中古車を買う上で「よくある事」への対策

 自動車を新車で買う場合にはあまり考えなくてもいいのですが、中古というのは同じ車種・グレードはあっても、こまかい所で様々な違いがあり、私の購入したフィットも例外ではありません。車体価格は無事故でもかなり安かったのですが、その裏には細かいものが揃っていないという事実がありました。

 まず困ったのがキーがオリジナル一つしかなく、本来付いているはずのキーレスエントリーもない状態でした。フィットの場合、時期によりキーレスエントリーの形状が変わるのですが、私の車の場合、どの形状のキーなのか調べるためには車の取り扱い説明書が頼りです。しかし、メンテナンス関連のものはあるものの、肝心の説明書も入っていませんでした(^^;)。まあこの辺が中古で車を買う場合の問題点ということでもあるのですが、説明書についてはなくても私の場合何とかなることがわかりました。

 というのも、事前にホンダのホームページを確認したところ、年代別の車種を選ぶことでその説明書をpdfファイルでダウンロードできるサービスが有るのです。私の年式は平成18年なので、2005年の説明書をダウンロードすればいいわけです。

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 また、今まではこうしてダウンロードした説明書を見る時に、印刷するにもかなりのページ数になるので、どうしても説明書を携帯したい場合プリントする手間がかかりましたが、今はタブレット端末にPDFファイルをダウンロードすればパソコンで見るよりもかなり手軽に内容を確認できます。写真は10インチのタブレット端末にpdfファイルの説明書を表示させている状態ですが、目次からページを入力すれば見たい場所に直接ジャンプできますし、使い勝手も悪くありません。そもそも、説明書は必要な時にしか見ず、必要なところだけ印刷するという手もあります。

 説明書を入手できたことで、キーレスエントリーの形状がわかりました。私の車の場合はキーと一体化したワンボタンのキーのようです。ただ、スペアキーはどうにかして複製を依頼するとしても、普通にキーレスエントリー機能の付いたキーの再作成を依頼するとかなりの出費になるということを聞いています。そこで、これからネットオークションを使って私のフィットと同じものと思われるキーレスエントリー(解錠およびエンジンをかける用途には使えないが、キーレスの動作は可能なもの)を探してみようと思っています。スペアキーについては、幸いにしてスペアキーを追加するためのキーナンバーが書かれたタグが購入した書類の中に入っていたので、それを元にまずはスペアキーを一つ作ってもらおうと思っています。逆に言うと、このタグがない車というのは買うと自分の名前になっている車検証を提示してもスペアキーを作ってくれるかわからず、後で苦労するということでもあります。中古車購入時には車の機能や状態、価格で比較をすることもありますが、こういった細かい付属品の有無で後で大変なことになることもありますので注意しましょう。


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