月別アーカイブ: 2017年1月

スズキ 新型スイフトは車中泊には向かなそう?

現在、古い1300ccのホンダフィットに乗って車中泊の旅に出掛けています。その前は軽自動車専門だったこともあり、軽自動車特有の車重に対してエンジンが660ccと制限されていることからいくら1300ccと言えどもかなり余裕を持って運転できる普通車のポテンシャルに慣れてしまうと、長距離移動の際にはもはや軽自動車に戻れないかもと思うくらいなので、他社のこのクラスの新型車がどんなものかをチェックしたい気になります。

そんな中で2017年から出てくるスズキの新型スイフトは、左右4枚ドアなのに後ろのドアノブをうまく見えないように付けていて、3ドア車の雰囲気を持つコンパクトカーということで、ちょっと気になりました。果たしてこの車は車中泊ができるような車なのでしょうか。

まず最初にお断わりしておきますが、長距離バスのようなリクライニングしかしないシートで夜を明かるような車中泊と比較すると、車のシートをリクライニングした方が個室にもなり何でも持って行くものを使えるため、はるかにリラックスして寝られると思います。しかしここで求めたいのはあくまでフラットな状態で寝られるシートアレンジになるかということが問題なので、結構シビアに見てみます。

スズキのホームページを見てみると、シート全体をアレンジしてあるような写真はなく、不安になるのですが、その不安の予感は当たっていて、後方シートのさらに後ろの荷物スペースは広いものの、後ろの座席を倒しても、荷物スペースと後ろシートが一体化してフラットにならずに段差が出来てしまうようになっています。

こうなると、あえてこのスペースをフラット化して使うには、段差以上に高さのあるコットを設置するかという風に考えてもみたのですが、倒した座席の背の部分が斜めになってしまうのでさらにフラットな面を作るのに骨が折れそうです。

コンパクトできびきび走り、さらに同社のソリオのように車重が1トンを超えないので燃費も良い上に税金も安く、ドライブ中心に利用するにはかなりいい車だと思いますが、車中泊ということで考えるなら、軽自動車のハスラーの方が良さそうですね(^^;)。

今後の事を考えると、スイフト以上ソリオ未満のハスラーをコンパクトカー化したようなモデルを出してもらえれば、私自身の用途にはぴったりはまるのですが、現状でその要求を満たす車ということになると、やはり同じフィットになってしまうという事なのでしょうか(^^;)。しかし、まだしばらく今の車には車検を通しながら乗って行く予定なので、買い替えの時期が来るまでには自分の要求を十分に満たす車種が出てくれることを祈ります(^^)。


2017年の初日の出は車の中から

今年のお正月のカレンダーの並びは普通に仕事をしている場合はほぼ三が日しか休めないということもあり、特別どこかへ行く計画というものは立てていなかったのですが、大晦日の天気予報を見ていると問題なく初日の出が私のいる静岡県地方では見られるだろうという事だったので、年越しのカウントダウンを止め、早く自宅に戻って寝ることにしました。もちろん、初日の出を見に行くためです。

例年の初日の出の時刻は日本全国でばらつきがありますが、私の地方ではおよそ午前7時ちょうどと考えておけば何とかなります。ということで、車で家を出たのはかなり日の出の時刻の迫った午前6時半くらいでした。このように無計画に事を進めた場合、日の出を見るのにいい場所を確保するのは諦めなくてはなりません。その代わり、スマホのカーナビで行きたい場所までの時刻のおおよその時間に見当をつけて、車の中から海岸線より昇朝日を見てしまおうというのが今年の計画でした。

東名高速の静岡インターチェンジから上り方面を走り、目的とするところは静岡市由比パーキングエリア(上り)あたりです。この場所は上りこそ普通に入ることはできますが、下りのより障害物がなくきれいに日の出が見られるパーキングエリアは前日の深夜から閉鎖されているくらい眺望のいいところです。

静岡インターから入るとじきに日本平のパーキングエリアに入りますが、ここで多少の時間調整をして改めて出発します。もし運が良ければ由比のパーキングエリア(上り)に少しでも自分の車が割って入る隙間があるかとも思ったのですが、さすがにそうは甘くなく、徐行したままパーキングエリアを通過せざるを得ませんでした。なお、当日には開放されている由比パーキングエリアではありますが、前後の路肩に駐車できないようにきちんと封鎖されていて、安全上の理由で路肩に停まって初日の出を見ることはできません。

しかし、その辺は十分織り込み済みだったので、次に海の見えるロケーションの場所に差しかかると高速道路を走行可能な範囲までスピードを落とし、何とか海から昇る初日の出を車の中から見ることができました。車の中は暖かいですし、大した初日の出の写真を撮れているわけでもないので、今年はこれで良かったのではないかと思います。

その後、車を富士川サービスエリア(上り)に停め、まだ少し赤い富士山をデジカメで撮影してきました。3倍ズームくらいでもこのくらいの写真を撮ることはできるので、私の持っているスマホのカメラを使うならデジカメを使いたいなと思える一枚でした。

その後、富士インターで降り、せっかくだからと朝霧高原の道の駅まで足を伸ばしましたが、時間帯が悪く、昇りかけの太陽と富士山が重なってしまい、いい写真は撮れずじまいでした。しかもその時の朝霧高原の気温は1℃ということで周りには霜が張っていたりして早々にその場を立ち去り、ファミレスのモーニングが今年の始めての食事となりました(^^;)。

その後、初売りのショッピングセンターをのぞいたりしたのですが、目玉商品はほとんど売り切れていました。逆にそちらメインなら初日の出の方を諦めなければならなかったと思いますし、それはそれで良かったのではないかと思います。

帰ってきたのがお昼前ということで、かなり一日が長く感じられる元日となりました。正月から遠くへ出掛けるというのもいいですが、自宅を拠点にして天候などを見ながら適当に行く場所を決めて出掛けるのもなかなか面白いものです。


お金を大切にするための買い物の心得

新年あけましておめでとうございます。今年も様々な事柄について紹介していくつもりでおりますが、新年最初はいろんな物欲に耐えながら、できるだけ安く目的のものを買うために自戒を込めて先日体験した私の事例を紹介していきたいと思います。

昨年末ぎりぎりになって、それと目的でなくとある家電量販店に入ったのですが、その中でちょっと前から興味のあったスマホに繋がる家電が「処分価格」として出ているのを発見しました。

個人的には十分に安いと思ったのですが、念のためにスマホ上からネットの価格情報サイトを使ってネット通販での実勢価格を調べます。すると、その最低価格よりもさらに数千円安いことがわかりました。

その安くなった品物を見るまでは、自分がその商品を購入すること自体考えてはいませんでしたが、以前ここで紹介したキングジムのノートパソコン「ポータブック」のように、価格が安くなるなら買いというような感じだったので、この時点でしか安く買えないなら思い切って買ってしまおうと思って店員さんを呼んだのですが、そこでちょっと購入しようと思っていた気勢を削ぐ状況が発生しました。

普通「処分品」とあれば展示品のようなものが考えられ、個人的にもだからこそ安いのかなと思っていたのですが、店員さんにその品をくださいと言ったところ、しばらくタブレット端末を見ながらこちらを待たせていたと思ったら、現在この店鋪に品物はありませんという事を言ってきました。

取り寄せになるので品物は翌年にならないと入らないというのですが、こういう言い方はいわゆる特価品であるならわかるものの、処分品を取リ寄せて売るというのはちょっと理解に苦しみます。どちらにしても今後さらに安くなるかも知れないものを現時点で買うよりも初売りまで待って安くなっていなかったらそれはそれでいいやと思って結局購入はやめにしたのですが、今思うとすぐに必要のないものをお金を出して買うこと自体が無駄遣いになるので、そこで買わなくて良かったと思っています。

今回の「処分品」が取り寄せとは参りましたが、大手家電量販店で良くあるのが目玉商品を買おうと思って出掛けたところ材庫がないので他のものを勧められるという事です。そんな事になっても冷静でいられるように、やはり事前に調べるなり目の前に興味深い品物が現われたとしてもまずはネットでの価格がどうなっているかを確認したりして、ポケットマネーで買えるようなものでない限りは即決しないことが大事だと思います。

今回の私のパターンでもし商品を注文した後で初売りでさらに安く売っているのを発見したとしたら、年の初めからかなりどんよりとした気分を持ったままお正月を過ごさなければならなかったでしょう(^^;)。

正月の初売りや福袋を目当てに1日から出掛ける方も多いとは思いますが、お店の方では消費者の興味を引く魅力的なディスプレイについついお財布の紐が緩んでしまう方もいるかと思います。お正月の運試しとして福袋の購入というならいいですが、具体的な商品が入っている福袋の場合、自分ではこれに違いないと具体的な機種名を期待していても、実は中に入っていたのは型落ちのマシンだったりして結局買い直しになるような憂き目に遭う可能性もあります。そんな事も考えながらできるだけ効率のよい買い物ができるようにじっくりと下調べの上で初売りに出掛けるようにしたいものです。