情報弱者が番号案内を使わずに済ますために

2017年4月から変わるものにも色々ありますが、先日NTTから連絡が来てびっくりしたのが104で提供している番号案内について、その一回の案内料金の高さでした。今までも一回200円(税込216円)だったのには驚きでしたが、4月1日からはさらに上がり、一回250円(税込270円)になるそうです。

昔は相手やお店の電話番号がわからない場合にはまず104に掛けて聞くのがデフォルトだった方も少なくないと思いますが、それは番号案内が無料で行なわれていたということがあったかと思います。今の時代、昔と同じようにわからない番号を104でいちいち調べるようなことをやると、翌月の電話料金がびっくりするくらい高くなると思いますので、個人的には止めた方がいいと思います。

今、この番号案内が話題にならないのは、スマホでデータ通信を行なっている人からすれば、目的となる電話番号はネット検索を使って調べればいいということがあります。問題になるのがその場でネット検索が使えないガラケーのみの契約をしている人になるでしょう。特にこのブログを読んでいる人の年代からすると自分の父母や祖母の年代の人がガラケーを使っている中で電話番号を調べたいと思った時、104を使わないでどのように番号案内についてフォローしたらいいのかという事について今回は考えてみます。

そもそも、番号案内というのは電話帳に掲載されているデータを調べるものなので、今でも固定電話の回線がある家庭には配られている電話帳の「ハローページ」「タウンページ」を自分で調べればいいという意見もあるでしょう。しかし、高齢になればなるほど小さい文字が読みにくくなるわけですし、最近は固定電話を外して携帯電話のみで使われている方にとっては電話帳を入手するのも大変だと思います。そうなると、やはり大切なのは周りの人たちに電話をして教えてもらうことではないかと思うのです。

まず、普段良く電話をして電話番号だけでなく様々な話をする所が決まっているなら、しっかりと電話帳に使う本人がわかるようにして電話帳に入れておくのがまずは大事なのかなと思います。身内はできる限りわかりやすいように入れておくのも一つの方法です。高齢者用のらくらくフォンや、最近のガラホの場合、本体に「1」「2」「3」の番号があり、そこに特定の電話番号を登録していくことによりワンタッチでわからない場合に問い合わせができる親しい人のところに掛けさせるようにしておくことがまずは大事です。

もしそのような機能がないガラケーを使っている方がいたら、電話帳の画面を出した時の最初に一番よく電話する人が来るように、電話帳に入力する名前に工夫を一つ加えましょう。どういうことかというと、普通なら電話帳を呼び出すボタンを押した時、「あ」から始まる名前が最初に来ると思いますが、決して最初に来ることはない「鈴木一郎」さんを電話帳の一番最初に持ってくるために、氏名を入力する際の読みがな(姓の部分)を「すずき」とする代わりに「ああすずき」のように、他に入れている知り合いの名前でア行のどの人よりも早く表示されるような特別な読みがなを付けて登録すると、電話帳を出した一番最初に置きたい人の名前を出すことができるようになります。ちなみに、「あ」だけを最初に付けずに「ああ」を最初に付けるのは、例えば「愛川」というような知り合いが電話帳に登録されていたとしても、その前に表示されるようにするためです。

そうしておいて、電話番号を知りたいところがある場合は、104の案内に掛けるのでなく、上記のようにして登録している親しい人にいったん電話するなりSMSを利用した問い合わせをしてもらい(SMSは電話番号からメールが打てるので、文字打ちができるならメールにした方が相手に迷惑を掛けません)、電話を受けた方でネットを使って調べたのをコールバックするなりSMSで返すなりすることで、少なくとも一件につき270円というような事はなくなります。音声通話の場合言葉で電話番号を伝えることになるので、控えるためにはメモが必要になりますし、正確に伝わらない事も考えられるので、電話で問い合わせを受けた場合でも、SMSや、ガラケーで受信可能ならキャリアメールを使ってメール文面の中に電話番号を入れた方がさらに親切かも知れません。

もしどうしてもメールが使えないというのなら、その代わりメモと筆記用具はガラケーと一緒に常に用意しておいてもらい、掛けたいけどわからない番号のリストをメモ用紙に書き加えていくようにしてもらいましょう。そうすればそのメモ帳が電話帳の代わりにもなり、調べてくれる人に連絡が付かない場合でも過去に調べてもらったものならメモを見返すことで目的の電話番号がわかるようになります。

今後の事を考えると、さらに自分で電話番号を調べられない人にとっては厳しい状況が続くことは確かなので、そうした人を回りの人が助けてあげるような形でサポートする体制を、周辺の人たちが協力して作っておくことが必要になってくることもあるでしょう。どの時代にも時代の変化になかなか付いていけない人はいると思うので、できるだけ簡単な方法で携帯電話を使うことが今後ともできるように、そして高い料金を知らずに払ってしまうことがないようにできればと思っています。


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