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因果は巡ってまさかのネットカフェ利用

前回は、電車で帰る途中に大雨の影響で電車が動かなくなってしまったというところまで書きました。元々、普通に電車が動いていれば静岡の駅に到着する予定が22時半くらいだったこともあって、多少は18きっぷのタイムリミットまで余裕はありました。沼津駅でも電車が止まってから2時間くらいで再び動くだろうという感じで列車を開放していましたので、最悪でも沼津駅で夜を明かさなくても済むだろうという予感はありました。ただ、静岡駅到着が12時前後になってしまうと、いったん家に帰ってまた出てくるというのは翌日のスケジュール的に大変なところがあります。深夜にお風呂に入って明日の支度をすれば正直ゆっくり休む時間もなくなってしまうくらい早くから仕事をしなければならなかったので、ここで先日利用してみようかなと思ったばかりの、静岡駅からすぐのネットカフェを利用してみようと思い立ったのでした。

何とか電車は予定時間くらいには動き出し、結局、静岡駅に着いたのはだいたい午前0時前という時間になっていたので、有無を言わずに2019年8月にオープンしたばかりの「快活clubリラックスルーム静岡駅南口店」に入店しました。ここは料金が少し高い代わりに、全ての部屋が鍵のかかる個室になっているということで、ゲストハウスよりリラックスできるような作りになっています。最初に利用する場合には会員登録が必要なのですが、専用のアプリをスマホにインストールして個人情報を入力すると、その内容をQRコードにしてフロントで読み取り手続きを簡素化できるので、移動中にその作業をやっておけたのでスムーズに入店できました。

案内された部屋の中は狭いような感じもしますが、靴は下に入れられますし、身長175センチの私でも手足を伸ばして寝られるようになっています。またカプセルホテルのように天井が低いということもなく、対角線をうまく使えば180センチ以上の人でも何とか寝られるようなスペースになっています。私の部屋は多機能ではないスタンダードのお部屋なのでパソコンが一台置かれているだけですが、ハンガーとブランケット、枕と座椅子というようなリラックスするための装備は揃っています。ただ部屋着は別料金です。また、部屋の温度はフロントで全室管理されているようで、エアコンの風量だけ調整できるようにはなっています。

あと、ちょっと困るのが部屋の中に時計がなく、アラームの装備もありません。何もなければ手持ちのスマホかパソコンのモニターに小さく表示される時間で確認するしかないので、最初から使おうと思った場合には旅行用の時計でもいいし、部屋の中では無料ワイファイも制限なく使えるのでスマートスピーカーを併用しながらアラームを使うのもいいかも知れません。

3階にある15分程度のシャワー使用が無料だったので、さっぱりと汗を流して頭を洗って、タオルは部屋に持ち込めないようなのでシャワー室の外にあるドライヤーを使って髪を乾かしてトイレに入ってから部屋に戻りました。ちなみに、ここではフリードリンクがあり、コップが出てくるタイプの自販機で好きなだけ飲み物をいただけるのと、無料のソフトクリームが24時間提供されています。ただし、飲み物以外のソフトクリームを含むネットカフェ提供の食事(朝食の無料提供もあり)は部屋への持ち込みはできないようになっています。

ビジネスホテルのシングルルームと比べると、滞在時間によってはかなり安く使えるネットカフェのリラックスルームですが、「トイレが別」というのは人によっては厳しい事もあるでしょう。ただ、今回私が利用した時間というのは3時間超6時間未満だったのですが、シャワーやドリンク代も込みで2千円という価格は、元々東海道線が止まっていたことで、その時動いていた東海道新幹線でワープした場合の「自由席特急券」+「普通運賃」の合計額とほぼ同じでした(青春18きっぷでは新幹線に乗る場合、特急券だけでなく乗車区間の運賃も必要になります)。

個人的には今回、鍵のかかるネットカフェの使い勝手を身を持って体験することができましたし、今後どのような場合に利用するのがいいのか、様々なイメージを持つことができました。実はこのブログもネットカフェの中で書いているのですが、ファミレスに長居するのとはやはり快適性が違うので、今後は車中泊の旅の中でも活用する方法を考えていきたいと思っています。


「軽減税率」と「キャッシュレス」が個人商店にかけるプレッシャー

先日紹介した静岡市のわさび漬け製造「野桜本店」の事業終了について、後日の報道で現社長のインタビュー記事を見ることができました。現状での事業継続は難しいものの、会社組織は残し、支援してくれるところがあれば社長一人ででも保存料などを使わない製法でのわさび漬けの再生産は可能だという話をされていましたので、全く無くなるということではないと信じたいです。それにしても、今後の社会情勢を見ていくと、今回紹介した「野桜本店」のように、創業100年を超える老舗でもお店を続けられない状況が全国で起こってくることが懸念されます。

記事やニュースでは出ていませんでしたが、食品を売る個人商店というのはなかなか大手食品工場、コンビニや大手スーパーのように設備投資を簡単に増やすことはできません。それでも、お店の中で製品を作っているような場合は機械の設備投資についても考えている方々もいるとは思いますが、例えばお店の中でイートインコーナーを開いているようなお店の場合、イートインコーナーを止めるのがセオリーでしょうが、お客さんへのサービスのためにそうしたスペースを残したいと思ったら、「店内での利用」と「持ち帰り」では違ったレジの打ち方をしなければならないので、それに対応したレジに買い替える必要があります。

また、そうした食品製造には直接関係ない設備投資という意味では、購入金額のうちポイント還元を利用者に行なうためにはクレジットカード・電子マネーをお店で使えるようにする必要があります。金銭的には導入は可能でも、そうした機械をうまく使いこなせるのかというところで二の足を踏む方も少なくないのではないかと思います。これからは現金よりもキャッシュレスの時代になるということは頭ではわかっていても、自分の代ではそこまで対応できないということになると、そのために事業そのものを続けられなくなる所も少なからず出てくる可能性も考えていかないとならないでしょう。

また、大手小売業の中では10月をにらんで会社の「減資」を行ないポイント還元率の高い小売業に転換しようとする動きがあるような報道もあります。政府としては後から意図的な減資を行なった事が発覚した場合、補助金の返還を求めるとしていますが、多くの政治献金を出しているような所でそこまでの事ができるのかというのは個人的にはわかりません。大手資本の強さというものを実感すると同時に、今後は中小の零細業者というのは消えていくしかないのではないかと思う経営者の方もいるような気がします。

最初に紹介したわさび漬けの「野桜本店」は小規模な食品の製造販売を行なうお店でありますが、大手の大量生産ではなく保存料などを使わないこだわりの製法を守ってきたことで、多くのファンを持っていました。社会の変化によってこうした「こだわり」が消え、大手の量産化された食品しか普通では手に入らないような状況になってしまったら、それは消費者にとっても選択の範囲が狭まってしまうわけで、単に安く便利になるからいいということにもならないと思います。

特に全国を旅していると、「その土地でしか買えないもの」というのは見付けるのに苦労します。それこそ、大手によって量産化できないようなものを欲しいということもあるので、もし今回の制度変更によって貴重な全国のこだわりのお店が消えることがないように、行政に携わる方々の方からも今後に向けて弱者を助けるような流れになっていていただければと思います。


「人がいい」人々から破綻していく今の社会

甲子園球場のそばで営業している食堂で、信じられないくらいの大盛りの「カツ丼」を出すお店が、お店の名物でもあった「カツ丼大盛り」の提供を止めるということがテレビのニュースになっていました。これを書いている2019年8月20日が全国高等学校野球選手権大会(いわゆる夏の甲子園)の期間中ということもあり、テレビの取材が入ったと思うのですが、なぜ提供が中止されたのかという事についての説明に、またかという思いがしました。

今の世の中は、多くの人がスマホを持って移動しています。スマホには様々なメリットがありますが、比較的多くの人が感じるメリットということだと、スマホというのは写真や動画が簡単に撮れるハードであるということがあり、さらにそれ自身に通信機能が付いているので、家や外で撮った写真や動画をすぐにネットからアップして多くの人に紹介することができるようになっています。

このブログにのっけている写真のほとんども、スマホで撮った写真がほとんどですし、記録用として撮っておくには十分です。さらにTwitterやInstagramにアップすることで多くの人に広げたいと思っている人にとっては、もはやスマホを選ぶ基準として「カメラ性能の高さ」というものが大事になってくるでしょうし、なかなか外に出られない人にとってはそうした面白いものを写真や動画で紹介してくれるということは有難いことでもあります。

話を最初のニュースに戻しますが、実は紹介した食堂が「カツ丼大盛り」の提供を止めたのは、インターネットのSNS映えを狙った「無理な注文」の増加が背景にあるのだと言います。私なども旅先で食事をした際、それこそ先日富士川サービスエリアでいただいた食事の画像をブログにアップしましたが、ネットにアップするためだけに「カツ丼大盛り」を注文する人が増えたことで、店主の張り合いが失なわれたのではないかということがニュースを見た感じではあります。

元々はいくら食べても食べ足りない学生のためのサービスメニューとして提供し、提供された学生たち大食漢達も、店主の心意気に感謝をしながら今まで続いてきたと思うのですが、ニュースではあくまで「インスタ映え」のためだけに「カツ丼大盛り」を注文し、全部食べられずに残して帰るお客が増えたことで、作る気力がなくなったというような事を店主は取材に対して答えていました。

普通の大盛りを提供するお店なら、たとえお客さんが全部食べられずに残したとしても、お店にとって不利益にならない価格設定をしたり、大盛りの段階を作って(大盛り・特盛り・超特盛り のような)、特盛りを食べ切った人でないと超特盛りを注文できないという「決まり」を作るといったことを行なっている大盛りで有名なお店もあります。しかし単に店主のご厚意で安く大盛りを提供しているようなお店の場合は、大盛りメニューが売れれば売れるだけ赤字になる可能性は高いですし、そのような無理な注文が続けばそのためにお店が続けられなくなるかも知れません(インタビューで店主の方はこれでもう大量のお米を仕込まなくて済むと言っていました)。

理解に苦しむのは、一般的な経済概念があると思われる年代の方が、面白がって地方の食堂の経営にとっては注文されてうれしいものではないメニューを頼み、面白がってネットにアップするような状況をなぜおかしいと思わないのかということです。ただこうした傾向はインターネットの一般ユーザーだけにあるのではなく、古くからテレビのバラエティ番組で面白おかしくこうした店主を取材してお店の状況をおかしくしてしまった事例というものはたくさんあります。

今回のテレビ報道はまさにマッチポンプのように、自分で火を付けながら消火をも行なうような行為であるように思います。ただテレビの方は本当に問題になれば店主の要望に沿うような形で取材を自粛するでしょうが、インターネットについては今の日本ではそうした情報発信を禁止するような事はできないので、今後もどんどんこうした「デカ盛り店」の情報を発信し続け、全国にあったその種のお店を消して行ってしまう可能性もあります。

せめてこうした事が誰のためにもならないと思われた方だけでも、ネタをネット上にアップする前に少し考えて、大きな影響を与えてしまいそうな事についてはあえて出さないという判断も必要なのではないかなと思います。


職業ドライバーの密かな楽しみを奪う権利はテレビにあるか?

このブログというのはマスメディアとは違って多くの人の目に触れるものではありませんが、その分自分の目や足で確認したことを中心に(もちろん、伝聞だけで書いていることもあるので完全とは言えませんが)様々な情報を提供しているつもりです。今回はこのようなブログとは桁違いの注目度を持つ、マスメディアであるテレビについて、情報バラエティ番組で話題になった場所はどう変わったかということのレポートをしたいと思います。

ただ、今回紹介したいことと同じような結果を引き起こし、ドライバーの密かな楽しみをテレビが奪ったとしか考えられない事例を、実は今から6年前の2013年9月のブログに載せています。興味がある方は、以下のコンテンツも合わせてお読みいただければ嬉しいです。

宣伝のようなテレビ番組 その影響

上記リンクの事件がきっかけになって、私自身のそれ以前とその後における東名高速の日本平サービスエリア下りの利用率はかなり低下してしまっています。テレビで密かな職業ドライバーへのサービスと思えるものを全国に曝したことで、一瞬にしてサービスは終了に追い込まれた顛末をご確認いただいた上で、同じ静岡県の東名高速道路のパーキングエリアで起こったテレビ取材とその後の状況について、考えていただければ幸いです。

そのテレビ放送があったのは2019年5月10日という、ゴールデンウィーク後の週末に日本テレビ系列で放送があった「沸騰ワード10」の放送がきっかけでした。当時の放送データでは「▼芸能人が通い詰める海老名サービスエリアの隠し○○【企画・演出】水嶋陽 【プロデューサー】新井秀和 【チーフプロデューサー】遠藤正累」とあります。

この情報だけだと東名の海老名サービスエリアしか行ってないように思えますが、その次にこの企画を主導するお笑い芸人の横澤夏子さんが番組レギュラーの滝沢カレンさんを連れて訪れたのが、さらに西に進んだところにある「小笠パーキングエリア」(上り)でした。

番組で紹介されていたのは、そこにある食堂で定食を頼んだり、麺類を購入した際に別にチケットを購入することで注文できる「カレー」および「ライス」の食べ放題や、ざるそば食べ放題についての詳しい内容でした。

このサービスは、決して大きな休憩施設とは言えない(隣がフードコートがリニューアルオープンした牧之原サービスエリア)小笠パーキングエリアが、主に利用するトラックの運転手など職業ドライバーへのサービスということで、とにかくお腹を満たしたいお客のニーズに合ったものとして存在していたように思います(番組で紹介された「上り」だけではなく私が今回訪れた「小笠パーキングエリア・下り」もカレー食べ放題のサービスをやっていました)。上下とも同様のサービスを行なっていることで、恐らく多くのテレビに感化された人が上下の小笠パーキングエリアに訪れたと思われます。私が下りの方の小笠パーキングエリアを訪れたのはテレビ放送から3ヶ月後ですが、お店の中には、ルールについての説明書きが複数掲げられていました。

基本的には注文した本人だけのサービスなので、最初に入っていた器で自分が食べられる分だけお代わりをして満足したらそれで終了のはずが、家族やグループで一品だけ頼んでカレーを食べ回したり、外に出て見えないところでカレーをタッパーに移して持って帰るような人が続出したような感じを張り紙の内容を見て想像しました。さらに、張り紙の最後に書いてあることは、お店の切実な声を表していると思いますので、その内容を以下に紹介させていただこうと思います。

(ここから引用)

※最近、違反者が多いのでカレー販売の継続が困難となってきました。末永く継続するためにも、お客様のご理解とご協力の程、宜しくお願い致します。違反者を見かけましたらスタッフまでお声掛け願います。

(引用ここまで)

さらに、これを書いている2019年8月4日現在、日本テレビの「沸騰ワード10」のホームページには番組内容紹介の項目に、横澤夏子さんの以下の言葉が紹介されています。この内容も記録としてここで引用させていただきますので、どうぞごらん下さい。

(引用ここから)

横澤は「ここに家族で来るのが夢なのよ。散々 子どもたちにこのカレーを食べさせて、ここのカレーで育ってほしい」と語った。

(引用ここまで)

これでは、放送後に家族でやってきて「食べ回し」することを推奨する書き込み内容だと誤解を受けても仕方ないでしょう。恐らく、テレビを見ていてこの種のサービスが有ることを知ると、遠くからでもそのために出掛けて行く人というのが潜在的に存在するであろうことは、6年前に書かせていただいた内容と合わせても容易に想像できそうに思うのに、番組の責任者はこのような状況に小笠パーキングエリアの食堂がなってしまったことについて何の責任も感じていないと思わざるを得ません。もしこれを読んでいる全国のサービスエリア・道の駅・ドライブインなどで独自のサービスを行なっている方がいましたら、テレビの取材には本当にお気を付け下さいと、重ねて紹介させていただきたいと思います。


小さな宿の予宿は「公式サイト」or「電話」から

世の中は8月となりまして、テレビでは吉本興業の行く末という、人々の生活に直接関係することでないことで盛り上がっています。10月から消費税が上がるのはもはや決まったことなのか? そんな事もテレビは教えてくれません。

一方で最低賃金を上げるという話も出ていますが、特に安く食事などを提供してくれるチェーン店でアルバイトをする人の賃金が上がるということは、直接的に言うと人件費のアップであるので、10月の消費税値上げとともに多くのものの価格も上がる可能性があるということです。「できるだけ安く」ということを目的にして色々やることもいいですが、今後はその裏にあることも考えていかないといけないなとしみじみ思います。

車中泊という旅の形というもの自体、旅のコスト削減という意味もあるので、この値上げラッシュの中でまた多くの人が興味を持つかも知れませんが、連日車中泊を続けるような長期旅行というのは、あまり体には良くないということもあるかと思いますので(^^;)、行程の中で一泊でも激安のところでも良いのできちんとした宿を取ることも大切かと思います。

昔は激安の宿というと、本当に寝るだけのカプセルホテルか、青少年の宿(^^;)「ユースホステル」がありましたが、最近はそのユースホステルに近い男女別合部屋(二段ベッドでプライバシーは確保できる)形式の「ゲストハウス」が増えています。先日、地元のテレビ番組でそのゲストハウスのスタッフが、その仕事について赤裸々な意見を言い合うという仕事に関する番組を見たのですが、思いの外ゲストハウスは儲かっていないということも知り、そんなゲストハウスを利用する立場でも大変に参考になるお話を聞くことができました。

番組では「浜松」「熱海」「修善寺」という立地的にはそう悪くないところでゲストハウスを経営している方が出演されていたのですが、元々宿泊料が安いということもあり、儲けを出すのが大変だという話になっていました。多くのゲストハウスでは食事提供がないので、宿泊料をもらっても様々な経費の支払いによりそれほど残らないという実態を話してくれました。そんな中で話題になったのが、外部予約サイトからの予約があった場合に支払わなければならない手数料です。だいたい一つのサイトで宿泊料の10%前後ということで、一件ごとには大きく感じないかも知れませんが、まとまって支払う場合には結構な金額になるそうです。ただ、だからといって予約サイトとの契約を止めてしまうと自分の宿を多くの人に知らせることができない(特に海外からのお客さんが多いため)のが悩みのタネだそうです。

これは、昔からの旅館と旅行代理店との関係に似ています。一般的な宿泊料金というのは変わらないものの、代理店を通して泊まるのと、直接宿に連絡して泊まるのとでは、宿に入ってくるお金にも変化があります。それこそ昔は多くの団体旅行客がいて、そのお客さんを代理店がまとめていたということもあり、なかなか旅館は代理店の意向を無視してプランを作ったり空室を管理することも難しかったのだろうと思いますが、今では「予約サイト」の力というものが大きくなっているということを改めて感じています。

私自身、ゲストハウスの経営というものには興味がありませんが、何かの機会に様々な宿泊施設に泊まることがある中で、ぜひもう一度訪れたいと思えるような宿があった時、もしその宿が様々なコスト管理に苦しんでいたらという風に考えてしまうこともあります。さすがにそれなりに儲けがなければ宿を続けることはできないでしょうし、増えてゆくコストに耐えきれずに営業を止めてしまうような事にはなって欲しくありません。

そんなこともあり、私は自分で宿を取る場合、できる限り大手宿泊予約サイトから直接宿を予約することはしないで、自前でホームページを持っている宿なら公式さいとから、もしそうしたサイトがない昔ながらの宿の場合は、あえて便利なネット予約をしないで、電話で部屋の空きがないかを聞くようにしています。それは、場合によっては代理店や大手宿泊予約サイトよりも安い価格で泊まれる場合もありますし、少なくとも手数料を宿が払う必要がないということは確かでしょう。

ただ、宿の中には予約について大手宿泊予約サイトに丸投げして、その手数料は経費として割り切って支払っているところもあるかも知れませんので、公式サイトがない宿に直接電話して予約するというのは迷惑になる可能性もあるかも知れません。そうは言っても実際に気に入った宿に大手宿泊予約サイト以外の予約システムしかなかった場合には、実際に泊まってみて宿の人と仲良くなったらその場で次回の予約をして帰るとか、電話で予約する場合はいつぐらいにすればいいかなど、ネットでは明らかになっていない情報を現地で入手しながらお気に入りのゲストハウスを増やしていくという方法もあるでしょう。

今後、様々な旅の形が出てくる中で、ゲストハウスを利用することもあるかも知れませんが、規模が小さそうな宿の場合は、「公式サイト」or「電話」での予約をするようにと今は考えています。ちなみに、今私が契約している携帯電話の通話プランは無制限のカケホーダイにしていますので、電話をすることに対してのコスト意識を考えなくて済むのは良いと思っています。


ドリンクバーの「アイスコーヒー」は二通りあることを知ってますか?

大手のファミリーレストランや、全国チェーンのレストランでは「ドリンクバー」を設置しているところが多いと思いますが、梅雨明けを直前に控え、冷たい飲み物への需要が増えるため、つい飲み過ぎてしまうケースもあるかと思います。

実は先日、健康診断を受けたばかりなのでその際の問診票に、日頃甘い飲み物を飲み過ぎていないかというものがあり、毎日ドリンクバーを頼んでコーラやジュースなど、糖分の多い飲み物を飲みすぎると体に良くない影響が出ることも考えられます。

そんな時、個人的にはシロップの入っていないアイスコーヒーをいただきたいということになるのですが、ドリンクバーで用意されているアイスコーヒーというのは、すでに紙パックの業務用としてあるものを使っている場合があり、中にはすでにシロップが入ってしまっているものもあるので、あえて温かいコーヒーや紅茶を飲んだり、烏龍茶のような無糖の飲み物を飲むということになると、いまいちドリンクバーのメリットを感じられないという風に考える方もいるかも知れません。

私の場合は休みの日を中心にファミリーレストランのモーニングをいただく機会があるのですが、多くのお店がある中でもお気に入りが一番安いセットだとセットドリンクバーの価格でトーストとゆで卵がいただけるガストのモーニングであることは以前に紹介したのですが、このガストのドリンクバーには本格的なアイスコーヒーと、アイスカプチーノを作ることができるようになっています。

もちろん、それとは別に押すとすぐ出てくるアイスコーヒーも用意されているのですが、最近は本格的な方に完全にシフトしてしまいました。

本格的なというのは、ドリンクバーにはホットコーヒー用にカップをセットしてボタンを押すだけで淹れたてのコーヒーがいただけるコーヒーメーカーが設置されているのですが、使われた方ならわかると思いますが、その中に「アイスコーヒー」「アイスカプチーノ」のボタンがあります。そのボタンを押すと熱々のコーヒーとミルクが出てくるのですが、その際コーヒーメーカーにセットするものはカップでなく氷をいっぱいに入れたグラスにするというのがポイントです。

熱々のコーヒーでも大量の氷を先に入れておけば一気に冷たくなるので、まさにコンビニのアイスコーヒーのような形で一杯ずつ淹れたてのアイスコーヒーかアイスカプチーノがいただけるのです。

こういう作り方を自宅で行なうためにはお湯をわかして氷を用意してとけっこう大変になるのですが、自分ではメンテナンス不要なコーヒーメーカーが使い放題になるので、おかわりしても美味しいアイスコーヒーを飲みたいという場合には、グラスに氷を入れた状態でアイスコーヒーを一杯ずつ作れるような用意がされている店舗でドリンクバーを使うのがおすすめです。

昔のファミリーレストランのコーヒーは店員の方々がコーヒーポットを持って回っていましたが、今やコンビニさえコーヒーメーカーを置き挽きたて豆のコーヒーを提供するようになり、コーヒーの水準は相当上がりました。さらにアイスコーヒーについてもホットコーヒーと同じように一杯ずつ作れるようになって、飛躍的に美味しくなったと感じています。

当然、いつも飲んでるコーヒーの種類によっては、ファミリーレストランやコンビニにコーヒーはそこまで美味しくないと感じる方もいるかと思いますが、ある意味、ファミレスやコンビニのアイスコーヒーと比較してその違いを実感できるだけの差がなければ、私はノンシュガードリンクとしてはファミレスのアイスコーヒーは必要十分ではないかと思います。自分で作る手間はかかりますが、興味のある方はぜひ一度、ホットコーヒーのコーナーで作るアイスコーヒーをお試し下さい(^^)。


不安定な天候を前にしての心掛け

梅雨明けはまだ私の住んでいる場所では遠いと思える中で、7月の3連休が始まります。とりあえずこの連休には全く予定を入れていないのですが、これから梅雨明けになって酷暑が続くようなら、涼しい場所に旅をしたいと思いますね(^^)。

主に海外へ行く予定をされている方なら仕方ありませんが、国内の場合でもきちんと予約をしてから出掛けられる方が多いとは思いますが、特に今回の連休では九州から太平洋側の地域ではかなり強い雨が降るのではないかと言われています。晴れるつもりで予定を立てていなくても、予約をしたので予定通りに出掛ける旅というのは、もしこれからの梅雨明け直前の豪雨に遭ってしまったような場合はかなりまずいことになるかも知れません。

私が車中泊の旅を楽しんでいるのにはこうした理由もあります。事前の予約は一切せずに車で出掛けるというのは、目的地周辺で宿がどうしても見つからなかった場合どうするのかと心配される方もいるかも知れませんが、そんな時には仮眠を兼ねて車中泊をしながら移動を続けるつもりで出掛けていますし、そんな中でもしいい宿が当日に取れればまたそれも良しという感じです。

昔は当日になって宿を取るにも電話したり観光案内所に行って聞いてもらうなど、なかなか大変な事もありましたが、今ではスマホ一台あれば当日でも空きのあるホテルを予約し、そのままカーナビアプリを使って直行するなんてことも簡単にできるようになっているので、よほど泊まりたいという場所があるか、週末に人気のある観光地で泊まりたいと思わない限り、どこにも泊まるところがないということは、車の旅をする中ではまずないという感じにもなってきました。もし心配なら出発の前日にでも予約して出てくれば十分だと個人的には思います。

その代わり、出掛ける先が車で行けるような場所に限定されてしまう感じになってしまうところがあることも確かです。ちょっと日常とは違う場所に行きたい場合は、夜間走行をして車中での仮眠を取りながら目的地に向かうようにすれば、高速道路を利用することでそれなりに遠方までは行くことはできます。ただ、自分で運転して帰ってこなければならなくなるので大変にはなりますが、それでも車で出掛けられるうちはふらっと出掛けるような車での旅は続けていきたいと思っています。

車で出掛けることのメリットは、急な天候の変化が起こった場合は、目的地への到着を諦めて安全な場所に留まることも、その日のうちに自宅に戻るような選択もできるということがあると思います。天気予報は当然確認してから出ていくべきでしょうが、実際に現地に行かないとわからないような局地的な天候の変化もあると思いますので、基本的には高速道路や国道など幹線道路を走行しつつ、休憩をサービスエリアや道の駅で取る時に積極的に道路情報・通行止情報を入手し、移動には無理をしないようにするのがこの時期に出掛けられる場合のセオリーになると思います。

高速道路や新しく作られたバイパスの場合、海側ではなく山の中を多くのトンネルを通しながら開通させたような所も多くなっています。私の住む静岡県内では新しく通った新東名がほとんど山の中を通っている高速道路になります。静岡県内は南海トラフが動く大地震がいつ起こっても不思議ではないと言われている中で、津波の影響を受けない所を通って東京と名古屋の間を結ぶ幹線が一つ増えることは喜ばしいことです。ただ、雨の多い時期には思わぬ天候の変化によって山が崩れるなどの突発的な災害が起きる可能性は出てきます。もし災害によって通行止になってしまったら戻ることもできなくなって長い間立ち往生になってしまう危険性もあります。

もうすでに連休を使って出掛けられてしまった人もいるかも知れませんが、今回のように連日の雨が予想されている中では、あえて遠出を中止する勇気も必要になってきます。くれぐれも天気・道路に関する情報に気を配り、安全に帰ってくることを第一の目的にして出掛けるようにしましょう。


気になったら自ら主張することも必要

先日、無事に鉄道を使って横浜まで行って帰ってきたのですが、当初用事が済んだらすぐに帰る予定にしていたのですが、用事終わりで夕食を食べていこうということになりました。まあ、さっと食べてそのまま散会ということだったのでご一緒したのですが、やはりこうした場合様々な要因によって食事の時間が伸びてしまうということはあるものです。

今回は仲間うちの一番の年長者の方がお酒をボトルで注文してしまい(^^;)、それを飲み終えるまではお店から出られなくなってしまいました。結局、予定時間から2時間くらいかかって横浜から帰途についたのですが、その時間で当初予定していた在来線ではまだ何とか帰れたものの、帰宅が深夜になってしまうため、帰りは新幹線で帰ることにしました。

横浜から新幹線の止まる新横浜に行くためには、いったん東神奈川駅まで行き、そこから新横浜に行くというかなりめんどくさい乗り換えをしなくてはなりません。

ちなみに、乗車券は新幹線を新横浜から使うつもりは全くなかったので、横浜から東海道本線を使って静岡までという風に買っていたのですが、新幹線を使うという事になると追加料金を払わなければならないのではないかというのが気がかりでした。

そこで、新横浜駅の新幹線乗換改札のすぐそばにある(つまりは駅の構内)「みどりの窓口」に並び、かえりの静岡までの乗車券を見せながら新横浜~静岡間の新幹線特急券を購入しました。ちなみに、こちらから窓口の方に何か言うことはなく、向こう側からも何も言わずに特急券を売ってくれましたので、在来線のきっぷだけでも大丈夫なのかなと思って2枚のキップを自動改札に投入したのですが、この変の事情に詳しい方ならすでにおわかりの通り見事にゲートは開かずという結果になりました。

やはり、東海道本線を外れることでの「横浜~新横浜」間の乗車券を購入した上でないと自動改札を通れないという事を改札にいた駅員さんに説明されたので、改めて先程特急券を購入したみどりの窓口に戻って指摘された額の乗車券を買い足すことになりました(静岡駅に着いてからすぐ自宅へのバスへの乗り替えをするため、静岡駅で精算したくなかったのです)。

それでも、遅くなってもできるだけ早く電車で移動してきたので、2回もみどりの窓口へ行ってきっぷを買っても十分乗る予定の新幹線に間に合ったので良かったのですが、時間がない中でこんな事が起こったら、最悪乗れるはずの新幹線に乗り遅れてしまう可能性もあったわけです。

今回の事で大事だなと思った点は、口に出して説明しなくてもきっぷを見せればわかってくれるだろうと自分の判断で決めてかからずに、きちんと自分で疑問に思った事を訴えることによって、今回の私のような二度手間というのは防げたと思いますので、やはり不安に思った事は口に出して主張することが大事だという事ですね。

今回は、乗車券を見せて特急券を買えば、窓口担当の人が乗車券の内容を確認して、必要があれば不足する乗車券分を含めた料金の請求があると思ってしまった私が悪いことなのですが、基本は「不安があったら口に出して聞いてみる」という原則を忘れないで実行するということでしょう。一度そうした経験をしていれば、最初に訪れたみどりの窓口で足りない分の乗車券の購入の上で特急券を買うことができると思います。なかなか横浜から新横浜に移動してそこから新幹線に乗るようなことがなかったので、今回はいい体験をしたと思っています。今後は少しでも疑問があった場合は口に出して聞いてみることを最初にやるように心掛けたいと思っています。


大手航空会社・スカイマーク・LCC それぞれの選択基準

前回書きました次回の旅の予定というのは今から3ヶ月~6ヶ月くらい時間が空いていて、大手航空会社でもLCC並みに安い運賃を選べたりするので、今のところ大手航空会社の便を利用する予定ですが、常に飛行機を使っていない身としては、何を基準に航空会社を選べばいいのかわからなくなりそうなところも出てきます。そこで、利用範囲を国内に絞って、どういう時にどこの航空会社を選ぶべきなのかということを改めて考えてみたいと思います。

・その1 各社のセールの日から旅行日程を決める時

これから紹介するチケット予約の方法とは別に、日本の航空会社は独自に利用期間が決まった状態で航空券を安売りする「バーゲンセール(予約変更は不可)」を行なうことがあります。Webをこまめに見るだけでなく事前に無料で会員登録をしたり、有料の会員になることでセール案内の連絡が来る会社も多いので、人気の路線については多くの競争相手がいることになりますが、もしこの利用期間の中に自分で出掛けられる日程があれば、先に航空券を取り、もし航空券が取れたら宿や仕事の休みの申請を後回しにするような形で安く飛行機を使った旅に出掛けることができます。

JALやANAでも同日のLCCより安くなったりすることがありますが、LCCのバーゲンセールでは片道千円以下というようなえげつないほど安いプランも出てきたりするので、とにかく安く飛行機で旅行に行きたいという場合は、事前にセール情報をゲットして、予約開始時間になったらとにかく目的の航空券をゲットできるようにセール開始時間になったら、時報とともにアクセスしてチケットの争奪戦に加わるというのがいいでしょう。

・その2 旅行日まで期間がある場合

バーゲンセールの場合は行きたい日があったとしても希望日にそもそもバーゲン価格の便が設定されていない場合もあったりしますので、どの飛行機にも一定数用意されている「事前予約割引」の席が残っていればそれを狙うことで、直前では高くて利用できない大手航空会社のチケットもLCC並みの安い価格で入手できます。

JALとANAでは、

・75日前まで
・55日前まで
・45日前まで
・28日前まで
・21日前まで(ANA)

のように期間で区切った形での事前割引の設定があります。ただし予約変更は不可になります。もし、旅行日程が決まったのが旅行予定日の一ヶ月前より前でしたら、まずはJALやANAの事前割引の運賃を調べてから、スカイマークやLCCと比較してみるといいでしょう。スカイマークは基本運賃が安く、決済手数料無料で荷物預けも料金の中に入っているなど大手に準じたサービスですが、LCCの場合は1フライト600円かかる決済手数料の他、座席指定や手荷物以外の荷物預けは別料金になりますので、トータルの費用も考えながらどの航空会社がいいのか決めましょう。行きはLCCで良くてもお土産を買って帰って来る場合などの事も考えて、「行きはLCC,帰りはスカイマークor大手航空会社」という組み合わせで予約をするという手もありますが、自社都合の遅延・欠航時の対応では大手とスカイマーク・LCCでは差が出ることがあります。

JAL・ANA・スカイマークでは自社都合の欠航では他社を含めた振替便を用意してくれますが、LCCではそうした対応はありません。欠航時の食事や宿泊の費用については、LCC利用で出ない事がわかっている場合は、損害保険の「国内航空旅行保険」の中の補償でカバーできるので、航空券とは別に保険代もしっかり用意して事前に保険に加入した上で出掛ける方がいいでしょう。ただ、大手の場合は空港内の売店で使える食事券を提供したり、ホテルを無料で用意してくれることもあります(こうした内容の例外として、LCCの中では「JETSTAR」がホテルを用意するケースもあるという口コミがあります)。楽しい旅行でトラブルは起きて欲しくはないですが、そこまで考えるとLCCと大手の事前割引の料金が数千円くらいしか違いがないなら、個人的にはJALやANAといった大手からのチケット事前割引購入をおすすめします。

・その3 安くても一通りのサービス込みの運賃を希望する場合

事前割引の期間を過ぎると、大手航空会社の料金はかなり高くなってしまうため(その代わり事前の予約便変更は可能)、安い航空会社を探すということになります。ただ、LCCの場合、大手航空会社では運賃の中に入っているサービスが別料金になり、購入時に別の手数料が必要になってきます。

・運賃決済時の支払手数料(おおむね1フライト600円)
・座席指定手数料(指定する場合)
・受託手荷物手数料(荷物を預ける場合)

LCCでも、JETSTARでは機内持ち込みの手荷物の重さが7kgまで(バニラエアやピーチは10kgまで)と制限されたり、各社で荷物の大きさによって手荷物とはならずに受託手荷物の追加料金を払わなければならなくなるケースも有るなど、旅慣れない人にとっては自分の思っていた状況とは変わって別料金を請求されるかも知れず、旅先でのトラブルの元になる可能性が出てきます。

そんな中で、一応受託手荷物や座席指定手数料が運賃の中に入っていて、支払いの際の手数料もかからないのがJALやANAに次ぐ規模の航空会社である「スカイマーク」です。スカイマークの場合は機内持ち込みの手荷物はLCCと同じ10kgまでですが(サイズについては省略)、それとは別に預ける手荷物は20kgまでは無料で預けられます。

そのような大手に準ずるサービスを展開しているのに基本料金は大手の約半分くらいで、前日(たす得)あるいは3日前(いま得)までの予約状況に応じて安く乗れる可能性のある料金プランが用意されているので、直前に旅行が決まった場合でもそうした割引された席がある場合で希望の航路にスカイマークが乗り入れている場合は、LCCよりもスカイマークを選ぶという方法もあります。ただしスカイマークには他社にあるマイレージ会員のようなサービスはありませんので、マイルを貯めている方にとっては想定から外れる場合もあります。また、大手と比べると搭乗場所に行くまで時間がかかったり、全体的に空港が混んでいたりするとJALやANAの後回しになるなどしてタイムスケジュール通りに到着・出発しない場合もあるので、その点は理解した上で利用するようにしましょう。

・その4 とにかく一円でも安く航空券をゲットしたい

最後になりますが、とにかく安くという条件で飛行機の利用を考える時、様々な方法があるのですがここまで書いてきたことを総合すると以下のような事になるのではないかと思います。

1.事前に会員になったりWebサイトを見て「バーゲンセール」の情報をゲットする

2.まとめて航空運賃の照会ができるサイトから、現時点での最安値を把握する

3.JAL・ANA・スカイマーク・LCCの違いを理解し、実質の往復経費で比較する

4.場合によっては宅配便の利用、航空保険の加入などLCC運賃では担保されない代替サービスも自分で用意する

改めて書くまでもないですが「安い」という言葉の裏にはその理由が隠されています。人によってはその理由が全く問題にならない場合もあるでしょうし、この部分はないと困ると思う場合もあるでしょう。私自身も一人で気ままに行く場合と、家族や飛行機未経験の友人と出掛ける場合では選ぶ航空会社は違ってくる可能性があります。どんな状況でもこれが正解だというものではありませんが、私個人としては上に挙げた4つの事を念頭に置きながら今後の航空券探しに生かしていきたいと思っています。


「LCC」と従来の航空会社との運賃の差について

昨年の今頃は、急に6月に沖縄から石垣島~波照間島に行くことが急に決まり、交通費を考える段になってかろうじて安く購入できるチケットを入手できたのですが、改めてその時の記録を引っぱり出してみると、中部国際空港から那覇空港までは往復で13,520円(スカイマーク)、那覇空港から石垣空港までの往復は12,000円(日本航空)でした。この時は、平日の行程も入っていたということがあるにしても、一ヶ月ちょっと前の予約でも那覇までの片道が6千円代で行けたことに今さらながら感慨深いものがあります。

というのも、それほど近くない時期の週末にまた沖縄に行く用事ができそうなので、ともあれ飛行機で行く場合にはどのくらいの運賃がかかるのか調べてみたら、今回の方がはるかに前に予約ができる状況ではありますが、沖縄には土曜日に行なわれるとあるイベントのために行くため、静岡からだと静岡空港からの運賃が一番高くて事前割引を適用しても往復3万円以上、成田・羽田・セントレア・関西からの出発・帰りでもだいたい同じくらいの運賃で片道7,500円~10,000円くらいで、往復にすると15,000円から20,000円くらいの運賃になってしまいます。

ここから乗る便を絞る場合、今回の場合は土曜に行って日曜に帰るというかなり過酷な弾丸ツアーになることが予想されるので(^^;)、空港からの出発時間と那覇空港への到着時間が問題になります。イベントの時間は決まっているので当日の夜6時半から7時くらいには会場に到着しているようなスケジュールがこなせる便を予約する必要があります。

安く飛行機で移動する場合には格安航空会社のLCCを利用することが前提となりそうですが、そこも絶対条件とは必ずしも言えないところがあります。というのも、本来は一番自宅に近く交通費も安くて駐車料金も掛からない富士山静岡空港の利用をしたいところなのですが、その運賃の高さから自分の構想から外れたように、問題はいかに余裕を持って安く空港まで行けるのかというところにもなってくるからです。

今回の私の場合は、帰りの便についてはいつ那覇空港を出ても、到着する空港が(関空・中部・羽田・成田)どこでも大丈夫ですが、行きについてはイベント開始の時間が決まっているため夕方までに着く便に乗らなければなりません。さらに、交通渋滞の影響を受けずに行けるということを考えると、東京の羽田空港か千葉の成田空港かということになり、安く行くには羽田ということになります。LCCの方では成田からのフライトが多いのですが、料金的には7500円から8000円くらいの値段の割には様々な制限および追加の利用手数料がかかってきます。

この辺の制限はLCCが利益を上げるためには手荷物の制限、各種サービスの有料化、座席指定の有料化というのも仕方ない気がするのですが、私が気になったのはクレジットカード決済をする際に1フライト毎に600円の支払手数料がLCCではかかってしまうというところです。

スカイマークを含む大手航空会社では、カード支払いの際の手数料がないので、実際の運賃を比較する場合、LCCの方に1フライト/600円をプラスして比較しないと正確な比較はできません。個人的には条件に見合うLCCでの往復は約15,000円くらいで収まるのですが、その航空会社はジェットスターで、利用空港はどちらも成田です。ここに支払手数料を加えるとジェットスターで決済する金額は約16,000円と少しになりますが、同時に大手航空会社の羽田発着の便を調べたところ、同じような時刻の便を予約した場合に19,000円くらいでANAの便が事前予約できることがわかりました。

静岡から羽田と成田では時間もお金も余分にかかりますし、荷物を預けても座席を指定しても追加料金がかかるジェットスターとANAを比べた場合、あえて制限およびトラップの多いLCCを使うよりも、変更はできないものの様々な状況で安心して利用できる大手の運賃の格安料金が利用できるうちなら、そちらを選ぶ方が有利な点もあるということが改めてわかりました。

今年の10連休はどこへも行かなかったので、その分の資金がまるまる沖縄弾丸ツアーで飛んで行ってしまいそうですが、こういう事があるから、やみくもにお金を使っていると後でボディブローのように効いてくるということも確かでしょう(^^;)。ともあれ、ここを読まれている方は、見掛け上の「安さ」ということだけではなく、様々な可能性を考えた上でどの方法が自分に合っているのかというところまで考えてから物事を決めることをおすすめしたいと思います。