熱海市伊豆山地区逢初橋付近で起こった土石流の衝撃とその対応について

昨日は深夜から大雨で、一昨日から続く雨にやきもきしながら、それでも自宅周辺は雨は降っても土石流の影響は少なかったので、今回のブログは無事に届いたGRATINA KYV48のdonedoneのセッティングについて詳しく書く予定でしたが、今回の熱海伊豆山の土石流は相当すごく、個人的にも衝撃は大きかったので、セッティングについては簡単に紹介するだけにしたいと思います。

ノジマオンラインから購入したスマホ(現在までdocomo・auが販売したもの)はSIMロックがかかった状態で、docomoの方はSIMロック解除しなくても日本通信のSIMを入れてアクセスポイントのセッティングをすればそのまま使えたのですが、auの場合はau回線を使っているMVNOのdonedoneでもSIMロック解除をしないとLTE回線を掴みませんでした。もしかしたら専用アプリから開通手続きをすればSIMロック解除をしなくてもそのまま使えたのかも知れませんが、私の場合はSIMロック解除をした上でアクセスポイントの設定をしたらアプリをインストールする前に開通しました。SIMロック解除をするためにはauIDが必要なので、持ってない方は新たに登録してMY auのページからシムロックの手続きを行なう必要があります。設定については、donedoneのSIMと一緒に送られてきた紙を見て行なえば簡単に接続することができました。スピードテストなどの結果は後日報告します。

さて、今回熱海で起こった土石流の被害は、熱海駅から現在は大江戸温泉物語が経営している温泉旅館の「水葉亭」へ行く途中にあり、この辺りは「伊豆山温泉」の源泉「走り湯」や「伊豆山神社」がある歴史的にもかなり古い温泉地です。この温泉が発見されたのは今から約1,300年前という日本でも有数の古泉の一つになっているのです。

改めて走り湯について検索してみたところ、走り湯入口の看板を写した写真の奥に赤い橋が見えたのですが、それが今回土石流が流れ込んだ逢初橋ではないかと思えます。水葉亭にもかなり近い場所ですが、私が行った時にもかなり登っているような道で、温泉街というよりも温泉が付いた住宅に高齢者の方々が住んでいるような家が多かったのではないでしょうか。

歴史ある土地というのは、それだけ長い間でも壊滅するような自然災害(今回の場合は長雨による土砂災害)がそこまで致命的ではなかったからとも考えられるのですが、私自身が見たり聞いたりした限りにおいても、熱海の伊豆山でこんな被害の出る土砂災害が起こることなど考えられませんでした。ニュースでは70年間こんな事はなかったというような話も聞かれましたが、そうした常識は通用しないということだけは確かなようです。

ちなみに、こちら静岡市でも一昨日にスマホの警報アラームが突然鳴り、避難情報が出たのですが、その時には頑丈な建物の中にいたのであえてその場から動かずに成り行きを見定めました。自宅についても直接崖に沿って立っていたり、川の脇に家があるわけではないのでそこまでの注意は必要ないのかも知れませんが、静岡市内の一級河川である安倍川の水位は相当上がっていて、むやみに車で出掛けることは控えるべきだと思いながらテレビの中継映像を見ていました。

本日以降も静岡県内では雨になるという予報になっていますので、今まで崩れたことがないから大丈夫という事は決してないということを今回の伊豆山の土砂災害で改めて思い知ることになりました。これは、自宅から避難したりする場合にも考えなければならないことですが、たまたま車で旅行している時にこうした大雨に遭遇した場合、地元の方の言うことを聞くことも大切ではありますが、ネットで入手できるその地域のハザードマップから被害が予想される場所からとにかく離れ、安全な場所に逃げることができるよう、ネット環境はしっかりと用意した上で出掛けるようにしたいものです。

2021.7.4 追記

その後の報道から、原因の全てではないものの土石流が起こった地点で開発行為等が行なわれ、盛り土が流れたことで被害が大きくなったのではないかという話が持ち上がってきました。まだ行方不明の方もいる中で、先に原因調査ということはできないでしょうし、何よりも人命を救うことを第一に行なって欲しいと思います。ただ、住民の方々も私と同じように、伊豆山の地域では今回よりもっと多量の雨が降っても土砂崩れは起きなかったので避難が遅れたという住民の方の証言もあったので、こうした地域の変化(開発行為等)についての情報は地元の方々には早くから開示して欲しいですし、ハザードマップへの対応もその都度行なって欲しいと願います。


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