エリアフリーTV Plus SB-TV06-WRIP その6 ハードディスクは接続するべき?

前回のレポートで終了の予定でしたが、部屋の中で使わずにあった500GBのポータブルハードディスクを発見したので、最後に録画の使い勝手と使うメリットについて紹介させていただいてこのレポートを締めたいと思います。

ちなみに、500GBのポータブルハードディスクはエリアフリーTV PlusのUSB端子からだけの電源供給で動くことを確認しています。ハードディスクを接続すると、一応先にパソコン経由で再フォーマットしたのですが、エリアフリーTV Plusにつなぐど改めて本体からのフォーマットを求められます。使い古しのハードディスクを流用する場合、中に重要なファイルが入っていないか事前に確認しましょう。

500GBのハードディスクがまるまる空いている場合、録画可能時間は約46.4時間となっています。私の場合は旅行前にどうしても保存しておきたい番組があれば事前に録画予約してから出掛けるのが常のため、こちらのチューナーを使って録画することは出掛けてから知った番組があるか、電波状況により持っているLTEデータ通信のスピードでは満足に見られない可能性が高い場合の「後で見る」ための録画なので、基本的には見たら消すということを繰り返すと思うので、感じとしてはもっとハードディスクの容量が少なくても大丈夫なくらいです。

今ちょっと書きましたが、わざわざ自宅にある録画用機器とは別にエリアフリーTV Plusにも録画のできるハードディスクを繋ぐというのには、意外な効用があります。以前の書き込みで紹介したように、LTEで低回線画質でもほぼリアルタイムでテレビ番組を楽しみたい場合はやはり常に600~700kbpsくらいのスピードが欲しいところです。
これが時間や人の集中によって極端にスピードが落ちてしまう「無制限」SIMだったり、最初から視聴は無理の低速SIMの場合ですが、そのようになかなかうまくLTE通信でテレビ放送が見られない場合にも外出先でテレビ番組を楽しめるのがこの製品の特徴でしょう。

アプリを開いたら(録画予約のみ)にチェックを入れた状態で起動させ、とりあえず番組の録画予約だけを行なっておき、その後、自分で移動してWi-Fiスポットのある場所に移動することができれば、SIMのプランに関係なく録画しておいた番組を自宅に帰らなくても見ることができるようになります。それが、同じように外出先から録画できるだけの機器との違いです。

そのように考えると、あえて外からの同時視聴にこだわらなければ、MVNOの低速専用の契約でも、Wi-Fiスポットが使えるようなサービスが付いているものを選べば、道の駅やコンビニ周辺でちょっとした時間の合い間に録画番組を見ることもできます。このような利用方法に興味がわけば、エリアフリーTV Plusを購入するのも面白いような気がします。

そして根元的なところに戻りますが、今あるスマホやタブレット端末をテレビに変え、無線接続で地上波だけでなくBS番組も家の中でならどこでも見られるようになるという特徴は、今までこういった製品を使ったことのない人にとってはかなり便利ですよ(^^)。お風呂の中でもBSが見られるというのは、フルセグ搭載のスマホでも実現できない事ですが、それをSIMフリーのスマホやタブレットで実現できてしまうので、次は防水タブレットでも買おうかと思わせてしまうような今回のエリアフリーTV Plus購入でした。


カテゴリー: 映像・画像関連 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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