普通郵便のハガキと封筒の料金についてはすでに具体的な価格が出ていた郵便料金ですが、個人的には手紙もハガキも(年賀状はのぞく)日常的には使ってはいないので、そこまで影響はないのですが、私が気になっていたのは定形の専用封筒を利用することで宅配便よりも安く、さらには全国一律料金の「レターパック」の料金についてでした。
すでに発表されているハガキ85円(63円から値上り)、25グラム以内の定形郵便は110円(84円から値上り)とかなりの値上り幅になっていたので心配だったのですが、追跡番号付きポスト投函のレターパックライトは60円値上げの430円。手渡し前提で基本的にはゆうパックと同じように配達できる「レターパックプラス」は80円増しの600円ということに決まったそうです。
私は個人的に友人に新茶の季節になるとお茶を発送する事が多いのですが、そうしたちょっとしたもの(旅先でのお土産を含む)は、例えば北海道や九州の知り合いに送る場合、宅配便と比べるとかなり料金が違います。レターパックは郵便局の商品なので「ゆうぱっく」の料金で比べてみると、一番小さい60サイズの場合、私の住む静岡から北海道だと郵便局に持ち込み、スマホ割りを付けても1,310円、福岡県の場合は870円、沖縄県だと1,170円となります。
どうしてもレターパックに入らなければ仕方がありませんが、逆に入る寸法のものを買って送るようにすれば、かなりの送料の節約ができます。現在使っているレターパックについては、10月以降は追加の切手を貼ることで普通に利用は可能だということなので、先に今のレターパックを多く持っていたとしても大丈夫です。自宅に記念切手などが余っているような方は、過去に購入した切手代で利用することができるというのが、他の宅配業者と違うところで、多く使わない切手を持っている方は、現在の価格で多くのレターパックをストックしておくというのも一つの考え方ではあります。
今回の発表は、そこまで値上がりせず、他の発送方法と比べての優位性は保たれた感じがあるので、今後もレターパックの継続使用は決定という感じです。車中泊旅の途中で面白そうなものを見付け、それをすぐ送りたい場合も、レターパックを用意しておけば、ポストに投函して送ることができますので、そういったやり方もおすすめです。ただし、これは過去にも書きましたが、基本レターパックはきちんと封ができれば厚さなどについての規定はないので、発送はできてもポストに入らない可能性も出てきます。その場合は郵便局などで手渡しで出す必要がありますので、ポストに入るくらいのものを送るようにするのがおすすめです。