耗していくことから、保険の対象外になってしまうのです。

スーツケースのキャスターについても同じ事なので、実際にキャスターが壊れてしまったら、そのまま粗大ゴミにするか、キャスターの修理を依頼するかということになると思うのですが、この点についてスーツケースの販売ページをネットで検索して見ていると気付くことがあります。ネット上にはメーカーによってはキャスターを交換するための部品としてキャスターだけが売られている場合もあります。さらに調べていくと、キャスター修理を業者に依頼しないで自分で交換する方法について解説されたページもあります。

国内のメーカーでこうした部品も販売している大手の製品の中から選ぶことで、旅行の時だけでなく、ちょっとした買い物にも気軽に持っていって、日々の生活の中でも活用し、長く使うことができるなら、最安の1万円以下のものを購入するよりもメリットは高いのではないかと思えます。

今後、実際に色々な交通手段を使って旅に出ながら、今の装備に足りないところをカバーしてくれるスーツケースについても長く使えることを条件に探していきたいと思っています。


LCCの利用時に使うバッグは「バックパック」か「スーツケース」か

前回の続きのような感じの話になりますが、今後は色々な形での旅行に備えた準備というものをやっていきたいと考えています。先だって書きました10センチの延長コードの話も旅行中には利用する可能性が大いにありますし、あらゆる交通手段を自在に使えるような旅をしようと考えているのですが、その中で出てくるのが旅行に持っていく「バッグ」は何にするかというものです。

私自身は基本的に歩きながら荷物を持っていても両手が空くバックパック派ですが、沖縄に出掛けた時にスーツケースを購入して持っていったのですが、沖縄は歩いて移動する場合、モノレールの駅から出る際にはちゃんと段差が解消されていて、コロコロとスーツケースを引きながら歩くのには全く問題ありませんでした。

改めて、今後の旅のケースを色々と想定した時に、やはり避けて通れないのは格安航空のLCCの利用だと思います。限られた日程で遠くに行けるだけでなく、安い時には高速バスよりも安く、新幹線よりも早く移動できるのですが、安く搭乗するためにはそれなりに我慢しなければならない場合もあります。

そんな中で、手荷物として持ち込むことのできる荷物の範囲を色々と調べてみたのですが、縦・横・高さの合計が115センチというのは、すでにそれに対応した様々なバッグが売っていて問題ありません。ただ、LCCの場合もう一つクリアしなければならない事があります。それは荷物自体の重さです。大手のピーチやジェットスターではスーツケースとハンドバッグ類の合計2個の荷物は機内持ち込みできますが、その場合の2個の重さの合計は7kgまでという制限があります。これを超えてしまうと、改めて預け直すことの手間だけでなく追加料金がかかります。この料金は結構掛かるため、例えば旅先でかさばるお土産を購入した際には、一緒に持って行くよりも宅配便で自宅ないしは営業所留めで送ってしまった方が安くなるだけでなく、チェックイン時にトラブルを防げます。

そこで改めて旅行用のバッグということで、「バックパック」と「スーツケース」について考えてみます。スーツケースは、それ自体がかなり重く、2~3kgくらいになってしまうと、中に入れる荷物の重さは4~5kgではなく、さらにハンドバッグやセカンドバッグの重さを差し引かなければならないので、かなり持って行くものは制限されてしまいます。

そういう意味では、かなり格好は悪いですが、写真のように手持ちのバックパックに始発待ちのための仮眠用ということで、前回紹介したパタパタ開くZライトマットをくくりつけて持っていくというのが無難なのではないかと思います。写真の付け方はちょっと危なそうですが、もう少し大きく、さらに軽いバックパックの中に収納することができれば、問題なく機内でも扱えるようになると思います。ちなみに、写真のバックパックの中には、一応シュラフとしても使えるシーツや雨具、パソコンや他の旅道具一式を入れて重さを計ったら約5kgでした。今後はZライトを内部に収納できるバックパックの購入も視野に入れながら、旅の荷物の軽減化というものも考えていくことが大事になると思います。

こうして一つの形が決まってしまうと、例えば行き当たりばったりの旅で、全く飛行機に乗ることを考えていなかったような場合でも、荷物の事を心配しないで飛行機を利用できることになります。まだそういう意味では新たな旅のパッキングについて考え始めたばかりですが、今後色々と考える中で長く付き合える道具を手に入れていきたいと思っています。