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民泊システムで不安に思うある特殊な事例

現在、冬季オリンピックが開催中で、様々な問題はある中でも盛り上がりはありますが、2年後の東京オリンピックを控える日本において、ホテル不足を補う一つの方法として注目が集まっています。

個人的にはこうした形での宿泊場所提供のシステムはあってもいいと思うのですが、いわゆる「又貸し」を禁じている賃貸物件で民泊用に部屋を貸したり、閑静な住宅地で入れ変わり立ち代わり海外からの旅行客を含めた人が入り込んでくることに不安を感じる人がいたり、騒いで勢い余って部屋の中を破損しても何食わぬ顔で出て行ってしまったりとか、危惧される状況というのはたくさんあります。

また、部屋の内部を録音・録画されるような悪質な部屋提供者が出ているケースや、特定の人の利用を認めないいわゆる「差別的」な扱いが日本でも問題になってくる可能性もあり、新たに法律ができて本格的に多くの住居が民泊用として使えるようになった時に、単にビジネスホテルより安いからという理由で広く使われるようになるのかという危惧は出てきてしまいます。

私自身は車中泊という選択で車で出掛ける場合には、車の中で宿泊するメリットとディメリットを考えながら車の中で寝るかホテルを使うかということを判断することになります。ただ、先日こうした「人の家の鍵を借りて宿泊する」という事について考えた方がいいような出来事に遭遇してしまいました。

といっても私自身の話ではないのですが、読む人が読めば笑い話になるものの、その友人からしてみると笑い話にもならない状況でした。その友人は家の近所で飲み会があり、奥様に車で送ってもらい飲み会に参加し、飲み会が午後10時過ぎに終わったので家に電話したところ自宅と連絡が付きません。後からわかったのですが、奥さんは子供を寝かしつけるだけのつもりで子供と一緒に寝入ってしまっていて、自分のスマホの置いてある部屋とも離れていたので友人が何度電話を鳴らしても全く応答がなかったのだそうです。

その時には、まだ友人は事態を深刻にとらえてはいず、自宅に歩いて帰ってピンポンを押せば奥さんは起きてくれると信じていたと言います。ただ問題は、帰りも奥さんが車で迎えに来てくれると思っていたので、車の鍵も自宅の鍵も持たずに家を出てきてしまっていたのでした。

友人が自宅に着いても奥様は深い眠りの中にいらしたようで、呼び鈴を何度押しても出てくる気配すらありません。季節は冬で体も冷えてくる中、何とかしようと思うものの、戸締まりは万全であまり家の前でガサガサやっていると近所の人に通報される可能性もあります。その友人の自宅は駅からは遠く、いわゆるビジネスホテルに逃げ込もうとしてもまだスマホを使いこなすまでには至ってなく、タクシー会社を調べて電話して迎えに来てもらうという選択肢を持たぬまま、とにかく1時間くらい歩いてコンビニまでたどり着き、その時は夜中の12時くらいだったのですが私の所に電話を掛けてきました(^^;)。

たまたまオリンピックのノーマルヒルジャンプの中継が長引いたこともあって普通に起きていましたのですぐ電話には出ました。友人の訴えを聞きどうにもしょうがないので、その友人を車で30分くらいかけて迎えに行き、自宅に「民泊」させたのですが、今回は特に寒さで頭に他の有効な手段が思い浮かばなかったということでした。翌日奥様は友人を車で迎えに来て昼食をごちそうしてくれましたが、それにしても自分の家でも計らずに締め出されることが現実にあるというのに、民泊にはこうした危険性はないのかと思ったりもします。

例えば、夜間にコンビニまで買い出しに行っていて、中で待っているはずの同行者が中から鍵を閉めたままでとか、オートロック解除に応じてくれずにそのまま寝込んでしまった場合に、ビジネスホテルのような24時間対応のフロントがない民泊ではどのように対応するのかということですね。一軒家の離れを借りたり、集合住宅で同じ棟に管理者が在宅しているなら何とかなるでしょうが、ただ鍵を一つ借りるだけで、外出時にその鍵を持って行くのを忘れたり、外で鍵を落としてしまった場合、夏ならいいですが冬には命にも関わりますので、私の友人のような惨事が今後日本の民泊で起こっても大丈夫なような対策も、特殊といえば特殊ではありますが、民泊が一般化する際には考えて欲しいものであります。


LCC各社の欠航時補償とその対応方法

前回の内容では、格安航空会社の欠航時に何の対応もされなくて最悪ロビーで寝ることを考えたグッズについて紹介させていただきましたが、もう少しその内容に補足して各LCC会社での補償内容についての違いと、ロビーで寝なくても済む対応策についても今後のために調べようと思ったので、その結果について紹介させていただきます。

まず、大手航空会社より安いというLCCで一番注意が必要なのは「ピーチ航空」です。欠航には航空会社の責任のない天気や天災で飛ばない場合と、機材のトラブルやパイロット不足(実際ピーチの便では人手不足で飛ばなかった便もあります)という航空会社が原因の欠航がありますが、ピーチ航空ではどちらのトラブルでも対応は同じで「同じピーチ航空の他の便への振り替え」と「払い戻し」しかありません。便数が少なく当日の便に振り替えができなければ翌日以降の便になりますので、現地に留まるためのホテル代や食事代が必要になるかと思いますが、この費用はピーチ航空では一切補償されません。まさにこうした事があるので航空券を安く提供している面もあるわけです。

次に、スカイマークの場合、自社に責任がある欠航の場合に限って他社の航空便への振り替えを行なうことがあるということです。ただし自社に責任のない欠航についてはピーチと同じです。それでも、その安さから考えるとスカイマークの処置は良心的だと言えます。また、当日中に振り替え便が飛ばなかった場合の宿泊費の補償はされません。ただ、その場の状況によって対応が変わってくると思いますので、欠航のアナウンスが遭ったら早めに窓口に出向き、具体的な交渉をするといいでしょう。

ジェットスターの場合は、天候など自社の責任がない場合は通常のチケット購入で補償はされないものの、自社都合での欠航についてはホテル代の実費などの対応をすることが言われています。ただ、天候の関係で飛行機が飛ばなくなってもチケットの購入時にオプションの「Starter Plus」2,000円の追加料金(1フライト分)を払うことで欠航時に定額の見舞金が1万円まで出たり(すぐに支給されるわけではなく、後日請求して精算になるので注意)、「Starter Max」で4,000円の追加だと見舞金の額持;2万円になるなど独自のサービスがあります。自宅から出発する場合で飛行機が飛ばなければそのまま家に帰ればいいですが、自宅に帰るためのフライトが欠航になった時に備えて、こうしたオプションを帰りのフライトだけ付ける事で、旅行先で見舞金の範囲内で食事をしたり、ホテルに泊まりながら天候の回復を待つこともできます。

基本的な対応というのはピーチ航空のような補償がないというのが国際基準なので、LCCの飛行機に乗る場合には別の補償の手段を考える必要も出てきます。ジェットスターのようないざという時の見舞金を出してくれるものとして、国内損害保険会社で取り扱っている「国内旅行傷害保険」の中の「飛行機遅延費用補償」があります。ただし、搭乗日の10日前までに保険加入が必要で、保険適用の場合にも後日請求して実費分の支払いが後日行なわれる形になります。

国内旅行傷害保険の一つの例として、いちいち出向いて入るのもめんどくさいという方はインターネット上だけで完結するタイプのものがおすすめです。調べるとAIG損保にインターネットから加入できるベージがありましたので紹介しておきます。

https://web.aiu.co.jp/dtaiy/c001/?p=dKC45BA1

ちなみに気になる保険料は安い方の補償で3泊4日まで1,355円で、6泊7日まで1,547円です。内容は旅行中のケガの他、旅行中の携行品の破損・盗難の補償(現金や乗車券も5万円まで補償)、留守宅の家財の空き巣被害、旅行先で入院した場合に家族などの救援費用など幅広い対応があるので、LCCを使った旅をするならこうした保険加入についても考えた方がいいと思います。そして、当然車中泊の旅をする場合にも「飛行機遅延費用補償」を抜いた方のプランに入ればさらに安いプランに加入できますので、個人的にはこうした保険に入った上での旅行を国内旅行の場合でも勧めます。トラブルがあっても後から補償されると思えば、ピンチがチャンスに代わる可能性もありますので、個人的には頻繁に出掛ける方にも国内旅行保険への加入をおすすめします。


高速道路のSA PAの売り場の変化を分析してみる

台風が通り過ぎた結果、晴れただけでなく日中の気温が34度にもなってしまう予報だったので、さすがに自宅にこもりきりではうだってしまうと思ったので、そろそろ彼岸花の季節ではないかと、毎年出掛けている藤枝市の名所と呼ばれるところに行ってきました。

結果としてはまだ咲き始めという残念な結果ではありましたが、ようやく連休のお出掛けができたということで写真を撮り、戻る途中にある新東名の藤枝パーキングエリア(上り)にトイレ休憩を兼ねて寄っていくことに。ただそこで、普段の生活の中では気付かないちょっとした状況の変化を感じ取ってしまいました。

連休で、人気の高速道路のパーキングエリアといえば、一般道から入ることのできる「ぷらっとパーク」(中日本高速道路の名称)も人が集まることが多いのですが、まだお昼前の午前中とは言え、一般道から入ってくる車はほとんどいませんでした。

高速道路のスペースに入ってみると、3台の観光バスが目立っていたのですが、パーキングエリア内に入って開業当初からいろいろ変わっている点があってびっくりしました。というのも、自動ドアには明らかに後から付けたと思われる、自動ドアを開けるための注意が外国語で書いてあり、中の様子も普通のサービスエリアの売店としてはかなり趣の違った海外旅行者に好まれそうな日本の品物を多く扱う販売スペースが増えているような感じでした。

具体的には手に持って写真撮影の可能な羽子板の隣に扇子のコーナーが有ったり、浴衣風の着物が売られていたりと、ここは海外旅行者のための販売コーナーかと思ってしまったほどです(^^;)。恐らく、このパーキングエリアを訪れた国内旅行をしている人たちにとっては購買意欲がそれほど沸かないもののコーナーが多いので、その分個人的には見るもののない販売スペースになってしまっていたことは確かです。

ただ、このようにパーキングエリアの販売スペースが変容を遂げた背景には、国内の観光客向けに売り場を作ってもなかなか収益が上がらず、海外から多くやってきて比較的財布の紐がゆるい人たちを狙った店作りをしないとダメだという判断をしたということになるのかと思います。ただ思うのは、通行料金を取って観光だけでなく仕事でも使われる高速道路において、一定区間ごとにドライバーの休憩をサポートする施設であることを第一にすべきではないかとも思えます。

これはあくまで個人的な考えであるのですが、海外から来られた方が日本の製品を購入される場合、個人的におすすめしたいものというのはなかなかお土産物屋さんに陳列されているあくまでお土産用に作られたものではないものを紹介したいということがあります。パーキングエリアやサービスエリアの売店というのは、お土産だけではなく旅先で必要な実用品などへの需要も少なくないと思いますので、そうしたものの中で、日本人旅行者にもニーズがあり、海外旅行客にも魅力を感じることができるような物を増やすことでも、十分海外旅行客からの売上げをを伸ばすことも可能だと思うのですが。

これから東京オリンピックを迎える中、海外からの旅行客を多く呼び込むために、今回私が紹介したようなサービスエリアやパーキングエリアが当り前になっていきそうな気もしますが、何か、入ったとたんに国内旅行者や一般道から入ってきた人が「およびでない」と思うような形の売り場が普通になるとしたら、国内を車で旅行する場合には事前に車で旅行する場合に必要なものを購入してから出発するとか、何らかの対応策を考えなければいけないかも知れませんね。


スーパーのセルフレジに慣れておこう

昨日、たまたま立ち寄ったイオングループのスーパーでレジに並んでいたところ、そのレジは一部セルフになっているということがわかりました。普通、セルフレジと言えば、自分で購入した商品をバーコードを読み取らせながら通し、支払いまでを全て自分でやるようなものが近所の大きなスーパーにあるのですが、今回のレジは全て自分でやるのではなく、店員さんが付いているレジで商品のタグを読み取り、購入済かごに入れるまでも店員さんにやってもらい、支払いだけを自分がやるというものなのです。

どちらのタイプのレジも、慣れてしまえば有人のセルフでないレジの行列に並ぶよりも早く自分の買い物したものを持って帰ることができますが、全て自分でやるタイプのセルフレジだと、タグが付いている商品だけを購入するならいいですが、魚や野菜など、自分で決めた個数を袋に入れて購入するようなものがある場合にはタッチパネルからの操作が必要になったりして、初めてだと戸惑うことがあります。そのために、店員さんが常に一連のセルフレジを見ていて、操作の補助に入っている光景をよく見ますが、これも慣れればいいのですが、お店の方もかえって大変なのではと思うことがあります。

今回利用したのはお客としてはお金を払うところだけを自分でやることになるので、そんなに慣れていなくてもお店の人に力を借りるような状況は少なくなるのではないかと思います。そして、この方式のセルフレジというのは、店員の負担を少なくしたいお店側のメリットだけでなく利用するお客側にも便利な感じがしました。

買い物でお金を払う際、後ろに会計を待っている人が多く並んでいる場合であればなおさら、細かい現金を探したり、現金ではなく電子マネーやクレジットカードを使おうとか、更にはイオンであればクレジットカードを出して会計は現金で済ませることを選ぶこともできるのに大き目のお札を出して済ましてしまうなんてことになってしまうことはままあることです。

イオングループの発行しているクレジットカード「イオンカード」は持っていますが、そのカード自体がポイントカードになっていて、さらにお店で使える電子マネーの「WAON」も付いています。もちろん現金で買い物をしてもポイントが付きます。そうした支払方法についての選択を、セルフのガソリンスタンドのようにじっくり考えながらやったとしても、一つのレジに支払い用の装置は2つ付いているので、相当まごまごしていない限り後から会計をしようとしている人を待たせることにはなりません。そう考えると、今後はそういった会計だけを行なうタイプのセルフレジについては、そんなに悪いものでもないと思えるようになりました。

日々の生活の中で個人的に感じることはないのですが、車で旅行をするような場合、旅の予算との兼ね合いで支払い方法をぎりぎりまで迷うことがあります。昔とは時代も変わり、極端な話現金を全く持たなくても旅を続けることはできるようになっているとは思うのですが、それでも財布の中に現金が多少は入っていないと、いざという時には困ることもあるのではないかと思います。

当然、今のスーパーではクレジットカードが使えるところがほとんどなわけですが、やはりどこのスーパーでもストレスになるのが時間によっては頻繁に起こるレジの渋滞なわけで、そうした混雑を避けることができ、さらに自分のペースで支払い方法を選んでも迷惑にならないこの種のセルフレジというのはあれば積極的に利用してみようかなと思います。
ただ、こうした仕組みに慣れないで、気が付いたらセルフレジに誘導されてしまい、支払いの時にまごつくような方もいるのではないかと思います。それでも、誰でも最初は初めてなわけで、こうした支払い方法を使うことに慣れていけば、旅先で役立つこともあるかも知れません。


迷ったら先に歯医者に行こう!

自分自身で何がどうめぐっているのかはわかりませんが、春のゴールデンウィークの前やお盆休みの前、年末年始の前になると何かしら歯に関してのトラブルに見舞われています。オーラルケアはそれなりにやっているはずなのですが、何故こんな時期にと思うことは一度や二度ではないというのが不思議なところです。

今回も原因はわからないものの、冷たいものをいただいた際ちょっと歯にしみるなと思ったところ、何か虫歯臭いような感じがありました。このまま世間はお盆休みに入ってしまうので、お盆明けに歯医者さんには行こうとも思ったのですが、もし大事になったら大変だと思って近くの歯医者さんに出掛けたところ、かなり時間を掛けた治療になりまして、次回こそお盆明けの治療になりましたがとりあえず応急処置だけはしてもらえたので、何とかこれでだましだましお盆期間はやり過ごせるかなと思っています。

個人的な経験で、やはり少しでも気になったら歯だけは早めの治療が大切だということは骨身にしみてわかっているので今回も休み前の早い時期に治療に行けたのですが、特に旅先で歯のトラブルに見舞われると切ないものです。

たまたま先日テレビを見ていたら、大切なテレビ出演で食事のレポートをしている時にあろうことか差し歯が取れてしまったというトラブルを告白していたタレントの方がいらっしゃいましたが、ただ取れただけなら瞬間接着剤でくっつけるという手もあるようですが、その場をしのいだらすぐに歯医者さんに行って治療してもらう必要があります。くっついたからとそのままにしておくとそこから虫歯になることもあるそうなので、素人の応急処置ではなく歯医者さんの治療が基本的に旅先であっても必要になってきます。

これもテレビでの話ですが、タレントの関口知宏さんが、国鉄の乗りつぶしの旅をNHK BSで毎日朝の生放送とともに行なっていた時、旅先で歯が痛くなり途中で歯医者さんを探してさまよったというハプニングがあったことを思い出しました。普段の生活と違い、長距離を電車でもバスでも自動車でも乗ったまま移動するだけでもエコノミークラス症候群になるわけですから、長旅の疲れのせいか顔の周辺に集まる血流の関係からか、いきなり歯が痛くなるという事も出てくるかも知れません。もちろん、テレビ番組で日本を回るのですから出発前に出演者およびスタッフはくまなく健康診断は受けるとは思いますが、歯の場合は前の日まで全く問題なくても食事で食べたものの種類によってはいきなり痛くなったり欠けたり取れたりする場合もあるので、そのハプニングではただただ関口さんが可哀想でした。

そういった突発的な歯のトラブルに対応するためには、定期的な検診と、ちょっと気になったくらいでも早めに歯医者さんに行って直してもらうという心掛けではないかと思います。これから国内だけでなく海外へ行き、現地の美味しいものをたくさん食べて来ようと思っている方は、歯のトラブルについても十分考慮した上で出掛けるようにしましょう。

海外ということで思い出しましたが、海外旅行の際に掛けることができる「海外旅行保険」の治療費用の保険はしっかり入っておいても、歯の治療費用については別に追加料金を払って加入できる「特約」に入らないと、通常の海外旅行保険では歯の治療費を保険で利用することができないのが普通です。保険会社によってはそうした特約のないところもあるようですので、同じ保険に入る場合でも、歯の治療費を出してくれるプランがあるのかということは事前にしっかり確認してから必要に応じて加入することをおすすめします。トータルの費用を考えると、もし海外で虫歯が痛くなってもあくまで自分で帰国まで我慢するならば、鎮痛剤の用意もお忘れなく。

国内の場合は保険証を持っていれば緊急処置をしても全額負担にはなりませんので、旅行の際もしっかり持って行くようにしましょう。あとは、よほど歯の強さに自信がある人でなければ、やみくもに地方の珍味に出会ったとしても闇雲に噛み付かないという心掛けも必要かなと思います。楽しい旅が台無しにならないよう、皆様におかれましても十分に気を付けて下さい。


中距離の移動手段に悩む

毎年この時期に静岡から京都まで片道約300キロの行程を出掛ける用事があるのですが、微妙な距離であるだけに状況によって現地までの交通手段をどうするかで悩むことになります。これが北海道や九州だったら飛行機か新幹線で必要に応じてレンタカーでも借りるという考えでいいのですが、確かに長い距離ではあるのですが新幹線でなくても当日中の往復が可能な「中距離」とも個人的には思える距離の移動なので、料金的なことだけでも、時間的なことだけを理由にして交通手段を決めたとしても、実際に出発日周辺に何があるかで手段を変えることもあります。

というのも、例えば台風が日本に向かってきていて、出発地と目的地の間を進んでいるときに鉢合わせしたら、まず飛行機は運行休止になるでしょうし、鉄道についても一定量の雨や風によっていったん止まってしまったら、迂回できる路線がない限りは足止めをくらってしまいかねません。

さすがに大きな地震が起きたら無茶な移動は諦めるしかありませんが、最近では天気予報が晴れの予報でも突然にゲリラ豪雨が降ってきたりします。昨年、京都へ出掛けて帰ろうとしたところ京都周辺で大雨があったようで、本来乗る予定の電車が来ず、全体的に30分くらいの遅れが新快速を中心に出ていました。その時はあくまで局地的に短時間降っただけだったので、何とか普通列車を乗り継いで帰って来られました(その時は一日でJR普通列車乗り放題の「青春18きっぷ」で往復という強行軍でした)。しかし、雨が続いていたら途中で繋げなくなることも予想できたので、在来線が遅れていてその先が止まっていることが判明した場合、もし同時刻に新幹線が動いていれば動いているうちに乗り換えて帰ってくるという手段も考えなければならないところでした。

幸いにして昨年の京都からの帰りについて、雨は京都と大阪付近で激しく降っていただけだったので、何とか普通列車を乗り継ぐことができ、多少時間に遅れは出たものの何とか無事に帰って来られましたが、今年に入ってはいつどこで数時間も身動きが取れないようなゲリラ豪雨が降ってくるか全くわからないので、同じ手段を使うにしても常に雨雲の動きには注意しながら、のほほんと電車に乗っているわけにもいかなくなりそうです。

そんな事もあるので、ぎりぎりまで交通手段は決めたくないのです。天候さえ安定していれば新幹線を「こだま」にすることで安く乗れるJR東海ツアーズの出しているツアー商品(乗車券ではありません)「ぷらっとこだま」なら私の最寄り駅である静岡駅から京都駅まで指定席でも片道7,700円と格安で「こだま」と言えども新幹線なので寝ているうちに帰って来られて実に快適なのですが、このチケットは当日の購入はできず、さらに乗車券ではないので悪天候で遅れがあっても変更はできず列車に乗り遅れたら無効、チケットを買った列車が運休の場合のみ払い戻し対象となるという風に、いろいろ制限があるのです。ぷらっとこだまを利用する場合、もし現地で何か天候によるトラブルがあった場合に怖いというのが正直なところです。天候が安定している季節ならいいのですが、不安定な季節というのは本当に考えてしまうのです。

天気予報で当日の現地の天気が安定しなさそうな場合には、とりあえず行けるところまで安く移動できる季節きっぷの青春18切符を使い、もし在来線のトラブルがあった場合、新幹線が動いていれば使うか、どうしようもなくなったら早めに沿線上にあるビジネスホテルに入ってしまっても新幹線より安く帰って来られたりするなど、行動予定の変更がしやすいのは普通列車を使った18きっぷを使った旅の方だったりすることもあるのですから、当日までの判断はなかなか難しいものです。

さらに、「ぷらっとこだま」より安く京都に行くのに、深夜バスを使うという方法もあります。料金は静岡駅から京都までは7,000円から7,200円(事前割引なしの場合)くらいで、バスの中で車中泊をして午前6時前に京都駅に着きます。ただ、深夜バスは普通列車と比べても席こそセパレートなものの他の乗客との関係もあってゆったり休むことは難しく、事前予約しようとしても満席で乗れない場合もあります。以前は京都での用事を済ます前に早朝観光をするためにこのバスに乗って行ったり、逆に京都在住の友人と飲みに行った後に乗って翌日早朝着という形で利用したこともありましたが、バスの運行の関係上、京都発でなく大阪発であったため、すでに京都駅から乗ったら周りはUSJで遊び尽くした人たちが爆睡していて席に付くことも大変で、個人的にはかなりストレスがたまるのでどうしても現地で滞在する時間を確保したい場合以外はおすすめしづらいです。

あと、鉄道でない公共交通機関の宿命として、高速道路を走る路線ということで、天候だけでなく事故による渋滞や、全く動かずに時間だけを浪費する可能性もあり、さらに公共交通機関なので自分の勝手で途中で休んだりすることもできないので、事前にチケットを入手してしまったら、とにかく当日は天候不順も事故も起こらないで欲しいと願うしかないでしょう。

そう考えると、同じ高速道路を走ることになりますが、自分の車に乗って京都の手前まで行って、パークアンドライドの仕組みを使って往復運転というプランも十分に有りではないかと思うのです。実際に京都まで行く時には浜大津の駅に隣接する駐車場を利用するのに、指定の切符を購入すると、駐車場の一日料金が500円で利用できる仕組みがあり、過去に何回か利用しています。特に浜大津の駐車場は名神高速の大津インターからすぐなので渋滞とも無縁で、特に帰りは駐車場からすぐに高速道路に乗れますので車で京都観光を考えている方にはおすすめの方法だと思います。

もっとも車を使っての旅は全ての行程を自らの運転で行くということになると体力がないととてもだめですし、疲れたまま運転していると自ら事故を引き起こしてしまう可能性さえあります。人によっては自ら運転をすること自体がNGだという方もいるかも知れませんが、自ら運転して行くということになると、ゲリラ豪雨のような事があったとしても自分のペースで休んで行くこともできますし、台風の場合は時刻表にとらわれず台風がまだやって来ない時間に出発したり、台風のコースによって自らの運転するコースを変えて行くこともできます。

そんなわけで、最近ではあえてぎりぎりまで交通手段を決めず、前日に18切符を利用回数分買うか、天気予報で全く心配がないと判断したら新幹線利用の「ぷらっとこだま」にするか、とにかく天気予報を見ながら判断し、もし当日の天候悪化で足止めをくった場合に備えあえて公共交通機関を諦めて車で出掛けるというパターンもしっかり持っておきます。車で出掛けた場合は、もし帰りに大雨や台風に行く手を阻まれたら、車中泊のために準備した寝床で仮眠を取り体力の回復も待ちながら進もうかと思っているのですが、予定している今月末の週末には、今週末のように台風がやってこないことを正直祈りたい気分です。


テレビの外にある現実を確かめる旅も面白い

車中泊の頻度で言うと私よりよっぽど多く年間の車中泊をこなす親戚の方の趣味というのが全国各地のマラソン大会に出ることで、車中泊を有効に使って休みになるとこまめに全国を回っています。そんな中、昨年に長野県の飯島町で行なわれた「米俵マラソン」に出場したという話をその方に聞きました。このマラソンは普通のマラソンとは違い、運営側が用意した米俵を担いでマラソンコースを走り、完走したランナーには担いだ米俵と同じ重さのお米がプレゼントされるというなかなか面白そうなイベントです。

今年のマラソンでは何と、テレビの取材が入ったそうで、タレントのボビーオロゴンさんも米俵をかついで走っていたとの話を聞いて、早速米俵マラソンの公式サイトをのぞいてみました。そのテレビ取材とはTBS系の全国放送だった「クイズ☆スター名鑑」(日曜夜7時から不定期)という番組で、その話を聞いたばかりの時には2017年の1月22日にその様子を放送すると書いてあったので、話をしてくれた方が映っているかということも含めて興味がわき、当日はいつ出てくるかワクワクしながら見ていたところいつまで経っても米俵マラソンについての話題が出ないまま番組は終了してしまいました。

確かに公式サイトに書いてあったのにおかしいと思い、改めてマラソンの公式サイトに行ってみたところ、局の都合で放送時期が2017年の3月以降になったという報告が載っていました。それはそれでテレビ番組の予定が変わることは良くあることなので、まあじっくりと3月まで待つかと思っていたところ、今度はネットのニュースからとんでもない情報が入ってきたのでした。

ご存知の方もおられるかも知れませんが、TBSの「クイズ☆スター名鑑」という番組自体が1月22日の放送分で終了していたというのがネットニュースで流れてきたのでした。はっきり言って打ち切りということなのでしょうが、番組内では最終回のお知らせも何もなく、特に私と同じように米俵マラソンの様子を見たいと思っていた人にとってはあんまりな仕打ちです。そこで、もう一度米俵マラソンの公式ページを見に行ったところ、さらに続報が書かれていたのを発見しました。

「クイズ☆スター名鑑」は1月に終了したものの、3月3日の深夜3時20分(実際の時間では3月4日に入っていますが、番組はクロージングの前なので、3月3日とさせていただいていますので実際にご覧になりたい方は日付にご注意下さい)から30分間(^^;)「特別編」として放送する中に米俵マラソンの取材内容も出るのだそうですが、この番組は関東ローカルで、関東以外のエリアでは見られないのだそうです。確かに1月放送予定の繰り延べで3月にやることは間違いありませんが、関東でも誰も見ていないような深夜に、それこそ取材先への言い訳のような感じでVTRを流すためだけの番組であるとも思えます。

過去も現在も、テレビのワイドショーで仕事をすっぽかしたタレントについてかなり厳しい口調で長々と批判しているのを見ていた側からすると、テレビ局だって約束を守らないでしらばっくれることもあるのにと思えてしまいます(^^;)。さらに自分達は何も悪くないと開き直っているようにしか感じない今回のような事例は、実際にテレビの取材を受けた側からすると、同じように思って憤慨したケースというのは数限りなくあると思います。普通の仕事で状況によって当初の報告と比べてクルクル変わるような状況になり、しまいには約束を果たさない(今回の場合関東以外の視聴者に対しての事)でもいいという会社があれば、もう取引自体をされないというのが普通です。しかしマスコミ全般については、こうして何度裏切られても、取材に来るということでついまた甘い顔をしてしまう地域もあるのではないでしょうか。

それでも今後はテレビよりもネットでの発信や、動画をYouTubeに上げるようなことで発信することはできますし、あえて情報が出るのかどうかすら怪しいマスコミの取材にはまともに相手をしたくないという風なところも増えてくるのではないでしょうか。

テレビというものは編集権はテレビ局側にあり、取材を受けて話を聞いている中で発信したいところが全く使われず、どうでもいいところを面白おかしく取り上げられるだけで取材を受けた意図とは違った騒がれ方をして困惑するようなケースもしばしばあります。それは限られた時間の中で多くの人に見て欲しいと思えるような番組を作る中で、取材者への気配りがないがしろになってしまうことにもつながるのですが、もし私たちがテレビに映るそうした面白そうな光景に出くわした時、「本当に現地ではテレビの中で起こっているような事があるのか」と疑ってみることも大切ではないかと思います。

テレビの中の仮想現実でない、現地の本物の現実を肌で知るためには実際にそこに行って確かめるしかありません。旅の目的はいろいろありますが、テレビの視聴者を喜ばせるための「演出」とは何なのか、それを確かめるために旅に出掛けるのも面白いのではないかと、今回の一連の話を聞いて思いました。

多分私などが一人で山里の集落をそぞろ歩きなどしたところで、住民から全く無視されるか挙動不審者として見られるのが関の山だと思いますが(^^;)、実際の日本の村々は観光気分でやってくる人たちをそうみんなが歓迎しないということを悟るだけでも旅に出た意味はあると思います。そんな感じでテレビに出た場所を訪れるのも一興でしょう。


TV番組「路線バスの旅」が魅力的に復活する可能性はあるか

タレントの太川陽介さんと漫画家の蛭子能収さんにゲストの女性という3人組で日本全国の特定の都市から都市へ、高速バス以外の路線バスで移動ができるかどうかという「路線バスの旅」において、主役の2人が番組から去ることになり、先日その25回目の旅をようやくBSジャパンで見ることができました。

この番組はかなり以前から楽しんで見ていたのですが、なぜ今回人気があるのにメインの二人が番組を去ることになったのかという点をめぐって二人の仲が悪いからではないのかというようなきな臭いネット記事も出ているものの、普通に見ていて思うのは、今のままでは遅かれ早かれ番組自体が成立し得なくなる可能性が高いことが挙げられます。第一回の旅は東海道の旅だったのですが、一回目から路線バスが現在の静岡市内で途絶える区間があったのですが、その区間であるJR由比から興津まで(さった峠の区間は路線バスが元からないのです)の区間は当然のようにタクシーを利用するという旅のルールについての緩さがあったものの、回を重ねるごとに出演者の体力的な限界とは関係なく「バスの区間がない場合は歩く」というルールを作ってしまいまい、このルールが仇となったと言えるでしょう。

番組としてのメリハリを付けるために少しぐらい歩く姿を見せるというのもいいかも知れませんが、バス旅も回を重ねるにつれて、路線バスの区間がどんどん閉鎖され、歩く距離はどんどん増えて行きました。中年というより高齢者に近くなっているレギュラーのお二人がバスがつながっていない区間を歩いて移動することが増え、路線バスの旅なのか歩く旅なのかわからなくなってきてしまい、笑うどころか見ていて気の毒としか思えなくなったというのが番組を見ていて変わってしまったと思う点でした。出演者の年齢の事もありますし、そこまで厳密なルールを作るべきではなかったのではと個人的には思うのですが。

さらに、番組開始当初から比べるとかなり増えたと思うものに、路線バスの代わりに移動手段として利用できる「コミュニティバス」の存在があります。日常の足に困っている地域住民のために路線が作られているもので、公共の乗り物には違いありませんが、こうしたコミュニティバスの中には時刻表があるものもあり、そうしたバスには番組出演者や普通の観光客が乗れるわけですが、全てがそんなわけではなく、電話で住民が呼び出した時だけ動かすというような形のものも結構あります。さらに平日と土曜日曜で運行スケジュールの差が激しく、本来番組を見た視聴者が同じコースを辿りたいと思っても、土曜日曜が運休ならどうにもなりません。その点でもテレビの旅をそのまま辿ることができない可能性もある旅というのはどうかという感じもします。ですから、テレビ東京でも新しいレギュラーを決めて路線バスの旅を再開するにしても、すでにスタッフが解いたバスルートを発見できるかというような興味でしか見ることができなくなるようなら、あまり続けても意味がないように思えるのですが。

今後も日本の人口は減少傾向にあり、過疎が心配される地域は今後もどんどん増えています。そんな中で、全国の道路を切れ目なく結ぶ路線バスの継続自体が難しく、自分で車を運転することができない人が気ままな旅に出るにも、きちんとした時刻表のある鉄道やバスが有る所までしか行けなくなるというのは寂しいことです。まだ自動車が運転できない学生や、免許を返納した人を中心に、行ける範囲が狭まることもあって多くの年齢層が自由に旅に出る機会がこれからどんどん減っていくのではないかと心配でもあります。

ただ、この番組続く可能性というのもないわけではありません。先日のニュースで、国土交通省が「道路運送車両の保安基準等改正」という発表の中でハンドルもブレーキもない自動運転の車が公道を走ることについて認めるという発表をしたことがニュースになっていました。その内容については短いので国土交通省のホームページから該当箇所を引用します。

(引用ここから)

・自動走行車の公道実証実験を可能とするための措置の実施
自動走行に係る車両について、公道実証実験を可能とするため、ハンドルやアクセル・ブレーキペダル等の保安基準を緩和できることとします。これにより、これら装置を備えない車両についても、速度制限、走行ルートの限定、緊急停止ボタンの設置といった安全確保措置が講じられることを条件に、公道走行が可能となります。

(引用ここまで)

恐らくこの種の自動運転車というのは今のところテーマパークを一周するようなそれほどスピードを出さない感じのもので、普通の車と一緒にすれ違いが難しそうな場所を走ることは難しそうな気がします。恐らく2車線以上ある道路のどちらかをゆっくり走るようなものになるでしょうが、それでもこうした試みというのは特定の地域だけやるということでなくて、全国で同じ乗車システムの同じような無人運転車が動くような仕組みを作り、公共交通機関のみでも県境を通過できるような路線づくりを行なってくれれば、主に公共交通機関がとだえた所を中心に、整備されていく可能性はあります。

全国でこうした交通システムが動くようなら、例えば全国で同一の乗車用カードを通すことで全国の同種のバスにも使えるようになるかも知れませんし、無人運転ということで定期運行が実現すれば、時刻表を調べまくって利用する交通機関のひとつとして、日本のいろんな所に行きたい若年層やシニアの旅行を後押しできます。そうして少しずつではありますが日本中に人が出掛けて動くような流れができれば、今まで減るだけだった場所でも新しい魅力を感じた人たちが訪れたり移住してくるような事も起こるかも知れません。もちろん路線バスの旅もかなりいろんな所へ向かえる可能性も生まれてきます。

過疎地域は時代の流れととらえ、交通機関の消滅とともに限界集落はなくなっても仕方ないという考え方もありますが、今ある住居を利用して都市から地方に移り住むことで、お金を都会ほど使わなくても生活できるようになるなら、あえて今ある集落を消すこともないでしょう。地方には地方の良さもありますし、そうした都市でない場所で生活するにあたっての情報格差というものについてはすでにあるインターネット網を利用すれば良く、買い物についても送料無料のネット通販を利用する選択肢もあります。問題なのが、実際に人が移動する交通機関の整備だということをもっと多くの人に考えていただいて、今回紹介した無人運転車のシステムが全国共通のような形で広まっていくように、エールを送らせていただきたいと思います。


長野県南部に紅葉と買い出しの旅 その4 伊那市で立ち寄りたい施設

お昼ごはんに高遠蕎麦をいただき、後はのんびり帰るだけなのですが、せっかく長野県に来たということであと数ヶ所立ち寄ることにしました。高遠城の中にも他に近場での紅葉の名所として挙がっていた所であり、そこは大手企業の工場が併設され多くの観光客が集まる「かんてんぱぱガーデン」は、立ち寄っても損はありません。

かんてんぱぱガーデン

ここの直売所では試食として自社製品のゼリーとそば茶を無料でいただけ、寒天を利用しした全ての製品が置かれています。特にメタボ体型を気にする方には寒天を主原料とする製品はダイエット食になるので、十分におすすめできるでしょう(ダイエット食のセットもあったと思います)。

ただ、今回メインにと考えていたのが、自社製品が主でなく、販売所の前で売られているという、自社農園で作られている有機野菜でした。時刻は午後になっていたので肝心の野菜は残っているかどうかは時間的にぎりぎりだったものの、他の直売所でなかなかいいものがなかったので買わなかった人参がありました。他にネギもあったのですが今回は人参だけを購入しました。土をあえて落とさない新鮮さが売りで、ビニール袋にいっぱい詰めてもらったものが400円で購入できました。

なお、この農園ではちゃんと寒天を利用したものを使っているようで、寒天カスから作ったミネラル豊富な土壌改良剤があるというのが本社のホームページで紹介されていました。ただ本業でやっているわけではないので、実際にかんてんぱぱガーデンに行ってみないと何がどのくらい売っているかはわかりません。興味のある方は近くに出掛けた時には寒天を使った製品だけでなく、入口付近で売っている農作物にも注目してみるといいと思います。

グリーンファーム

さらに伊那市の直売所として有名な「グリーンファーム」にもその後立ち寄りました。ここへ来た時間が夕方近くになってしまっていたので、ここメインで買うようなものはありませんでしたが、シーズンには店頭に松茸がこれみよがしに並んだり、蜂の子が入った蜂の巣そのものが売られていることでも有名なところです。ただし、購入時には気を付けないと伊那市周辺産でない県外産や海外産のものも混じっていますので、内容をよく見て購入することが大事です。

さらに、このグリーンファームの向いには動物広場があり、かわいいヤギやニホンザル、ツキノワグマまで飼われています。道路沿いのオリに入っていて大丈夫かなとも思いますが、これも直売所の集客に役に立っているのかなと思えますが、話のタネにでも訪れてみるのもいいでしょう。かんてんぱぱガーデンからは一本道で着いてしまうので、訪れる順番を逆にして先にグリーンファームで新鮮なものを買い込むのもおすすめでしょう。


パーキングエリアのコーヒーに求めるもの

この秋、なかなかお出掛けできなかったのですが、この週末にようやく紅葉を見に行くことができました。その時のことは改めて紹介しようと思いますが、今回は早朝から夜までずっと車のハンドルを握っていて多少疲れた体をリフレッシュしようと思った時に起こった出来事です。

今回のルートは残念ながら全ての行程で高速道路を使うわけにいかず、高速道路を降りてから下道を走らなくてはならなかったので、その前に気合いを入れるために熱いコーヒーを飲もうとパーキングエリアに立ち寄りました。

最近の高速道路のサービスエリアやパーキングエリアのコーヒーは、自動販売機のものもありますが、めっきり増えてきたのがコンビニコーヒータイプのカップだけ購入して専用マシンにセットするセルフサービスタイプです。このタイプだと料金もコンビニ並であるので、安くて淹れたてのものがあるかなと思ったら、そのお店では100円前後のコーヒーはなく、いわゆる普通の少々お高めの価格のものでした。

それでも、注文してから挽いて作ってくれるのは有難いので、多少高いと思いつつもそのコーヒーを注文したのですが、待てども待てどもコーヒーを抽出する気配すらありません(^^;)。これは絶対に忘れているなと思ってカウンターに言いに言ったところ、案の上全く私の注文を忘れていたのでした。お店の人は平謝りで、料金を返してくれただけでなく、このコーヒーはサービスですと、瞬時に別のコーヒーを出してきたのです。

どうやらそれは、以前に煎れていて保温していたものを出してくれたようなのですが(私が注文したのは事前の保温なしでその場で作ってくれるタイプのもの)、それならすぐ出してもらえるそちらを100円から200円くらいで売ってくれれば多少味は落ちてもそちらを買うのにと正直思ってしまったのでした。

現状で消費税込みで100円で飲めるコンビニ各社のレギュラーコーヒーというのは、今回訪れたショップをはじめ、コーヒーにこだわりを持っている普通のお店にとって脅威であると思うのですが、缶コーヒーではちょっと物足りないがそこまで味にはこだわらず安いコーヒーでリフレッシュしたいと思っている人もいます。今回の場合はお店のカウンターに行かずに自販機に行った方が良かったのかも知れませんが、まだお店が営業している時間内だったのでついカウンターから頼んだのですが、まさかこんな結果になるとは思いませんでした。

そう考えると、コンビニが開発したレジでカップを販売してセルフサービスでマシンにセットして飲むコーヒーというのは、一度マシンの使い方を覚えてしまえばスムーズにコーヒーを飲めるスタイルとして特に旅の途中でいただくものとしてはかなり有難い方法だなあとしみじみ思います。小さいパーキングエリアでも、人がいて営業しているうちはこうしたセルフ方式で安く提供してくれるところが増えれば、味は多少悪くとも個人的にはそちらのコーヒーを選んでしまうと思います。決して高いコーヒーがいやだということではないのですが(^^;)、お店が混んでいる状況だとさらに時間がかかったり並んで待っている他の人のストレスも溜めてしまうような気もするので、ぜひそうしたセルフ方式の販売を増やして欲しいなと切に願います。